222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】
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― 前日・歌うあひる亭 ―
[食事を終えて、席を立つレティーシャの姿>>1:71を見れば。]
レティ。
[名を呼んで。 こちらを見てくれたなら、小袋をひょいと放り。]
レティへの、土産。
[以前泣かせてしまった>>1:106お詫びも兼ねて。
小袋の中には、色とりどりの、星みたいな形をしたお菓子。 コンフェイトとかいうらしい。
あの時は、レティーシャみたいな女の子には幽霊なんかの話より、きらきらと星が瞬く様な、ロマンティックな優しいお話の方が良かったよなぁなんて。 後で、反省したんだった。 だから、旅先の街でこれを見た時に、この時の事を思い出して手に取ったのだ。]
(1) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[ただ、こう。 泣かせてしまったのは、勿論申し訳ないと思ったんだけど。 可愛いな、とも思ってしまった俺は、意地悪だとも思う。]
(2) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[ヒューの言葉>>1:95には。]
俺、家空けてる事が多いから、 酒は置いてないんだけど。 酒調達して、家飲みするか。 [つまみは、適当に俺が作れば良いか、なんて。 旅なんてしているせいで、ある程度はできるから。
それなのに、食事を自分で作らず、わざわざこの場所へ来たのは。 幼馴染のフランシスカに、会いに来ただけ。 そして、あわ良くば他の村人達にも会えるかなと思ったから。]
(7) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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[ヒューに、家の場所を教えて>>1:96。 酒を飲み、食事を終えれば。]
あぁ。またな。
[小さく手をあげて、ヒューを見送ろうとしたけれど。>>1:97]
えっ。知らないのかよ。
[目を丸くすれば、丁度、チャールズの姿が見えた>>1:107。]
(9) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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チャールズさんか。久しぶり。 そう。今、帰ったとこなんだ。
あぁ。チャールズさんの都合が良い時に。
[なんて、くすりと笑って>>1:109。 続く言葉には。]
――……ただいま。
[笑みを深くして、そう、返す。
帰りを待つ家族は、もう一人も居ないけれど。 この村へ帰ってくると、おかえりを言ってくれる人が居る。 そんな時、俺の帰る場所は、この村なんだなって思う。]
(12) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[そうして、思い出すのは、まだ10代も初めの頃の事。 教会の裏庭で、まだ赴任したての牧師に出会った時。]
――……神様って、本当に居るのかな?
[なんて。 揶揄するわけでもなく、もしかしたら、少しだけ昏い瞳で笑みながら、ぽつりと零した俺に、彼は何と言ったっけ。*]
(23) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[ヒューとチャールズを見送り、少し、フランシスカと歓談した後。]
じゃ、またな。
[そう言って、代金を支払って、店を後にした。]
[その後は、顔馴染みの店なんかを回ったりしてから、帰路へ。*]
→回想終了
(27) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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― 朝・自宅 ―
[朝、久しぶりの自宅のベッドで目を覚ます。]
[簡単な朝食でも作ろうかと思ったけれど、食材を用意していなかった事に気付いて、家を後にした。]
(77) 2015/04/20(Mon) 12時半頃
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― 広場 ―
[外に出てみれば、村は騒然としていて。 広場へ着けば、赤く染まった地面。 人の形が浮かぶシーツに、そこからはみ出た右手。]
……パルックが?
[傍に居た人に、シーツの下に横たわっているであろう、人物の名を聞く。 自称神だと名乗っていたその男とは、そう交流も無くて、特に何を想っていたわけでもなかったけれど。]
(80) 2015/04/20(Mon) 12時半頃
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[村長や周囲の人から、これからの話を聞く。 レティーシャの姿>>76が見えて、広場に、歌声が響いた。]
[よく通る歌声は、変わらず美しいものではあるのだが。 だからこそ、心を震わせる歌声は、奏でたその歌は。 死を悼むというよりも、村人達の不安や恐怖を増幅させる様な気がした。 これが、惨劇の始まりだとでもいう様に。]
[役目を果たす彼女に、声をかけはしなかったけれど。 こちらに気付いたかもしれない彼女の笑む顔は、疲れたのか、弱々しく見えた。*]
(82) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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[その場を立ち去ろうとして、その前に、 とても気がかりだった事がひとつ。 村長へ。]
……被害者は、パルックだけ?
[そう、問う。 殺されたのは、と言わなかったのは。 怪我人が居ないかも含めて、聞きたかったから。]
[村長の返答に]
そ。
[そっと、小さく息を漏らして。]
[レティーシャの事は、少し心配だったけれど。 邪魔をするわけにはいかないので、その場を後にする。]
(90) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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……それどころじゃ、ねーよな。
[旅の話を聞かせて>>60と言ってくれていたけれど。 もう、そんな状況でも無くなってしまったなと。]
(92) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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― 湖畔 ―
[湖畔の木陰。木に、背を預けて。 見聞きした事を、思い出しながら。]
人狼、ねぇ……。 本当なら、俺は……。 どうしようかな……。
なぁ。母さん……。
[思い出すのは、今は亡き、遠い面影。
遠い昔、人狼を手にかけた男が受けたという、呪い。 その血を、呪いを受け継いでいた父。 そんな父を、母は『視て』しまい、命を落としたらしい。]
[そして、その呪いは自分にも受け継がれている。 緩く、目を伏せた。**]
(93) 2015/04/20(Mon) 16時半頃
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― 回想:前日・あひる亭 ―
[背中に名を呼ぶ声を受けて>>94、振り向き。]
まだ暫くは、居るつもりだけど。 行く前に、また、ここに寄るよ。
[いつもの様に。 ただ、暫くとは言っても、きっと『すぐ』にあたる位の日数しか居ないのだろうけれど。]
[少しの間の後]
……シスカも、いつか一緒に行ってみる?
[なんて誘ってみて、くすりと笑う。 ただ、彼女を危険な目に遭わせる様な事はできないから。 いつもの様な旅ではなくて、今までに行った事のある、自分のオススメの場所を巡る、いわゆる旅行的なものになるのだろうけど。]
(105) 2015/04/20(Mon) 21時頃
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[そうして、お帰りなさいと、無事で良かったという言葉に。]
ただいま。ありがと。
[そう、笑みを浮かべた。*]
(106) 2015/04/20(Mon) 21時頃
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― 湖畔 ―
……そーいや、ヒューが来るっつってたっけ。
[昨夜の話>>109を、思い出す。 こんな事件があった後でも、彼が来るかどうかは、分からないけれど。]
一応、用意だけはしとくか。
[そう呟いて、立ち上がった。]
(131) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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― ケーキ屋 ―
[購入した食材と酒を手に、歩いていれば。 ケーキ屋の前、見慣れた金髪>>126が目に入り。]
サイラス。 ……ケーキ?
[何かをまじまじまじと眺めているサイラスの背後から、それを見てみる。]
(133) 2015/04/20(Mon) 23時頃
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[飛び上がりそうな程の反応>>139に、少し目を丸くして。]
お前、驚きすぎ。
[くすりと、笑って。 傍にあった箱に、視線を向ければ。]
ふーん。
[さらさらっと、『マリアの涙』と書いて投函。 ある地方に伝わる物語から、すずらんをそう呼ぶと聞いた事があったので。]
(143) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[その時、丁度その横を通ったのは>>137。]
えっと。ダイミ、だっけ?
[呼び止めるつもりはなかったので、ぽそりと。 自分は、以前、村に新しい一家が引っ越して来たというので、記憶に残っているけれど。 家を空ける事が多い自分を、ダイミが覚えていないのも当然の事。]
[けれどもサイラスは、『ちゃん』付けで呼んでいたから。]
ん?友達?
[なんて、言うけれど。 それを聞いたダイミ>>142は、何か怒っていた。]
(145) 2015/04/20(Mon) 23時半頃
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[ヒューのみならず、サイラスからも『現地妻』がどうとか思われているなんて、気付くわけもなく>>146。 可愛いからいい、という言葉に、ダイミはどう反応したか。 口は挟まず、やりとりを楽しそうに眺めて。
二人から関係性を聞けば、そっか、と小さく頷いて。]
(153) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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[そういう事に長けていそう、なんてサイラスが思っている事は、気付くわけもなく>>151。]
女の子が喜ぶケーキ?
[誰に贈るんだろう、とは思ったものの。 名前を伏せているのだから、あえて聞きはしない。]
女の子っつっても、好みは違うんだし。 その娘が好きそうなもの、 喜んでもらえそうなのにすれば?
[例えば、実際には好みと違っていても。 相手を想って選ぶのが、大切なのではないかなと。]
[相手が知り合いなら、一緒に考える事もできるかもしれないけれど。 名前が伏せられているので、言えるのはそれだけかなと。]
(156) 2015/04/21(Tue) 00時頃
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[それから、贈り物といえば、と。サイラスへ。]
そーいえば。 こんな時に、こんなタイミングでなんだけど。 これ、渡しそびれてたから。
[そう言って、彼の手にぽふっと落としたのは。]
虫みたいな見た目だけど、 珍しいきのこなんだってよ。 なんか、身体に良いらしい?
[それは、冬虫夏草とか呼ばれるもの。 薬の事は、よく分からないけど。]
こんなんで、悪いな。 つーか、怖かったら使わなくても良いからな。
[人狼が出た、とか言われている中で。 こんな贈り物を受け取るのも、不安だろうかとも思って。]
(158) 2015/04/21(Tue) 00時半頃
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分かんないのか。
[好みは、分からない様だけれど>>162。 新作とかないのか、という問いに、試作品>>159が出てきた様だ。]
[渡したお土産への、反応には。]
知ってたのか。流石。 ふらっと立ち寄った街で、見つけたからさ。 お前なら、何かに使えんのかなって。
[きらきら目を輝かせて、大はしゃぎする様子に、笑う。 同じ年の、大の大人だというのに、微笑ましく。]
喜んでもらえたなら、良かった。
(167) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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[試作品を購入するサイラス>>166を眺めつつ。]
へぇ。綺麗じゃん。いーんじゃないの。 良かったな。
[背中を、ぽん、として。 店を後にしようとしたけれど>>168。]
いや。家に帰る途中で、お前の後姿が見えたから。
フラン? アイツには、もう土産渡したけど。
[などと、小さく首を傾げて。 ケーキを作っているのはダイミだと聞けば、そうか、と内心に思いつつ。]
じゃーな。
[そう言って、別れた。]
(172) 2015/04/21(Tue) 01時頃
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