231 獣ノ國 - under the ground -
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( はじめは、ただの?)
[ヴェスパタインの口から漏れた言葉を 追おうとして、 心の中に一つ留めた。 走り出してしまえば質問を重ねることはできず 「急ぐのはあまり好みでは無い」という言葉に 思わず、苦笑を零したけれど 同感だった。*]
― 医務室 ―
[ジリヤ>>139の華奢な体は男が突き飛ばすには容易く きらり、煌めく雪原の色の髪は 今は毒々しく血塗れていた。
――腕に突き刺さった何本かの針が痛みを齎す。 ぽた、ぽた、ぽた、と白に朱を塗りたくるように 薬臭いはずの医務室に凝る血の馨。
視界の端、アマルテア>>140が倒れ その唇が「ありがとう」と紡ぐのが見えた。]
(144) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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メティス先生……。 ご無理はなさらずに、って……言ったじゃないか。
[どうして、という問いは届かない。 意識を手放す彼女に、彼は険しい顔をして、 こくりと頷いてから] (……それじゃあ同じだ。まるでおんなじなんだ。 お前さんが嫌う”猿”と。 お前さんはそれでいいのか。)
[ふらふらと立ち上がるジリヤに向けて 苦虫を噛み潰すように思って
――ヴェスパタインが低くジリヤの名を呼ぶならば そちらはお任せします、と一つ、視線を遣り
彼は腕を止血することすらなく ふと表情を消して地上へと連絡を済ませていく。]
(145) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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/*くらりっさに触れられてない…orz
(-81) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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/* ふあーーーーー、良かった(´;ω;`) 寝られる!!!わたし、寝られるよ!!!!!! 色々とすまなかったです!!!!!!
ひゃっほい墓下!!!!!!
(-82) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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[足音がしたと思えば、扉が勢いよく開き、叫び声が聞こえる。
一体、何が起きているのだろうか。
分からない私は、ただ茫然とそれを"眺めて"いるだけで]
(146) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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……クラリッサ君? 大丈夫かい
[そうして、その途中。 実験の副作用に見舞われた獣人に 針の刺さらぬ手を差し伸べれば 彼女が視力と手の感覚を失っていることに 気づけただろうか。定かではない。
もしもそうだと知ったなら、 酷く哀しげな顔をしただろうけれど。
……そうして、地上からの救援を待つ*]
(147) 2015/07/16(Thu) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 00時半頃
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わかいというより あおいというより 幼いなぁ、ジリヤさんは
(-83) 2015/07/16(Thu) 01時頃
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どう、なったの。 クラリッサ……無事、なのよね?
[恐ろしくても、確認しないわけにはいかない。 遅かれ早かれ、いずれ耳に入ることだ。 数分の躊躇いの後、私はそっと声をかける。 返事があるかは、わからなかったけれど]
(*26) 2015/07/16(Thu) 01時頃
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はい、大丈夫です。
[ふと声をかけられれば、それがした方に顔を向ける。 差し延べられた手に気が付くことは無いけれど]
ありがとうございます。
(148) 2015/07/16(Thu) 01時頃
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/* 赤ログ盛んなんだろうなあって思う しかしながら私にはさっぱどわからん。 (フラグは辛うじて読めたけれども)
血ィダラダラ流れてるけどどうしたものかな…… あぁグロテスク描写に力をいれたくなりまする
(-84) 2015/07/16(Thu) 01時頃
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/* ね む い2
(-85) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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……そう。大丈夫なら、いいんだが。
[ふと、クラリッサの掌を見た。 人間のそれになっている。
実験は成功したのか。 ……けれど、「それだけ」なら ジリヤはきっとあそこまで激昂しない。
きっと何かを代償として支払ったのだろうと―― 彼はクラリッサの様子に小さく溜息をつくと、 気づかれぬ掌を静かに下ろして 気を失ったアマルテアを心配そうに見遣った。
いずれ救援が来たならば、 それらを医務室まで案内して 運ばれるであろうひとびとを見送るだろう**]
(149) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 01時半頃
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/*
あ、救援これ今日中には来ないな....
(-86) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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/* あまり多角にしてもなと思って医療室避けたんですが、延々ソロールするのも単なるログ伸ばしになりそうだし、結果ぼーっと見守ることになってしまった… 多少不自然でも第二図書室行ってフィリップに会うべきだったかなー。 3日目、表で誰とも絡んでいないという! なんてこったい。 もっとうまく立ち回れるようになりたい。 基本、ここにいるよアピールして、誰かが拾ってくれるのを待つタイプだからな…
(-87) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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[それから、どれくらいが経ってからだろうか。
駆けつけた救援に案内されながら、私は――
中央玄関の、鉄扉をくぐった]**
(150) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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[ 塔に登る前 ]
[ ――>>117” たすけ ”を呼ぶ声が、聞こえた。 僕はかつりと踵を返して、開け放されたばかりの――もうすぐ閉じてしまいそうだけれど――扉を見る。
実験。 …アマルテア、の。
―――” 人 ”が、 ……できた? ]
―――……
[ 僕は急いで本部に連絡を取った。 これで間も無く、地下に” 救援 ”が行くだろう、けれど。 鶴の野望と、 あるひとりの獣人の願い――が叶って、僕は
とても複雑な、気持ちだった。 ]*
(151) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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[返事は、ない
返事はない
あの、ハリネズミの、返事は、ない]
(*27) 2015/07/16(Thu) 01時半頃
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[返事は戻ってこない。唇を噛み締めて、白いカップの中の黒い珈琲を見つめる。 私は、心から、クラリッサの無事を願っている。 けれど……けれども]
獣を人間にする薬が、完成したとしたら……?
[獣は、人間に迫害されている。その根底にあるものは、結局のところ恐れだと思う。 自分たちと違う生き物。けれど限りなく人間に近い生き物への、恐れ。 それなら、薬が完成したなら……使われる、だろう。恐怖の対象を、自分たちと同じ人間に、しようとするだろう]
そんなの、ごめんだわ。
[私は、人間になることなんて、望んでいない。 翼を失うなんて、真っ平だ。 私は……とうさまとかあさまの子どもである私は、こういう生き物なのだ。 冷たくなった珈琲を、一息に飲み干した**]
(152) 2015/07/16(Thu) 02時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/16(Thu) 02時頃
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