162 絶望と後悔と懺悔と
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 01時半頃
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/* 状況整理。
守護部隊に入るのは(5年後計算で)、 周(19)・涼平(18)・キャロライナ(18)・サミュエル(17)・絢矢(16)・円(15)
俺が20代後半入るくらい、ジャニスが20前半くらいか。
檜江さん?…45歳だな。w
(-24) 2014/02/08(Sat) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 02時頃
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/* 誰か俺の間違いにつっこんでくれよ! 前半発言しない人みたいじゃないか俺(
いや、ナチュラルに書き過ぎて気付かなかった可能性…ロル書き始めて、いや事件直後だしと一人で云々←
(-29) 2014/02/08(Sat) 02時頃
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―帝都・守護部隊養成所―
[あの悲惨な事件から数日が経った。
突然の、孤児院襲撃。 たまたまその場に守護部隊が居合わせるも、襲い来る吸血鬼らの力は今までの彼らとは比べ物にならないほど強く。
通報によって隊長らが駆け付けたものの、 成果と言えば、どうにか数人の子どもを救いだせただけ。
多くの吸血鬼を倒しはしたが、隊員らの被害相当に酷い。 切り裂かれ、あるいは炎に飲まれ、 その死者、重症者の数は、この一件が近年のどの襲撃よりも凄まじいものであると物語っている。
――始祖とは。 それほどまでに圧倒的な存在だった。]
(124) 2014/02/08(Sat) 15時半頃
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/* さっそく誤字である。w
寝落ちとか久々過ぎてだな…うむむ… 参加状況で迷惑かけているとしか思えん。
短期でサクッと落ちる役職なのだから、前半はぐいぐい動かねば。
(-45) 2014/02/08(Sat) 15時半頃
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[始祖と対峙して、ジャニスは足首を潰された。 その酷い有様に、もう復帰は難しいだろうかと心配する自分がいる。 しかし彼女の過去を知っているからこそ、彼女はここで終わろうとはしないだろうとも。 その気持ちに彼女の身体が付いてくることを、今は切に願うのみ。]
それよりも、今は…
[助け出せた子ども達のこと。 …だが一体自分は、どんな顔をして彼らに会えば良いのだろう。
大丈夫だ、と。 たしかにあの時、言い切ったのに。
右腕を負傷したものの、それ以外は無事でいるこの不甲斐ない兄をどう思うのだろう。]
(125) 2014/02/08(Sat) 15時半頃
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考えてても仕方がない、よな…
[小さく首を振り、子ども達の眠る部屋へと向かう。 遅かれ早かれ、彼らには事実を告げねばなるまい。
まだ年端もゆかぬ子ども達に何処まで話したものか… 悩みつつ、行方不明の子らの消息を隠したところで、彼らは納得しないだろう。
聞かれることには、多少オブラートに包みつつ、なるべく話すよう心がけた。
程度の差こそあれ、この子達のことは他の隊員の誰よりも知っている自分だから。 それぞれに合わせて、言葉を選んで。]
(126) 2014/02/08(Sat) 16時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 16時頃
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[訪ねる先、幼子を先にしたのは、殊更に配慮が必要だと考えたため。 ――否。事態の理解が早い年長者を後にしたのは、きっと彼らに責められるのが怖かったから。
こんな時に保身だなんて情けない話だが、それほど安吾も精神的なダメージを受けていた。 あの施設を離れて久しいが、それでもあそこは唯一、「安吾」に還れる場所、"家"だった。
心の中に渦巻く感情から、そっと目を逸らす。 …自分の弱さは、どんな正当な言葉で言い繕ったとて到底、誤魔化せるものではなかった。]
(133) 2014/02/08(Sat) 16時半頃
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/* 名前ミスはダメだろう俺! ptもったいねー…
(-50) 2014/02/08(Sat) 16時半頃
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[廊下を一人、歩く影がある。>>121 細身、白かったであろうぶかぶかのTシャツ――絢矢だ。]
…絢矢。 目、覚めたのか。 痛いところ、ねぇかな?
[おいで、と声をかけて。 そっと腰を落として目線を合わせれば、姿の無い子らのことを問われる。 僅かの逡巡ののち、肩に手を置き、真っ直ぐ絢矢の目を見つめよう。]
(134) 2014/02/08(Sat) 16時半頃
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………。 今からちょっと、絢矢にとって辛いことを言う。
落ち着いて、聞いて欲しい。 …まず、ゆっくり深呼吸しようか。
ここにいない子達の何人かは、もう戻ってはこない。 …他に。戻って来るかわからない子も、何人かいる。
連れて行かれた可能性が、高い。 でも、俺達も必死で探してるから。 生きてるかも、しれないから。
……ごめんな。頼りない兄ちゃんで。
(135) 2014/02/08(Sat) 16時半頃
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[どうしても最後は、目線が下へと向く。 連れて行かれた者の大半が贄となることは、あえて伏せておいた。
――僅かでも希望を持たせるなど、余計に彼女を傷付けるだけだとわかっているのに。]
…ん、円か。 あっちの部屋だよ。
絢矢だったら、そうだな、 円も少しは、落ち着くかもしれないな…
[そのまま絢矢の手を引いて、円の部屋へ向かった。]*
(136) 2014/02/08(Sat) 16時半頃
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「かえして、ねぇ かえして!」>>102
[昨日、円の部屋を訪ねようとして、悲痛な叫びを聞いた。 ゆっくり休めと宥める看護師の声に、今はまだ顔を見せるべきではないだろうかとノックの手が止まってしまい。
きっと安吾の姿を見ればまた、皆の消息を知りたがるだろう。 この場にいる者の無事を伝えるのは容易い。 が、それは同時に、消えた者の存在を、家族の死を告げるのと同義。
まずは絢矢の無事だけを目にして落ち着いてはくれないだろうか、との思いが過る。 無事でない者の詳細を伝えるのは、もっと落ち着いてからが望ましい。
…事実を告げるのを急いだとて、誰かが戻ってくるわけでもないのだ。 なるべくは彼女の傷つかない方法を取りたかった。]
(140) 2014/02/08(Sat) 17時頃
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…絢矢。俺はここまでだ。 中に看護婦さんがいるから、 安吾兄ちゃんに連れてきてもらいましたって言うんだぞ。 …いいか。兄ちゃんだぞ。おじさんじゃないからな。
[小さな冗談を交えて、情けなく微笑みながらそう告げる。 いつだったか大人ぶって、絢矢には歳を誤魔化したことがあったのだっけ。
周りは事実を知っていたから笑っていたけれど。 絢矢はあの言葉を真に受けて、未だ律義に歳を数え続け――先日、ついにおじさん認定を頂いた次第。]
(141) 2014/02/08(Sat) 17時頃
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[円の容体が落ち着いたと見れば、また病室を訪れるだろう。 だが今は、自信がなかった。
――絢矢と違って、円は自分に距離を感じていたようだから。>>0:419 施設ではなるべく笑顔でいるように心がけていたのだけれど、やはり軍人故の威圧感は拭えないのだろうかと悩むこと数度。
彼女から会いに来るのであれば、もちろんいつでも歓迎なのだけれど。
…それまでは、まだ。 看護師や絢矢から円が落ち着いてきたと聞いて初めて、円に真実を告げようとするだろう。]*
(142) 2014/02/08(Sat) 17時頃
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/* さきに周の回収に行こうかな。 せっかくコア被ってるし。
俺なんでこんなptないんだ…w プロローグ顔出せなかったからですね、うん(遠い目
(-52) 2014/02/08(Sat) 17時頃
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[円の病室を後にして、独り。
…繋いでいた絢矢の手は、酷く冷たかった。
死人を思わせるその冷たさに、白さに、本当に生きているのかと思わず確認してしまったのだった。あの日も。
――明之進とリカルダ、他数人の隊員を見捨てて。 絢矢と涼平を抱えて、なんとか脱出を図った、あの時だ。
冷え切った手。凍りつきそうな心。 どちらも温めてやりたいと願うが…彼らに寄り添うことはできるだろうか。
思案に暮れながら叩いたのは、年長の男子がいる部屋。]
(147) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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イアンは、アヤワスカと円くらいの歳頃で出会った、とある人のことを思い出して溜息を一つ。
2014/02/08(Sat) 17時半頃
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…よぅ、誰か起きてるか?
[さてその部屋には何人の子どもがいただろうか。 こちらに目を向けた、そのうちの一人に声をかける。]
――周。随分と無茶したそうだな。 聞いたぞ。誰彼構わず殴りまくってたって。
…無事で、良かった。
おまえが吸血鬼に引き摺られていくところを見た奴がいてな。 暴れてたくせに殺されなかったなんて…奇跡でも起きたか?
(153) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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[苦笑を交えつつ、包帯だらけの周を見降ろして。
孤児院の外で倒れていたところを、後続の隊員が保護したという。>>55 始祖と彼らの取り決めなど知りもしないから、この不思議に首を傾げつつ。
怪我をしていても何でも、この喧嘩っ早い弟分――尤も、そう思っているのはこちらだけかもしれない――が無事なことが、今は素直に嬉しかった。]
(155) 2014/02/08(Sat) 17時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 18時頃
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[周というのはまた、随分と可愛らしい弟分で。 施設に顔を見せる度に喧嘩を売ってくるのだ。 …可愛がりつつ、勝ちを譲ってやったことはないのだけど。]
「なんだ、手前は。」>>129
[あれはいつのことだったか。 平和な孤児院の居室から出てきたのは、まるで似つかわしくない剥き身の刀。のような少年。]
んん、新入り君? 何々、どこ行くの、名前は?
[久々にこういう子を見たなぁ、などと暢気なことを考えながら、思いっきり笑顔で話しかけたらこの反応。邪魔だ、どけなどと言う。]
(159) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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…おぉっと。ちょい待ち。 名前くらい教えてくれたっていいだr…
[無視して横をすり抜けようとするからと肩に手を置こうとすれば、振り向きざまに拳を振られて。>>130 ――思わず、笑みを深める。
勢いの付いた拳を軽くいなして、ひょいと背中から投げ落とす。 逆上した少年はすぐ立ち上がっては突進してくるも、型も何もあったものではない。]
ほらほらぁ、そんなんじゃ俺は倒せないぞー。
[若いなぁ、と目の前の少年に在りし日の友の姿を重ねつつ。 相手は本気だろうが、こちらは あはは、と笑いつつ、つい挑発を重ねてしまうのだった。
喧嘩を売られて、気絶させて。それを何度繰り返しただろう。 最後の方には無意識か否か、彼はこちらの技を真似し始めていて、その成長っぷりに嬉しくなったものである。]
(160) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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[昔も今も、感情に任せて無茶をするところは変わらない周。]
…で、怪我人がこんなところで何してんだ。 ベッドで大人しくしてろ。
[部屋に入ろうとしたところ、廊下を這う彼を見つけたということで。
事情を知りたがったので、絢矢にしたより幾らか大人向きの言葉を選び、知っていることを話した。]
まずはその怪我を治せ。 …話はそれからだ。
[それだけ告げて、先程ノックした部屋へと入る。 …周?自力で戻れるだろうから放置だ。]
(163) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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/* すまんwwwすまん色々とすまんwwww
俺のタイミングぇ…w
(-60) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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…サミュエルは、無事だ。>>162 もう目を覚ましたから、後で会うといい。
零瑠や理依は…
[それまで浮かべていた笑みは曇り、目は逸らされる。]
…すまない。 まだ、どこにいるのか行方が掴めない。
[眉を顰めながら、力無く首を横に振る。 周の反応が、少し怖いと思う自分がいた。
兄貴としての信用なんてあったもんじゃない。 偉そうな口を叩いても。 …護れなかった。それが事実だ。]
(164) 2014/02/08(Sat) 18時頃
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/* さんきゅ、周! これでいくらか呼吸が楽になったよ…w
俺の文章は内容薄い割にpt食うからな…( もう少し一発言に内容詰めるか。pt無駄にしてる気がする。
(-63) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
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イアンは、ミナカタ>>162に、手負いを嬲っても楽しくないってのはおまえの美学だろ、と軽く小突き。
2014/02/08(Sat) 18時半頃
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…やめろ。
[周の自責>>170を制する言葉は、安吾の常のトーンよりずっと暗く鋭く、或いは彼を驚かせたかもしれない。 自分の口調の激しさに気付き、しまったと思う。
元の柔らかさを思い出しながら、周の握られた拳に手を置き話し続ける。]
周は、何も悪くねぇよ。 自分を責めるのはよせ。
…悔しかったら。家族を奪われたことが悔しいんなら。 ――強くなれ。もっと。 今よりも、もっと、ずっと。 おまえの護りたいもんを、護れるように。
教えてやる。…おまえが望むのなら。 強くなる方法を、俺が――俺達、守護部隊が。
[あぁ、自分は何を言っているのだろう。 それは、14の少年に告げるには、あまりに重い言葉。]
(179) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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[今の少年に、自分の人生を選べと迫るのは酷だ。
だが、自分がこの部隊に志願したのはいつだったか。 それを思えば、彼にはこの選択をする自由があるとも言える。
――その先に待ち受けるモノを、告げるか否か。 恐らく問題は、そこだろう。
自分が当時、話に聞いていても実感できなかった事実を。 守護部隊の隊員として生きることの辛さを、覚悟を。
…復讐に生きる恐ろしさを。 自分らのやっていることは、吸血鬼と同じ人殺しであると、知ってしまったあの日の絶望を。
全ての元凶を叩く、それだけを目標にしていても。 あぁ、そこに立ちはだかるたくさんの壁役、 切り捨てねばならない命の、吸血鬼達の、その正体は――]*
(185) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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…冷静になってから、もう一度よく考えろ。 守護部隊の一員となることが、どういうことか。
急ぐことはないから。 ちゃんと、自分で考えて答えを出せ。
[周に、自分と同じモノになれと、そう強要してしまったような気がして。 その道を否定するように首を振って、彼の肩を一つ叩くと部屋を後にした。]*
(186) 2014/02/08(Sat) 19時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 19時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/08(Sat) 20時半頃
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[さて、隣の部屋、サミュエルとキャロラインの元を訪れる。 周にしたのと同じ話を繰り返し、 特定の人物に対し行方を聞かれることがあれば、事実を告げた。]
[周と同じく怪我の酷いサミュエル。 事の起こり、吸血鬼との邂逅について聞くと、自然顔つきは険しくなる。>>187]
ホリー・ニルヴァーナ…。
[自分の遭遇することのなかった吸血鬼だが、ジャニスや隊長なら何か知っているかもしれない。
サミュエルの説明を聞きつつも、きっばりと告げられた彼の決意にはまだ、心の底から応援をすることができないでいて。 …先程の病室を出る時見た、周と同じ目をしている。 考え直せと言っても聞かないだろう。それでも、]
(209) 2014/02/08(Sat) 21時半頃
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…標的、か。 サミィ、おまえの気持ちは、よくわかった。
でもな、一応言わせてくれ。 もう一度、冷静になってからよく考えろ。
考えて、それでもその決意が変わらないというなら。 ――その時は、守護部隊を頼れ。 自分一人で、なんとかしようなんて、絶対に考えるな。
[家族を奪われた悲しみを糧に生きる少年らを、この道に導くのは容易い。 それだけに、この修羅の道は選ばないで欲しいとも思う。 今かけている言葉は、果たして自分のしていることは、正しいのだろうか…。
――良心の呵責に悩まされつつ、しかし自分が彼らの立場なら間違いなくこの道を選ぶのだ。 どんなものであれ、選択肢があるのなら示してやらねばならない。 それを選ぶかどうかは、彼らに委ねるべきなのだろう。]
(210) 2014/02/08(Sat) 22時頃
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[キャロライナが目を覚まして。 身を起こそうとするのを制して、聞かれるままに事情を説明すれば>>119 呆然とした、現実を受け入れ難いという拒絶反応を目の当たりにする。
…そう。これが、普通だ。 この子達はまだ、子どもなのだ。 今の事態を簡単に受け入れることなど、できるはずもない。]
キャロル。 たしかにおまえは男で、あの子らの中じゃ歳上だったけどな。
…自分を責めるな。 訓練を受けた俺たち隊員でさえ、たくさんの犠牲者が出た。 俺達ができないことを、おまえに求めたりなんて、誰もしない。…仕方がなかったんだ。>>205
(215) 2014/02/08(Sat) 22時頃
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