204 Rosey Snow-蟹薔薇村
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ベネットは道案内 ノックスに投票した。
フィリップは道案内 ノックスに投票した。
ドナルドは道案内 ノックスに投票した。
バーナバスは道案内 ノックスに投票した。
プリシラは御者 バーナバスに投票した。
ノックスは博徒 プリシラに投票した。
ノックスは村人の手により処刑された。
|
バーナバス! 今日がお前の命日だ!
helmut 2014/11/26(Wed) 06時頃
|
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
バーナバスが無残な姿で発見された。
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/26(Wed) 10時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/26(Wed) 10時半頃
フィリップは、ラルフいってらっしゃーい
うに 2014/11/26(Wed) 11時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/26(Wed) 11時頃
フィリップは、俺もいろいろ送れてる分勉強する(*・ω・)
うに 2014/11/26(Wed) 13時半頃
フィリップは、ラルフだラルフだ☆⌒v⌒v⌒ヾ(*・∀・*)ノ
うに 2014/11/26(Wed) 15時半頃
ベネットは、あんまりちからがつよくない。
azuma 2014/11/26(Wed) 16時頃
|
―サルビアブルー/居間―
[夢を――見ていた気がする。 トレイルとニコラと、フキノトウを探していた。 主に掘るのはニコラ。トレイルはきょろきょろと辺りを見渡している。 すぐ足下にあるのに、見付けられないでいる。
そんな二人を見て、今日もかわいらしいと溜息漏らす。
――たくさん見つけたよ!
そんなニコラの声が、して。 駆け寄ってきた二人を、抱き締めて―――]
(0) k_karura 2014/11/26(Wed) 16時半頃
|
|
……
[瞼を開けると薄暗がり。 傍らの栗色と金髪を撫でると、ごそりと髪が抜けた。]
……トレイル。
[瞼を押し上げると、既にシノワズリは濁っていた。
違う。こんな色じゃない!
3本の指で摘まみ出す。指先が沈みそうになる。そのまま掌に乗せ、器を探す。ぐずぐずになったシチューの残りに乗せ、啜った。 奥歯で噛むと僅かな抵抗の後に潰れる。
あぁ、こんなになっても。]
トレイル……
[君は、美味しいままだ。]
(1) k_karura 2014/11/26(Wed) 16時半頃
|
|
……、……。
[はふり。吐息の白はすぐに消えた。
好きだから、食べてしまいたい。
食べて欲しかった。
腹を満たすものは愛情。 恋しさが募り、欲を示す。]
(2) k_karura 2014/11/26(Wed) 17時半頃
|
|
……っ
[よいこだね、と頬にキスをし、ソファに横たえた。その眼窟から零れ出すもの。勿体無いと孔を、塞ぐ。]
――! 、 ……
[こ削げきれなかった塊が粘膜に纏わりついた。骨の縁に擦り付けるようにすると、痺れるような快楽を生んだ。押し入れる度に先が柔らかなものに触れる。肉壁とは違った感触に息が上がる。]
トレイル、トレイ――ル、 と、れぃ る……
[特別と決めた名を呼べる幸せに、ノックスは背を震わせた。*]
(3) k_karura 2014/11/26(Wed) 17時半頃
|
|
[唇を舐めれば、自分の血とディーンの血が混じった味。 甘くて苦い、果実酒のような味に酔いそうになる。 口内に残る肉片を飲み下し、彼の指に出来た輪に笑む。
白く赤く彼の薬指を彩る傷は、まだ暗い部屋でもよく映えた]
知らなかったの? 僕っておとぎの国から来たんだよ?
[>>6:+69綿雪のように淡い微笑みを見上げながら、小首を傾いで。 くすくす、オルゴールのような声を立てて、くすぐったさに身じろいだ]
(4) kaisanbutu 2014/11/26(Wed) 21時頃
|
|
[歌が、聞こえる。 どこか遠く。 聞き覚えのある歌だ]
……ん。
[ふと、空を見る。 いつの間にか明けた空。濃い灰色の覆う遠く、遠く。 少しだけ明るいところがある]
ああ、――あとちょっとで、晴れるかもねえ。
[窓から見える空へ、人差し指を向ける。
ぴん、と伸びた指。 桜色の爪、小さな傷跡のある第一関節。張りのある皮膚。細かな指紋。 遠く遠く、届かない空の色]
(5) kaisanbutu 2014/11/26(Wed) 21時頃
|
|
[聞こえてくる歌に合わせるように、鼻歌を小さく歌う。 目を貫いたときも、トレイルを気にしていたくらいだから。 いまも、耳のいい彼を気遣って、小さく。
するり、歌に合わせるみたいに。 指先がゆらいでほどける。
止めようとしたけども、少し煙が揺れるだけ。 ああ、そろそろだめかなって思った]
(6) kaisanbutu 2014/11/26(Wed) 21時頃
|
|
ディーン、あのさ。 ディーンも指輪、つけたい?
[ディーンに向けて笑って、ぱらぱら壊れていく指を見せる。 まだ形が残ってる薬指で、彼の唇をなぞって。 証をつけたいかと、問いかける。
それから、きゅうっと目を細めて]
だあめ。 つけさせてあげない。
[ぱらりと指が光に戻った]
頑張ってさ、次はもっといい子に産まれてくるから。 そしたら、ちょうだい?
[くすくすっと笑って。 抱きしめてあげられないから、頬をすり寄せた]
(7) kaisanbutu 2014/11/26(Wed) 21時頃
|
ノックスは、ホレーショーの肩を叩いた。
k_karura 2014/11/26(Wed) 21時半頃
|
[悪い保護者。>>6:259
プリシラの声に割って入る雑音に目を目をやれば、向かうのは光る鏃の切っ先。 庇うように抱きつくプリシラを>>6:261、咄嗟に己の体で覆う。 こんな時に怯えて立ち竦むような愚か者でなくてよかった。
そう思えたのは、背中に走った痛みを感じとってから。]
プリシラ…、怪我は?
[喉の奥に血の匂いを感じながら、真っ先に問うのは腕の中の存在の無事だけ。]
(8) 唐花 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
…………っ
[驚きと 更なる動きに てから離れた矢は 想像よりも高く 赤い羽根 バーナバスの背中にはやして]
…………ぁ
[弓を抱えたまま立ち竦む 今更人殺しのひとつや二つ そう思おうとするのに
血の匂いが くらりとする]
(9) うに 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
[躾のなってない餓鬼が、と内心で吐き捨てて。 深く息を吐けば、それだけで痛みと妙な心臓の跳ね方が、体の内側から響いた。
緩やかに漂い始めた血の匂いに、腕の中のプリシラがびくりと身を竦めたのが分かった。 これだけ痛みに脅かされ始めた体が、プリシラの反応だけはまるで別のこととして受け入れている。
けれど、どくどくと心臓が脈打つたびに痛む背中のそれが、致命傷なのかまでは分からないまま。 薄く額に汗が浮かんだ。]
(10) 唐花 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
[感情にも動揺がはしるーーー]
(*0) うに 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
[動揺を色濃くするフィリップへ、似た笑みを浮かべる。]
他人の、大事なもの奪って満足か?
[人として生きるすべも、狼として生きる覚悟も持ち合わせず。
本能を御せぬまま、他人を踏みにじる化け物は、お前だと。 嘲笑う。呪いのように。
そんな感情も数秒に満たない。]
(11) 唐花 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
―サルビアブルー/居間―
[階段の下でトレイルが遺した手紙は、彼自身の血で塗り潰された。
その、流された場所を手でまさぐる。乾燥した血は手に付着せず。 そういえば、まだ触れたことのない場所だったと、指を沈めた。]
……トレイル。
[浮かぶのは自嘲。生前に此処迄を教えていたら? 夢想と現実は異なる。夢想の中でなら、何度でも奪ったのに。]
(12) k_karura 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
[二本目の弓を出すこともなく 胸元に入れたルーツごと 弓を抱えて いまなら まだ間に合う? わからない 立ち竦んで 硬直した脚は 思考は 切っ掛けが あるまで動けそうもなく
そうしている間にも只々血の匂いに酔う 目眩 躾はこれからだった彼は 浅く息をした 赤い髪色さえ目について]
(13) うに 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
トレイル。
[名を呼んで。]
トレイル…
[好きだよと言って。]
トレイ、ル…
[君だけを感じて。]
ト レイ ル……
[気持ち良いと、音で伝えて。熱で伝えて――…]
…――ッ!
(14) k_karura 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
[押し拡げるには無理矢理な。 あまりの窮屈さに、すぐに果てる。
腿へと垂れ落ちた白は、酷く穢らしいものに見えた。*]
(15) k_karura 2014/11/26(Wed) 22時頃
|
|
プリシラ。
[血の匂いと、息苦しさに、声を紡ぐこともままならない。
このまま。置いていくのだろうかと思った。 プリシラを、独り残して。
喰らい、その存在の喪失に嘆くよりもマシかと思えた。 泣く姿を見続けるよりも、先に命を落とすのを見るよりも。 幸せなんじゃないかと思った。
だけど、一かけら。]
(置いていきたくなんか、ねえな)
[独りにしたくない、と抱きすくめる。]
(16) 唐花 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
[>>4もらった証を手の中に大事に抱え込みながら、ディーンは>>5ニコラの指差す先に視線を向けた。 暗雲の向こう側に見えるのは、ずっと昔に見失ったような心地がしていた太陽の光だ。
おとぎの国から来た彼はきっと、日常の世界にはいられない。 ニコラに視線を戻すと、>>6微かな鼻歌が聞こえてきた。 >>7彼の形が、崩れていく。]
…………
[指先がなぞる感触に、ディーンは僅かに息苦しさに喘ぐように、微かに唇を開いた。しかしそこに、音は生じない。 目の前で光となり、拡散していくものをただ静かに見送る。]
(17) nico 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
――…… いい子じゃなくても、君が君なら 僕は、それだけでいい。
[柔らかな頬の感触に目を細め、ディーンは笑みを浮かべる。 自分がこんなにきちんと笑えるなんて、思ってもいなかった。
彼がいなければ得られなかったものが、沢山ある。 誰かと一つになる喜びだとか、人の体温の温かさだとか。 たとえそれを知る代償が命であったとしても、知らないままでいるよりはずっと良かった。]
ニコラ。君が、好きだ。
[ディーンは、間を空けることも、言い淀むこともなく。 証を付ける代わりに、はっきりとそう告げた。]
(18) nico 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
…………ーーーー
[息を飲んだ かけられた笑みと ーーーー] [首を横に振るも 己が犯したことは そんなことは言い訳にしか過ぎず 嗚呼 今なら 例えば 止血と 焼きを交えれば そうは思うのに その呪いのような それに 足は じり と下がり始めて]
(19) うに 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
道案内 ノックスは、メモを貼った。
k_karura 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
ごめんなさいーーーーーー
[そう思った それは何に対してか]
(*1) うに 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
――…フィリップ?
[奔る感情、感じ取れば名を呼んだ。]
如何かしたか?
(*2) helmut 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
―貯蔵庫で― [>>6:270 貯蔵庫に行く間、繋いだ手の体温に、 そっと握る力を強めた。密やかに微笑んで――そんな、つかの間の平穏。]
……うん、十分ありそうだね。問題ないかな…… ――…… ドナルド?
[ひとつ、瞬き。首を傾ぐ。 遠吠えは、聞こえない。――きこえない]
(20) azuma 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
ーーーーー…………
[思考がこぼれないよう歯を食いしばる 獣でも人でもない 化物 甘えていいはずなどなくて]
怪我…………はしてない
[嘘は思えない だから 事実の一部だけ切り取る]
(*3) うに 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
[目の前がぐらりと傾いで、一番愛しい者さえ見えなくなりそうだ。 口の中は血の味しかしなくて、その中から言葉を引っ張り出すのさえ困難。 それでも。]
ノヴァ。
[愛しい子の、名を呼ぶ。
どうか、彼の中の獣が抑制なく解き放たれないよう。 幸せになるよう。
有り触れたことを思って、それは違う、と思った。
フィリップへの恨みや憎しみに身を焦がすくらいなら、ずっと男を失う悲しみに溺れてしまえばいいと。
その心の一かけらだって、他へはやりたくないと。]
(21) 唐花 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
[獣よりもよほど獣じみた欲求に小さく笑った。]
お前が大事で、大切で、 ――ずっと一緒にいたいと思ってる。
[笑って、口づける。 流れこむのは愛の言葉などではなく、喉の奥から溢れ出た血。
プリシラの頬を撫でて、額をこつりと合わせる。 全身を襲う気怠い眠気に、そろりと瞼を落とした。*]
(22) 唐花 2014/11/26(Wed) 22時半頃
|
|
―― 貯蔵庫 ――
[繋いだ手を握り返す。 必要な食糧は鞄に詰め込み、 後はフィリップと合流し雪が止むのを待つだけ。 フランシスの声>>20にゆると頷くけれど、 妙な間があき、動きも止まる。 ややしてから首傾ぐ彼に、眉を下げて]
フィリップの様子が、――… なんか、あったのかもしれねぇ。
[フランシスには聞こえぬ遠吠えを聞く獣は それを伝えた。]
(23) helmut 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
怪我、しそうな事してるのか? 今、フランシスと貯蔵庫にいる。 合流して、さっさと此処を出るぞ。
[吹雪が止むことを信じて、意思伝え]
(*4) helmut 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
フィリップ、 無茶だけはすんなよ。
一緒にラルフを故郷まで連れてくんだろ? 旅しながら、ルーツにも歌、教えるンだろ。
(*5) helmut 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
ーーー……………… ーーーーーー…………
無理ーーーできない
(*6) うに 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
できない、って、何が。 ……フィリップ?
(*7) helmut 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
[>>18欲しい言葉をくれるディーンに、くく、と喉の奥で笑って。 ちゅ、ちゅ、と小さな音を立てて、滑らかな頬にキスをする。
ずっと、訴えるような目をしている彼も可愛くて可哀想で好きだけども。 優しい笑みも、彼には似合っていた。
呑気に笑って、幸せを味わっていた時]
……あ。
[聞こえたのは、意志の篭る声。 顔を上げて、ぱちぱちっと瞬きする。
きょとんとした顔をした後、じわじわと堪えきれない喜びが表情に浮かんできて]
(24) kaisanbutu 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
いま、恋の魔法。 使われた。
[恥ずかしくって、ぽふりと彼の肩に顔を埋めた]
すき、すき。すーきー。
[ぐりぐりと額を擦りつけながら、お返しに何度も何度も口にして。 赤い顔で笑いながら、顔を上げる]
僕の、僕だけのかわいい魔法使い。
[キスをするために唇を近付けて。 まだなにも知らない子供のキスを、彼の唇へ贈った]
(25) kaisanbutu 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
―貯蔵庫>>23―
……――フィリップくんが?
どう、したんだろう。 ケガはしてない?
[過ぎるのはノックスの顔、だが。不安そうに眸を揺らす]
……すぐに、降りてくるように伝えて―――
[すでに遠吠えで伝わっていることとは、知らず。]
(26) azuma 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
ーーー…………全部 ごめんなさい でも 無理 無理だよーーーー
…………無理
(*8) うに 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
[唇へ、綿菓子みたいな軽い感触だけを残して。
はふ、と喘いだ声も微かに、彼の腕の中。
瞬きする間に、プラチナブロンドは一粒の朝日になって消えていた]
(27) kaisanbutu 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
[じり と また一歩下がる 血の匂いは濃く 甘く香るとも 腐臭漂うとも違う 正しく 本能を食欲で 刺激する匂い
こんな時にまで ああ 獣で 化け物で
プリシラの様子はどうだったか 視覚はとらえているのに 脳が それを認識できず わからない
また じりと下がる]
(28) うに 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
――…ああ、もう。 全部が何かも謝る理由もわかんねぇけど
無理って思う全部俺に預けて いいからこっち来い!
(*9) helmut 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
―― 貯蔵庫 ――
怪我はしてねぇみたいだけど ごまんなさい、とか、無理とか言ってる。 なんかあったのは間違いねぇんだが
――…ン、伝えた。 とりあえず此処、出よう。
[フランシスの手を引いて、貯蔵庫を出る。]
(29) helmut 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
…………ご めんな さい……
[一階にいってはいけない] [周囲を見渡す 個室 そうさっき窓を開けた 辛うじて そうと絞り出すと …………その場から逃げるように駆け出した
扉を開けて……ラルフが眠っている]
ーーーーごめん ラルフー
[小さくつぶやくと 窓を一気に開ける 雪が強く吹き込み……ルーツが不満げに鳴いた けれど 彼は窓から顔を出す
3階 けれど積雪で高さはそうないか 周囲を確認する]
(30) うに 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
できないーーーそんなことできないよ
フランシスにありがとうって ごめんなさいって ドナルドも ありがとうーーーごめんなさい
(*10) うに 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
フィリップは、ラルフおやすみなさーい(*・ω・)
うに 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
― 貯蔵庫>>29―
……どう いうこと?
[フィリップの言葉は不穏に過ぎる。]
……うん。 兎に角、フィリップ君と合流しなくちゃ、か
[手を引かれるまま、貯蔵庫を出る。 ふるり、と身を震わせた。 吹雪の音が、小さくなっているようだった]
(31) azuma 2014/11/26(Wed) 23時頃
|
|
できる……!
短い付き合いで俺はまだガキで たよりねぇのはわかってる。 けど、今だけでもいい、俺を信じろ。
謝らなくていいから!
――フィリップ!
(*11) helmut 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
ーーーー信じられるよ…… 信じられるから こそ 駄目なんだ
きっと ドナルドとフランシスのところは暖かい だからダメなんだ
短い間だけど 嬉しかった
(*12) うに 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
――…わかんねぇけど。 フランシスに、 ありがとう、と、ごめんなさい、って。
[フランシスの尋ね>>31に混乱するまま言伝を綴る。 合流、と彼が言うには大きく頷き 震え伝うその手をぎゅっと握る。 貯蔵庫を出ればあたりを見回すけれど フィリップの姿はそこになく、隻眼は自然と上を見据え]
(32) helmut 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
フィリップ! ひととして、暮らすんだ。 俺らと一緒に、来い!
――…ラルフもきっとそれを望む。
[別れの言葉にしか聞こえぬそれに ドナルドはラルフの名を出し引き留めようとし]
(*13) helmut 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
ラルフーーーーさよなら 会えて嬉しかった
[そう 声をかけて でも触れないで 窓枠に足をかける 大丈夫 この高さならーー死なない 吹雪も弱まってきたからーー死なない
死ねない ことを確認すると 小柄な身体は窓枠をすり抜けて 一番近くの木の枝へ
針葉樹の葉が それに積もる雪が 音を立てて 一緒に落下する 何回か 葉の厚みを突き抜けつつ 落ちれば さして衝撃もなく]
(33) うに 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
ーーーラルフにもお別れした
俺はきっと人でも 獣でもないから いけないよーーー
ーーーーさよなら
(*14) うに 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
お別れ、って……
フィリップ! 俺とお前は同じだ! さよならなんていうな!
(*15) helmut 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
ーーーー同じ……なんかじゃないよ 全然違う 違うから
ごめんね
(*16) うに 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
―1F>>32―
…… そんな、お別れみたいな、
[ぞ、と嫌な予感が背に溜まる。 握る手に、頼もしさを感じて――階段の上、ドナルドと同じように見上げた]
上?
[行こう、と視線を合わせ、階段に足をかける]
(34) azuma 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
こうして意思交わせるのに 違うわけ、ない、だろ。
フィリップ、ひとりで行くな。
(*17) helmut 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
[>>24頬に落ちる唇の感触がくすぐったい。 こんなむず痒くなるような甘ったるい時間も、彼が教えてくれた初めてのものだった。
吹雪が止むまでの短い時間。 同族同士が身を寄せ合うことになる、避けるべきはずの時間。 やはり、ただ耐えるだけが正しいとは限らないのだと、ディーンは思う。
>>25肩に乗る温かみに、ディーンはそっと頬を寄せる。 自分の使う魔法など、誰にも通用しないと思っていた。 だから人の名を借り、経歴を借り、魔法を使い続けていた。 しかしそれを捨て、命をも捨て
――届くべき人に、魔法は届いた。]
(35) nico 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
――…………待ってる。
[>>25唇が触れて、離れて。 喉の奥がきゅっと締まり、目頭が熱くなるのを堪えて、小さく息を吐いて。ディーンはただ一言、そう言った。
>>27一瞬の瞬きの後、ニコラの姿は消える。 雲の切れ間を裂いて現れる朝の光に証の残る左手を伸ばし、その一条を掴もうとして――止めた。 彼は去っていく。しかし、終わりは始まりでもあるのだ。]
(36) nico 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
…………獣として同胞を喰らい …………人として同胞を殺めた
意思はかわせるけど ーーー二人とは 俺は大きく違うよ
ごめんね
(*18) うに 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
――…お別れのつもり、なんだろうな。
[フランシスに視線重ね頷き]
ラルフにもお別れしたとか言ってっから もう、外出ちまってるかもしれねぇ。 荷物もって、ラルフ連れて、おいかけよう。
[そのまま外に出て追いかけたいと思うも ラルフを置いていくのは忍びなく フランシスとともに階段を駆け上がる。]
(37) helmut 2014/11/26(Wed) 23時半頃
|
|
――――…殺したのは俺も同じ。 憤りのままに復讐を誓った。
俺とお前は同じだよ。 フィリップ。
[呼び掛ける言葉を重ねる。]
(*19) helmut 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
[落下した先 折からの吹雪で 新雪 積もっていて柔らかい 木の根元 一度 雪に沈んで から 柔らかいそこから 身体をゆっくり起こす 柔らかいーーーーーけど 寒いから
急な落下に 胸の中のルーツは 驚きに硬直している 暖かい その温度を抱きしめて 立ち上がり 雪を払い 一度 三階の窓を見上げた]
(38) うに 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
――……どうして
[ドナルドにも伝えていないということは ――どうしてしまったのか、ノックスを、あやめたとか。 真実にはたどり着けないまま ドナルドに頷いて、――先に駆け出しても、後に続く形になりながら。]
(39) azuma 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
ーーーーーそれだけじゃないんだ だから 大きく違ってしまった
[どこまで届くだろうか? 窓を見上げて思う きっと もう少し 離れたら聞こえなくなる 思い]
(*20) うに 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
[置いていかない、という約束を果たせたことに、ディーンは安堵の息を吐く。 彼の姿が見えなくなることに感じていた不安は、もう無い。 身が削げ、骨の見える指は決してロマンチックとは言えない外観をしているが、ディーンにとっては何よりも大切な証だ。 それは一つの物語が終わり、新たな物語が始まることの証でもあった。
紙とペンが無くとも、物語を紡ぐことは出来る。 誰かの生きた道は、それ自体が物語となる。 音階と旋律の並びは、その二者の冒険の物語でもある。 一体の獣にも生があり、生は歴史の物語の一端となる。]
――…………。
[次は、人を幸せにする話を書こう。 彼がいい子になるならば、幸せの魔法を使う魔法使いになろう。 溢れるそれは、悲しい業を吐き出す為のものではない。 たとえば小さな音で鼻歌を歌うような、軽やかで、柔らかなものだ。]
(40) nico 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
[――ただ一つ。 ディーンには完結しない物語があった。
胸に刺さった小さな棘は、結局抜けずに残ったままだ。 微かに痛むそこに右手をあて、ディーンはゆっくりと目を閉じた。
そして、次に目を開いた時――]
(41) nico 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
― いつか、どこかの ―
――……夢?
[自分の寝室で目を覚ましたディーンは、そう呟いた。 何やら長く、大切で、大事な夢を見ていた気がする。 ディーンは、仄かに窓から差し込む朝の太陽の光に左手を翳す。
ディーンの左手の薬指には、生まれつき変わったものがあった。 ちょうど婚約指輪の嵌るような位置に、指輪よりもやや幅の広い、ぎざぎざした傷跡のような形をした痣がぐるりと指を囲むように一周。 痣なんておおきくなったら消えるわよ、と母親に言われていたが、ディーンの痣は今も尚、消えないまま残っている。
気持ちの落ち着かない時は、その痣を見る。 右手の指先でぎざぎざしたラインをなぞり、唇を寄せると何故か安心するのだ。]
(42) nico 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
――――…………。
[ベッドの中で、ディーンは痣のラインをなぞり、唇を寄せる。 今日は、有名な文学賞の受賞者発表の日だ。**]
(43) nico 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
[何が起こったのかわからなかった。 庇ったはずなのに、覆われた>>8。
怪我はないかと問われたが、その声に混ざる血の匂い。 震える指でバーナバスの顔に触れる。]
え、なんで……おっさん……。
[血の匂いに体が竦む。 それ以上に額に浮かぶ汗>>10に、傷は深いのかと見ることが出来ない。]
(44) okomekome 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
[そこにいるフィリップのことは、もう頭から抜けていた。 何故撃たれたのか、分からない。
ただ目の前のバーナバスのことだけが頭を占める。]
嫌だ、嫌だ嫌だ。
手当て。 手当てすれば、大丈夫だから。 大丈夫、だから。
[血を止めなければ。 美味そうな匂いがする。 違う。 このままだとバーナバスが死んでしまう。 それは嫌だ。
止血しなければと、抱き締めてくる腕>>16から抜け出ようともがく。]
(45) okomekome 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
[名を呼ばれた>>21。 もがくのをやめ、涙を浮かべたままバーナバスの顔を見つめる。 その顔が、涙で滲んでよく見えない。]
なんだよ、今は、話さすなって。 手当て、しないと。
[血と共に口付けを受ける>>22。 甘い気がした。]
(46) okomekome 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
やだ、嫌だ。 なぁ……俺の名前、もっと呼んでよ。 もっと、おれの。
……一人にしないで。 置いてかないで。
バーナバス、ってば……。
[合わさる額から、その体温を感じていられるのに。 瞼が落ちるのにあわせて、涙が溢れてきて。
バーナバスの体を抱き締めた。*]
(47) okomekome 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
――…俺らとは違うから、って。
[フランシスに声>>39を掛ける。 三階の個室への道のりの間、探すはフィリップで。 フランシスと、同じ遠吠えもつ彼以外に意識向ける余裕なく。 外套羽織り、荷物を持ち、ラルフのいる別部屋の扉をあけた。 冷たい風が吹き込み、身震いする。]
窓、空いてる。 こっから出るとかどんだけ野生児なんだよ……。 フランシス、さすがにこっからラルフ連れておりるは無理そうだ。 玄関から出るしかねぇな。
[言いながらシーツに包んだラルフを担ぎ フランシスに合図して来た道を戻り玄関の方へ。]
(48) helmut 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
――違わない。 けど、同じじゃなくていい。 一緒に居る理由なんて必要ない。
フィリップ、一緒に旅をしよう。 お前とルーツがいない旅路は、きっと、寂しい。 だから、俺の為に、――…ひとりでいくな。
(*21) helmut 2014/11/27(Thu) 00時頃
|
|
ーーー………ドナルドは優しいね でも ーーーーーー 大丈夫 すぐ忘れるから
どうか ラルフを連れて 帰ってください
(*22) うに 2014/11/27(Thu) 00時半頃
|
|
忘れられるはず、ないだろ! 連れて帰る、帰る、けど
フィリップ、お前の力、貸して欲しい。 手伝ってくれ。
(*23) helmut 2014/11/27(Thu) 00時半頃
|
|
……大丈夫だよ フランシスは大人で ドナルドもちゃんと身長あって 手伝えることなんてないもの
[すこしづつ 思考は遠くなる]
(*24) うに 2014/11/27(Thu) 00時半頃
|
|
兎、狩って、食糧調達してくれンじゃなかったのかよ。 釣りも、付き合ってくれるンだろ?
ラルフの故郷も、見るんじゃなかったのかよ!
[遠ざかるを追うように掛ける言葉。 どうしてこれほど必死になるかは己にも知れず]
(*25) helmut 2014/11/27(Thu) 00時半頃
|
|
玄関からでて まっすぐ 山を降りれば 人里につくから……
お願い 辛い だから 辛いから………… これ以上俺のことを思わないで 忘れて お願いだから
(*26) うに 2014/11/27(Thu) 00時半頃
|
|
……ドナルド……――
[遠吠えは聞こえずとも、ドナルドの必死さは 表情に見て取れたであろう。
手を握る力、強くなる。]
(49) azuma 2014/11/27(Thu) 00時半頃
|
|
フィリップ、お前さんも一緒に行こう。 ――…案内、してくれると助かる。 俺ら、あんま、山には慣れてねぇし。
……だから、忘れられるはず、ない、だろ。 お願いされても無理なもんは無理だ。
(*27) helmut 2014/11/27(Thu) 00時半頃
|
|
Guten Abend, gute Nacht,
えっと ミット……
[玄関とは反対の 山へと登る道 一番近い人里……ではなく 狩場に適したを探って
フランシスが歌っていた 口ずさもうと けれど まだはじめしかわからず すぐに歌声は止まって
ルーツが不思議そうに上を見た 冷たい雪にまじって 暖かな雨が降ったから]
(50) うに 2014/11/27(Thu) 01時頃
|
|
[人ひとり、一部欠けたとはいえずしりと重みを感じる。 フランシスの手に力が籠るに微か目を細め]
――…フランシス。 俺の我儘に、付き合って。
[まっすぐおりれば人里につくとフィリップから聞いたけれど 玄関から外に出ればフィリップとの距離が遠ざからぬよう 遠吠えが近くなる方向をさがし雪の中を歩む。]
(51) helmut 2014/11/27(Thu) 01時頃
|
|
ここまで 登ってこれたなら 下山は大丈夫ーー
ーーー…………バーナバスを殺してしまった 簡単に人を殺してしまった だからーーーー聞き分けて……
(*28) うに 2014/11/27(Thu) 01時頃
|
|
……ん。フィリップくんを、探すんだね。
[いま、我が儘を聞かぬ理由などない。 ラルフが大切に思っていたであろう少年を 追いかけて、雪道進む。
遠吠えは聞こえない。見えない絆を、羨ましく思う。 来たときとは順番が逆だな――などと、遠い日のように幻視しながら]
(52) azuma 2014/11/27(Thu) 01時頃
|
|
あァ、やっぱ上の方か。
……バーナバス? それ、俺が唆したからだろ。 それならやっぱ俺も同罪、だから。
フィリップひとりに負わせらンねぇ。 聞き分けたくねぇよ。
(*29) helmut 2014/11/27(Thu) 01時頃
|
|
[一度淡くなった声が 戻る時 また淡くなる時 狼狽える]
戻って!!
[遠吠えが距離を教えてると気がついて 血の気が引いた 聞き分けない思いを聞かないよう頭を振る]
(*30) うに 2014/11/27(Thu) 01時頃
|
|
――…ああ。 バーナバスに手、出しちまったみてぇで。 俺があの時、気にしたから……
[それ以外思いつかず フランシスに向ける声には後悔が滲む。
遠吠えの絆はフランシスとの間にはないけれど 生身のその手とこれまでの絆が二人を繋ぐ。]
(53) helmut 2014/11/27(Thu) 01時頃
|
|
[淡くなれば濃くなる方を探し フィリップを求め山のぼる道をゆく。]
戻らない。 フィリップ、お前をひとりにしたくない。
(*31) helmut 2014/11/27(Thu) 01時頃
|
|
……なん だって……!?
[よもや其処に彼の名前が出てくるとは思わず。 繋いでいない手のほうで、頭を抱えるように額を押さえた。 命が助かって居るといい、 もう血を流す理由も、ない、はずだ。
は、と 吐く息は白い。 雪山を歩くには、計画性のない――でも。]
……――声を追ってる のか……
[必死になっている、その後姿と、手が、離れないように。]
(54) azuma 2014/11/27(Thu) 01時半頃
|
|
[雪深い山の空気は酷く冷たい。 吐き出される息が白く煙るをみれば フランシスも寒いのだろうと知れて]
ああ。 山の上に向かってるらしい――… けど、……フランシス。 冷える、よな。 辛いなら、麓まで先におりて待ってても……
[かじかむ手をしかと繋ぎなおしながら 案じるような眼差し向けてそんな提案をした。]
(55) helmut 2014/11/27(Thu) 01時半頃
|
|
……ばかだな
[小さく苦笑し繋ぎなおされた手にちから、込めて]
行くよ、……心配だもの 戻れといわれても、一緒に行く。
[手を離すのだけは、嫌だったのだ。絶対に]
……早く、フィリップくんを探すよ ……ドナルドにしか、――わからないん、だから
[雪山の知識を総動員しなくては。 吹雪弱まったとはいえ、雪山は白い魔物だ―――]
(56) azuma 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
……おれは、 大丈夫。
[やはり、自分のことは二の次で**]
(57) azuma 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
[もっと子供だった頃にも そんな風な響きでフランシスに言われたのを思い出す。 許すような響きの、優しい保護者の透明な声音。]
――…心配なのは、俺も。 一緒に来てくれると、心強い。 ありがと、フランシス。
[繋ぐ手を軽く握り返して、指先で彼の手の甲をそと撫ぜる。]
ああ、フィリップを、みつけだす。
(58) helmut 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
[遠吠えの感覚だけを頼りに歩みながら 大丈夫、と紡ぐフランシスをちらとみる。]
慣れねぇ雪道、大丈夫じゃねぇだろ。 無理させてるの、わかってる、から。
[分かっていても手を繋ぐままあれることを嬉しいと思い 自分からその手を離すを躊躇い、また甘えてしまう。 繋ぐ手をそと持ち上げ、口許へと引き寄せる。 少しでもその手をあたためようと、 はぁ、と息を吹きかけた。**]
(59) helmut 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
[抱き締めたバーナバスの体から血と共に熱が失われていく。 止血をしなければ、失ってしまう。
ここ数日で慣れてしまった血の匂い。 でも、バーナバスから流れる血は甘くて。 美味しいと思ってしまった。]
(60) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
[横たえた体から、矢を抜く。
更に溢れた血。 傷口に舌を這わせ、舐め取る。]
な……目、開けろって。
[泣きながら、声を掛けたが反応はあったか。]
(61) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
[舐めた傷口に牙を立てたいと思う衝動と。 それ以上に失いたくないと願う。
どれだけ舐めていただろう。]
……。
[バーナバスへと口付け、ふらりと立ち上がる。
口を血で汚したまま、居間へと入った。]
(62) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
[虚ろな目は、そこに広がる状況>>12は目に入っていないかのようで。
ペチカの傍に立つ。]
……バーナバスが、冷たいんだ。 暖めてやんねーと。
[火かき棒で燃える薪をかき出した。
火のついたままの薪は、じりじりと床を焼き始める。 ゆっくりと、しかし確実に大きくなっていく火。]
(63) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
[火に照らされた髪は、常の色より赤く。 そこで漸くノックスに気付いたように、そちらを見た。
火はまだ消すことが出来る程度。 ノックスが消そうとするのなら、止めることはない。
ゆるく笑い、そのままバーナバスの許に戻る。]
な、バーナバス……寒くねーか? 大丈夫、もうすぐあったまるからさ。
だから目、開けろよ。 もう一回俺の名前、呼んで……。
[そう言いながら口付けを強請っても、応えてくれない。
だから膝に乗せたバーナバスへ自ら口付ける。
火の燃える音が、耳に響いていた。**]
(64) okomekome 2014/11/27(Thu) 02時頃
|
|
ーーーーー…………ずるい
(*32) うに 2014/11/27(Thu) 08時半頃
|
|
[ラルフを連れている 二人雪山に慣れていない] [一人と一匹 雪山に慣れている] [振り切ろうと思えば 振り切れるだろう けど 振り切ってしまったら? ラルフとフランシスとドナルドは どうなってしまうのか?
動けない]
………………ーーーーっ
[左右を見渡す どうしよう ルーツが不思議そうに見上げるのは続いていた]
(65) うに 2014/11/27(Thu) 09時頃
|
|
―雪山― [ >>58手の甲を撫でる指先に 心が柔らかくくすぐられるような心地がする。 ]
……いいんだよ。
[ドナルドと離れないよう、側にいられるよう、 それが願い。それが望みだ。 ――特別の中の、特別。]
ちゃんと、話が聞きたいもの、な……
(66) azuma 2014/11/27(Thu) 09時頃
|
|
[ フィリップは、混乱しているんだろうか、 落ちついて話せば――だからはやく、見つけないと。 ジャムだってちゃんとあったのだから]
――大変なのは、ドナルドの方こそ、だろう……?
[ ひとひとり、ラルフの亡骸を背負って。 足を少し早め、繋いで居ない方の手でそっとドナルドの髪に在る雪を払い、頬にふれた。
繋いだままの手、離したくはなく。 不意に口元に寄せられたときには どきりと――雪山を行く上がった心臓の鼓動とは、まるでべつに]
……ありが、と あたたかい……
[ 寒さにだけでなく目元を染めた。 ]
(67) azuma 2014/11/27(Thu) 09時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/27(Thu) 09時半頃
|
―ココア/居間―
………トレイル?
[あぁ、耳を塞いでやらなければ。 彼は雑音が嫌いだから。
窓を叩く風の音が弱まった気がして。あぁ、鍋を作ろうかとソファから離れた。 火を起こすには時間がかかる。灰を退かせて、種火を投じて。
待つ間、ニコラの腕を1本落とした。トレイルの腕はどうしよう。 ちゅ、ちゅと口付けを音にする。]
トレイル。……? ――、トレイル。
[どうしたの? 問い掛け、じっと見詰めても。空洞は何も映さない。]
(68) k_karura 2014/11/27(Thu) 10時半頃
|
|
!
[扉の開く、音がした。>>63 ふらと入り込むのは赤髪の。 ……プリシラ?
安堵と共に疑問が浮かぶ。解消してくれたのは彼の独り言。 彼の口許を見れば、照り返しのせいだけではないと知る。]
――っ!
[視線が合う。>>64]
『バーナバスを、どうかしたの?』
[衝動のままに。音にならない言葉を伝えたものの。プリシラは行ってしまった。
床に着いた火を消そうと毛布を掴み――…止めた。]
(69) k_karura 2014/11/27(Thu) 10時半頃
|
フィリップは、大人になってラルフ迎えに行けばいい把握した
うに 2014/11/27(Thu) 10時半頃
|
ズルしてでも―― お前さんと居たいンだよ。
なァ、フィリップ、 一緒に、いこう。
(*33) helmut 2014/11/27(Thu) 10時半頃
|
|
[山に慣れた身軽なフィリップが姿を晦ませるは容易な事。 仮令、必死に追ったとしても差は広がるのが当然だけど、 遠吠えはまだ届くからそれに望みを繋ぐ。
雪を踏む音は、まだ二人分しか聞こえない。 フランシスの声>>66はやはり優しく心の支えとなり]
――…ああ。 こんな風に別れるのは、イヤだ。
[旅の一座で、ひととの出会い別れは常のこと。 けれど心構えなき別れを受け入れられるほど フィリップとの関係はもう薄くはなく]
(70) helmut 2014/11/27(Thu) 10時半頃
|
|
[ドナルドは自身の気持ちばかりが先走り フランシスのような考え>>67には至らず。 彼にもまた遠吠えがあれば別の今があったのかもしれない。]
俺の我儘だから、大変なんて言ってられねぇよ。
[ラルフを故郷に連れてかえるのも フィリップを追うのも、ドナルドがしたい事でもあり。 髪にかかる雪が、フランシスにより払われはらはらと落ちる。 頬に触れる手は外気に冷えていたけれど、 ドナルドにはあたたかく感じられた。]
……こっちこそ。 ありがと、フランシス。
[微笑み向ければ目許に灯るあか。 触れる為の手は塞がるから、繋いだ手を握り返すに替えて]
(71) helmut 2014/11/27(Thu) 10時半頃
|
|
[雪を踏むうち、まだ新しい足跡があるを見つける。]
フランシス、これ……!
[視線でそれを示してから フランシスに目配せして、頷く。 そうして雪の中、足跡たどり進むうち、 いずれ会える、そう信じて――*]
(72) helmut 2014/11/27(Thu) 10時半頃
|
|
…… ――、
[きっと、追いかけて、呼びかけて、 足を止めさせるような、ずるいことを、謂って。
ああ、でも、それもきっと ドナルドの優しさなのだ。
こんな 彼だから、 保護者の域を超えて、 惹かれている。
壊れたオルゴールのような呪いの声がひそやかに蘇る。 ――いつか欲望に堕ちるという、予言。
そんなことは、あっては ならない。 握る手、力を込めて 噛んだ唇を白いマフラーで隠す。]
(73) azuma 2014/11/27(Thu) 11時頃
|
|
[服を整え、プリシラの後を追う。 邪魔をすることになるが、プリシラの肩を叩いて気を引かせ、バーナバスを指差す。
流れる血。落ちた矢の赤羽。
ノックスは笑った。声を立てず、胸内で。 あれは人でなくなった。ただの獣になった。いつか狩られるだろう。同族に。或いは――…。]
……。 [彼の様子を伺ってから、バーナバスの手首に触れる。生きているか、弱っているか。矢傷に破いた服の一部を押し当て、強く押し、プリシラの手をそこに重ねて。]
『急げば間に合うかも、知れない。 縫合して、街へ降りよう。』
[床に文字を綴り、提案をひとつ。*]
(74) k_karura 2014/11/27(Thu) 11時頃
|
道案内 ノックスは、メモを貼った。
k_karura 2014/11/27(Thu) 11時頃
|
―いつか、ここじゃない場所で―
[さて、本日僕は大変楽しい夢を見た。 あいにくと目覚めた瞬間に忘れてしまったのだが。 多分、僕が月で暮らしていた頃の夢だと思う。 だってとても素敵な夢だったのは確かなのだから。
いい夢を見た日は、もう少し寝ていたくなるものだ。 ご多分に漏れず、僕は今日二度寝をしてしまい、危うく寝坊するところだった]
(75) kaisanbutu 2014/11/27(Thu) 11時頃
|
|
[最近、目下、気になるもの。 喫茶店で難しい顔で紙を睨む金色の人。
街の隅、木箱に腰かけてリンゴをかじる第二次成長期真っ盛りの子供のことなんて、多分彼は見えてないだろうけども。
恋しちゃってるのである。 同性の、歳上の、名前も知らない彼に。 だってこんなにドキドキしてる]
んん……。
[しゃり、とみずみずしいリンゴをかじり、街の隅。 喫茶店の中、今日も彼が難しい顔をしてるのを、窓越しに眺める。
こっちを。 見てくれないかな。 そしたら話しかけに行くのに。
臆病な僕はきっかけを求めて、足をぶらぶらさせて。 カミサマカミサマ、どうか彼がこちらを見てくれますように、なんて祈ってみた]
(76) kaisanbutu 2014/11/27(Thu) 11時頃
|
|
[不意の突風。 イタズラな風が、びゅう、と喫茶店の窓から吹き込んで。 彼の睨んでいた紙が舞い上がり、一瞬彼の周りが白くなる。
ふ、と。彼の顔が上げられて]
……あ。
[そう、彼の目の色は、あんな色だったと。 前髪を風に遊ばれることも気にならないほど見惚れながら、まず、そう思った。
視線が合ったのは、ほんの数秒。 その数秒は、臆病な僕の背中を押すには充分で。 食べかけのリンゴ片手に、古びた木箱から腰を上げることができた]
(77) kaisanbutu 2014/11/27(Thu) 11時頃
|
|
――ね、なに書いてるの?
[カミサマ、君って本当に最高だよ!**]
(78) kaisanbutu 2014/11/27(Thu) 11時頃
|
|
―雪山で>>71―
―― そうだね、 でも、……無茶はダメだからな
[やわらかく釘をさす、けれど 無茶をしてでもと謂うなら彼の安全を考えながら一番叶う方法を考えなければとも、思う]
……、ん。
[緑の眼をそっと笑みの形とする。 握る手、まだ胸元近くにあるなら頬を寄せた、少しの間]
(79) azuma 2014/11/27(Thu) 11時半頃
|
|
……足跡だね
[静かに呟き頷いた。視線だけで了解の意。 山の中、雪深く、
いつか、泣き叫ぶ想いを 山中で歌に乗せたのを思い出した。 あの時それを拾ったのは フィリップの保護者――ホレーショーだった。 好い歌だと謂ってくれた覚えがある。]
―――、 la
[歌は、届くだろうか。**]
(80) azuma 2014/11/27(Thu) 11時半頃
|
|
[意思を確認してから、ノックスは居間に戻った。案外火の回りが早い。
テーブルクロスに包んだのは、二人分の皮膚と、トレイルの身体。
冬服を着込み、荷物を背負い直した。壁から掴んだ外套は、3人分。 自分だけが遺されるとは思わなかった。止めた足を、動かす。]
(81) k_karura 2014/11/27(Thu) 12時頃
|
|
―いつか、どこか―
[身支度を整えて街に繰り出したディーンは、その足でまずは書店に向かった。 店頭に並べられたばかりの文芸誌を掴み取ってレジを済ませてから、今度はいつもの喫茶店に向かう。 ディーンの席はいつも窓際だ。 朝日が美しく輝いて見えるその席は、ディーンのお気に入りだった。
いつもの席に座り、いつもの紅茶を頼んで、ディーンは文芸誌を開く。慣れた手つきで募集ページを開いて――]
…………やった……!!
[思わず、そう呟いて握った拳を小さく揺らした。]
(82) nico 2014/11/27(Thu) 12時半頃
|
|
[ディーンの作品は奨励賞だ。大賞には程遠い。 ただ、大手の出版社が主催しているこの賞は、受賞者全員に担当者がつく仕組みになっている。 プロの監修の元で腕を磨き、プロの作家を目指すことを目標にしている若者たちの登竜門。 ディーンはそこをくぐったのである。
そうして、作家としての前途は開かれた。 しかしまだ、売れるための実力を備えているとは言い難い。 ディーンはいつものように安物の紙と、使い古した万年筆をテーブルに広げた。 作家になって、売れっ子になれば、安い紙にペン先を引っ掛けて用紙を汚すこともなくなるに違いない。]
(83) nico 2014/11/27(Thu) 12時半頃
|
|
[店員が、ディーンの席の側の窓を開く。 その途端、吹き込んだ風が白い紙を舞い上げた。]
――…………あ。
[紙は手の届かない高さまで上がっていく。 ディーンが顔を上げてその軌道を視線で追おうとすると>>77窓の外にいる少年と、目が合った。
じわりと、薬指の痣が疼く。 ――ああ、そうか。 すとん、と何かがディーンの中に落ちてくる。 たとえるならそれは、パズルの最後のピースが嵌ったような感覚だった。]
(84) nico 2014/11/27(Thu) 12時半頃
|
|
[>>78窓の外からの声に、ディーンはふわりと口元を緩める。 母親とも父親とも違う、しかしよく耳に馴染む声だ。 こちらを見つめる灰色の瞳は薄曇りの空を思わせ、淡い金の色をした髪は柔らかく差し込む朝の光を思わせる。 まるで長くて冷たい夜を抜けて、おとぎの国から現れたような。 ディーンは、そんな印象を少年に抱く。]
――……物語を書いているんだ。 君みたいな少年と、魔法使いが一緒に旅をする ……そういう、話を。
[何故だろう。彼の前では、上手く喋れない。**]
(85) nico 2014/11/27(Thu) 13時頃
|
|
……
[バーナバスとプリシラの元へ戻ると、裁縫道具を傍らに置き、二人の手を取って強く握った。]
『……生きよう。』
[そして。此処ではない何処かで、死のう。訴えるように。フロスティブルーは晴れた冬の空色。*]
(86) k_karura 2014/11/27(Thu) 13時頃
|
道案内 ノックスは、メモを貼った。
k_karura 2014/11/27(Thu) 13時頃
会計士 ディーンは、メモを貼った。
nico 2014/11/27(Thu) 13時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/27(Thu) 13時頃
|
[プリシラの声が聞こえる。 何か、悲しいことがあったのか。 慰めてやりたいのに手は動かない。
頼りない保護者だ、と自分自身に苦笑しながら。 最後まで聞こえるのがこの声なら、幸せだ。
瞼裏が赤に染まる。]
(お前の、色だな。)
[もう、赤を見ても血を思うことはない。
愛しい相手を思い浮かべるだけ。]
(87) 唐花 2014/11/27(Thu) 13時頃
|
|
―― ―― [男は歩いていた。暗く細い道筋。
止まらなければ、と心のどこかで思うのに、足は止まらないまま。 いつの間にか目の前に現れた下り坂へ足を踏みだそうとして――]
「バーニィ」
[懐かしい声が男を呼んだ。 振り向いた先の、幼馴染の姿に何か話しかけようとしても喉は動かない。
どうした、と問うことも出来ないままの男の前に、幼馴染は手を差し出した。]
「あげるよ」
[旅立つあの日、贈られた素朴な木製のスプーン。 ああ、過去の思い出か、と考えた男だが。 すぐさま違う、と首を横に振る。]
(88) 唐花 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
[特徴的な赤みを帯びた木で作られたスプーンは、二つ。
旅の無事を願って、幸せを祈って。
誰のために。
男と、それから、
それから――]
(89) 唐花 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
[音は続く。 天上のレクイエムは、彼等の為に。 >>6共に歌う音には、優しく応え、導くように。
神は、全てを見ていたのだろう
彼の歌を天へと招き 彼等へ第二の人生を与えた
彼等の為の、道標 その身に安息を
二人が再開できたかどうか 其れは歌の主には預かり知らぬ所 神だけが、知っている
Benedictus qui venit in nomine Domini. 彼は謡う]
(90) Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
[歌声は天へと招かれた。 トレイル自身は、まだ其処に居る。 誰にも見えない。 声は天上へ。 姿は、まだ地上に。 召し上げられた魂は、歌声と共に あった、はずだった。
>>1濁った眼を抜き取られ、喰われてゆく >>3彼が名を呼ぶたびに 彼の傍に薄く、陽炎がうかぶ。
天上の歌は止まない]
(91) Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
[>>12ひとつ、名を呼ばれ その姿はひとつ、濃さを増す]
……
[音は無い。 ただ、自嘲を浮かべるノックスを 無い眼でみつめていた。
ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ >>14行為の最中に名を呼ばれるたびに トレイルの魂が姿をなしていく。
――――何で、なにを
[しているの、と 少女のような少年の声。 >>15濁ったものが流れるさまを呆然と見る。 >>68周囲の音は、居間のトレイルには苦痛だろう。 傍で惨状を見ているトレイルには聞こえないものだ]
(92) Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
[止めて、穢い そんな否定は、出なかった。 浴場での行為とはまた違い 影でしか行為を見ていない 幼い知識のトレイルでは 彼の行動の真意がわからない
ただ、名を呼ぶ音が 酷く胸を痛めた
また、名をふたつ。 シノワズリが、戻る。
――――天上の歌は止まない*]
(93) Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
ーーーーーーっ …………戻って…… 戻ってよ
(*34) うに 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
[動けなかった ここから 下山ルートに 先導して ……山に戻ろうとすれば また 結局同じではないか? それをするだけの 体力と 食料は? 髪に 肩に 動かないから白が積もる]
(94) うに 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
[吹雪の名残が 冷やしていく 無彩色の世界に 透明な色がはかれた]
………………っ
[たまらず その場に座り込む 歌声は まだ遠いけど 木の根元 足跡を残したまま 小さく頭を抱えて 丸くなった
このまま 雪が姿を隠してくれますよう
押しつぶされそうな ルーツが 不満げに小さく鳴いた それでも 彼は丸まったまま首を横に振った]
(95) うに 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
営利政府 トレイルは、メモを貼った。
Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
[フィリップが逃げるのも。 それをドナルドとフランシスが追いかけるのも見ていた。
声をかけても届かないから、ただ見ているだけだったけれど――]
フィリップ、そんなところに座り込んじゃだめだよ。 凍えてしまうから……
早く、ドナルドたちと合流しなよ。
[フィリップの傍ら、小さく身を隠そうとするのに声をかける。 このままでは三人とも、雪にやられてしまうのではないかと思い。 どうしたものかと、ため息をついた]
(96) sinotaka 2014/11/27(Thu) 13時半頃
|
|
[雪の中 冷たい のに ふ と なくした暖かさを感じる]
くけ…………?
[丸々彼の腕の隙間から なにか に反応して ルーツがくちばし覗かせる 何かは傍をじっとみていた]
(97) うに 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[繋いだ手にこめられる力>>73は 先ほどまでとは少しだけ違った気がした。]
――… 、 フランシス。
[そっと名を呼びかける。 何を思うか知れぬまま、大丈夫と伝える代わりにその手握りなおし]
無茶でもなんでもしてぇところだけど、さ そんな事したらフランシスが悲しむって知ってるし それに、フィリップも、さ…… ラルフを悲しませたくないからって俺の事まで心配するんだ。
だから――…、
[欲張りと思われても、己の思い叶える為に求め手をのばし続ける。 フランシスの笑み映しこむ隻眼は寄せられる頬の感触>>79に瞬く。 寄り添うようにあるこのぬくもりに何度救われたか知れない。]
(98) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[足跡続く雪を、葉の落ちきった木々を掻き分け進む傾斜。 歩むうち、隣から聞こえるはフランシスの歌声>>80 寝かしつける際の旋律とはまた違うそれが 遠吠えの代わりのように思えた。]
(99) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
戻るなら、お前さんも一緒だ。 ――フィリップ。
(*35) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
―ブルー/それから―
[灰色の瞳の少年と、琥珀の瞳の少年と。寒さにかじんでいたノックスの両の足を擦っていた彼等を制し、手招きをする。おやすみのキスを交互に。]
『『ノックス、おやすみなさーい!』』
[扉が閉まり、ぱたぱたと足音が遠ざかっていった。
旅を止めて工房を構えても、同族の少年たちが弟子入りをして、大人を迎えていく。作品は生まれ、愛されていく。]
(100) k_karura 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[眠りに就く前に、ノックスはオルゴール箱を鳴らした。
ひとつめ。黒漆で装丁し、小さな黒曜石を幾つか散らしたもの。流れる曲は、ドナウ。
彼を、トレイルの代わりに喰らうことを躊躇わなかった。体を繋げ、愛を囁き、口を赤に染まらせることを厭わなかった。
ただ、安らぎを願う。]
(101) k_karura 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[ふたつめ。灰色の空に、星のような細かな金色。 山小屋から持ち帰れたのは、ほんの一部でしかなかったけれど。
彼は、生き延びた今のノックスを見てなんと言うだろうかと思う。愛し子の1人。可哀想だと笑うのだろうか。
ふっと小さく笑い、頭を枕に乗せた。]
(102) k_karura 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
くけっ あ ぁ”う
[ぐいぐい と腕を押しやり 無理やり腕の隙間から顔を出す 不思議そうに 首を傾げる]
…………ルーツっ ひえ…………る からっ
[飽きたのだろうか?ルーツの突然の動きに 彼は困ったように ルーツの頭を 引っ込めようと手を伸ばす
のが ルーツにつつかれて]
(103) うに 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[そして最後に。]
……トレイル。
[栗色に染めた皮膚と、シノワズリの瞳を持つ小鳥。 箱の表層を撫でて、口付けた。
存在を喪ってもなお、彼は居続ける。悲しむ気持ちはもう消えた。
ただ、慈しみだけが残る。*]
(104) k_karura 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[天上の調べ 流れる讃美歌
トレイルの姿は やげて薄れ、天へとかえるもの
現世へその魂を留めているのは ひとつの 音
彼が紡ぐ、たった四文字の]
(105) Ayame 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
んー、お前、フランシスたち呼んでみない?
[顔を出したルーツに声をかけてみる。 フィリップの手をつつく様子に小さく笑って、重ならない手を重ねたまま]
フィリップも、あきらめてドナルドにつかまっちゃいなよ。
[囁きひとつ]
(106) sinotaka 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[歌声が聞こえるほど 先よりも近い]
フラ ンシスも凍…………えちゃうっ から 俺は いいから…………
[もがくルーツの羽に 落ちる雫の 途切れる言葉で思う けれど ドナルドが折れないことは 理解はしていて……ああ どうすればいいのか]
(*36) うに 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[ルーツはしばらく彼の手をつつきながら 虚空をみていた]
あぁあ”ーーー♪あ
[得意げに歌っているが何の歌かさっぱりなレベルだった]
(107) うに 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[昨日は、傍にいた 今日は、傍にいる
明日は わからない
信じきれていなかった彼に残した呪い 彼がその音以外を口にするさまを、まだ聞かない
記憶は風化し、溶けていくもの やがて忘れ去られる けれど 一番を決められない、彼が 最後まで、その枷を外すことがなかったならば
呼び続けてくれたなら**]
(108) Ayame 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
営利政府 トレイルは、メモを貼った。
Ayame 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
[>>98 名を呼ばれれば噛み締めて居た唇を、 意識的にほどいて、視線を上向ける]
……――そうだね、……ちゃんと 分かってるなら、……それでいいんだ
おれは、…… 心配性だからね
[――小さく、冗談めかして、笑う。
心配して、心配して、しんでしまうかもしれない、なんてことは伝えるわけにはいかないが。手に頬を寄せた時、伏せた眸は雪のあかりに濡れた様にひかる]
(109) azuma 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
|
[>>99 遠吠え替わりと評されたとは知らぬ歌 上がる息に時折途切れ]
――、 ……今の
[>>107 鳥が歌うを、聞きとめる。 指をさす、その方角]
(110) azuma 2014/11/27(Thu) 14時頃
|
営利政府 トレイルは、メモを貼った。
Ayame 2014/11/27(Thu) 14時半頃
|
――…は。 条件は同じ、だろ。 凍える前に、見つけだす。
フィリップ、一緒に、帰る場所を、さがそう。
[互いに折れぬまま。 意識傾け、フィリップへと呼び掛け]
(*37) helmut 2014/11/27(Thu) 14時半頃
|
|
[視線が重なる。 言葉を綴るフランシスのくちびる、 噛み締めた名残をマフラーがドナルドから隠す。]
心配性なのは知ってる。
[今も、心配させているだろうか。 案じるように見遣れば笑み顔が映し出された。 伏せられた緑が湛えるぬれるようなひかり。 結んだくちびるをふと開き]
これからは、――…… 知らなかったフランシスのいろんなこと、知っていきたい。
[保護者だからと見せぬようにする何かを思い、綴る。]
(111) helmut 2014/11/27(Thu) 14時半頃
|
|
[フランシスの澄んだ歌声に呼応するように 聞こえくる鳥の歌>>107。 ドナルドはフランシスの言葉>>110に眸重ね頷く。]
ルーツ、だな。 きっと近い。
[いこう、と繋ぐ手を引きルーツの歌声を辿り そうして見つけるは、フィリップと雪に鮮やかなルーツの色*]
(112) helmut 2014/11/27(Thu) 14時半頃
|
|
だよ ね
[知ってる。――そう謂われて>>111 苦笑を湛える。ほんとうは、もう、 それだけではないのだけれど。
瞬き一つ、まじまじとドナルドを見て]
本当に?…… なら、――― …… ――少しずつ ね
[笑みを浮かべ、切なげに眉を寄せた。 上がった息に見せかけた、溜息、胸の痛みを誤魔化すように]
(113) azuma 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
|
―アンティークブルー―
[時折、傍らに誰かの気配を感じた。1人で居るというのに、独りではないような。]
……トレイル。
[そんな折りは、決まって彼の名を呼んだ。チャンスをあげると、枷を残した愛し子。
自分1人だけを選んでと、渾身の叫び。
そんな愛しい最期の願いを、どうしてむげに出来ようか。喜んで枷を首に嵌めよう。
君の名以外を、音にしないように。]
(114) k_karura 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
|
―雪山の― ……鳥って歌、 歌えるようになるかな……
[手を引かれ、歩きだす。 軽くつんのめりそうになりながら体勢を立て直して――]
……フィリップ君…… あぁ、…よかった
[辿りついた先見えた姿に 心底ほっとしたように名前を呼ぶ。 蹲る彼とは対照的に、虚空を見つめて啼いているのは]
……ルーツ、 おれたちを 呼んでくれた…?
[漸く躊躇いがちながら鳥の名前を呼んで、 ――けれど、傍で呼びかけてくれていたラルフには気づけない。魂を見るような力、フランシスにはないのだ。]
(115) azuma 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
|
『おはよーございますー。ノックスー? あれ?』
[―――耳元で叫ぶその声は、ノックスにはもう届かなかった。**]
(116) k_karura 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
|
[天上の歌は 聞こえるものを 柔らかな歌声で魂をつつみ、楽園へと導く
神の愛は平等に 其処に優劣はない。
喜び、慈しみ 祝福と、安らぎ いとしさが其処に在る]
(117) Ayame 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
|
[名を呼ばれ、 透き通る姿で微笑む事が出来るようになった。
焦りも哀しみも 不安も苦しみも 絶えず其処に在る
それでも、 傍で音を聞く姿は消えない]
(118) Ayame 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
|
[一昨日は聞こえた。 昨日は聞こえた。
いつまで、呼び続けて貰えるだろう いつまで、一番でいられるだろう
工房を訪れる少年たちの姿が かつての姿に重なって見える
彼は 彼は 彼は彼は彼は彼は
一番になり得るかもしれない
今日は、]
(119) Ayame 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
|
[呪いのようなその四文字 聞くことが出来るだろうか**]
(120) Ayame 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
営利政府 トレイルは、メモを貼った。
Ayame 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
―雪山の― [きっと、ドナルドは声をかけたい筈だ。 こんなにも、 追いかけて、追いかけて、追いかけて。 ――だから。暫しは、見守る態で居る。 繋いだ手、離されるまでは離さない。
遠吠えならば聞こえない。 それを寂しく思いながら そっと口元覆うマフラーを引き下げた]
――、……おれは、心配性だから 置いていけないな、って。
これは、おれの、わがまま。
[小さく、透明な声、ぽつり**]
(121) azuma 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/27(Thu) 15時頃
|
[ドナルドとフランシスの姿が見えてほっとする。 これできっと、フィリップは大丈夫だろうと。
こちらを見るルーツに小さく笑みを向け]
ありがとな、ルーツ。
[呼んでくれたことに感謝を告げて。 また三人のやり取りをみている*]
(122) sinotaka 2014/11/27(Thu) 15時半頃
|
|
[知りたいのは心。 フランシスが積み重ね今を形作る過去に興味懐かぬわけではないが 今思うこと、これから積み重ねるものに、より触れたい。 視線感じて、少しだけ照れるように目を泳がせた。 声が紡がれるに誘われるように視線が緑の双眸へと戻る。]
本当だって。
[これまでは言わなかった。 崩したくないと思う関係を思い言えなかった。 けれど変わりたいと思うから踏み出す小さな一歩。]
あァ、少しずつでも、 フランシスを知っていきたい。
[思い重ねれば衝動は強くなる。 それでも歩み寄るはラルフとの唐突な別れに悔いたから。 言えなかったことを思う。 もっと、言葉にして伝えればと思うのは フィリップから聞いた話によるものも、大きく。]
(123) helmut 2014/11/27(Thu) 16時頃
|
|
如何だろうな。 気長に練習すりゃ、歌えるように……
[そう思いながら歌を教える時間に意味があるように思う。 フランシスが躓きそうになれば繋いだ手で支え]
――――…フィリップ!
[フランシスの声>>115に重なるように呼び掛ける。 手を繋ぐまま、ラルフを抱えなおし、 蹲るフィリップと歌うルーツの傍へと歩み。]
(124) helmut 2014/11/27(Thu) 16時頃
|
|
みつけた。 フィリップ、一緒に、帰ろう。
[呼び掛けるバリトンは咽喉を震わすひとのこえ。]
お前さんの不安も、寂しさも 全部俺が受け止めてやっから ひとりで抱え込むな。
[ひととして支えあい生きるを望み語りかける。*]
(125) helmut 2014/11/27(Thu) 16時頃
|
|
[>>123 躊躇って、――思いだす、ニコラの呪うような言葉に一度口を閉じるも、]
……おれも ドナルドの事 知りたいよ?……全部知ってる、なんて
思って、ないから……さ
[求める もっと は、危うい綱渡り。 確かに眸を見て、どこか甘く囁く。
沢山、新しい面を見られるだろうか。 フィリップに追いついて、 一緒に街へ降りて、 それから――それからを願う。]
(126) azuma 2014/11/27(Thu) 16時頃
|
|
[>>124>>125 駆け寄る、手は離れなかった。 握ったまま、ドナルドが語りかけるを聞く。
一緒に帰ろう。 人でも獣でもなくても構わない 彼は彼なのだから。
ぎぁ、と歌ならぬ歌を ルーツがうたう。 >>122ラルフに返事をしているのだと、生けるものは気づかない**]
(127) azuma 2014/11/27(Thu) 16時半頃
|
|
[躊躇い見えるくちびるの動き>>126に眉が下がる。]
今、思ったことも知りたい。 一人前とは言えねぇけどさ、もうガキじゃねぇから いいこともわるいことも全部含めて知りてぇと思う。 悩むことがあるなら、一緒に考えていきたい。
[伝えるは己の思い。 知りたいとフランシスが言ってくれるからこそ踏み込もうとする。 甘い囁きに心揺さぶられ、うちに飼う獣が欲しいと囁く。
冷える指先、あたためるように繋ぐ手を握り擦り合わせ 三人と一羽のこれからを思い、フィリップの声を待つ。*]
(128) helmut 2014/11/27(Thu) 17時半頃
|
|
[少し言葉に詰まる>>128 それは余計に言いたくても言えないこと、という印象を与えそうなものだ。]
そう、だな…… 、もう、20歳、だもんな
――ありがとう、…… そうだね、お互い支え合えると、 ……おれは、嬉しい
[全部、かは、分からないけれど。 抱く、傾く想いを本当に知られたら 軽蔑されはしないだろうか、 離れられはしないだろうか、 ――己が、衝動に負けてしまわないだろうかと、恐れながら 踏み込んだなら。もっと、と己は求めるに違いない、と**]
(129) azuma 2014/11/27(Thu) 18時頃
|
|
― ―
[喉に違和感を感じ、ノックスは首に手をやった。
真っ暗の中に響く鎖の音。 あぁ、これは枷なのだ。
鐘なのだ。
君が、君だけが一番だよと、告げるための。]
トレイル……
[ほぅら。4文字しか、紡げない。]
とれいる。
[囁きはノクターンのように。*]
(130) k_karura 2014/11/27(Thu) 18時半頃
|
道案内 ノックスは、メモを貼った。
k_karura 2014/11/27(Thu) 18時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/27(Thu) 18時半頃
|
[幸せを願われたのは、願ったのは――]
(…プリシラ)
[『どうか、お前の中の獣が目覚めないように。』 そう願った。
けれど、獣であってもそうでなくても、大事なのだと。]
(131) 唐花 2014/11/27(Thu) 19時半頃
|
|
[昔、旅立ちの日に渡されたスプーンは一つきり。 再び出会った幼馴染に渡されたのは、二つ。
二人で、旅するための。
二つ、一緒の。]
(132) 唐花 2014/11/27(Thu) 19時半頃
|
|
[微かに、けれど確かに指先に力が籠められる。]
(133) 唐花 2014/11/27(Thu) 19時半頃
|
|
[必死の形相で傷を縫う幼馴染と、指先を真っ赤に染めたままでぼろぼろと涙をこぼす愛しい子。
目の前が靄がかかっったようにぼんやりとしているのに、それだけは何故かはっきりと分かって。
プリシラを守れたのなら死んでもいいと思えたはず。 けれど、彼ら二人をこの場に残すことを思えば、途方もない罪悪感に駆られた。
真っ赤に濡れたプリシラの指先に、触れる。]
(134) 唐花 2014/11/27(Thu) 20時頃
|
|
(ノックス…)
[旅立ちを見送ってくれた幼馴染は、 まるでこの時ばかりは引き留めるように夢に現れた。]
(135) 唐花 2014/11/27(Thu) 20時頃
|
|
(プリシラ…ノヴァ)
[指先をそっと握る。
プリシラ、と名乗った今よりも幼い声。 ノヴァ、と打ち明けられた本当の名前。
あの時からずっと、この手を引いてきた。
二人で、過ごしてきた。]
(136) 唐花 2014/11/27(Thu) 20時頃
|
|
[痛みと、ともすれば遠ざかりかける意識で。 それでも願う。
まだ、これから先も。この手を引いていたいのだと。
欲張ってしまう。*]
(137) 唐花 2014/11/27(Thu) 20時頃
|
|
[知りたいと思った事はフランシスの口からは綴られず 言葉に詰まる様子に悩ましげに眉を寄せる。 全部、と言ってしまうあたり子供っぽさが残る。 フランシスとも遠吠えで繋がるなら知れただろうか。 そんな事を思いながらも、彼の言葉>>129に頷いた。]
――…まだ頼りないかもしれないけど 支え合えるよう頑張るから、さ。
[その時は、今告げられずにいるそれも聞けると良いと思う。*]
(138) helmut 2014/11/27(Thu) 20時半頃
|
フィリップは、|・ω・)
うに 2014/11/27(Thu) 20時半頃
|
[ 遠吠えが思考をそのまま伝えるなら、 いま、繋がっていなくて助かったと思う。 過る嫉妬や、息苦しさまで、伝わりかねなくて]
頼もしい。……
……伝えられるように おれも、つよくなる、よ
[ 雪の中、風に紛れそうなささやきは まだ、目的の少年を見つける前、に。 ]
(139) azuma 2014/11/27(Thu) 21時頃
|
|
ーーーないもん ーーーーーー…………
[ぐすっ と小さく鼻を鳴らす 結局子供のように 駄々をこねまるまるしか出来なくなった]
(*38) うに 2014/11/27(Thu) 21時頃
|
|
[ーーーー人の気配がする]
[名前を呼ばれた びくっと ルーツの頭を引っ込めようとしていた彼が 後ろに下がるが 木の根元 幹にぶつかるだけ
ルーツはフランシスのおずとした様子に 面白がって 威嚇するように 彼が後ろに下がろうとして 緩んだ腕の中 ばさり 一度大きく翼を広げて
フランシスに飛びかかろうとした その姿が ぐいと横を向く]
(140) うに 2014/11/27(Thu) 21時頃
|
|
げっげっ
[虚空をみたまま ばさばさと翼を広げて ふっと飛び立つも 雪の上に着地し 不思議そうに首を傾げた]
(141) うに 2014/11/27(Thu) 21時頃
|
|
[頃 彼は孔雀石歪ませながら その場に座り込んでいた 荷物とラルフと抱えて 雪まみれの 二人が 手をつないだまま こちらへ来る フランシスが 躓きそうになり…… ドナルドが支えて ほっとする]
…………っ う…………ーーごめ……ん なさい……
[透明な声と それを支える低音に呼ばれて ぼろと 涙をこぼしながら 口にしたのはそれ 逃げ切ることもできず 大人しくすることもできず 雪の中 歩き回らせて……]
……ごめんな さい……ごめんなさい ごめ……んなさい…………っ
(142) うに 2014/11/27(Thu) 21時頃
|
|
[しきりとこちらを気にするルーツ>>141に見えているのかと首をかしげ]
ほら、お前の主人はあっちだろう。
[ルーツが離れたフィリップを示す。
ドナルドたちがやってきたのを見て、さらには抱えられている荷物(ラルフ)をみて、小さく苦笑をこぼす]
おいてっていいのに…… そんなのもってたら、遭難するかもしれないし。
置いていきなよ、ドナルド。
[フランシスと手をつないで、ラルフを担いだままのドナルドに、聞こえないとわかっていても囁く]
(143) sinotaka 2014/11/27(Thu) 21時半頃
|
|
[ルーツの動きは不思議なもの。 けれど、いまフランシスはルーツが離れてくれて よかった、とそう思った。まだ、苦手なのだ。]
……フィリップくん
[ドナルドに支えられながら顔を、上げて 近づいて。 >>142 声が、聞こえる。 そっと、傍に歩み寄り、膝をつくとドナルドと繋いでいない方の手を、そっと伸ばして背を撫でようとする]
…… まったく、心配させて……
[叱るような言葉だったけれど、 吐く息は柔らかく、困ったような、笑みで]
(144) azuma 2014/11/27(Thu) 21時半頃
|
|
[頼もしい、とフランシスに言われれば>>139 ドナルドは嬉しそうに隻眼を細める。
つよくなる、と彼が言うは つよくならねば言えぬような重さがあるのだろう。 重たきものほど共に、と思うのに――。
微かなささやきに声返せぬまま、 握る手はもどかしさからやや強まる。]
(145) helmut 2014/11/27(Thu) 21時半頃
|
|
――…あるよ。 いつか、帰りたくなる場所がみつかる。
それまでは俺がその場所になってやっから、さ。
[見える場所、声が届く場所。 ならば遠吠えに返す声は空気震わすものとして]
あやまんなくていいから、 もう、いなくなんなよ。 ――…フィリップ。
[涙零す少年>>142の前で膝をおり語り掛ける。]
(146) helmut 2014/11/27(Thu) 21時半頃
|
|
[ルーツは暫しよちよち 雪に足跡つけて遊ぶ 足が冷たくなったら フランシスを襲撃するだろう]
[フランシスの手が伸びる びくっ と 身体が震えて ……そのまま 撫でられるままに ]
ーーーーごめ……
[ひくっとしゃくりあげて フランシスの笑みに 目元をゴシゴシこすって]
…………ーーーっ 迷惑 かけ る…………
[ごしごしと 目元をこすりながら 何度も首を振って]
(147) うに 2014/11/27(Thu) 22時頃
|
|
[けれど 二人がきっと折れないこと 心の何処かでわかっている
ラルフもそうだったのだから]
(148) うに 2014/11/27(Thu) 22時頃
|
|
[フランシスの声の響き>>144は ラルフもドナルドも言われ懐かしさ覚えるもの。 フィリップとフランシスのふたりに 微か目を細めて、安堵するような息を吐く。]
――…迷惑なんておもわねぇから。 あんま目、こすっと腫れるぞ。
[目許こするフィリップ>>147から 折れる気配を感じながら]
(149) helmut 2014/11/27(Thu) 22時頃
|
|
[そっと撫でながら、雪を払い落とす。 >>146 ドナルドが、やさしいバリトンで、語りかける。 落ち着いてくれると――いいのだけれど。]
……かまわないよ…… 迷惑、かけても いいんだよ……きみは、子供なのだもの
[髪を梳いて、落ち着かせるように、撫でる]
…一族の定めのなやみだって、 …… きっと、わかちあえる、から
[先祖がえりのくるしみ、それは己にはなかったもの、だったけれど。]
(150) azuma 2014/11/27(Thu) 22時頃
|
|
[ぎゅっと目をつぶると 髪から雪が落ちる気配 それでもまだ 髪から暖かさはのかず 止められたこすること 行き場なく ては握られて 立てた膝の上に まだ 時折喉が 小さくなる]
………………ーー
[かけられる二人の温かい声に しゃくりあげながら 視線は手に落として]
ーーーバーナバス 殺したのに……
[ドナルドは唆したから とはいったけれど 一族の それ以外の理由で殺めた (と 本人は思ってる)の ことをポツリと落として]
(151) うに 2014/11/27(Thu) 22時半頃
|
|
……――バーナバスを、 ……――
[髪を撫でる手を、ゆるりと止めて。]
――理由があったのだと、思ってる。 ……一緒に、街に、下りて、そしたら
[そっと、小さく。]
……―― そしたら 何があったの 聞かせて、くれる……?
……話せるところだけでも、いいから。
(152) azuma 2014/11/27(Thu) 22時半頃
|
|
[フィリップの零した声>>151に少し考える風。 その間に聞こえるフランシスの言葉>>152は 落ち着いた大人のもので]
そう、だな。 此処じゃ凍えちまいそうだ。
[街に下りることに同意示し 泣き止み心落ち着くまでは待つ心算で。]
(153) helmut 2014/11/27(Thu) 22時半頃
|
|
[髪を撫でる手が止まる ふっと孔雀石が その手の持ち主を見る。 怯えた色彩を見せる
が]
…………ーーーフランシス 俺……
[また 孔雀石から ぼろ と涙がこぼれる 膝の上 握っていた手が 遠慮がちに 防寒着の袖 掴んで
こくり と小さく頷く 涙は止まらず かわらず頬を濡らしては 寒さに頬を凍らせたけれど]
(154) うに 2014/11/27(Thu) 23時頃
|
|
[ドナルドの言葉に はっ 気がつく 慌てて雪を手で救い それでかおをぬぐって]
(155) うに 2014/11/27(Thu) 23時頃
|
|
……ね、 雪だるまになったら、 困るもの ね
[>>153 ドナルドにも視線を向けて、 ――ああ、山小屋に着いたときも、こんなこと、謂っていた。]
……ん?
[ぽろりと毀れる涙、そっと指の背で拭った。 防寒具の裾を、掴んで頷く少年の背を、そっと撫でて]
つらい、だろうけど ――…… 歩ける?
[必要なら手を貸そうと、尋ねて。――そっと、立ち上がる]
(156) azuma 2014/11/27(Thu) 23時頃
|
フィリップは、ラルフおやすみなさーーい(*・ω・)
うに 2014/11/27(Thu) 23時頃
|
[顔を拭うフィリップにゆると首を傾け]
大丈夫か?
[案じる言葉を掛ける。 フランシスが雪だるまと言えば 山小屋に辿りついた時の、三人の会話が過った。 抱えるラルフにふと意識が向く。]
――…だな。
[少しの間の後、同意の声を落とし フランシスが動きやすいよう繋いだ手を緩める。]
(157) helmut 2014/11/27(Thu) 23時頃
|
|
[また 暖かいてが 背中を撫でてくれる 指先が 目元にくると 一度静かに閉じて 拭われるがままに 凍っていた表情が 少しだけ緩む]
ーーー…………歩ける
[貸すという手にはゆるく首を振って それでも 指先は フランシスの袖を掴んだまま それは 丁度ドナルドとは反対側の手] [大丈夫か尋ねる ドナルドにも こくりと頷く]
ーーーごめんなさい
[彼は雪を払ってもらい そこまで雪まみれではないが 二人は あちこち白くて 空いている片手 手を伸ばそうとしてーーー]
(158) うに 2014/11/27(Thu) 23時半頃
|
|
[足が冷たくなったルーツが フランシスの 後頭部にフライングアタックをしかけた]
(159) うに 2014/11/27(Thu) 23時半頃
|
|
[謝るフィリップに困ったような笑み浮かべる。]
そういう時は、さ。 ごめんなさい、じゃなく、ありがとう、だろ?
[そう言って立ち上がろうとした時 羽ばたく音が背後より聞こえ振り返る。]
……っ、て、ルーツ! 待て!
[アタックしようとするルーツに緩めた手を伸ばした。]
(160) helmut 2014/11/27(Thu) 23時半頃
|
|
……そう?なら、いいけれども。 つらかったら――って…… 山歩きは、君のほうが慣れているんだよね。
[小さくわらって。 >>157 ふと自分が動きやすい用にだろう 緩んだ手を、つい、追う様に握ってしまって]
ぁ、……ご、ごめ
わっ!!
[>>159 詫びたのと、重なるようにフライングアタック、された]
(161) azuma 2014/11/27(Thu) 23時半頃
|
|
[少し高い位置の窓に手をかけて、小さなかけ声と共に体を持ち上げる。 >>85そうして、窓に腕を乗せると、少し足が浮いた代わりに藍錆色が近くなった。 にひ、と笑い、彼の返事を聞く。
口下手なのか、いきなりで驚いてるのか。 彼の話し方は、少しずつ慎重に言葉を置いていく話し方で。 自分とは違うタイプなことは明らかだったが、なぜだか心地いい。
まじまじとその深い色の目を見ながら、へえ、と感嘆の声をあげた。 そうか、彼は小説家だったのか]
僕もまだ月でうさぎと暮らしてたとき、旅をしていたよ。 ねえ、それ読みたいな。そっちに行ってもいい?
[聞きながら、窓に足をかける。 店員に睨まれてるけど、しーらない]
君と話がしたいんだ。だって君ってすごく目が綺麗だし、まつげの角度が素敵なんだもの。
(162) kaisanbutu 2014/11/27(Thu) 23時半頃
|
|
[緩めた手はすり抜ける前に再び取られて ルーツの動きを阻むことは出来ず]
――――……あ。
[思わず漏れる声。]
フランシス! だいじょうぶか!?
[慌てて声を掛ける。]
(163) helmut 2014/11/27(Thu) 23時半頃
|
|
ーーーーだって…… ーーーーーーーーー…………
ーー……………… …………ーーーぁり……
[困ったように笑うドナルドと ふっ と笑うフランシスの
それを見る孔雀石が 丸くなった
無彩色の世界に 赤い軌跡を描いて ドナルドの手を掠め 威力の落ちた ルーツのフライングアタックが入ったから
衝撃はドナルドの手で吸収され ルーツはそのまま フランシスの頭に着陸して]
(164) うに 2014/11/28(Fri) 00時頃
|
|
あぁあ”ーーーー♪
[歌もどきを 雪の中 一声鳴いた] [持ち主として ルーツを叱らなければいけないが その様子に 涙が残るまま 目を眇めた]
(165) うに 2014/11/28(Fri) 00時頃
|
|
〜〜〜〜 っ…っ!!
[頭を庇うようにした手がこわばる]
……だ、 だい、だいじょうぶ……
[震え声である。頭の上で、ルーツはないた。]
な、なに、もう……!
(166) azuma 2014/11/28(Fri) 00時頃
|
|
[ディーンとて良い大人というにはまだまだ幼いが、>>162少年はそんな自分よりももっと幼い。窓枠に足を掛ける無作法は、本当は叱らなければならないのだろう。 しかしディーンは彼の保護者では無いのだから、そんな義務は無い。それに何故か、彼を叱る気にはならないのだ。 それどころか――そう、何でも許してしまいたくなる無邪気さが彼にはあった。]
……ああ、構わないよ。 代わりに、君が月で暮らしていた時のことを教えてくれ。 とても面白そうだから。
[ディーンは軽く手を上げて、彼を睨んでいる店員を呼びよせ、メニューを持ってくるように頼んだ。 賞を取った記念の日だ。誰かに奢るぐらい、なんてことはない。 ディーンは風に巻き上げられ、テーブルに散らばっている紙を集める。その最中、思いがけない彼の言葉に驚いて、瞬いた]
――……そ、う かな。 ……そんなことを言われたのは、初めてだ。
(167) nico 2014/11/28(Fri) 00時頃
|
|
…………ーーフランシスに 懐いてる
[癖で空いている手が 目元を擦りながら 震える声に緩く首を傾げつつ 得意げなルーツの様子にぽつとこぼす
音の不得手は聞いていたから ルーツに腕を見せて 己の腕に呼び込んで
ルーツも満足したのか ぴょんと 跳ねて彼の腕に戻る]
(168) うに 2014/11/28(Fri) 00時頃
|
フィリップは、シメオンおやすみー
うに 2014/11/28(Fri) 00時頃
|
……な、懐いてる、……?
[納得いかないような、 怯えが残ったような表情を浮かべる。 ご機嫌そうなルーツを見て、フィリップを見て。]
……そ、そっか……
[ちら、とドナルドを見て――]
……それじゃあ、いこう、か。
(169) azuma 2014/11/28(Fri) 00時半頃
|
|
[ルーツに襲われたようにみえるフランシスを案じていれば フィリップが懐いていると称して、怪訝な顔をする。]
なかなか激しい懐き方だな。
[二人に「大丈夫か」と声かけて フランシスの言葉>>169に頷く。]
ああ、いこう。 フィリップ、道選び、任せていいか?
[雪に埋まり、道といえそうなものは素人目にはわからない。 山に詳しい彼に尋ねて下山に向ける。]
(170) helmut 2014/11/28(Fri) 00時半頃
|
|
……襲ってるんじゃないんだ……
[ルーツを見、ぽつりと謂うのであった。]
(171) azuma 2014/11/28(Fri) 00時半頃
|
|
ーーーー怒ってないから 多分
[ドナルドの激しいと フランシスのぽつと落とすに頷く 見たことのない 懐き方ではあるが 如何せん 他の人とルーツの組み合わせ あまり見るでもなく その懐き方が おずとする様子 そこが面白くてだとは 彼も気がつかない ただ ルーツは 怯えのある気配に 満足そうに 小さく鳴いた]
[フランシスがドナルドに促す 結局 この暖かい人たちから 離れることはできなくて
一度 振り返った 来た方向 無彩色の世界に 彩りが見えた気がしたが]
(172) うに 2014/11/28(Fri) 00時半頃
|
|
あーーー…………うん えっと…………こっち
[ドナルドに言われて 向き直った 緩やかな傾斜 指差しながら フランシスの袖を引く できるだけ 歩きやすくて でも はやく人里に着く
普段はあまり近寄らない道を示しながら]
(173) うに 2014/11/28(Fri) 00時半頃
|
|
[>>167雄猫のように身軽に、まだ幼いからだを店内に滑り込ませて。リンゴの蜜でぺたぺたの手をズボンで拭う。 それから、月の話をごく自然に受け入れた彼に、ぱっちり瞬きしてちょっと笑った]
ウン。
[木の椅子を引いて、彼の隣に陣取る。 外の木箱よりもずっと座り心地のいい椅子は、陽当たりもよくて気持ちいい。 あったかいから目を細めてたら、彼が店員にメニューを頼んだのは見えたけど。 まさかまさか、奢るつもりとは思いもしない]
本当?おかしいなぁ。
[こんなに綺麗な目をしてるのに。彼の周りの人ってみんな節穴なの? ぱっちり瞬きして小首を傾いで。 それから、彼が集めた白い紙達を指差す]
読んで読んでっ。 僕、あんまり難しい文字は読めないの。
[まるで蜂蜜を塗ったみたいな、甘えた声でねだった]
(174) kaisanbutu 2014/11/28(Fri) 00時半頃
|
|
怒ってないなら、いいんだけど……
――ん、ぅん、
[>>172 彩り、燃え盛る山小屋には、気づかないまま。 フィリップに指示された道を、後に続いた。
雪を踏む、きしきしと音がした]
(175) azuma 2014/11/28(Fri) 00時半頃
|
|
[ルーツの感情はドナルドには読み取れない。 けれどフィリップが言うならそうなのだろうと思う。]
ルーツにも、 ひととの付き合い方、教えてくか。
[満足そうに鳴くルーツの様子に苦笑しながら 獣のすまう山からひとのすまう街を三人と一羽で目指す。*]
(176) helmut 2014/11/28(Fri) 00時半頃
|
|
[どこか 釈然としない様子の フランシスに 彼はルーツを一度みて]
ーーーー…………”にも”
[ルーツと同列にドナルド二おかれれば 少し拗ねた気持ちになりながら ドナルドの抱える ラルフを見た ラルフが見えない姿で 見守てくれているとは ルーツしか気がつくこともなく ただ 先ほどふと感じた暖かさ ラルフのそれに似てると思いながら 日が暮れ切る前に 人里に そう思って 二人が 疲れ切らぬよう 速度をみながら 下山して行った]
(177) うに 2014/11/28(Fri) 01時頃
|
|
……何でも、好きなものを頼むといい。
[>>174ディーンは、横に座った彼の前に受け取ったメニューを広げてみせる。 顔も似ていない、歳の離れた彼と自分が並んでいる光景が傍からどう見えるのかディーンは考えもしない。 窓から入ってきた少年に向けられる店内の他の客の好奇の目線も、知ったことではない。
年齢の差だとか互いの名前も知らないだとか、そんなことは些細なものに思えるほど、横に彼がいるのは自然なことだった。 左手の薬指がやけに熱い気がする。 日の光が当たっているからだろうか。]
……まだ完成していないから、読むのは恥ずかしいな……。 あらすじを、説明するだけでも良い?
[少年の声が耳に入ると、何かが溶けていくような錯覚に陥る。 落ち着かない気持ちを抑える為に、ディーンは一度小さく息を吐いた。それから、咳払いを一度。]
……この話は、少年が魔法を使えなくなった魔法使いと出会うところから始まるんだ。
(178) nico 2014/11/28(Fri) 01時頃
|
|
[そしてディーンは、ゆっくりと少年に話して聞かせる。
魔法を使えなくなった魔法使いを可哀想に思った少年は、彼の魔法を取り戻す為に一緒に冒険の旅に出ること。 魔法を取り戻す為には、なくした魔法の欠片を集めなければならないこと。 冒険の途中で二人は、大きな赤い鳥の怪物に襲われたり、ひどい吹雪の山の中を進まなくてはならなかったりすること。 魔法のかけらは、最後の一個がどうしても見つからないこと。]
……最後の魔法のかけらは、どこにあると思う?
[最後にディーンはそう少年に問い掛けながら、左手を持ち上げて彼の髪を梳くように撫でた。 ――完全に、無意識に。]
――……あ、 ご、ごめん……
[ディーンは自分が触れているものに気付き、微かに頬を赤らめて、少年の髪から手を離す。 何となく少年の顔を直視できずに、ゆっくりと目を伏せた。**]
(179) nico 2014/11/28(Fri) 01時頃
|
会計士 ディーンは、メモを貼った。
nico 2014/11/28(Fri) 01時頃
|
三階の窓から抜け出して山に逃げ込んだりするうちは 撤回してやんねーから。
[拗ねる気配伝わればカラとフィリップに笑って あたたかな場所を目指し歩む雪道は フィリップの先導により負担の少ないものとなる。*]
(180) helmut 2014/11/28(Fri) 01時頃
|
|
ーー…………だって…………
[拗ねを笑い飛ばされて 気持ちが緩まる が 逃げた理由 思い返せば 笑っていていいとは思えず 拗ねながら見ていたドナルドから 視線そらせば 表情引き締めて
暮れる陽の速さ 里に着く頃には 雪に揺れる灯り作る影踊る
人の気配に フランシスの服の袖ギュと握った]
(181) うに 2014/11/28(Fri) 01時半頃
|
|
―雪山から街へ―
……“にも”。
[拗ねる気配、からりと笑う様子、くす、と小さく笑って。>>180]
まあ、――そうだね。 おれからも、小言は言わせて貰うから。
[とはいえ、優しげな口調だった。
>>181里は、小さいとはいえ人通りは山よりはるかに多い。 服の袖を握る手を、ぽんと撫でて]
……だいじょうぶ。 慣れないと思うけど、襲い掛かってきたりはしないよ。 はやめに、宿に入ってしまおう。
[そ、と声を落とす。]
(182) azuma 2014/11/28(Fri) 01時半頃
|
|
― ―
[名を呼ぶ音が、今日は近くに聞こえる。 少年たちがノックスの傍に居る。 彼は起きない。
天上には夜想曲。 >>130彼の声が音に混じる。 薄く揺らぐトレイルの シノワズリが瞬き 地上の彼から目を離し]
ノックス――――?
[ゆっくりと周囲を見渡した]
(183) Ayame 2014/11/28(Fri) 01時半頃
|
|
………………
[小言][言われてことないような] [優しい声色から 想像がつかず それに少し前 笑っていて ーーーまた 頭を振る つい 和んでしまいそうで]
…………う うん
[真っ赤なルーツが人目を集めることもあり 撫でてもらったては少し緩みつつも 透明な声落ちてくる頃には 寒さでなるよりも 蒼白な顔で 緊張も露わに 小さく頷いて そっと フランシスの影に隠れた]
(184) うに 2014/11/28(Fri) 01時半頃
|
|
[ぺたり。 足跡を残すように、歩く。
大事なものを全て受け渡した。 あとは、言い付けを破らないようにするだけ。]
……トレイル。
[そうすれば。あぁ、昔聴いたような……。>>183]
トレイル。
(185) k_karura 2014/11/28(Fri) 02時頃
|
|
―宿の方へ―
……部屋に行けば、人の眼も 遮られるからね。
[野生の獣が、初めて人里に連れてこられたような様子、 落ち着かせようと自分の陰に隠れるフィリップに声をかけながら。 ドナルドの背負ったラルフについても、 そのまま連れて行くというのも難しいだろう、 からだの一部や――遺品を、連れて行くことになるだろうと思い、そ、とフランシスは眼を伏せる。 ドナルドと、相談するように視線を交わす場面もあった。]
こんにちは、旅のものなのですが―――
[そうして、宿を取った頃には すっかり疲れきっていた。]
(186) azuma 2014/11/28(Fri) 02時頃
|
|
[シノワズリを細めて、微笑む 死に別れたあの時のままの、トレイルは 名を呼ぶ彼にむけて、口を開く]
ずっと、聞こえていたから 僕はここに、居る事が出来た
[天上の声は優しく 甘く、艶やかに あの頃よりもずっと、自由な音を奏でている]
ノックス 僕の歌は、必要?
[問いかけ、首を傾ぐ。 音を聴く者すべてに、平等に分け隔てなく 与えられる天使の祝福と導きは、必要かと]
(187) Ayame 2014/11/28(Fri) 02時頃
|
|
―宿でのこと― ……疲れた? ジャム、食べようか。楽しみにしてたよね。
[部屋に通された後、提案したのは、それだった。 柑橘の、甘いジャム。皮の苦さも味わい深い。 ベリーの甘酸っぱさが生きたジャム。
乾パンに乗せて、彩って。
人の味を覚えてしまったら、と 山小屋で叫んでいたことを思い出す。 人の味よりも、とは謂わずとも 紛らわせるくらい好きな味が出来れば良いな、とも、思って。]
(188) azuma 2014/11/28(Fri) 02時頃
|
|
[山の麓の里][大きくはないが 小さな集落よりも……ずっと人は多く また 見渡す限り只人だろう]
…………ーーー
[蒼白な顔で頷き一つ フランシスやドナルドは慣れた様子で 宿を決めるところまで 進めていく 大きな防寒具の襟元引き上げて 顔を隠し視線から逃げて]
[情けない話 宿の部屋に隠れられる頃には すっかりヘトヘトになり ドナルドが下ろしたラルフの 冷たい身体 硬くなった手を ぎゅっと抱きかかえて震えていて
けど 交渉していた フランシスやドナルドは もっと疲れていないだろうかと じっと二人をみた]
(189) うに 2014/11/28(Fri) 02時頃
|
|
[近寄る程に形は色がはっきりと見えてくる。
ふわと柔らかな栗色と。シノワズリ。 淡い桃色の唇から零れた音は――…天上の。]
………っ
[背中が震えた。ノックスは、駆け寄り、腕を伸ばす。 あぁ、かみさま。彼に声を、歌を戻してくれたのですね!]
(190) k_karura 2014/11/28(Fri) 02時半頃
|
|
え…………あ うん……
[爽やかさを纏った 甘い香りが ふっと 鼻に届く 彼はしばらく迷いを見せたが こくりと小さく頷いた]
ーーー……二人は?
[気を使ってくれる様子を 床にへたり込んだまま見上げながら 疲れた様子が見えるフランシスに ドナルドはどうだったか?に尋ねた]
(191) うに 2014/11/28(Fri) 02時半頃
|
|
[そうとも、ずっと呼んでいた。君の名前だけを。 もう枯れてしまったはずの涙で目頭が熱くなる。]
……
[歌は聞きたいけれど。平等な導きはどうだろうと、少し困った表情を浮かべる。]
(192) k_karura 2014/11/28(Fri) 02時半頃
|
|
―宿で>>191―
ん、……ああ、 大丈夫。 食べるよ。
[ドナルドにも渡しつつ、瞬き一つしてから、苦笑した。 自身が後回しであるだけなのだ。 「……ルーツは?どうする?」 とやや警戒しつつ聞いた後]
人、山に比べて多かっただろう。 徐々に、慣れていくように、しよう。 おれも、……ドナルドも、ラルフも、そうした、から。
(193) azuma 2014/11/28(Fri) 02時半頃
|
|
[ノックスが腕を伸ばしたように>>190 トレイルもまた両手を広げて彼のもとへ飛び込んで けれど、人の形を成してはいても、彼の身をすり抜けてしまう。 少し肩を竦め、上を指差した。 降り注ぐ音は止まない]
ノックスは
僕の歌声か 僕の姿形か
どっちが欲しい?
[声は天上に、姿は此処に]
(194) Ayame 2014/11/28(Fri) 02時半頃
|
|
ーーー…………ありがとう
[渡された鮮やかな ただ すぐには手をつけない ドナルドに渡すのをみて……フランシス自身も 自分の分を用意するまで 甘さが強すぎるそれを ルーツに啄ばまれないよう
フランシスの申し出に ルーツは 返事をするよりも 警戒残る様子に ジャムの瓶 つつこうとした]
徐々に…………みんな……
[じっと フランシスをみた後 ドナルド そして抱きしめてるラルフの手を見る すり とラルフの手に頬を摺り寄せて]
…… 何年ぐらいすると……慣れた?
(195) うに 2014/11/28(Fri) 02時半頃
|
|
……!?
[確かに、抱き止めたと思った……のに。 指差された天を仰ぎ、目前のトレイルを見遣る。
どっちか、だなんて。
天を向いて]
トレイル。
[目前の彼に]
トレイル。
[どちらも君だから。両方。ぜんぶ。]
(196) k_karura 2014/11/28(Fri) 03時頃
|
|
[>>195待ってくれている様子に、さすがに自分の分を忘れたままにはならなかった。]
これは、ラルフの、ぶん。
[そ、と。小さな布に彼の分を置いて供える。]
こ、ら。これは、そうやって食べるものじゃ、ない。 め、ルーツ
[瓶を庇いながら、鳥に小言を謂う場面もあり―― フィリップの視線に、緑を合わせ]
……そう、だね…… ……3年、……3年あれば、慣れて、ひとりで、いろいろできるように、なる。おれは一人前にはまだまだだったけど…… ドナルドは、……どう?
[すっかり大人びた――想いびとはどう、答えたか]
そうして……個人差はあるけど――20も半ばを超えるとね、衝動も落ち着いていくんだ。ひとに、なれて、いく。
(197) azuma 2014/11/28(Fri) 03時頃
|
|
[>>196ノックスの選択を見たトレイルは破顔した。 天上に響く、歓喜のうた。
舞い落ちるのは、幾多の白い はね]
欲張りだね、ノックス 僕を全部、なんて
[透けていた身に降り注ぎ、消えていく]
でも 僕の名前だけを呼び続けてくれたから 叶えてあげる。
(198) Ayame 2014/11/28(Fri) 03時頃
|
|
[彼の目の前に立つトレイルが 嬉しそうに両手を広げて、胸へ飛び込む。 今度は、すり抜けもせず]
僕も、ノックスが、一番だよ
[そう言って、満足そうに微笑んで]
(199) Ayame 2014/11/28(Fri) 03時頃
|
|
[歌が、変わった。あんなに退屈な歌なのにと、遠い昔に感じたのに。
今は心を満たしてくれる。
階段の下に落ちた君を見て。 冷たくなった君を抱いて。
瞼の裏に焼き付いた姿を想い、名を紡いできた。
そう、欲張りなんだ。君と再び逢うために。 生きて天寿を全うしたのだから。
白羽に目を細め、ノックスは微笑む。 叶えてくれると、君が言うから。]
(200) k_karura 2014/11/28(Fri) 03時頃
|
|
トレイル! ……トレイルっ。
[愛おしさが募る。 飛び込んできた体を抱き締める。 腕の中に在る温もりに、すりと頬を寄せた。
一番。一番特別。 鼓膜を震わす最愛の、声。
もっと言って。もっと、僕の名前を歌って。 ねだるように唇を指でなぞり、慈しみのキスを、一番の君に。*]
(201) k_karura 2014/11/28(Fri) 03時頃
|
|
……
[会話の合間、つと、ドナルドを見てこう、小さく謂う。]
……、ドナルド フィリップを説得するとき 「遠吠え」じゃなくて君の「声」で話してくれて、 ……ありがとう
やっぱり、寂しいものな、
[理由、分かっている。――寂しいのは。]
……君の、声 聞こえないのは。
[零れそうになる。そっと、眼を閉じて**]
(202) azuma 2014/11/28(Fri) 03時半頃
|
|
[天上の音楽は、いつしか消えていた]
(203) Ayame 2014/11/28(Fri) 03時半頃
|
|
[暖かいな、と嬉しそうに零し トレイルは背に回した手に少し力を込める]
ノックス ノックス
ずっと、これからも 傍に居て
僕の名前だけ、呼んでね。
[幸せに満ちた声で、歌うように囁き 唇に触れた指先をカリ、と食んで 幼さと愛しさの混じった笑みで、彼に強請った**]
(204) Ayame 2014/11/28(Fri) 03時半頃
|
|
[全人の為の、天界にあるべき声は。 いま、一人の男の名を歌っている。
声に含む幸せは傍にいれば移るもの。 名を呼ばれる度に、うんうんと頷いた。
指先に痛みが走るも眉を寄せただけ。]
……トレイル。トレイ、ル
[返事の代わりに、何度でも名を呼ぶ。 可愛いおねだりは、許してあげないと。 あぁ、君の全てが愛おしい。**]
(205) k_karura 2014/11/28(Fri) 03時半頃
|
|
[物が焦げる臭いがする。
それ以上に辺りを包むのは、バーナバスの甘い血の匂い。
食べたい。 でも食べたらもう、本当に、会えなくなってしまう。 居なくなってしまう。 置いていかれてしまう。
だから、衝動を抑えたくて。 口付けを強請ったのに、叶えてくれない。]
(206) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃
|
|
[離れたくないと何度も口付けて、名前を呼んでも返事がない。 口付ける度にこのまま食い千切りたいと思う衝動が湧くが、体温を失っていくバーナバスの身体が抑えてくれる。 なんて皮肉だろう。 バーナバスの顔が涙で濡れる。
抜いた矢もそれを射った相手>>74も、もう意識の外だ。 肩を叩かれ、涙と血とで汚れた顔で振り返る。]
なぁ……目、開けてくれないんだ。 冷たくなってくんだよ……。
[泣いているところを人に見られるのは嫌だ。 でもそれ以上に、バーナバスが居なくなるのは嫌で。
ノックスへと、訴えた。]
(207) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃
|
|
[バーナバスの手首に触れるノックスを眺める。 自分ではどうしたら良いのか分からない。
言われるままに、傷口を押さえる。 失われる血と、体温。 流れる命をそこに留める為に。]
(208) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃
|
|
[握られた手に応えるように握り返すけれど。 綴られた文字>>86に、頷くことも首を振ることも出来ない。 バーナバスがいなければ、生きていけないから。
縫われていく傷口。 その針と糸とで、バーナバスがこの世に繋ぎとめられていくように思えた。 なんて細い。 それでもそれに縋るしかない。
火は、勢いを増してくる。]
(209) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃
|
|
[動かないかった指先が動いた気がした>>133。 恐る恐る、血に汚れた手を伸ばす。]
……置いてかないで。 傍にいてよ……。
[握り返された力は、弱いけれど>>136。 まだ、そこに居てくれた。 それが嬉しくて、何度も名前を呼んだ。
その指先を口元に運び、自分の指ごと舐める。]
(210) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時頃
|
|
[血の匂いで、このままバーナバスを食べてしまいたい衝動に駆られる。 その度に、唇を噛んで堪えた。
だって、名前を呼んでくれるのは。 あの、自分だけの名前を呼んでくれるのは。
――呼んで欲しいのは。
バーナバスしかいない。]
(211) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃
|
|
[処置が終わる。 まだ身体が冷たい気がする。 傷口に残っていた血を舐めとってから、着ていたバーナバスの外套を着せた。
出来ることなら、ずっと抱き締めていたかったけれど、ノックスがしてくれたのは応急処置だ。
早く、医者のところに連れて行かなければならないのだ。
早く、抱き締めてもらいたい。 火が回って来ているのに寒い。 だから、早く抱き締めて欲しい。
いつもはそんなこと言えないけれど、今なら直接そう言える。
言うから。叶えて。]
(212) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃
|
|
[ノックスへバーナバスを任せて、急いで使っていた部屋へと戻る。 二人分の荷物を持って、山を下る体力はない。 それは分かっている。
だからこそ、二人の荷物から仕事道具と少しの作品だけを持って戻った。 自分の外套を着てから、バーナバスの身体を支え――ようと思ったが、無理だった。 それが少し悔しい。 でも今はそんなことを言っていられない。
バーナバスはノックスに任せ、代わりにトレイルの身体を預かり、山小屋を後にした。*]
(213) okomekome 2014/11/28(Fri) 05時半頃
|
|
[面白いおもちゃ そう思っているフランシスに 瓶で遊ぶ 阻止されて一鳴き 猛る場面もあり] [賑やかな 食事風景 慣れない けれど 供えられたラルフの分 一緒の食事 ラルフの冷たい腕に すり と頬ずり]
3年ーーーーー20半ば
[眉を下げる 3年だけでも 申し訳なさが募る のに 今 自分がいくつ なのかーーー指折り数え]
10年近く……
[途方もない時間に ジャムをつけてもらった 乾パンを一口食べた
……少しの間の後 もぐもぐ と さらに2口 3口と 止まらない様子]
(214) うに 2014/11/28(Fri) 08時半頃
|
|
[ ルーツに面白いおもちゃ扱いされているとも知らず、警戒しながらジャムを遠ざけた。 ]
個人差はあるけどね。 ……例えばおれは、比較的早めに旅を終えて独り立ちしたし。
[ 性質によるものだろう。 先祖返りのフィリップは――後から目覚めたドナルドはどうだろう。経験無く、不安はあるが彼らを信じると、きっと守ると決めている。 ]
……おれたちの血筋が抱えた性質は、 それくらいひととして生きるには 厄介、ってこと。
[ ジャムをのせた乾パンを増やしつつ ]
……おいしい?
(215) azuma 2014/11/28(Fri) 09時頃
|
|
―バーミリオン/山小屋―
[プリシラは泣いていた。>>207 バーナバスに纏う死を感じて。
幼馴染みに射られた矢が粛清の矢だとしても。フィリップに、誰を裁く権利があるというのか。
唯一の保護者を奪われた自分と姿を重ね、ノックスは息を吐き、決意する。
――生きよう。 ――生き続けよう、と。]
(216) k_karura 2014/11/28(Fri) 10時半頃
|
|
[プリシラの反応は薄かった。>>209 彼の世界には、バーナバスしか居ないのだ。そう思うと、尚更必死になる。命の漏れ出す穴を縫い合わせ、命を繋ぐために。>>134
何度も何度もバーナバスを呼ぶ声。>>210 衝動を抑える為だろう唇を噛む様。>>211]
(217) k_karura 2014/11/28(Fri) 10時半頃
|
|
[プリシラを待つ間、手を染めたバーナバスの血を舐め取った。 さっぱりとした甘みがあるのを確かめる。>>213
‘良い大人’から、少年時代の表情に戻る。バーナバスから貰った黒曜石のペンダントをポケットの上から抑えた。爪の代わりにしたものだ。石には罅が入ってしまった。
それでも夜は焔光を浴びて、美しい。]
『馬鹿バーニィ。 置いていかれる方の気持ちを、いい加減分かれって。
僕は……プリシラの分も渡したんだ。まだ仔狼の彼に教えなければならないことが、山程あるだろう?
だから、だから――…』
(218) k_karura 2014/11/28(Fri) 10時半頃
|
|
[布を引き裂き、身体を支えるための紐を作りながら。>>132>>135 ノックスはバーナバスの生きる意志を、願う。彼は今でも、ノックスの明かりなのだから。
胃を満たしている愛し子たちの愛は、きっと彼等を、ノックスを生かすために在る。**]
(219) k_karura 2014/11/28(Fri) 10時半頃
|
|
[口の端 ジャムをつけたまま聞いた ーーフランシスが比較的早い のには とても納得をして 頷き一つ
ジャムが美味しいかには 素早く二つ頷いて]
…………それくらい…… 厄介なのに どうして……?
[皆は人里に紛れるのだろうか? 今迄していたように 狩猟技術を持って 隠れ生きるやり方ーー母から学び ホレーショーに黙認されていたそれではなく]
(220) うに 2014/11/28(Fri) 13時半頃
|
|
[――なぜ。どうして。 疑問符は、純粋で、そしてとても重い。]
種の保存 血の存続 ……とか、言い伝えられてるけど
でもそういう理屈だけじゃなくて おれはこう思う。 ――…… しあわせを 願うから。
[――呪うように そんな魔法を手に入れられた人が何人いたのかと嘲笑う壊れたオルゴールのような笑い声、聞こえる気がして眉を寄せ目を閉じる。 そうではない、と、]
(221) azuma 2014/11/28(Fri) 14時頃
|
|
知らなければ 辛くはないかもしれないけれど 言葉を持って 知識を得て 世界が広がる喜びは きっとなにものにもかえがたいものだとおれは思う
例えば、そう ……衝動とうまくつきあえるようになれば ひとを、すきになっても、 ……すきって、いえるだろう?
[淡く、気恥かしそうな、その癖苦しそうな笑みを浮かべ]
そのためには、……一族の中に籠っているわけには、いかないから
(222) azuma 2014/11/28(Fri) 14時頃
|
|
ーーーーしあわせ……
[どれだけ我慢しても 耐えられなくて その上 二人を失って ーーー暖かな手はあり 二人を困らせぬよう 二人の言うことをついて行くなら 聞こうとは思うけど
それは人になりたいから そうありたいからとは違う]
ーーー………… フランシスは いいたいの?
[笑みに混じるものに ジャムがついた乾パンを 口にするのをやめてーーーじっと 孔雀石が緑を見る ]
(223) うに 2014/11/28(Fri) 14時頃
|
|
……獣のしあわせ、ってことじゃないよ 「人」としてのしあわせ。
……人に憧れた獣が やがて人の姿をとったものが おれたちの末裔なんだ、って 古い言い伝えを……聞いたことがあってさ。
……いまも、ちゃんと「人」になるために、……あがき続けてるんだって思ってる。だから……
……ぇ?
[孔雀石が、見つめてくる。フランシスは視線を彷徨わせて、少し目元を染めた。]
……ま、……まぁ そう、だね、……謂えるなら……
(224) azuma 2014/11/28(Fri) 14時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/28(Fri) 14時半頃
|
[里に下り宿にゆく間も フランシスとフィリップの様子に隻眼を和ませる。 「俺も街に出た時はちょっとびっくりしたな」と 故郷を出て旅をし始めた頃の事を思い出し重ねて笑った。 ラルフの件で視線交わし、小さく息を吐く。 ひとひとり担いで旅するは人目もあり難儀なのはわかっていた。
慣れぬ雪道のくだりは思いのほか身体への負担が大きく 通された宿の部屋のあたたかな空気にほっとして 疲れがどっと押し寄せた。 ラルフの亡骸を部屋の一番涼しい場所へと寝かせて、 荷をおろし外套を脱いで一息つく。
フィリップがラルフの傍から視線向ければ なんでもないという風に微かな笑みを浮かべる。
休息にフランシスが取り出すは乾パンとジャム。 フランシスからそれを受け取り、全員分――、 ラルフに供えるまで見届けてから、ぱくとほおばる。 口腔に広がる甘さが染みて己が空腹であったことを思い出した。]
(225) helmut 2014/11/28(Fri) 14時半頃
|
|
[何年ぐらいで慣れたかとフィリップが問うを聞き 考える間にフランシスの応えがある。]
――…何年だったかなぁ。 最初こそびっくりしたけど、 俺も、ラルフも其処まで人見知り無かったから、 フランシスのこと見てるうちにいつの間にか慣れてたかな。
まあ仕事の方はなかなか難しくてまだ手伝い止まりだけど。
[衝動に関しての言を改めて聞けば少しだけ眉を寄せ考える風。 衝動が落ち着くまで、まだ数年あろう事に長さを感じ つ、とフランシスを見詰めて、また視線を床へとおとした。]
(226) helmut 2014/11/28(Fri) 14時半頃
|
|
[ふと、視線を感じ目を向ければフランシスの声が耳にとまる。 フィリップを説得する際のことを言われれば、瞬きして]
声が届くなら遠吠えでなくてもいいし、 それに、俺がフランシスの立場なら、 同じように寂しいと思うだろうから。
[鎖された眸が何を思うかまでは考えられぬまま そのときを振り返りぽつりぽつりと言葉にして*]
(227) helmut 2014/11/28(Fri) 14時半頃
|
|
ドナルドとラルフが 人見知りしない子だったのは、 ほんとに助かったなぁ……
……おれも、結構がっちがちだったんだよ
[ふふ、と小さく、笑って。>>226]
……――大丈夫、上達してきてるもの。
[衝動が、落ち着いて。――落ち着いたら。 ドナルドの方を、見て。そ、と目を伏せる]
……落ち着いてるほうだと思うけどね。 “先祖返り”は――おれも、はじめて、だから。……手探りだ。
[フィリップは衝動を持て余しているようだった。ゆっくり、飼いならすのには時間がかかるかもしれない。 途中で目覚めたドナルドはどうだろう。ドナルドの情が、彼自身を傷つけることがないよう祈る。もし向けられるなら――自分へがいい、などと思うは、罪深いか]
(228) azuma 2014/11/28(Fri) 15時頃
|
|
がっちがちのフランシスってのが想像つかねぇけど それはそれで、ちょっと……
[みてみたかった、と年齢差あることを残念に思う。 フランシスに上達を認められれば嬉しそうに笑い]
だといいな。 俺もさ、フランシスの助けになりてぇから。
[今はまだ力及ばずともいずれは、と。 フィリップ同様衝動覚えるものの自制慣れする分読み取り難く、 必要な栄養はひとの血肉でなく食事で賄えるという知識もまた それを理性で押し込める役にたっていた。 大人のようにしかと飼いならせるのはまだ先ではあるのだけど。 緑の双眸が伏せられるに気付けば不思議そうに首傾げて]
フランシス?
[と、名を呼びかける。]
(229) helmut 2014/11/28(Fri) 16時頃
|
|
[しあわせ、について、 フィリップとフランシスの二人が言葉交わすに耳を傾ける。]
……衝動とうまくつきあえるようになれば、か。
[ぽつ、と呟き、何か考える風にまた口を噤んだ。*]
(230) helmut 2014/11/28(Fri) 16時頃
|
|
……ちょ、ちょっと、 ……なんだい。 見たって何の得にもならないからな。
[拙い姿を想像されるのは恥ずかしいか、首を横に振る。]
――うん。 一人だとね、限界もあるから。 フィリップは手先は器用そうだけど、どうかな
[力になってくれると謂うのは、心強い。 ラルフも一緒に、と思っていたことは、胸に棘を刺したまま。――山小屋は惨劇を生み訪問者は散り散りになった。旅の一族は集まってはならないと、口伝は強く伝わっていくだろう。]
……っ、 な、なんでもないよ
[名前を呼ばれ、願望と恋慕混じりの思考を振り払うように、そう謂った。>>229]
(231) azuma 2014/11/28(Fri) 17時頃
|
|
……――、?
[ふと黙る、ドナルドを見た――伝えたい相手。会話の合間**>>230]
(232) azuma 2014/11/28(Fri) 17時頃
|
|
緊張してるとことかあんま想像つかねぇから 気になるし見てみたかったな、と。
[フランシスが首振る>>231のを見れば あまりみられたくないのだろうと想像できる。]
狩りは得意らしぃけど、 そうだな、調律もフランシスから学べば。 手先もだけど、感覚とか、飲み込みもはやそうだし。
[コクと頷き向けてフィリップの方をみる。 なんでもないとフランシスが言うのには 疑問符浮かべながら、また首を傾げ。 思考に耽ってだんまりする間に不思議そうな眼差し>>232感じる。]
五年って、長ぇな、と思ってさ。
[ぽつ、と考える一端を零して苦く笑った。*]
(233) helmut 2014/11/28(Fri) 17時半頃
|
|
[置いていかないで。傍にいて。 繰り返される言葉と>>210、頬に触れる雪の冷たさが渦巻いて、意識は何度も呑まれかけていく。
自分が今どこにいるのか分からないまま、風雪の冷たさと痛みに時折意識がふわと浮上する。
そんなことを何度も繰り返し、]
(234) 唐花 2014/11/28(Fri) 18時頃
|
|
[次に目覚めたのは簡素な寝台の上だった。]
(235) 唐花 2014/11/28(Fri) 18時頃
|
|
[背中の痛みに呻きながら、どうにか身を起こす。
すぐに、椅子に座ったまま眠るプリシラが見えた。 目元が赤いから、眠る直前まで泣いていたのかもしれない。 手を伸ばそうとしても痛みでなかなか思うように動かず、もどかしい思いをしているうちに扉を叩く音がした。]
…誰だ?
[誰何の声に、ノックの穏やかさとは打って変わった勢いで扉が開けられる。
呆けたように目を見開く幼馴染の顔は、男の姿を見て、それから泣き出しそうに笑ったろうか。
二人に泣かれて、怒られて。 そうして、ようやく喜びを噛みしめた。]
(236) 唐花 2014/11/28(Fri) 18時頃
|
|
[プリシラの手をしっかりと握りしめる。
一度は命を手放しかけることをよしとした男が、生かされた今更に、気付かされたことがある。
血の匂いと肉への餓えに、怯えるよりも。 きっとこの手を失う方が辛く、苦しい。**]
(237) 唐花 2014/11/28(Fri) 18時頃
|
|
……未熟な時期だから……
[失敗も多く、歌の否定や喪失もあり 苦い記憶も一緒によみがえる。 が、彼らのように初々しい時期もあったのだと、懐かしくも、ある]
そうだね。もっと得意そうなことがあれば そっちに移行しても、いいけども
[フィリップが、決められるように道を示すにとどめるつもりで。 首を傾げられるに、複雑そうな想いもあれど、苦い笑いに感じるのは―――]
……そうだね、長い な でも……少なくともその間は 側に、
[居られる――と 不安を抱くゆえの、小さな呟き一つ**]
(238) azuma 2014/11/28(Fri) 18時頃
|
|
―少し、未来の― [――5年は長い、とドナルドは謂った。
そう、長い。 側にいてくれると謂ったけれど不安は過り、生活の中で嫉妬も浮かぶ。 ずっと自分の方が年上なのに、情けないことだとフランシスは思う。
――衝動が、そっと囁くのは夢の中。 山小屋で聞いたニコラの笑いが呪いのように、 壊れたオルゴールのように悪夢の中で繰り返される。 重なる あかいいろ。 たべて。たべられて。甘く――]
違……っ、―――ぁ、あ
[―― 引き攣れるような声と共に目が覚める。
呆然と眼を見開いたまま 頬に触れると、濡れていた。]
(239) azuma 2014/11/28(Fri) 19時頃
|
|
―少し、未来の― [――ああ、よもや、まさか。
不安に駆られて、隣のベッドに駆け寄った。 ドナルドの、寝ているところ。
寝息が聞こえるか。 そ、と頬に触れる。 脈もある、血にも汚れていない。]
……は、……
[あぁ、 よかった、と。 そう思いながらこみ上げるは、紛れもないいとしさで。 眠っているなら、――今だけ、と そっと、唇に唇を寄せる*]
(240) azuma 2014/11/28(Fri) 19時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
azuma 2014/11/28(Fri) 19時頃
|
[体が少しずつ動く様になって、ぎこちなかった腕も本職の細工物をどうにかまともに仕上げられる程度に回復した頃。
プリシラを呼んで、その目の前で少なくなった荷物を開く。 道具や装飾品に紛れて、手のひらには少し余るくらいの小箱の包みを取り出した。]
見た時にお前の髪色みたいだって思ったんだよな。
[特徴的な赤色を帯びた樹木。それで作られたスプーンは、二つ揃い。]
ノックスに貰ったんだ。 二つ、あるんだよ。 お前だけ残して、俺がいなくなっても多分使えないだろうし。 俺だけで持ってても、意味がねえからな。
[だから。]
(241) 唐花 2014/11/28(Fri) 20時頃
|
|
壊れるまで、ずっと二人でいようか。 壊れたら、ノックスにまた作ってもらって。
[ずっとその繰り返しで。]
スプーンを贈り物にする意味、知ってるか?
[告げる表情は、ただ穏やか。 血族の呪いも、己の飢えも何もかも受け入れて。
それでも、選んだたった一人に向ける顔は安らいでいた。]
(242) 唐花 2014/11/28(Fri) 20時半頃
|
|
――昔話―― 「バーニィ!お隣にね、赤ちゃんが生まれたんだよ! とっても可愛くってね、ほっぺが真ん丸でぷくぷくしてて、お花の蕾みたいなんだ」
[きらきらと髪と瞳と表情を輝かせて、少女と見紛う甘ったるさで少年を覗き込む幼馴染。 ふうん、と気のない返事をした少年などお構いなしに、尽きることのない興味をぶつけてにこにこ笑う。]
「おめでとう、ってスプーンを渡してたけど何だったのかなぁ? バーニィは知ってる?」
ばーっか。お前そんなのも知らねえのかよ。
[少し前に大人から聞きかじったばかりの知識をそれはもう偉そうに、年下の幼馴染に言い聞かせた。]
祝いにスプーンなんて当たり前だろ。赤ん坊がこの先、食いっぱぐれないようにとか。
(243) 唐花 2014/11/28(Fri) 20時半頃
|
|
あとは…、スプーンでするみたいに 「幸福をすくいあげるように」 って願ったり、とか。
[――それは、思い出と呼ぶにも細やかな、ある日の会話。*]
(244) 唐花 2014/11/28(Fri) 20時半頃
|
|
お前が、幸せであるように。
[遠い記憶の向こう。 会話の断片すら思い出せないまま、重ねる願いはたしかにそこにある。*]
(245) 唐花 2014/11/28(Fri) 20時半頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[衝動を制御できる大人になるまでは長く感じられた。 フランシスが言ったように大人になるまでの間は傍に居られる。 けれど想いある事を自覚した身には 先祖返りという衝動の強さも相俟ってきついと感じる瞬間もある。
そんな衝動を熱として開放させる。 それは保護者から学んだことのひとつ。 それまで通りひとりで慰めることもあった。 堪えきれぬと思う衝動を遣り過ごすために ひと多き街にいる間は酒場でそれなりの相手を探す。 保護者に頼むことが出来ないドナルドにとって それが紛らわせる為の術のひとつとなり 時折、酒と香水を纏い夜更けに宿に戻る事があるようになった。 それが嫉妬に繋がる、と気付かぬのは 当人は思い重ねるわけでなく 熱の解放の為と割り切っていたからに外ならず。]
(246) helmut 2014/11/28(Fri) 20時半頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[その日は何事もなく仕事を終え寝台で眠っていた。 深い眠りの中、初恋だった少女の夢をみることも少なくなり 何も過らぬ深く静かな眠りが訪れる。 その夜も、そうだった。
眠るドナルドのくちびるに触れる温度。 あたたかな感触が落ちる。
誰のものか考える前に無意識に伸びる手は くちびる重ねる誰かの首筋へとまわる。]
――――……。
[フランシス、と口腔で転がすように呼ぶ名。 眠るままだと知らせるは、閉じられたままの瞼だった。*]
(247) helmut 2014/11/28(Fri) 20時半頃
|
|
―少し、未来の― ……っ、――!
[ 首に腕が回って、情けない程に心臓が跳ねた。 ――起きてる? 横目で窺い見る、と。其処にはまだ閉じたままの眼があった。 まだ、眠っている。なのに、口の中で転がすように呼ばれた名前に、眼を瞠る ]
……ずる、い
[ 苦しそうに、絞りだすような囁き。 ずるいのはこんな事をしている自分なのに、だ。 もう少し、と欲が背を押す。ゆめの、せいかもしれない。 夜更けまで帰らないことも、香水のにおいも、行為の名残も、ぜんふ、胸を掻き乱して苦しい。 ――触れたくて、仕方が無いのに。
そろりと舌先で唇を舐めて、角度をつけて 柔らかく食んで、 恐る恐る、でも、確かに深くした。]
(248) azuma 2014/11/28(Fri) 21時頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[眠るドナルドの鼓膜を震わすは微かな囁き。 切なき音色を夢のものかと思う。 現実と夢が連動する。 フランシスの声とそのぬくもりが 想う相手との口付けの夢を重ねさせる。
項に触れた手はその後頭部を撫でて もう片方の手が背から腰を繋ぎとめる。
薄いくちびるを濡らしてゆく舌先にくすぐったさに 微かわらうような吐息がこぼれた。 柔く食む気配を感じれば噛みつくような深い口付けへと変わる。]
――… シス。
[求める者の名をバリトンが切なげに紡ぎ。]
(249) helmut 2014/11/28(Fri) 21時頃
|
フィリップは、(*・ω・)
うに 2014/11/28(Fri) 21時頃
フィリップは、ふー間違えるラルフかわいい(*・ω・)
うに 2014/11/28(Fri) 21時頃
|
―少し、未来の― [焦がれる手が触れて――本当に、嬉しくて、 それだけで痺れるように、感じる。]
…… ん、 ぅ
[深い口付けに息を奪われて 鼻にかかったような声が零れる。甘くて、眩暈がした]
……、っ、 ……
[切なげな、声に名前を呼ばれては 身体の力も抜けようもの。溢れる想いのまま、頭を抱きこむようにして]
ドナルド、…… 、 …
[もっと、呼んで欲しいと――望む。夢、だと想っているだろうか。滲む目を隠すように眼を閉じて、頬を寄せて 囁く]
ごめん、 ドナルド―― すき、…… なんだ
(250) azuma 2014/11/28(Fri) 21時半頃
|
|
[くちづけの甘さに更にと求める舌があたたかな口腔を探る。 零れる音色>>250は欲を掻き立てるように耳朶を擽る。 頭に触れるぬくもりと呼ぶ声に意識が揺さぶられた。]
――――……、
[名を呼ぼうと淡く開く口。 その動きが止まるは、囁きが伝うから。]
……ン、
[眠りからさめる前兆は一瞬寄る柳眉と短き音。 伏せた睫が小さく震え、瞼がゆると持ち上がる。 焦点あわぬ隻眼がぼんやりと頬寄せる人影を映し出す。 ゆっくりと形結び暗闇にあるフランシスの姿を見せる。]
フランシス、なんで……
[繋ぎとめるように彼の身体を抱くまま呆然と呟いた。]
(251) helmut 2014/11/28(Fri) 21時半頃
|
|
―少し未来の―
……、―――
[ぎくり、と目覚めの予兆に身を震わすも 離れがたくて、離れられなくて 呆然と呟く様を、泣きそうな顔で見下ろす。]
…… ごめん…… おれ、
[緑の眼は、揺れて――]
……、…… ゆめ、 だと 思って
今夜、だけで、いいから 触れさせて
[懇願めいて声を落とし ドナルドの頬を撫でて、また、自ら唇を重ねた。舌先をそろり、差し入れて、熱を引き出すように。肩に手を置いて、手を這わそうとして]
(252) azuma 2014/11/28(Fri) 22時頃
|
|
――いつか、未来―― [背中の矢傷はとうに無い。 代わりになったのは、触れる歯の感触。 皮膚へ突き立てられる歯は薄皮を裂いて僅かに肉片を削ぎ取っていく。
儀式のように、何度も繰り返される営み。 いつか衝動に負けてプリシラが心臓を食いちぎってしまうかもしれない。 けれど、きっとそんな日は訪れない。
相反する二つの願望と期待で血潮は熱くなる。 血の匂いに苛まれるプリシラへ、牙を抑制し、歯を立てることを許したのは男自身。]
(253) 唐花 2014/11/28(Fri) 22時頃
|
|
おいで。
[呼んで、口づけたその唇の端にわずかに血の色が残るのを見て舐めあげる。
本能を満たし、致命傷にならぬ程度の僅かな食事。 けれど日々積もるそれがいつしかプリシラの中を埋め尽くし。
他への愛など忘れてしまえばいい。 他に何も求められなくなるほどに。]
(254) 唐花 2014/11/28(Fri) 22時頃
|
|
[工房を構えた職人へ、数年ごとに頼むスプーンの新調と。 それとは別の幸福を分け与えることを。
繰り返し、積もらせて。 いつか、その中で命絶えるまで。寄り添う。**]
(255) 唐花 2014/11/28(Fri) 22時頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[右の目が映し出すのは泣きそうなフランシスの表情。 いつもより近い距離に途惑いながらも胸が締め付けられる。 謝罪の言葉に、はた、と隻眼が瞬く。]
――――……夢かと思った。 けど、夢じゃない。
[覚醒した意識は現実であると認識した。 ゆめだと思って、というフランシスの願いはきけないと 微か目を伏せ首を横に揺らす。]
現実、だからこそ、フランシスに触れたい。
[頬撫でる手に目を細めて 重なるくちびるに自らのそれを寄せる。 さしこまれる舌の裏をなぞるようにして絡ませた。 肩に触れる温度をじかに感じる。 シーツの下にある上体には他に纏う布はなく。]
(256) helmut 2014/11/28(Fri) 22時頃
|
|
[ドナルドもラルフも 人見知りなく ドナルドの口からの言葉に 抱えていたラルフの腕を見る ……たしかに つっけんどんにした 始めて会話をかわした時 けれど 遠吠え 話すに その時を引きずることもなく ドナルドの様子も含め ここにも納得する フランシスも助かったと口にし 過去の3人の穏やかな旅路をそこにみる]
人としてのーーーー ………………ーー
(257) うに 2014/11/28(Fri) 22時半頃
|
|
[先ほどフランシスがいっていた >>222 世界が広がる喜びを考える 考えても 実際のところそれがどう言うものか? 想像に思うのも難しく
目に見えて狼狽える 視線を彷徨わせるフランシスの フランシスの中には 確固たる 「人」としてのしあわせがあるのだろう
……フランシスの視線の行く先 隻眼の姿に行き当たり 「ちょっと」で済むびっくりだったのかと 先ほど思ったことを思い出す]
(258) うに 2014/11/28(Fri) 22時半頃
|
|
…………実感が 見えない
[過去の祖先の 彼らは何を人間に憧れたか]
言うフランシスみて 勉強する……
[ そもそも 調律をみたこともなく ドナルドとフランシスの彼に対する やりとりをゆるく首を傾げる ……いままでは 生きるに必要な そこからスキルを得て行ったから もっと別の道 可能性と言うものにも どこか ピンとこないで]
(259) うに 2014/11/28(Fri) 22時半頃
|
|
―少し、未来の―
…、―― それは、……
[夢ではない、と謂われれば 何をしているのだと、軽蔑されたのではとずきりと痛む。 けれど、続く言葉に隻眼を、見つめて]
……触れて、 ――くれる?
[それは望みで。――欲しい、もので。]
ふ …… ん 、ぅ
[舌が絡み、ぞくぞく、と背に震えが走る。 大きな手が重なって――手を握り返す。 上に乗り上げるようにしてそろり、と覆うもののない上半身へ、手を触れて。口付けの息継ぎが上手くできなくて、息が上がる]
(260) azuma 2014/11/28(Fri) 22時半頃
|
|
え、うそ。なんで?いいの?
[>>178目の前に広げられた、なんかこじゃれた感じの手書きのメニュー。 くるくる目をまあるくして、小首を傾げるけども。 じゃあ遠慮なく、と言えるほどもう子供じゃないし、それにいまは彼のことの方が気になってる。
近くで見ると思ったより背が高いな、とか。女の子みたいにいい匂いはしないはずなのに、なんか甘い気がするとか。 筆より重いものなんて持ったことありませんって感じの手を握ってみたいな、とか。 そんなことで胸がいっぱい。
けど折角なので、溢れそうなくらいブルーベリーの乗ったタルトを頼んどいた]
(261) kaisanbutu 2014/11/28(Fri) 22時半頃
|
|
―宿でのこと>>258>>257―
……うん。
[人としての。 そうはいっても、分からない、だろう。 伝えたのは、自分の思いに過ぎないからだ]
いまは、そうだと思う。
……一緒に、居る間に 君だけの「こたえ」が、……見つかるように。
勉強もしないといけないからね。
[ふふ、と、小さく笑った。]
(262) azuma 2014/11/28(Fri) 22時半頃
|
|
[>>179あらすじを語る彼の声に、僕にしちゃあ珍しく、口を閉じておとなしく聴いていた。 彼のゆっくりした声を聴いていると、なにか普段足りない足りないと思ってた空白が埋められていくようで。 心地よさも感じたし、穏やかな語り口とは裏腹の冒険物語に聞き入りもした。 単純な物語を喜ぶ幼児みたいに、それで?それで?と続きをねだる相槌を時折口にして。
何度目かのそれで?に返ってきた問いかけに、ぱっちり瞬きした]
んん……?どこだろう。 ――ふぁ。
[真面目に考えようとしたとき、頭に触れた軽い感触にまたぱっちり瞬き。
それから、謝罪が聞こえてから、やっと撫でられたんだ!って気が付いた。 優しい重みが離れていくのが惜しくて、つい彼の袖を掴んで]
……もっかい。
[彼の袖をそうっと引いた。 頬がかっかとあつくって、真っ赤なのは自覚しながら 照れた笑いに顔をくしゃりとする]
(263) kaisanbutu 2014/11/28(Fri) 22時半頃
|
|
ね、最後の欠片はどこにあったの? わかんなぁい。教えて。
[問いながら、ふと。
彼の薬指の付け根、指輪よりも太い痣を見付けて。 なぜだか、それを見たとき、ぱっと世界が時を止めた]
(264) kaisanbutu 2014/11/28(Fri) 23時頃
|
|
[ぱちん、と心臓がボタンみたいに弾けて飛んでいった。
どうしてこんなにドキドキしてるんだろう。 世界がきらきらしてて目が潰れる! 暴力的で狂暴で獰猛な感情に押し潰されそうで。
そうっと、そうっと、その痣を愛おしさに任せて撫でるしか出来なかった。 言いたいことはたくさんあるのに、ひとつとして言葉にならないんだもの。
運ばれてきたブルーベリーのタルトは、テーブルに置かれた途端に一粒藍色がこぼれて落ちて。 テーブルに、あいいろのシミを作っていた]
(265) kaisanbutu 2014/11/28(Fri) 23時頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[確認するような問い掛け>>260に ふっと笑うように隻眼が緩む。]
ン、……俺が、フランシスに触れたい。 好きだから、触れたいし、――…
[抱きたい、喰いたい。 そんな欲望を声にしきれぬまま口付け交わした。 ぴちゃ、と絡みあう舌が水音を奏でる。 フランシスの囀りは甘くドナルドの心を擽った。 重なる手指の間に指を絡めて皮膚を擦りあわせる。 彼が乗り上げる形となれば、ギシと寝台からは軋む音。 上がる吐息と交わる唾液を飲みこみ、喉骨が上下して]
ずっと、こうしたかった。
[息継ぐ間に焦がれるような音色を零す。]
(266) helmut 2014/11/28(Fri) 23時頃
|
|
…………見つかる……かな 想像…………つかない
[フランシスの言葉に 今は実感がわかない どうしても なくしたものが多すぎて ……それでも 絶望しないのは 確かに目の前にいる 二人の 同族の
ぽり と乾パンをまた一口口にした]
[勉強の言葉には 明らかに嫌な顔を してしまった……読むことはかろうじてできても 書くことができない程度には 勉強は苦手で]
(267) うに 2014/11/28(Fri) 23時頃
|
|
―― 宿で ――
[フィリップが言う>>259を聞いて ドナルドは思案するように微か眉を寄せた。 フランシスの言う「こたえ」を考える。]
世界が広がればひとと出会う機会を増える。 鎖された世界にいれば、 フィリップとこうしている今も無かった。 お前さんとの出会いでも俺の世界は広がったし それを、嬉しいとも思う。
――…俺は、 そんな出会いを獣の衝動で失うのはイヤだから。 ひとでありたいと思うンだろうな。
[ぽつり独り言ちるように零して ジャムのせた乾パンの残りを口に運び胃を満たす。*]
(268) helmut 2014/11/28(Fri) 23時頃
|
|
―少し、未来の―
……――ドナルド、……
[詰まる、声。緩む隻眼に、また 泣きそうになる。 だめな、保護者だ。]
……―― 、さわっ て
[囁き、思うは――熱を持った、慾で。 抱いて、ほしい。食べたい。食べられたい――そんな、想い。 水音が煽る。下肢に熱が溜まり、 くらくらと、する。皮膚が触れ合うのが、気持ちが、いい。 眩暈がする。]
ぁ、…… うれ、しい……
[胸が、いっぱいになる。零れる唾液を舌でなぞって、咽喉骨にそ、と歯を立てる。自身の上着のボタンを外して肌を合わせて 吐息を零す]
(269) azuma 2014/11/28(Fri) 23時半頃
|
|
[>>263慌てて退いた手を再び強請られて、ディーンは思わず戸惑いの視線を少年に向ける。 初対面で、男同士で、もうすぐ大人になろうかという歳の頃の自分と、幼い少年の面影を残した彼。おかしな取り合わせのはずなのに、何故かそれを変なことだとは思えない。 顔を赤くする少年の様子に、ぎゅっと胸が締めつけられるようだ。 こういう気持ちを綴る物語を何と言うのか、ディーンはよく知っている。
気恥ずかしさに襲われて、ディーンは髪に触るだけの柔さで彼の頭を撫でた。]
――……実は、最後の欠片は……何処にもないんだ。 本当は、魔法のかけらなんていうのも何処にもない。 魔法使いは、ただ少年と旅がしたいだけだったんだ。 少年と一緒にいられたらどれだけ素敵だろう、って考えて、 その為に少年の思い出をかけらにして、 代償に魔法を奪われた。
……魔法使いは、少年のことが好きだったんだ。 だから、彼の大事なものも、自分の大事なものも全部捨てて、 少年と一緒にいようとした。
(270) nico 2014/11/28(Fri) 23時半頃
|
|
[>>264目の前で、少年の表情が変わる。 >>265伸びてきた指に驚きながら、ディーンは痣の上を滑る感触を受け入れた。 触れられたのはほんの少しの面積なのに、全身がぞわりと震えたような気がする。
これを天啓というのか、運命というのかはディーンには分からない。しかし――そう、彼が最後のかけらだ、と、そう思った。]
…………ぁ、 その……
[もっと触れて欲しい、なんて言えるわけがない。 ディーンは言い淀んで、藍鉄色をした双眸で、目の前の少年を見つめた。]
(271) nico 2014/11/28(Fri) 23時半頃
|
|
―>>267 宿―
想像、つかなくてもだいじょうぶ 最初は、そんなものだよ ……
[フィリップを見守るように、 その姿はある。乾パンの隣、飲み物をことりと置く。]
……――んー、 勉強は苦手か。
まあ、ちょっとずつ、ね
[山の中では街のような勉強はしてこなかったろう、これは教えがいがありそうだ、などと思うのであった。]
(272) azuma 2014/11/28(Fri) 23時半頃
|
|
[乾パンを食べつつ 食べようとするルーツを 手で牽制しながら もう一人の …………ドナルドが口を開けば 視線は自然そちらへと向かって]
……広がった の
[自分はどうだろう? 確かに広がった ラルフやホレーショーは 失っても…………それでも 山小屋に行く前より 広がって …………こうして 人の住む 宿屋で 乾パンを食べていて]
…………人として かは わからないけど ーー嬉しい とは思う 二人といるのは
(273) うに 2014/11/28(Fri) 23時半頃
|
|
[いまだ ラルフを失った悲しみも バーなバスを シメオンを 人として 獣として 殺めたこと 視線が落ちるけど]
(274) うに 2014/11/28(Fri) 23時半頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[呼ぶフランシスの声>>269に小さく頷き名を呼び返す。 吐息の間に熱感じる囁きが落ちて 隻眼はまた嬉しそうに細まる。]
――…そうやって願われるのも、またそそるもんだな。
[少しだけ意地の悪い音を滲ませ囁き返せば あかく艶めかしい舌の蠢きが感じられくぐもる音が漏れる。]
もっと、フランシスを感じたい。 ――…よろこばせたい。
[喉の宛がわれるかたさに甘く其処が震える。 ボタン外され彼の肌が露わになるさまにゴクと唾飲み。 繋がぬ手は徐にフランシスの下肢へと伸びて熱を探る。]
(275) helmut 2014/11/28(Fri) 23時半頃
|
|
ーーーフランシスもそうだった?
[ガッチガチだったとも言う 最初はそんなものとも言う 置かれた飲み物の さりげなさに 目を細めて ありがとうと目を眇める]
ずっと 座ってるのは 苦手
[勉強と言うと まだ集落にいた頃の 座学が頭をよぎって 教えがいを思われているとは知らず 思い出すのは懐かし日々 まだ人とも獣とも知れぬ頃の]
(276) うに 2014/11/28(Fri) 23時半頃
|
|
[今までこんな気持ちになったことなんてないけどさ。 それでも分かるんだ、彼は。 彼こそが、僕の欲しいものを与えてくれる人なんだって。
髪を掠めるように撫でる手に、くすくすっと笑ってから。 銀のフォークを握り、逃げていくブルーベリーを刺し殺した]
ふうん?
[彼の語る物語の結末。 それを聞きながら、ブルーベリーを噛み砕いて奥歯で擂り潰して甘い汁をじゅくじゅくと絞り出し。
こくん、と食道に送って]
……大事なもの。 捨てなくても、一緒にいられる方法があればよかったのにね?
[フォークを、今度はタルトに突き立てた]
(277) kaisanbutu 2014/11/29(Sat) 00時頃
|
|
[言葉にならない言葉を、指先に込めて。 爪は立てない、つねりもしない。 ただ、その痣をゆっくりなぞり]
うん?
[向けられる視線。 なにか訴えかける目に、小首を傾いだ。
なあに?はっきり言ってくれないとわかんないよ?
なんて、妙に意地悪な言葉を呑み込んで。 手を離すことも、言葉をうまく紡ぐことも出来ないまんま、タルトを食べようとするけども。 こっちもこっちでうまくいかない。固いタルトがフォークでうまく分けられなくて、ぼろぼろになっていく]
(278) kaisanbutu 2014/11/29(Sat) 00時頃
|
|
[やがて、少し時間が空いたあと。 なんだか全部めんどくさくなっちゃって、大きくため息。
やめやめ。あれこれ考えるのには、僕の小さいオツムは向いてないんだもの。 だからもっとシンプルで単純で手っ取り早く。
小綺麗なフォークを置くと、少し崩れたタルトのお尻を掴む。 赤ん坊みたいな手付き、手掴みで持ち上げるタルトは、昼の光にきらきら輝いた。
三角の尖端、刃物みたいに鋭い先]
ねえ。
[脅すみたいに、彼の口元に突き付けてさ]
(279) kaisanbutu 2014/11/29(Sat) 00時頃
|
|
――僕、君のこと好きみたい。 だから、君の名前が、知りたいな。
[にっこり笑ってやったの**]
(280) kaisanbutu 2014/11/29(Sat) 00時頃
|
|
― 少し、未来の ―
…… っ!
[>>275意地の悪い囁きに かぁ、と頬を染める。 だって、――と、口ごもる。 くらりとした。声をもっと聞きたい気持ちもあるが、いじわるだ]
―― …… ん、 おれ も、 ドナルドに よろこんで、 ほし―― …っぁ、ん
[熱を探られ、指先が触れ声が漏れる。 既に硬く熱くなっている、そこ。 羞恥に胸元に、体重を預けるようにして顔を隠した]
(281) azuma 2014/11/29(Sat) 00時頃
|
|
―宿で>>276―
……そうだったよ。 思い出すと、恥ずかしいな。
[小さく、苦笑して。 飲み物に礼を謂われ、どういたしまして、と微笑む]
……そうか。 まあ、 座ってやるばかりが 勉強じゃないから。
色々、やってみよう、一緒に。
[フィリップに合うのはどんな方法だろう。そう、思いながら 柔く、眼を細めた>>273]
……ありがとう。……傷も、罪も、消えなくとも 癒すことは、きっと、できるから……ゆっくり、進んでいきたい ね
[それは、自分に向けているようでも、あった。]
(282) azuma 2014/11/29(Sat) 00時頃
|
|
[恥ずかしいほどの どんな様子だったのだろう? 今のフランシスからは 想像はつかなくて]
[一緒に][座っていないでいいなら 少しは見え方 違うのかもしれない 少なくても 目の前のフランシスの 優しい空気は 勉強するという あまり好ましくないを 緩和させるに十分な]
……それも できる……’かな?
(283) うに 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
|
[と 小さく呟いた こんな自分が こんな自分でも 二つの思考が競うけれど どれだけ言っても 折れなかった ドナルドとフランシス 二人をみて
……先はわからないけれど 今は 二人の同行者を 大切にしたいと 獣であれ人であれ それだけはかわらぬだろうと
ルーツが乾パンをついばむ・ そう考えたら彼は *改めてフランシスたちに笑った*]
(284) うに 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[窓辺からさしこむ月明かりが仄かな頬の赤みを知らせる。 艶やかに色香纏わせながらも そうして羞恥を滲ませる姿態が可愛らしくもある。 十歳以上も年上の彼に可愛いと思うのも好意ゆえで]
――…そんな声、聞かされたら 我慢なんて出来なく、なる。
フランシス――…、
[甘い声音と触れあう温度に自身も昂りみせながら フランシスの下肢に灯る熱をやわと撫で上げ 彼の下衣をずらす。
厚みある胸板に落ちる重み。 熱を弄ぶ手は腰へと回し支えるようにして体を反転させる。 ドナルドの隻眼に映るは寝台のシーツに沈むフランシスの姿。]
(285) helmut 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
|
―琥珀/工房―
―――?
[注文書の中から彼の名前を見付けた時、ノックスはふわと微笑んだ。
今度は長かったなと思いながら、その1枚を引き抜く。残りは『詳細お願いします』『この納期ではお受けできません』など返信内容を簡単に書き込んで、弟子達に任せる。 小さな工房で細々と暮らしたい気持ちもあったが、自分の手掛けたいものにじっくりと時間を裂けるのは利点である。
ちょうど質の良い木材が手に入ったところだ。少し丸みの強いデザインにしよう。 弟子達の申し出を全て断り、1人で作業を受け持つ。 これは幸せを掬いあう為のものだから、彼と彼の同行者の為だから。]
(286) k_karura 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
|
……。
『こうすると、艶が出やすい。 よく御覧、ラルフ。』
[ノックスの首に回る両腕。肩と背中に乗る重みは心地好いもの。音に鳴らない言葉を伝えるために、指を素肌の上に滑らせる。
磨き布でゆっくりと、仕上げの艶を。箱を開けた時、綺麗だと喜んで貰うために。**]
(287) k_karura 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
フィリップは、ラルフタブレットはキーボードないと辛いねと言うタブレットにキーボード族
うに 2014/11/29(Sat) 00時半頃
フィリップは、あうとにならないといいね
うに 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
―― 宿で ――
[フィリップの視線と言葉>>273に頷く。]
広がったし、 これからも広がってくンだと思う。
[嬉しい、と彼の口から紡がれると 隻眼を細めて嬉しそうに笑った。]
俺も、二人と一緒で嬉しいよ。
[本当ならばラルフも含めて笑いあいたかった。 喪う存在を思いズキと胸が痛む。 ゆっくり進んでいきたい、とフランシスが言えば>>282 「そうだな」と同意を示しまたひとつ頷きを重ねた。*]
(288) helmut 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
|
―宿で>>283―
できるよ。……大丈夫。
[同行者に教え、逆に教えられ 此処まで来た。――その知識や経験を繋ぐなら、きっとフィリップにも、ラルフに教えたことが受け継がれるということだと そう、思って。
先行きに幸せのありますようにと アミュレットに手を触れ、 そう、願った**]
(289) azuma 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
|
……何かを選ばないと、何も得られない。 世界って、そういう風に出来ているんだ……と、思う。
[>>277少なくともつい先程まで、ディーンはそう信じていた。 それはディーンの価値観であり、ディーンの物の見方だ。 しかし、不思議なことにこの少年を前にしていると、それが間違ったもののように思えてくる。 まるで、彼の言うことが全てであるような。 目の前に絶対的な何か――たとえば、神様がいるような。
>>278痣の上を彼の指が往復するだけで、そこが痺れるような気がした。薄い肉を越えた向こう側、白い骨にまで赤い糸の巻かれるような心地だ。 いたたまれない気分になって、ディーンはそっと目を伏せて、視線を逸らす。]
(290) nico 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
|
[>>279しかしそれはすぐ、彼の方に引き戻されることになった。 口の前に、タルトの三角形がある。 フォークの先でもなく、彼の指先でもなく、少し固めの生地。 それでは物足りない、と何かが疼く。
欲しいのは、そう。 >>280鋭い刃物のように突き刺さる言葉だとか、痛みだとか、或いは彼に与えられるものの全てだ。 初めて会ったはずなのに、臓物の奥まで覗かれているような心地がして――それが、たまらないとさえ思える。]
――……ディーン。 ディーン・クロフォード。
[はからからに乾いてひりつく喉からどうにかそれだけを押し出して、ディーンは小さく息を吐いた。**]
(291) nico 2014/11/29(Sat) 00時半頃
|
|
―少し、未来の―
[年を重ねたくせに、 恥ずかしくなるのは抑えられなかった。]
……―― か、勝手に 出るん だ、って ば。 ……っ、……ドナルド、ふ、ぁ
[びくりと腰が揺れた。ドナルドの熱にも 触れなくては、と思うのに。 露出した肌が空気に触れてふるり、震えた]
……っぁ――
[視界が反転し、息を飲む。 見上げる隻眼に引き込まれそうで、瞬きを忘れて見つめた]
(292) azuma 2014/11/29(Sat) 01時頃
|
|
―― 少し、未来の ――
勝手に?
[微か首を傾げて問い掛ける響きをフランシスへと向ける。 に、と口の端を持ち上げて]
俺のせいなら嬉しいンだけどな。
[肌触れあわすだけでも感じる喜びは これまで自制し触れぬようにしてきた分だけ強く。 揺れる腰の動きに艶めかしさを感じ欲が高まる。]
フランシスを抱きたい。
[体勢を入れ替えれば月明かりの下囁いて 想い重ねるように肌を重ねあわせ 今度は此方から愛しき者に口付ける。]
(293) helmut 2014/11/29(Sat) 01時頃
|
|
[ノックスの後をはぐれないように雪道を歩く。 ただでさえ慣れない雪道。 吹雪の後の積もった雪を掻き分けて歩くだけで体力が奪われる。 更に、軽くなったとはいえトレイルの身体を抱えている。 ノックスの後を歩けば、まだ歩きやすい。 トレイルの身体だけは落とさないように抱き締めるように歩いた。]
(294) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃
|
|
[そうして辿りついた、麓。 医者に治療を頼む。]
(295) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃
|
|
[治療が終わってからも、バーナバスの傍を離れなかった。
寝る時も狭い寝台に潜り込んで、体温と心音を確認しながら彼に抱きついて寝た。
傍を離れず寝台の傍の椅子で、黒く参加した指輪を磨いていた。 何かしなければ、嫌な想像をしてしまうから。 早く目を開けて欲しい。
寝ているバーナバスを見つめ、滲む涙を無理やり拭った。]
(296) okomekome 2014/11/29(Sat) 01時半頃
|
|
―少し、未来の― [笑みを見て、眩しく感じて眼を逸らす。]
……――、ドナルドの……… ……せい、……だ から
[常は服越しや布越しで、直接肌に触れ合うわけではないから、こんな風に触れるのは――きっと、初めてで。 心臓が高く鳴り、うるさい。恋に落ちて、もう、ずっと、長いのに]
…っ、―――ん、
[言葉に、小さく頷いた。 緑の眼は、ただひとりを映して。]
ドナルド、が、……欲しい、 ……
[口付けに、応える。両の腕を伸ばして、髪を撫で、かき抱くように]
(297) azuma 2014/11/29(Sat) 01時半頃
|
|
―― ――
[天国から堕ちてきた天使はどうなるのか。 それは、彼だけが知っている。
トレイルの一日は、歌うことから始まる。 今日も、彼だけの為に。
喜びと、慈しみ 悦びと、楽しみ
音は極めて正確に。 それでいて、感情は豊かに]
(298) Ayame 2014/11/29(Sat) 01時半頃
|
|
[ひとつ、歌い終えて 傍らの彼に、正面から抱きついた。 見上げて、微笑みながら問いかける]
ノックス、ノックス どうだった?
ねえ、次は何を歌おうか
[嬉しくてたまらない。 そんな、弾んだ声で]
(299) Ayame 2014/11/29(Sat) 01時半頃
|
|
[謡い、笑い、話しかける。
彼の傍には、絶えずトレイルの音がある]
(300) Ayame 2014/11/29(Sat) 01時半頃
|
|
[いつの間にか寝てしまっていた。 動く気配>>236に、目を開ける。]
あ……。
[やっと目を開けた。 やっと。
嬉しくて声を出せない。 抱きついて泣いて。
夢でないことを何度も確認した。 握られた手>>237を握り返し、唇を寄せた。*]
(301) okomekome 2014/11/29(Sat) 02時頃
|
|
[視線が外れるもそのまま緑の双眸>>297を見詰め]
……なら、良かった。
[あの山小屋でフランシスへの想いを自覚してから 彼を己の手で歌わせたいという欲を懐いていた。 其れが叶ったと思えばやはり嬉しく。 重ね合わせた胸からは互いの鼓動が伝い 高揚するは己だけでないのだと知らせてくれた。]
――――……。
[頷きに誘われるまま顔寄せれば鼻先が重なる。 フランシスの双眸に己の姿映るを見るその隻眼にも彼の姿映り込み]
あァ、フランシスになら、全部やるよ。
[血肉さえも欲しいと望むなら――。 獣を飼うが故の思いを滲ませ貪るような口付けを交わす。]
(302) helmut 2014/11/29(Sat) 02時頃
|
|
[赤毛に絡む指先の動きが フランシスに求めらているのだと思わせる。 言葉と仕草で伝えてくれる彼が愛おしく また牙が疼くを感じ、低く喉を鳴らした。]
――声も、くちびるも、甘い、な。 フランシス、……他も、味わわせて。
[願うくちびるはそのまま首筋へと落ちて 獣のようにぺろと舌を這わせその肌を味わう。]
(303) helmut 2014/11/29(Sat) 02時頃
|
|
……ん、……
[そ、と触れたくて指先を頬に添わす。 心臓の音が、重なる。 同じに、高まっていると思うと、嬉しくて、――大袈裟だけれど、しんで しまいそうだ。]
…… ドナルド、―……
[胸の中疼く、獣の声。 貪るような口付けの合間、吐息に混ぜて想いを告げる。 溜め込んできた、封じてきたものを伝えたい。 上手く言葉に出来ているか、わからないけれど]
おれも、……ぜん ぶ……っ ん
[赤い髪をかき混ぜて、もっと欲しいと強請るよう]
(304) azuma 2014/11/29(Sat) 02時頃
|
|
―― ――
[天国から堕とした天使はどうなるのか。 それは、自分だけが知っている。
目覚めて、腕の中にトレイルが居る幸せを噛み締める。背中を撫でて、羽根のないことを確かめた。
もう一度、天に昇ってしまわぬように。 もう一度、すり抜けてしまわないように。 温もりに、音に触れる。]
トレイル、トレイル……。
[何度でも名を呼んで、何度でも求めて。]
(305) k_karura 2014/11/29(Sat) 02時頃
|
|
……っ は、ぁ ……
[目元の朱は鮮やかで、 口付けに、重ねてきた経験を想って、 不意に、ざわつくけれど、バリトンの囁きに甘く、溶けて]
ん、…… ドナルド、に、なら ――いい、から もっと、……
っ、ぁ ぅ
[咽喉が反る。舌が這う感触が、ぞわぞわと官能を呼び起こす。 ドナルドの歯が立てられたら、どう、感じるだろう。そんな想いが過ぎる。片手はドナルドの頭に添えたままで、くしゃりと髪を握り締めた]
(306) azuma 2014/11/29(Sat) 02時頃
|
|
―― ――
[名を呼ばれるたび、トレイルの表情には 恍惚とした色が見え隠れする。 陶酔したようなその顔を、彼に向けて 甘い吐息を漏らした]
名前、呼ばれるの 好きだよ、ノックス
ねえ、もっと 僕の名前だけ、呼んで
[抱きしめられた腕の中で 彼の胸に手を当てて トレイルは囁くように謡う]
(307) Ayame 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
[いつまでも傍に居て 僕だけを見て 僕だけを呼んで
誰も何も 此処にはない
琥珀も 箱も そう、何も
ノックスとトレイル それだけが 存在する
何処でもない、この場所に
永遠を誓おう]
(308) Ayame 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
[翼を失った天使が 彼の為にうたう
呪縛の歌
今日も、明日も、明後日も 彼の魂に解放は無い]
(309) Ayame 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
[トレイルの一日は、歌うことから始まる
彼にとっての一番を 彼にとっての唯一に変え 盲目にさせるための、呪いのうた
今日も、彼だけの為に**]
(310) Ayame 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
[目を閉じて、歌の終わりを迎える。胴に回される腕。抱き止め、見下ろすとシノワズリがきららと瞬いていた。
上手だったと栗色を指に絡ませながら髪を撫でた。いいこいいこと褒める様は昔と変わらず。 次のリクエストは、そぅ、何が良いだろうか。
どんな歌でも、彼が歌を紡げば神の息吹となる。絶えず、祝福は傍に在る。]
トレイル……。
[ノックスの唇からは愛しい子の名ばかり。]
(311) k_karura 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
[浮かぶ恍惚に、愛おしさに胸を焦がす。 こんなに喜んでくれるのだから。
悲しみも、寂しさも要らない。
この表情も、吐息も、自分だけに向けられたもの。 ノックスだけのもの。]
……トレイル。トレイル、トレイル。
[好きだと、呼んでと請われるままに。 口付けては名を口にし、愛を告げる。]
(312) k_karura 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
[じっと見詰めるフロスティブルーには、トレイルしか映さない。
いつまでも傍に居よう。 君だけを見て。 君だけを呼んで。 君だけに触れて。
―――永久に、トレイルだけのために。]
(313) k_karura 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[高鳴る鼓動はもうどちらのものか知れない。 フランシスの呼ぶ声にゆると隻眼が細まる。 獰猛な獣を抑えながら欲に濡れた眼差しを彼の肌へと注ぐ。]
――…その声で呼ばれるのが嬉しかった。 そんな風に呼ばれるのをずっと夢見てた。
[五年堪えると思い続けていたのに こうして肌を重ねて良いのかという葛藤も無論あるが 欲は堪え切れぬほどまで膨れ上がっている。]
全部、――…欲しい。
[残る衣服を共に取り払い フランシスの膝を割るように己の片脚を滑り込ませる。]
(314) helmut 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
[あがる吐息の音色に、情欲を煽られる。 全てに触れたいと望みながら片手を腰の傍に置き己の体重支え もう片方の手でフランシスの身体をまさぐり肌をなぞる。]
どこも、甘くて、おいしい。 ――――……、
[食べてしまいたくなる、と思うを飲みこむは 失いたくないという思いから。 反る咽喉の、小さな尖りを口に含み舌で転がし]
もっと、声聞かせて、 ――…俺の為だけに、啼いてよ。
[吐息混じりのバリトンは切なく願い交わりを深めようとするけれど 髪握る手指に引かれるように一度動きを止める。 少しだけ考えるような間を置き 己の牙で口腔の粘膜柔く裂いて己の赤を口移すは フランシスに全てを捧ぐという想いの体現*]
(315) helmut 2014/11/29(Sat) 02時半頃
|
|
[医者に言われたように、バーナバスの看病をする。 包帯を変えるのも、薬を塗るのも慣れてきた。 薬を塗る前、そこへ唇を寄せて舐めたりもしたけれど。
今までどおり、仕事の手伝いもする。 多くはもって凝れなかった荷物。 その中でも真っ先に持ち出したのは、きちんと手入れされたバーナバスの道具。
仕事をしているその姿を見るのは好きだったから。]
(316) okomekome 2014/11/29(Sat) 03時頃
|
|
[呼ばれ、傍に向かう>>241。 取り出された小箱に首を傾げた。]
俺の髪って、こんな色?
[前髪を摘んで見ても、分からなくて笑った。 隣に座って、続きを聞く>>242。]
……壊れるまで? ん。分かった。
[その言葉の意味を理解し、顔が赤くなった。 見られないように顔を肩に押し付けて頷く。
壊れないように大事に使って。 それでも壊れたら、また同じものを作ってもらって。 ずっと、一緒に。]
(317) okomekome 2014/11/29(Sat) 03時頃
|
|
[スプーンを贈り物にする意味は知らない。 問いに首を振る。
でも、それの答え>>245を聞いて。]
幸せなら……バーナバスも、一緒が良い。
[二つあるのだから、二人一緒にと願う。*]
(318) okomekome 2014/11/29(Sat) 03時頃
|
|
[目の前にある色は、すべてトレイルのもの そして、彼の前にある色は、すべて彼のモノ
愚かなトレイルは気づいていなかった 自らもまた、 一番が唯一へと変わり 他の何も映すことが出来なくなっている事に。
彼が呼ぶ四文字もまた 魂の呪縛
永遠に、二人だけの世界で 互いに束縛の呪を吐き合う これ以上の幸せなど、どこにもない]
(319) Ayame 2014/11/29(Sat) 03時頃
|
|
―― 少し、未来の ――
[耳朶を飾るは保護者の祈り籠る耳飾り。 フランシスの腕を飾る紫水晶が淡い月明かりに煌めく。]
――…フランシス。
[幾度となく呼ぶ名はこれから先も数え切れぬほど紡がれる。]
愛してる。
[本当は一人前になってから言うつもりだったけれど 肌を重ね繋がる前に、 時間をかけ育まれた愛を*最愛の彼へと囁いた。*]
(320) helmut 2014/11/29(Sat) 03時頃
|
|
ノックス、ノックス……ノックス
[うたうように囁きながら ちゅ、と音を立てて愛らしい口づけを返す]
大好きだよ だから
[もっと、呼んで。 永遠に、トレイルの名だけを**]
(321) Ayame 2014/11/29(Sat) 03時頃
|
|
[例えこれが呪いだろうとも。
喜んで、愛を捧げよう。
この身も存在も、君だけのために。]
トレイル、トレイ……ル
(322) k_karura 2014/11/29(Sat) 03時頃
|
|
『大好きだよ』トレイル……
『愛している』トレイル……
[だから、愛して。 永遠に、永遠の幸せに包まれよう。**]
(323) k_karura 2014/11/29(Sat) 03時半頃
|
|
―少し 未来の―
……っ
[長い間一緒に居たのに見たこともないような 欲の色を視線に感じて堪らなく、昂ぶる。]
…―― ドナルド、……、ぁ ……ほん、とうに?……
[耐え切れなかったのは煽ったのは、自分。 深い響きを持つ声を、その眼を、自分だけに向けて欲しいと思ってしまった。――保護者、失格だと、思う。でも、溢れてしまった。 緑の双眸は欲とよろこびと、切なさと、とりどりに揺れて、]
ぜんぶ、…… あげる、 よ ……ドナルドが、良い……
[囁きは甘やかなくせに、ひどく切実だった]
(324) azuma 2014/11/29(Sat) 03時半頃
|
|
[膝の間にドナルドの膝が滑り入る。 彼に、身体を開いて、上がる声を抑えるように、 湧き上がる獣めいた慾を抑えるように、人差し指の甲を噛む。 されど焦がれた掌が肌をなぞればそれだけで力は抜けていく。こんな感覚は、初めてだった]
そ、う かな、……うれ、し …ぁ っ
[食べたい、食べられたい。 だめ、失いたくない。悲しませたくない。 呪いの声は居間は遠く、聞くはドナルドの艶のあるバリトンばかり]
……ァ、あ、 ん 分かっ、… ドナルド、だけ に、だから …っ……
[喘ぎ、途切れがちながら伝える透明感のある、こえ。 動きが止まるのに少しだけ首を傾ぐように角度を変えて。]
(325) azuma 2014/11/29(Sat) 03時半頃
|
|
っ――、…ン
[合わさる唇からは、あまい、とてもあまい、 ドナルドを巡る赤色の味が、した。 味わうごととろりと緑の眼は酔ったように蕩けていく。
意味するところを思えば より、甘美で。 舌先で探って、粘膜をぬるりと舐める。
濡れた唇を離すと、 フランシスは自身の口内を浅く裂く。]
おれのも ……舐めて……
[想いは 同じだから。――そう、伝えたくて。 陶酔し、情欲を滲ませる声で囁いて口付ける。 舌先で、己の赤色の味を、交わらせた。]
(326) azuma 2014/11/29(Sat) 03時半頃
|
|
[赤、揺れる、耳飾。 煌いて、綺麗だと濡れた視界に捉えて思う。]
……な、に……?
[昂ぶりきって張り詰めたいま、 名を呼ばれるだけで震えるよう。 間を置いて、囁かれるは、―――]
……あ 、…ぁ、……――
[緑が揺れる。揺れて、揺れて、透明な雫が溜まる]
……ドナルド、……、 おれも、あい、 …してる、 ――ずっと。
[いままでも。これからも。 零れた涙と共に、微笑んで。**]
(327) azuma 2014/11/29(Sat) 03時半頃
|
|
― いつか ― [本能を手懐ける手段は、もう一人しかいない。 離れることなど考えたくない。
バーナバスに触れ、その身体に唇を寄せる。 かつて自分を庇って出来た傷の場所へと歯を立てた>>253]。
ん……ふっ……ぁ……。
[傷つけないようにとしても、それは難しい。 失いかけたことの反動で、求める衝動は結局バーナバスを傷つけてしまう。 それでも、僅かな肉片と血の味だけで衝動は治まる。]
(328) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃
|
|
[自らの牙で傷つけてしまったところを、血が止まるまで何度も舐める。 唇を離し、呼ばれるまま口づけを受けた>>254。]
なあ、平気か……?
[傷つけてしまったことを謝罪し、背に手を回して倒れる。 今度は触って欲しいと強請りながら。]
(329) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃
|
|
[傷が治ってから、もう二度と自分を庇うなんてことをしないで欲しいと願った。 二度と目を開けてくれないのではないかという恐怖は、もう味わいたくない。
一人にしないで。 ずっと一緒に。
何度何度も繰り返し頼む。]
(330) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃
|
|
[だから。 もし彼の命が終わるのなら。]
……約束だからな。
[自分を食べて欲しい。]
(331) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃
|
|
[バーナバスの欠片を口にする度にその思いは増えていく。 触れられる度に、離れがたくなる。]
な……名前、呼んで。
[口付けの合間にそう強請って。 今日も呼んでもらうのだ。 彼しか知らない、本当の名前を。**]
(332) okomekome 2014/11/29(Sat) 04時頃
|
博徒 プリシラは、メモを貼った。
okomekome 2014/11/29(Sat) 04時半頃
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る