21 潮騒人狼伝説
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―自室―
[生ぬるい風と共に雨が降り出した頃。
まるで地底へと引きずり込まれるかのような、 異質な重苦しさに一つ呻きをあげた。
隣で眠る女の紅い髪は、 男の頬を、そしてむき出しの鎖骨や胸板を舐める。
夜の深淵は、未だ帳を下ろした侭、 捕らえた意識を手放そうとせずにいて。
無意識で隣で眠る女の身体を、縋りつく様に抱き寄せた]
(25) 2010/07/17(Sat) 02時頃
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[夢の中、幾度となく繰り返される鮮血の舞台。 走って、 走って、 走って。
渾身の力で足を動かすも、異形の足には敵わない]
――――……っ!
[逃げる背中へと伸ばされる鉤爪が、易々と皮膚を切り裂いて。 つぷり、と。 耳のすぐ後ろで嫌な音を立てた]
(26) 2010/07/17(Sat) 02時頃
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――――ッ、ぅ……。
[男は飛び起き、女を抱いていた手を耳の後ろへと当てる。 裸の背中を、ぽたぽたと汗が伝って]
…………あぁ、
夢、か――――…。
[漏れた声は、酷く疲れと。 そして安堵の色を滲ませていた]
(27) 2010/07/17(Sat) 02時頃
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[男の様子に、隣で眠る女――タバサが、 目を擦りながら上体を起こす。
白く柔らかい肌がうす暗い室内に仄かに浮かび上がり、 視線を誘う。
どうしたのかと、いつもの間延びする口調で尋ねる女に]
……いや、なんでもない。 少し、変な夢を見ただけだ。
[滲む汗を指先で拭いながら、緩く首を振る]
(28) 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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[男の返事にふぅんと曖昧な相槌を打つと、 女はまたシーツの中に潜り込んで。
また眠りに落ちたのだろう。 シーツの下の柔らかな曲線が、ゆっくりと穏やかな上下を繰り返し始める。
それを横目で見ながら]
しかし、厭な夢だった、な。 [瞳を閉じればありありと、 皮膚へと食い込む鉤爪の鋭さを思い出させて。
男は、悪いものを吐きだすかのように、 大きく息を吐いた]
(29) 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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――――――……♪
(30) 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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[微かに聞えたメロディに、男の身体が震える]
……ば、ばかな。
[口の中が酷く乾いて。 呟く声は掠れて音を為さない]
(31) 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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[メロディの聞こえる方へと視線をやれば、 その先にはうす暗い室内に淡く光る携帯]
…………こんなこと、は
[シーツから身体を剥ぐと、恐る恐るその傍へ]
あり得ない――――
[震える指先が、メロディを調べる携帯へと伸ばされる]
(32) 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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[震える指先が、携帯を開けば。 メロディは止んで。
娘の待ち受け画像の上に表示される、
『新着メール 1件』
と綴られた、無機質な文字]
…………。
[かちかちと、ボタンを押す音を響かせながら、 届いたメールを開く]
(33) 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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『件名:逃げて!
本文:パパ、早く逃げて。 そこは、キケン』
(34) 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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[警告を発するその文章に、瞳を瞬かせて]
危険……? どういう、ことだ。
[食い入る様にディスプレイを見ながら。 そのメールの差し出し人の名を、音もなく唇が紡ぐ]
(35) 2010/07/17(Sat) 02時半頃
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……ゾーイ。
[二年前に死んだはずの、 愛しい娘の名前を――――**]
(36) 2010/07/17(Sat) 03時頃
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―自室―
[その日は結局、まんじりと出来ないまま朝を迎える。 だが、しとしとと降る雨は朝の陽光を齎さない。 どんよりと重い雲の絨毯を空に敷き詰め、 世界を灰色に染めている]
…………雨、か。 この分じゃぁ、練習は中止だな。
[左手で携帯を弄びながら、 窓の向こうを見詰めて男はぽつりと呟いた]
(47) 2010/07/17(Sat) 13時頃
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[カーテンを閉め、 まずは一服しながら昨晩の事を考える。
左手の中の携帯を弄ると、娘からのメールが表示されて]
内容も内容だが……。
[届くはずのない死者――娘からのメッセージに、 寄せる眉根に皺を刻む]
あいつの携帯は解約したはずなんだが、な。
[悪戯だとしても、何の目的のために――――
そこまで考えた所で、 がりっとくしゃくしゃの茶毛を掻くと、 短くなった煙草を灰皿に押し付けた。]
(48) 2010/07/17(Sat) 13時半頃
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[ぱちんと携帯を閉じ、テーブルに置く。 未だ寝息を立てている女――タバサを揺さぶって]
もう起きろ。 朝だぞ。女は朝からすること多いんだろうが、 早く部屋に戻れ。
[寝呆けて圧し掛かろうとするタバサを引き離し、 脱ぎ散らかした衣服を押し付ける]
(49) 2010/07/17(Sat) 13時半頃
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あいつらにそのすっぴんを見せていいんなら、 俺は構わんがなあ?
[拗ねたように唇を尖らせる相手に、片眉を上げて笑った後、 その唇を一つ掠め取って。
渋々と部屋を出て行く女を見送った]
さて。 俺もシャワーでも浴びてくるかね。
[ごき、と肩を鳴らして伸びを一つ。 部屋を出る時に携帯が視界の隅にちらりと入ったが、 意識的に考えようにして、 一階の風呂場へと向かった]
(50) 2010/07/17(Sat) 13時半頃
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―自室→男湯―
[脱衣所でシャツを脱ぎ捨てると、 背中に付けられた赤い傷跡が眼に入り……]
あいつめ。 また思い切り付けてくれやがって。
[傷口に指先を伸ばして、顔を顰めた]
(51) 2010/07/17(Sat) 13時半頃
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[中から聞こえる水音と、籠に残された衣服に、 先客がいる事を知り]
ほう。 俺の他にもお楽しみの奴がいたとはね。
[口元が弧を描く]
……昨日の様子じゃ、たぬきあたりかね。 とうとうどっちかにするか決めたか?
[くくっと、低く笑うと、 肩にタオルを乗せて浴室へと入って行った。
中でボリスと会えば、 つまらん…と、憮然な顔で一言*漏らすだろう*]
(52) 2010/07/17(Sat) 14時頃
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[風呂からあがると、深緑色のシャツを身に纏い、 食堂へ。
もう食事を始めている面々に苦笑しつつ]
……あー。 見ての通り、外は雨だ。 海が荒れるといけねえから、今日は泳ぐの禁止な。
[食事を取る面々にそう告げて、 適当な席に座ると煙草を一本取り出し火を着けた]
(54) 2010/07/17(Sat) 15時半頃
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[僅々と耳に残る声に、ちらりと視線だけを寄こし、 考えるのはやはり、昨日のメールの事。 差出人も気になる所だが、その文面も穏やかではなく。 何処かしら逼迫したものを感じたことは否めない]
……危険、ね。
[うす暗い外と、灰色にうねる海を見て呟く]
女将の与太話じゃあるまいし……。 まあ、注意することには越したことはないが。
(56) 2010/07/17(Sat) 15時半頃
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………ぁちっ。
[いつの間にか短くなっていた煙草に、指先を焼きそうになって、 慌てて灰皿に押し付ける。 ふぅふぅと息を吹きかける珍しい姿は、 笑いを誘うかもしれない]
……たまには俺だって、考え事するんだよ。ガキども。
[悔し紛れにぼそりと呟いて、 近くに在ったグラスを取り、水を煽った]
(57) 2010/07/17(Sat) 15時半頃
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―回想・男湯―
[話しだすボリスに、片目を細めて]
……お前じゃ、色っぽい話は想像出来んだろうが。 てっきり聖野か牧野辺りとよろしくやったたぬきが、 汗流しに来てると思ったのによ。
[軽く湯を掛け、湯に引き締まった筋肉質な身体を浸す]
……うぃ。 でかい風呂は最高だな。
[呟き、ばしゃばしゃと水音を立てて、顔を洗った]
(59) 2010/07/17(Sat) 15時半頃
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御者 バーナバスは、石工 ボリスの話を適当に聞きながら、テニスもだけどあっちも頑張れよと背中を叩いただろう。*
2010/07/17(Sat) 16時頃
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[あんぐりと口を開けるボリスに、にやりと笑って見せて]
いいか。男は考えるな。 まずやってから、考えろ。 それが俺に出来る、お前にしてやれるアドバイスだ。
[呵々と、揶揄する色を滲ませて笑うと、 お先にと声を掛けて。
ボリスの背中をばしっと一つ叩き、脱衣所へ*]
(61) 2010/07/17(Sat) 16時頃
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―現在・食堂―
[空になったグラスをテーブルに置き、 新しい煙草を一本咥え、火を着ける]
…………。
[後は黙したまま。 何かを思索するように、ぼんやりと窓の外を*見詰めている*]
(62) 2010/07/17(Sat) 16時頃
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―回想・食堂―
[窓の向こうを見詰めた侭紫煙を燻らせていると、 耳に着く僅々とした声>>79に、煙草を灰皿へと置いて]
ピンポン? あー、いいぞ。 どうせやるならスリッパの裏をラケットの代わりにして、 温泉卓球でもやっとけ。
[冗談めかして笑い、どれどれと腰を上げた]
(142) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[瞳を瞬かせるサイモン>>71の言葉に]
……ぁあ?
[がしっと頭を一掻きして]
いや。 俺が考えていたのは、別の事。
ガキがいらん心配するな。
[と、笑うだろう]
(144) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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御者 バーナバスは、卓球台が設置されたロビーへと顔を出した。お、せっかく人数いるんだし、ダブルスでやってもいいんじゃねえか?
2010/07/18(Sun) 01時半頃
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お遊びなんだし、気負わず楽しめればよかろう。
[自信なさ気な事を謂うリンダに笑って見せて、 栗色の髪を撫ぜようと指先を伸ばす]
一年コンビと金髪コンビで、良い感じじゃねえか?
[ミッシェルの方へ意味ありげに視線を投げて]
一年に負けんなよ?
[にやりと口端を歪めた]
(148) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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あ、俺はパス、な。
[がたっと音を立てて椅子を引き寄せると、 背もたれを前にして腰を下ろす]
どっちもがんばれよー。
[やる気のなくなる様な応援を一つ掛けて、手を振った]
(150) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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ん? 聖野は一人でやる方が得意か?
じゃあ……。
[ちらりと、一年コンビの方を見やる]
二人が了承するなら、聖野と一年コンビでやってみるのも、 ありなんじゃね?
(155) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[椅子の背もたれに顎を乗せて。 ミッシェルの睨むような視線には何処吹く顔]
結構お前の事買ってるんだから、 失望させんなよ?
[じっと。 練習中に見せる様な険しい目で見た後、 ふわぁと欠伸を一つ漏らした]
(159) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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