197 獣ノ國
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−回想・ベッドの上で−
[この期に及んで、彼の誘い>>392を断るわけがない。手を引かれ、柔らかなベッドにたどり着いたのなら、微かに微笑む事も出来ただろう。……別れが近付いている事は、分かっていたのに。
彼の腕の中、ただ髪を撫ぜるその手だけを感じている。胸に湧き上がるのは、歓びか、哀しみか。ジャニス自身にも、よくは分からなかった]
……勝手な人。
[返される言葉>>394に、ほうと深く深く息を吐き出す。酷く手前勝手な言葉だと思った。そしてその言葉に歓びを見出してしまう自分に、呆れすら覚える。……けれどその言葉を、否定する事など出来はしない。勿論肯定も、出来なかったけれど。
交わされる会話は、ジャニスの望んだ通りの他愛ないもので。それでも恐らく、此方から話題を差し出す事は出来なかっただろう。彼の話を聞き、それに相槌を打つくらいしか。 ただひたすら、縋る様に。彼の声を、聞いていたかったから。
別れの時に、何でもない風に告げられたそれには、一度柔く微笑んでみせて。……けれど、すぐにその顔は、くしゃりと歪んでしまった。此処までは我慢出来ていたのに]
(6) 2014/10/07(Tue) 02時頃
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――いって、らっしゃい。
[酷く震えた声。きっと、笑顔も作れていない。涙すら、溢れているかも知れない。けれど、彼から目を逸らす事など出来なかった。 口付けの後、離れる姿を目で追って、手を振ってみせる。"行かないで"――と。零れそうになる言葉は、唇を噛んで押しとどめた]
ルーカス……、待っていてね。
[彼が出て行き、その扉が閉じられたのなら。俯いて、透明な筋の伝う頬を漸く拭っただろう。 落とした言葉は、きっと。彼に届く事無く、雨音にかき消されてしまっただろうけれど*]
(7) 2014/10/07(Tue) 02時頃
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/* 何かもう恥ずかしいししにたい
(-5) 2014/10/07(Tue) 02時頃
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/* ああああと安価ミスってるつらい。つらい。。。。急いでたんです。。。。
(-11) 2014/10/07(Tue) 02時半頃
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−自室−
[あれからどうやって此処まで帰って来たのか、正直な所、あまり定かではなかった。ホテルを出て、タクシーを拾った所までは覚えているのだけれど、その後の記憶はただただ曖昧模糊としていて。 泣いたせいか腫れた目元を擦って、欠伸を一つ。寝る前に端末を開いてみれば、ニ通の新着メールに気付く。 そのうち宛先の書かれていない方>>1:310に小さく眉を上げれば、躊躇いつつも開いてみる。ちらりと中身を見て、そのメールの差出人を察せば、苦笑を一つ]
(24) 2014/10/07(Tue) 03時半頃
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―――――――――――――― 差出人:ジャニス 宛先:ビースト ―――――――――――――― Re:Bonjour 20xx年 10月3日 ――――――――――――――
ごきげんよう、ビースト。 けれど、アナタのベルは他に居るんじゃないかしら。少なくとも、アタシではないわよね。
コートは確かに受け取りました。 でも、女の子を遣うのはどうかと思ったわよ。そんなんじゃ嫌われちゃうんだから。
それに、お陰で日に三人も獣人に会うはめになったわ。 ま、他の二人は、アナタみたいに意地悪じゃなかったけれどね。
――――――――――――――
(25) 2014/10/07(Tue) 03時半頃
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[そうして次に開いたメール>>1:330には、ぱちりと瞬きを。……ああ、そういえば彼の少年には、あの無様な光景を見られていたのだった。ほんの少しのバツの悪さを味わいつつも、ため息を吐き出す。なんてカッコ悪い]
―――――――――――――― 差出人:ジャニス 宛先:シメオン ―――――――――――――― Re:Re:こんにちは恋人サン 20xx年 10月3日 ―――――――――――――― 無事に帰れたのなら良かったわ。流石に心配はしていなかったけれど。 あら、アンタをお茶に誘ったら、彼女さんに悪いわ。この前一緒に歩いていたでしょう?
ああ、気にしないで。知らない方が普通なんだから。 それにアタシ、あれから獣人に会ったの。だからもう、この話は良いの。此方からしておいて、ごめんなさいね。
そうね、ちょっと、怖い目にあっただけで。 アンタに心配される様な事は、別に何も無いわ。
――――――――――――――
(26) 2014/10/07(Tue) 03時半頃
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…………、
[そうして、最後に。 このメールを、彼が読んでくれるかは分からないから、これはただの自己満足だけれど。私用のアドレスから、つい先程まで共に居た彼のに向けて、一通のメールを打ち出す。 書きたい事はいくらもあった。それでも、そのどれもこの場には相応しくない気がして。やはり会って話すのが一番だろうと、ただただ簡潔な文章だけを送り出す]
―――――――――――――― 差出人:ヨハン 宛先:ルーカス ――――――――――――――
20xx年 10月3日 ――――――――――――――
きっと待っていてね。**
――――――――――――――
(27) 2014/10/07(Tue) 03時半頃
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/* 取り敢えず委任だけしておこう…。落ちれるのかなあ…ちょっと不安ではあるんです……他居なそうですけどね……
(-17) 2014/10/07(Tue) 04時頃
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[汚れてしまったコートは、いっそそのまま捨ててしまおうと思った。元より何着か持つ中の一つ、というだけで、思い入れのあるものでもない。 けれどふと、ポケットの中に入れっぱなしだった天使から貰った連絡先を見付けて。……少し躊躇ったけれど、此方から連絡を入れてみる事にする。 "また今度"、なんて。そんな約束を守ろうとしたわけではないけれど。……誰かに会いたいと思った時にこれを見付けたのだから、彼女に会うべきなのだろうと、そんな言い訳めいた思いを胸に]
(49) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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―――――――――――――― 差出人:ジャニス 宛先:天使ちゃん ―――――――――――――― ごきげんよう 20xx年 10月3日 ――――――――――――――
昨日ぶりね。 突然だけれど、今日はお暇かしら? 会って、お話したいの。
待ち合わせ場所も、時間も、そちらに合わせるから。 連絡待ってます。
――――――――――――――
(50) 2014/10/07(Tue) 11時頃
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……何も、顔を殴らなくったって良いのに。
[鏡を見て、いつも通り薄く化粧を施す。 鏡に映るジャニスの頬が赤く腫れているのは、兄に殴られたからだ。家を出ると言ったら、理由も聞かずに殴られた。 そうしてその後は、幾度もの謝罪と共に縋りつかれたから、今は寝室に鍵をかけて立て籠もっている。どちらにせよ、こうしていれば兄はそのうち会社に行く筈だ。良くも悪くも、真面目な人だから。
彼の紳士に出会った時に着ていたコートと同じ物を身纏う。キャリーバッグに詰めた荷物は、思いの外多くなってしまった。……これでも、必要最低限に留めた筈なのだけれど。
そうして兄が居なくなったなら、天使からの連絡を待つ間、暫くこの街で最後の一時を堪能しようと外へ出る。 一先ず今日も、朝食を食べに公園近くのカフェへ向かう事にした]
(52) 2014/10/07(Tue) 11時半頃
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/* いろいろとタイミングが悪かった……。あとこれソロルで喉枯れそうでわろいますね。アタシってほんとばか。
(-28) 2014/10/07(Tue) 11時半頃
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―カフェテラス―
チーズケーキと珈琲。
[端的に注文だけを落とせば、昨日とまるで同じ席に腰を落ち着かせた。 好物のチョコレートケーキにしなかったのは、獣の青年がチーズケーキが好きだと言っていた事を思い出したから。そして苦手な珈琲を頼んだのは、"彼"が好きだと言っていたから]
――にがい。
[届けられた珈琲を一口飲んで、ぽつり。苦いし、先程兄に殴られて出来た口内の傷にぴりりと滲みて、思わず顔を顰める。……やっぱりホットミルクにすれば良かった。 どす黒い飲み物を、ぼんやり見つめながら。もしかしたら彼も今この時、珈琲を飲んでいるかもしれない、なんて、哀愁めいた感情に柔く口元を歪める。
今日がこの國で過ごす最後の日だというのに、ジャニスの心は妙に凪いでいた。唯一の肉親には別れを告げた後だし、思い残す事はほぼ無いからだろう。
……もう舞台に立てない事へは、少しの寂しさを覚えるけれど。とはいえ、ただ場所が変わるだけだと考えれば、此処への執着も和らいだ。まあ、向こうでの"観客"は、ただの一人しか居ないのだけれど。
そうして端末を取り出せば、また一通。届くかも分からない相手へ、電子の手紙を送り出すだろう]
(65) 2014/10/07(Tue) 11時半頃
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―――――――――――――― 差出人:ヨハン 宛先:ルーカス ―――――――――――――― 無題 20xx年 10月3日 ――――――――――――――
家を出ると言ったら兄に殴られたわ。 お陰で口の中が切れて珈琲が滲みるったら。 この責任、ちゃんととってよね?
そういえば、アナタにもお兄さんが居るのよね。 次に会った時に、どんな人なのか、詳しく教えてちょうだい。
p.s. 珈琲ってどうやったら美味しく飲めるの?
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(66) 2014/10/07(Tue) 11時半頃
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[返事が欲しくて書いた文章ではなかった。むしろその逆で、返事が来たとしても、ジャニスはきっとそれを開く事は出来ないだろう。 それでも、"彼"へとメールしてしまうのは、少しでも繋がっている実感が欲しいからで。随分女々しい事だと苦笑する。
そうして最後に、最近入り浸っていたコミュニティサイトを開こうとして……止めた。だってもう、"獣人"について知りたいとも調べたいとも、思わなかったから。 ことりと端末をテーブルに置けば、フォークを手に取って、そうしてゆっくりと、ケーキを攻略にかかっただろう。
……置いてすぐに鳴り響いた電子音>>56には、ひとつ。苦笑を浮かべはしたけれど]
(67) 2014/10/07(Tue) 11時半頃
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/* 今後の動きを殆ど考えていないマン
(-29) 2014/10/07(Tue) 12時頃
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/* スージーちゃんのト書きが可愛らしいから一回お話してみたかったなあ
(-30) 2014/10/07(Tue) 12時頃
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/* アッあとこの國から出る方法を考えなければ。そしてそれを忘れないようにしなければ……。
(-31) 2014/10/07(Tue) 12時頃
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[チーズケーキを突きながら、テーブルに置いたままの端末を操作する。 先に誘いのメールを送った天使からは、まだ返信は来ていない。であれば、彼の誘い>>56に乗るのもまた一興だろうと、喉の奥でくつりと笑う。 ……今ならきっと、もう逃げたりはしないだろうから。あんな無様を晒した彼には、きちんとお礼をしなくては]
(71) 2014/10/07(Tue) 13時頃
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―――――――――――――― 差出人:ベル 宛先:ビースト ―――――――――――――― Bonjour Beast 20xx年 10月3日 ―――――――――――――― 相変わらず、お世辞が上手ね。 安心して、アタシにかけられた魔法は、0時を過ぎたって解けたりはしないから。
あらそう。それなら、アナタには他にも物語があるって事なのね。 良いわビースト。アナタのベルになってあげる。 アタシには、アナタを元の姿に戻す力は無いから、アナタは哀れな"野獣"のままだけれどね。
一人はアナタ。一人は金糸雀。もう一人は、小さくって臆病な蜘蛛よ。 アタシ、彼を探しに行かなければならないの。だから会うなら、今日しか無いわ。
丁度アタシも、アナタに返さなければいけない借りがあったわね。小さな天使ちゃんが来る前までは、お相手出来ると思うから、以前と同じ場所で待っているわ。 来るも来ないも、アナタ次第だけれどね。 ――――――――――――――
(72) 2014/10/07(Tue) 13時頃
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/* ヤニクくんとのあれこれも片付けておきたいんだけどカリュくんも誘っちゃってあるしこれどうなるか私自身にもわかりませんごめんなさい。。。。あと喉やばい(やばい)
(-34) 2014/10/07(Tue) 13時頃
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/* pt足り無さ過ぎわろたってなってるいや笑えないです。ほんと笑えないです。これだめだ。ヤニクくんの相手しながらカリュくんの相手なんて出来るptじゃない。お話したいとか言ってる場合じゃなかった申し訳ない……
(-44) 2014/10/07(Tue) 16時頃
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――良いのよ別に。 アタシが"王子様"を探しに行くんだから。
[硝子の靴>>80など必要無い。探すのは"彼"ではなく、ジャニスなのだから。ぽつり、と。そんな事を呟いて。 返事を送ろうと動かした指先は、瞳は。背後から聞こえた声>>83にぴたりと止められただろう]
"Bonjour おはよう 奥様は?"
[昨日のやり取りを、そっくりそのままなぞる様に。振り返ったジャニスの顔には、恐れなど浮かんではいなかったが。 ――けれど。差し出された紙袋>>84に、きょとりと一つ瞬きを。だって、全くの予想外の物だったから]
……お詫び? ヤダ、やめてよ。身構えてたアタシが馬鹿みたいじゃない!
[困った様に眉を寄せ、拗ねた子供みたいな表情で返す。まさか獣の青年が詫びの品を持ってくるだなんて、全く考えてもいなかった]
それに、ケーキまで頼んでるのね。 アナタの分のチーズケーキも、注文しようと思ってたのに。
[趣味でないチーズケーキを突きながら、いっそ恨めしげに言葉を紡ぐ。彼の持つケーキと紅茶には、羨ましげな視線を。……慣れないものなんて、頼むべきではなかったのだ]
(92) 2014/10/07(Tue) 16時頃
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……ねえ、アナタ、珈琲は飲める? 飲みかけで悪いんだけど、良かったら交換してもらえないかしら。
[彼が珈琲を嫌いだなんて知らないから、そんな、何とも自分勝手な提案を落とし。窺う様に小首を傾げてみせたら、彼は一体どんな反応を返しただろうか。
そうして端末が震えたなら>>90。獣の青年に断って、返信を打ち始めただろう。その時、メールの相手が彼の天使だという事くらいは、伝えたかもしれない]
(93) 2014/10/07(Tue) 16時頃
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――――――――――――― 差出人:ジャニス 宛先:天使ちゃん ―――――――――――――― 心配無用よ。 20xx年 10月3日 ―――――――――――――― ああ、昨日はアタシ、ずっと室内に居たから。 アナタの方こそ、大丈夫だったの? 外に居たなら、折角の翼が、濡れてしまったんじゃないかしら。
そう、良かった。断られたらどうしようかと思ったわ。 用事って、本屋さんにかしら。 申し訳ないけどアタシ、その人に会った事無いの。ごめんなさいね。 ―――――――――――――
(94) 2014/10/07(Tue) 16時頃
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/* 私硬い文章しか書けないからゆるやかに文章綴る人とお話してると申し訳なくなります…
(-45) 2014/10/07(Tue) 16時半頃
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/* 絶対気遣わせたなあ…申し訳ない
(-61) 2014/10/07(Tue) 21時頃
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[押し付けられた紙袋>>119を見詰めて、これを本当に受け取って良いものかと暫しの逡巡を。けれど結局諦めた様にため息を吐いて、テーブルの上に置いた。……貰えるものは貰っておこう。 席に座る獣の青年を見送って、好物だと言いながら>>120珈琲を受け取る様には安堵の息を吐いただろう。もしかしたら、"彼"と趣向が似てるのかしら、なんて。ぼんやり考えながら。ジャニスにしたら、珈琲が好きだなんて理解出来ない事だったけれど]
いいえ、まだ……。 あら、アナタも?気の多い天使さんだこと。
[遠慮無くミルクティーを口にしながら、端末を操作する。その唇は苦笑めいて吊り上がっていただろう。同じ相手からの着信が、何だか奇妙な友情の様なものを感じさせて]
――アタシは、もう、演技はしないから。 少なくとも、此処では。
……だから、アナタのベルにはもうなれない。
[珈琲を飲み干す姿>>122を、無感情な瞳で見詰める。 続く口上>>123には、眉を寄せたまま皮肉げに口端を上げた。 崩されていくチョコレートケーキ。楽しげな口調。けれどどうにも、それに乗る気にはなれない]
(209) 2014/10/08(Wed) 09時頃
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[やがて空っぽになった皿と、立ち上がる彼とには、そっと目を伏せて。去る背中>>124に追い縋る様に、言葉を贈る]
ジャニスじゃないわ、ヨハンよ。 ヤニク、アタシ……アナタと友達になりたかった。
[もう、きっと。会う事は叶わないのだろうけれど。 こうやって贈った言葉も、届いているかは分らないけれど]
ええ、また会いましょう。 アナタにも、天使のご加護があらんことを。*
(210) 2014/10/08(Wed) 09時頃
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