158 雪の夜に
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セレスト! 今日がお前の命日だ!
snow03 2013/12/29(Sun) 04時頃
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ヤニクは、アンカー間違った。眠いらしい。
snow03 2013/12/29(Sun) 05時半頃
ヤニクは、よしちょっといい加減色々しないと**
snow03 2013/12/29(Sun) 15時半頃
ヤニクは、ホレーショーに話の続きを促した。**
snow03 2013/12/29(Sun) 18時半頃
ヤニクは、ハナおやすーみ
snow03 2013/12/30(Mon) 01時頃
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― 朝凪亭 ―
[どさりと倒れる音を残して、旅人は立ち上がった。 口端の赤を親指の腹で拭って舐める。]
――さあて、と。
[こんな場所で手を出してしまった以上、 ここから先はスピード勝負だ。 手を拭い、便箋を入れたまま閉じていない封筒を拾う]
[先程セレストが向かっていた裏手に回ってみれば、 赤い外套は水に浸けられている。 当然着れたものではない訳で。]
うわ…… まぁ、そうか。仕方ねぇよな。
[洗う事を仄めかしたのも己だ。]
(0) snow03 2013/12/30(Mon) 01時半頃
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(……母親、ねぇ。)
[無意識にポケットを探る。 硬質の感触を指先に得れば、緩く伏せる瞼は]
(*0) snow03 2013/12/30(Mon) 01時半頃
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[瞬きと共に甘さは飛ぶ。 旅人は数少ない荷物を手に宿を去り、人狼は消える、
――雪の夜に。*]
(1) snow03 2013/12/30(Mon) 01時半頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
snow03 2013/12/30(Mon) 02時頃
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― 一方、夜の町 ―
[残った、もう一匹の人狼が、人の出入りの始まった 自警団の詰所を人知れず見下ろしている。]
(36) snow03 2013/12/30(Mon) 20時頃
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アンジェ、まだ中にいるんだったら、 もう表に出といた方が良いぜ。
中にいたら――、間違えて噛みついちゃうかも?
[笑み混じりの尖った気配。 警告はした。後は自己責任だろう。]
(*1) snow03 2013/12/30(Mon) 20時頃
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[バタバタと複数の人間が外に出て行く。 セレストがそろそろ見つかってもおかしくない頃か。 ぽんと跳び下り、中を探った。余り、機を待っていられない。 包囲を敷かれても困るし、何より寒い。頭がぼやける。]
牢屋ってどこだよー……奥か?
[石造りの入り口に見当をつけて忍び込む、と、 脇に部下らしきを従えた、身形の良さそうな人間がいる。 わざわざ人狼を見物に来た酔狂か、 人狼を使っての企み事があるか、何か。]
[こういう場合、不意を衝いてパニックを起こせば早い、 と聞いたことがある。 飛び込んで、頭。爪を立てて掴むと石床に突き落とした。
振り返って、硬直している従者の喉を掴む。 声を殺すためのそれは、船の女の時のような加減ではない。]
(41) snow03 2013/12/30(Mon) 21時頃
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鍵。
[にっこと笑って言い放った。]
鍵、どーこ?
[輪に通された鍵束を受け取ると、 それを震える手で差し出した男も例外なく殴り倒した。]
(42) snow03 2013/12/30(Mon) 21時頃
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[暗く狭い石造りの通路に、長旅に耐える頑丈な靴の足音。 手にした鍵束がちゃりちゃりと微かな音を添える。 それは音だけならば、自警団の看守を想像させるだろうが、 現れる姿は予想を裏切って、船から来た旅人のそれだ]
……お?
[宿の女将、あるいは雑貨屋の店主に意識はあったかどうか。 元から町にいた者ばかりが捕えられているという実態は、 恐らく囚われた人間には納得のつかない事だろうが――]
あんたもか。
[診療所の前で別れたきりだったか。 格子の向こう側に蹲るソフィアの姿に首を傾げた。 ずぶ濡れで身を震わせる様は憐憫を誘うものと思われた。]
(43) snow03 2013/12/30(Mon) 22時半頃
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あ、生きてる?
[娘は動いたが、血の気は既に、半ば幽鬼のようだ。]
……これってつまり、"誰が人狼か"じゃなくて、 "もし人狼だったら困る奴"から捕まえた、って事だよな。
船や外の連中は1週間かそこらしたら、いなくなるもんな。
[いずれ去る者達が人狼であれば、いざ知らず。 住人に人狼が潜んでいれば、被害がいつまで続くかも知れぬ。 喰われたのが、最初を除いて船乗りばかりというのも、 その考えを助長させたのだろうか。]
もうちょいしたら、他の人間が来ると思うからさ、 それまで頑張ってりゃ、良い事あるかもよ。
[微笑む旅人の手、指先から雫が落ちた。赤い色の。 薄暗い牢屋に感じる鉄の臭いは、人間の鼻にはどれ程か。]
(47) snow03 2013/12/31(Tue) 01時半頃
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[体力を奪われて朦朧とする娘が何も言わなければ、 そのまま彼女を置いて、視線は奥へ。 場所を移されていなければ、子供は奥の部屋だろうか。 そちらに足を進めた。]
[喪服の女が臥せる老人の傍に今もいるなら、 恐らく苦笑ひとつ零したきりで。]
[やがて目的の場所に辿り着いたら、これが手間なのだが、 鍵束から錠に合う物を探し始める。]
(48) snow03 2013/12/31(Tue) 02時頃
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……おはよー。 つっても夜だけどな。
[子供が目を覚ました気配に声を掛けた。 目は鍵を探すので忙しいのだが――と、 言っている間に、がちゃりと音を立てて鍵が回る。]
動けるか?
(50) snow03 2013/12/31(Tue) 02時半頃
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なんで……
[ここに至って、改めて理由を思考する。]
有言実行のためかなぁ。
[囚われた他の人間と違って、両手足に枷はあるものの、 毛布に包まれ温かいものを与えられたと思しき様子に、 目を細めて口端を吊り上げた。 それは笑みではないのだが。]
飼い馴らそうとでもしたか。――なめたマネしくさる。
[木の枷も外せるだろうか。]
(52) snow03 2013/12/31(Tue) 02時半頃
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なんで……あぁ、何か理由をつけて脅されてる? そいつは期待しない方が良いぜ。 人間には人狼の子供との約束を守る義理なんかないからな。
[拒むように、子供が手足を退けた。 それを目にして、一旦は手を止める。]
何て言われたんだ?
(54) snow03 2013/12/31(Tue) 03時頃
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……女将さんが真実人狼じゃないとしたら、 嬢ちゃんがここにいようが、いまいが、 女将さんを外に出さない理由がねぇだろうな。
ここから嬢ちゃんがいなくなったとするだろ。 そしたら表の奴らは、女将さんを捕まえてても良い事ないぜ。 無実の人間を閉じ込めてる悪者って事になっちまうからな。
[事態はもう少し複雑なのだろうが。]
……なんで、外に出ない方が良い?
(58) snow03 2013/12/31(Tue) 03時半頃
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[人狼としての牙爪が振るわれる事を恐れていた。 子供自身のそれが、子供から親を奪っているのだし、 大人の集団から敵意を向けられ、攻撃される体験も付随した。]
[手枷に縛されたままの小さな手を握る。]
……方法があるっつったらどうする?
[彼女の不幸は、――人間として育ってしまった事だ。]
お前がこの手で大事なものを傷付けないで済むように、 なる方法があるっつったらどうする。
(60) snow03 2013/12/31(Tue) 04時頃
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良いか。人間だろうが人狼だろうが簡単にウソをつく。 今の俺が、お前を連れ出すために都合の良い方便を 言ってるかも知れないって、解らないだろ。
俺だって、お前が本当にここにいたいのか、違うのか、 まだ生きてたいのか、もう死にたいのか、 なんて解りっこないしな。
ただ、ハナが同族だから、
友達だっつったから、――やりたいようにやってるだけだ。
[氷色の、おさない両眼に視線を合わせた。]
人間でいるか、人狼になるか、
[そして手枷の鍵穴にひとつひとつ鍵を合わせていく。]
生きるか、死ぬか。……お前が選べ。
(61) snow03 2013/12/31(Tue) 04時頃
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お前が人狼だって、町のほとんどの人間が考えてる。 もしかしたら殺されはしないかも知れないけど、 ここにいても、元には戻れない。 少なくとも、人間の子供だとは見てくれない筈だ。
お前を庇ってた他の人間も、もうお前を庇えないと思う。
[邪魔な枷をひとつひとつ取っ払って、頭を撫でた。]
町の外に出た事ないんだっけ。 俺が群れの移動に合流した時はもう少し小さかったかな…… しばらく、しんどいとは思うけど、何とかしてやる。
おいで、ハナ。
(63) snow03 2013/12/31(Tue) 04時半頃
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[人が奉ずる神を知らず、祈る先を持たず、 人の狭間で牙を剥くことが己の生きるすべて]
[手を取った小さな体に、誰かが与えた毛布を被せた。 牢の中も相当だが、外も冷えるのだ。 そのまま抱え上げる。]
[踵を返せば、再びソフィアの前を通る。 酷く項垂れている様に、己の正体を思った。]
……自分があんな事を言ったからだ、って、 もしかして思ってる? だとしたら、そいつは考え過ぎだ。 ――その理由は二の次だったからな。
[鍵束を放った。がしゃりと床に落ちる。 囚われた娘が手を伸ばせば届くかも知れない、 あるいはどうあっても届かないかも知れない、距離。
己と彼女の、待つ者と手を伸ばした者の、距離]
(65) snow03 2013/12/31(Tue) 05時頃
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……あのさあ、アンジェ、 ちょっと手伝って欲しい事があるんだが、 つったら、怒る?
[妙な前振りになったのは、 ちょっと無茶振りな自覚があった所為だ。*]
(*2) snow03 2013/12/31(Tue) 05時頃
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ヤニクは、戻り際、喪服の女に自分の書いた封書を見せて、
snow03 2014/01/01(Wed) 03時頃
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この住所に嬢ちゃんを届けて欲しい。 ……出来るか?
[言うのは一言だが、各所の目をごまかしたり、 実現するには色々と手間がかかる筈だ。]
(*4) snow03 2014/01/01(Wed) 03時頃
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― 自警団牢 ―
[耳がぴくりと、微かな声音を捉えた。>>80 微かに首を傾げて考える。だとしても? 責任を感じる事には変わらない、と言う事だろうか。 考えようによっては。 汝、人狼也やと問うて来たのは船の女だけだったから。 ――そう、娘が気付いていれば変わっていたのだと思う。
届かぬように見えるものに手を伸ばしていれば。]
[口端だけの微笑みに気付いたかどうかは定かでない。]
(110) snow03 2014/01/02(Thu) 22時半頃
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[笑みは、諾の返答を得た事も理由の一つ。]
ありがと。
これが最後だから。
[これが最後の頼み、彼女に向ける最後の我儘だ。 目尻にどこか幼い色を乗せてそれを告げる。]
後で取りに来て。
(*6) snow03 2014/01/02(Thu) 22時半頃
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[それから、この子供に説明をしておくべきだろう。 一旦、一緒に連れ出す事、そして、やがて時機が来たら、 とある街まで、船で送り出すという事。]
向こうに着いたら、まずはベネットっつー本屋と、 スティーブンっつー医者を頼りな。 そいつらは同族だし、ハナを悪いようにはしない筈だ。
[手紙には、必要な事は大体記したつもりだ。
この子供が"囁けない"人狼である事、 正体が知られたために故郷から逃げて来た事、 一人前になるまで、これを助けて欲しいという事、 恐らく、自ら喰らったために身寄りを失い、それによって 狩りを行う事を酷く恐れているだろう、という事。
――だから、己ではなく彼らに託す、と。]
(111) snow03 2014/01/02(Thu) 22時半頃
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[封筒の口は閉じられていない。 かなり下手だが、平易な言葉で書いてある。 (その辺りは書き手の限界という奴だった)]
良い奴だよ。……多分、お前の気持ちも、 俺よりは良く解るんじゃねえかな。
[そんな事を小さな声で呟いて、また笑った。*]
(112) snow03 2014/01/02(Thu) 22時半頃
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俺は人間喰うのが好きな人狼だから、一緒には行かない。
[さらりと告げる離別。 己の旅の道行きは、その一点を除いては狩りの痕跡と同義だ。 同道するなら同じ人喰いの人狼にならざるを得ない。]
大丈夫。不安になるのは今だけだ。
[だが、この子供はまた誰かを傷付けるくらいなら、 檻の中にいた方が良い、と言うから。]
(118) snow03 2014/01/02(Thu) 23時頃
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ヤニクは、はちみつの瓶が開かない……っ
snow03 2014/01/02(Thu) 23時頃
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……そうだな、さよならだ。
[全く平気という事はないだろう。 だから、見せる笑顔に一瞬虚を突かれて瞬きする。>>122
――ただ、ついて行く、と駄々を捏ねる程には、 きっとこの子供は己の事を知らない。 だから、この別れもそう大きすぎる物じゃないと、 そう納得する事にする。]
[食人の衝動を制御し、穏やかな気性の同族と過ごせば、 やがて精神的にも安定して、また新しい友達も出来るだろう。 己が纏う心配も、そう大した物じゃない筈だろう、と。]
(123) snow03 2014/01/02(Thu) 23時半頃
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["囁ける"性質を持った稀有な人間とも、 "囁けない"状態にある幼い人狼ともここで別れて、 一人で流れる人狼は、やはり一人のまま姿を消した。]
[また、いつのどことも知れぬ遠い地で、 赤い外套が翻りあの人好きのする笑みで、 ただし、腹の底に人には飼われない獣の本能を宿して]
なあ、この辺りで安く泊まれる所ってないかな?
[旅は続く。**]
(131) snow03 2014/01/03(Fri) 00時半頃
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