64 色取月の神隠し
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芙蓉は喧嘩屋 辰次に投票した。
日向は喧嘩屋 辰次に投票した。
たまこは喧嘩屋 辰次に投票した。
ゆりは喧嘩屋 辰次に投票した。
辰次は薬売り 芙蓉に投票した。
藤之助は喧嘩屋 辰次に投票した。
辰次は村人の手により処刑された。
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ゆり! 今日がお前の命日だ!
2011/09/19(Mon) 06時半頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ゆりが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、芙蓉、日向、たまこ、一平太、藤之助の5名。
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 06時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 07時半頃
団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 11時頃
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[>>7:71奈落のような黒に 逸らすことなく据えられた瞳を覗き返して]
人の子の力では叶う筈もない不可思議な業を この眼で見られるかも知れないのだろう?
もし、己が神さんの類なら、 邪魔するような野暮はしないさ。
[愉しそうに見える、という日向の謂いを否定はしない]
(0) 2011/09/19(Mon) 13時半頃
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[そして言葉を継いで]
……日向ちゃんは本当の己とやらに 逢ってみたいと思うのかい。
けれど、それがもし日向ちゃんの思うようなモノだったら 大変なことになるかも知れないよ。
[揶揄うように、くつくつと笑った]
(1) 2011/09/19(Mon) 13時半頃
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[簪の九十九神、己の異能――そして神隠しとあやかしのこと。 意を決して語るたまこを、鵺は冷ややかに見詰めるが 一平太の身の上に話が及べば、口を差し挟む>>83>>84]
……つまり、おたまちゃんが、明とかいうあやかしに拐されずに 済んだのは、一平太っていう仲良しの坊が護ってくれたからと、 そう思うのだね。
[鵺の指を拒んだ鈴の音は、その小僧の力なのだろうか]
『たまこ独りなら、易々と獲ることも出来ただろうに 人の子の繋がりとは何と厄介なものか』
[一平太を想うたまこの様子に>>85 芙蓉と揚羽に向けて苦々しく囁き掛けた]
(2) 2011/09/19(Mon) 13時半頃
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[人の子の娘二人が一平太を隠世から呼び戻すと決めれば 鵺の眉が僅かに顰められるが、それも一瞬のこと。
日向が懐から取り出した柘植の櫛が白く色を変えるのを 興味津々といった態で眺める]
……なぁ、日向ちゃん。
人の子の身で隠世への道を開き、向うの住人となった者を呼び戻すなんて、本当に出来ると思うのかい? 己は思うのだが――
そんなことが出来る存在は 最早、人の子とは呼べないんじゃないかなぁ。
[瞳を閉じた日向>>89へと、静かに語り掛けた**]
(3) 2011/09/19(Mon) 13時半頃
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“大変なこと……
………。
“うん、出来れば それでも”
[瞳を閉じる直前、藤之助の言葉へはこう答えたのだったか。 笑みを漏らすその姿を大真面目に見詰めて]
“どんなことでも、 本質を識らないと 理解には繋がらないと思うから。 分からないものを諦める前に、知りたいよ。私は ”
[不思議そうに小首を傾げた]
(4) 2011/09/19(Mon) 17時半頃
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[そうして、暗く塞がる視界]
"一平ちゃん――― 一平ちゃん"
"聞こえますか"
[異なる世の狭間、凛と響く。 吹く風に乗せる声は、静かだがよく通るもの。 その先へと耳を澄ませて、幾度となく呼び掛ける]
(5) 2011/09/19(Mon) 17時半頃
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"たまこちゃんが、貴方を呼んでる。
届くかな 聞こえる、かな"
[腕を伸べる。 掌から指の先まで伸ばしたこの手に、狭間から誰かの指が届くなら その手ごと取って、導く様に優しく引こう。]
(6) 2011/09/19(Mon) 17時半頃
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[飛び込んできた陽の光に目が眩む。 慣らすように数度瞬きながら、知らず上げていた腕を下ろした。 指先には、確かに誰かが触れた感触が残っている。]
―――――。
[如何にすれば良いかを昔から知っていたかのよう、 躊躇いもなく流れるような力の行使に、僅かな狼狽が瞳に過ぎる。 周囲へとゆるりと薄茶を廻らせたのち、再び視線は藤之助へと。]
“人の子でなく―― 藤之助さんなら、そういう存在をどう呼ぶ ”
?
[人の子とは呼べぬ、その言葉を微かな頷きと共に受け止めて。 その場に居る者の表情を確かめながら、考えを聞く為にゆっくりと問いを刻んだ。 握り締めた櫛は既に光を失っている。]
(7) 2011/09/19(Mon) 18時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 18時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 19時頃
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― どこか ―
…だれ。 アヤカシ?
[ふと、どこからともなく聞こえてきた声に慌てて首を振って周囲を見渡した。]
(8) 2011/09/19(Mon) 21時頃
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[>>5声には覚えが無かった。 しかし、一平ちゃんと呼ぶのは、誰だったか覚えがある。]
日向さん、なのか? たまこ姉さんは、一平太ちゃんだ、そういわないし―。 僕は、この音色を知らない…。 [それは、覚えてないだけかもしれない。]
(9) 2011/09/19(Mon) 21時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 21時半頃
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[隠された者は、どこへ行くのか、どうなるのか。 日向へ向けた薬売りの言葉に、たまこはやや怯えた様子で頷く。 この娘も、自分の身に起こっていることを、把握しきれてはいないのだ。 この娘にとって、道の向こうは、未だ闇>>6:74]
『――藤、あんた、面白がってるだろ』
[日向と互いに目を見交わして、言外の探り合いをしているらしい藤之助へ、そんな囁きを投げた]
(10) 2011/09/19(Mon) 22時頃
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[此岸と彼岸の間に差し伸べられた日向の白い繊手が 隠世から、とらわれびとを引き戻す]
これは驚いた。 まさか、本当に……やってのけるとはねェ。
[流れるような力の行使と、その業が齎した結果に 鵺の眸が感に堪えないとばかりにさざめく]
『……けど、お気に入りを取り上げられて 明の兄さんは、さぞやお冠だろうなぁ』
[気の毒そうに囁いた]
(11) 2011/09/19(Mon) 22時頃
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[やがてたまこは、はっきりと、一平太が目の前で消えたことを、思い出したらしい>>6:83>>6:84 苦々しげな鵺の囁きに、狐は答え>>2]
『人の子の繋がり、って言うけどさ。 どんなに思い合ったって、ただの人間が、あやかしの力から他人の身を護れるもんかね。 そりゃあもともとは、雷門の加護だったのかも知れないよ。 でも、そんな力を身に宿しちまったのは、もう――』
[ふたりの娘を、じっと見つめた]
(12) 2011/09/19(Mon) 22時頃
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[>>7薄茶色の眸を向け、日向が鵺に問うのに] 己が呼ぶとしたら、か。 神さん、と呼ぶのも違う気がするしなぁ……。
そうだなぁ。 ――いっそ、あやかし(同胞)と呼ぼうか。
[揶揄う色のない、真面目な面で答えた]
(13) 2011/09/19(Mon) 22時頃
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ええっと、そのいっぺいたって子は、神様じゃなくて、あやかしに連れて行かれて。 他のみんなを連れ去ったのも、あやかしで。
で、ひなたは、あやかしの手から、いっぺいたを取り戻すって、言うのかい? 現世と、隠世の、道を開いて――
[半信半疑といった声を掛けながら、少女の手の中で色を変える櫛を覗き込む。 恐れよりも、警戒よりも、いま勝るのは興味]
(14) 2011/09/19(Mon) 22時頃
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あはは、辰次は良かったねえ。 いい祭りだったじゃないか。 いや、これからも、祭りは続くんだね。 せっかく連れてった大事な子。 ずうっと、離しちゃいけないよ。
[遠ざかる同胞の気配へ、囁きを送った]
(*0) 2011/09/19(Mon) 22時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 22時頃
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[そうして、見知らぬ少年の姿が、目の前に現れれば]
…………へえ。
[しばし、ぽかあんと口を開け、その様を眺めていた]
(15) 2011/09/19(Mon) 22時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/19(Mon) 22時頃
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その子がいっぺいたかい。 ねえ、そうなんだろ?
[椅子に腰掛けたまま、上半身を乗り出して]
凄いよ、あはは、こりゃあ凄いねえ。 祭りで軽業も、手妻も見たけどさ、今のが一番凄い見物だよう。 ねえひなた、あんた凄いよ。
[目を輝かせて手を叩く]
(16) 2011/09/19(Mon) 22時頃
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『……そりゃあ、普通は無理に決まってるさ。
けど、鈴の音のせいで、己がたまこを獲り損ねたのも事実だし たまこと日向の繋がりで、隠れた筈の一平太も戻ってきちまったしなぁ』 [>>12芙蓉の囁きに、難しい顔で呟いた]
(17) 2011/09/19(Mon) 22時半頃
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――あぁ、この日向って小娘、 秋月の旦那と違う意味で、面白い人の子だ。
[>>10面白がってるだろ、と、呆れたような色の滲む言葉に愉しげに答える]
(*1) 2011/09/19(Mon) 22時半頃
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[そっと手に何が触れた。 >>6暖かいもの―。]
これは―手だ。 これは寧ろそういうアヤカシなのか?
[名を呼ぶ声と手に少し持つ疑問が。]
いや、違う。 アヤカシは僕の名前を知らないかも。 それにたぶん、たまこ姉さんのことを言うのか…?
(18) 2011/09/19(Mon) 22時半頃
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あれあれ。 隠世の里に、また綺麗どころを増やす気かい?
――ふふ、「人の子」ねえ。
(*2) 2011/09/19(Mon) 22時半頃
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>>6:89
[日向が、たまこの話を反芻するように文字に連ねてゆく 少しずつ、飲み込んでゆく様子に、こくり、とひとつひとつ頷きを返した]
[しばらく沈黙が訪れた後、日向の手がすっと枝を動かし地面をなぞった]
…! 日向ちゃん… う、うん。わたしに、出来ることなら。
[まだ迷う風であったたまこの頬がさっと青ざめて 覚悟を決めたように、手を組んで祈るように日向のほうへ向いた
(19) 2011/09/19(Mon) 22時半頃
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[柘植の櫛の色が変わる それは、いつかの夜の半月のように白い光]
[息を吸い、目を閉じる日向に合わせ 祈りをこめて、そっと目を伏せた 心の中で願うのは、ただ、幼馴染の少年の無事を]
>>3 [藤之助が日向に語りかける声が聞こえるけれど 今はなにも、考えることはできない ただ、日向を信じるのだ、と自分にいい聞かせて―――]
(20) 2011/09/19(Mon) 22時半頃
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ああ、違うよ、仕掛けがあるって言いたいわけじゃないんだ。 軽業も、手妻も、仕掛けや鍛錬でできるようだけど、結局は人の力さ。
でも今のは、ねえ、どう見たって違うよねえ。
[楽しげに、嬉しげに、座った足をばたつかせ]
(21) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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ひなたもさあ、たまこもさ。 いっぺいた、あんたもたまこを護ったってんならさ。
[先ほど鵺に囁いたこと、人の子たちへ声に出す]
たとえもともとは、神様の加護ってやつだったとしても。 あやかしの力を凌いで、現世と隠世の境を越えて。 見たり聞いたり、挙げ句の果てには奪い返すことができるってんなら、 それほどの力を身に宿したってんなら、それは、
[そこで言葉を切ってから、すい、と視線を藤之助へ流す。 答えはもう、彼が口にしたと言わんばかりに>>13]
(22) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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[そのまま手は、自分を何かに連れて行くように引っ張っていく。]
この感じ。 さっきと同じような―。
[何故か引っ張る手の先から、慣れた空気が流れてきた。]
あ、わ、あ、ちょっと、まっ。
[咄嗟過ぎて、反応できず。明之進に何かを言いたい、言わないといけない気持ちが、しかし時間が残せず。
そのまま、また何かを抜けていく―。]
(23) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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そう、今は未だ、な――
[芙蓉の含み笑いに答え]
兎も角、綺麗な花はいくらあっても良いもんさ。 第一、辰サンにだけ良い思いさせるってのも癪だろ?
(*3) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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― 菊屋屋台 ―
え?
[周囲をきょろきょろ向いた。 引っ張られていたためか、尻餅をついてつきながら。
知り行く顔、知らぬ顔、その中で、立ち上がる。 漏れるは現状を知らず。]
どういうこと―?
[>>16見たことの無い女性に問われるには、ああはいそうですと、ほうけながら答え。]
(24) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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[指の先、増えた影。 それが一平太だと知るや、安堵したような困惑したような複雑な表情が浮かぶ。]
“おかえり 一平ちゃん”
[狭間で友に届いた声も、此処では音を奏でない。 ゆっくりと唇を動かして一平太へと微笑みかけ、 傍らのたまこへと視線を向けた。促すように。]
(25) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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[しん、と空気が鎮まったような気がした すっかり暗くなり、きっともう祭りの2日目は終わる頃 祭囃子の音も、人々の喧騒も、遠く過ぎた後で 空にはぽかりと上るお月様
けれど、冷たい月の光ではなく、お日様のような光が 傍にいる少女のその名とおりに、暖かくたまこを包んだように感じた]
…あ。
[目をそっと、開けばそこに]
[一平太が、いた]
(26) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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男ってのは、仕方ないねえ。
そもそも、あやかしになっても今のまんまの姿だとは、限らないよ? 角が生えたり、毛むくじゃらになるなんてザラにある話さ。
[くすくすと笑い]
……毛玉になったのも、いるみたいだし。
(*4) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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『にしても、ほんと、あきのしんは何て言ってるのかねえ。 友達ができたって、あんなに喜んでたのにさ』
[何がなんだかわからない様子の一平太を眺めつつ、鵺に囁く]
『慰めてくれる筈の兄貴分は、いいヒトができて夢中だろうし』
(27) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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――ま、辰次なら、弟分を放っておいたりはしないだろうけどね。
(*5) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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[問いに返ったことば。>>13]
“あやかし。”
[真面目な表情とその声色は、不思議と静かに見えた。 声なき声でいちど、にどと繰り返す。 ふと芙蓉の声に振り返り、彼女を見詰めて瞳を細めた。]
“軽業とも手妻とも違う業だけど、 ――私は、ただの人間なんだよ。 力を持っているのはこっち。 御婆ちゃんから御爺ちゃんに、 それから最後に私の手に渡ってきたこの櫛。”
[熱の篭った声に眉を下げて微かに笑む。 軽くあたまを下げたのは、賛辞への礼。]
(28) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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>>25 [傍にいるであろう日向を振り返り 静かな落ち着いた様子に、伸ばしかけた手をはたと止めて 薄茶の瞳が促すように微笑むのに、眉の下がったまるい笑顔を向けた 日向の手を取って一歩、一平太のほうへ歩みかけ]
日向ちゃん、が。 呼んでくれたの。 声が、聞こえた、でしょ。
[日向の声、は、隠世と現世を繋ぐ声 その狭間で届くように 現世での声を失ったは、その力のせいなのだろうか、と たまこは声を詰まらせながら、一平太へと呼びかける]
(29) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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[強い想念が宿った古き品が九十九を生むと聞く。 しかし、この櫛はたまこの簪のように、あやかしをこの世に顕現させはしなかった]
“だけど、”
[切った言葉の続きを中々文字に出来ず、 幾度となくそうしたように、土の上で惑う枝先。]
“……ん そうだね。 こんな力を使役できるということは、 藤之助さんの言うとおり、なのかも知れない”
(30) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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……お前さん、嫌なことを言うねェ。
けど日向は……あれは、どうだろう。 見た感じ、案外、芯が強そうだぜ。
[だから、今の可憐な姿のままでいられるだろ、と言外に]
(*6) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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[>>25日向さんがいる。 そして促された視線の先に>>26たまこ姉さんがいる。]
戻って―来たんだね。 僕は。
[目の前で消えるのを見たであろう彼女がそこにいる。そして日向がそこにいる。
しかし表情は、心情はとても複雑で。]
そうだ、僕は戻ってきたんだ。 神隠しから戻ってきたんだ。
[同じ言葉をもう一度繰り返す。 それは、即ち同時に。]
明之進…くん。
(31) 2011/09/19(Mon) 23時頃
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>>13 [ぞくり、と背筋を冷たいものが走る たまこは、喜び勇んですっかり頭から消えていた 藤之助の問いかけを思い出す]
…いやだ。 藤之助さん、なに、言ってるの。
[半分笑ったまま、けれど少し震える声で、ふる、と首を振った]
(32) 2011/09/19(Mon) 23時半頃
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案外も何も、ありゃあ、肝が据わってるよ。 けっこうな女丈夫になるかも知れないねえ。
[男の淡い夢など知らぬ]
(*7) 2011/09/19(Mon) 23時半頃
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ねえ、いっぺいた。
[明之進の名を聞き取れば、少年へと呼びかける>>31]
ひなたが言ってたよ。 あんたが戻りたい、行きたくないって思ってるんなら、連れ戻せるって。
あんたが、こうして戻ってきたってことは、 無理に連れて行かれてたのかい? あきのしんと行くのは、嫌だったのかい?
(33) 2011/09/19(Mon) 23時半頃
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>>29あれは日向さんだったんだ。 聞いたことの無い、すごく綺麗な声だった。
手を、もたれてそのまま…戻ってきた。 気付いたら此処に。
[言葉はゆっくりと語られている。]
(34) 2011/09/19(Mon) 23時半頃
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>>16
[パン、と手を叩く音と笑い声に、びくりとして芙蓉のほうを向く 怪訝な顔で、その様子をじっと見つめた]
芙蓉さん…?
[近づきかけた一平太へ背を向け立ち、 手を引こうとした日向をそっと引き寄せようと たまこの腕が宙を掻く]
(35) 2011/09/19(Mon) 23時半頃
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何って……? 己は事実を述べただけだよ。
[>>32ふるり首を振り、怯えを隠せない様子のたまこに にたりと笑い]
望むと望まないと日向ちゃんは、もう人の子じゃいられない。 それはおたまちゃんにも、分かっているんじゃないのかなぁ。
……いや、芙蓉の言う通り おたまちゃんや、一平太くんだって、もう――
[>>22芙蓉の視線を受けて、人の子たちの裡を毒を滴らせる]
(36) 2011/09/19(Mon) 23時半頃
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[それは、力を手にした三人に向けた芙蓉の言葉への返答にもなろうか。>>22>>30]
“それでも……特殊なのかな。 ………こういう力も、あやかしも、自分がそれに近いといわれても、 そりゃ 驚いたし、不思議だとは思うけど、 やっぱり身近すぎて 恐いとか変だとか思えないの。”
“人間とあやかしの境界って、なんだろうね”
[たまこの反応は自身とは違う。>>32 其処にあるのは明確な怯えで、恐らくはそれが自然なのだろうとも、思う。静かに文字を土で覆った。]
(37) 2011/09/19(Mon) 23時半頃
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たまこは、一平太を振り返り、もう一度芙蓉を見た。
2011/09/19(Mon) 23時半頃
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[たまこに手を引かれ、一平太の方へと一歩、踏み出す。>>29 気掛かりであった問いは芙蓉の口から問われ、微かに緊張した面持ちで彼の表情を窺う>>33]
[道を往く彼の声音に、はっきりとした拒絶の色は無く。 判断しあぐねて意見を求めに走ったくらいなのだから、 現世に戻ること、それが彼を連れ去ったあやかしは元より、一平太の本意でないことも有り得ると分かっていた。
それでも、たまこの強い意志に動かされ、後押しするように隠世への道を覗いたのは自分だ。]
(38) 2011/09/19(Mon) 23時半頃
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[あやかし、と呼ばれた娘は、薬売りの賛辞を受けて、小さく笑んだ>>28 何やら文字を綴ってから、櫛を捧げ持つようにして、こちらへ頭を下げる仕草。
それは落ち着いたものだったけれど、やはり戸惑いを見せ>>30
怯えるたまこを見つめてからは、また、静かに手を動かした>>37 そんな日向を評して、囁きを送る]
『あんたの言う通りだね、藤。 ――強くて、面白い子だ』
(39) 2011/09/20(Tue) 00時頃
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あなたは…? 何で明之進君を知ってるの…?
[>>33女性の問いは尤もと言える。しかし、自分は彼女を知らない。傍に居るようである男も。]
僕は―アヤカシに会うことを望んでいなかったわけじゃない。寧ろ、望んでいたんだと思う。
[しかし、独白は行って。きっとアヤカシを知っている女性もまた、アヤカシなのだろう、そう思った。]
(40) 2011/09/20(Tue) 00時頃
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何で、って。
[一平太の問いに、怪訝な表情になったが>>40]
知り合いの辰次ってのが、たまたまこの村に来ててさ。 あきのしんとは、そいつの伝手で知り合ったのさ。
――なんて、ねえ。 今言ったのは嘘じゃ無いけど、あきのしんから、聞いてないのかい?
あたしは、あきのしんがあんたを気に入ってたのを、知ってるよ。 仲良しの友達ができたって、一緒に里へ帰れるって、喜んでたのを、ね。
[そう言って、穏やかな笑みを向けた]
(41) 2011/09/20(Tue) 00時頃
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奪い返す、なんて。そんな恐い言い方… …一平太ちゃんは、明ちゃんのものでも、わたしのものでも、ないし。
なんで連れてかなくちゃいけないの?
わたしだって、明ちゃん…友達ができたって思ってたよ? 悪いあやかしだなんて、今も思ってないよ。 だけど、勝手なお願いって、わかってても、 わたし一平太ちゃんがいなくなるの、いやだったんだもの。
(42) 2011/09/20(Tue) 00時頃
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もう誰も、いなくならないで、ほしいもん…
[だんだん、声が震えるのを止めることはできなかった 日向とは反対に取り乱す様子はあやかしたちにどう映るのか]
[それと知らぬたまこは、じり、と後ずさった 芙蓉や藤之助が、あやかしを畏怖する人間であれば 日向を、それだけでなく、自分も、一平太も 追い詰められ、危害を加えようとするのかもしれないと]
(43) 2011/09/20(Tue) 00時頃
|
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でも、そうかい。 じゃあ、明之進と行くのは、嫌だったわけじゃないんだね。
[一平太の答えを聞いて、頷く。>>40 それは日向やたまこを責める響きではなく]
……安心したよ。
(44) 2011/09/20(Tue) 00時頃
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|
[日向をちら、と見れば、落ち着いた様子で地面に綴る返答があった]
日向ちゃん、恐くないの… この人たち、わたしたちを捕まえようとしてるん だ よ。
[と、言いかけて、えっ、と顔を上げる 一平太の問いに応える、芙蓉の言葉に、まるい瞳をもっと大きく見開いた]
里…? 知ってる…?
[言葉の意味を、飲み込むまで、少し時間がかかった]
(45) 2011/09/20(Tue) 00時頃
|
|
そう怖がらないどくれよ、たまこ。
[不安げな様子に、苦い笑みを向け]
あたしはね、あんたやひなたのことが好きなのさ。 ――本当だよ。
[簪に潜む九十九へも、それは聞こえているだろう]
「よそ者」のあたしらにも、親切にしてくれた。 団子をくれてさ、雉を焼いてくれてさ。 ああ、店に来てくれて、喋ったのは、楽しかったねえ。
[語る眼差しは、柔らかく]
(46) 2011/09/20(Tue) 00時頃
|
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明之進君と友達になれて、それでアヤカシだって聞いて本当に嬉しかった。アヤカシと行けるというのは、嬉しかった。
でも、やっぱり、行く時は。 たまこ姉ちゃん―心配だった。 残されていく人が、心配になったんだ。
[連れて行くと言った瞬間。短い時間の中で喜びと不安が重なって。ある種の覚悟を決めるまでずっと戻りたいと行きたい、入り混じった思いが、流れ出ていた。]
(47) 2011/09/20(Tue) 00時頃
|
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人の子は知らないものを恐れ、分からないものを爪弾いてきた。 それは遥か昔から変わらないし――きっと、遠い先にも変わることはないだろうさ。 [永い歳月を、人の子の傍らで積み重ねた鵺は告げる]
だから人の子はあやかしを恐れ、あやかしは人の子に恐れられる。……それこそが両者の境だろうね。
(48) 2011/09/20(Tue) 00時頃
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たまこは、芙蓉を見たまま、ぽかんと、口をあけて、固まっている。
2011/09/20(Tue) 00時頃
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ああ、そうだ、いっぺいた。 あたしの名を、名乗ってなかったねえ。
あたしは、芙蓉。
[立ち上がり、一同を見渡して]
あんたたちの言う、あやかし、さ。
(49) 2011/09/20(Tue) 00時頃
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たまこは、芙蓉を見たまま、ぽかんと、口をあけて、固まっている。
2011/09/20(Tue) 00時頃
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>>37
……そうさ、人の子は普通、おたまちゃんのように 己たちみたいなを得体の知れないのを恐れるものさ。
[>>43怯えの色を隠せぬまま、後じさる たまこを引き合いに出して] けど、日向ちゃんが それでも尚、怖じずにいられるのは何故だと思う?
簡単だよ――日向ちゃんは人の子でありながら、既にあやかしに近いところに立っていたからさ。
(50) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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僕の勝手な推量だけど。明之進君は前に、同じような―似たような別れをしたんだと思う。
さよって、多分女の子の名前。 みたいに、いなくならないで、って聞こえた…。 [そんなことを、あの狭間で聞こえていたのを覚えている。]
僕は帰ってきたかった。間違いないと思う。 だってたまこ姉さんの顔見たとき、すごい嬉しかったんだ。心配させてごめんって、ごめんって…帰ってこれたんだって。
でも、どうしよう、僕はまだ明之進君に何も言えてない…!思いを伝えられてないんだ!
[安堵、後悔、他入り混じる暴発が、涙を誘発させて。 ひたすらに、涙を零した。]
(51) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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いっぺいたは、あきのしんと一緒に行くのを、喜んでくれたんだろう? でも、たまこを残していくのは心配なんだね。
たまこは、いっぺいたがいなくなるのが、いやなんだね。 あきのしんのこと、今も友達だって、思ってくれるんだろう?
だったら、さあ。 ふたりとも、一緒に隠世へ来ちゃあくれないかい。
[たまこと一平太へ、交互に視線を向けながら、誘う]
(52) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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一平太は、芙蓉の名を>>49涙目になりながら覚えた。
2011/09/20(Tue) 00時半頃
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[恐れるのは、知らぬから 知らぬもの、わからないもの、理由のつかない災い それらを恐れ、なくそうとするのが人の子]
>>48
じゃあ…お互いに知り合えば…? これまでがそうでも… わたし、もう知ってる… あやかしが、恐いばかりでないって。
[藤之助の言葉に、誰に言うともなく呟いて 呆然としていた表情を徐々に戻す]
>>46 [芙蓉の言葉は、ゆっくり、たまこの心に染み込んでいく]
わ わたしも 楽しかった。
(53) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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いっぺいた……あんたも、優しい子だね。 あきのしんのために、泣いてくれるのかい。
ねえ、でも、泣くことはないんだよ。 もう一度、会いに行けばいいじゃないか。 こんどはたまこも連れて、さ。
そうしたら、あの子もきっと喜ぶよ。 もう、寂しくなくなるんだもの。
[ぼろぼろと涙を流す一平太に、手ぬぐいを差し出した>>51]
(54) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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……そう言えば。 日向ちゃんは己の本当を見たいと望んでいたっけ。
一平太くんは秋月の旦那の弟子らしいから、興味はあるのかな。 けれど、たまこちゃんには刺激が強いかもしれないねェ。 [哂う鵺の眸から、ごぼり闇が零れた。 森がざわめき、ひょう、ひょうと虎鶫の不吉な啼き声が響き渡る]
(55) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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[明之進や辰次との繋がりを芙蓉が語れば、 薄茶は仄かに驚きを乗せるが、直ぐに眼差しは柔らかに]
“芙蓉さんが、あやかし……”
[怖くないのかと問うたまこには、 曖昧に眉を下げて、先刻消したばかりの文字跡へと目を落とした。 捕まえようとしている、その言葉に懐疑的であったためだろうか。]
(56) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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ありがと、たまこ。 あたしらはね、ただ人の祭りを見に来ただけなのさ。 現世と隠世が繋がる束の間、滅多に無い「逢魔が時」にね。
[楽しかった、と言うたまこへ、笑みを返す>>53]
でもごめんよ。正直言うとね。 今日ここへ来るときには、たまこに何かの力があることは、知ってたのさ。 もし、それが、あたしらが祭りを楽しむ邪魔になるようなら、無理矢理にでもあんたを里へ隠しちまおうって思ってた。 ひなたのことは、知らなかったけどね。
だけど、もうすぐここの祭りは終わる。どっちにしたって、そろそろ帰らなきゃならないんだ。 今は、本当にね、あんたたちと……今度はあたしらの祭りで遊びたいって、思ってるんだよ。
あっちの里のこともね、知って欲しいって思ってる。
(57) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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“私も、芙蓉さんのこと 好きだよ。 芙蓉さんだけじゃない、今までに出会った皆の事も ”
[雉を介した出会いに驚いたこと。 薬を売って貰って、ぎこちない話をしたこと。 筆談が苦手な彼女にはもしかしたらこの言葉も通じないかもしれないけれど、一平太の独白を聞き、たまこの様子を気遣わしげに瞳に映しながら地に枝先を走らせる。]
“たまこちゃん……は、 やっぱり恐いと思うかな。 私は………”
[その先は書き留めず、首を振る。]
(58) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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>>54あ、どうもありがとう。
[手ぬぐいでごしごしと目じりを拭く。 その動きは単に自然、警戒の色は見えないだろう。]
明之進、に、会いに…? たまこ姉さんと―?
(59) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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>>49
[はっきりと、芙蓉があやかしだと名乗るのを聞く 蓬を探して知り合った、薬売りは、あやかしと聞いても 思い出せるのは、親切に蓬を売ってくれたり 美味しそうにおにぎりを食べたり、嬉しそうに団子を受け取る姿]
芙蓉さん…変だなあ。 わたし、今、ほっとしてる…
だって、わたしたちを捕まえる人間じゃないかって… あれ?やっぱり、変… 自分があやかしみたいなこと…
(60) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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明之進君…。
[もう一度名を思う。 最中、>>55ふと気付けば、空気が微妙に変わったような。] ―!?
(61) 2011/09/20(Tue) 00時半頃
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>>51 …っ 一平太ちゃん?
[後ろを振り返ればぼろぼろと涙を零す一平太の姿 溢れ出したように、次々と紡がれる明之進への思いと自分への謝罪]
…… ごめん、ごめんね。
[たまこは、ただ、眉を下げて、繰り返すしかなかった ―――芙蓉の、次の言葉を聞くまでは]
(62) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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ね、ひなた。 今まで言えずにいたけどさ、あたしほんとは、字が読めないのさ。 利発なあんたのことだから、気づいてたかも知れないねえ。 ごめんよ。
[綴られる文字は読めずとも、日向が向ける眼差しに、好意を拒む色はなく>>58]
ひなたとも、あたしはもっと一緒にいたいよ。 神隠しの先、あやかしのこと、もっと知りたいと思ってくれるなら――
あたしは、あんたの声を、聞いてみたいよ。
(63) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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[鵺は闇を湛えたまま、人の子たちに言葉を重ねる芙蓉を見守り]
(――温いことだ)
[と、心の裡で呟いた。 人の子に条理を尽くす必要などなく、気に入ったのなら攫ってしまえば良いし、抗うようなら喰らえば良い。
けれど、青葉村は芙蓉達の領域で 最初に『先住者の縄張り荒らすつもりはない』と宣言した以上 芙蓉の邪魔をする心算もない]
(64) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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[不意に降る、埋めた文字への返答。>>48 芙蓉から藤之助へと視線を移し、見上げた。]
[ひととひとの間でさえ恐れは生まれ、時に迫害すら引き起こす。 分からぬもの、知らぬものへの恐怖なら、どうだろうか。
恐れがひととあやかしとの境だと告げる、 どこか頑なな瞳の理由に、口を開きかけ―――>>48>>50]
(65) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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…………!
[近くの林から、逃げるように烏が飛び発った。 風が強さを増し、どこからともなく聞き慣れぬ鳥の声。 息を呑みそのまま吐けぬ儘、藤之助の変化を見詰めている。>>55]
(66) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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>>54 …え。隠世へ? 一平太ちゃんと、わたしが?
『ふぅむ。』
『芙蓉さま。』
『芙蓉さま。』
[名を呼ぶ声は簪の九十九 二度、繰り返して、ひらりと髪から離れ くるりと宙を待って、すとんと人型になって降り立った]
『あやかしの里の、お祭りだって?』
[腰に手を当て、一平太とたまこをちらりと見やる、興味深げな瞳]
(67) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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[>>57芙蓉の言葉にはっとする。]
そうだったんだ。 時間が来れば、アヤカシは、帰ってしまうんだね。 だから、慌てたようにしてたんだ―。
(68) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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ああ――やっぱり、近づいているんだろうねえ。
[あやかしみたい、と戸惑うたまこへ、そっと頷き>>60]
隠世の里へ続く道はね、一度にせいぜい通れてふたり。 もし、たまこといっぺいたが、里に来てくれるなら、先にふたりで行ってておくれ。 離ればなれは、もう嫌だろう?
だいじょうぶ、途中までは、あたしが……
[言いかけるのへ、呼ぶ声がする>>67]
……なんだい、揚羽。
[たまこの目の前で、姿を現した九十九へはっきりと視線を向け、その名を呼んだ]
そうともさ、隠世の里の祭りだよ。 そうか、あんたは見たことが無いんだね。
一緒に来るかい?
(69) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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>>56>>58 [日向が地面に綴る言葉を見て、少し眉を下げた]
うん…そうだよね。 わたしも、日向ちゃんと同じだよ。芙蓉さんのこと、好きだよ。
[それは、前に立つあやかしの耳にも届いたろうか それから、ごめんね、と日向に小さく言った]
わたし、皆が日向ちゃんを… わたしたちを、あやかしだって言って、捕まえるんじゃないかって …ちがったみたい、だね。
[よかった、と、日向に笑いかけて、それから芙蓉に向き直った]
(70) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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人の子は己を『得体の知れないもの』 ――即ち、"鵺"と呼ぶよ。
[かつての大妖の成れの果ては、総身に闇を湛え 驚きを隠せない様子の、人の子の前に立つ>>61>>66]
(71) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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>>71うわ…。
[流石に驚愕の声が自然と漏れた。 形容する言葉が出ない―それは得体の知れないものそのままに―]
(72) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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>>61 [明之進の名を呼ぶ、一平太をもう一度だけ見て それから、芙蓉に向かって深い礼をする]
芙蓉さん、わたし、一平太ちゃんと、一緒に行きたい。 おねがいします。
[芙蓉は知れど、あやかしの里がどんなところかはわからない 心に降る不安を断ち切るように、祈りの形に手を組んで]
(73) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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… >>55 …?え…?藤之助さん…?
[ざわり、と木々の摺れる音と、風を孕んだ不吉な咆哮 たまこは、息を呑んで、一平太の袖を引く]
(74) 2011/09/20(Tue) 01時頃
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わかったよ、たまこ。……ありがと。 心配要らないよ、楽しいところさ。
途中まではね、あたしがちゃんと送って行こう。 里の方から、志乃の箏や、辰次の笛が、きっと導いてくれるからね。 迷うことはありゃあしないさ。
あたしがたまこの手を引くから、 たまこは、いっぺいたの手を引いとくれ。
[微笑みかけながら、手を*差し伸べた*>>74]
後から、あたしらも帰るからね。 皆と一緒に、待ってておくれ。
(75) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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>>69
『へぇ、隠世――我らの世にも、祭りがあるんだねえ。 辰次さまが言ってたのは、そのことだったのだろか。』
[一緒に来るかい、と聞かれれば、切れ長の瞳が細くなって かく、と首を傾げて、芙蓉に問う]
『あたしも、行ってもいいのかい。 そちらへゆくのは、もう少し先だと、思ってはいたのだけれど。』
『おや、鵺さま… これはこれは…見事な姿だこと。』
[初めて見る大妖の変化に、感心したように嘆息をついた]
(76) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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>>60たまこ姉ちゃんは…アヤカシだったの―?
[アヤカシかもと思える言葉に、目をぱちくりさせる。 鵺というすごいアヤカシを見たから、殊更かもしれない。]
でもね。僕はアヤカシとかニンゲンとか、気にしてないよ。たまこ姉ちゃんは、たまこ姉ちゃんだよ。
[>>74袖を引いたたまこの手に自分のをそっと乗せて。]
(77) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/09/20(Tue) 01時半頃
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“…………鵺”
[ぬえ、と繰り返す。 その姿は、迫りつつある宵の闇すらも纏うよう。 櫛が無ければただの人の子である自分でも、そこに潜む強大な力をその気配から知ることが出来る。]
………
“藤之助さん。いえ、ぬえさん、かな あなたは、どういうあやかし ”
?
[得体の知れぬもの、という名を持つそのひとを見詰め、静かに問い掛けた。]
(78) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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[得体の知れないあやかしの姿を垣間見て 言葉を詰まらせ驚愕の音を漏らす一平太に 鵺を形作る闇がけらけらと笑い揺れる]
……己が未だ京にいた時分なら、 この姿を見ただけで気死する人の子もいたのだがね。 [感嘆の息を零す、艶やかな簪の九十九に答えた]
(79) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/20(Tue) 01時半頃
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でも日向さんも、不思議な力を持っていたみたいだし、案外、普通のニンゲンって僕だけ?だったのかもね。多分僕には、無いと思うけど…。
[自覚している中では、不思議な力を持っているという感覚は一切無かった。]
鈴も貰ったものだし、今の今まで鳴らなかったし。 あの鈴は一体なんだったんだろう。
[思うてみれば、一つ思い当たる節が。]
あ、そ、そうだ。鈴が向いた人を守ってくれる、そう鈴をくれるって言っていたような。
[その姿は覚えがもう無い。あるのは影の形だけだった。]
(80) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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『もちろんさ。里の皆にも、引き合わせよう』
[あでやかな笑みを浮かべる揚羽へ笑み返し、共に鵺へと視線を移す。 闇を纏う、大妖の姿を見つめ]
『ごめんよ、藤。あんたにしてみりゃあたしのは、鬱憤の溜まるやり方だったかもねえ』
[鵺の思惑>>64、心の内が聞こえたわけではなかったが]
『でもねえ、あたしがあの子らを気に入っちまったもんでさ。 やっぱり、嫌われたくはないんだよ。
まして、もう、仲間に――あやかしに近い子たちだもの』
(81) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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[芙蓉の謝罪に、首を振る。>>63 優しげな呼び掛けには、答えを紡ぐ間もなく空気が一変した。
目を逸らさずに藤之助の変化を見詰めている間にも、 芙蓉やたまこ、一平太の対話は進み]
………
[二人の答えを聞けば一瞬だけ瞳を揺らすが、 ひとつ瞬きをする間にその気配は霧散した。 自分が望んだことだ。彼らが望んだことなのだ。]
(82) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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|
[わずかばかり前にぐしぐしと涙を流していた割りに、今自分は先程から調子のいいことを言っている。]
たまこ姉ちゃん、行こう? あ、でも紙と筆は欲しいな。
[大きな緊張感が抜けたからだろうか。 その言葉はとても呑気なものにも聞こえただろう。]**
(83) 2011/09/20(Tue) 01時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/09/20(Tue) 01時半頃
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[たまこと一平太、そして揚羽が鵺との語らいを終えるのを待ち]
さあ、行こうか。
[たまこが一平太の手を引くのを確かめて、自分はたまこの手をとって目を閉じる。
ざわり、風が吹き、景色が歪む。 三つの人影が消えるとき、狐の高い声*ひとつ*]
(84) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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[日向の静かな問い掛けに、かつて志乃と、人の子の間で鵺が如何様に語られているか、物語ったことを思い出す]
人の子それぞれに、己の姿は異なって見えるらしいなぁ。 ……ある者は禽獣の混ざりものと見、雷獣と言う者もあり 果ては、仏道に目覚めたあやかしと語るものさえあると聞く。
文字通り得体の知れず、誰も正体の分からないあやかし。 それが、己さ。
(85) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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>>79 [目の前に現れる見たことのない姿のあやかしに、ぽかんと口を開けて それは深い闇を湛えた鵺の大きな姿 だけど、人の姿をしていたときの、藤之助とどこか似ている]
あ…揚羽…知って、たの?
[ふわり、隣に浮ぶ簪の化身を見上げ、問う 当の揚羽は、長い袖を口元に引いて、そ知らぬ顔で 人の子に聞こえぬ声なき声だけが闇が覆うその姿に微笑んだ]
『あたしには、そうでない人の子を見つけたように見えますねえ。 藤之助さま。』
(86) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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>>77 [一平太のずれた質問に、ふっと目元を和ませ それから、重ねられた手をそっと引く もう片方を芙蓉へと伸ばして]
ありがと。 一平太ちゃんは、ずーっと、一平太ちゃんだねえ。 今度は、一緒に行くよ。明ちゃんに、会いに行こう。
…鈴。そうだ、これ… やっぱり、一平太ちゃんの、だったんだね。
[帯につけた鈴を一平太へと返す 音はもう、あのちり、と清涼な音色で鳴らぬのだろうか? たまこは耳をすまして、そっと鈴を振ってみる]
(87) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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>>84 [ひとり、藤之助と相対する日向小さな背を最後に留めようと振り返る]
(日向ちゃん!わたし、戻ってくるから!)
[大きな声で叫びたい気持ちを、今はわからないのだと 心へ留めて、それから 開かれる隠世への道へ ざわりとまた、風が吹いて―― 現世の景色がぐにゃりと歪む そっと、歩みを一歩*踏み出した*]
(88) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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『最初に言ったろう、お前さんたちの縄張りを荒らす心算はない、と。 約束は守るさ、それに――』
[>>81芙蓉の言葉に読心の力でもあるのかと、目を細めるが]
『相手が人の子であるならば、兎も角 同胞と言えるのならば、そう喰らうわけにはいくまいさ』
[囁いて、己も軟くなったものだと自嘲する]
(89) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/20(Tue) 02時頃
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[え、と瞳を見開いた。]
“異なって見えるあやかし… なの 人によって……” ……… …? [禽獣、雷獣―――そう聞けば、増大した闇の中を、目を凝らしてじっと見詰める。そろりと横に回り、それから後ろ。 一回りして元の位置に戻ると、随分長く沈黙したのち、切り出し難そうに地に指を付けた。]
(90) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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『ふん。……知ったふうなことを』
[>>86艶やかに笑む揚羽に凶眼を眇めてみせるが、どれほどの意味があることか]
『己の他にも、たまこを喰らいたがる輩はいるだろうからな。 お前はせいぜい、ついていてやるが良いさ』 [たまこの思惑>>88を知ってか知らずか、隠世に赴こうとする揚羽に語り掛けた]
(91) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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藤之助は、日向の紡ぐ文字に目を凝らす。
2011/09/20(Tue) 02時頃
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………
"気を悪くしないでね”
[時折、その姿を見上げ首を傾げながら]
“私には、藤之助さんに見えるんだ こう 周囲の空気が凝縮されているみたいに重い、し、 黒いものが 空まで届くくらいに取り巻いてる。 気配の強さはさっきよりも ずっと桁違いだよ。 それでも核は―― 変わらないの。 想像力ないのかな、私”
[問いに答えてくれたことには、ひとつ頭を下げる。 芙蓉と日向、一平太の気配が掻き消え、すぐ手の届く隣の空間が歪む。細く続く路に視線を遣らず、櫛だけを握り締めた。]
(92) 2011/09/20(Tue) 02時頃
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たまこは、藤之助たちを背に、声高く鳴く*狐の声を聞いた*
2011/09/20(Tue) 02時頃
日向は、藤之助を、ほんのすこし気まずそうに見上げてから、裾を払って立ち上がった。
2011/09/20(Tue) 02時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/20(Tue) 02時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/09/20(Tue) 02時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/20(Tue) 02時半頃
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