113 姫と古騎士村
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狩人も立ち入らない深い森の奥からやってくる、“人狼”は、ひそかに人間と入れ替わり夜になると人間を襲うという。隣国の出身でありながら戦功名高く、Sirの称号を賜った若き英雄、Cointossと配下の聖貨騎士団は、この魔物の噂を重く見ていた。
恒例になりつつあった臨時徴税を収めた村人たちは、水車小屋で招集の命令を受け、不安を覚えつつも集会所へと集まるのだった……。
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…そっちじゃないよ、こっちだよ。 ここ、秘密基地なんだ。雨もへいきだし暖かいよ。
(0) 2013/02/02(Sat) 15時半頃
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議事暦1177(0..100)x1年 冬
52(0..100)x1年続いた王国の命運が、ついに途切れようとしていた。**
(#0) 2013/02/02(Sat) 16時頃
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おいたわしや、王子よ……。 まだ、全てを理解するには早すぎる。
そして、理解する時間はない。
[齢3+2才のオスカーを見ながら、顔では微笑みながらも、内心は……]
(1) 2013/02/02(Sat) 16時頃
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[オスカーに裾を引っ張られて、城の隅の秘密基地へと辿り着く。そこは数年前に打ち捨てられた倉庫だった]
ははは。これはすばらしい。さすが王子。 だが、暗いでしょう?
[しばらくそうして王子と話し、最後に王のことに話題が及んだ]
王は……。少々、体調が優れないようで。 何、すぐに元気になりますよ。
[高い高いをして欲しいと言われて、それをしながら、微笑んだ。兄たちは皆遠い所に言ったといってある。 そう言うのがよいのかは分らなかったが…… 眠そうにしているのを持ち上げて、城へと戻ると、既にほとんど残っていない侍女に王子を預けた]
(2) 2013/02/02(Sat) 16時半頃
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[雪が降っていた。城から見える山脈の先、敵陣の跡が見える。今はそこには姿が見えないが、既に進行路となる街は占拠されてしまっている。今年の冬と雪は早かった。そうでなければ、既に城も落ちていただろう。頼る者がある者は既に城からは出ている。残っているのは、他に行き場のない者と、王国に忠誠を誓う者と、何か城に未練にある者と……。 自分はそのうちどれだったろうと、ふと思う。 全てかもしれない。
最近は少し暖かくなってきた。春の訪れは近い]
(3) 2013/02/03(Sun) 13時半頃
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[掌に落ちた雪は、じわりとにじんで、すぐに解けた。先日までの嬲るような雪とは大違いだ。山脈の方は、まだ雪は激しい。しかし、それもじきになくなっていくだろう。
春。芽吹きの春に、けれどこの王国は、この雪のように**]
(4) 2013/02/03(Sun) 13時半頃
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[雪の降る中。 尖塔の最上階から、その姫は遠い戦場跡を見つめていた。 開かれた窓から吹き込む雪が、髪を、服を濡らす]
伯爵は、あそこで討たれたのか。
[先日の戦いで、5歳上の婚約者を亡くした。 いわゆる政略結婚だ。 王家の娘として生まれた以上は決められた相手に嫁ぐものと割り切っていた。 だから、婚約者を愛していた訳ではない。
貴族の跡取り息子にしては珍しく嫌味ったらしい部分の感じられない、感じのいい青年だった。 そして、自分に愛情を向けてくれていた。 そんな婚約者に好感は抱いていた。時間があれば、愛情に変わったかもしれない程度には好いていた]
(5) 2013/02/03(Sun) 15時半頃
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[ほう、と。ため息を零して。 目を伏せて十字を切る。
以前なら、雪を払い暖かくするように促しただろう、お付きの侍女ももういない。 幼い頃から傍にいてくれた彼女は、最後まで傍にと言ってくれたが。 自分の分まで幸せになって欲しいと、説得して逃がした]
………ああ。 話し相手がいないのは、寂しいな。 のども渇いたが…… 自分ではお茶もいれられないんだった。
[窓を閉じて、一人つぶやく。 侍女を逃がした事を後悔することはないが。 せめて、その前にお茶の入れ方くらいは教わっておけばよかった――と。 またため息を零した**]
(6) 2013/02/03(Sun) 15時半頃
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[ふと、頭上を見上げると、塔にミッシェルの姿が遠く、見えた。気づくかどうかはさておき、恭しく礼をする。
もはや数えるほども残っていない斥候の姿が見えて、そちらへ振り向く。耳打ちをされる。 数年前に嫁いで行った王女が離縁されたとの事だった。 嫁ぎ先は王国の今の敵対相手と友好関係にあった。そこに僅かに望みを繋いでいたのだが、それも絶たれてしまったということか。思わず天を仰ぐ。 元王女は修道院・僧院の類へと入れられたと言う事だった]
無事でいらっしゃればいいが。
[政略的に嫁いで行った、ということは、王国が滅べばその価値もなくなるに等しい。嫁ぎ先で既に確固とした地位を築いていれば別だろうが、そもそも、それができていればこのような事態にもならなかっただろう]
(7) 2013/02/03(Sun) 18時頃
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そういえば……。
[ふと、ミッシェルの見ていた先、つまりは先ほど自分が見ていた先で、彼女の婚約者が亡くなったことを思い出した。
緩く、首を振る。好青年だった]
確か。……。
[姫の侍女は姫の意思で逃げたのだったな、と思い出す。いつの間にか消えていたものもいる。リネンの類を手に取ると、尖塔を上がった]
姫。お風邪を召されませんように。
[丁寧に扉を三度叩いて、反応を待った**]
(8) 2013/02/03(Sun) 18時頃
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[しんしんと、雪が地面を白く埋め尽くす。 傍らに控えていた愛想の欠片もない侍女に目をやり]
もう、逃げなさい。 ……貴方は逃げたいのでしょう?
[そう告げたとたん、慌てて首を振る侍女を見据える。 本当は逃げたい、と思っているのに。 きっと――逃げてしまえば、死ぬ可能性が高くなるからだろうか。]
そう。 逃げたくないなら、好きにすればいい。
[結局そう返事をして、侍女から目をそらし白い地面をじっと見つめた。 大して国にとっては重要ではない立ち位置の自分。 あの雪のように、自由な未来など踏みつぶされるのだ。]
(9) 2013/02/03(Sun) 20時半頃
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[自分に与えられた役目は、他国の王子との婚約のみ。 それすらもこの戦いで失われてしまったが。]
……はぁ。
[白い息を一つ吐き、少し身震いしながらも部屋に入ろうという気力はなかった。 戦いで命を落とした婚約者は、名前すら覚えていない。 素の自分を受け入れてくれなかった、金と権力に目の眩んだ哀れな男。 死の知らせを聞いても、何の感情も湧かなかった。]
…寒い、ね。
[誰に話しかけるわけでもなく、それだけ呟いた**]
(10) 2013/02/03(Sun) 20時半頃
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開いている。入ると良い。
[聞こえたノックの音に、女性らしからぬ口調で応え。 ティーセットもなにもないテーブルを前に、椅子に腰掛け足を組んでいる姿のままで、訪問者を迎え入れる]
オズワルド卿か、どうしたんだ。それは?
[元騎士団長の顔は当然見知っていた。 もしかしたら、子供の頃に彼や彼の部下にせがんで、乗馬や狩りを教えてもらったこともあったかもしれない。
そのオズワルドが手に持つ布に、不思議そうな顔で首をかしげた]
(11) 2013/02/03(Sun) 21時半頃
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失礼。
先ほど外を見ていらっしゃったようですので。 お風邪をお召しになってはいけないと。
[恭しく跪くと両手で布を差し出す。 乗馬や狩は基本的には王子ならまだしも王女なので、あまり教えようようとはしなかったろうが、どうしてもとせがまれれば、王にお伺いを立てて、護衛もかねて教えただろう。狩はさておき、乗馬くらいは出来ても悪くはないし、好奇心で抜け出されるよりはいいだろうと]
(12) 2013/02/03(Sun) 21時半頃
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/* おっさん好きがひっそり潜り込みました。 おっさん増えないかなぁ。
あ、ちなみに口調とかのイメージは、ガンパレの舞ちゃんです。
(-0) 2013/02/03(Sun) 22時頃
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ああ、すまない。 オズワルド卿は、相変わらず目敏いな。
[差し出されたタオルを受け取り、髪をがしがしと拭う。 日頃、侍女に任せきりだったので、自分の身の回りの事などはできない。 朝、他の侍女に頼んで整えてもらった金の髪が、ぐっしゃりと乱れた]
ところで、オスカーはどうしている? あの弟は、オズワルド卿によくなついているからな。
(13) 2013/02/03(Sun) 22時頃
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姫様……。
[乱れた髪に何か言いかけるが、こほんと咳払いをする。 後で手の開いている侍女に言っておこうと思い直す。タオルを受け取ると、立ち上がった]
ああ。王子様でしたら、遊び疲れて今は眠っていらっしゃいます。何でも、秘密基地を作ったとかで。
(14) 2013/02/03(Sun) 22時半頃
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