143 宵を待つ村
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ねぇ、 今まで騙してきてこんな頼みするのはフェアじゃないけどさ。
まだ人狼がいて、今日も処刑が行われて、 …もし、…
[もし、我儘さえ受け入れてくれるなら―――]
オレが処刑されるようなことがあったら、ラルフに縄をかけてほしい。
それで、もし、 ラルフが処刑されるようなことがあったら、 …キミの最期を、オレにください。
[――誰かに殺されるくらいなら、オレに最期を奪わせて。
ベネットや黍炉先生が処刑されていくのを見ていればわかる。村の多数決が絶対だと。そんなことさせたくないけど、と苦笑いしながら。**]
(34) 2013/09/19(Thu) 03時頃
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…そう、なんだ……
[本当の「ミルフィ」の話しも、その後の親との話も、ただ静かに聞いていて。 ディミルが話し終わると、小さな声でそれだけ呟いて再び黙り込む。
なるほど…ヤニクは人狼の被害者であったのか…と、彼がヤニクを信じると言った理由にも納得してた。
―それにしても。 お姉さんの変わりにお姉さんとして生きること。
…それは、彼にとって辛いことではなかったのだろうか…?]
話してくれて、ありがとう。 …ディミル、君は…このままお姉さんの人生を変わりに歩んでいくの?
[慎重に言葉を選びつつ、ゆっくりとした口調で話す。
できれば、本当の彼を見せてほしい。ディミルとして生きてほしい。 そう願いながらそっと手を伸ばし、拒否されなければ、ディミルの頬を優しく撫でただろう。]
(35) 2013/09/19(Thu) 03時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 03時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 08時頃
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オスカー>>33
大丈夫デス。きっと約束を守ってくれると思っていマス。
[ゆっくりオスカーに歩み寄って膝を折り、彼に目線を合わせた。]
狼は、とても優しい生き物デスから。
[こうやって心配してくれるアナタのように。と、ゆっくりとオスカーの頭を撫でた。]
(36) 2013/09/19(Thu) 08時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 11時頃
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[>>35このまま姉として生きるのか、と問われて、2年間を思い出すように俯いて、首をゆっくり横に振った。]
姉ちゃんがいなくなった事実を、受け入れるよ。 オレは、ディミルとして、ラルフと向き合いたい。 ラルフにも、ミルフィとしてじゃなくて、ディミルとして、オレを見てほしいから。
[自分が傷つくことを恐れて安定を求めるのは間違ってる。正直に生きよう。 目の前の愛しい人が教えてくれた。
ラルフの手が頬を撫でると、気持ち良さそうに目を閉じ頬を沿わせた。]
(37) 2013/09/19(Thu) 12時半頃
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優しい?
[>>36不思議そうな顔で返して。人狼は父さんを殺したのに、と口の中で呟く。]
…そっか。 守ってくれるといいね、約束。
僕は、君がしたいようにすれば良いと思う。 …たぶん…それを止められる資格は、誰にもないから。
[ぽつりぽつりと、静かに言った**]
(38) 2013/09/19(Thu) 18時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 19時頃
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[ずっと、オスカーの幸せを考えていた。命があることが幸せだと思っていた。
命があっても、人間を殺した人狼が一緒にいて幸せなのか。 命を落とした者は幸せではないのだろうか。
彼を守り抜く決意も反故に、運命を分かち合った者達のよう寄り添って共に命を断とうかとも思い浮かんだ。 昨晩、処刑された黍炉とムパムピスや、命を奪ったヒューとクシャミのように、想い合う最後の姿に憧れが募る。
村人同士だったらいいのに。この村に来てから何度も何度も願った。例え命を落とそうとも、誰か1人のことを想い、運命を共にしたかった。 オスカーと絆を持ちたかった。
だが、それは叶わない。 ……俺は人間ではないから]
(*3) 2013/09/19(Thu) 19時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 19時頃
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[>>34殺されるなら愛する人の手で…そう言うディミルに、初めて会った時のことを思い出していた。
「最期は自分のものに」…その真っ直ぐな感情が自分に向けられたら幸せだろうと、そう願っていたことが叶ったことに、胸の奥が熱くなる。]
いいよ…。 僕の最期を…僕の全てを、君にあげる。
[頬を撫でた手をそのままディミルの後頭部へと回し、もう片方の手で腕を掴むと自分のほうへ引き寄せる。 抵抗されなければ、そのまま彼の身体を抱きしめようとして。
首を横に振るディミル>>37には、ほっとしたように頷いた。]
うん。お姉さんにはお姉さんの人生があったように、ディミルにはディミルの人生が必要だよ。
そしてその人生を、僕も一緒に歩ませてほしい。
[どこか懇願するように、囁く]
…好きだよ、ディミル。
(39) 2013/09/19(Thu) 19時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 19時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 19時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 20時半頃
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―回想―
[寄り添う2つの死体から離れようと後ろを振り向いた瞬間、白い小動物が横切るのが視界の端に入った。 振り向くとそこには何もいない。生き物の気配もない。ただ、待宵草の花が揺れていた]
(*4) 2013/09/19(Thu) 21時頃
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[>>39彼は全てをオレにくれる、と確かに言った。]
本当、に…?
[我儘を受け入れてくれたことが、嬉しくて、ありがとうの気持ちで満たされた。
後頭部と腕を同時に引かれてラルフが近くなる。 肩に頭を寄りからせて、腕を彼の背中に回した。]
…あたたかい…。
[オレの人生を必要としてくれる人が、一緒にいてくれる人がいる。]
…うん、うん…ありがとう… オレはオレの人生を生きるよ。同じ道を、歩こう。
オレも、ラルフが好きだよ。 ラルフがオレを思うより、ずっと、何倍も、好きだよ。
[言ってから、なんて照れくさいことを言ってしまったんだろうと、顔が、耳が、熱かった。彼には悟られないように、彼の肩に顔をうずめ、もっと強く彼を抱きしめた。]
(40) 2013/09/19(Thu) 21時半頃
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[>>27考え出した答えを、強い意志を持ってはっきりと伝える]
ヤニク、俺の代わりに死んでくれ。 ……約束は……必ず守る。
[どうしてもオスカーと共に生き残りたい。誰に恨まれようとも、祝福されなくとも、多くの犠牲を払ってでも]
(41) 2013/09/19(Thu) 22時頃
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[生きて俺自身の行動でオスカーを幸せにしていく。 多くの犠牲の上で、失望され、嫌われ、殺されたって構わない。 生きて証明したい。 長い年月をかけて、誰かを想う気持ちが本物だということを]
(*5) 2013/09/19(Thu) 22時頃
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―ラルフ邸入り口―
[手帳の1ページを切り離すと、扉に挟む。 コンッ、コンッとノックをするとそのまま立ち去った]
『親愛なる村人へ
君達が2人が想い合っていることに満足しているのなら、ヤニクを狼として処刑することに反対しないで欲しい。それが俺とオスカー、ヤニクの3人の希望だ。 その想いを蹴ってでも全てを望むのなら、俺を吊るように動いたらいい。
返事は処刑の結果で受ける。
イアン 』
[用件だけ簡潔に一方的に伝えると、この数日間ずっと感じていた不安が安ぐ。 ヤニクから死に場所を奪い、俺とオスカーの未来を奪う覚悟があるのなら受けて立とう。 全てを賭ける覚悟は決めた]
(42) 2013/09/19(Thu) 22時頃
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そうかな…?僕の方が何倍もディミルのことを好きだと思うけど。
[目の前の存在を、強く強く抱きしめた。 決して離しはしないと、そう言うように。
肩に乗せられたディミルの頭を撫で、頬を擦り寄せる。
いくら顔を埋めても、髪から覗いた耳が赤く染まっているのが見えて、彼が照れているのだと気付いた。 そんな彼を見て、くすりと小さく笑みを零す。]
ねぇ、ディミル。 僕の全ては君にあげるから……僕も、君が欲しいな。 顔をあげて?
[ねだるように耳元で甘く囁いて。
ディミルが顔をあげてくれるなら、その唇に優しく口付けを落とすだろう。]
(43) 2013/09/19(Thu) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 22時半頃
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…じゃあオレは何千倍も、好き。
[平行線にしかならない負けず嫌いを、繰り返した。 ラルフがくすりと笑う声が聞こえ、顔をあげてとねだる声が、熱い耳にかかってぴくっと震えた。
ゆっくり顔を上げてラルフを見つめると、今度は待宵草を介さずに、どちらともなく口付けを交わした。離れないように、彼にもたれかかりながら―――]
(44) 2013/09/19(Thu) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/19(Thu) 23時頃
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−草原→村の至る所−
[イアンとオスカーの返事を受けると、普段よりもほんの僅かだけ穏やかに笑い返した。]
人狼神の、幸あらんことを。
[そのまま、イアンがミルフィに手紙を送り届ける旨を聞くと、人目を避けて走った。幸い、この騒動のおかげでほとんどの住人は家か集会所にこもっている。 ケヴィンの店へと侵入し、主のいない店内から切れ味の良いナイフ、バール、ペンチを持ち出した。]
(45) 2013/09/19(Thu) 23時頃
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[張り合ってくるディミルに、愛しさが増すようだった。 …絶対に、僕の方が好きだよ。という言葉は、平行線にしかならないことが分かっていたから飲み込んで、変わりに笑顔を返した。
素直に顔をあげたディミルと、優しくて甘い口付けをかわす。 もたれかかってくる身体を抱き締めながら、啄むように何度も触れ合い、次第にもっと深いものへと…]
(46) 2013/09/19(Thu) 23時半頃
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[>>42扉を叩く音に気付いて、突然の来客を唇が離れた合間にラルフに伝えようとしたが、言葉は彼の唇によって遮られた。
彼が音に気付いたのなら、扉に一緒に行こう。 ―――気付かなければ、このまま――…。]
(47) 2013/09/19(Thu) 23時半頃
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[養鶏所の扉をバールとペンチで破壊し、手近な鶏を押さえつけると躊躇なくナイフで首を切り裂いた。
喉から吹き出す血がヤニクの体を染める。 勢いが弱まると、2羽3羽と続けて鶏の血を浴びた。全身を鮮血で汚すと、バールとペンチをその場に投げ捨て、先ほどよりも、慎重さを増して小道へと向かう。]
(48) 2013/09/20(Fri) 00時頃
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−村の小道−
……先ほどぶりデス。
[再び茂みをかき分け、朝遺体を発見した場所へ赴いた。 息を整え、ヒューとクシャミの遺体を引きはがしにかかる。そして狼に襲われた、より凄惨な死体を選ぶと肩に担ぎあげた。臓物などで、更に服に取れない染みが付く。残った死体を一瞥し、声をかけた。]
……少しダケ、借りマスヨ。
[せっかくなら2人一緒に運んでやりたかったが、生憎ヤニクの力では人一人が限界なのだ。可能ならば、後で運んでやる事にしようと考え、最後の目的地―――集会所へと足を向けた。]
(49) 2013/09/20(Fri) 00時頃
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[扉をノックする音>>42のには気付いたけれど、それよりも今はディミルを離したくなかった。
何か言いたそうにするディミルの唇を自分のそれで塞ぎ、抱き締めていた身体を反転させて自分が寝ていたベッドへと縫いつける。
上から見下ろすような姿勢になれば、はだけさせたままのディミルの胸元が扇情的に目に映り、思わず目を細めた。]
今は、僕のことだけ考えていて…?
[その後は、ディミルへの愛しさを伝えるために…ディミルの愛を確かめるように。 ディミルの身体を求めていった…―]
(50) 2013/09/20(Fri) 00時半頃
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[――少し眠っていただろうか。 隣を見ると、ディミルも寝息をたてていた。
眠る前に誰かが尋ねてきていたのを思い出し、起こさないようにそっと服を整えると、ベッドから降りて扉へと向かう。
見ると、紙が挟まっている。 訝しげにそれを抜き取って、書かれている文字を目で追った。]
…イアンさんから…?
[読み進めるうちに、自然に眉が寄せられていく。
これは…イアンさんが人狼だということなのだろうか…]
全てを望む…?僕は……
[ただディミルと共に居られればそれで良い。 でもディミルは何と言うのだろうか…]
(51) 2013/09/20(Fri) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/20(Fri) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/20(Fri) 00時半頃
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−集会所への道中→集会所−
[死者は生者に比べ、体にかかる負担が大きい。血袋などと揶揄される由縁はそれだ。軽く息を切らしながら、ポツリポツリとうわごとのような言葉が口から漏れる。]
『ミルフィ』さん……結局、ボクは変われませんデシタ……どこまでイッテも、ボクは狂人で、どこまでいっても…… 片想いでしか無いのデス……
[主人――イアン――は約束を守るだろう。ミルフィはきっと無事にこの村で生きていくだろう。しかし―――]
アナタを殺してしまった罪は、いつ償えマスカ?『ミルフィ』さん……
[ぜぃぜぃと息を切らし、想い人に問いかける。彼女は、もうどこにもいない。天国や地獄があったとしても、おそらくヤニクは天国にいるであろう彼女に会う事はできないだろう。結局、その言葉は誰にも届かないのだ。 彼にとって解りきった事実を虚空に向けて問いかける内に、集会所は眼前に迫る。
そして、その扉の前に立つと静かに息を整え、ことさらゆっくりと、音が響くように、中の村人たちに状況を見せるように、戸を開いた。]
……コンニチハ。親愛ナル村人サン。 狼は、見つかりマシタか……?
(52) 2013/09/20(Fri) 00時半頃
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[ふと、伝え忘れた事を思い出す。]
……ミルフィさんに貸したハンカチ。燃やしてくれって言い忘れたナァ……
[そのまま、目まぐるしく動く集会所の様子から意識を切り離すように、ゆっくりと目を閉じた。**]
(53) 2013/09/20(Fri) 00時半頃
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[夢を見ていた。
故郷の村で人狼騒ぎが起こっていた時に、父が何かに襲われているのを見たあの日の夜のことだ。
棚の上の銀のナイフを手に取って、自分でも何もかも分からなくなりながら争闘の場に突っ込んで行き、無我夢中で何かを切り裂くうちに、世界は暗転した。 朝目が覚めると、眼前には父と見知らぬ男の死体が転がっていて、自分は不自然に綺麗な服を纏いながらそこに佇んでいた。]
[似たような体験は、一度や二度では済まなかった。 未だに、自分が何者で、何をしたのかは分からないけれど。 自分は幸せに生きていてはならないのだということは、何となく理解していた。……つもりだった。
けれど、それも分からなくなった。]
(54) 2013/09/20(Fri) 01時半頃
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僕の側に居たら、危ないのに。 …イアンが危なくなるのは嫌なのに。 ――でも、
…………。
(55) 2013/09/20(Fri) 01時半頃
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[その言葉を以前に聞いたのは、もう随分と遠い昔のような気すらしたけれど。]
………「すき」、 すき、だよ、…僕も。
[再び繰り返してみたそれは、お伽話を聞いたときよりもずっと重々しく、何処か暖かいもののように感じられた。**]
(56) 2013/09/20(Fri) 01時半頃
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…うん、…ラルフが…、欲しい
[>>50ラルフに組み敷かれると続きを促すように切なげにねだった。―――
―――目を開けると、隣で寝ていたはずのラルフの姿がなかった。 彼のいたところに手を置くと、まだ暖かい。
「…イ…から…」とラルフの声がしたため、来客だろうか、と乱れた服を正しながら扉へと向かった。]
(57) 2013/09/20(Fri) 01時半頃
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[扉の前にはラルフがひとり、立って何かを読んでいた。>>51 横から覗きこむと>>42イアンからの伝言のようだ。
そこで、まだ外では処刑が行なわれていることを知り、名前の載っていないムパムピス、ヒュー、クシャミを思って、悲愴感を覚えた。
差出人のイアンは…村の外から来た記者だったか。 記事が載ったら、といった話をしたときの彼の表情はとても爽やかだったけれど…。
なんで、ヤニクは死にたがっているんだ…。 片想いをやり直したい、そう言っていたのに。死んだらなんにもならないじゃないか。
ラルフを見て伝える。]
―――ラルフ、村を出れたら、良い医者を探してキミの病を治そう。 一緒に、生きたい。
[今から集会所へ走れば間に合うだろうか。愛する人が人狼だと思った人を、処刑するように呼びかけよう。**]
(58) 2013/09/20(Fri) 01時半頃
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ディミル…
[気付くと隣に立っていたディミルの肩を抱きよせる。]
ヤニクを処刑して、この悪夢を終わらせられるのだとしたら…
行こう。僕も、ディミルと生きたい。
[「病を治そう」というディミルの言葉が嬉しかったから、自分の身体を思うと、いつまで生きられるか分からないけれど…そう思う気持ちは飲み込んで。
ディミルの手を取って、集会所へと急いだ。]
(59) 2013/09/20(Fri) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/20(Fri) 03時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/20(Fri) 03時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/20(Fri) 03時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/20(Fri) 04時頃
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人狼は幸せになることを願ってはいけないのか。 両思いにならなかった片想いの人は、好きな相手の為に動いてはいけないのか。 守りたい。もっと一緒に生きたいよオスカー。
[――人狼の、遠吠えが響き渡る]
(*6) 2013/09/20(Fri) 06時頃
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