30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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まぁ、そんなとこ。
[プールサイドへゆるく泳ぎつつ、涼んでいたのかとの問いに頷く。
暑いから。そうきっと、暑いからなんだろう。]
目? [言われて、はっと片手で半面を隠す。]
あぁ、これは…割と最近なんだ。コッチの学校に転ってくる少し前。 まだ…なかなか慣れねぇ。 [そういえば、モノクルをしていたなと思い至って、そのレンズ越しの目を見上げた。]
(4) 2010/09/04(Sat) 00時頃
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[暑さのせい。 そう、この夏の暑さと…あの薔薇があまりに鮮やかなせいだ。
抑え切れぬ何かが、胸の奥で暴れ続けているのは。]
(*0) 2010/09/04(Sat) 00時頃
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[忠告には、こくりと素直に頷く。] 根詰めると頭痛くなるもんな。 …勉強遅れてるから、少しは何とかしなきゃならねーんだけど。
で、…アンタも?
そう言うのはダテで付ける奴が多いから、そうかと思ってた。
(10) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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あと… [気づいていたのだか、しばし口にして良いのやら迷った問い。]
それ、どうしたんすか? 随分大荷物…。
(24) 2010/09/04(Sat) 00時半頃
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…若気の至り……?
いや、すんません。なんか変なこと聞いちまって。
[若気もなにも、今だって若いのだろうけれど。]
…悪戯程度で済みそうにないときって、どうすりゃいいんすかねぇ…。 [謎掛けにはなんとなく察するものの答えられず、代わりにぽつりと零すのは先程のどう仕様も無い罪悪感。
少なくとも、ルームメイトの彼よりは、その方面に強いだろうとアタリをつけたのは、なんとなくモテてるだろうなという雰囲気から。 流石に件のルームメイトが密かに思いを寄せているなんてことは知らない。]
(32) 2010/09/04(Sat) 01時頃
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じゃ、上がってメシ喰ったら…、 …いや、手があいたら行きます。
[すぐ行くと言わなかったのは、やはり気まずくて逃げてきてしまった部屋の住人が気になったから。]
(34) 2010/09/04(Sat) 01時頃
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[水から上がれば、冷え切った身体は酷く重たい。 それでも精神的には、先程よりは少し落ち着いてはいた。
適当に水気を拭って着替える。 スラックスはちゃんと履いたが、シャツはバサリと羽織るだけ。 濡れた髪もそのままに、アイパッチだけはきちんと付けた。]
(57) 2010/09/04(Sat) 01時半頃
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[濡れた水着とタオルをひとまとめにナップサックに詰めて、ダルそうに寮へと帰る。
途中、薔薇園でふと振り向くと、茂みに小さく身を丸めた少年が、縋るような目付きでこちらを見ているのに気づいた。]
…何……? [見上げる彼は、口許に小さく指を立てて。
少女のように整った顔と華奢な身体と長い銀髪と。 その目元が赤く腫れていたのは、もしや思わず想い人の居る窓をそっと覗いて、その先の激しい秘め事を見てしまったからなのか。 それは事情を知らぬ編入生には、分からぬこと。 ただ、身を隠しているのだということだけはわかったから、黙っていてと訴えるその目に、小さくうなづくよりほかなかった。]
(61) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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[少年の目は訴える。胸が苦しいと。耐えられないと。 叶わぬのならばいっそのこと、身も心も壊して忘れさせて欲しいと。
風が吹く。濃厚に香る赤い薔薇。]
(*2) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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[ふと押さえる額。 目眩がしたのは日差しと香りにやられてか、それとも慣れぬ片目の視界が歪んでか。
零した吐息は熱くて、一度かくれんぼ中の下級生を見やってから、寮内へ入る。
自室のドアの前で立ち止まり、一呼吸して気まずげにノックを二つ。]
(65) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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…うぉ!?
[開けようとしたドアが目の前で押しあけられ、ごちりとしたたかに額を打った。
思わずしゃがみ込み、額を押さえて唸る。ちょっと涙目。]
(68) 2010/09/04(Sat) 02時頃
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…ぅ、…すんませ………
[クラクラと目眩。あたった瞬間星屑が飛んだかもしれない。 切れてはいないのだろうけど、コブくらいはできてしまいそう。]
(70) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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ちょーっとまてや。
確実に喰えそうな候補として考えてたベネット霊セシル妖とかおいおいおいおいwwwwww
まぁ、相方サイラスだしそっちに頑張ってもらってる間に新規開拓か…
(-15) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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…いや、その……
なんか、俺の方こそ…色々心配かけちまって。 目測誤っただけだし、熱くてのぼせてしょうがねーからちょっと泳いできただけだし…
[だらしなく羽織っただけのシャツ。 濡れた赤毛からの消毒薬の匂いでプールに行っていたことは容易に想像がつくか。]
(73) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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すんません…
その、ベネさんよく寝てた…から。 [気まずそうに弁明する姿は、やはりしつけ中の犬。]
(75) 2010/09/04(Sat) 02時半頃
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…ベネ…さん……?
[頬へと伸ばされる手を振り払うことはなかった。 そんな風に、縋るように言われるなんて思わなくて。
けれど、傍にいるのが怖い。 近寄れば、シャツに吸われたか寝汗の匂いが鼻へと届く。 それが、あまりに生々しすぎて、自分を抑えられなくなりそうで。
吐息が熱を帯びそうになる。 深呼吸をして、額の痛みに意識をやって、やり過ごす衝動。
代わりに痛みが増したから、小さく呻いて額をさすった。]
(79) 2010/09/04(Sat) 03時頃
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ドナルドは、小さくうなづいて、大人しく治療を受けにいく**
2010/09/04(Sat) 03時半頃
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[隻眼の視界は、今は薬品庫に向かう背中だけを見つめて。 薬の匂いがキツイからか、多少は落ち着いていられる。
嗅覚がやけに敏感になったのは、視野の片側を失ってからか…それとも……
幾度か声をかけようとして、やっぱり出来なかった。]
(88) 2010/09/04(Sat) 09時半頃
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…すんません。 [ぽつりと小さく答えて、湿布を受け取る。
互いに距離を取るような気まずさ。 その年上のルームメイトがどんな思いでそんなことを言うのかを、察することが出来るほど気が利く訳ではなく、自分の事だけでいっぱいいっぱいで。
心と身体はいつもちぐはぐだ。 忌まわしい欲情は感情とは別に動くから厄介で。 慕う心と裏腹に、衝動は何処へ牙を剥くかわかりはしない。]
(94) 2010/09/04(Sat) 10時半頃
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[うまく飼いならす方法も知らぬまま、力だけはついてしまったから。 …首輪も鎖も無かったら、狂犬の暴走を止められる奴は恐らく居ない。 今は不在の隣室の男ならば、あるいは…といったところかもしれないけれど。
訳在りの危険物の監視に、敬虔で真面目なベネットをつけた大人たちの目論見は、それなりに正解ではあったのかもしれないけれど、 寮生達の複雑で後ろめたい人間関係までは、大人たちも把握してはいなかった。 様々なしがらみや慣習や人間関係を教えるには、真面目な彼は些か不向きだったのかも知れぬ。
押さえの効かぬケダモノは、寮内において危ういバランスを保っていた人間関係を知らず掻き乱していくかもしれない…]
(96) 2010/09/04(Sat) 10時半頃
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[手洗いシンクの上の小さな鏡を、長身を無理に屈めた姿勢で覗き込みながら、 額にぺたりと貼る湿布は、なんとも情けなく滑稽な姿。]
…うーわ、かっこわりぃ…… [濡れた前髪をあげたり下げたり…なんとか誤魔化そうとするもなかなかキマらないようだ。]
(98) 2010/09/04(Sat) 10時半頃
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[その言葉はさほど大きな声では無かったのだろうけれど、 胸には鋭く突き刺さるようで。]
…嫌いって訳じゃ、ねぇんです。
[低い声は、室内の静かな空気を僅かに揺らす。
この複雑な感情を、未熟な魂はうまく伝えられない。]
(101) 2010/09/04(Sat) 10時半頃
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…ベネさん。
[プール上がりの冷えた肌。その背中に感じるぬくもり。
少なくとも自分の中では、この年上の少年は真面目で高潔で綺麗なままだから。 穢れたどす黒い自分の中のケダモノが、それを壊してしまいそうで怖い。]
…たいせつ、なんすよ。
だから、アンタみたいな人が、俺に関わっちゃ…いけない。
[鏡の中の自分の顔はあまりに情けなくて、見るに耐えなくて目を伏せる。]
(110) 2010/09/04(Sat) 11時半頃
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[ぐ、と拳を握り締めて、決壊しそうな理性を留める。]
壊したくない…んすよ。 …俺、壊し方しか知らない。
……だから。
(114) 2010/09/04(Sat) 12時頃
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…すんません。
[なんだか今日はずっと謝ってばかりだ。 セシルにも、ベネットにも。
彼はダメで、彼なら別にいいのか。 そんな己の醜さに自己嫌悪は募るばかりで。
情けない表情を見せたくなくて、背中を丸めてそっと出て行く。]
(123) 2010/09/04(Sat) 12時半頃
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[重い扉が閉まる音は、広い廊下に響いた。
そこに立っていたのは…長い銀髪を揺らした少年の姿。 小柄な彼はうなだれた隻眼を見上げて、まだ赤味の残る目元を、少し細めた。]
『おなじ、だね。』
[かけられた声に、訝しげに瞬くと、下級生はクスリと寂しそうに笑った。]
『だって…君も、さっきのわたしとおなじ目、してる。』
[面食らうこちらへと、しがみ付いてくる華奢な腕。 銀の長い髪が揺れるたび、漂う濃厚な薔薇の香りにどきりとした。 耳元で微かに囁かれるのは、先ほど庭で匿った事への礼と…。]
(129) 2010/09/04(Sat) 13時頃
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『…忘れたいんだ。
苦しくて欲しくてたまらないのに、あの人は夜空の月みたいに遠いの。 叶わないんなら、いっそ壊れてしまいたい…。』
[華奢なその白い手が、アイパッチ越しに横顔を撫でる。 その手首に残る鮮やかな赤。
髪の香り、薔薇の香り。それがあまりに濃厚で、思考は次第に染められる。 まだ乾ききらぬ襟足へとまわされる白い腕。爪先立ちの不安定な姿勢で、唇の先端だけを重ねてくる。]
…まて、…お前…。 俺、優しくなんか、できな…っ [言いかけた言葉と共にふさがれた唇。 蕩けるような感触に思わずへたり込めば、丁度小柄な彼からしやすい高さになってしまって。 貪られる唇は、あまりに優しく情熱的な感触。]
『もう…いいの。優しくなんてしなくていい。』
[いっそ投げやりな態度で、縋りついてくる下級生の誘惑になにも抗えぬまま。]
(132) 2010/09/04(Sat) 13時半頃
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『─今夜、薔薇の木の下で…逢って。』
[耳元に残った、囁き。 惚けたまま、揺れる銀髪が遠くなるのを眺めていた。]
(133) 2010/09/04(Sat) 13時半頃
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ドナルドは、ベネットが居るはずのドアの向こうを一度振り向き、背中を丸めて其処を後にした。
2010/09/04(Sat) 14時半頃
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[額に湿布を張ったままの滑稽な姿は、前髪を引っ張って降ろしても結局どうにもならなかった。 頭痛がするのは打ったせいか、それともあの子の香りに当てられたせいか。 だらしなく羽織ったままのシャツに香る、薔薇の残り香。
少し部屋で休もうと思って、ふらりと廊下を行く。]
(144) 2010/09/04(Sat) 14時半頃
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[窓越しに眩しい夏の日差し。
隻眼を細めれば、咲き誇る薔薇の茂みと金色の髪。 目があったような気がして、小さく会釈した。]
(146) 2010/09/04(Sat) 15時頃
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[呼ばれたような、そんな気がして庭へと降りる。 じり…と熱い日差しが黒革のアイパッチを焼いた。]
…そこ、好きっすよね、先輩。 [水やりをしていた姿を思い出して、そんなことを言う。]
(148) 2010/09/04(Sat) 15時半頃
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