84 戀文村
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−路地− [軍手は既に白さを持たない。 メッセンジャーバッグを新調するだけの資材もなくて 水に弱い鞄を懐に抱えながらの作業だからどうも苦しかった。 仕立て屋の女将が軍需衣料生産の人手として この村を離れてから大分経つ。 少しの解れぐらいなら自分でなおしたが、それ以外のことは難しい。 自分がいるうちに彼女が帰ってきたら、新しい鞄を頼もうと そんな夢のような考えを打ち破ったのは近づく足音]
なあに、いつものことさ。こいつも随分長いからねえ。 …本当は歯車のひとつでも直してやりたいけれど、今のご時世、なかなか。
[軽く肩を竦めながら手袋を外した。 すっかり慣れてしまった修理はそれほど時間を要しない]
また今度外れたら、お前さんのところに頼みに行こう。
[そんな言葉を残して、分隊長殿とは別れた。 それから、配達を済ませ、家に戻ったのはちょうど日が暮れるころだった]
(67) 2012/03/24(Sat) 11時半頃
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[翌日、郵便屋の朝は早い。 パン屋より少し早く起きだして、検閲を受けた郵便を受け取る。 封があいた手紙だけの日は、まだ少し気分が楽だった]
…また、来たか。
[郵便物を分けている途中、憂鬱そうに男は呟く。 軍本部からの、封のあいていない手紙。 恐らく、中には赤い色が詰まっているのだろう。 ただ少しだけ気が楽なのは、本人に直接渡さずにすむことだろう。 暫くみなかったが、これが来たということは恐らく戦局は更に悪いのだ]
これは、あっち行き。
[軍施設へと届ける郵便を、鞄の別のポケットに丁寧に入れる。 本当は、乱雑に雪の中へでも放り投げてやりたかった。 準備が出来れば、男は今日も自転車に乗って郵便配達に出る**]
(68) 2012/03/24(Sat) 11時半頃
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/* 目が覚めたらちょっと動揺した。 俺届けたらいかんそうです。 なので用紙だけ配達です。
郵便屋ですが。用紙だけです。 まあ、普通は軍から軍でそのまま行きそうだけどな。 すいません。一応郵便屋なので仕事をさせてください…。
(-23) 2012/03/24(Sat) 12時半頃
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[ちりりん、と音を鳴らしたのはすれ違う軍人に向かい。 余り多くを語らないと聞く。 何せ自分も自発的に人の輪にはいっていくほうではないし くわえて、今は同年代もあまり多くはない]
ご苦労さんです。
[すれ違いざま、軽く帽子を持ち上げる。 今のところはこれぐらいの挨拶が精一杯。 村の外から来た人間になれるには、聊か世情が悪い。
それでも、老人や子供ばかりが目に付く村の中でも。 郵便屋は自転車を走らせ続ける。 毎日続けることがあるのは、ありがたいことだと感じながら]
(150) 2012/03/25(Sun) 00時半頃
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[広場の辺りに来ると、とある少女に出会った。 少女と呼ぶにはもう妙齢なのだが、その雰囲気が どうしても男には何時まで経っても変わらない少女に思え]
やあ、クラリッサ。まだ寒いね。 …ああ、鞄かね。 そろそろ、ひとりで直すにも限界かもしれないねえ。
[はは、と小さな笑い声が零れると まだ少しだけ空気が白く濁った。 そのうち世話になるよ、と告げて彼女ともそこで別れた]
(151) 2012/03/25(Sun) 00時半頃
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[小雪が次第にちらつき始め、息は一層白くなり 男の鼻の頭も少し赤くなってしまった。 人に当たってはいけないので、定期的にベルを鳴らしていたが]
やあ、ミッシェル。大変なのはみんなだからねえ。 それに、手紙を待っている人がいるから
[君のように、と。 まくし立ててからの謝罪に目を細め、かすかに笑った]
手紙、来ているよ。 届けておくから、用事が終わったらとんでお帰りよ。
[鞄を、手袋のない手で二度叩く。ぽん、ぽん、と。 それからその背中を見送ってまた自転車は走り続ける]
(152) 2012/03/25(Sun) 00時半頃
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ー自宅ー [午前の配達を終えると、一度自宅に戻って食事を取る。 雑穀粥に薬草茶、といえば聞こえはいいが、 卵や小麦は既に配給制に近いものがあったし 餌が足りないのか、ストレスなのか 牛の乳の量も減り、乳製品も高価になった]
…そろそろ、年貢を納める時かもしれんなあ。
[暖かな湯気を立てる雑穀粥を 李の木匙で掬ってよく冷ましてから口に運ぶ。 そろそろ、午後の集配分が来るだろう。 届いたら仕分けをして、午後の配達に向かうのも 今のところはいつもどおりだった**]
(155) 2012/03/25(Sun) 00時半頃
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/* 紙に染みった血を無かったことにする修繕って それもう本買い直ししかないって…
背表紙の修繕は好き。
(-63) 2012/03/25(Sun) 06時半頃
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―路地―
エリアスじゃないか。調子はどうだい? さっき手紙を届けたら、お母さんが気にしていたよ。
あんまり遅くならんうちに、 早く帰って安心させてやんな。
[不機嫌そうな青年を見送り、 自分もまた配達に戻る。 次は峰向こうの一軒家。 その次は本屋へ。
まだまだ仕事は続いている。 たとえ、誰かが死ぬ手紙を受け取った日でも]
(229) 2012/03/25(Sun) 20時頃
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ウェーズリーは、相変わらず配達と集荷の繰り返し**
2012/03/25(Sun) 20時頃
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