214 サンタ養成学校卒業試験
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ん…まあ、朧なら大丈夫だろ。 [>>1テッドの暴走ソリを朧の動きだとの予想を聞いて、そう言う。現にソリは校舎の方へに何とか不時着したようだ。とりあえず事故にはならなそうで一安心。
トナカイのもとへ駆け込む級友はやっぱり犬っぽいと思ったりする。にやける口元もとを押さえて、威勢よく返事をした。]
(12) 2015/01/25(Sun) 17時半頃
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[トナカイたちは寒さなどへっちやらだというようにふすふすと鼻息荒く、二人を迎える。今日もよろしく頼む、とトナカイの背中を撫でていると、聞こえてくるおまじない]
…テッド?
[テッドの囁きに呼応するように白い光は輝く。それはいつか見た光景>>272とよく似ていて、懐かしい気分になる。光たちが集まり、微笑んだテッドの周りは眩い光に包まれる。キラキラと夜空を舞うのには思わず感銘の声を上げた。
消えいる光に触れれば聞こえてくる願い。
――明日も明後日もずっと
一瞬で消えてしまえど、 確かにその光と願いはイアンの心に焼き付いていた*]
(14) 2015/01/25(Sun) 17時半頃
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[さっきのおまじないすごいな!と、ばしばしテッドの背中を叩く。ちょっと力が強かったのは、しんみりしているのを隠すためだったりする。]
なるほどなー、確かに皆とだったら、 いいチームになれる気がする。
[皆、一癖二癖あってもいいやつばかり。 信頼関係はサンタにも重要だよな、と大きく頷く]
俺も皆で一緒に仕事したいな… もちろん、お前ともな!
[トナカイたちを撫でるテッドににやりと笑って全面同意を示した]
(17) 2015/01/25(Sun) 18時半頃
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わりぃわりぃ
[全然、悪いと思っていない口調でにかっと笑いながら謝る。何気ないそんなやり取りも卒業という形で変わってしまうんだろうか、と不安がさっと過る]
…ああ。 そんな日がきっと来る。 信じなきゃ、叶わないよな。
[指折り仲間たちの名前を挙げるテッドをじっと見つめて、真剣な表情を覗かせる。今度は言の葉に乗ってはっきりと届いたテッドの願い。素直に嬉しくて、勇気づけられた。テッドの願いが届くのを信じたいと思えた。
トナカイは角を軽く当ててくる。アリスみたいに言葉はわからないけど遅いと言いたいのはわかる。]
よし、さっそく実習練習するか。 まずは、卒業しなきゃ話にならないもんな。
[手綱を自分の手にもって、そうテッドに促す。厩舎を出てから、置いてある練習用の一頭引きの橇を括り付け、準備を始めた]
(27) 2015/01/25(Sun) 21時頃
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そうだな…絶対に皆でゴールできる。 俺も信じるよ。
[力強く迷いを感じさせない言葉。 皆と過ごした年月を疑うようなことはしたくない。]
…さ、流石に今日は徹夜しないって。
[今日の遅刻騒ぎをからかわれれば、頭をかいて、バツが悪そうに苦笑い]
(41) 2015/01/25(Sun) 22時頃
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軽く試運転がいいだろうな。
[テッドには同意して、トナカイの角を撫で挨拶し、橇を括り付ける。ちらりと見えたソリの雪花草には首を傾げて、何だかわからないけど、それが持っている想いが伝わってくる気がする。
頑張ってんだな、と耳に入った言葉にはっとして]
でもさ、俺たち以外のやつもトナカイに 無理させるようなことはしないと思う。
…あれってピートだったよな。 まさか、迷子になったんじゃ…?
[方向音痴のピートのこと、ありえない話ではない。 ちょっと考えて、うんうん唸る。時間的にもう戻ってきてもいいし、空にピートのソリの姿はない。]
(42) 2015/01/25(Sun) 22時頃
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やっぱり、探した方がいい気がする。 テッドはどう思う? [ソリに繋いだトナカイはぺろりとイアンの頬を舐める。何を言ってるのかわからないのは不自由で、アリスの力が欲しくなる。決して手に入らないものだからこんな時はちょっと歯がゆい。
それでも、無力じゃない。 独りではできなくとも二人ならできるはず。 まずは、テッドの意見も伺ってみることにする。]
(46) 2015/01/25(Sun) 22時頃
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[テッドの即答にはほっとして、自信のない意見に自信がつく。こういうところはダメだなと思いつつ、意識はピートのことへ]
明日に支障が出たら困るもんな。 問題は場所なんだけど…──
[言い終えぬうちに、テッドが話しかければ、返事をするように雪を踏むトナカイ。自分もトナカイとはそれなりの信頼関係が築けているつもりだがテッドほどではないと思っている。いつもお世話になっているトナカイの頭を撫でると、何か言いたげに見つめるだけで]
んー、やっぱり信頼関係が足りないのか…
[本当は足りないのではなく、絆を確信できたならトナカイも応えてくれるのに、イアンは気づかない。トナカイは感情に敏感な動物。イアンの不安を察知して、委縮いるようだった。]
(56) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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や、今はそんなこと考えてる場合じゃないよな。 ピート探しに行こう。 …まあ、ピートだから事故にはなってないと思うけどな。
[ソリに乗り込み、ハーネスを引っ張る。準備万端。 あとは心だけ。すうと冷たい空気を飲み込んで、吐く。滑り出したソリは空へと駆け上がり、白い息が細長い線を生み出し消えてゆく。テッドのソリと並走しながら、それほどは高くまではいかないけれど、星瞬く空へ]
(57) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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― 飛び立つ前 ―
[テッドの笑顔に気持ちも落ち着いて、見ればトナカイの表情を緩んだ気がする。テッドの言葉にトナカイは鼻息を荒くして、応えた]
悪いな、相棒。 ちょっと不安になってただけだ。 明日…頑張ろう。
[その言葉に此方を振り返った眼は、 一緒に練習してきた日々を思い出させる。]
テッド、いつもありがとな。
[こうやって落ち込んでいる時にいつも励ましてくれる級友の存在が、イアンの心を落ち着かせた*]
(68) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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おーい、ピート!
[テッドに倣って、自分も声をだし、ピートを探すが、 雪に吸い込まれてゆく声に効果はあったか。]
…あれって
[夕日のように輝くオレンジ色にはどこか見た覚えが。 テッドの妖精たちの白い輝きの助けもあって、目を凝らせば、橇とトナカイと…そして、ピートの姿]
あ、ピートだ!いたぞ!
[並走していたテッドに呼びかけてから、 二人で着地するのにはちょっと狭い気がして、どうしようかと考えながら、鈴の音色でピートに此方の存在を知らせてみる。そこにいる小さなサンタの卵には気づかぬまま。]
(78) 2015/01/25(Sun) 23時半頃
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…校舎裏だしな。
[相変わらず方向音痴なのにはちょっぴり苦笑して、誰かに話しているように見えるピートは落胆しているようだが、一先ず声は聴けて一安心>>101。テッドと顔を見合わせ笑って]
うーん、見る限り怪我とかはなさそうだけど。
[妖精に頼み込む様子のテッド。 イアンは妖精には悪戯されてなかなか頼み事できない。 仲がいいのは今もとなりにいる数人の青い光の妖精たちか。 彼女たちの光は美しいけれどぼんやりとしていて。 ソリを引くときに光源がもう少しあったらいいな、なんて>>85]
(110) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 00時半頃
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[ギネスもいるならば凍えてしまうことはないだろう。 テッドが旋回するのに合わせて、自分も大きく旋回する]
最初のプレゼント…うまいこというなあ。
[テッドと同じタイミングで笑顔を零して、 一生忘れないプレゼントになりそうだと目を細めた。]
ピート、無事なんだな! ――…よかった
[安否を聞けば安心とともに白い一息をつく。青い妖精たちも何だかイアンに寄り添って、言葉はわからずとも、気持ちは伝わる。大きな瞬きを見せる白い光はテッドとよく似ているとぼんやり思った。]
(136) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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つっても、テッドの方が上手いんじゃ…
[テッドの提案にそう言いかけて、飛べそうだというピートの声に気づく。>>134 ソリに乗ったピートを見て、何度目かの安堵の息を]
(137) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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[テッドの冗談>>138には思わず、顔を見合わせて笑う。]
俺も待ってるから、早くこいよ、ピート! 罰ゲームなら俺も一緒にやってやるから心配すんな!
[きっと、ピートなら大丈夫。それは確信できる。 故にイアンも軽口をたたいて、 笑顔でピートを迎えようとしたその時、
――流星の如く…いやそれ以上に早く空を駆ける橇
その様子に思わずイアンもガッツポーズをしていた**]
(145) 2015/01/26(Mon) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 22時頃
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[考え込んだようなテッドの表情>>166は普段はあまり見ないものだった。長く一緒にいても、彼の思いを完璧に読み取ってあげることはできない。
それでも、テッドはどんな感情もひっくるめて力にできる強い男だと知っている。体格や年齢が優っていたとしても、テッドの持つ強い心はイアンとって見習うべきものだ。いつも励まされてばかりなのは恥ずかしくもあるけど、こうやって互いの足りない部分を補っていけたらいいと思う。
聞こえてきたテッドの言葉にそれをまた確信して>>175]
――俺もそう思うよ。
[呟いた言葉は月夜の風に流れてゆく。]
(221) 2015/01/26(Mon) 23時半頃
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[飛び立ったピートの橇は自分たちと同じ高さにくるとやったな、とにこにこしながら、言う。]
…おーい、気をつけろよ! 普段よりも何倍に感じるピートのテンション。 月をバックに宙返りしたのには 心配性なのもあって、注意の声をかける。]
ミナカターモニカー!
[見えた級友たちには手を振って、挨拶。 知らず知らずの内にイアンのテンションも上がっていて、 風をきる感覚が気持ちが良い。]
(234) 2015/01/27(Tue) 00時頃
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[空に飛ぶ前、テッドが口ずさんだメロディ。けれど、違う歌が聞こえてくる。ピートが首を傾けると同じくイアンも不思議そうにする。けれど、]
…すっごいな。
[メロディに乗せられた想いは確かに届いていた。雪のように降り注ぐ光はソリやトナカイにもかかり、星のように瞬いて空をかけるソリたち。思わず自分も口ずさんだ想いは夜空を流れて]
If you did not twinkle so, He could not see which way to go, Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are!
[星は、年月を共に過ごした仲間たち。
お祭りのような瞬間が終わりを迎えるのが寂しくなる。けれど、何があっても絶対にこの思い出を忘れることはない。ピートの言葉には大きく頷いて]
(261) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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もちろん、 ──…俺もそんな未来を信じてる。
って、よそ向いてんなよな。
[目を逸らしたピートが何だかおかしくて、笑い声が月に昇る。欠伸しながら、尋ねたピートには元気よく問題なし!と返した。
いつまでも、なんて、欲張りだけど、お星さまにお願い。一筋の流れ星がサンタクロースの卵たちの上を横切った**]
(263) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/27(Tue) 00時半頃
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