233 逢魔時の喫茶店
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
テッドに1人が投票した。
ゴロウに5人が投票した。
ゴロウは村人の手により処刑された。
|
テッド! 今日がお前の命日だ!
2015/08/11(Tue) 02時頃
|
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
テッドが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ホレーショー、ケイイチ、ブローリン、ゴドウィンの4名。
|
[ cafe & bar ] [ Twilight ]
[夜の街の中。風で揺れる看板はキィと音を立てて。
その店は今夜も開いている。 迎えるのは人の店員と、人では無い店員と、 人のようで人では無い、バーテンダー。**]
(*0) 2015/08/11(Tue) 02時頃
|
|
何でも無い。 なんでも、ないよ。
ごめん。
[馬鹿な事を、言った。 自分に言い聞かせる様に呟いて、背で甘える小さな温もり>>4:127に、再び目を閉じた。]
(0) 2015/08/11(Tue) 16時半頃
|
|
[それから昼の営業を終えた後、店主は常連からの言付け>>4:123を幾つか聞いたことだろう。 店員から休みの申請があればそれをカレンダーに書きくわえ、昼の閉店業務と夜の仕込みにかかる。 それが終われば自由時間と仮眠の時間。…なのだが、 散漫し発揮できない集中力に、業務はいつもの倍時間がかかっただろう。 猿の彼は、何時まで傍に居たか。時折頭を撫で菓子を渡し、大きい方の彼も居たのなら飲み物でも差し入れようか。 閉店した後でも、特に追い返すようなことはしない。
その後ベッドへ倒れ込むように眠り、そして夜の営業時間へ。
自分の悪魔に「あんまり疲れない身体が欲しい」とか「体力だけでも若い頃に戻して欲しい」とかを頼めば良かったかなと思ったものの、そんな事を頼まれる彼も可哀想だなと思ったので口にはせず、そのまま忙しい夜を迎える。*]
(1) 2015/08/11(Tue) 16時半頃
|
|
― 夜営業閉店後:早朝 ―
[白と黒で構成される着なれたバーテンダーの制服を脱ぎ捨てランドリーボックスに投げ込むと、シャワールームへ足を運ぶ。 日はもう上り、窓の外に小鳥の声や、新聞配達人の影も見える事だろう。
早朝6時までの営業と言う物の、この時間帯になるとほとんど残っている客はおらず、皆太陽が昇る前には皆各自の住処へ帰って行く。 残っているのは突っ伏し眠っている客と、太陽の寵愛を受ける人間が僅かだけ。 それらも閉店時間が来ればきちんと帰宅し、一部は摘まみ出し、店員達はようやく閉店の後片づけを始めるのだ。
最近、忙しい。 夜の客足は普通なのだが、面白半分に絡まれることが増えた。 原因はやはり悪魔との契約に関してで、新顔は兎も角常連にもちょっかいをかけられまくる始末。 中にはインキュバスやなんかも混じっていたが、こっちはケイに貰ったあの飴>>0:10のせいだ。 どちらに関しても変化は自分では実感できず、急に来た不要過ぎるモテ期に慌てふためき、睡眠時間は削れるばかり。洗面所の鏡を覗いても女性的魅力とやらが増したようには到底思えず、魂の変化に関しては言わずもがな。]
(2) 2015/08/11(Tue) 16時半頃
|
|
[せわしない営業時間。夜の店内を見回し を探すのは、昔から無意識のうちに。 いつから? …いつからだったかな。
煩い水音に求める者の名前を小さく混ぜ呼ぼうともそれはかき消え、近くで耳を傾けてくれる小さな猿は、今はいない。 こもった熱を冷やすように水を浴びても、胸を支配する熱や苦しさは消えてくれなかった。
水を、止め、頭からタオルを被る。 あれから彼は、この部屋で寝ただろうか。 眠そうにする小さな彼を抱きあやしていたのは記憶に新しい。 あんな隅で休まなくてもいいのに。眠そうだったな。 そして芋蔓式に寝ぼけて触れられた腕を思い出し、自分が彼の髪や頬を撫で、指先に口づけられた事、コーヒーが好きだという声、それと、何処にも行かないという言葉を思い出すと、呆けて立ちつくしていただろう。
また、ああして触れたい。触れられたい。言われたい。 髪から水滴が滴って、濡れた身体がほんの少し寒さを覚えても、暫くはそのままで。 そのまま、あの時響いた彼の感情の数々をゆっくり数えて、 その大半が自分も抱えつつある感情だと気付けば、頭を振った。
きっと彼のが移ったんだ。 沢山響いて来るから、あんなに胸を満たされるものだから]
(3) 2015/08/11(Tue) 16時半頃
|
|
[会いたい] [触れたい。] [黙っていてもふつふつとわき上がる感情に、胸に灯る熱と苦しさを感じる。] [苦しい] [辛い] [解放されたい] [解放したい]
[ベッドの端に掛け、縋るように花の図鑑を手に取った。] [花達はまだ咲いている] [綺麗だ] [至近距離で揺れる彼の瞳] [綺麗だ] [契約の] [口付け] [叶うことなら、もう一度] [彼の事が知りたい。 知りたいと言ったのは自分なのに、どうしてこうも長引かせたのだろう? まだ髪は水気を含んだまま。袖を通した寝巻は花の香りがする。
ペチュニアの花言葉は、あなたと一緒なら心がやわらぐ。 …ああそうだな。俺もだよ。俺も、君と居たいと思う。 スターチスは、変わらぬ心。 君は何を思って生きているのだろう。 知りたい。
契約は、とうの昔に済んでいる。 もっと教えて欲しいと悪魔のくれた本に問い、それに答える様、ページは求む花を探し出す。]
(4) 2015/08/11(Tue) 16時半頃
|
|
[小さな青いリンドウは花と同じ位緑をまとい、ふっくらとした花弁が愛おしい。 花言葉は、『悲しんでいるあなたを愛す』
他の花は沢山あったのに、ひときわ美しいこの花は何故かあったのは一本だけ。 リナリアはころりとした花を茎に多く付け、その変わった形の花弁に触れれば、静かに色を揺らしたか。 花言葉は、『私の恋を知ってください』
二番目に貰った向日葵は、まだ美しく咲いている。 花言葉は、『私はあなただけを見つめる』
ここには幾らでも咲いているから。 そう言った彼の声が、ぐるぐると、内で巡って、 『変わらぬ心』『悲しんでいるあなた』『みつめる』 どこにも行かないというその言葉。
何時から?なんて疑問は、浮かばなかった。 夜の店の常連。愛してると空虚な言葉を投げて、愛してると返す彼。 それは昔から変わらずに、だから、きっとずっと――]
(5) 2015/08/11(Tue) 17時頃
|
|
[時刻はしっかりと朝を指し示し、本来であれば、昼営業に向けて眠る時間。 でも、こんなの、眠れるわけ、ないじゃないか。
口付けを思い出すかのように指で唇をなぞっても、しかし触れた自分の手は、酷く震えていた。**]
(6) 2015/08/11(Tue) 17時頃
|
|
ー トワイライト ー
[ゴドウィンへ、名も知れない若者からの言伝を告げ>>4:115 その反応に、お茶のグラスを撫でる指を止めた]
…羨ましいな
[心からの賞賛と祝福の言葉。 恋に破れた青年が正しく歩む道を選べたのは、マスターへ心情を吐露したからなのだろう。それこそ、ファミリアでのいつもの光景]
俺が聞くのは 結論だけ
[いつも、結論である願いだけを聞かされてきた。 苦しみ悩んだ末の、それも大きな契約の殆どは凄惨な選択。 悪魔に願う前に越えるハードルは彼らの良心と信仰心だから]
(7) 2015/08/11(Tue) 19時頃
|
|
……もっと知りたいと思う程 興味を抱く。……のは 愛かな。
[ぽつぽつという呟きは独り言のようでありながら、疑問符を浮かべるゴドウィンへからかうような響きも帯びた。 まあいいか、と思考の縄を緩めるのは彼の達観したような性格と思われて。
その後、雑談がケイの淹れるコーヒーの隠し味の話になると、 そうやって気にするのは愛情だ、と再びのたまった]
(8) 2015/08/11(Tue) 19時頃
|
|
[それから、 チキンサンド>>4:96がうまいとか、 コテツとゴロウが夜の教会集合で肝試しをするらしいとか(張り切ってホラーな悪戯を仕掛ける算段は、店主に禁じられている) それから隣国で開催される日本デーのイベントの様子とか。
寡黙な悪魔は時々コテツに向けて単語の意味を反転させたので、会話の脈絡は乱れがちに]
………
[バックヤードの方へ顔を向けたのは、危うい”願い”を猿の耳が聞いた時>>4:127 それも短い間で、後はゆるゆると昼の喫茶店で過ごした]
(9) 2015/08/11(Tue) 19時頃
|
|
ー 日の沈む間 ー
[昼営業の終了後もしばらくは店に留まり。 差し入れられた飲み物を手に、窓から離れたカウンターで日没を待つ。
ケイとコテツには、 セコムに参加してくれてもいいんだけどなと、疲れた 弱音を]
[ひたすら店主に甘えさせてもらっては撫でられ、菓子を貰って元気いっぱいの猿を回収して路地に出るのは、夜営業が始まる前の夕暮れ時。
まともに振る舞う気のある客は通し、悪意ある者や冷やかしの騒霊は追い払う。
ガードマンの実力行使に容赦がなさすぎて冗談通じないとか、 覗き見た魔術師が意外とまともな人間でつまらなかったとか、 どういう噂が広まったのか知らないが、徐々に暇人たちのプチブームも去り始めて、集る蝿も減ってきていた*]
(10) 2015/08/11(Tue) 19時頃
|
|
―――Twilight―――
リピーターはな…… ハマるマニアと、ハマらない一般人が居るな
[非常に癖のある味なのだ、とゴドウィンに返す>>4:112]
愛、ねえ
もっと知りたくなるのが、愛、か それは悪魔の持論?
[ブローリン>>8へ向けて、くくくと笑う]
はは、隠し味も、愛か そーか、ゴドの旦那は俺を愛してくれるか ありがてーな
あれ、でもそれって俺が仕掛けてる事になんね?
(11) 2015/08/11(Tue) 19時頃
|
|
[初々しい若者達の会話も。 とあるバーに潜む謎も。 カフェに差し込む夕陽が、優しく包んでゆく]
ん、また来てくれよな
[ゴドウィンから言付けを預かり、見送る>>4:123]
(12) 2015/08/11(Tue) 19時半頃
|
|
[店長の体調はいよいよ悪いようで。 言付けを伝えた>>1が、どことなく様子が悪い。
夜の営業の間も、客に絡まれ その後の調子も、今までのキレを失っていて。
しかし、それをどうにかする術を、蛇は持たない]
………自身の精神に打ち克ってこそ、魔術師だ
[店長の背中に、ぽつりと呟いた。
魔術師とは、そういうもの。 自らの精神力を研ぎ澄ませ、契約を結ぶもの。 自らの心を保つのは、心に対処するのは、魔術師本人だ。 自らの心を従えられなかった魔術師は、破滅する。
それは、どの時代も同じ]
(13) 2015/08/11(Tue) 19時半頃
|
|
[セコムの追加については>>10]
……ああ、対処はしとくよ
[ユニコーンの角と塩を混ぜ、店を囲むように撒いておいた。 変なものを、寄せないように]
まあ、でも―――時間の問題か
[心が安定すれば、付け入る隙が無くなれば 脅かすものも、少しずつ消えてゆくのだから**]
(14) 2015/08/11(Tue) 19時半頃
|
|
― 回想:夕暮れ前のトワイライト ―
…僕がそのマニアになるかどうかはまだこれからかな。
[今は違和感の正体が知りたいが故の好奇心の方が強い。 あの様子>>11では正体は教えてもらえそうにもないので飲んで味を覚えて自分で探すよりないだろうから、見つけるかハマるか。どちらが先か。]
(15) 2015/08/11(Tue) 21時半頃
|
|
…
[ブローリンの羨ましい、との言葉>>7には相槌を打たずに沈黙を返す。 彼にはきっと二つの未来があった。 そこから今の未来を選んだのは彼自身。自分はただその過程を聞いただけ。こうして言伝が無ければその結末は知り得たかどうか。]
………結論だけ。 それももやもやしそうだ。
[確か彼の職業は司書だった覚えがあるので仕事ではなくプライベートでだろうか。 仮に何か大事そうな話の結末だけを聞かされたりしたらそれは気になるだろうと同意して。 その結論と、結論の先など知る由もない。]
知りたいと思うのが、愛。 ふふ。深いね。結論ばかりを聴いてきたブローリン君の、結論なのかな。
[そんなことを口で言いながら、心の中で自問する。
知りたいと思うのが愛なら― ―知ろうとしない自分は? ]
(16) 2015/08/11(Tue) 21時半頃
|
|
[答えなんて前から知っている。]
…
[小さな小さな嘆息を漏らし残り少なくなったカップに口をつけた。それから]
悪魔?なんのことだろう? 話の流れからするとブローリン君のこと、だね?
[ケイが笑いながら言った言葉に、興味を引かれて。 一体何があれば悪魔なんて渾名?が付くのだろうか。 嘆息が耳に届いたか知らないけれど、言葉にそれが残らないように意識して聞いてみる。]
(17) 2015/08/11(Tue) 21時半頃
|
|
[それから隠し味について聞いているうちに『気にするのも愛情』なんて言われ>>8、それをありがたいなんて言われれば>>11]
おや。僕なんかの愛でよければいくらでも?
[冗談だとしか思っていないのでおどける様に言って、にっこり笑ってみたり。
この辺りのゲイの全員が自分の店に来ているなんて思わないけれど、少なくともケイについてそんな話は聞いたことはないのでストレートだと思っている。 もっとも、仮にそうだと知っていても年齢差を考えればやはり本気で受け止めはしなかっただろう。]
なるほど?愛されているのは僕? 愛されたからにはお返しが必要かな?どうしようか?
[一応水商売をしている身なので、冗談で言われることにも慣れているし、こんな返しにも慣れている。**]
(18) 2015/08/11(Tue) 21時半頃
|
|
ー 朝 ー
[日が昇れば、悪しき者達もトワイライトの客と同様、潮の引くように消えていく。 この夜の疲労はそれほどでもなかった。 賑やかし目的だけの烏合の衆が減ってきたことと、 真に性質の悪い魔物には、蛇の魔除け>>14が効果を発揮したから]
……
[問題は、この手の聖呪は悪魔も効果の対象だということだったのだがそこは強引に。 塩の結界を一部切って、異形の悪魔は朝日から逃げるように煉瓦造りの建物へ。 絡まるツタの足元にほんの少し咲いている花>>0:1を横目に緑色のドアを開け、 するり、 くろぐろと闇の残り香をまとう尻尾も建物の中へ潜り込んだ]
(19) 2015/08/11(Tue) 21時半頃
|
|
[既に閉店して、昼営業の時間を待つトワイライトは、夜の名残の沈黙にひたる。
テーブル席、カウンター席、厨房を抜けて、階段を過ぎ。 二階のそこは、ダンボールがあちこちに積み上げられた倉庫に混じって店主のプライベートスペースがコンパクトに収まっていた]
…んん、
[眠かったらベッドを使っていいと言われていたけれど、この時間は仮眠に使われているだろう。
少しの間考えてから、ドアのひとつを押し開いた]
……
[そっと隙間から覗いた黄金の色が、はたりと瞬く]
(20) 2015/08/11(Tue) 22時頃
|
|
眠れねぇの
[囁くように押し殺した声を、ホレーショーの部屋へ染み込ませた。 交わした特殊な契約が人間の心身に負担をかけていることは理解している。耐性の低い者ならそのまま昏睡に陥ることもある。
彼の精神には十分な眠りが必要だ]
…いやな夢でも見た
[悪魔が入り込む寝室は、朝の照度を一段落として黄昏色に沈める。
ベッドに端座する彼の前へ歩み寄って、床にしゃがんだ。 見上げる角度で首を傾げるのはオマキザルの懐こい仕草に似る]
エフィに来てもらうか? 俺が眠らせようか
[望みを聞かないまま自分から提示するのは違反だけど、そうやって声で誘ってみた]
(21) 2015/08/11(Tue) 22時頃
|
|
[未だ水分を含んだままの髪をかきあげて、眠れぬ時間を過ごしていた。
ケイは、自分の精神に打ち克ってこそ。>>>13と言っていた。 けれど、そうは言っても、自分の精神が、心が理解できない場合はどうしたらいい? 勝とうにも対処法を知らないのだ。 頭を振る。 自分は昔から不器用で、今でもそれは変わらない。
俺は、己に贈る言葉を、知らない。]
(22) 2015/08/11(Tue) 22時半頃
|
|
[いったい、何時入ってきたのだろう。 それは、減った自分の注意力のせいか、彼の悪魔としての能力か。 突然響いた男の声に、目を見開き弾かれた様に顔を上げた。
扉、目の前、しゃがみ込み、見上げる。ベッドに座ったまま歩む彼を目で追って、顔は少しあっけにとられていたかもしれない。 だが首をかしげる仕草を見れば、やっと少し笑っただろう。彼の良く知る、不器用な、困ったような泣きそうな、笑みで。
胸が、熱い、苦しい。 でも、嫌じゃない。 俺はこの痛みの名前を知っているのに。]
――あ、 いや、べつに、 夢を見た訳じゃ、無いけれど、
(23) 2015/08/11(Tue) 22時半頃
|
|
…うん、眠れなくて、 でも、君の手を煩わせるまでもないよ。 エフィさんにも、いいから。 なんか、悪いし。
[両のかさついた手を差し伸べ、自分を見上げる彼の頬に、触れる。 暖かい。熱い。 燃えるようなオレンジ色に染まった室内で、自分も燃えているような錯覚に陥る。]
下に降りよう。 何か、酒でも作るよ。
[触れ、なぞる。 柔らかい髪。綺麗だ。心地よい。]
(24) 2015/08/11(Tue) 22時半頃
|
|
最近、夜に来てくれてないだろう?
[夜に彼を見たのは何時だったか。 エフとリツの来店があった頃からかな。その前は、しょっちゅう顔を出してくれていたのに。 自分のボディーガートをしていてくれているのは風の噂に。 しかし、いくら自分の悪魔とは言え労いすらしてやらないのは、雇用主として失格だろう。 生憎彼が好み欲しがる物は知らないから、自分が与えられる範囲の物を。
俺は、君に贈る言葉を、知らない。 けれど、だからこそ、 自分に出来うるすべてを、彼が欲するものを一つでも多く捧げたくて。]
[頬から手を離す。 手を伸ばし、彼の手を捕まえる。]
奢るよ。 今日は、君の貸し切りだ。
[そう、笑んで。 きみと二人、いつもみたいに、話したい。]
(25) 2015/08/11(Tue) 22時半頃
|
|
[いいから、と。 断る音>>23を耳に聞く。 それは良心や信仰心に悖るからなのか、と理解しそうになる。 白紙の、望みの書かれないカード。
不器用な笑みはうつくしくて、頬へ触れる手が好きで、 けれどわからない。
“相手を知りたいと思うのは愛か” それは持論>>11か結論>>16か、 前日ブローリンは返した。 俺の願望。と]
(26) 2015/08/11(Tue) 23時頃
|
|
…いーの?
[酒は飲みたい。 猿を分離していない完全な形の悪魔は、精神の隙間も少ない。 漏れ出しにくい感情は表情で、言葉で、表した]
寝ないで昼営業できんの?心配なんだけど でも奢ってくれるんならそうだなぁ サケとか…あ、ゴーゴン酒飲みたい、あと、、、
[髪へ触れる手へ顔をすり寄せて、 しゃがんだ姿勢から立ち上がりながら手を伸ばす。 ベッドへ腰掛けたホレーショーの背へ腕を回し、抱き起こすように]
あ、シャンプーの匂い?
[コーヒーの香りがしないのは珍しい、と くすくす笑った]
アイリッシュコーヒーもいいな…
(27) 2015/08/11(Tue) 23時頃
|
|
―トレイルが来ていた日の、夜のトワイライト―
[天引きで。そう言われれば男はきっちり金額をメモして、月末の彼の給与明細にほんのわずかなマイナスを刻む。 社員割引の発生は店主の気分次第で、今日はとても機嫌が良かったから。 すっかりふやけた顔>>+0を見せられたのなら、此方も機嫌がよくなるに決まっている。*]
(*1) 2015/08/11(Tue) 23時頃
|
|
―――回想・Twilight―――
[ブローリンについてはにやりと黙秘して]
マジ? お返しくれんの?
[ゴドウィン>>18に笑い返す]
そーだなー あ、今度さ、すげえパーティ料理を作ろうと思ってんだけどさ
[アレ、と示すのはコテツとゴロウ]
味見、してくれよ 旨いかどうか 俺結構色々冒険すっからさ なかなか舌に合わないやつとか出ちまうんだよ
(28) 2015/08/11(Tue) 23時半頃
|
|
いいよ。 好きな物頼んで。
[昼とは違う子供っぽい返事に、顔は一層緩んで。 擦り寄る彼の顔を、頬を、指先が撫でる。]
昼営業、どうしよう? 今日はサボっちゃおうか。
皆に連絡するなら早めにしないとだけど、 最近店閉めてばっかだし、 …冷蔵庫の中身が心配かな。
[ぽつぽつと他愛もない話をして、ずっとこのまま、触れていたい。触れたい。触れられたい。 満たされる。満たされていく。]
サケは、まだ未入荷。 ヴェスさんにバイヤーして貰わなきゃ。
(29) 2015/08/12(Wed) 00時頃
|
|
ゴーゴン酒は、残ってたかな。 最近在庫の減りが早――、
[背に手を回されれば身を任せ、彼の力に合わせて立ち上がる。 ――近い。心臓が煩い。 抱かれるよう急に近付いた距離に息を飲んで、思わず言葉を切った。 彷徨う視線は彼の笑う口元に注がれて、それ以上上は見えない。 見れない。 見れる訳ない。
あの綺麗な目を見たら、きっと何も言えなくなってしまう。]
(30) 2015/08/12(Wed) 00時頃
|
|
…うん、 さっき、
シャワー、浴びた、…から。
[再び発した声は少しぎこちなくて、ああ、緊張がバレてしまう。 それでも距離を離す事をしなかったのは、彼の花も、自分の花も知っていたから。]
…アイリッシュコーヒー、って、 エフィさんみたいな注文だね。
ふふ、 彼もこの前、そんな感じのを飲んで行った、かな。
[けれどカクテルの話は、きちんと、いつも通りできた。 獏が飲んで行ったのは一切甘みの無い方だったけれど、君達そんなにコーヒーが好きかと彼の腕の中くすくす笑って、 行こう、と、悪魔の手を引く。]
(31) 2015/08/12(Wed) 00時頃
|
|
[悪魔の由来、これも教えてもらえないのだろうか。 聞こえたと思うのだがどうも意図的にスルーされた気がする。>> まぁ言えないことなら仕方ない、ということでそこはもう追及しないことに。]
…あれ?
[『そもそも愛じゃねぇ!』とかそんなツッコミかと思っていたら、普通にリクエストされて少しだけ目を丸くして。]
あ、あぁ。味見だね。 それくらいならお安い御用だ。 割となんでも食べるから参考になるかわからないけど。
…あぁ。珍しい、やつならそうとも限らないか…
[もしかすると彼のコーヒー同様正体不明の何かの可能性もあるのか、ということに気づいて思案顔になるも]
けどパーティ、か。おもしろそうだ。協力するよ。
[ややズレたおもしろそう、という感想はいかにも純情そうな彼らが主役に置かれたときにはたしてどうするだろうか、とかそんなことを考えた結果。]
(32) 2015/08/12(Wed) 00時頃
|
|
となると“お返し”はいつがいいだろうか? すぐにというわけにはいかないだろう。準備もするだろうし。
今分からなくてもいいから、 目途がついたら連絡くれれば合わせてくるようにするよ。
[そう言って連絡先にと店の名前と電話番号が入った名刺を差出した。]
(33) 2015/08/12(Wed) 00時頃
|
|
― ゴロウとコテツが来た頃の、夜のトワイライト ―
いらっしゃい。 コーちゃん、今日休み取ったのって、これだったんだ?
どうぞ、好きな席に座って。 ゴロウさんも、よく来てくれたね。
[小さな客に驚き飛び上がる青年と、それをなだめる店員と。 そんな二人を笑顔で迎えて、店主は好きな物を振る舞うだろう。 昼間とは違う、白黒のバーテンダーの制服を身にまとい、酒を振る舞う手は鮮やかに。
ちなみに小さな骨の客は奥のテーブル席に収まった。 どうやら手洗いに立っていたらしい。]
(*2) 2015/08/12(Wed) 00時頃
|
|
やる気ねぇぇ… 冷蔵庫の中身の腐敗菌を全滅させとくという手もあるけど?
[サボり癖を焚きつける悪魔の誘惑。 しかし、大好きな酒の残りがないのは由々しき事態だった]
やっぱ客増えてる? 俺も店来たいのにさぁ、馬鹿どもが
[成りたての魔術師ほど不安定で狙いやすい獲物はない、たぶん。 髪の香りにふすふすと鼻を鳴らしながら、コーヒーの味──不味い方──を思い浮かべる]
エフィの舌…問題あると思うけど 俺はあれ、甘めがいいな
[甘味が苦手な獏との差異を口にして、 引かれた手を握った]
(34) 2015/08/12(Wed) 00時頃
|
|
―――トワイライト―――
[微笑ましすぎる同僚を厨房から観察。 笑いが堪え切れないようだ**]
(*3) 2015/08/12(Wed) 00時半頃
|
|
なんか、クッソ真面目だな、旦那…… こうさ、ぱーっと、じゃあいいぜ!ぐらいでいーのに
[にしにしと笑いつつも、名刺を受け取る]
サンキュー じゃ、献立考えるとすっか
大丈夫だって 変な味はすっかもしれねーけど、健康には全く問題ねーから
[また連絡するな、と名刺をひらひらさせた**]
(35) 2015/08/12(Wed) 00時半頃
|
|
そうかい? ま、それもそうだね。
[店に来た時に都合を聞けば済むだろう、とかそんな当たり前の発想はどこかにお出かけしていたらしい。]
それじゃ、僕の方はいつでも大丈夫だから。 連絡は…出なかったら留守電に。
………うん。健康に問題が出なければ…それでいいのかな?
[基準がおかしい気がするけど一応納得しておいた。]
それじゃ、今日はそろそろ。
[そろそろいい時間になっているので今はいない店主への言伝>>4:123を頼んで、トワイライトをあとにした。*]
(36) 2015/08/12(Wed) 00時半頃
|
|
え?なに、君そんな事も出来るの?
[腐敗菌、全滅?>>34 これは、飲食店業にはたまらない能力ではないか。 休みがちな営業故食物の状態は大変気になっており、これは後でケーくんに報告かななんて働かせる気満々なのは、腐ってもサボッても経営者だから。 しかしそれなら休んでもいいかと、あっさり誘惑に乗る。後で全員に連絡回しておこう。ケイには、食品系の告げ口も付け加えて。]
増えてる。し、皆長居する様になってきたから。
[だから結構忙しい。 人(?)払いお疲れ様。と、もう一度彼の頬と髪を擽って、もう一度手を握り返す。
スリッパをぺたぺた言わせて、パジャマのまま下階まで下りて行く。その前、 ベッドから離れる際、こっそりと花の図鑑を手に取った。 甘いのが好きと言う彼に、気付かれないように。]
(37) 2015/08/12(Wed) 00時半頃
|
|
できるよー 誰にも頼まれたことないだけで
[ベッドサイドで瑞々しい精気を保つ、青紫の花々を片手で指差した。 ぺたぺた鳴るスリッパの音を聞きながら降りていく、不思議な感覚]
…あ、まだあるゴーゴン
[厨房、昼の客から隠された酒棚の戸が勝手に開いて、中で古びた瓶がくるくる回る。 定位置へ座るべきかと思考は一度カウンターを向き、]
今は手、離したくない 見てていい?
[本音はぽろぽろと口から漏れさせる。 小さな猿がするのと似た仕草で、パジャマ姿のバーテンの背へくっついた。 小さな猿とは違う真摯で、どこか不安そうな声]
(38) 2015/08/12(Wed) 01時頃
|
|
…コーちゃん、 ゴロウさんに何の説明もしてなかったの?
[やや、どころかかなりパンク気味の彼を見て、不安そうな顔を店員に向ける。 希望があれば酒をつくるが、さて、こんな状態でアルコールを注いで本当に大丈夫なのだろうか。 しかし今度出かけると言うのなら、今日がその事前説明の日だったのだろう。 …事前説明にしてはこの店は大分、ハードな物なのだが。
少し背の高いハイボールグラスに注ぎこんだのは、ウィスキーと、ミントの香りの強いリキュール。 ミントの強さで、ベースのウィスキーの風味を損なわないよう、量は適切に。 そこにソーダ水を注ぐものの、割合はそこまで多くない。 ウィスキーの強さの残る淡い琥珀へ、仕上げに本物のミントを飾って、 まあこれでも飲んで落ち着きなさいなと、 ゴロウには、氷の浮かぶミント・クーラー。
コテツの注文はカクテルではない。 手に取ったのは瓶を一本。コルクを開ければ、ふわり広がったのはナッツの香り。 金色のフィノを小さめのシェリーグラスにを注いで、カウンターに置いた。]
(*4) 2015/08/12(Wed) 01時頃
|
|
[完璧な料理はケイに任せるとして、とりあえずは、アンチョビとクラッカーとドライフルーツでも。 酒を出せば、後は二人でゆっくりと歓談をどうぞと、自分は業務に戻ろうか。]
(*5) 2015/08/12(Wed) 01時頃
|
|
[そりゃあ食べ物を腐らなくなんて、そんな契約悪魔とする奴いないだろう。 指さす先の花を見て、そうかそういうタネだったのかと、頼む第一号になることを決めた。そのうち。]
(39) 2015/08/12(Wed) 01時半頃
|
|
― 店舗階 ―
[浮かぶ酒瓶に一瞬驚いたのは、自分が人間種族であったから。 それが彼の仕業と知ればすぐに安心し、今注ぐから急かすなと、隣で手をつなぐ男を見る。]
今日は、カウンターの中? いいよ。 椅子、無いけど。
[別に、邪魔になりはしない。邪魔と思っても剥がす事はしないし。 背に貼りつく大きい方の彼をそのままに、二人分のグラスを手に取る。
持ち出した花の図鑑は、グラスを取り出す際に棚に押し込んで。 あと、多分ここなら汚れないから。 一応借り物である。液体を零してしまっては事であるから。
深い、しかし透き通った紫色の酒をワイングラスに注いで彼に手渡す。 生憎人用の酒ではない為片方のグラスには注がずに、こちらには普通の、ポートワインを。]
(40) 2015/08/12(Wed) 01時半頃
|
ホレーショーは、ブローリンの方へ振り向いて。
2015/08/12(Wed) 01時半頃
|
[うん。説明。してるね。そーだね。
まあ、これだけインパクトがでかければもう他に驚く物はないか。 いつも通りブツ切りなコテツ店員の返答を耳に、好きな物頼んでねと、昼とは違う分厚いメニュー表をゴロウに差し出した。 酒の種類もそれなりに。 それでも人の口にできる物は、酒も含め半分かそれ以下だろう。 アルコールのページも、ゴーゴン酒各種銘柄等と言う不思議な単語が踊っている。
まあヒト種からそのような注文があった場合、やんわりと断るだけなのだが。]
(*6) 2015/08/12(Wed) 01時半頃
|
|
[いいよ、と紡がれるただそれだけの声に、ほっとする。 小さい方だったならチチチと舌を鳴らして]
立ち飲みバーもいい
[紫色の澄んだ液体を注ぐ手つきを、金色の魔物の瞳が嬉しそうに見つめる。 渡されたグラスを撫でる代わり、ゆらりと液面を揺らした]
……乾杯?
[何に捧ぐべきか、わからないからそのまま、]
(41) 2015/08/12(Wed) 01時半頃
|
ブローリンは、ホレーショーのワイングラスに触れ合わせた
2015/08/12(Wed) 01時半頃
|
[注文があればそれに答え、後は、静かにグラスを磨いている。]
(*7) 2015/08/12(Wed) 01時半頃
|
|
[海神の娘が造ったという酒と、赤く輝くルビー色の葡萄酒が交叉する。 ひとくち含めば、形容し難い刺激的な塩気と苦み。
それが口の中で転がすうちに毒気が抜けて、真珠の解けるように甘く芳醇な蜜へと変じていく]
…うまい
(42) 2015/08/12(Wed) 01時半頃
|
|
[注がれる視線がくすぐったい。 そんな珍しいものじゃないのにと思いながらも、悪魔のしたいようにさせて。そんな時間は嫌いじゃない。
二種類の酒の香りと、混ざり合うのはシャンプーの香り。 いつものコーヒーの香りは無く、そもそもこんな恰好、滅多に人前に出しはしないのだ。 グラスを満たす二つの色を、微か差し込む外の光が照らし出す。
夜の店とは違う店内、緊張を覚えたのはそれが理由か。それとも、相変わらず近い彼の距離か。 熱い。 まだ、口をつけてすらいないのに。
お互い違う色を揺らしてグラス同士を触れ合わせれば、カチンと、静かな店内に透明な音が響いただろう。]
乾杯。
[捧ぐ意味は、己の酒に秘めて。 唇に触れた赤は甘く、冷えているのに、何処か熱い。 彼のように。]
(43) 2015/08/12(Wed) 02時頃
|
|
[貸し切りだと言うから、近くにいた。 パジャマ姿の店長だとか、もう朝なのに夜の姿のままの悪魔だとか。そんな状況に毒酒の酔いが廻る]
さっきの腐敗菌じゃないけど 俺は、願われたら叶えて、代償を貰って。そうやって生きてるから
誰にも…じゃなくて君に。ホレーショー 何も望まれなくなったら 消える、かも
[脅しだろうか、それとも誘っているのかも知れない。悪魔の言葉は罠だ]
…苦しい?
[忘れろと望まれた筈の言葉>>4:119が不意に零れる]
ホレーショー、楽に なってしまいたい?
[黄金色の虹彩は揺れる。優しげでさえある笑みを口許に浮かべて]
(44) 2015/08/12(Wed) 02時頃
|
|
どうしたの、急に。 …もう酔った?
[ワイングラスを持つ彼の手に触れる。 熱い。 それに近くて、鼓動が、早まる。 触れて、紫を取り上げて、ヒトにとっては毒に近しいそれを、遠ざけるようにカウンターに置いた。]
どこにも行かないと言ったのに、消えてしまうのか。 それは、 …悲しい、な。
[手元の赤を揺らして、目を伏せた。 悲しい。悲しいのだ。自分はこんなにも彼を特別な場所に置いたのかと、小さく笑って。 僅か、赤を煽る。]
(45) 2015/08/12(Wed) 02時半頃
|
|
――うん、苦しい。 楽になりたい。
…そうやって望み続ければ、 君は消えないんだろう。
[望まれなくなったら消えてしまうのなら、幾らでも望んでやろう。 金の瞳を見つめて、赤いポートワインを差し出す。]
君が、楽にしてくれるのであれば。 君が楽になるのであれば、
[赤が揺れる。 解放されたいと言う彼の感情の声はまだ耳に残っていて。その心があの、花達の声でもあるというのなら、]
(46) 2015/08/12(Wed) 02時半頃
|
|
代償は何でも、好きな物を。
俺は君に、願い事があるんだ。 聞いてくれるかな。
[聞いて欲しい。逃げないで。傍にいて。何処へも行かないで。 セピアの瞳が、金を覗きこむ。 君の色をもっと見たい。俺の色も、もっと見て欲しい。]
(47) 2015/08/12(Wed) 02時半頃
|
|
…消えてしまうよ [消えるなと願ってくれる人は] [どこにもいなかった]
[永らえて来たのは誰かの契約のため。 悪魔と名指されてからは、人間達の破滅を縫い繋げて、その上を。 苦しかった。魔物は人間を愛していた。
遠ざけられた紫がたぷん、と揺れて、 毒だったものは口の中で甘く後を引く甘露になる。 代わりに差し出された赤は最初からずっと甘い、甘い、毒のない酒精]
(48) 2015/08/12(Wed) 07時半頃
|
|
[黄金の眼差しが鈍い光を放つ。 淡いセピアの瞳を覗き込んで、笑む唇に言葉を乗せた]
……楽にしてあげる
お前が望んでくれるならば 私はなんでもできるのだから
[本当になんでも、と繰り返し、 赤のポートワインを口に含む。 世界の違う二種の酒は舌の上で境界を失い、甘く溶け合った]
…お前の、為し得たい望みはなんだ
(49) 2015/08/12(Wed) 08時頃
|
|
[ずっと、見ていた。 彼の色を。悲しみに鬱ぐ胸を。
大好きだった友との約束は、愛故に去った者の残した傷が、朽ちるまで 血流す心が、苦くとも乾いて穏やかなセピア色になるまで。 その荒野に、花は咲いているから]
代償、は お前に… [くちづけを] [抱きたい][抱かれたい] [その魂に] …触れたい
[悪魔に悲劇を望まないで欲しい。 悲劇が悪魔を悪魔にする。
ホレーショーの口にする願い事がなんであれ、 キスをしようと、直截に 囁いた**]
(50) 2015/08/12(Wed) 08時頃
|
|
俺の、望みは――、
[抱いて][抱き寄せて][抱きたい] [何処へも行かないで][傍にいて] [触れて][触れたい] [くちづけて]
[まるで捕らえられたかのように、彼から目がそらせない。 …いや、逃げる事を忘れたのは自分の方か。 君が何であれ、俺は何処にも行きやしない。
抱く望みは数え切れない程。だが、その中でも最も欲しいのは、]
[愛して] [愛したい] [愛したいのに]
[花言葉と同じよう、一部のヒトの酒にも意味を持つ物が居る。 ポートワインは『愛の告白』と、その甘い赤をたゆたせて。]
(51) 2015/08/12(Wed) 12時半頃
|
|
[応えたいんだ] [愛したいんだ]
[ああ、胸が張り裂けんばかりに溢れるこの熱は、苦しみは、かつて忘れた物だった。 俺はこの名前を知っていた。 知っていたけれど、もう知らない。 生憎自分は忘れてしまったから、けれど、君は何でもできるんだろう。
代償は何でも、好きな物を。 君にだったら、心も身体も、魂さえも、全て捧げたって構いやしない。]
[――教えて]
(52) 2015/08/12(Wed) 12時半頃
|
|
…君を愛する方法を、教えて欲しい。
[空っぽの言葉なんて、もう、口にしたくないから。 君に愛してると言いたいんだ。]
[教えて]
[夜の店に探す影は、かつて愛したあの死神。 しかし居なくなってからも、帰ってこないと分かってからも、探す事はやめられなかった。
無意識に探していたのは、君の姿。]
[教えて] [この荒野に咲く、花の事を] [きみの胸に咲く、花の色を]
[囁く声を耳に、彼の金に呑まれていく。]
(53) 2015/08/12(Wed) 12時半頃
|
|
[手に取ったリキュールから香ったのは、甘いチョコレートの香り。
銀のシェイカーに注ぐのは色の無いホワイトカカオリキュールと、鮮やかな緑をしたミントリキュール。 それと真白な生クリームを加えれば、 淡いグリーンをしたグラスホッパーのカクテルが仕上がるだろう。
香ばしいチョコレートと爽やかなミントで構成される風味は、チョコミント。 小さめのカクテルグラスに注ぎ入れると、甘味をこのむ客の前へ、鮮やかな色彩を運んだ。]
(*8) 2015/08/12(Wed) 14時頃
|
|
そう…… ありがとう
[悪魔は笑みを消した。 触れたいと望むまま頬へ、唇へ、喉元へ指を乗せる]
……… 人間が愛する方法は私には、わからない
[迷い惑い、激しく揺れて時に憎悪にすら転じる、狂気を孕んで火花のようにうつくしい人間たちの愛は、わからない]
だから私がお前に教えられるのは、私の愛
[自分の愛し方が人間のそれに似ているのか、ずっとわからないまま]
この契約を交わせばお前はまた一つ 神の赦しを失うだろう。 罪深いものへ近づけば堕ちていく
[そんなものはいらないと《魔術師》は言う。 心も体も、魂さえも、すべて捧げたって構いやしないと]
(54) 2015/08/12(Wed) 17時頃
|
|
[惹きつけられる。 この心も体も魂さえ、喰らい尽くして我がものにしたなら。 執着を形にする幻想、 一輪だけ混じったリナリアの花は、滲み出した本心の一部だったけれど、
ひどく穏やかに、ほろりと灰が崩れるように、トワイライトの輪郭が闇に溶ける]
ずっと…愛して欲しかった 望んでくれるならキスをしよう その魂に
[偽の夜に包まれた厨房で鬱金の双眸が瞬き、 悪魔は魔術師を壊れ物のように抱き寄せた]
(55) 2015/08/12(Wed) 17時頃
|
|
私の知る愛ならば、こう
[眼瞼へ接吻を落とす]
……お前の眼は澄んで私たちを見通す 耳は聡くなり私たちを聞く
[耳朶へ囁いた口付けは胸の中央へ辿って印を捺す]
お前の心は開かれて、咲く花を自ら知る
お前の魂からは泉のように 私の真名が溢れ出し──
[そして唇へ戻って、微笑んだ]
そしてお前の口は私の名を呼び、私に触れる その熱はもはや苦しみではなくなり、ただ──
(56) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
|
|
… 愛している
[重ねた唇は二つの体温と存在を溶かし、『愛の告白』の甘い赤の味がした。
悪魔にしては可愛らしい口付けだったと、今度は笑われない。 契約の為ではなく、捧ぐ愛を示し誓うために、深くまじわる契り*]
(57) 2015/08/12(Wed) 17時半頃
|
|
[君に捧げる心が欲しい] [君に捧げる愛が欲しい]
[堕ちたって構いやしない。 ヒトの信仰する神との決別なんて、当の昔に済んでいた。 死神を愛した時から、悪魔を愛した時から。 店に立ち、昼から夕暮れに立場を変えた時から、傲慢なヒトの為の神の寵愛など、信じる気は無くなっていた。
日の落ち始めた黄昏では、家々の影は長く、深い。 ほんの少し歩を進めるか、影の中に入り込むか。それはきっと些細な違いなのだろう。 それに君が居てくれるというのなら、何処だって構いやしないのだ。
そして、黄昏色は静かに闇に沈む。 深い夜の中他に人影はなく、優しく抱き寄せる彼の背へ、離れぬようそっと腕をまわした。
目へ、耳へ、胸へ。 下降する唇と甘い囁きに時折身を震わせて、指は彼の上着に浅い皺を刻む。 前開きのシャツは何時の間にか肌蹴ていたか。 その顔にほんの少しの羞恥を浮かべても、目をそらす事も、手を離す事もしなかっただろう。 熱の灯る胸にまた新たな熱を注がれて、しかしもう、苦しくは無い。]
(58) 2015/08/12(Wed) 21時半頃
|
|
…ん、 [愛している]
[その言葉も吐息も深い口付けに溶けて、一先ずは漏れ出た音を返事としようか。 今はただ君が欲しく、酒に酔うよう、溺れてしまいたかったから、
目を、閉じた。]
[もっと][欲しい] [触れたい][触れて欲しい] [抱いて][全てが欲しい] [満たして][もっと]
[もっと、]
[欲は尽きない。 君が消えてしまわないよう、俺は、何度だって願ってやれるだろう。 契りと共に永遠に。
日は昇る。だが店内は夜のまま、まるで時が止まったかのように、闇が二人を包んでいた。*]
(59) 2015/08/12(Wed) 21時半頃
|
|
[そして、]
(60) 2015/08/12(Wed) 21時半頃
|
|
― ??? ―
[それは、何時だったか。 白い小さなメッセージカードに記したのはこの店の名前と、時刻を表す小さな数字。
オレンジ色のインクで綴られたそれは、]
(61) 2015/08/12(Wed) 21時半頃
|
|
[ cafe & bar ] [ ≪ Twilight ≫ ] [ 24:00~5:00 ]
(62) 2015/08/12(Wed) 21時半頃
|
|
[それは昼間の常連へ、人間の客へ渡すため。 彼はきっと口が堅いだろうから招いても問題ないと、渡すのは自分か、それとも手の空いた店員か。 するのはきっと、何時か彼が聞いた、不思議な話>>2:154の答え合わせ。*]
(63) 2015/08/12(Wed) 21時半頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る