162 絶望と後悔と懺悔と
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 08時頃
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― in the distant past ―
まあ、素敵。
それでは、お茶会としましょう。
[案内されたのは、瀟洒な宮殿の一室。 調度品も主の趣味が伺えるものが揃っており。
血のお茶会を愉しみながら。 先ほどの言葉を思い出していた。]
普段退屈してらっしゃるんですか? まあ、分からなくもないですけど。
[永遠の時を生きる存在。 だからこそ、密度は薄くなっていく。 彼女の知る純血の中にも退屈に飽きて消滅を望んだものさえ居た。]
(+0) 2014/02/17(Mon) 08時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 08時半頃
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― in the distant past ―
素敵な考え方ですね。 ……その先に、何があるかですか。
[闇に目を向けてその先に何を見出すのか。 それを自分も知りたいと思った。
だから、お茶会の終わりに彼に問いかけていた。]
ふふ、決めました。 良かったらしばらくの間。 この城で仕えさせてくださいませ。
[その言葉に目の前の真祖はなんと答えるのだろうか。 尤も、断られてもついていく心算ではいたのだった。]
(+1) 2014/02/17(Mon) 22時半頃
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― in the distant past ―
では、そうさせていただきましょう。 これからよろしくお願いしますわ。
[この時点では、飽きればいつか宮殿を去って行く。 そのつもりでホリーは居たし、トルドヴィンも同じだったであろう。
好きなだけ留まると良いと言われた彼女。 いつしか、以前からこの場所に居たかのような錯覚を周囲も覚えて居たのだった。]
(+2) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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知っていますわ、お父様。
[いつの間にか、呼び方が“お父様”へと変わっていた。 その事を嫌がる吸血鬼も勿論居たが。
トルドヴィンが認めている事と、面と向かって文句を言った吸血鬼が殺されてからは咎める者も居なくなっていた。]
『日本』ですか。 文化にも興味はありましたし、是非とも行くとしましょう。
楽しみですわね。
(+3) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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[日本と言う国にて、戦いは苛烈だった。
こちらに対しても、武器を持ち。 或いは、集団を率いて襲い掛かってくる物たち。 幾多の仲間が散って行った。 その戦いのさなかにトルドヴィンの片腕まで落とされたのだ。]
(+4) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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ふふ、そうでしょうね。
これだけの戦いが出来る連中に出会えたのですもの。 もっと多くを知りたいと思われるのは当然ですわ。
[トルドヴィンと共に、数多の戦場を巡ってきた。 これほどに高揚している事も珍しいと思いながら。]
(+5) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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