149 【凍った】カオスバトル決戦【リス】
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おおおおおおおおぅ!!!???
[―――男の絶叫が、森に響く。>>44]
(51) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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[自分の口から出たのではないかというくらいその絶叫は誰のものか分からなかったが、少なくとも自分のではないようだ。>>51]
お、ぉぉう…!なんだ、歓迎のあいさつか?
[平然と芙蓉は男へ答える。 男が手に持つY字の木の枝が、チュッパチャップスを放ったパチンコであることは容易に想像がついた。]
ご挨拶だなぁ。よくアタシが後ろから来るのに気づいたな。
[気配を察したことといい、的確に芙蓉の頭部を撃ち抜いたことといい、この男は何かの達人なのだろうか。 佇まいからはどうにもそのようには思えないのだが。
しかし―――舐めてかかるのも愚策だと判断した。]
(54) 2013/10/22(Tue) 21時半頃
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[九郎左衛門さんって誰だ。>>61]
[心の中で真っ当なツッコミを吐きつつ、ジョー・マップスとか呼ばれていた男の出方をうかがう。]
[あと15年早く、という言葉の意味はよく分からなかったが、そのくらい前に出会っていればお互い敵同士にならなかったのに…とかいう少年漫画の王道のアレなのか。]
ふん、アンタ、見込みあるぜ。
[下半身を半分脱ぎながらパチンコにチュッパチャップスをつがえる男を見下し、芙蓉はニヤリと笑った。]
(70) 2013/10/22(Tue) 22時頃
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[……警戒。 そして緊張。
張り詰めた弦のような空気が両者を包む。 相手の緊張が半裸一歩手前の危機によるものかもしれないとは露とも思わず。
じりじりと後退する相手を追いつめるように、すり足でその距離を詰めようとする。]
…………っ…!
[互いの獲物(チュッパチャップス)を手にしたまま、 一定の距離を保っていた。]
(75) 2013/10/22(Tue) 22時半頃
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[達人同士は、居合の直前に互いの考えることが読めるという。
―――芙蓉は、男にとって最優先事項はこの場を逃げることではなく、脱げそうなパンツをなんとか定位置に戻すことだと直感した。]
(80) 2013/10/22(Tue) 22時半頃
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[シュパゥウゥウン!! と勢いよく放たれた飴玉を、2。 1. 手で弾く 2. 額にまともに食らう 3. 口の中に飛び込んできたそれを噛み潰す
その隙に、男は撃った反動を利用して体を反転、走り去ってしまった。]
[その哀れな息子さんは1。 1. 見えた 2. 見えなかった 3. おっきかった 4. 見えたのか分からないくらい小さかった]
(93) 2013/10/22(Tue) 23時頃
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アデッ!
(94) 2013/10/22(Tue) 23時頃
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うーん…逃げられたか…
[熱を帯びている額を触りながら、残念そうに呟く。 あれだけの達人芸を持ちながら、その雰囲気を表に出さない。 あれが飴玉ではなくパチンコ玉―――鉛玉であったのなら、死んでいたのは芙蓉の方だ。 男は額に見事に風穴を空け、悠々とズボンを定位置に直して去ったことだろう。]
(96) 2013/10/22(Tue) 23時半頃
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ヘヘッ……! アタシが死線を潜らされるとはねぇ…!
[その目に爛々と戦意を宿し、男の置き土産であるチュッパチャップスを拾う。 包み紙を乱暴に破き、興奮を抑えきれず飴玉を噛み砕く。]
(*3) 2013/10/22(Tue) 23時半頃
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[ガリ、ガリガリ]
イイねぇ…! アタシもまだまだだねェ…!
[ガリガリ、ガリガリ。 ガリガリ。ガリ、ガリリ。]
羊の皮を被った、とんだ狼じゃねーのさ、あの男…!
[ククク、と鋭い犬歯を剥き出しにしながら、家政婦は笑う。 破り捨てた包み紙を回収して、(家政婦はポイ捨てしない。) ペロリと口の周りを長い舌で舐めまわした。]
(*4) 2013/10/22(Tue) 23時半頃
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人は見た目によらねーってのは、良くいったもんだ。
[いつの間にか笑みを浮かべていた芙蓉は、また森の中を歩きだした。 今度の移動は、遠距離射撃も想定した歩みだった。]
(97) 2013/10/22(Tue) 23時半頃
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芙蓉は、チュッパチャップスを舐めながら森の中を移動中
2013/10/23(Wed) 02時頃
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-森の中-
[さて、森の中を警戒しながら歩く。 すると、方向としては海方向に歩いていたようで。]
(―――ん…!)
[やや遠距離から、人の動く気配を感じた。 そこから距離を取って、もう一つ。 鷲並みとはいわないものの、芙蓉は強靭な視力をフル活用し薄暗い森の中を凝視する。]
(―――女と…巫女…?)
[身体の線と歩き方から女性と推察するも、顔までは判別できない。]
(160) 2013/10/23(Wed) 21時頃
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[息をひそめる。 先を行く女性が芙蓉のそばを通りすぎていくのをやりすごし、 後ろの巫女の後をつける。]
[今度こそは、バレることはないだろう。 背後から巫女服の人物に近づき、チュッパチャップスの柄を喉元に突き付けんとする―――!]
(161) 2013/10/23(Wed) 21時頃
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―――動くな。
[奇襲は成功しただろうか。 相手がまったく反応できなかったとしたら、背後から武器を持つ腕を捻じり上げ、チュッパチャップスを持つ手は相手の脇の下から入れ肩を上げさせるだろう。 その際、巫女服だったをいいことに裾を踏みつけることで足を無力化させる。]
―――動けば、殺す。
[本当の武器は、チュッパチャップスではなく、殺気。]
(162) 2013/10/23(Wed) 21時半頃
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[動きを封じることには成功した。 だが、巫女服の瞳は不敵な光を湛えて芙蓉を見ていた。 言うことを聞く、とは口で言っているものの、この巫女服がいつ反撃してくるかは分からない。]
よーしいい子だ。 とりあえず身体検査な。 なんか武器持ってねーか?
[相手が拒絶しなければ、とりあえず身体検査にかかっただろう。 しかし、次の瞬間聞こえた言葉に耳を疑う。 死ぬのは別にかまわない。目の前の相手は、確かにそう言った。]
あぁん…? テメ、いい目してるじゃあねーの。
「先程のジョー・マップスだかジョン万次郎だかと同じく、 この相手も敬意を払うに値する人物だと認めたか。 覚悟を決めた目をしていた。]
(177) 2013/10/23(Wed) 22時半頃
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[とりあえずチュッパチャップスを下ろし、 胸とか腰とかを無遠慮に触り―――(女同士だからいいかと思っていた)]
[むにゅ]
アァ…ン?
[芙蓉が怪訝そうに眉をゆがめる。 その場所で手をニギニギして、ともればゴムでも触っているかのように感じるそれの感触が―――]
[スカッ]
んぁ…?
[胸の部分に手を入れると、あるべき膨らみがないことに気付いて―――]
(185) 2013/10/23(Wed) 23時半頃
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――――あぁ?
[突進してきた闖入者を躱し、>>186 巫女娘もこちらに引き寄せようとして――― 1 1. ノクスカリバー(即席エクスカリバー)が腕に当たった。 2. やはり即席ものでは歯が立たなかった。]
(188) 2013/10/23(Wed) 23時半頃
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[ち、と舌打ちする前に巫女娘が離れる。 まるでヒロインを助ける勇者のように、そのまま青年が背後へ巫女娘を庇う。]
へぇ――……! 騎士(ナイト)様のご登場ってわけだなぁ?
[二の腕を振りながら、腕に当たったノクスカリバーの威力を確かめる。 痛みはするものの、まだ使えなくなったわけじゃあない。]
おもしれぇじゃあねーか…!
[肉食動物が喉を鳴らすように、二人を見ながら低い声を上げた。]
(189) 2013/10/23(Wed) 23時半頃
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[ままごとに付き合うのも家政婦の仕事だ。 確か二人は勇者と従者(という設定)だったか。]
(ふむ、ならアタシは―――)
[さしずめ、1ってところか。 1. 勇者に試練を与える神様 2. 勇者を導く魔法使い 3. 勇者に加護を与える泉の精]
(*14) 2013/10/24(Thu) 00時頃
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まあ待てよ。 お前、その娘を庇ったまま戦えんのか? アタシは足手まといが居ても手加減できるほど優しくねーぞ…!
(さて、どうするか―――?)
[啖呵を切ったものの、2対1というのは分が悪い。 巫女も青年も、目には揺るがぬ決意が(ままごととは思えないほど)詰まっている。]
[ならば、一つ趣向を変えて―――]
(193) 2013/10/24(Thu) 00時頃
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そうか、勇者よ。なら、魔王を倒すのだ―――!
[先ほどとは威厳のある声で、青年と巫女へ命令する。]
ふ、私も本当はただの家政婦ではない。 貴様ら勇者が真に世界を救うに足るか測るために、 天界から降りてきた…
(194) 2013/10/24(Thu) 00時半頃
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神だ。
[趣向を変えて、適当に話を合わせた。 というか、むしろノリノリで設定をでっちあげる。]
私は貴様らに手を貸すことはできない。 これは神々の世界の掟なのだ。 だが、貴様らは最初の試練がもう見えているはずだ―――!
[多分、先程プレハブ小屋で言い争っていた大男とか、巫女が追いかけてた女とか、そこらへんが敵役なのだろう。 思わせぶりなことを言っておけば、乗るはずである。]
(196) 2013/10/24(Thu) 00時半頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/10/24(Thu) 00時半頃
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……往くが良い。 ゴーゴンに立ち向かったペルセースも、 ヤマタノオロチを破ったスサノオノミコトも、 神話の勇者には常に強敵と戦う運命(さだめ)にある!
[両手を広げ、悠然とした態度で二人を見る。 無論、本気で神を名乗っているわけではない。 あくまで二人の世界観に付き合っているにすぎない。 だが、家政婦にはその家の空気・ルール・価値観に順応するスキルもまた不可欠である。 そういった意味では、芙蓉が二人の設定にすんなりと参加できたことは当然とも言えただろう。]
(199) 2013/10/24(Thu) 00時半頃
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至極当然ながら、魔王と同席せねばならぬときに 勇者の味方であることを明かすわけにはいくまい? あれは召喚に応じたように見せかけただけだ。
[疑われていようと、動じてはならない。 その程度でバレるウソなど、家政婦は吐いてはならないのだ。 たとえ主人が病魔に侵されていたとしても、家政婦は明日が当たり前のように訪れるかのように振舞わねばならない。]
ふむ…だが、こうやって我々を仲違いさせることが、 すでに魔王の術中なのかもしれないな。
[腕を組み、明後日の方向を向く。 その先に、魔王がいるかのように。]
魔王…手ごわいな。
[その場にいない相手に酷い言い様である。]
(207) 2013/10/24(Thu) 01時頃
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仕方がない。 神殺しもまた、勇者にとっての試練なり…
[しまったチュッパチャプスを取り出し、正眼に構える。]
やれやれだわ。 チュッパチャプスの防御に力は要らない。
[今更カミサマごっこを続けるわけにもいかず、 仮面を外して地に戻る。 直線的に狙ってくる木の枝(ノクスカリバー)にチュッパチャプスを合わせる。]
だから―――アタシは悪くない。 だって、悪くないんだから。
(220) 2013/10/24(Thu) 01時半頃
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[懐に飛び込んできたノックスの狙いは心臓。 しかし、家政婦がそんな簡単に殺されていては雇い主の身など守れたものではない。]
[鍔競り合うためのチュッパチャプス一本とは別に、脇からもう一本のチュッパチャプスを取り出す。 カウンターを狙って、飛び込んでくるノックス勇者の心臓に返しの刃(芯棒)を刺しに行く。]
[はたしてノックスは風車に挑む愚かな勇者なるや? その真価は、この攻防が見定める―――!]
(*16) 2013/10/24(Thu) 01時半頃
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[ノックスのカリバーンに対して、チュッパチャプスを横から当てる。 しなるチュッパチャプスの芯棒が、その軌道を急所から強引にずらそうと試みる。]
[一方、空を裂き、真っ直ぐ飛んでくるチュッパチャップス。 3本の内、3が頭部に向かってきていた。 ノックスの突進を捌くと同時にそれらを1。 1. 首をそらすだけで躱す 2. 飛んできたチュッパチャップスに口を合わせて包み紙ごと噛み潰す 3. 躱せない。現実は非情である。]
(228) 2013/10/24(Thu) 01時半頃
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―――ぅぬぐっ…!
[心臓・鳩尾の位置を避けたものの、その聖剣は鎖骨下へと刺さる。 鋭い痛みが神経を駆け巡るものの、致命傷には程遠い。 そして、ノックスの背後からの援護射撃を視界の端に捉え、首をそらすだけで躱すことに成功した。]
邪神?違うね。アタシは―――
[ニヤリ、ほくそ笑む。 競り負けたことで芯棒がくんにゃり曲がったチュッパチャプスを捨て、突き刺さった木の枝を掴む。]
(231) 2013/10/24(Thu) 02時頃
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アタシは、家政婦だ。
[チャンバラごっこはここまでだ、とばかりに。 オイタを働く子供を叱る鬼の家政婦さんスキルを発動する。
―――必殺 『こんなもの捨ててしまいなさい』!]
(233) 2013/10/24(Thu) 02時頃
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[チュッパチャプスのリーチの足らなさを突かれた。 しかし、ノックスの攻撃が当たったことを確認する瞬間、 彼には最大の隙が生まれることになる。]
喰らえ―――!
[木の枝を掴み退路を奪った上で、>>231 カウンターのためのもう一本で心の臓がお留守のようだなーーー!!!]
(*18) 2013/10/24(Thu) 02時頃
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