92 【バトルRP】歴史英雄譚
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[戸口にたった瞬間、能天気な声>>0:37が聞こえてくる。]
…なんだ、ありゃ…孫策じゃ、ねえよな。
[息子のことがちらりと頭をよぎる。 あいつなら大概の馬鹿だし、こんなところに急に降り立っても探検したり遊んだりしそうだと思ったが。 声は上のほうから響いたようだ。 上のほうにも、何かあるのだろうか。そう考えながら注意深く外をうかがおうとしたそのとき。]
…世界を救え…?
[脳内に響く声>>#1に思わず頭を押さえる。 とんと事情はつかめない。が。]
要するに―――戦えってことかね?
[口元がほころぶのは、強大な敵に奮い立つ、戦人の性だった。]
(8) 2012/05/21(Mon) 00時半頃
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[注意深く外へ出て、廊下を少し行くと、そこは広間になっていた。]
…こりゃ、すげえな。
[思っていたよりも建物は大きいようだ。 ふと、その中央を見ると、一人男が立っている。 細身だが、その体から放たれる気配は、武将のそれだった。]
(11) 2012/05/21(Mon) 00時半頃
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――――おい。
[呼びかけるかどうか、一瞬考えたものの、どの道相手からも自分はそのうち目に入るだろう。 不意打ちというのも性に合わない。]
お前さんは、世界を守る側かい?それとも――――
[しかし手はいつでも刀を抜けるように備える]
――――滅ぼす側かい?
[相手の耳に自分の声は届いただろうか。]
(12) 2012/05/21(Mon) 00時半頃
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[こちらを向いた男は、顔立ちにはあまり大きく違いはないが、異国の衣をまとっていた。 名を名乗って、通ずるとも思わなかったが。]
―――孫堅。字は文台。どうやら世界を守る側らしい。 お前は?
[その放つ気に、かつて魔王と呼ばれた男と対峙したときを思い出す。]
(20) 2012/05/21(Mon) 01時頃
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[男の語る名>>24は少なくとも孫堅は聞いたことのない名だった。 信長と名乗った男は、矢継ぎ早に質問を浴びせかける。]
ちょ、ちょっ、待て待て待て。 俺ぁ知らねえよ。俺だってさっき声を聞いたんだ。 その様子だと、同じ声を聞いたみてぇだが… むしろ俺だって何が起こったかわからん。
ただ、こいつぁ俺の直感だが。 封印を俺は守り、敵はそれを壊すってことだ。 んで、少なくともお前はそれを壊そうとはしていない、合ってるな?
[孫堅はにやりと嗤う]
要するに、戦だ。
[そう、戦ならば簡単な話なのだ。 敵を討てばいい。]
(30) 2012/05/21(Mon) 01時半頃
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[信長の言葉に、くっ、と笑う。]
少なくとも今はお前と殺り合う気はねえな。
天下を取れぬ戦いなあ――― 世界が壊れるってこたぁ、そのお前が取りたい天下も無くなるんじゃねえか? 俺が取りたい天下もな。 俺は、まずは元の戦場に帰りたいが、どうもここに呼ばれた以上、あの声の言ったことをやるしかないかもしれん。 ちっと癪だがな。
―――ひとまず、その「封印」はどこにあるんだろうな。
[そう、結局のところ、肝要の封印が何なのかもわからないのだ。 おそらくは敵ではない以上、信長と戦っても意味はなさそうだ。 ならば、手を組むほうが効率がいい**]
(41) 2012/05/21(Mon) 02時半頃
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[しばし、頭をめぐらせる。 封印を守る、というからには、何がしか形のあるものだろう。 この建物がどのくらいの広さで、敵と味方ががどれほど居るのかはまだわからない。 封印が一つならばいいが、いくつもあるならば少々厄介だ。
―――と。 目の前の信長はここで待つと言い放ち>>44どっかと座り込みながら何事かをつぶやいている>>45]
…あだ名ぁ…?
[あまりにも能天気な発言だが、当人の声色はいたって真剣。 その表情はどこか幼さすら感じる。]
―――…ったく、変わった奴だなぁ。
[やれやれ、と肩をすくめるものの、その振る舞いはけして不快には感じなかった。]
(69) 2012/05/21(Mon) 21時頃
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さて―――、俺はひとまず、このあたりを調べていくぜ。
[信長がともに来るかどうか、定かではないが、少なくとも向こうに害意は無いようだ。 ならば、こうして二人向き合っているよりも何かしているほうがいい。 少なくとも、同じ階に居れば、何かあったときに互いに助け合うことも容易だろう。
広間をぐるりと見渡せば、ところどころ小さな廊下らしきものが見える。 おそらくは他の場所につながっているのだろう。
孫堅は2を調べることにした。
1:すぐ近くの小部屋 2:広間突き当りに見える廊下]
(70) 2012/05/21(Mon) 21時頃
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[広間の突き当たりは、少し細い通路になっており、左に折れていた。 その先は、どこかにつながっているのだろうか。まっすぐではないから先を見渡すことができないが ほんの少しだけ、柔らかな風が吹いている。]
――外にでもつながってるのか?
[と、人の声が近づいている>>77 男の声と、女の声。敵か味方かはわからない。 少なくとも、女は警戒をあまりしていないようだ。
刀の柄を握り、向かってくる人に気取られぬよう、距離を測る。 しばし、近づくのを待ち…ここだという距離で、角から身を翻す。 もしも敵であれば、すぐに攻撃をできるように。]
…お前らは、敵か?
[低く問いかけ、返答を待つ。]
(79) 2012/05/21(Mon) 22時半頃
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[身を翻すと、女がよくわからない鉄の筒を向ける。]
棍…って感じじゃねえな。 何かの武器か?
[二人とも見たことがない服装だ。 男の顔立ちは自分にやや似ており、女の顔立ちは南の蛮族に似ていた。 女の構えた武器に呼応するように、刀を構える。 どういう使い方をするかはわからない以上、間合いは最大限まで保つしかない。 女は今にも戦おうとしているが、男のほうはやや冷静なようだ>>84]
―――あぁ、それもそうだなぁ。 我が名は孫堅、字は文台。 …一応世界を救えっていわれたんだがな。
[1対2、数では不利だ。ならばまずは武器を奪わなければならない。 もしどちらかがこちらへ攻撃を向けようとするならば、すぐさま間合いを詰め、武器を奪う心算で、名乗りを上げる。]
(87) 2012/05/21(Mon) 23時頃
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[名乗りに対して反応はあったものの、こちらに対して警戒はしているようだ。 ふぅ、と息をつき、体の力を緩める。]
んで、結局お前さんたちは封印を守る側なのか? それとも壊したい側か?
守る側なら、いろいろ話したいことはあるが、そうでないなら―――
[闊達とした中年の表情が一瞬にして殺気に満ちる]
ここで俺と殺り合おうぜ。
[しばし、二人の顔を見つめ、敵意のほどを見定める。 もし敵意がないのなら、その構えを解き、信長という男のことを話すだろう**]
(93) 2012/05/21(Mon) 23時半頃
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[相手の探るような目に、ふ、と笑いつつ、刀を下ろす。]
―――目的が同じなら、すまねぇな。 んで、お前らはいったい何者だ?
[そういいながら、改めて相手の姿を見る。 男の服装は見たことのない形だったが、かっちりとしており不快感はない。 女の服も見たことが無いが、顔立ちはやはり蛮族か天竺の者に似て見えた。]
向こうにも、封印を守れといわれた奴が居る。 確か…織田、信長と名乗ったか。
[信長の名に、男が反応し>>102、それに少しの戸惑いを覚えた。]
…んぁ?あいつの知り合いなのか? なら話は早いだろうが―――会いたいならあっちだ。
[そう言って広間のほうを顎で指す。 もし案内が必要だというなら、それもするつもりで。]
(103) 2012/05/22(Tue) 00時半頃
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ホレーショーは、伊東に驚いて目を向けた**
2012/05/22(Tue) 00時半頃
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[唐突に現れた男は、やはり孫堅の知らぬ服装をしていた。 端正な顔立ちは穏やかな笑みを湛えていたが、孫堅の本能は警戒の火を点した。
―――が。 目の前の男、乃木と名乗った男と現れた男―こちらは伊東と名乗った―はどうやらお互いに存在を知りえる者らしい]
知り合い…か?
[誰にとも無く一人ごちる。 さらにその男は、ついぞ予想しない名前を口にし>>124さすがに思わず反応する。]
呉は我が故郷、孫権は確かに息子だがよ―――
[しかしその言葉は、警戒の火に薪をくべる。 彼らは信長のことも知るらしいが、話している内容はまったくわからない。 目の前でラクシュミーと名乗る女を横目に、話の切れ間に低くつぶやく。]
―――お前ら、何者だ。
(156) 2012/05/22(Tue) 21時半頃
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[その立ち話を聞きながらも彼らは敵ではない、と考えてはいた。 おそらくは―――どこかの国から、自分のように呼ばれたのだろう。 協力すれば情報も得られ、力にもなろう。 が、この伊東と名乗る男はどこか好きになれなかった。 頭もいいし、腕もたちそうだが、どこか袁術の野郎のようないけ好かなさがあったのだ。
―――と。]
『ああああああああぁぁぁぁ………っ!!!』
[何者かの声、それに重い石や何かがごとごとと動く音がした。>>137]
(157) 2012/05/22(Tue) 21時半頃
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なんだ、今のは…?
[今は何もわからない。しかし敵の予感に血が躍る。]
…俺はあっちに行くぞ。 信長なら向こうの広間にいるはずだ。
[短く告げ、彼らの横をすり抜け階段を上ろうとする。 止められなければ、そのまま音の正体を確かめるべく上へ向かうだろう]
(158) 2012/05/22(Tue) 21時半頃
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