249 Digital Devil Survivor
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お礼は要らないさ。 困った時はお互い様っていうのは 日本の諺だろう?
それに、有事の時は助け合いたいとも 言ったしね、うん ――――。 人として当然のことをしたまでさ。
[いけしゃあしゃあと告げる口は、 前夜、鳴に見せたような困った顔とは無縁のものだ。 >>95微笑みながら、礼には手をひらひらと振るう。
其の侭、もう一度、カウンターへと引っ込みつつも、 >>104眼差しを感じれば、またにっこり口角を吊上げた。]
[もうひとつ、今度は空のロック・グラスを用意する。]
(124) 2016/06/20(Mon) 22時半頃
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知り合い……、っていうか、 この間道でばったり会っただけなんだけどね。 ―――― ああ、後、ここは僕の店だよ。 ライターよりもこっちが本業なの。
[取り零していた質問の幾つかに纏めて答えつつ、 荒砕きの氷を取り出して、グラスに幾つか転がした。
そのまま二人の話を聞き乍ら。 昨夜、そっと棚に戻した蜂蜜色の瓶を取り出すと、 黄金の液体を満たして、今度は鳴の前に差し出しておく。]
回復したなら、お兄さんは安心だ。 じゃあ、景気付けに、これを奢ってあげよう。
(127) 2016/06/20(Mon) 23時頃
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お酒みたいな見た目を香りをしているけれど、 まあ、 …… "薬"だよ。
君のその怪我までは完全に治すだけのものは 此処に無いけれど、マグネタイト、霊力……、 そう言ったものを多少回復させる力くらいはある。
(所謂、"錬金霊薬"…万能薬のエリクサー「もどき」とは 言ったところで、異国のことには疎そうな守護獣さんには 多分分からないだろうと、ざっくりとした説明になる。)
―――― …… 神社に行くなら、気をつけて。 時に、何かあった時だけの覚悟はしておくべきだ。
[確信も、証拠もないからこその、おおまか。] [微かに、そう、"御節介"を耳打つと、>>118はた、と。] [問われた質問には、笑顔の儘、一秒くらいを要した。]
(129) 2016/06/20(Mon) 23時頃
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ニコラスは、メルヤに話の続きを促した。
2016/06/20(Mon) 23時頃
ニコラスは、ゆりに話の続きを促した。
2016/06/20(Mon) 23時頃
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はは、 心配してくれるのかい? 流石、神様は……、優しいねえ。
そりゃあ、それはもう、バッチリと。
[――――実際の処は、 短針が回り切る間も寝てはいないのだが。 それでも、ひとつ回答の時間までを稼ぐような 瞬き異常は、特に顔に出すこともなく、微笑った。]
[>>131送れてもうひとり、起き上がってくれば そちらへ向けてもひらひらと手を振っておこう。]
(138) 2016/06/20(Mon) 23時頃
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ニコラスは、リツに話の続きを促した。
2016/06/20(Mon) 23時半頃
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怪我人を心配するのは当然でしょうよ。 西迺君も、鳴さんも。
それに、可愛い女の子の姿をされたら、 サービスの一杯や二杯、したくもなるものさ。
[>>133それこそ、西迺君では無いけれども。]
[贔屓の理由は、信用度の問題だけか、と問われれば。
―――― まあ、言葉の通りくらいの、 プラスアルファの精神くらいはあるというのは 日本人的、と言うよりは外国人的な考え方の所為である。]
(>>122随分な評価をされてはいるようだが、 僕にも、情だとか――――、然ういう物は無くも無い。 悪魔でもあるのに、"人間"ならば、尚更だ。)
(147) 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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[>>139 本来、であれば。 言葉を投げかけるよりも、 男が着いて往く、と言う選択肢が早いのだろう。
けれども、聞いているかぎりの―――――。 嘗ての神主筋の子と、主神を守護する付喪神の ふたりの会話の水面に投じられる小石、のような。 水面に波紋を作る程、気に掛かる事も無く、 寧ろ、親しげな彼らのそれに"信頼"したのかもしれない。]
(だからだろうか。 耳打ちに留めておいたことの 捉えられ方が違っている事にも気付かないまま、 傾けられた硝子に伴う、緩やかな喉の動きを見ていた。)
(156) 2016/06/21(Tue) 00時頃
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―――― どういたしまして。 お口に合ったのなら重畳だ。
[かつり、] [テーブルと硝子が擦れ合う、微かな音を聞く。]
[それを合図に、緩慢に立ち上がってから、だ。 黒石のカウンターにグラスを回収してから、 >>134>>149出立しようとする彼らの姿を見る。] 手助けよりは、是非ともご無事な姿で 話でも聞かせて貰う方が好みだなあ。
[身体を捻ってもみせる彼に ―――― 、 "万全"を与えなかった癖に口から吐いた我儘は 別にただの方便と言う訳でも、無い。]
(160) 2016/06/21(Tue) 00時頃
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[カウンターに凭れるようにして、 腕をあげようとして、……それが、>>154一拍の間。 ことばに少し瞠り、瞬いたせいで、動きが止まった。] [が、]
そう言う鳴さんこそ、 祟る前に土に還らないように。 安心してぽっくり逝ってしまうかも! … 僕が!
―――― なんてね。
[>>154冗談には、冗談めいた響きを吹かせて、く、と、喉を鳴らしておこう。そして、すぐ縛りが解けた腕で、数少ない客を見送りでもするように手を振るう。
ドアベルのメロディが潰えて往くのを、暫し聞いた。]*
(165) 2016/06/21(Tue) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 00時半頃
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…… さて、
( >>141 『んなの、欲しくてしたんじゃねえよ…』 )
[完全に、戸口の鐘音の余韻が無くなった後。 耳聡く拾ってしまった台詞を脳裏に反芻させながら、 細い線を引いたヴァイオレットは、黒猫へと泳ぐ。]
―――― 何があったのか、くらいは 僕に聞く権利があると思うんですが、どう思う? パラチーノさん。
[腕を組みながらも、何時になく、にっこりと。] [別に怒ってる訳では無い。知識欲と、何時もの戯れだ。]
(180) 2016/06/21(Tue) 02時頃
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とは言っても……、 時は金なり、光陰矢の如し、だ。
[あっさりと腕を解いて、広げる。] [その間も、菫は猫を捕まえた儘だったが。]
ただ話をしているだけも、勿体ない。 行きたいところがいっぱいある訳なのだけれど、 パラチーノさんも一緒にくるかい?
[無形のネオン管のような、 ちかちかと脳内に点る警鐘めいた感覚が 昨日から収まらなくて、落ち着かない。
(傾いた天秤の皿が、 やもすれば割れてしまいそうな。 均衡の罅が濃ゆくなる、不快感。)
恐らくはあの、―――――紅白の電波塔の所為だった。]
(182) 2016/06/21(Tue) 02時半頃
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[金糸を振るいながら、首を擡げ傾げる。]
[若し彼が呑んでくれるのだとしたら、 話は歩きつつでも、と、言うやつだけれども。
まずは、カウンターの中のもう一度入ると、 空になったコップをふたつ、流しに片付ける。
窮屈そうに硝子を叩いていた氷が、 シンクへと逃げ出していったのをぼんやり眺め、]
若い子が頑張ってるのを楽しみながら、 呑気に隠居をするのもいいけれど……。 老害に落ちぶれるのも、
……それは、それで、 …ねえ?
( 風に乗るか乗らないか、微かな呟きを零した。 )
(183) 2016/06/21(Tue) 02時半頃
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(何処かの悪魔さんに「悪」と断じられそうな話だ。)
[それに、] [ヘルメストートを寓意する \―――『隠者』のタロットカードよりは、 男の性分は、]Cのカードの方を好ましいとする。]
(正義のカードがお似合いそうな件の悪魔さんが、 >>145>>146進行提案をあっさり両断されているのは まだ識りも存じも、どころか気配すらも感じていない。)
[空いた器をひとまず、 シンクに並べてだけおく、と。
何かに気付いたように、顎先が緩やかに、跳ねた。 >>177そう遠く無い、獣の、犬の気配。 虚空を仰ぐようにして覗いた窓には、誰も映ってはいない。]
(間延びした息を吐いたのは、恐らく、 昨日の話の流れ―――の所為だった。)*
(184) 2016/06/21(Tue) 03時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 03時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 03時半頃
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[宙空を仰ぐように擡げた首は、 >>197思慮を終えて、沈黙を破る声がすれば 自然と、そちらへと引寄せられるように向く。]
…… 不思議現象?
[ぱちり、] [金睫が定位置にあがり切る前に>>197語られる 葉葉の数数には、思わず額に左手を宛てがった。 口を開くより早く、飽和していきそうな情報の海には 空を掴む右手で、慌ててストップモーションを掛ける。]
———— ちょ、っと、待った、待った。
(この時は巫山戯て道化る————、真似ではない。)
(205) 2016/06/21(Tue) 16時頃
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ええと……、パラチーノさん。
[額に宛てた掌を、 白顔を撫ぜるように鼻梁を通らせて、 口唇を、覆わせる。
その間、「そうだなあ、」と、 問い掛けまでの時間稼ぎを呟いて、]
君たちは何か接点があったりしたの? それと、ルイ、って子の苗字は…、寒江、かい? 奇跡、願いが叶う、……。 眉唾ものとは一笑出来ないのが何とも、だが。 その話、せめて誰から聞いたのだか、 それが分かれば、いいんだけどなあ……。
( …… 本人に、直接聞くしかないかな。 )
[質問責めになってしまうのは、この際仕方がない。]
(206) 2016/06/21(Tue) 16時頃
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( その間にも、情報を紐解いて往く。 )
[今、それだけでは。 "元凶"か、そうでないか、は、判別が着かない。 その不思議現象とやらが何らか関係してはいるだろうが。
彼の話しぶりでは、彼が何かを隠しているのか、 それとも一番何も知らないのか、 "ルイ"とやらだけが何かを知っているのか――――、 (これは「何かを起こそうとしている」なんて言葉に 西迺君も含まれている以上は、無いとは考える。)]
マガツヒ……、っていうと、 日本には禍津日なんて災厄の神様が居たっけな。 因みに、パラチーノさんには叶えたいお願いとか、 … そんなのはないのかい?
[ちらり。前髪に隠された、湖を覗くように菫を転がし、 ひとつ息を吐いたのなら、両腕の力を抜いてすとんと落す。]
(207) 2016/06/21(Tue) 16時半頃
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(話を聞いているかぎり、 その話が本当で、マガタマに結び着いているという 仮定があっているのなら ――――― 、 そこに首謀者は居ないような気も、する。
全員首謀者と言う線は無さそうだからだ。 それに、明確な統率があるわけでもないなら、尚更。 )
嫌な感じがする……っていう感覚は、 間違っていないとは思うよ。パラチーノさん。
あの石自体と言うよりは……、うん、そうだ、 "それをするだけの力"を蓄えることは 出来そうだからねえ。
――――― ただ…、次マガタマを手に入れたら。 今度からは、僕に譲ってくれないかい。 もちろん、タダで、なんてケチなことは言わない。 出来る範囲での、お礼はしよう。
(208) 2016/06/21(Tue) 17時頃
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["ちょっと考えてることがあるんだ"、と、 語る口は、冗談や、悪戯のお誘いなんてものを 企んでいるものでもなく、真面目なもの、だ。] [そこで、一度。 短い息を吐き切って、区切ると>>199 新たな話の流れに、はたりと、また瞬いた。
一昨日――――、という話だったけれども、 あの時感じた気配や鳴が口にした名前を一致している辺り、 一晩、スーパーで夜でも明かしたのかと推測しながら、 彼の言う"ルイ"が恐らく同名の人物で無い事を悟る。]
(新たに出て来た名前には、ふむ、と、緩い思考に沈む。 あの時感じた気配の中に気になって気配は、もうひとつ。 思い違いでなければ、それは元凶候補というよりは―――、)
["悪魔"も、"復讐"も、剣呑めいたワードではあるし、 普通に考えれば、その可能性は薄そうなのだけれども、 まさかなあ、とは半信半疑に聞くだけはするものだ。]
(209) 2016/06/21(Tue) 17時半頃
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その…、ナツメ君とやらは、 自分で何か言ってなかったかい? 例えば、悪魔だとか、…ええと、その中でも…、
[軽く目を瞑りながら、 側頭を、やや丸めがちの右手でこん、こん、と、叩く。 何かを思い出そうとする素振りののち、 人差し指を、ぴ、と、立てて。]
―――ああ、…そう、「アンドロマリウス」だとか。
( "そう"だったとしても、 自分で名乗るかはちょっと分からないけれども。 )
[男からとって見ても、 "純然たる一般市民である"彼に聞くのだとしても 変なことを聞いた気はしないでもないが、兎も角。]
(210) 2016/06/21(Tue) 17時半頃
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八咫烏は 三つ足の烏で……ええ、そっちじゃない? 不思議組織の方なら、国防機関ってヤツだよ。 最も、自衛隊みたいな表向きの組織とは違って、 こういう、"悪魔"みたいなのから国を守るための、ね。 ……残念ながら、今は手が回っていないみたいだけれど。
[>>201 本当はもっと色々聞きたいことばかりとは言え、 聞いてばっかりも悪いので、常時よりも分かり易く。 煙に撒くのはやめて「一般市民」向けに噛み砕きながら、 肩を呑気に竦めると、>>203ふと、何者かの笑う声。
導かれるように柱の方へと顔を浮かせながら、 「ジャジャ馬とコスプレ悪魔ってなんだい、」と、 端折られ過ぎた説明にクエスチョンマークを浮べながらも 悪魔召還アプリとは流石にすぐに結びつかなかった。]
(211) 2016/06/21(Tue) 17時半頃
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[噂にするよりも、影。]
[彼と同じ方向を見遣ったのなら、 不思議の國から御伽噺から抜け出してきたような 何時かのショウ・ウィンドウから飛び出してきたような。 柱の影に隠れた、フランス人形もかくやな少女がいた。]
… " アリス " ?
[その、見目のまま。 バーよりはワンダーランドの方がお似合いそうな名前と、 自らよりもずっと、人よりは魔を思わせる気配に、 ようやく、彼に聞かされていた悪魔召還アプリの話や 「じゃじゃ馬」のことばが点と点を結ぶ訳なのだが、
―――感じ取れたその少女の"性質"に、やや潜めた眉は、 はたから見てもよく分からない程度の、微細な動きである。]
(214) 2016/06/21(Tue) 18時半頃
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[>>201 それを気取られないように、 少女を手招きする様子にちらりと目を流しながらも 何時ものように、にこりと微笑み直せば、 「アリス」と呼ばれた、"それ"を視界に収め直した。]
やあ、パラチーノさんも気の効く 御紹介をしてくれるものだねえ! うん、うん、お兄さんはとても嬉しいよ。
……でも、僕はチェシャ猫でも、 時計兎でも無いんだけれどね。
[マッドハッターが一番好みかな、という与太話は扨置いて、 案内役に一番相応しそうな「猫」さんを横目に転がしつつも 一歩。気怠く、外へと向けて、足を踏み出すのだった。]
(215) 2016/06/21(Tue) 18時半頃
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ワンダーランドよりは お嬢さんの心をくすぐれるかはわからないけれど、 とりあえずは ――――、御渡公園に往くつもりだよ。
[銀のノブに手を掛けながら、 行き先だけは先に告げておく。
近いところにありそうな「犬」の気配には 気になりながらも、そちらは、後でもいいだろう。
今現在は、益々と濁りの色を深める気配のする障りに、 恐らくはあの電波塔の方に――――意識を傾けながらも 商店街を経る昨日のルートで言葉通りの場所に向かおうと 扉を軋ませて、外へと出ることにする。
あいかわらず、鍵は―――― 掛けないままだった。]*
(216) 2016/06/21(Tue) 19時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 19時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 20時頃
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[見世物になった心算は無いのだけれども、 フラスコの中よりも穏やかに保ち続けてる水面でさえ 漣立ち兼ねないような、"状況"だ。]
[>>232 取り敢えず聞いておきたかった苗字については、 聞いたかすら忘れたと言われてしまえば、 そっか、と、あっさりと手を引いた。 その後のスーパーの話からだいたい特定出来たからだ。。]
("後は、直接逢えたらその時にでも聞けば、それで。")
[残念ながら、察する事は出来たとしても、 時と場合と、必要と、それから気分で。 黙る時とそうでない時があるのが男ではあったが。]
(264) 2016/06/21(Tue) 21時半頃
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まあ、……分からないからこそ 不思議は不思議、謎は謎だものねえ。
[>>237兎も角、 大凡予想していた範疇の答えが帰ってこれば ふ、と、半拍分、上調子の吐息を薄唇から零した。]
何処かで会った、だとか。 交点のふたつ、みっつとは言わないから、 ひとつでもあれば分かり易いんだけどな…。
[男は、物事には、アトランダムな偶然に思えても 物事を錬成する前の状況が必ずある、と考えている。
だからこそ、その事象にも「はじめ」の何かがあるのでは、とは、半分くらいは期待していたのだが、……現実はそうも美味しい餌をぶら下げてはくれないようだ。肩をあからさまに竦めて、横目で、彼の力無い笑みを拝みなど、するのだった。]
(272) 2016/06/21(Tue) 22時頃
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さあ、どうだろう? 僕はパラチーノさんでもないし、 心を読めるダンタリオンや、サトリでもない。 しがない"一般市民"だからわからないなあ!
[其の侭、 くつくつ、と喉を鳴らしたりなんかして。 彼の前だからこそ、態とお道化てみせる部分が多いのは、 戯れに名前を"間違える"ところに通じているものがある。] [但し、「でも、」と、続けるのは、やや、厳かめいて、]
ノーコストで叶えられる願いなんてものがあれば それは摂理に反しているけれど、
手段と「代償」さえあれば……、 拍子抜けする程簡単に、願いは叶う事もあるよ。 今みたいな、非現実的な事に頼ればね。
[それでいて、茶目っ気を綯い交ぜた―――戯言だった。]
(278) 2016/06/21(Tue) 22時頃
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[さて、] [コンマ代わりに鳴り響いたドアベルの音に見送られながら、 ――――やや捲れたアスファルトの破片を踏んだ時。]
[立て続けに振り轟く雷鳴と、 荒れ狂うものの嘶きの様な咆哮が、 種を変えて無数、幾つとなく、劈き喚いた。]
…… そうだなあ、 急がないと巻き込まれそうだ。
[絶叫から遅れて届いた、混迷の轟号の響きは>>246、 繁華街の端に或るこの場所に齎されるころには薄らいでいたが、片耳を塞いで、まだるっこしそうに目を細めるモーションだけをする。男は、こういうものには、有り体に言えば耐性はあったが――――、>>257そういえば、聞かれても、答えてもいなかった問いを聞き乍ら、大丈夫かと彼を見下ろした。]
(285) 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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( 物語にのっかった比喩にいい笑顔をされれば、 なんだかとても裏がある気分になるのだけれど 自分を棚にあげたことは、一先ずおいておこう。 )
…… そう、だねえ……。 ひとつずつ、いこうか。
[咆哮の号とは反対向き、 商店街の方向に進めた足取りに併せて、 周囲の剣呑さとは裏腹のゆるやかに流れる声とともに、 右指を、人差し指から、手折ってゆく。]
僕が見た時、 彼のそばに悪魔に喰べられていた人が居た。 気分が悪そうにもみえたけれど、 あれは"何か隠してる"のだと思ったな。 ……例えば、悪魔に人を襲わせたり、なんて。
[先程よりも血腥い話だと言うのに、男は微塵も焦りも、慌ても、眉のひとつ顰めすらもしない。ただ、淡々と事実と、思考を伝えるだけだった。(それは、傍の彼は疑いもしていないからこそ、他の人間に対するのとは違って、無防備なくらい。)]
(289) 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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――――― だから、 パラチーノさんが彼を連れてきた時は、 物凄く吃驚したんだよ。心臓が止まるかと思ったさ!
[とは言え、 何時もの道化た調子の茶々を時折挟みながら、だ。 腕を広げながら、張りつめた糸を自ら台無しにする。 …引き止めなかった理由を、有耶無耶の雲に撒くように。]
(はぐらかすな、と言われれば、その裏を行きたくなる。 それが「人」の心理とも、言うものだろう。)
…「この国の」機関に属しているように見えるなら、 パラチーノさんは視力検査をおすすめしたいなあ。 逆でも、ね。
(295) 2016/06/21(Tue) 23時頃
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"私"は、ただの善意の第三者だよ。 ――――― …… 世界を憂いでもする。
["ニコラス・サン・ジャーメイン"として、と謂うよりは。 もっと、本質的な部分の笑みを仮面の隙間から、見せた。 何がしたい、と。改めて問われる事には、婉曲を燈し、]
奇跡を起こせるだけの力があるのだとすれば、 "この騒ぎを収めることも出来ると思う”。 僕はとてもね、平和が好きなんだ。 この國も、この街も、嫌いじゃない。
だから、 ――― 「元通りに戻したい」…… かな?
[ゆるりと"普段通りの調子で"、首を傾げてみせたのだった。]
(300) 2016/06/21(Tue) 23時頃
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[そのまま、 ブロンドを揺らす。]
…… 因みに、 "久住君"は何処まで気付いているんだい?
[眇めた瞳に含めた意味合いは―、 この前から、偶然なのか、悪戯なのか、 >>241口にされる"素性"の真意を正すように。
少女に手を引かれる、その、青年の ――――。 黒簾に隠れた湖色の瞳を、射抜こうとした。]
(それも、束の間 ―――― 、 >>219ひとつの気配を感じると、瞬いて。 黒猫めいた彼からは意識を逸らす。 それから、進行方向でもある其方に向かおうとした。)*
(305) 2016/06/21(Tue) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/21(Tue) 23時頃
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