人狼議事


158 雪の夜に

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【人】 さすらい人 ヤニク

― 雪の坂道 ―

 ……マジ寒ぃ。

[ぼやいて上着の前をかき合わせた。
 歩いていれば少しは温まるだろうか。]

 じゃあまずは野暮用からだな。
 向こうの方に雑貨屋があるんだったか?

[昨日ホレーショーがちらっと言っていたのを思い出し、
 坂道を歩き出した。]



『ねえ、あれ……』

[こそこそと感じる気配は取り敢えず無視。]

(48) 2013/12/24(Tue) 23時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

 ……どうだかな。
 "声"もなしに連れて行かれた以上、俺には判断がつかない。

[あの女将はどことなく、強いて言うならイメージと違う、
 と言う気はするものの、確証などありはしない。]

 実際、今朝は静かだ。

[今日もまた無残な死体が出た、と言う事は、なさそうだ。]

 だとしたら?

(*1) 2013/12/24(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 雑貨屋近く ―

[どこにでもいそうな悪戯小僧達がやって来て、
 自分達に――この場合はより弱そうなハナの方だろう、
 悪態をついて追い払われるまでの顛末に。>>56

 ふぅ。

[しようのない事だな、と嘆息ひとつ。
 息を切らす子供の頭をぽんぽんと撫でた。]

(60) 2013/12/25(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[この子供は余程、女将を信用しているようだ。
 それも、しようのない事かも知れない。]

 ……何も悪い事してないなら堂々としてな。
 そうすれば、ちゃんと良い方になる。

[その内ひょっこり帰って来る――などと気休めは述べないが、
 軽く撫でていた掌はやがて、茶色の髪をくしゃりと掻き混ぜる]

 ほら、寒いし中に入れてもらおうぜ。

[雑貨屋の看板がOPENになっている事を確かめて、
 店内にハナを誘導した。]

(61) 2013/12/25(Wed) 00時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

 かも知れない、って言うだけの話だからな。
 そりゃあ、いなくても不思議じゃない。

 ……もし女将さんが人狼だったら、
 噂はもうちょっと違う感じになってそうだしな。

 人狼を見分ける奴がいるらしいって、
 今日は言われてるみたいじゃん。

(*3) 2013/12/25(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 雑貨屋 ―

[ドアを開けてハナの体を通している間、
 ふと坂道の通を見遣ったが、
 姿を見止めて声をかける、と言う事はなかった。>>67

 すいませーん。

[子供の後から旅人も姿を見せる。
 慌てて頬杖を戻した模様の店番の娘と柔和な老人に、
 ぱたた、と青鉄を瞬かせた。]

 どうも? 昨日ぶりと一昨日ぶり。

[そして笑う。]

 葉書みたいなのがあれば、それで良いんだけど、
 封筒と便箋だったら……両方?

(71) 2013/12/25(Wed) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[店内の棚に、ハナの興味を引く物があるならば、
 見てて良いぞ、という態で肩を叩いてやる。
 店主らしき老人もいるし、目が届かぬ事はないだろう。

 むーん、と唇尖らせて質素な紙地を物色していると、
 店番の娘から声がかかる。>>74

 んー、時々。

[白紙に目を落としたまま淡く笑う。]

 町なり村なり人里に着いて、気が向いた時くらい。

(75) 2013/12/25(Wed) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 そっか、いつでも会って話せるんだったら、
 そうそう手紙も書くことないか。

[少し意外そうな顔をしてから、考え、得心する。>>79

 俺も、書くようになってから気付いたけど、
 これって、字とか言葉が得意なら、
 口じゃ言いにくい事も書けるかもなって。

 それに形が残るし―― 相手は後から読み返せる。

 ん、これにするわ。

[うっすらと緑がかったものを手にした。
 代金を、と懐を探る。]

(80) 2013/12/25(Wed) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ふうん?

[小首を傾げて、一拍の間。
 にっこ、と殊更目を細めて見せる。]

 ま、俺も字はヘッタクソだけどな。
 こっちの居場所はころころ変えてるし、
 ちゃんと届いてるかどうかも解らないんだ、実は。

 ……長旅の間にさあ、
 あんたみたいな良い子の手紙が懐にあったら、
 そりゃあ嬉しいんじゃねえかな?

 お礼の言葉とか、ねえ?

(90) 2013/12/25(Wed) 01時半頃

ヤニクは、ホレーショーのくしゃみを促したかどうかは知らないが、

2013/12/25(Wed) 01時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[口の中に飴玉を転がしながら店内をうろつくハナと、
 それを見守る老人を尻目に、カウンターに少し身を乗り出す。
 小声にするためだ。]

 ……なあ、自警団が昨日のやった奴を捜してるって、
 もうあんたも聞いたと思うけどさ。

[人間か、人狼か、他の獣か。]

 ずっと住んでる人間の目から見て、
 普段と様子が違ってた奴とか、いなかったか?

 宿の女将さんが連れて行かれちまったんだけどな、
 なんつーか、いまいちピンと来ないっつーか。

 余所から来てると、どうにかしようにも、どうもね。

[助言を求める風をして、青鉄は娘の顔を覗く。]

(91) 2013/12/25(Wed) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ぱたりと瞬きをした。
 曖昧な反応は、切り返しに困っていると取れる。>>92
 謙遜をする方なのかも知れない。]

 良い子じゃない?

 そりゃまた、なんで。

(97) 2013/12/25(Wed) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ……まぁ、そっちからはそうだよなぁ。

[ひそりと息をつく。>>96

 同じなんじゃねえのかな。


 船乗り達からすれば、自分達の仲間はそんな事しねえって、
 そりゃ思うだろう。

 しかも、人狼の仕業かも知れないなんて言われたら、
 藁を掴む――じゃねぇな、何だ。
 あるのかどうかも解らない話になる。

 絶対とかそうに違いないとか、やっぱないのかな――

[僅かなりと気分を取り戻したらしい子供を流し見る。]

 ヤな話だ。

(101) 2013/12/25(Wed) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[そして、相手からも身を乗り出されれば、縮まる距離。>>99
 小声で明かされた心中に、旅人はゆると瞼を揺らし、
 栗色の髪に埋もれた小さな耳に口を寄せ、囁きを吹き込む。]

 引き留めちゃえば?

 女はちょっと位我儘な方がイイ。

 船の上なんて何があるか解んねえんだ。

[身を退けば、くすりと弧を描く青鉄。]

(103) 2013/12/25(Wed) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[旅人は体勢を戻すと、封筒と便箋を手に背を振り向く。]

 んじゃ、これはありがとな。

 おーい嬢ちゃん、待たせて悪かった。
 俺の野暮用は終わったけど……どうする?
 まだここで見てくか?

[雑貨屋のこまごまとした売り物を眺めて気晴らしになるなら、
 ハナの事はこのまま置いて行っても良かろうか。
 この老人と娘なら、子供を悪し様にもしないだろう**]

(104) 2013/12/25(Wed) 02時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/25(Wed) 02時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/12/25(Wed) 21時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

― 雑貨屋 ―

[ホレーショーが姿を見せれば、カウンター越しの会話から
 顔を上げて、にっことした笑顔でそれを迎える。>>115

[手袋を抱き締めるハナを見遣れば、屈んで視線を合わせ、
 良いもんもらったな、と言った。]

 あぁ、俺はそうだな、この後上まで行くけど、
 嬢ちゃんがまだここで遊びたいなら無理には連れてかねぇよ。

[表情を窺う子供に、気にする事はないと応じる。>>119
 ハナを連れ出した理由の多くは、宿に籠って滅入らすよりは
 気晴らしになるだろうというものだった。]

 もちろん、手伝ってくれんなら道案内してもらうけどな。

(120) 2013/12/25(Wed) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 時計塔へ ―

 よし、じゃあ行くか。

[店内に(主にソフィアに)意味ありげな微笑を残して、
 大小の手で雑貨屋の扉を押し開ける。
 子供が隙間から外に滑り出るのを待って、自分も店を出た。

 白い息を吐きながら石畳を上れば、時計塔が近付いて来る。]

 おー……

[高台に建つ鐘楼を下から見上げて声を零した。]

(122) 2013/12/25(Wed) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[港に近い場所の潮の香と違う、ちらつく雪は水の匂い。
 雲の下の海は鈍色をしていた。
 空と海の間の家並み。]

 ――……

[しばらく無心でいた。呼気が白く散る。]

(126) 2013/12/25(Wed) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 お。

[いつしか見上げられている事に気付いて屈んだ。
 隣の子供は笑顔を見せている。]

 どした? 寒くねえか。

[冬風に丸い頬が赤い。]

(129) 2013/12/25(Wed) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 あっは、そうだな、当たり前か。

[緩く後を追って、手摺から高台の景色を望む。]

 雪が止んでもか。いる間に晴れりゃ見られるけどな。

[町の景色が自慢だという営業文句には、しかし、
 ふと不思議な感覚を得て、首を傾げる。]

 ……あぁ、嬢ちゃんは町の景色は好きか?

[あるいは雪が解けて春になったら、また違う景色だろう。
 自分がそれを見届ける事は、恐らくないだろうが。]

 女将さん、いつ帰って来ると思う?
 それか――いつか帰って来ると思う?

[宿の女主人がいなくなり、訪れた朝は静寂だった。
 これに意味を与えるのなら。]

(131) 2013/12/25(Wed) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 そっか。親父さんとお袋さん、この町の人じゃないのか?
 てっきりずっとここなのかと……

[意外な返答を聞いたと、目を瞬く。>>137
 背後を振り返れば時計塔と、その横手にある教会、
 そして併設されている墓地の入り口が見える。
 この町で一生を全うする人間なのだと思っていた。]

["別荘"を作るのだと、子供らしい楽しげな秘密も、
 切り出した話題に強張ってしまう。]

 ん。解らねえけど。

 女将さんが――違うってんなら、帰って来ると思うけどさ。

(140) 2013/12/25(Wed) 23時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

 いや、誰……とは、聞いてないな。いるらしいってだけ。
 どういう見分け方なんだろうな?

[微かに弱さを含んだ声に返るのは、軽い調子ながら
 裏にどこか真剣味を帯びる。
 己がそれに引っ掛かっては堪ったものではない。]

 本当にこの町にいるんだったら、今頃女将さんの正体も
 伝わってるかも知れないが……
 そっちの情報もなさそうだ。

(*5) 2013/12/25(Wed) 23時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

 ……心当たりが増えたか?

[この町にはかつて人狼が居て、その正体を暴く者が居た。
 それを知る者も、まだ生きていると。

 言ったのは女自身だ。]

(*6) 2013/12/25(Wed) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 そっか。

 すぐ帰って来るって、言ってたからか。
 ……女将さんが人狼じゃないって、信じてる?

[子供には尚更、知り合いが人喰い狼かも知れないだなんて
 信じられる事ではないのかも知れない。>>142

[やがてハナを呼ぶ声に振り返ると、母親らしき女性の姿。>>143
 にっこと会釈を返して、母親の手に子供をそっと押しやる。]

 売り物に出来なくなったのを譲るって、確か言ってたよ。
 嬢ちゃんは何も悪さしてないから安心して。

[困ったような視線に言い添えた。]

 道案内、ありがとな?

(146) 2013/12/26(Thu) 00時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

 そうか。
 他の人間にも真似出来るような方法なんだったら、
 当時の事を知っている人間がやろうとする可能性はあるよな。

[優しい人を明かそうとしない女の深層を、慮る事はない。]

[声が聞こえても人間は人間。

 人間が人間の形をしたものに抱く情と、
 人狼が人間に抱く情は違う――と、狼は己の経験で知る。]

 もっとも、そんな簡単に真似出来るんだったら、
 町の人間みんな、こぞってやる気がするけど。

(*8) 2013/12/26(Thu) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 じゃあさ……

[一体誰が、人狼なんだろうな。

 小さな子供にだけ届けた囁きに、反応があるかは知れない。
 続いた誘いには、きょとんとした青鉄。>>150

 えっ?

 俺、生まれてこの方、カミサマに祈った事とかないんだけど。

 ……ぺーんって追い出されるんじゃね?

[こてりと首を傾げる。]

(153) 2013/12/26(Thu) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[神に祈った事がない者が珍しかったのだろうか。
 ――あるいは?

 目を瞠る子供をちらり見て、その母の答えに微笑んだ。>>155

 じゃあ、ちょっとだけ。

[教会の中は、神様の為に趣向を凝らして飾られている、
 というのを聞いたことがある。

 時計塔の中に潜り込んで見学できないかも気になったが、
 後で単身教会に入るのは相当やりにくいだろうな、と思い、
 同伴させてくれる人がいる内に、そちらの見物を選ぶ。]

(158) 2013/12/26(Thu) 00時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

 見分けられるからって侮るのは悪い癖だけどな。
 そうなったら、人狼が出るたび狩り尽くすのかねえ……

[想起するのは、かつて立ち寄った街。
 ――いつか、再び訪れるかも知れないと告げた、
 とある同族の残る街だ。]

(*10) 2013/12/26(Thu) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 礼拝堂 ―

[思っていた以上に人出が多くて、旅人は僅かばかり戸惑った。
 聖者の像が燭台の炎に照らし出され、
 頭を垂れて祈る人々のささやかな声が染み込むようだった。]

 ――――

[ステンドグラスの色や模様、見上げる高い天井の梁、
 聖画やささやかな彫刻もあっただろうか。
 青鉄は人の信仰の営みを見る。
 長椅子に座り手を組んではいるが、そこに祈りはない。]

[ハナが顔を上げたら、それに気付いて笑顔を返すだろう、が。]

 ……っ、

[椅子から転げ落ちる小さな体に目を瞠る。
 その間に、子供の背中は重い扉を押し開けて駆け去るのだ。]

(168) 2013/12/26(Thu) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

(あいつ――――?)

[突然の様相に、母親はどうしていただろうか。
 あるいは他の参拝者は。]

 探して来ます。

[旅人は常にない真顔で誰ともなく告げれば、
 椅子の背もたれを身軽に越えて、外へ急ぐ。]

(170) 2013/12/26(Thu) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[もし、この一瞬の旅人の想像が正しいのなら。

 人知れず、かすかに唇が弧を描く。]

(171) 2013/12/26(Thu) 01時頃

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