60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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/* うぉう 日をまたいでしもうた。
(-0) 2011/08/05(Fri) 00時半頃
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[探る様に動く指先を、透明なそれが汚す。 吐息と、声と、水音が耳に届いて、その羞恥が更に煽って。]
……は、ッ、……もう、……い、きそう、なら…… 構わな、……ぼ、くも……っ、ン……
[限界が近いのだろうか、揺れる腰の動きに合わせるようにして、手の動きを速めていく。 だんだんと、目の前の相手を、追い詰めるように。]
あ、……ッ、すまな、…ぁ、……い、……―――ッ、!
[そうして、首に回したままの片腕に力を籠めて抱きよせて。 声無き声を上げ、果てる。
その手を、指を、白濁が汚した。]
(6) 2011/08/05(Fri) 01時頃
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[散った白濁が、ぽたりと腹部に、落ちる。
肩に額が乗せられると、濡れていない方の手で、くしゃりとその髪を掻き混ぜた。]
……は、……っ…… どう、……だ?……楽に……、なったか……?
それとも……。……まだ、足りない、なら……
[労わる様に、それでいて、誘う様に。
――― 足りないのはどちらの方だ、と、自嘲しながら。
腰を浮かせてスラックスと下着から足を抜き、足を開く。 荒く息を吐き、腹に落ちた白濁を指で掬うと、自らの後孔に指を埋めて。]
……此方も、使う、か?
[その耳元に口を寄せて、誘う。 ちろりと、耳孔の入り口を、舌でなぞった。]
(21) 2011/08/05(Fri) 01時半頃
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/* もう僕の方向性がわからない。
たすけて。
(-8) 2011/08/05(Fri) 01時半頃
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……、ん……ッ、まだ、……待て。 久しく、……此方は、使って、いないから……
[準備がいる、と、自分で解しながら、ぎこちなく、笑いかけた。 視線が其処を向いていると悟れば、どきりと心臓が鳴る。自然と息が上がり、性急に其処を解そうと、指の動きは早まった。
それでも、その指が伸びてこれば、己の指は抜き去って。]
ふ、ッ……君が、やって、……みろ。 良い、多少……無理矢理、しても。 ……慣れて、いるから……、ぁ
[その指先を、既に2本の指を咥え込んでいた其処に誘う。 僅か、ひくつく縁に指先が触れれば、短く吐息を漏らした。]
(33) 2011/08/05(Fri) 02時頃
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[自分のものではない指が侵入する感覚に、腰が自然と浮いた。 両腕をその背に回し、ぎゅっとシャツを握りこむ。]
大丈夫、……だ、から。 ……あまり、……っ、焦らす、な。
[掠れた声で、懇願するように、声を零す。 最上級生になってから殆ど使われなかった其処は、久々の感覚に歓喜するように蠢く。 自然と漏れそうになる声を堪えるように、その首筋に唇を押し当てた。]
(51) 2011/08/05(Fri) 02時半頃
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[力が抜けそうになる指先に、必死に力を籠めて、縋りつくようにして。 再び熱を孕み始めた中心は、触れずとも、透明な雫を零す。]
……いい、……構わな、ぃ…… ぁ、……はや、……ッ
[先端が触れれば、挿入し易いように腰を浮かせた。
首筋に押し当てた唇。 歯を立て、きつく吸い上げて、赤い痕を一つ、残す。]
(64) 2011/08/05(Fri) 02時半頃
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あ、ぁ……、ッ、ふ…… は……っ、ぁ……
[ゆっくりと、侵入してくる、指とは全く異なった其れに、震えた吐息を漏らした。 久々に受け入れた事もあり、多少の痛みは覚悟していたけれど、齎された快楽は其れ以上で。
跡を残す為に首筋に近付いた唇が離れれば、そこに己の唇を寄せて、触れるだけの口付けを交わす。]
……悦い。……すご、く……、悦い…… ぁ、……う、ごいて、……良い、から……。
[自然と動きそうになる腰を、僅か残った理性で制しながら。 それでも、しっかりと根元まで咥え込んだ後孔は理性と反して、きゅぅ、と相手の其処を締めつける。]
(71) 2011/08/05(Fri) 03時頃
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[奥を、奥を突かれる様に動かれれば、自分も其れに応える様に腰を動かした。
触れるだけの口付けを繰り返す。 口の端から漏れる吐息とも喘ぎともつかない音が、自分の耳から入りこみ、頭の中を更に、更に蕩かしていく。
――― 追い詰められて、高まって。
そんな風にしていれば、再び、二人の間に精が散るのは、時間の問題だろう。*]
(80) 2011/08/05(Fri) 04時頃
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/*中身が眠かった
この後どうしよう……シャワーだろうか、やっぱり……
(-16) 2011/08/05(Fri) 04時頃
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/* >>84 ほうほう。
ほうほうほう(身を乗り出し
(-18) 2011/08/05(Fri) 04時頃
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―廊下―
[は、と。 我に返ったように、足をとめた。 額に手を当て、ゆっくりと記憶を辿るけれど、もう、思い出せない。
行為が終わった後、自分がどうしたのか。 あの後輩に何と言って別れたのか。 どうして今、廊下を歩いているのか。
――― 全てが朧げで、全てが遠い記憶の中にあった。
手にしたタオルと、足の向く先から、シャワールームへ向かおうとしていたのだ、と判断する。]
……嗚呼、……僕は、
[それ以上の言葉は続けずに、ゆるりと首を横に振る。 兎に角、身体に残るどうしようもない不快感を早く拭いたくて、シャワールームへ向かう足取りを速めた。]
→シャワールーム―
(100) 2011/08/05(Fri) 10時頃
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―シャワールーム―
[其処の扉を開けた時、他の者の姿はあっただろうか。 声をかけられればきっと何か返しただろうが、そうでなければ真っ直ぐに、その空間を突っ切っただろう。
個室に入り、本当に浴びるだけのシャワーを終えて、髪を、身体を拭う。 それから淀みない動きで、長袖シャツの釦を留めて、スラックスのベルトをきちりと締める。 鏡の前に立つと、柑橘の整髪料で髪をまとめた。]
………
[目を細めて、鏡越しに自分を見つめる。 鏡に映る自分は、結局、どうしようもないくらいに何時も通りで。
嗚呼、本当に、慣れてしまったのだな、と。
ぽつり、心の端で思った。]
(101) 2011/08/05(Fri) 10時半頃
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ルーカスは、鏡の前でしばし、立ち尽くす。
2011/08/05(Fri) 10時半頃
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/* セシルさん襲撃フラグ……
(-27) 2011/08/05(Fri) 11時半頃
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[瞼を閉じて、鏡の中の自分から、視線を外す。 瞼の裏に思い描くのは、自分とは似て似つかぬ、少女の姿。
淡い蜜の色に似た柔らかな髪、透き通った翡翠のような瞳。 甘く澄んだ声を紡ぐ、桜色の唇。新雪のように白く、穢れを知らない肌。
――― 本当に、本当に、愛しかった、のに。]
………駄目だな。……
[ゆるり、首を振って、遠き日の面影を追い払う。 どれだけ想っても、どれだけ願っても、彼女はもう帰ってこない。]
[この手で穢し、壊した最愛の妹は、もう、どこにもいない。]
[逃げるようにシャワールームを後にする。 宛ても無く廊下を行けば、誰かと会うことはあるだろうか。]
→廊下―
(127) 2011/08/05(Fri) 15時頃
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/* えぇそうですよ近親相姦ですよえぇ。
しかも多分逆算すると最初に手出したのはポチェさんが10歳くらいのときになります。ひでぇ。 ぽちぇさん無くなったのがぽちぇ14:るか16、くらいとする。 今18。多分春うまれ。
(-33) 2011/08/05(Fri) 15時頃
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/* |ω・)
後輩の青春を覗き見るクズな先輩。 いやが僕いまいる場所は廊下ですけど。
(-36) 2011/08/05(Fri) 16時頃
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/* 悲しいけどここって男子校なのよね……
(-37) 2011/08/05(Fri) 16時半頃
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―廊下―
[名を呼ぶテノールの声に>>147、振り向く。 解かれた長い髪が先ず目に入り、一瞬、其れが誰かわからなかったけれど。]
……誰かと思っえば、……フィリパか。 髪を結っていないと、随分と印象が変わるな?
[ふ、と、表情を和らげる。 同級生に向ける笑顔も、声音も、いつもと何ら変わりはは無い。
違うのは、空気に混ざる、薔薇の香だけ。]
(149) 2011/08/05(Fri) 16時半頃
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/* 思っえば……(つうこんのミス
え、えぇねん此れくらいのミスタイプ誰でもやらかすねん
(-38) 2011/08/05(Fri) 16時半頃
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/* イアン何があったし……
(-40) 2011/08/05(Fri) 16時半頃
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[セピア色につられるように、其の手の中の真紅の紐に目をやった。 長い髪を結い纏めていた、紅い紐。 その紅色と淡い髪とのコントラストは、常々から目を引いていた。
ヨーランディスの名が出れば、ゆるく首を傾げて]
……あの、銀の髪の? あまり、夜に出歩くような者には見えなかったが。
[あまり日頃関わりのなかった後輩のことを尋ねる。 手紙の事を出されれば、少し、苦い顔をして。]
……フィリパも何か、出すものがあるのか? 別に僕の手紙は、何時だって、出せるものだから……
[可能ならば出したくない、と。 本音はそっと胸に仕舞う。]
(152) 2011/08/05(Fri) 17時頃
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/* ヨーラの苗字がわからナイツ☆
(意訳:名前で呼べない
(-44) 2011/08/05(Fri) 17時頃
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ルーカスは、ピッパはいつもどうやって髪を結っているのだろう、とふと思う。
2011/08/05(Fri) 17時頃
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/* 紐で髪の毛って上手く結えるものなのかなぁ。 ポニーテールとかにしないのなら大丈夫なのかしら。
自分の毛質があんま髪結うのに向いてないってのはわかってる。
(-46) 2011/08/05(Fri) 17時頃
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昨晩見たあの面々だけではなかったのか、外に出たのは。 ……後で、施錠の徹底を頼みに行こうか。風邪ならまだしも、飛んできたもので怪我でもされたら本当に大事になる。
[“夜、中庭の、薔薇の木の下で。”
その意味を知らないわけではなかったが、まさか、あんな嵐の中で、などと思う筈がなく。]
フィリパの家がどういった事情なのかは、僕はあまり知らないが。 手紙を出す前から、そう、諦めていてはどうしようもないと思う。 ……一度、手紙を書いてみたらどうだ?
[こんな事を手紙を出す事を渋る自分が口にしては、説得力だって無いだろうに。 逃げるように、つ、と、青磁をその手の結い紐から外し、窓の外へ向けた。]
(161) 2011/08/05(Fri) 18時半頃
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返事は、……とうに、出来ている。 嗚呼、……良い家族、なのだろうな。 ……何だかんだ言って、僕は、……家族の皆を、とても、大切に、想っている……から、
[でも、だから。]
本当に、……僕みたいな人間には、勿体ない位に、良い家族だ。
[結局は、自分は怖いだけなのだと思う。 必死に重ね続けた嘘を暴かれるのが。 隠し続けた本心を知られ、失望されるのが。
怖いのだと、思う。
無意識に握りしめた掌は、小刻みに震えた。]
(162) 2011/08/05(Fri) 18時半頃
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/* 出しそびれた設定:実は喫煙者
いやあの、煙管でもふもふさせたかった。
(-48) 2011/08/05(Fri) 18時半頃
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……あの嵐の中じゃぁ、きっと酷い事になっているだろうな。 生憎と、僕には園芸の知識はないから……、何も、処置はできないのだが……。
[園芸スペースの夜の面を知っているとはいえ、四季折々の花を咲かせるあの場を散歩するのは好きだった。 特に、夏に花を咲かせる、ハナスベリヒユの絨毯を見ながら、穏やかな時を過ごすのが、本当に好きで。
だからこそ、あの花が散ってしまった事を思うと、心が痛んだ。]
封筒と便箋なら、僕のを使えば良い。 何なら一緒に文面を考えよう。……それくらいならば、協力する、から。
[浮かべた笑みはぎこちない。 ぎしぎしと、心が痛むのはきっと、後ろめたさから。 自分がどんな人間か知らずに、真っ直ぐに此方を信じてくれる彼が、とても、眩しくて。]
(170) 2011/08/05(Fri) 19時半頃
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……僕は、フィリパが思っているほど、真っ当な人間じゃないからな……。 本当なら、君とこうやって話している事すら、大罪なのかもしれないと、良く思うよ。
[手の震えを抑えようと、重ねた手も震えていた。 悟られるのが怖くて、そっと両手を背に回す。
曖昧な笑みを浮かべた唇から、表情が、消える。]
なぁ、君の信じる主の教えに、どう書いてあるのか。 聞いても、いいだろうか。
[逸らした目線を、そのセピア色に、真っ直ぐに合わせる。 何も知らない彼が、本当の自分を知ったら、もう、こんな目で自分を見てくれないのではないか、と。 そう思うと、酷く、辛い。]
(171) 2011/08/05(Fri) 19時半頃
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……実の妹を愛し、関係を持つという罪は。 どれくらいの罰を受ければ、償えるのだろう?
[掠れた声で、問いかける。 フィリパがどんな顔をしているのか、見たくなくて、その真っ直ぐな瞳から目線を外すと、答えも聞かずに早歩きでその場を離れた。
震える掌をきつく握り締める。 たった今、友人を一人失ったのだ、と、思うと。 恐怖と後悔とが、指と足の先から全身へ、毒の様に広がって行くような感覚に囚われる。]
……僕は、……
[掌で顔を覆う。
言わなければよかったと。偽り続ければよかったと。 抱く想いは、あの時の後悔に似て。]
→屋上へ―
(172) 2011/08/05(Fri) 20時頃
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