227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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― 『舞台』が変わる前 ―
……テメーはわざわざ口に出さねーと 気が済まねーのか?
[>>10後からいちいち、いちいち。 逆撫でするみてーに追ってきやがって、 眉間に皺を寄せる結果におさまった。
(『大罪』に選ばれたやつでも、 こいつやヘイヤみたいに 面倒なやつはそういなかったはずだぞ?)
頭に手をやりながら、 でも こいつもきっと‟役”のせーで、 それでも『随分なの』をさっき経験してたから ちょっとはマシってもんだとは、思う。]
( それでもイラつくもんはイラつくが! )
(43) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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[ まるで俺が『憤怒』にでもなったかのよーな、 そんな錯覚さえ思いながら。 ]
( …テメーもかよ )
[この国にゃあ、素直に物事を言えるやつが だーれもいねーのか ―― 、 と。
早くも鏡を潜って戻りてー気分になりながら、 待てよ と、『トゥイードル』の言葉にゃあ キレてみせるよりも ぽんっ、と手を打った。
… きらり 、
いう事いうじゃーねーかってばっかに 真っ青なサファイアを煌めかせて。 ]
(44) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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しらねーことを言うなっていいてー、が、 … そりゃいーな!
『そんな存在が居るなら』、 是非ともお会いしてーもんだ。
[ついでに、何か関係してそうなら、 ぶっ飛ばせばいーだけの簡単な話だもん。
ぴくぴく、動いてた眉が すぐに晴れやかな表情に変わって。
ころり ころり 子供のよーに色を七変化させてく。
そしてまた、 レディ呼ばわりなんかされた日にゃあ、 もーいっぺん 顔を引き攣らせて ―― 、]
(45) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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[一頻りの文句と言い分をぶつけたところで、 >>11気狂いっていうよりは、 やけに堅いのか鈍いのか。
そんな反応に、鳩が豆鉄砲食らったよーな顔に また ころり ころり、転がって。 ]
お、お〜 …? それならいーんだが、
[いや、だからよくはねーけど。
女には見えてねーっていう、 なんか方向のおかしい安堵みてーなもんと。 どこから突っ込んでいいのか悩んだ挙句、 名乗るタイミングはもーちょっと後になる。 ]
(46) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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…… さー、会いもしてねー 喋ってもねーのに。
『赤の女王』とやらが原因なら、 随分とそりゃー理不尽なこった。
でもそいつが原因っぽいなら、後で会いにいくかな。 女王様と話せるなら、すごいことだし。
[本物の女王と会ったことがある俺としては、 ( ……全力で文句と抗議をしに ) 別段凄くもなんともないんだが、 そう言うのは、「アリス」の方。
なんにせよ、心にはその『役』を留めておこーか。 ]
(47) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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ああ? 破れたって、俺のじゃねーし。 でも、勿体ねーか。
[>>13指摘されりゃ、そこでよーやく 握り締めたまんまのベールを思い出して あっさり 素直に手を離した。
そこにあったのは、『綺麗だから』よりも、 ‟何かに使えるかもしれない”だったが。
怪我してるやつが入れば、包帯の代わりに出来るし。 身形に気を使うよりは、‟他人の為”を考えてた。]
[ はらり、ちょっとくたびれた蒼が躍る。 ]
… 分かりにくいよりはよっぽどいーと思うがな!
(48) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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…… そーいうもの、なのか?
[ ぱ と、拳を開けながら、 >>13『顔に出やすい』は余計なお世話。 でも、その観察力を同じだけの持ち主に 出会ったことがねーので、 どーにも奇妙な感覚と面食らった顔は拭えねーまま、
それが更に おおきく ぱっきり。 ひとみは見開いた。 ]
…… か、かわいい ? そーいうからかいはいらねーっての、ばーか! 褒め言葉にもなんねーしよ、
[誰が『かわいい』って言われて喜ぶ男が居るか。 惑いに片眉をあげつつ、真剣なのか冗談なのか 分からねーよーに見えんのが性質が悪い。 ]
[ ‟睨めっこ”の‟羨み”には、気付かねーまま。 ]
(49) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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… 見ねーほーがいーぜー?精神削るだけだ。
[そろそろ最初から勢いがよすぎたせーか、 疲れてきたよーな溜息をひとつ。
兎に会いたいなんて酔狂にゃ、さらっとそう返し。 途切れた音を怪訝そーに見たが、追う気力はない。]
…… 大差ねーっつーが、そりゃ。 下手したら殴り合うより大変じゃねーの? 一人になってまで、争いなんかやめりゃいーのに!
[手持無沙汰に、ショールの皺を引っ張りつつ。 一人と『一役』でも大変なのに、 それはそれで ぞっとしない話だこって―― 、]
(50) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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[そう思いながら、手を腕輪をまた しゃらり 鳴らしたところで、>>16見張る視線。] …… 文句は『決めたやつ』に言え! は〜…。本当に『いい加減』にも程があるぜ。 食われた牡蠣よりゃそりゃマシだとは思うがよ!
[ だって、食われちまったら。 死んじまったら『そこで仕舞い』で掬えもしない。 真っ向から、いちいちを斬り返しながらも、
‟チェス”>>16という単語に、またたきは、ゆるり。]
…… ――― チェス? … ああ、そういや。 女王様にも早くあわねーと、
[ さっき出てきた『役』に誰だよ、と 内心の悪態とは反して、何かを待つよーに 睫毛を花壇の方へと、つい と上げて、 ]
(51) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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[ 斜に揺れて、
褐色の頬に白金が映えりゃあ しゅるり 指が伸びて、払われてく。 ]
…… そーか? ――― そりゃ、شكراً جزيلاً. (どーも)
[まさか ‟色っぽい”だとかなんとか 思われるとは、露もしれねーで。
… 三年前にも‟別の褒め言葉”を受けた時に 返した異国語が ぽんっと口をつくのは、 (『かわいい』はともかくとしてだな)
こういう褒められ方をするのは悪い気はしねーけど、 素直に礼を言うのも、何か気恥ずかしいから。
だから、その‟まねごと”の指先を見つめつつ 濁すよーに口ん中で転がして、 ]
(52) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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…… ――― 、
[ その折角悪くねー気分も。 >>17‟無駄な義務感”で台無しになりかけた、
そんな時。 ]
[ バ キ ン ]
…… え?
[ >>#1鏡の割れる、おと。
――― 直後、浮遊感を感じたあとに 落ちてく。
( どこまでも、そんな気がした。 ) *]
(53) 2015/06/20(Sat) 14時半頃
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― *舞台移動中* ―
…… ――― ッ、 今度は、 なんの ――― 、
[ 落ちた照明 降りた幕。 (なんとも‟奇妙”が浮かんだよーな?>>#3)
漆黒へ 闇へ なーんも見えねー世界へ、 風も空気もねーのに、落ちる感覚だけある不思議。
… 不愉快だったのは、 そんな気持ち悪さよりも、…。 ]
( 『 そーいえばよ。 鏡の中なのに、テメーは ‟逆”になってねーのは可笑しくねーか?
…… なあ、‟鏡映しの俺”。 』 )
(70) 2015/06/20(Sat) 18時頃
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[世界から自由落下してく、合間。 嫌な怖気が ぬるり 背を撫でてく。 ]
…あ? お呼びじゃねーよ、黙ってろ!
[‟あの試合”の‟一回死んだ時”に聞こえてきた、 俺を闇へと引き摺り込もうとする笑声は あの時とは違って、‟俺”の口と言葉を借りたもの。 (それは『悪夢』の 闇の気配に誘われて、) ]
[ 闇の中で 金の髪が揺らめいて、 漆黒へ それからまた白金へ。 ]
[檻から抜けだそーとする ‟負の力”を振り払ったつもりで、 そんな色の揺らめきがあったことも気付かずに、
――― その内 思いっきり尻餅をついた。 *]
(71) 2015/06/20(Sat) 18時頃
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― → クロッケー場 ―
…… ッ、いって …… !
[その‟衝撃”に、 蒼いショールがはらり 、 肩からひらめいてこーとするのを 右手で抑えるも 触れてねー右肩から落ちるだけ。]
あーもー、 次から次へ!! 今度はいったい、なんだってんだの……!
[ どこに向けていーかも わからねー悪態を一拍 吐いて。
モノトーンの地面に、 さめざめとした彩を咲かせる さざ波が広がるよーなベールの端っこを 「少女」には程遠い、指が掴んだ時 ―――、 ]
(72) 2015/06/20(Sat) 18時半頃
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[ 耳元を、音を載せた温い風が掠めてく。>>26 ]
…… あ?
[すこーし向こうから、 泣きごとめいて弱々しく聞こえた ‟助け”でももとめるよーな、それに瞬いた。]
[ そっからは、あんまり間を要さない。 ] [ 肩口から覗く褐色の肌を、 摘まんで蒼布で覆ってから、
(丁度、座り込んだ体勢になっていたもんだから)
打ち付けたよーに じんじん響く、 臀部の痛みに手を添えりゃあ 顔を顰めながらも腰を浮かして。 ]
[ 『まだ』 白金のままの髪は しゃなり 、そっちへ躍る。 ]
(73) 2015/06/20(Sat) 18時半頃
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[ チェス盤みてーな 固い地面を サンダルで踏んで、 (あいにくクロッケーなんて知らねーもんだ)
ぺたり ぺたり
靴裏が場内を掠める微かな音を発しながら、 歩みを進めた先は、
どーにも、そこに居るのは今まで一緒にいた 一人二役のあいつとは また毛色の違うやつ。 ]
…… ―― おい、 … だいじょーぶかよ?
[ ちょっと警戒するよーに、 碧眼をゆるく細めはするけども ――、 ]
(77) 2015/06/20(Sat) 19時頃
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[いい大人が這いつくばって、 よわっちい声を発したところを、 わらう趣味も 見て見ぬ振りをする趣味もない。
… あるのは、 ‟困ってるやつを救う”趣味くらいだ。
黄金色の (さっき見た兎とちがって) 耳の生えたあたまを見下ろしてた世界から 片膝をついてしゃがみこんでみせりゃあ、]
…… ほらよ、
[足許のグラスへ伸ばされた手に気付いて、 とん と、 その眼鏡をそいつの方へ 人差し指で弾いてやるよーにすりゃ、
そいつは 『鏡の国には居ない』兎は、 どんな反応をしただろーか? *]
(81) 2015/06/20(Sat) 19時頃
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ヤニクは、ルーカスという『もうひとり』の存在は、勿論知るはずもなく。
2015/06/20(Sat) 19時半頃
ヤニクは、ルーカスを知るのはたぶんもう少し先*
2015/06/20(Sat) 19時半頃
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そーんなよわっちい声で、 だいじょーぶには到底みえねーんだがさ。
[しゃがみこんで覗きこむよーにした、 地を向いて碧眼に映る唇は、 ぎゅう と、噛み締められていて。
警戒の糸を敷いていた蒼が 傾きかけていた心配のほーへ秤を倒し、 波紋を揺るがしていく。 ]
…… っと、わりーわりー。 眼鏡って、これだよなー?
[>>88制そうとするのを包む、その手袋に >>87紅が滲んでいることを気付くよりも先。
その指が伸びるほう、サンダルのすぐそば。 惑いながらあげられた双眸を見ながら、 眼鏡を傍へと押してやった。 ]
(94) 2015/06/20(Sat) 21時半頃
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どーいたしまして! 気にすんな、困ったときはお互い様ってやつだしよ
[礼を言うが早いが、眼鏡を掛けるが早いか。 耳へと掛けながらの所作に咎める気もなく。
起こしてた膝に肘をつけば、 その手に頬を凭れかからせて。
強張りって糸が解けたみたいな姿を見りゃ 気障というよりはお固い人間のよーに感じる、
二枚のグラスの嵌った顔に、 にっ と、わらいかけた。]
…… ん?
[ が。 ]
(95) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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[ そして燃え滾る色とは対照のサファイアから、 喜色が薄れてったのもすぐのこと。]
[ …… ―― ヒュ 、 風が擦り切れる、そんな息の音。 ]
[ ぱちん と、 なにかと思って瞬きゃ。 その顔の顎の傷に一瞬目を潜らせつつも、 それより虎に睨まれた兎のような、 微かに震え出す姿に驚きを窶す。 ]
[ そのみっともなくも見えるザマに よくスラムや路地裏で見てきたみたいな、
傷つけられて人に怯える、 救うべきガキの姿を幻視して …… すこし、心が痛む。 (俺は、悪くねーんだとしても。)
睫毛が下を向き、碧がちょっと翳ってった。 ]
(96) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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( … いや、俺はでも なんもしてねー、よな?
―――― なら、 )
[ けど、そんなヤツを前にしてるからこそ。 はっ、と笑い飛ばすよーな笑顔を作る。 ]
なーんだよ。 だれも、取って食いやしねーっつーの。
[その身体を必死で守ろうとする様にゃ、 まるで俺が弱いやつを喰らう獣になった気分がして、 なんもねえのに後ろ暗ささえ感じちまうけど。
そんな内面は一切見せる気もなくって、
目も合わせてもらえてねーんだとしても それでも「何か」あるんなら 執拗に追ったりする気も無い。 ]
(97) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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[ ただ 問い掛けられた、
か細い、 簡単に途切れてしまいそうな糸>>90を 辿るよーに、明朗な微笑みと 三日月は昇ったまんま。
先に役名を名乗りそーになるのを堪えて、] 俺は、…アルヤス。 ここでは「アリス」とも言うみてーだけどな。
――― アンタは?
[まずは、震えを落ち着けさせようと、 首を十五度程傾けりゃ、 柔らかな調で名乗ることにした。
その帽子の乗っかった頭へ まっすぐ腕を伸ばせば、恐がらせちまうだろうか?* ]
(102) 2015/06/20(Sat) 22時頃
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[膝の上の頬杖を内側を倒し 三連の腕輪をしゃらら。
手首へ引っ掛けるみたいに詰まる 白の輪っかへ 目を落としてみりゃ。
そのまんま目線で円でも描くようにして、 再び真ん前へ。蒼色を見守るよーに据える。 ]
[その奥にある苛立ちだとかなんとか持たれても 寂しいとか哀しいとか以外には疎いので、
(元の世界で 送られ続けた‟嫉妬”も、 ‟嫌悪”も、 それこそわからなかった程に。)
都合よく、気付きゃしないまんま。 ]
(155) 2015/06/21(Sun) 00時半頃
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人違い?
…… なんもしてねーと思ったのに、 妙に恐がられるからそりゃー吃驚したぜ! ま 俺のせーじゃねーなら、何より良かったぜ。
[ 腕を広げて見せれば、 今度は輪が逆方向に音を立てて流れてく。
白黒の地面に裾のついたベールにも >>122笑みの浮かばねー、 凍り付いたみてーな顔にも
特に気を遣わず 気にもせず。 ]
[ ただ、『それならいーや』って 放っておく気にもなれねーくらいには 偽善者でもないし、俺はお節介なもんなので。 ]
(157) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[降ろされないままの庇うよーな手を見つつ、 翳りは揺れて、宝石は照らすための光を戻してく。
恐ろしいものを見るようなソレが、 >>124縋るみたいな色に変わったなら、 海を映したサファイアは燦然と輝いて綻んで、
腕を、 ゆるり、持ち上げていた。 ]
[ でも、目の前の口から飛び出た 怪訝そうな色には軽く口を尖らした。 ]
いや、似合わねーのは分かってるけどよー? こーんな状況で嘘なんかつく必要あるかよ?
[ ―― まるっきり違う方向へ、‟勘違い”して! ]
吐いたところで、『一人』しか いねーんだからすぐバレちまうだろーが。
(159) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[まさか ‟もうひとり”‟もうひとつの国が” あるなんつーのは知る訳も思う訳もないから
( 疑ってるわけじゃねーならなんなんだよ? )
なーんて ヘイヤやトゥイードルのやつに 向けたのとはまた違う、
(そーいや双子は二人の癖に一人だったけど。 …… あいつもこっちに居るんだろーか。 ヘイヤは寧ろ会いたくねーから居なくていい。)
拗らせたよーな、粘りつく視線で なにか考え始めようとした兎を見てたけど。 ]
[ そ 、っと 手を伸ばす。 ]
(160) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[白金と青布が ふわり 、 肩口を擽る感触を感じたけど 腕はひっこめず、
俺よりもハッキリして濃い色の 黄金の髪へと 褐色の手を埋めるみたいに (帽子は落とさねえように気を付けて) そっと、撫でよーとした。]
[ 怒声を受けりゃ、きょとん。 丸めた目は、ただひたすら素直。 ]
……ん?
なーんか、まだ 怖がってることがあんのかなーって思ったからよ
[ 悪気も嫌味も無く、口角を吊り上げて。 ]
(161) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[ 一度、慣れてしまえばこの距離感は 俺には『フツー』だったからこそ、 振舞いには、疑いさえする気もなかった。
( ガキや子分と一緒の扱いをしてたのは、 まー否定できねーんだけども )
掌から伝わる 兎のからだの震えは、 いつの間にか収まってたもんだから。
吼えられんなら、 元気そーだし だいじょーぶそーだなって、 昏い世界でも艶めいた金から手を浮かせて。 ]
嫌なら、突っ撥ねりゃあいーのに。 … はいはい、わかったぜーっと。
(163) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[体を守っていた、手袋を嵌めた人の手が、 顔を覆ったなら満足そうな光を蒼石に湛えた。
( その奥の朱の差した色は見えない。 …… ―― 残念なことにな! )
ふ と、そのときに漸く。 覆う手袋に滲んだ赤色に気付いて。 もっかい腕を伸ばすよりも先に、 >>126返ってくるのは不躾な問い。 ]
[ また、ちょっと眉根が寄った。 『大事なこと』は、一旦頭を通り過ぎて。 ]
…… だから言ってるだろー? 不本意だけどな。
それに、嘘をつくならもっとマシな、 …… えーっと、
(166) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[ 手繰る知識は、 元からあるもんじゃねーので時間がかかる。
頭の側面で、白金を巻き付けるみたいに くるくる 人差し指を回るように躍らせれば ぽん ぽん と頭に浮かぶのはふたつの駒。 ]
そう!
[ 頭があんまり良くなさそーに、 電球でも点ると一斉に、思考は飛び出てく。] それこそ白の王や赤の王って言うね!
…… って、 はあ?
[ わざわざ女役なんか飼ってでるもんか、って 本当に不満気に不愉快に竦めてから、
どっか焦燥の籠った聲の、 突飛もない話に角度づいた首を更に 横へ倒す。]
(167) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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ヤニクは、ディーンの話が聞き間違いかと思って、二度見。
2015/06/21(Sun) 01時頃
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…… 「アリス」が二人?
[突然のことに、
流れる沈黙は 数秒の間。 また頭がこんがらがっちまいそーな気さえした。]
…… えっと、どーいう事だ? … なー、 [ 整理の追いつかぬ頭は、ぱちり ぱちり。 コマを変えるみたいに瞬いても、 シーンは変わりもしなくって。
質問を同じ質問で返す羽目になった。 ]
[ それから、『アリス』みたいな捲し立てに 『アリス』もまた問いを重ねるよーに。]
[ 名を呼ぼうと、して。 ]
(169) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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[ 数秒、空白。 ]
…ん? つーか、『時計うさぎ』ってなんだ?
兎はキチガイ一匹しか、 俺は、 …「アリス」はしんねーぞ…?
[『台本』も『シナリオ』も無い世界。 辛うじてある ‟物語”にすらない 登場人物の名前に漸く気付いて、 ]
[ 弱ったよーに眉尻を下げりゃ、 お手上げってばかりに 前髪をぐしゃり、 持ち上げた。]
[そもその‟元の噺”を知らない俺には、 不可思議な世界を知っておけっつー方が無理な話。
今度縋るように 光を急速に散らして、 混乱した瞳を向けるのは、こっちの番だった。 *]
(170) 2015/06/21(Sun) 01時頃
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ヤニクは、リーのことはあんまし思い出したくもねーけども。
2015/06/21(Sun) 01時頃
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… ならさー、なんで嘘なんて言ったんだ? ……っは、 なーんて、な。
[碧のひとみは尾を引くみたいに、 じとり 蒼穹を睨めつけちゃいたが。 >>194慌てっぷりや、 もどかしそうに揺れる体。
それを見りゃ、 『言葉だけ』の偽善者どもとはめっきり違って 嘘を吐いてねーよーに見えたし。 第一 お堅そうなやつが焦るのや、 揺すられる様に合わせて 跳ねるその耳を見りゃあ、
ちょっと可笑しくなって、 くるり 、 まばたきの中に 不機嫌は融けてく。 ]
(212) 2015/06/21(Sun) 05時半頃
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…で、俺が怖くみえねーなら うれしーことだがさー。
だって、アンタさっき俺を見た時 それこそ兎みてーに震えてたもんだからさー
[>>195『アンタ』って事は、きっと。
『俺』以外のなんかにあったんだろーけど、 まさか真逆の性格のそっくりさんが居るだとか。 そーんなこと、知るわけもねーし。 俺の足りねー頭じゃ行き着かない。
勿論、兎が「アリス」から 逃げていかなかった理由もな。 ]
(213) 2015/06/21(Sun) 06時頃
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……そーいうやつは、ほっとけねー性質なんだよ。
[ へへ、って鼻先を擦るくらいにして、 それ以上聞きはしなかった。 ]
[三年前の俺なら土足でその事情に 何から何まで踏み入ったけど、今は。 …必要じゃねー時は、無言で手を差し伸べるだけ。 (それこそ、 ―― 俺が目指すもんみたいに。)]
[ そうして、ちょっと。 ‟感慨に浸るよう” 昔に沈みかけて >>195浮かした手が乞われることは無かった代わりに 飛んできた罵声に引きもされりゃあ、 どこ吹く風で首振るう。]
…… あ? はいはい、
―― 生憎、「はい」は一度って 礼儀なんかは習ったりなんかしてねーもんでよ!
(214) 2015/06/21(Sun) 06時頃
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[まー、「アリス」がそもそも授業で習う前に 学校なんか到底行ってねーもんだし。
赤の女王や白の女王に『礼儀作法』とやらも 習ってない(そも、まだ小さな駒しか知らない)
―― いや、だから第一。男なんだけどもな。 ]
[ しかし、 染まる頬に気付きゃ、 暖かく微笑んでやったのに! それは残念ながら、叶わぬ話。 ]
[ そして回り道を終えりゃあ、 ‟本題”の大きな道へと入ってく。 *]
(215) 2015/06/21(Sun) 06時頃
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[ (>>196そーいう問題じゃねーなら どーいう問題だよ! )
そんな風に頭に描いた疑問は、 すぐに飛んでった。
――― 『アリスがふたり』 そんな荒唐無稽な話によってな! ]
…… ?
白の王は、白の王だろ。 ひっきりなしにメモを取って、 気狂い共を伝令にしてやがるアイツだよ!
[頭ん中のランプの灯が点いたなら、 金を絡ませた褐色を、す、と絹糸から引き抜く。
耳にかかって張り付く髪を掻きあげりゃ、 >>197変な目を向けるのは、こっちの番だ。 ]
(223) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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[>>198咄嗟に逸らされた瞳の先で、 困惑しっぱなしでは平静が保てる訳もなくって。
( … 変なとこで疑われんのも癪だ。
いや、それより『主人公』であることを 否定されんのを、「少女」が拒んでる。)
苛つきが滲みだしたあまり、 掴んだ前髪を跳ねさせるよう躍らせりゃ そのまま チェス盤を パンッ、 ]
… いってー、…… [―― 叩いたのはいーが 固さのせーで そのまんま、 衝撃が手に返ってきちまって。 うげ、っと苦虫を噛み潰した顔ひとつ。 格好悪く、ぶんぶん 手首を振るう羽目になった。 ]
(224) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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… っつか、アンタだって知らないじゃねーか! そう、俺が「アリス」ったら「アリス」!
でもマジでさっぱり、 時計持った兎のことなんざ ――― 、 ( … わっかんねーよ )
[振りながらも、どうすればいいかわかんねーまま。
逆の手を白黒の盤に今度はそっとつくと、 立て膝の角度を少し下ろして身を乗り出した、 ところで >>198『鏡の国』って言葉に。] [ ぴくり、体が無意識に揺れる。 ]
(225) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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… そーだけど、 まさかアンタは違うってでも?
[ 前のめりに、顔を近づけたまま。 『そんな事があんのかよ』と、
毛糸の絡まったみたいな混乱が サファイアに残ったまんま。 ]
――― 他の国でも、あるとか か?
[これを聞くのは 俺じゃねー、 不思議の国を経験したあとの、 『鏡に入り込んだ少女』の記憶が ちらり。
顎元 輪郭を指が挟むよーに、 つ と なぞってみる。
… なんとなく、そうなんとなく。 ついた言葉が‟正解”な気がした。 ]
(226) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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[返答がどーだったにせよ。
一気に焦燥や剣幕 ―― 、 そんな憑きもんが落ちたかのよーに、 ふー っと、深い息をひとつ吐き出して。
後ろの方へ、 体を伸ばすみたいに雪崩れながら 両手を後ろへついてみせるばっか。 ]
はー …、‟そっち”にも、『アリス』が居るのかよ…
[ ぽつり ]
[‟時計兎”に 落とされる言葉の端々だけじゃ、 全体像自体はみえねーけど。
でも なんとなく‟納得”はいった。 …けど『複雑』な気がするのはなんでだろーか。 その色は咄嗟にゃ隠せずに滲んで顕れてって。 ]
(227) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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[( ‟この舞台”にもうひとつが在るなら、 『主人公』は そう 二人。 ‟まだ”このもやつきは今は不確かだった。)]
[ 白金の睫毛を、また空に向け。 >>199なんか、やけに哀愁漂う兎に ちょっと憐憫を籠めた三日月を送ってやる。 ]
へ。 ‟アンタ”のアリスは、 そんなに酷いやつなのかよ?
むしろ俺としちゃあ、 「アリス」がもーひとり居るんなら 柄でもねーからそいつに投げちまいたい ―― 、
…… んだけど、も 、
(228) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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[そう語りつける俺の『本心』は、 主人公なんざ要らねーといってて。
でも「アリス」は主人公であれ、と言う。
二律背反を無視して言葉を投げようとしたら ちりり 痛みつく感覚が支配して、 咄嗟にこめかみを抑えりゃあ。
自然と細まる瞳と、声まで消えいってく。 ]
( … くっそ、やっぱ気持ちわりーぜ )
[‟俺のもの”なのに、 やっぱり俺のものじゃないみたいな。 そんな違和感に手の中を一際強く睨みつけっと、 それを吹っ飛ばすかのよーな晴れやかを浮かべて
ぱ と 顔を覆う手を離した。 ]
(229) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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……しっかし、こっちこそ。 アンタみてーに まともそーなやつが こっちにいりゃよかったのに!
[‟そっち”のアリスでも 悪くねーのかも知れねーけど
ヘイヤは気に要らねーし、 トゥイードルも変てこだし、
でも 一度会ったからか それとも、褒められたからか。 ( 触れられた髪を ちょいと、摘まむ。 )
「ユーリ」と違う舞台になんのは、 ちっと勿体ねーよーな気がしつつも、 ふる、 と 首をまた振るった。 ]
(230) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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… けど、まー。 考えてもしゃーねーってのは同意すっぜ。
[ >>200俺よりは頭がよさそーだけど、 さっきの俺とは違った風にコメカミを 抑えんのを見つめながら ―― 、
よ と 、立ち上がろーと 後ろについた腕を前へと戻したんなら 両の膝を起こしてみせて、
まじまじ 蒼を覗き込んだ。 ]
それに。 なんの偶然かはしらねーけど、 こーやって会えたんならどっちも一緒だろ?
こっちこそよろしくな! … っと、 ――― 。
(231) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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[ 逡巡すんのは、 ‟役”じゃない‟名前”をまだ知らなかったから。 ]
―― ‟アンタ”の名前は教えてもらえねーのか? 『時計兎』さんとやらよ。
[>>200差し出された腕が血濡れてるとか そんなことは全く気にせずに ―― 、
ぱしり 、
揺れた耳を追いつつ 緩やかな笑みを浮かべて、 小気味いい音を立てりゃあその手を取った。]
(そーいや、今、 …ウードもねーな)
[出血してんならその手をたちまち治してやれるよーな 『楽器』がねーのをちょっと惜しんだ、 その『直後』だったろーか。 御大層な ‟鐘”が鳴り響きやがったのは。**]
(233) 2015/06/21(Sun) 07時半頃
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[>>247憐憫のまなざしを振るわれりゃ、 それにゃ また ぱちり。
フォローにもなってない「アリス」への フォロー…もどきを聞きながら、 白金を揺らめかせ 首を揺らめかせ。]
……なーんだ、結局よー アンタの「アリス」とやらも、 そんな嫌なわけじゃーなさそーだな。
[からから]
[空に笑ってみせんのは わざわざ俺のほーがいいとか言って、 結局取りなしてんじゃねーかって。
(普段疎いけどに、こーいうとこだけは たまに鋭かったりするが、さて。)]
(288) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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[逆にそれが俺の目には仲がいーだとか そんな風に見えてた。
── 身近に、もっともっと、 天の邪鬼なやつがいるからこそ。]
…年増っつって、 そいつん事はしんねーけどよお。 俺も「少女」っつー年齢からは そろそろ遠いと思うんだけどな。
[確かに頭自体はそんなもんで 止まってっかもしんねーけども、だ。
俺の頭ん中にある七歳くれーの 「少女」はこの背も、身も、程遠い。
その年齢の相違になんでか濁る気持ちに なりつつ、ぶん、と手を振ってやって。]
(289) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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[でも、そのあとに顔を覆った手の中の 本心は紛れもねーもんから変わんねえ。
── 世の中、不条理ばっかで。 思い通りになんねーからこそ、 決められたルールなんてぶっ壊して、 『義』を押し通してきた俺には。]
[ 誰かの敷いた『物語』をなぞるだけ。 なーんて、いちばん やってらんねーもんだった。 ]
いや、…ちっと頭痛くなっただけだ。 気にするほどのもんじゃねーよ
(290) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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[指の間のすだれん中、 見える視界を伏せってから。
一呼吸分のあと、 晴れやかな顔を晒した先に >>249微かにでも、 もし、縋る色が見えたんならその奥に 誰を見てんのか知ったこっちゃねーが。
(ただ、どーにかしてその表情から 「掬いあげて」やりてーとは思ったんだ)
── いっつも、そーしてるよーに。]
(291) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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……珍妙っつーと、俺だって ちゃんちゃら可笑しい女装じゃねーかあ?
そりゃ、 無愛想のほーがよっぽどマシなくれー、 いろーんなやつを「知ってる」かんなー
[その台詞は、 「物語」の登場人物と組み合わせながらも 俺自身の台詞でもあったけど。
── すこーし、遠くを見るそれは 「舞台」か「現実」 どちらを 見てるかは分かんなかっただろーよ。]
[はん、と、笑い捨てながら。 それもまあ、悪くねーやつが どこもかしこも多いんだけども。]
(292) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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[ 摘んだ髪がぱらり、 踊り、]
そりゃー奇遇なこって。
それはそれで俺も同じだから ──、 変われたってそっちにゃ行けねーな。
[『残念ながら』 なーんて、 『戯言』にゃ『戯言』で返してやってから そっと 膝を起こし始めて、
─── なんのなしの気まぐれに、 蒼海みてーな色を覗く。
「また」掠れた吐息に、 どこか力の入るからだは。
どこかわりーんだろーかとも思ったが、 そんな風にもまた見えなくって、 ]
(293) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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[でも、問い詰めるよりゃ。 俺は、さっさと“手をとる方”を選ぶ。]
── ああ、だってそーじゃねーの?
[>>251蒼が抱える、焦燥も。 これからの予兆にも気づかねーままで、
ただ妙な歯切れの悪さにだけ、 不思議そうな碧は ことばの語尻を上げ ゆるり また蒼を覗こうとして──、
ぴん! と 張った耳に、 気づきゃ、痛かったかと その力を緩めてみせた。]
…っと、大丈夫か?…わりーな。 ── よけりゃ、後でその手。ちっと見せろよ。
(294) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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[ちょっと申し訳なさそーに眉を歪め、 頭をわしゃり、人差し指で白金を掻く。
区切るよーな、誤魔化すよーな。
そんな咳払いの中に含まれた、 気恥ずかしさみてーな色は、 全くもって気づいちゃいねー。 ]
[ 開かれる口の、 これから動くだろう文字を 頭ん中に叩きこもーと して、 ]
[ ── ポーン 、 鐘の音なんか 聞こえてきた。*]
(295) 2015/06/21(Sun) 16時頃
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[ 不気味に渦巻いた空に、 ぽつん 浮かぶ礼服姿の山羊が一匹。>>#5
( …… ‟悪魔”の類だろーか。 頭ん中の、うっすい記憶の頁を捲る。) ]
[ ふつり ]
[ ――― ああ、つまりはよ。 ]
……おめでてーのは、テメーの頭だろーが。 (‟テメーら”かは、しんねーがよ)
[ 理不尽にも身勝手にも程がある、 その執事服の山羊の姿をキッ と睨む。 ]
――― っは、‟また”やれってか…?
(296) 2015/06/21(Sun) 17時頃
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[ 握る手は、全然違うやつなのに。
ふと、思い出すのは、 あの試合で掬う為に握った ‟あいつ”の手。 ( ふざけた試合なんか、一辺で勘弁っつーのに )]
[ 繋いだ手が 震えたのは恐怖や怖気じゃなくって、 『理不尽』への怒りにも、ちけーもの。
虎の毛が逆立つよーに嫌悪を露わにしながら、 …… ‟繋いだ手”が別たれることも知らず、 >>252放れた手は 追う事はできなかった。]
[ それより 空から舞い降りるカードを、 指の間に挟んで ぱしり、取りゃ、 たちまち、碧は不愉快に満ちる。 ]
…… 冗談じゃねーっつの、 ( また、人を殺す覚悟をしろっつーのか )
(297) 2015/06/21(Sun) 17時頃
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[ ‟命だけは盗まねえ”。 その信条が唯一逸れたあん時みたいに。
‟夢”でも‟悪夢”でも。 もし、これが『本当に』ただの夢じゃねーなら、 …… ―― 今回もまた、だ。
( ただの夢だって思えなかったのは、 偏見は抱いたりなんかしてねーけど、 こーいう類の『悪魔』なら やりかねねえと知ってたから。)]
テメーらの悪趣味な舞台で、 役割だの 劇だの、 …… 、
どいつもこいつも…!いい加減にしやがれ! っつーか、降りてきやがれっつーの…!! クソ山羊めッ……!
(298) 2015/06/21(Sun) 17時頃
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[ 金を散らして 天に吼えながらも、 ―― そんなのは無駄だって、 『二重の意味で』 俺は知ってた。 ]
―― ‟舞台が破壊されたから更に余興を?” んなもん、こちとら躍ってやる趣味もねーんだよ、
[記された『役』や『陣営』が、 『美徳の救恤』から、 『鏡の国のアリス』に変わっただけ。
ああ、ちげーのは。 あん時みたいに‟褒賞”の存在が ないってことか ――― 。 ]
[『……なに、嫌なら死んで自分から降りればいい。』]
( …誰が、死んでやるか…! )
[ >>219空に響く、声が嗤う。 ]
(299) 2015/06/21(Sun) 17時半頃
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[>>300見向きもしねー山羊にゃ、 ああ すっげー腹が立つ。 ]
[ 足し算も、引き算もできない。 ‟鏡の国”の算数はもっとよくわかんねー。 だから 俺は、 ]
[ 躍るなら、舞台をぶち壊す為に。 ] [ 引かれたもんがあるなら、足す為に。 ]
( ペラジーに言ったら、また、 ――― 笑われそーな話だがよ。 )
上等ッ …、 ‟盗んでも”、 また 掬いあげりゃいーんだろ。
[あん時は、時間切れかなんかしんねーが。 勝手に打ち切られた興を思いながら ――、]
( …… 俺は、俺で、義を通すだけだ )
(301) 2015/06/21(Sun) 17時半頃
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[そう 拳を握りゃ──、 煮え滾った怒りを吐き出すよーに ひといき、吐き出して。
>>253漸く 兎の声が届いたのは、 途切れ途切れに名前を呼ばれた時。]
── … 、
[やっぱり、掛ける名がわからないから 無言のままで天から視線を下しゃ、 そこに籠んのは 『決意』の色。
それが 見つめる蒼にあった、 入り乱れたよーに見える情念で、 一瞬だけ揺れて 睫毛が下向く。
( …あん時は、『敵』に そんな目をしたやつが居なかったから。 )]
(307) 2015/06/21(Sun) 17時半頃
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[ ――― でも、そんなのも束の間。 ]
[ >>245取った手が、 『壁』を作るよーに 塞がって。 一歩分 後退れて空いた距離。
それが、すっげー遠く感じて ――、 ]
[ それを『追う』ように、距離を詰めた。 ] [(―― 不思議の国の少女でもねーのに )]
[ それから 惑いも憂いも 全部吹き飛ばすよーな迷いのない光を、 サファイアいっぱいに 湛えさせて。
ちょっと困ったみてーに、微笑んだ。 ]
…… っは、 ほんと、 ほんと、うまくいかねーよなあー…。
(314) 2015/06/21(Sun) 18時頃
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[『恨みもねーのに』 殺意や敵意の湧く感覚は、 三年前のあん時よりも軽いもんだから。 (…… ―― 『時計うさぎ』に対しては。)
だから それを必死に抑えこんで、 溢れださねーよーに、それ以上は踏み止まるけど。]
[ ―― 願うのは、一本のウード。 ] [ 『マルクト』の四色を持つ馴染み。]
同じ盤上に居たら、仲良くしちゃいけねーのって。 … ひっでーし、最初から言っとけって話じゃねえ?
―― … でも、俺は、
[ … その右の手の中に楽器が顕れれば 警戒されちまうだろうか。 ]
(315) 2015/06/21(Sun) 18時頃
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( ―― これもまた、試練ってやつなのかよ。 …… ‟ الأب ”。 )
[それを構えりゃあ、 黒い弦へと触れるのは‟左手”。 逃げられたって、身構えられたって構わずに、 ピン と、弦を慣れた手つきで弾いてく。
その耳の聴こえる範囲なら届く、 緩やかなテンポの、柔らかな調で流れる 『癒し』の調べが きっと空気を震わすことだろう。
―― 治癒にゃ、相変らず明るくないが。 (これだって、音魔法の派生だ) その手の怪我は完全に塞がらなくたって、 聞えたなら痛みと血止めくらいにはなったと思う。]
[ それから、無防備に くるっ、と ショールを躍らせながら、 踵を回すよーに、 背を向けた。 ]
(316) 2015/06/21(Sun) 18時半頃
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…そんなのに素直に、 従ってやる気は毛頭ねーんでね。
『女王』でも『王』にでも何でもなって、 覆してやるよ。
(鏡の国が ‟赤の王”の見てる夢なら、 その夢だって自由にみれる権利くらいあるだろ )
[ ――「赤の王」と気付いていない 「少女」の物語から
その台詞が 思考が飛び出したのは 無意識の‟結末”を見据えたからこそ、
インクが浮き出るよーに 滲み出てきたもんだった。 ]
(317) 2015/06/21(Sun) 18時半頃
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[ しっかし、‟決意”も、‟覚悟”も、 決めやしたが ――― 。
”まだそん時じゃねえ”って、 言わんばかりに。
配られたカードは
くしゃり、
皺くちゃに丸めて ぽとり 落としては踏み付けてく。 ]
今度会ったら! テメーの名前、もっかい聞くからな。 ―― 聞きたかったけど、 教えてくれそーに無いしよ、
それまで、死んだりしたら許さねーからな!
(320) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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[いつもと変わんねーけど、 『傲慢』よりゃマシな それでも不遜な言いっぷりを投げつけて。 (赤髪の箱入り娘に影響を受けたのかは、 しらねーし、わかんねー話。 )
もし怪我の事を聞かれることがあれば、 『‟フェア”じゃねー勝負は嫌いだから』、
それだけ告げりゃあ サンダルは硬い盤の上を踏みしめて、
ひらり 後ろ手を振るいや 『卵』と『もうひとり』の存在には気付かねーで そのまんま4の方へ歩き去ろうとする。*]
(321) 2015/06/21(Sun) 19時頃
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― 少し前/クロッケー場→ ―
強いとか弱いとかじゃねーよ。 ただ、俺は俺の‟義”を曲げたくねーだけだ。
… それをやっちまったら、 あの山羊共や、…と同じになっちまう。
( あの、人の事考えちゃなさそーな女王様 ―― 神と一緒になっちゃ、仕舞いだ )
[>>330背に放り投げられた言葉にゃ、 ―― 曲がらない一本の軸だけが、そう告げた。 ]
なりてーって本当に思えば、 アンタだって、なれるさ 『時計ウサギさん』。 筋を通す覚悟があって、‟諦めなきゃな”!
(373) 2015/06/22(Mon) 00時頃
|
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[ >>332声に籠った‟覚悟”は 『いい覚悟じゃねーか』 って。
そう、 けらり わざとらしい笑声を立てりゃあ、
仰々しく気に入らねー役名を並べた 意趣返しをお見舞いしてやったりして。 ]
( … あー、本当‟気に食わねー” ) [ざわめく生温い風が、白金の後髪を攫う。 兎と逆側を向いた双眸が『燃え滾る色』へ代わり、
今にも振り返り襲いそうな『堕天使』の思念を 瞬きの檻の中へと放り込じまえば、 ( また 紅は碧の『鍵』に閉ざされて、 )
… ―― それ以上の声は、 なにも届かなかった。 * ]
(376) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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ヤニクは、ルーカスには振り向かないままだったので、勿論気付かぬまま。*
2015/06/22(Mon) 00時頃
|
― → お茶会会場までの境目 ―
[ モノトーンの世界から、 鬱蒼とした昏い木々の森へと踏み込んでく。
ショール越しに、 ウードを肩に担ぐ姿にゃあ元から無かった (それにしても、迷いなく選んじまったが) 「少女」らしさも何も更に薄れるけど 今更気にするこっちゃねえ。
ぺたり ぺたり
地面を踏みながらも、 ちょっとばかし うんうん唸りつつ、 ぐるっと頭を回転させて考えんのは ――― 。
(大した中身も無いくせに、 なんだか頭ばっか使ってる気がすっけどもよ)]
(392) 2015/06/22(Mon) 00時半頃
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―― 最終的に‟ナイトメア”ってのを 引き摺りだしてぶっ飛ばして、 言う事聞かせりゃいーんだろ?
[ 勝手に‟勝利条件”を書き換えつつ、 今まさにどっかの誰かが同じよーなことを 考えることなんざ、知るわけもねー話で。 ]
…っつーか、 どー引き摺り出すか、 どこに居やがんのかが問題だよな…。
[うんうん唸っても 頭で考えんのは、 ‟今”も‟あんとき”も苦手なもんだから、 とん と、
寄った眉間を指でひとつ突いてから、 ]
[ こー あっけらかんと。 ]
(393) 2015/06/22(Mon) 00時半頃
|
|
( こーいうのは、大体が ‟お仕舞”に出張ってくんのが相場だが ―― )
… ま、『どーにかなる』だろーよ!
[『考える』より『動け』。 三年前も、あん時はあん時でなんとかなったせーか。 最悪生き残りゃあ『どーにかなる』と思ったせーか。
( … 今は、指を振ってもうんともすんとも 言わねーけど、あん時とは違うのは俺もだ。)
ぽん っと、弾けるよーに肩を竦めりゃ、 さっきのカードみてーに考えを投げちまって。
今んとこは向ってきた奴だけを相手する。 そーとだけ決めりゃあ、
その「ナイトメア」とやらを探そうとしたとこで、 ――― >>348足音と、「猫」の声。 ]
(394) 2015/06/22(Mon) 00時半頃
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|
[――― 駆けてくる気配を報せるかのよーに、 血腥い風が 一気に煽りつけてくる。
追い風を、向い風へ。 白金を舞わせながら振り向いて、]
…… あ?
[ ナンパ男よろしき声にゃあ、 >>348顔を顰めて、睨めつけてやった。 勿論「俺」も「物語」も、「猫」なんて知らねえ。 ( 過去を遡らない限り、‟飼い猫”以外は! )
だから、その『お嬢さん』呼ばわりにゃあ 他のやつらより割増の抵抗感も含め。 ]
… 誰だテメー?
[猫の軽そーな口振りと、感じる警戒心は相反して。 強張る体は、ウードを握る手にも力を籠めさせる。* 」
(402) 2015/06/22(Mon) 01時頃
|
|
[「猫」の頭に生えた耳を 碧の色は胡散臭げに睨めつけて。
――― ぽんぽん と躍る軽口にゃ なーんとなく‟気に入らねー”においがした。
異国のことばなんて分かるわけもねーけど、 鋭い抜き身の警戒は、更に研磨されるだけだ。]
…れっきとした男だって、 見りゃあ分かるだろーよ。 (だから、どいつもこいつも!)
っつーか そーんな呼び方はやめちまえ、 寒気がしちまうじゃねーか!
(408) 2015/06/22(Mon) 03時頃
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|
[>>405音もない一歩が盤を詰めるなら。 ふわり 揺れる縄に応じるよーに、 蒼布のシルクが風に戦いで、 ]
[後ろへ、]
[ とん 、 ]
[舞いよりは跳ぶよーに、一歩下がった。] 品も俗も言えた義理じゃねーし 詳しくもねーがよお。
そんなのを本物の「お嬢さん」に言ってみろよ。 ……きっと、ひっ叩かれるぜ? ―――― हरामी(クソ野郎)!
(409) 2015/06/22(Mon) 03時頃
|
|
[春を鬻ぐ ―― 、 (思い出した瑠璃色の瞳は頭ん中、)
比喩にしちゃ低俗な文句なんてのは 言い返せねーよーな品の無いスラングを 舌打ち 巻くよーに切り返してやって、 ]
[ しゃらり、 ]
[ 空色から伸びた褐色の腕を伸ばしゃあ。
腕輪を楽器の如く鳴らして、 演奏できる状況へと構え直し、
覗きこんで、その蒼い毛並を さらら 斜めに流す猫を見つめかえした。 ]
(410) 2015/06/22(Mon) 03時頃
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[ 浮かぶ、
にやにや笑いの三日月に、 炯々 夏の南空にでも不吉に耀りそーな 紅い星の柘榴石。 ]
[キチガイの方の「兎」より、 なまくらでもよーっぽどわかりそーな。
一見ふわりと謳うような雰囲気は 否が応でも 何度か覚えがある。 ( 他ならぬ貧民街で だ。 )
腹の立つ偽善のお貴族連中なんか比になんねー、 人を食いもんにするよーな‟ソレ”に良く似てた。]
[ 逆立つ背が震えるのは 畏怖じゃない。 ]
(411) 2015/06/22(Mon) 03時頃
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[悦に入るよーな『鏡越し』の共鳴が、 箍を外そうと 檻の柵を揺らすの感じたからだ。]
[‟悪夢”が力を与えて、決壊しそうな砦を 抑え噛みしめるよーに、
二重の意味で、苦い顔ひとつ。 ]
―― そーかい、俺はアルヤス。 …… 「鏡の国」の「アリス」だよ。
[ ひとつは、『力』に。 ひとつは、『名乗り』に。
‟敵”と分かった瞬間に、 素直に跳ねた体で気付かれてそーだが、 そんなのはお構いない噺。 ]
(412) 2015/06/22(Mon) 03時半頃
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[演じる気もねーはずの、 探究する「少女役」の顔を自然と纏いながら 余裕のねえ口角が、相対する獣へ吊上がる。]
ダンスを踊るための‟舞踏会”は まだまだ先だからちげーけど、
[ まず赤い女王にも会えてねーし、 八升目すら何処へやらだ。 ]
ナイトメアとやらを殴る為の‟武闘会”の 場所を探すとこには行くとこだぜ。
…んで、テメーこそ、‟午後の晩餐会”やらに 行こうとしてる訳じゃあねーよなあ?
不思議の国とやらには招待状は行ってなさそーだが、 …一足先に ‟躍りにでも来た”のかよ?
[ ぺらり 捲す蒼石は、険しく据えたまま。* ]
(413) 2015/06/22(Mon) 03時半頃
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