162 絶望と後悔と懺悔と
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/* なんか、皆遠慮しいしいな感じになってるけど大丈夫か?ってなってる(o・ω・o)
(-84) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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[切りかかったリカルダの首が捕えられる。>>114 まるで脅しのように掛かる手に、ここから跳んでも 今の傷では間に合わないと思えば、下手には動けない。
助ける機はないかと、 始祖と、三日月斧を携えるジャニスとが交わす声を、 焦がされるような心情で聞いていた。]
(115) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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[やがて、名を呼び駆け出る姿が現れたなら>>112]
零瑠、君……
[眉根を寄せて目を細める。 血に縛られた吸血鬼において、恐らく始祖の命は未だ有効。 守護隊を全滅させろ、という――ここには絢矢もいる。 名を宛て、宛てられた二人だから、 お互いの血を流し合う事は避けたいと思っていたのに。
そう、守護隊の。 円を背負っていたキャロライナは、どこへ行った――?]
(116) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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人間をやめたらコレが愉しいのか。
[誘われるようにふらり、足を進める。 しかし]
無論、人として戻るつもりだったさ。 始祖に心配されるとは驚きだな。
[>>114ああ、こいつは本当に人を誘うのが巧い。 今すぐ飛びついて甘受してしまいたくなる、 もう少し幼かったら、そうしてしまっていたかもしれない]
そうして第二のお前のようになると? 御免だね。
――だから断ち切るつもりだ。 輪廻の輪にも入らないようにな。
[三日月の付け根まで斧を深く握り直す]
(117) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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/* そっとスローモーション側に参加してみたけど (万一の引き留め要員として)
すげえねむい */
(-85) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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[――…ふわり。
―――浮遊する感覚。
――…ゆらり。
―――揺蕩う、意識。]
(+34) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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[死の間際。 望んだのは、全てからの解放。 …だから、この魂は黄泉路を逝くとばかり思っていたけれど。]
――まぁ、 そういうわけには、いかないよなぁ…
[抱かれたのは、昏き地の底でなく、朝焼けの空。
嗚呼、眼下で今、起こっていることの結末は、 自分が向き合わねばならぬこの終焉は、
これまでの行動、その罪に対する罰となり己を縛り責め苛むのか、 それとも希望を遺し、この魂の標、次への福音と生り得るのか。]
(+35) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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[――あなたの居ない世界なんて、在りやしない。]
(*25) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[孤児院に来たばかりの頃は違和感しかなかった。 『Trail』の懐剣を握り締め、 濡れた窓の外を見上げる。
こんな空を、知らない。
こんな色を、知らない。
こんな涙を、知らない。
こんな雨を、知らない。]
(*26) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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止めなければ判らぬだろうな。
[やはり人間と鬼は相容れぬのだ。 一歩前に出たジャニス>>117に視線でそうだろう?と問い掛け誘う]
戻れるつもりだったとは驚きだな。
人にも鬼にも成らず、輪廻の輪からも断ち切るとは。 ではお前は何に成るのだろうな。
[三日月の斧を握り直す様子に、やはり傷が癒えるのは 早いと笑う。 断ち切られるのは、ジャニスか、それとも自身か。 血が流れ過ぎた。 もうジャニスを翻弄する動きは出来ない。
足掻くでも無く、詫びるでも懇願でも無く。 ただ、一度しか経験出来ないそれを愉しもうと目を離さない]
(118) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[今まで散々逃げ続けた男に対する神の選択は、きっと正しい。]
…最後まで見届ける、責任が、あるよな。
[正面から向き合ってやれなかった弟、妹へ。 長く肩を並べ、共に闘ったジャニスへ。 もういなくなってしまった兄、姉へ。 憧れ、背を追い続けたあの人へ。
…そして、刃の届くことのなかった仇敵へも。
――それぞれに対する想いがある。 自分の行いと、それの齎す結果を、今一度見つめて。]
(+36) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[こんな花を、知らない。
にこにこと、訳もなく笑顔であろうとする、 こんな自分を、知らない。]
(*27) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[遂に戦場に姿を現した獣の双眸に映るのは 総身を紅に染めた黄金の鬼に、 細い首を締め上げられる少女の無惨な姿。
嗚呼、――かの鬼は獣から 後、どれだけ大切なモノを奪えば気が済むのか]
(+37) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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/* おめえらこの時間から起き過ぎだろJK wwwwwwwwwwwしばふこぼれる */
(-86) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[今、獣を駆り立てる衝動は、怒りでも憎悪でも無い。 この足を動かすのは、金色の呪縛から逃れるため、捨て去ろうとしていた願い。
『囚われた家族の自由を取り戻す』
だから、斃すためではなく、 リカルダを奪い返すため、獣は――周は、黄金の鬼の元へと疾駆するのだ]
(+38) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[目を瞑ればすぐそこに、桜花が散っていた。 懐かしいあの日の様に。
あの夜のように。]
………おかあ、さま?
[あの方は、覚えて居なかった。 ほんの一時の邂逅。]
(*28) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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――――……
[始祖吸血鬼と白いコートの人が何話してるのか、聞き入る余裕もない。
ただ、左手に握った黒い刃の小太刀――『菖蒲』を、絶対に離さないように、って。
それだけを強く、――強く、思って**]
(119) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[獣となって叫び続ける弟の、魂の慟哭が戦場を駆ける。
儚く忘れ去られようとする弟の呟きが耳元を吹き抜ける。
結ばれることのなかった二人の、幸せを願う声がぽつりと響いて。
既に消えたかに思われる弟妹達の、魂の声は他にあっただろうか。]
[始祖を倒さんと最後の力を振り絞る一団を認めれば、 その結末を見守らんと、上空から幾らか寄り、]
………。
[決して目を背けることなく、全てを。 それがどのような結果になろうとも、受け入れよう。
あぁ、それでも。 願わくば、そこに一欠けの希望が遺らんことを――]
(+39) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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/* メモだと出せそうもないのでここでめっさごろごろしておく! ごろごろしておくのおおおおおおおおおお! 周にーさんに
しかし、しかし、この立ち位置よ…!
(-87) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[新しい母と似た気配。 けれど、もっと強く眩い気配。
緩やかな金糸が夜風に揺れて。]
……ほぅ
[吐息混じりの幼い一声が耳に届いたのか。 鬱金敷いた紅が常磐を見て。微笑みを向ける。]
(*29) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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私は私のままだ、何にもならんよ。 お前だってそうだろう。
[>>118ヒトと吸血鬼のまま、平行線をただ続ける]
なんだ、死すらもただの余興か? それでは何故吸血鬼という存在があるのだ。
[ただ消費されていっただけの命がどれだけになるか、 考えたくもない量の死体が今日も転がっている。 こんなことで人の数が戻るのかと疑問視したこともあった]
(120) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[爪の伸びた指先は、まるで手招くように。]
『エメリッヒ殿? 如何されました?』
[衣擦れの音と、あの方を呼ぶ母の声がなければ。 常磐は直ぐ様駆け寄っていただろう。
踏み出した一歩はその場に留まったまま。]
(*30) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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地に落ちればあっけないものなんだな。 ああでも少し話せて良かったか。
[>>112始祖を呼ぶ声が聞こえる、 そんな名前だったのかと今更知ることになった、が。
もう少し聖銀水の効果を実験したかったが時間も無さそうだ、 少なくとも始祖のことはまだ殺したいままだったし、 操られるような効果も無いようだ。 今後堕ちる前に留まる人材があれば良い戦力になるだろう]
これも楽しかったと、言うことになってしまうのか。
[始祖の心臓を一突きにせんと三日月斧を突き出した]
(121) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[風で散る桜吹雪。
何度瞬いても、鬱金重なるのは瞼の裏でだけ。
冀い、鳥籠の屋敷を出ても。 冀い、現実を忘れても。 冀い、夢幻の記憶を擦り替えても。]
(*31) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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[名を呼ぶ聲>>112が聴こえる。 視線を向けずとも、失った部位は再生したのだろう。 律義な事だと、ジャニスとの話の途中だと言うのに 浮かぶ笑みは少しだけ色を変えた]
吸血鬼の存在? そんなもの知らぬな。 それこそ人間は何の為に存在する?
人間同士で戦争と興亡を繰り返し、管理されなければ 勝手に滅ぶ種類だと思っているがな。
[意義など考えた事も無い。 ただ人間がいるから吸血鬼は存在し、 鬼が生きる事を赦しているから人間は生きられる。 それだけは変わらぬが]
(122) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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[『零』を『永久』に変えるのは、
*唯、一色だけ*]
(*32) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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愉しいだろう? 届かぬと思っていた高見の者を、その手で潰すのは?
[突き出された三日月の斧の刃>>121。 リカルダの首に力を込め掛けたが、血を失い過ぎたか リカルダの身体はずるりと地に落ちる]
ふん。 手に持てぬほど、育ったか。
[視線をリカルダに落しても、明けた筈の世界は薄暗く 見通す筈の視界も、針が落ちる音も逃さぬ耳も 爆発し、死んでいく基地の音を遠くに聞いた]
(123) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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/* ねたばれのように、最後、縁故をぶん投げた!!
ねぇ、零《ゼロ》と零《れい》を2つ合わせて横にすると 無限《∞》になるって、今、思ったのね……、
ねぇ、菖蒲ちゃん!まさかここまで考えて『常磐』にしたんですか!!(吐血)
(-88) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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………悪くない。
[心臓が潰れれば、全身を駆け巡る灼熱。 記憶の中で一番鮮烈な体験に、全身を紅く染めた 金の鬼は最期まで口元に笑みを浮かべていた**]
(124) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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―彼が零と出会った日―
[――零瑠。
記憶も、言葉も失った名も無き少年。 孤児院に来たばかりの彼は、まさに空っぽで。 ただ一つ、銘の入った懐剣だけを携えて。
そんな彼が喋るようになったある日のこと。]
「あんごおにーたん。」>>1:435
[『れい』って、どんな漢字があるの、と。 一緒に辞書を引いて、意味を調べて。]
あぁ、『いる』より『れいる』の方が綺麗だな。 …こんなのはどうだ?
[指し示したのは『玲』『麗』など。 幼いながらにも、彼にはどこか品があったから。]
(-89) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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