312 【突発R18】グロリアさん家の無礼講
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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紳士ならびに淑女の皆様、わたくしの館へようこそ。 世間の噂など唯の噂話、此処でひととき御寛ぎなさいな。
(0) 2022/06/24(Fri) 00時頃
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「行ってしまったわね。お父様達。」
窓の外、降り続く雨と、その中で門を出て走っていく黒塗りのリムジンを眺めながら、グロリアは呟き、傍らの付き合いの長い壮年の使用人の一人に告げた。
「それで、留守には誰が残っているのかしら。
…いいわね。今年もやりましょうか。
お父様のいないこんな時だけの、羽根を伸ばしての『無礼講』を…ね?」
告げる目は意味深げで、一筋の妖しげな光が宿っていた*
(#0) 2022/06/24(Fri) 00時頃
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はあ…長雨って憂鬱ね。 紫陽花は眺めても綺麗だけれど、こうずっとでは飽きるわ。 違わない?
[自室でコーヒーを口に運びつつ、ため息をつく。 両親水入らずで送り出せば、自然と留守番になる。 姉のグロリアが妙にそわそわした様子だったのは見逃さない。]
今年も…かしら。好きなものね。姉様も。 もっとも…
[続きを言おうとして、口に含んだコーヒーに顔をしかめ、カップをカタン、と置いた。]
前から言ってるでしょう?これじゃ苦すぎて風味がだいな、まるで泥水みたいだわ。 珈琲一杯もうまく入れられないようなら、お父様に言いつけてもいいんだからね?
[紫陽館に住む一族の中でも使用人への当たりがきついのは、務める者達ならよく知るところだろう。
最も、それをあえてやっていると知っている者はそう多くないかもしれないけれど**]
(1) 2022/06/24(Fri) 00時半頃
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申し訳ありません、コリーン様。 …ですが、本日煎れさせていただいた「パナマ・ゲイシャ」は、特に濃い香りと、苦みの後に残る後味の良さが特徴の品種でして、梅雨時の湿った空気を忘れるにはぴったりでございます。 よろしければ、そのままご賞味くださいませ。
[投げられた言葉を意にも介さず、『男性』が告げる。 彼女のあたりがキツイ事には、とうの昔に慣れ切ってしまった。
――紫陽館には、幼い頃から奉公に来ている。 それ故に、若さに似合わず上級使用人としての立場につき、側近として館の住人と接する事が許されている。
「有力貴族の五男」から始まった身としては、十分に出世したと胸を張れるだろう。]
(2) 2022/06/24(Fri) 04時頃
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[それに、この館に勤めるのも悪い事ばかりではない。 待遇そのものは悪いわけではないし――何より、今年も「無礼講」の時期がやってきた。
今まで、「無礼講」にはほとんど必ず参加してきた。 過去に参加した者達とはおおよそ顔を合わせただろうし、機会さえあれば、館の住人達とも「無礼講」を愉しんだろう。 もしかしたら、グロリアやコリーンとも。
もっとも、相手の承諾さえあれば、「無礼講」の時でなくとも、自分は構わないのだけど。**]
(3) 2022/06/24(Fri) 04時頃
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[コリーンに珈琲を振る舞ってから、暫し後。 彼の姿は地下のワインセラーにあった。 目当ては、来客に振る舞う為のブランドワイン。 どうせ「無礼講」が始まれば、全て取り合いになるのだ。 先に確保しておくに越した事はない。 ーー要は、「無礼講」が始まるまで、指摘されなければいいのだ。]
この時間のワインセラー担当の分け前は確保したし、キッチンで七面鳥の丸焼きも手配した。 口裏合わせと隠蔽もばっちり。
いやぁ、こういう時は上級使用人の立場様々だね。
[小脇に抱えられるだけボトルを抱えて、ワインセラーを後にする。 今日はもう仕事は入っていない、手土産も手に入った。 「無礼講」を共に過ごす、目ぼしい相手に声でもかけてこよう。]
(4) 2022/06/24(Fri) 14時頃
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ふうん…そう言えばあまり飲んだことない味のようにも思わなくもないけど…
[一口啜りながら、セレストの言った通りの味か確かめる。 正直なところ、そこまで違いがわかったかと言われると、否なのだけれど。 首をひねりつつ一口、一口と飲むうちに、カップは空になり、薄く引いた茶色の溜まりが底に残るばかりだった]
まあ…いいわ。言われてみれば確かに後味はすっきりしてるのかもね。 いいわ。さっきのは無し。
(5) 2022/06/24(Fri) 20時頃
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[半ばは単なる脅し…というよりはわざときつめに言ってみただけ。 要はわがままのようなもの。
セレストはまだ若いながらも気は効くのは知っているし、五男であるたけで、実家の家柄は随分いいという話も聞いた。 本来そう邪険にする理由もないのだ。
それなのに当たりがきついのは]
…何してるの?いいわよ、もう下がりなさいな。
[そのセレストの余裕を崩さない態度が少し癪に触るからというのは、多分端からも丸わかりだろう。
直接無礼講の時に楽しんだことはまだなかったと思うけれど、随分楽しんでいるらしい事は知っているし、だからこそ、という事もあった*]
(6) 2022/06/24(Fri) 20時頃
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[コリーンの命令を受ければ、一礼し、そのまま後ろ手にドアを押し開けた。 けれど、そこで立ち止まって口を開く。]
無礼講では楽しんではいますが、この家の方々に忠誠を誓っているのも、本心ですよ。 コリーン様の言葉が、全て本心でない事も知っていますしね。
でなければ、他人の世話なんぞごめんですから。
[言い終わるなり、するりとドアの向こう側へと身体を滑らせて、そっと扉を閉めた。
ドアの向こうから、声が響く。]
(7) 2022/06/24(Fri) 21時頃
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後程、カフェオレをお持ちいたします。 ミルクをたっぷりと混ぜた、甘い物を。 無礼講の前に、気分を落ち着けるにはぴったりでしょうから。
[足音がドアから遠ざかり、やがて聞こえなくなる。
―――…しばらくして、部屋の前にルームワゴンが留まっている事だろう。 白く、顔が映る程磨き上げられたカップに、ホコリが入らぬように、小さなハンカチを被せて。 カップの中には、約束通りカフェオレが注がれていた。*]
(8) 2022/06/24(Fri) 21時頃
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[男は懐中時計を開いた。 就業時間の終わる僅か15秒前。 開いた時計をパタンと閉じると最後の一文字を書き終えて今日の仕事の締めとした。
ここに来てから半年ほどだろうか。 男の仕事は投資から資産の形成、税金対策、経理や財務などの分野におけるアドバイザー或いはコンサルタントのようなものだった。 だが、直接ルーカスに雇われているわけではなく銀行からの謂わば出向ような形であった。 それゆえに、男はこの家の人間に「様」を付けることはしない。
そんな男だが、直接雇われていなくともたしかに広義では使用人だった。 使用人かそうでないかを分けるのは食事だ。 家の人間と使用人は決して食事の席を共にしない。 それが普通のこと。
男の名は、ジェイムス・ザーゴ。 この家で誰と食事をするかといえば、使用人たちと一緒であった。*]
(9) 2022/06/24(Fri) 22時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2022/06/24(Fri) 22時頃
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さて、どう話を振るかな
(-0) 2022/06/24(Fri) 22時半頃
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ワインを抱えて持っていくとして、その後どうしようかな
(-1) 2022/06/24(Fri) 22時半頃
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――中庭の一角に、開けたスペースがある。 そこへテーブルを並べて、仕入れたワインやら、七面鳥やら>>4、事前に購入しておいた果物やらを並べていく。 即席のパーティ会場というやつだ。 顔なじみには一通り声を掛けておいたし、特に隠すこともしていない為、何度か無礼講に参加した人間ならば、ここを知っているかもしれない。
(10) 2022/06/25(Sat) 08時半頃
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そして、もう一つ。 半年ほど前にやってきた、コンサルタント。>>9 彼の部屋の前にも、ワインを一本、置いて来た。 この『パーティ会場』の場所を示す地図を置いて。 ドアを開ければ、置き土産には気付くだろう。 どうするかは、彼の判断に任せよう。
それに、誘う相手は彼一人ではない。 一通り準備を終えたら、また目ぼしい者達を誘いに出かけるとしよう。**
(11) 2022/06/25(Sat) 08時半頃
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[命じた通りセレストは立ち去ろうとして、けれど振り返って言った言葉>>7に、憮然とした表情を向けた]
それは…ええ、我が家のために尽くすのは使用人としては当然のことだけれど。 わかっているならいいのよ。
…って、私の事はどうでもいいでしょう?! もう…さっさと行きなさい!
[急に自分の内心に話が飛んだのに少し動揺しつつ、声を荒らげて退出を促した。]
…カフェ・オ・レはええ。 置いておいて頂戴。
[相変わらず食えない男だ、と思いつつも、その後の申し出>>8は大人しく受けておいた。 実際に、後で運ばれたミルクのたっぷり含まれた一杯は、文句のつけようのない味だった*]
(12) 2022/06/25(Sat) 14時半頃
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ーしばらく後ー
[自室を出て、回廊の中程の出窓から階下を見下ろすと、中庭で無礼講の準備>>10が進められている。セレストが、ここでも率先して準備をしているようだった。 余程楽しみなのか、元々そういう性分なのか。
もちろん自分は無礼講の準備にあまり関わった事はない。 面倒だという事もあるし、使用人のせっかくの息抜きに水を差すのも悪いという気持ちも(絶対言いはしないが)なくはないからだった。
それに、日頃のストレスや鬱憤から解放される場だ。解放されるまでは溜め込んでおいてほしいものだし]
それにしてもあんなに張り切って。
[主のルーカスは知らないだろうけれど、この時は、ワインセラーや食糧庫の上等な食材も>>4それなり振る舞われる。というより使用人達がいつの間にか持ち出している。 もちろんグロリアや自分は知っていても何も言わないし、本当に当主のお気に入りの品とか、咎められるような物に手を付けていなければ、問題になることもないが]
(13) 2022/06/25(Sat) 15時頃
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さもしいのよね。使用人は基本的に。 ……でもまあ、そうでないと困る…
なんて思ってる私も大概さもしいかしら。
[少し自嘲気味に笑いつつ、 もう少ししたら屋敷に残っている者たちの顔を見てきてもいいかと思いつつ、ふと思い出す]
そう言えばジェームス…父様の私用についていくわけないし、今日も仕事かしら。
[資産運用のアドバイザー、あるいは相談役という立場で銀行から来ている彼>>9については、金融の専門知識に自分が疎い事もあってあまり日頃から多く話をすることはない。
ただ、他の使用人とは違うのは承知の上、あまり居丈高な物言いをすることはなかったし、屋敷には珍しい立場の相手、仕事内容や人柄への興味とか、そういうものから顔を合わせたときに話をしたことは何度かあった]
…どうするのかしらね、彼。
[口は固そうだけれど頭も硬いかしら、父様に告げ口などしはしなければ良いけれど……などと思いつつ、少し楽しそうに笑みを浮かべた*]
(14) 2022/06/25(Sat) 15時頃
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[つまり、男は使用人とは言っても家の事や、主人とその家族の身の回りの世話をするわけではなかった。雇われの身という意味合い、家の者ではないという意味で使用人だった。 直接の雇用関係にないため傅くことはないが、それでも顧客である以上は最低限の礼儀を持って接していたし、他の使用人についても偉ぶるようなところはなかった。当然である、この家の者でない以上は他の使用人との間に上下関係やそれに類する関係性はなかったのだから。
主人の家族でもなく、それでいて使用人とも少し違い、そして客というわけでもない男は、もしかするとこの屋敷では少し浮いた存在だったのかもしれない。
そんな男が仕事を終え、執務室を出て自室に戻ると扉の前に何かが置かれていた。
ワインと何かを示している地図。 地図と言ってもこの屋敷の中の様だが。 これが何を意味しているかまでは書かれていない様だった。]
(15) 2022/06/25(Sat) 16時頃
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[来いということだろうかと男は思案する。 ワインはなんの意味があるのか。 と、深読みしてしまうのは男の癖であった。]
ルーカスさんが居ないことと何か関係があるのか。 当主の目の届かないときに……。
[不意に口を突いた。 もしそうなら、男にはそういうことをしそうな人物に心当たりがないわけでもなかったが、使用人の一人がやったなどということ思惑の外であった。]
(16) 2022/06/25(Sat) 16時頃
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[誰がやったにせよ、男は軽々に乗る様なタイプではなかった。 男は使用人の様ではあったが、銀行屋であり外の人間である。 不始末や不手際はそのまま銀行の信用に繋がる。
とは言え。 当主が不在だとしても、それほど大胆なことが繰り広げられることはないだろうと軽くも考えていた。 この時は、そう考えていたのだ。 これから何が起こるかなんてことは、男にとっては想像の慮外も甚だしい。
そうして思案はやや消化不良のまま、ワインと地図を手にするとそのまま自室へと入っていった。*]
(17) 2022/06/25(Sat) 16時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2022/06/25(Sat) 16時頃
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ひとしきり、パーティ会場を設営し終えて、チェアに腰かけて一息。 今年の無礼講はどうなるだろうか?と、きたる時に向けて思考を巡らせる。
今年、初参加となる銀行員の彼はどんな反応をするだろう? これから行われる事に、驚いて腰を抜かすだろうか? それとも、これ幸いと心の奥底に秘めた本性を曝け出すのだろうか?
まだ彼が赴任してから半年、グロリア様やコリーン様に比べてしまうと、付き合いの長さではどうしても劣ってしまうけれど。 「赤の他人」と、ただ掃いて捨ててしまうには、勿体ない間柄だろう。
これを機会に、仲を深める事もできるかもしれない。
(18) 2022/06/25(Sat) 22時半頃
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コリーン様はどうであったろう? 無礼講には、一昨年から参加している事は知っている。
使用人に対しての、意図してのキツイ態度、そしてあのはちきれんばかりのプロポーション。 そんなコリーン様に対して、無礼を許される。 どんな状況に彼女が置かれるか、察しはつく。 ――自分の見当が間違っていなければ、だが。
それでも、彼女のキツイ態度は変わる事はない。 そして、今年もまたコリーン様は、旦那様に随伴せず、この館に残った。 「コリーン様もまた、無礼講を愉しみにしている」と、結論付けるのは早計だろうか。
(19) 2022/06/25(Sat) 23時頃
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もし、そうであれば。 コリーン様を満足させる事は、仕える者として当然。 ――無論、機会があれば、の話ではあるが。
「ねぇ、そこの君。 今まで、コリーン様がどのように無礼講を楽しんでおられたか、教えてくれないかい?」
パーティ会場の招待客へ、声を掛ける。 使用人ならば、主人の声ならぬ声にお応えするのも義務。 少なくとも、自分はそう思う。
コリーン様がどのように過ごしていたかわかれば、彼女が何を望んで無礼講に参加しているかのヒントにはなるだろう。*
(20) 2022/06/25(Sat) 23時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2022/06/26(Sun) 09時頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2022/06/26(Sun) 14時半頃
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ー会場ー
[使用人といっても、直接邸内で当主や家族と関わる者達ばかりではない。紫陽花の咲き誇る庭園の管理をする園丁や料理人やハウスキーパーなどもいる。 主もいなければ、そういった者達も遠慮なく屋敷の中に顔を出す。 会場にはそう言った使用人達も来ていたいた>>20し、その中にはセレストの質問に答えられる者もいただろう。]
(21) 2022/06/26(Sun) 15時半頃
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