70 領土を守る果て
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あーソフィアは残ってほしかった…残念
アンゼルバイヤを守りたかったな。あのおっさんのために
(-14) 2011/11/24(Thu) 01時半頃
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―通り―
ソフィア、あの黒マントたちに狙われていたのはおまえか? なにか狙われる事情があるのならば聞きたいのだが…夢のまた夢に戻るのは危険かもしれぬな。このまま一先ず義勇軍詰所へ連れて行こう。話はそれからだ。
[月明かりの下、馬を駆る。 ソフィアが頷くのならば、このまま詰所へ向かうだろう。]
(0) 2011/11/24(Thu) 01時半頃
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―通り―
[ソフィアが無言で頷くのを見て馬のスピードを上げる。夜風が体を冷やしていく。]
寒くはないか?
[ソフィアに片腕を回し引き寄せる。腕の中で少女はちいさく震えているようだった。**]
(1) 2011/11/24(Thu) 02時頃
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―賭場裏の路地―
[ズリエルは黒マントをぐっちゃぐちゃにし終えると、もう動かない男の亡骸を膝に乗せたまま泣き崩れる女を見下ろす。]
『おい、女ァ。俺はなァ、賭場に入ってから一直線にここに来てんだよ。その間に黒マントの野郎共は全部ぶっ殺した。…どういうことか分かるかアァン?つまりヤツらの狙いはお前か、この男だったってことだなァ。』
[刀身が血に濡れた剣を地面へ突き立て、メアリーを覗き込む。]
『おい、何とか言えよ。』
(2) 2011/11/24(Thu) 02時頃
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グロリアは、ソフィアごめんwwとりま今からわたしがやりたい流れ落とすね。
2011/11/24(Thu) 17時半頃
グロリアは、いや、自分でも多いなーと思っていたwソフィアのやりたいこともどんどん落としてねー
2011/11/24(Thu) 18時頃
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―義勇軍詰所 回想―
[吐く息が白くなる程に冷え込んできた頃、二人は詰所へと戻ってきた。 馬からソフィアを下ろし、宿屋を改装した詰所の奥の、ちいさな個室へと案内する。 ベッドへ座らせて温かいスープをサイドテーブルへ置き、うなだれている様子のソフィアをそっと一人にする為部屋を出た。]
(6) 2011/11/24(Thu) 18時頃
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グロリアは、ソフィアそうか。よかったらそのラストの部分を教えてくれたらみんなで練れると思うぞ。
2011/11/24(Thu) 18時頃
グロリアは、ソフィア一つ言い忘れていたが、ソフィアが死ぬならわたしはソフィアより先に死にたい。
2011/11/24(Thu) 18時頃
グロリアは、こねるか。いつでもいいぞ(腕まくりをしている…
2011/11/24(Thu) 18時頃
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―義勇軍詰所 食堂―
[採光窓を絞ったランタンの下で、床に座り壁に背を預け、ガリガリとなにかを一心に描いている。廊下を通りかかったドナルドが、灯りのまだ点っているのに気づいて中へと入ってきた。]
『よぉ、なにしてんだよ。』
これか。アンゼルバイヤを描いている。 このようになる前の、美しかったこの国の風景を残しておきたいのだ。
『へぇ…上手いもんだな。』
[ちいさなキャンバスから視線を動かさずに描き続けるセドリックの姿をドナルドは暫く見ていたが、やがて口を開く。]
『俺さ、お前の本当の名前知らねぇんだけど…教える気ねぇ?』
[一瞬だけ手を止める。ドナルドの目をじっと見つめ、「ないな」と言った後、また絵を描く作業に戻る。ドナルドはこっそりとひとつ息を吐き、そっとその場を後にした。**]
(7) 2011/11/24(Thu) 18時頃
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―賭場裏の路地 ズリエル回想―
『ふぅん…そンならお前を連れて行けば、黒マント共を探す手間が省けるってことだなァ?おいテメェら。取りあえずこのかわいこちゃんと一緒詰所に戻るぜェ。』
[剣を投げ捨て、そのまま路地を歩きだす。部下と思われる男が「義勇軍第二小隊っす。ご同行願います。」と几帳面に話しかけ、メアリーの手をとって立つように促した。]
(10) 2011/11/24(Thu) 20時半頃
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グロリアは、ベネットに話の続きを促した。
2011/11/24(Thu) 21時頃
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―義勇軍詰所 回想―
[食堂でキャンバスをしまっていると、表がにわかに騒々しくなった。何事かと耳を澄ませると、怒鳴り声でズリエルの第二小隊が帰って来たのだと知れた。大勢の足音が食堂へと近付く。]
『よォ、これはこれはセドリックちゃんじゃねェーの。お前ンとこのドナルドの怪我の具合はどうだよ。アイツが使いもンにならねェなら俺の隊に来たっていいんだぜェ?』
[伸びてきた手を躱し、下卑た嗤い声を背に食堂を出る。ロビーを抜けようとした時に、見覚えのある顔を目の端に捉えて思わず立ち止まった。]
メアリー!?…プリシラ?
[ロビーの片隅に置かれた戸板の上に、プリシラらしき赤毛の男の横たわる姿。メアリーはそれを見つめ、泣いているようだった。**]
(12) 2011/11/24(Thu) 22時頃
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グロリアは、今日ヤニク指名だったら大事な人を失ったおにゃにょこの波状攻撃で倒したかった…!**
2011/11/24(Thu) 22時頃
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なん…だと これは神父様に普通に懺悔してしまうのでは…!
神父様がいると思い込んで懺悔室の神父様の座るとこにいるグロリアに懺悔して欲しかったのだが伝わっていなかったwww
(-42) 2011/11/24(Thu) 22時半頃
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ほんとは聞きたい。 懺悔されたい。 立ち聞きと面と向かって言われるのとじゃ響き方が違うと思うから… でもわがままだよねー 言ってもいいかな…
(-45) 2011/11/24(Thu) 23時頃
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―どこか―
[治安警察の手により、一時アウストに占拠された森は再び奪還されたと聞いた。だが、戦火の色濃い市中はどこも灯りを落としているせいか薄暗く、其処此処にアウスト兵の潜む影を落としているような不気味ささえ漂っているようだった。 一人、馬を進めていたセドリックはいつしか寂れた教会へとたどり着く。]
…少しここで体を休めるとしようか。 特段信心深いわけではないが、ラ神の庇護の元ならばアウスト兵も襲っては来ぬだろう。
[教会裏に馬を繋ぎ、中へ入る。 広々とした室内は外気と同じ寒さで、ぶるりと震えが走る。 セドリックは懺悔室の扉を開け、衝立の向こう側の小部屋―神父の座る椅子へと腰を下ろした。]
(17) 2011/11/24(Thu) 23時半頃
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[小部屋の壁に肩をあずけ、浅い仮眠をとることにする。 誰かが入ってくれば、うっすらと目を開けるだろう。**]
(18) 2011/11/24(Thu) 23時半頃
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―義勇軍詰所 回想―
メアリーではないかっ!?こんなところで一体…これは……プリシラ殿?
[ぞくりと震える。 戸板に乗せられているのは生気を失った顔。明らかにもうこの体から魂は消え失せてしまっている。]
そんな…プリシラ殿っ、、どうして。
[心がどこかへ行ってしまったかのように、プリシラの頬を撫で、その名を呼び続けているメアリーの肩を抱き寄せて、栗色の髪に顔を埋める。 数日前にローレライで見た時にはあんなに健康そうに見えた。 ギリアンと一緒に、笑って。隣にはメアリーの笑顔。 だが、プリシラの背の辺りの戸板には乾いてどす黒く変色した血の跡がこびりついている。]
(19) 2011/11/25(Fri) 00時頃
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…これが、戦争かっ! なにがアウストだ。自国の利ばかりを追って平和に生きる他国を脅かす。 こんなもの、不幸しか生まぬではないかっ
メアリー、メアリー…可哀想に。
[メアリーの想いが痛いほど胸に突き刺さる。グロリアはいつまでもメアリーの髪を撫で続けた。**]
(20) 2011/11/25(Fri) 00時頃
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―寂れた教会 懺悔室―
[アーサー・ゴドウィン。 ドキリとして目が覚めた。]
(なんだ。今、確かに―…)
[そう聞こえた。 懺悔室の目の細かな網越しに、誰かの気配。]
(告解を 誰かが、している。)
[グロリアは息を潜めて、言葉の続きを待った。]
(26) 2011/11/25(Fri) 00時半頃
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は 数日前、……人を殺 ま た。 彼 名は アーサー・ゴドウィン の酒場 主人 た。
(なん…だ。これは…一体、なにを…)
[耳の奥で一つの言葉が繰り返される。]
殺しました アーサー・ゴドウィン
殺しました彼の名は アーサー・ゴドウィン 殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィン殺しました彼の名はアーサー・ゴドウィンアーサーアーサーアーサーアーサーアーサーアーサー殺 し ま し た
(28) 2011/11/25(Fri) 01時頃
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殺 し て や る ッ ! ! ! !
[激情に駆られるまま扉を開け放ち、腰に下げた剣の柄に手を掛けつつ懺悔室を出て行った男―ベネットを追いかける。]
ベネット…!!
[外はもう白み始め、太陽の光がうっすらと世界を覆い始めていた。 人々がそろそろ目を覚ます頃だろう。だが、この市街から外れた教会はまだ静けさに満ちていて、初冬の透明な空気は少しの物音も伝えてくる。 グロリアは、微かな音を頼りに裏手の墓地へと駆けだした。]
(29) 2011/11/25(Fri) 01時頃
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グロリアは、メアリー気付いてだいじょぶ!
2011/11/25(Fri) 01時頃
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―寂れた教会 墓地―
[墓標の前にうずくまる男の後ろ姿が見える。]
ベネット…よくも…貴様、よくも…
[ボロッボロッ、と涙がこぼれた。 ベネットの後ろに立ちはだかり、今にも狂いそうになる心を目の前の男に憎しみをぶつけることでようやく保っている。]
アーサー様を殺したな。
[いくつも大粒の涙がこぼれるまま、グロリアは鞘走りの音を響かせて剣を引き抜いた。 ベネットがこちらを向けば、喉元に突きつけるだろう。**]
(30) 2011/11/25(Fri) 01時頃
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なんだそれは。なんの真似だ? 命乞いでもしているつもりかっ それとも自らの罪を悔いて、私に斬られようとでも!!?
[喉元に迫った刃に臆することなく、すべてを受け入れるかのような表情のベネットに詰め寄る。]
婚約者が亡くなっただと?自らが招いたも同然ではないのか。 ローズマリーとお前は幸せそうだったではないか。 ローレライで、噴水広場で…っ 幸せに…! それで十分ではないかっ なぜ自らその幸せを放棄するようなことをしたのだっ なぜ…アーサー様を私から奪った…
[ガシャリと音を立てて剣が落ちると同時に、くずおれるようにグロリアもまた力なく地面に手をついた。 涙が土を濡らしていく。]
(33) 2011/11/25(Fri) 01時半頃
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[頬を伝う涙はまだとどまることはない。グロリアはぎゅっと閉じていた目を開け、目の前の湿った土を睨みつける。両手が拳を形作った。]
――お前と私は同じだ。 愛する人を失った同士…。
ならばお前は生きて、その苦しみを背負って生きろ。 私と同じ、苦しみを。
[のろのろと立ち上がり、剣を取り一振りして鞘に仕舞う。 ベネットに背を向けると、そのまま立ち去った。**]
(34) 2011/11/25(Fri) 02時頃
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―義勇軍詰所 回想>>32―
メアリー、プリシラ殿は寝ているのだ。 メアリーも少し休まないか? 奥の、方に――。部屋がある。
夢のまた夢の店番のソフィアを知っているか? ソフィアが来ているのだ。今日はもう遅い。一緒に眠るといい。 プリシラ殿は私が見ていよう。
[メアリーが頷けば、肩を抱いて奥へと連れて行くだろう。**]
(35) 2011/11/25(Fri) 02時頃
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―義勇軍詰所―
[巡邏を終えて戻った詰所のロビーで、ぐったりとした体をソファに沈める。 頭の中ではまだ、ベネットの声が響いている。 ギリ、と手の平に強く爪が食い込むほど拳を握りしめる。 ベネットを残し教会を出た後、市中に戻り巡邏を続けている内に一人のアウスト兵と行き会い力任せに斬りつけた。斬って、斬って、斬って斬って…。屈強に見えるその男は自分に反撃の一太刀も浴びせぬうちに、自らの体から噴き出した鮮血の中へと身を沈めた。]
生きろ…。
[呟いて唇を噛む。 両手を広げ、目を閉じるベネットの姿を思い出す。己と同じ渦巻く思いを抱えたまま、失意と後悔と憎悪とに苛まれながら生きればいい。 唇を舐めると血の味がした。じわりと滲んだ血は己の生きていることを証明している。それなのに。
アーサーを失ったということが現実となった今、すべてがまやかしのように思えた。 ...はソファに座って両手で頭を抱え込んだまま、じっとそうしている。**]
(57) 2011/11/25(Fri) 19時頃
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―詰所 ロビー―
[肩を叩かれハッと顔を上げる。 メアリーの声。...は頭を振って囚われそうになる思考を現実に戻す。 守らなければいけないものがある。 それだけが、今にも折れそうな心を支えていた。 静かにソファを立つと、詰所の奥に与えられた個室へと向かう。]
(64) 2011/11/25(Fri) 20時半頃
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―詰所 個室―
[部屋へ入るとソフィアとメアリーがこちらを見る。脇に抱えていた兜をサイドテーブルに置き、メアリーが遠慮がちに話すのに返事をしようと重い口を開いた。]
私は…自ら志願して義勇軍に入ったのだ。
私には愛する人がいた。 最後にお会いした時、その方はなにか決意を秘められているようだった。 …私は、もう会えぬと思ったのだ。だから、軍人であったその方が守ってきたアンゼルバイヤをこの手で守って行こうと決意した。
[視線を床に落とし、噛みしめるように話す。 最期にぽつりとつぶやいた。]
今朝、その方を手に掛けたという男と会った。 ベネットという男だ。メアリー、ソフィアも知っているかもしれぬな。
(65) 2011/11/25(Fri) 20時半頃
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[メアリーの話を聞き、ベネットの告解を思い返す。]
確かに。ベネットと話した時、仲間がいるというようなことを言っていた。 アウストの密偵だったのだな…。
[プリシラ、という言葉に沈痛な面持ちで眉を寄せる。涙を流すメアリーの顔が己にダブって見つめていることが出来ず唇を見ていると、「赤いフード」という言葉が耳に飛び込んできた。]
なん…だと。赤い、フード。
[ベネットの言った>>22集会所として使われていた酒場。 ヨーランダを追った時に出くわした>>6:225赤いフードの男がカチリと符合する。]
その赤いフードの男が、アウストの王子なのだな…。 そいつがこの、アンゼルバイヤ侵攻の指揮を取っているのだなっ。
[思わずメアリーの肩を掴む。]
……と書いていたら、ヤニクからズリエルで!って言われたwww書き直すぉw
(-92) 2011/11/25(Fri) 21時半頃
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グロリアは、ヤニクりょーかいw直していい?>メアリー
2011/11/25(Fri) 21時半頃
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[メアリーの話を聞き、ベネットの告解を思い返す。]
確かに。ベネットと話した時、仲間がいるというようなことを言っていた。 アウストの密偵だったのだな…。
[プリシラ、という言葉に沈痛な面持ちで眉を寄せる。涙を流すメアリーの顔が己にダブって見つめていることが出来ず唇を見ていると、メアリーの唇が何かを形作った。が、、]
[バァン!! 突如開かれた扉から、ズリエルが顔を覗かせる。]
『おいセドリック。このアンゼルバイヤ侵攻の指揮とってんのはどうやらアウストの王子らしいぜェ。 赤いフードの男らしい。最近燃えたイグニス・ファトゥスもヤツのアジトだったって噂だ。名前はなんてったっけなァー……あァそうそう。ヤニクだ。 俺らは今から赤フード探しに行って来る。じゃあな、かわいこちゃんたち。精々気ぃつけろよ!』
(68) 2011/11/25(Fri) 21時半頃
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[来た時と同じくけたたましい音を立てて去って行くズリエルを見送り、聞き覚えのある名前に思考を巡らす。]
なん…だと。赤い、フード。
[ベネットの言った>>22集会所として使われていた酒場。 ヨーランダを追った時に出くわした>>6:225。そしてなにより自分もイグニス・ファトゥスで話した>>5:29男。 赤いフードの男がカチリと符合する。]
その赤いフードの男が、アウストの王子なのだな…。 そいつがこの、アンゼルバイヤ侵攻の指揮を取っているのだなっ。
[思わずメアリーの肩を掴む。]
(69) 2011/11/25(Fri) 21時半頃
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メアリー!とりあえずお前たちを逃がしたい。 お前たちをアウストの手に掛けさせたくはないのだっ!
幸い、私は留学していたアントウェルペンという街にツテがある。アンゼルバイヤに平穏が戻るまで、一時的にそこへ逃れてくれぬか!?
[メアリーとソフィアの返事を待っている。]
(70) 2011/11/25(Fri) 21時半頃
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グロリアは、ベネットに話の続きを促した。
2011/11/25(Fri) 21時半頃
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>>72メアリー
あぁ、私も共に行こう。 陛下のお触れで、国外へ脱出する者があれば義勇軍が途中まで同行出来ることになっているのだ。 私からドナルドに話をつけて来よう。 荷物があれば、まとめておくといい。
[...は個室を出て行った。]
(75) 2011/11/25(Fri) 22時半頃
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グロリアは、おーけぃ。でゅらりがんばって!
2011/11/25(Fri) 22時半頃
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―アンゼルバイヤ北の山 国境―
[ソフィア、メアリー、パティとノーリーン。そして第七小隊が切り立った斜面を登ってゆく。遥か眼下にはアンゼルバイヤの街並みが見下ろせた。]
アントウェルペンは北の方だが、街道は今アウスト兵でいっぱいだ。 山越えならば、国境さえ超えれば後は2、3日もすればライデンという小さな村に着く。そこからすぐだ。
…っとソフィア。あんまり端に寄ると足を踏み外してしまうぞ。滑落すれば命はない。気をつけろよ。
[切り立った山々は岩山が深く浸食されていて垂直な崖が多い。この地形が、アンゼルバイヤを周囲の脅威から守ってきた奇跡のひとつだった。]
(84) 2011/11/25(Fri) 23時半頃
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