162 絶望と後悔と懺悔と
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……はい。
[諦めたように眸を伏せ 安吾の腕に身を委ね、 駆けて来るジャニスに伏せた瞳を上げた──直後。]
…──ッ!!
[舞い降りた気配>>5:203に 肌を粟立たせ振り返った。
安吾の呼吸に合わせ 絢矢も地を蹴り横に跳ぶ──けれど]
──ッぁ、く
[たったそれだけの動作に汗が滲むほどの痛みを覚える。]
(1) 2014/02/17(Mon) 00時頃
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[冬の冷気よりなお寒々しい 辺りを凍り付かせるような殺気。
残虐さと酷薄さだけを感じさせる人外の美。
それ以上に、肌身に感じる圧倒的な力────]
始祖吸血鬼…────
[すぅ、と。 痛みが──引いてゆく。
痛みより、畏れより、 殺意が──勝る。]
(8) 2014/02/17(Mon) 00時半頃
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[──矢は。 一度放たれれば自分では止まれない。
途中にどんな障害があろうとも、 的を射抜くまでは──唯、一途に。
一直線に、飛ぶ。
止める手立ては、一つしかない。 放たれる前に止めることだけ。]
(16) 2014/02/17(Mon) 00時半頃
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/* [始祖の前へと、名の通り矢のように駆け しかし直前で地を蹴り軌道を鋭角に変え、 ジャニスから授けられた縮地で始祖の背後へと──]
ッ──!!
[回ろうとした絢矢の眼前に現れた──影。>>12
勢いは殺せないけれど、それは大きな隙となる。]
↑↑ ここまで死亡フラグ
明之進ありがとうwww
(-14) 2014/02/17(Mon) 01時頃
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[駆け出そうとする一歩目を 安吾の腕が挫く。
崩れた体勢を立て直せないまま]
!?
[肩に掛かった手に振り向いた。]
っ…──
[躰が浮き上がる感覚。
己を呑み込み、 人として越えてはならない一線を 喰い潰さんと湧き上がる高揚ごと、細い腕に攫われる。]
(29) 2014/02/17(Mon) 01時頃
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[高揚が去れば、再び襲う激痛。
苦鳴を堪えて己を支える小柄な少年の首に縋る。
その者の纏う力は確かに鬼のもの──なのに。 絢矢は不思議と、 鼓動が落ち着いてゆくのを感じていた。]
(33) 2014/02/17(Mon) 01時頃
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[薄く開いた眸に、 間近に滲む、霧のような黒檀の色彩。]
明……ちゃん……?
[声は幽か。
>>37囁くような声に導かれるように再び眼を閉じ 絢矢は眠るように意識を失った。]
(40) 2014/02/17(Mon) 01時半頃
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[実際は、過ぎた痛みから精神を守るために 脳が強制的に機能を閉ざしただけであるけれど。
瞼を閉じた絢矢の顔は 束の間五年前に戻ったかのように穏やかだった。**]
(44) 2014/02/17(Mon) 02時頃
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/* お兄ちゃんお母様に連れ去られて捨てられる? それってボクの想定してた常磐失踪ルートだよ(◍'౪`◍)
(-24) 2014/02/17(Mon) 08時半頃
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─ ─
『菖蒲──』
『待ちなさい──菖蒲』
[──闇の海を白い腕が泳ぐ。
どこへ逃げてもどれだけ逃げても 腕はどこまでも追い掛けて来る。
息が上がり、走れずに、 桜の、太い幹の影に身を潜め、 息を整える少女の手首に、白い、細い指は絡みつく。
その手はぞっとするほど冷たくて、 掴まれた手首から、凍り付いてゆくような気がした。*]
(100) 2014/02/18(Tue) 00時頃
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─ 空き倉庫 ─
[蝋細工のような白い腕が宙を彷徨う。 縋るように伸ばされた腕は 誰かに取られるよりも早く指先をぴくりと折り曲げ]
───…
[薄暗がりに、菫色が開いた。]
(105) 2014/02/18(Tue) 00時頃
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[話し声に──ではなく。 一際濃い鬼の気配に起こされて]
──なにを、してるの。
[闇夜に輝くような紅を二対、順に見た。
意識が落ちる前に見た黒檀は 艶やかな髪の色であったのか──或いは夢か。
眸を開ければ広がっている現実に 落胆を覚えることも、もうなくなってしまった。]
(112) 2014/02/18(Tue) 00時半頃
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アヤワスカは、目を覚ましたのはキャロライナが出て行った後。
2014/02/18(Tue) 00時半頃
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ここでなにをしているの。
[表情は凪いで、 ついさっきの苦悶さえ嘘のように 静かな声で問いを繰り返す──けれど。
額に滲む汗が、消え去らぬ痛みを物語る。]
(117) 2014/02/18(Tue) 00時半頃
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[傷を心配する明之進を一瞥し、首を振る。]
傷の痛みは忘れられる。 ボクの躯なら、始祖吸血鬼を斃すまで保てばいい。
いるんだ、すぐそこに──敵が。
[視線は真弓へと向いて]
邪魔をしないでと言っても無理でしょう? お姉ちゃんはまだ、始祖の命令に逆らえない。
[すぐにまた明之進へと戻る。]
ホリーは死んだ。 真弓お姉ちゃんが、殺した。
明ちゃんはもう──自由?
(125) 2014/02/18(Tue) 01時頃
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アヤワスカは、眉を顰めながら、上半身を起こす。掛けられた軍服を腕に抱いて。
2014/02/18(Tue) 01時頃
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[真弓が刃を隠すのを見なかった。 しかし見たとしても、 主なき刃に何も思うことはない。
真弓から明之進へと渡される刃を感慨もなく見遣り, 顔の半分に強張りを覚え右手で頬を撫でる。
ボロリ──。何かの欠片が剥離する。 白い軍服の上着に落ちたそれは、暗闇では黒に見える黒紅。
それは乾いた血だった。 更に擦れば、顔面を赤く染めた血が 垢のように剥がれ落ちた。
無表情に頬を擦っていた手は、 白い上着に薄汚れた欠片の貯まるのを見て、止まる。
キャロライナの物だろう軍服に汚れが付くのが厭だった。]
(131) 2014/02/18(Tue) 01時半頃
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[肯定>>127の返答を得れば、小さな吐息が漏れた。 けれど、続けて叱るように言われれば]
───どうして
[真っ直ぐに顔を上げ、尋く。
昔のように無垢な瞳で首を傾げたりはしない。 さりとて叱られる理由も本当にわかっていない風。
その間も変わらぬ人形のような眼差しは、 何より雄弁に、少女の変質を物語る。]
(142) 2014/02/18(Tue) 01時半頃
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[差し出された手を取ろうとしない白い手に、 明之進の手が重なる。
冷たい手。 闇夜に白い──母の手のような。
けれど今は、同じほどに己の手も冷たい。
近付く瞳は、偶に見る不吉な紅い月にも似て。 しかし齎されるのは真逆の鎮静。
何を──と、問おうと開きかけた唇が、 真弓の言葉>>130に遮られて閉じた。]
(143) 2014/02/18(Tue) 01時半頃
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[理依に託した贈り物は彼に届いただろうか。
真弓の口から出た名を聞いて、 思ったのはそんなこと。]
見逃していいの?
[早く行けと告げる姉を見上げ、尋く。
なぜゆかぬのかと思われているかもしれない。
絢矢は──。
立ち上がらない──のではない。 立ち上がれないのだ。]
(151) 2014/02/18(Tue) 02時頃
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[上体を起こし、 そのまま立ち上がろうとした際に気付いた。
恐らくは膝。──靭帯が切れている。
激痛を表情に出さないよう堪えるのは骨だった。 噛み締めた唇の内側に鉄錆の味。]
…──。
[>>147痛みを寄越せと言う明之進に 今度は絢矢が瞼を伏せる。]
(152) 2014/02/18(Tue) 02時頃
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[渡せない。 これは贖いだから。
犯した罪の重さは己で負うべきなのだから。
──だから]
明ちゃん、ボクを置いてって。 リッキィを連れて、どこか遠いところに逃げて。
もう殺さなくても生きてゆけるでしょう。
辛いだろうけど、 きっとどこかに理解してくれる人はいる。 リッキィと二人で、 人と鬼が、共に手を繋いで生きられる場所を探して。
(153) 2014/02/18(Tue) 02時半頃
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涼ちゃん…──?
鬼に、なったのは涼ちゃん?
[>>156置いて行けないという言葉を 涼平が生きていると解釈し]
─────。
[明之進が『罪』を口にすれば 絢矢は口を閉ざす。
五年──。 その間に、彼らが生きるために その足元に積み重ねてきた屍の数は。
鬼の支配──とは、 直接心を殺すのでなく、行いの自由を殺すものであれば 理性あるまま重ねて来た罪の重さは如何許か知れない。]
(164) 2014/02/18(Tue) 09時頃
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[五年前より少し成長した躰。 それでもまだ、陸軍駐屯地で見た直円よりも幼く見える貌。
昔と違う、間を置かない受け答え。
望めば不変。 それが鬼であるはずなのに、 明之進は変わった。
真弓も──。]
(165) 2014/02/18(Tue) 09時頃
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[鏡写しの湖面。 底に抱えるものの深さは窺えない。
穏やかでいて芯は強い かつての姉はもういない。
今の真弓はその名の通り──温度を持たぬ月のよう。]
(166) 2014/02/18(Tue) 09時頃
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──!
[沈黙を切り裂く風音>>161。
咄嗟に小太刀を抜いて迫る音へと翳したのは 明之進を守るためというよりは、身に付いた反射。
舞い込む黒衣のよく見知った気配に 握ったままの刃はキャロライナの軍服の上へ。]
サミュ、ホリーはもう死んだ。 だから、明之進は──…、
[真弓を守る立ち位置。言葉。 誤解を解こうとするように言うけれど、 そうではないと、わかっている。]
(167) 2014/02/18(Tue) 09時半頃
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…──サミュエル。
始祖がいる。 今、安吾さんとジャニスさんが戦ってる。
[告げた上で、問う。]
ここで何をしているの?
[護りたいなら 助けたいなら
今、やるべきことは──?]
(168) 2014/02/18(Tue) 09時半頃
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アヤワスカは、サミュエルが真弓の手を引いて駆け出すのなら、その背を黙って見送ることになる。
2014/02/18(Tue) 09時半頃
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[明之進の発した警告>>170に 掛けられた上着を跳ね除け、くないを構える。
右膝を庇った不自然な体勢ながら 真弓がサミュエルへ攻撃する素振りを見せれば その腕を狙おうと。
けれどそれは、 サミュエルの眼からは真弓への攻撃と見えようか。]
(175) 2014/02/18(Tue) 14時半頃
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/* 壊れてから会いたいね……常磐お兄ちゃん。
(-54) 2014/02/18(Tue) 16時半頃
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[構えた刃の先で血を流したのは──深緋。]
まゆ、──…
[闇の中、黒く頬を流れ落ちる川は涙にも見えた。]
───…。
[駆け出したサミュエルを、 従う真弓を、追い掛けようとはしない。
金の鬼の声を聞くことは出来ない。 しかし真弓は、きっとその命令に抗おうとしている。
戦っている──。]
(195) 2014/02/18(Tue) 21時半頃
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[二人の去った倉庫。 襲撃の報を受けて中身はほぼ空に近い。
不要と判断された物資の箱が 戦火に黒くシルエットを浮かび上がらせている。]
───……、
[箱の一つに手を付いて躯を支える。 相対する者のなければ立っているのも苦痛。
小太刀を握る腕さえ熱い。
筋肉も靭帯も、 小さな損傷は数え切れないほどだろう。
支える腕がなければそのまま膝を突き 衝撃に耐えて声を呑む。]
(207) 2014/02/18(Tue) 23時頃
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[起き上がった時に床に落ちた軍服の横に 根付と髪飾りが落ちている。
手を伸ばし拾い上げれば、 零瑠と真弓に渡すんだ──と、 話してくれたキャロライナの笑顔さえ思い出されて]
─────明ちゃん
[明之進の袖の一端を掴み、 絢矢は静かに、その名を呼んだ。]
(219) 2014/02/18(Tue) 23時半頃
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