5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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――北の門――
さぁて、さて。 強い心が音楽を解放する、ねぇ……。 まぁ、俺っちはおまけみたいなもんだしなぁ。
それに、音楽のことは分からんし――
[難しいことは殿下や姐さんたちにおまかせだ――と、鼠の従者の言葉>>#0を他人事のように聞く。 そうして両手を頭の後ろに組んで、皆の後について歩き出す]
……ホリーやオスカーたちは、ちゃあんと働いてるかねぇ。
[子烏たちはきちんと宝物を磨いてくれるだろうか、気になったのはそんなこと]
(19) 2010/03/21(Sun) 13時半頃
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……あぁ、そうだ、そうだ。 道具屋の兄さん、俺っちから煩くは言いたかぁないがね、さっきのこともあるしなぁ。
[ちらっと猫の王子を視線で示しながら、あまり懲りてなさそうな道具屋の青年に話し掛ける] まぁ、あれだ。あんま、やりすぎないように頼むよ。……いや、本当にさぁ。
[軍馬の騎士が傍にいるので、何とも回りくどい言い方になってしまう]
(21) 2010/03/21(Sun) 13時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 14時頃
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……まぁ、そういうことだぁね。
[>>25 ウインクをする道具屋の青年に応える。 できれば、旅の間くらいは商いを控えてほしいと思わないでもない。 だが、それは彼にしてみれば『呼吸をするな』レベルの難題かもなぁ、とか考えていれば猫の王子の言葉>>22が聞こえて]
やぁれ、やれ。 勘弁して下さいよう……。
[心底情けない表情になり、尾羽がだらりと垂れる]
(30) 2010/03/21(Sun) 14時半頃
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そうだなぁ、殿下があんなおっかな……威厳のあるお方だとは思わなかったねぇ。 俺っちは下っ端だし、普段は宝物庫に篭ってるから、王族の方とはまずお会いすることはないしなぁ。……そういう意味では気楽だぁね。 まぁ、俺っちなんかよりピッパの姐さんの方が気苦労が多そうだよなぁ……。
[>>25 近付いてきて愚痴を零す道具屋に、小声で返す]
(31) 2010/03/21(Sun) 14時半頃
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>>28
確かに姐さんは強そうだぁね。 あんな別嬪さんが俺っちたちなんかより、よっぽど腕が立つってんだからぁ、驚くよなぁ。
[豹の騎士のしなやかな動きを感心したように見て]
お酌かぁ……。 姐さんについでもらったら、酒もさぞかし美味いんだろうねぇ。 [道具屋にしみじみと頷く]
(34) 2010/03/21(Sun) 14時半頃
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[猫の道化の独白>>41が耳に入れば]
想いの内容ねぇ……。 何かを必要とする理由に高貴も何もないと思うけどなぁ。
[蝙蝠の娘の言葉>>1:79を思い出し] 音楽ってのは喜びも怒りも哀しみも楽しみも、全部あるって。 とても欲張りで、大きくて素敵だって聞いたさぁ。 本当に音楽の野郎の器がそんだけでかいってんなら、それを求める動機が執着だろうが高貴な想いだろうが、向こうさんは気にしないと思うがねぇ。 ……それとも、音楽ってぇのは人を選ぶのかい?
(48) 2010/03/21(Sun) 17時頃
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理髪師 ザックは、まぁ、俺っちには縁がなさそうだけどさぁ、と笑った。
2010/03/21(Sun) 17時頃
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>>52 ……まあ、ねぇ。 見えも触れもしないんじゃあ、不安にもなるわなぁ。
[そう言って指輪と対になったネックレスの宝石を弄び、考える]
そう言やぁ、鼠の従者さんは "音楽の破片" ってのを持ってるんだろ? それを見せてもらえば鈴の兄さんも音楽が何なのか思い出せて、不安もなくなるんじゃあないのかい。 [音楽を知らない烏の男は、どこまでも即物的な考え方]
(55) 2010/03/21(Sun) 17時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 17時半頃
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……盗人にも三分の理ってぇわけかい。 [>>63>>66 同情的な述懐を耳にして、烏の男は猫の王子同様に眉を顰める。宝番としては、盗みを働くような魔法使いに同情することはできない]
……にしたって、音楽ってのはたくさんあるんだろ? 全部独り占めにした挙句に、他人に迷惑を掛けるってぇのはいただけないねぇ。
(74) 2010/03/21(Sun) 19時頃
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[砂時計が微かに奏でる音>>#1を聞き、猫の道化と翡翠の若者の呟きに]
ふぅん、これが音楽ってぇやつかい。 つやつや? さらさら? ……違うなぁ。 ……どう、表現すりゃあいいのかねぇ。
[不思議そうな顔で呟いた]
(90) 2010/03/21(Sun) 20時頃
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理髪師 ザックは、ピッパの言葉>>87が聞こえれば、うんうんと頷く。
2010/03/21(Sun) 20時頃
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できること、ねぇ。
[豹の騎士と熊の大男の会話>>76>>92を聞いて]
なぁ、カワセミの兄さん。 あんた、飛ぶのに自信はあるかい?
[不安そうな翡翠の若者>>107の肩に腕を回し、真面目な顔で囁きかける]
(108) 2010/03/21(Sun) 21時頃
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……鶯の爺さんが言うように、この先、ヨアヒムとかいうやつの妨害があるかもだろ。 地図が役に立たない、先の様子が分からないってぇときに、斥候が務まりそうなのは、まともに空を飛べる俺っちたちだけだ。
[老鶯や片羽の白鳥を視線で示し、蝙蝠の娘を見て、な? と同意を求める] まぁ、あんまり不安なそうな顔をするない。 もし、妨害されたらその時さ。……どんと構えて、できることをすりゃあいいのさぁ。
[そう言って、にかりと笑いかけた]
(110) 2010/03/21(Sun) 21時頃
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[>>112 飛ぶのが得意と聞いて]
なんだい、なんだい。心強いことを言ってくれるねぇ。 俺っちは最近飛ぶのをさぼってたからさぁ、翼が鈍っちまってんのさぁ。
[いざとなったら頼りにさせてもらうぜぇ――と、ぱしぱしと翡翠の若者の背中を叩いた]
(115) 2010/03/21(Sun) 21時半頃
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あぁ、ラルフに任せときゃあ大丈夫。 存分に頼ってやるといいさぁ。
[>>119 兎の歌手に不器用にウインクをしてみる]
……お前さんは、暢気でいいなぁ。
[欠伸をする虎の子>>121には、つい頬が緩み、嫌味ではなく感想をぽつりと零す]
(127) 2010/03/21(Sun) 22時頃
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……百戦錬磨ねぇ。 案外レティーシャみたいなのが、さっくりと音楽を解放しそうだよなぁ。
[誰にともなく呟いて、虎の子と白鳥の踊り子の戯れる様をぼんやりと眺める]
(138) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 22時半頃
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……おぉい、おい。 随分とひでえ真似ぇしやがるねぇ。
[自分と同じ黒い翼を持つ大きな鳥の元へと歩み寄る。 いつも通りの口調でも、その手は少し震えていたかもしれない]
(144) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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[白鳥の踊り子が黒い鳥の末期を看取るのならば、ばさりと黒い翼を広げて]
……ちょっくら、様子見してくらぁ。
[大きな鳥の来たと思われる方角へと舞い上がった]
(150) 2010/03/21(Sun) 23時頃
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[烏の男は翡翠の青年と翼を並べて、黒い鳥の来た方角を目指す。 しばし無言のまま羽ばたけば、遠く昏い空の下、禍々しくも捩れた高い塔が見えたような気がして]
なあ、ラルフ……あれがそうなのかねぇ。
[薄気味悪さを隠せずに、ぽつりと呟いた]
(158) 2010/03/21(Sun) 23時半頃
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[>>162 翡翠の若者に応えて] ……だよなぁ、王国の何処探したってぇ、あんな悪趣味な建物はないよなぁ。 あんなとこに棲んでるから性格も捻くれちまって、あんな真似を平気で仕出かすようになったのかもねぇ。
[黒い鳥への仕打ちを思い出し、ガァと嘆息して]
……あまり近付きすぎても、俺っちたちだけじゃあ、どうにもならんねぇ。……ひとまず戻るさぁ。
[ラルフは何か気付いたことはあるかい?――と翡翠の若者に確認する。もし、何かあればもう少し斥候を続けるし、なければ皆の元に戻るつもりだ]
(168) 2010/03/21(Sun) 23時半頃
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[皆の元へと戻れば、ぐるりと輪を描くように一同の上空を数周旋回して周囲を警戒する。 そうしてから猫の王子の前に降り立ち、翡翠の青年の言葉>>181に続いて片膝をつき] 間違いなくあれが、ヨアヒムとやらの居所ですなぁ。 後は、……そう遠くない距離に宿が見えました。
[とだけ短く補足する。
あれこそが、悪の魔法使いの棲家だと一瞥しただけで確信できた。だが、自分達の感じた禍々しさや不気味さを、どう言葉にしたものか。それを言葉にしてしまえば、災いが起こりそうな気がして小さく身震いをする]
(185) 2010/03/22(Mon) 00時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 00時半頃
理髪師 ザックは、歌い手 コリーン斥候に飛んだ直後に聞こえたコリーンの声>>180に軽く翼を振った。
2010/03/22(Mon) 00時半頃
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あぁ、心配ないさぁ。 暫く飛ばなかったから疲れちまったい。 [>>193 兎の歌手に軽く応えるものの、声には疲労の色が滲んで]
なぁ、アイリス。
[黒い翼の同胞に黙祷を捧げてから、蝙蝠の娘の元に歩み寄る]
悪いことは言わない。お前さん、王国に戻った方がいいさぁ。 いや、お前さんだけじゃなくて
[兎の歌手や白鳥の踊り子、猫の道化を見て] 俺っちじゃあ、上手く言えないけどさぁ。 ……あれは、……あの塔はやばいなぁ。
(195) 2010/03/22(Mon) 01時頃
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>>199
まぁ、旦那の仰ることはもっともですがねぇ。 見て下さいよ……。
[震える手を軍馬の騎士の前に出す]
情けない話ですがね、俺っち、あの塔を見ただけでぶるっちまってんでさぁ。……確かに皆、大事な理由があるんでしょうがねぇ。
[塔の禍々しさをどう伝えるべきか、逡巡すれば アイリスの言葉>>200が聞こえ]
馬鹿野郎!! 何てことを言いやがるんだ! 呪いの身代わりになるだぁ? そんな了見のやつと、 [言いかけて。 だが、すぐにはっとした表情になって]
(206) 2010/03/22(Mon) 01時半頃
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[言いかけて。だが、すぐにはっとした表情になって蝙蝠の娘の言葉の続きを聞く]
……いや、すまねぇ。 俺っちがびびっちまったからって、お前さんまでそうとは限らないんだよなぁ……。
つまんねぇ事を言っちまって、悪かったよ。 行く行かないは俺っちが指図できるような事じゃあないさぁ。
……でもなぁ、自分が身代わりになれば良いなんて考え方は止しにしてくれよ。
(207) 2010/03/22(Mon) 01時半頃
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すぐに死なないったって、あんなえぐいことをする野郎の呪いだぞ。絶対にロクなもんじゃねぇよ。 ……それに呪いの身代わりになっちまって、死ぬまで呪いが解けませんでした、なんてぇ事になったらどうする?
上手く言えねぇけどさ、仲間を身代わりにして音楽を解放しました。 それで、めでたしめでたしなんてアイリスには言えるのかい?
……俺っちは無理だね。絶対に後悔する。
[ぼりぼりと頭を掻きながら]
コリーンさんもさ、自分が身代わりになれば良いなんて悲しい考え方はお願いだからしないでくれよ。
(208) 2010/03/22(Mon) 01時半頃
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>>210 え、これを俺っちが頂いちまっても良いんですかい。 旦那のお宝なんじゃあ……。
[軍馬の騎士に鏡を差し出され目を白黒させる。 だが、同時に投げられた言葉に暫く考える素振りを見せ]
分かりました。旅のお守りにさせて貰います。 俺っちみたいな半端者を気遣って下さって、ありがとうございます。
[そう言って、大事そうに懐に鏡を仕舞い込んだ]
(215) 2010/03/22(Mon) 02時頃
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>>211 もちろん、それなら文句はないさぁ。 ……ってぇ言うかなぁ。むしろ、謝るのは俺っちの方だぁね。
[そう言って、蝙蝠の娘にバツの悪そうな表情を向ける]
アイリスには俺っちが旅に出る理由を話したろ。 だからさぁ、俺っちみたいのが、あんたみたいに覚悟のあるやつに偉そうに言うのは違うんだよなぁ……。
……ごめんよ。
(217) 2010/03/22(Mon) 02時頃
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[>>212 兎の歌手にも蝙蝠の娘と同様に強い決意があって。 自分のような半端者が水を差してはいけない気がして言葉を探せば]
「音楽が、なかったら。 どうやって生きていけばいいのか、わからない」
[そんな呟き>>216が聞こえて 彼女も旅に出なければ自分同様、生き方を失うと知れば]
……まぁ、それでも無茶はいけないさぁ。
[と、曖昧な言葉しか返せなかった]
(221) 2010/03/22(Mon) 02時半頃
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[>>220 にっこりと笑む、蝙蝠の娘に] ……俺っちは逃げ帰ったところで宝番を首になれば、どこにも居場所がなくなるからなぁ。
だから、どんなにびびっても引き返せないだけの話でね。 そんな立派なものじゃあないのさぁ。
(222) 2010/03/22(Mon) 02時半頃
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[立派な人、という言葉>>223には苦笑いを浮かべて。 そうして話をしているうちに、いつの間にか手の震えが止まっていることに気付く]
……結局、俺っちが一人でびびってたってぇわけかい。 かっこ悪いなぁ……。
[弱い女性達を引き返させるつもりが、逆に皆に励まされる結果になって。 何だかなぁ――ぼそりと呟いた**]
(224) 2010/03/22(Mon) 03時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 03時頃
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――プレルーディウム・宿の食堂――
[手慰みに軍馬の騎士から貰った鏡を磨く。 鏡面の仕上げは見事だし、施された彫り物は精緻で。 だが、それ以上に指先から伝わる不思議な感触が、この鏡が唯の鏡ではないと雄弁に語る] [それなのに、これだけのお宝が手の中にあるのに気もそぞろで]
やぁれ、やれ。 ……どうして、こんなことになっちまったかなぁ。
[肩を竦め、溜息を一つ。 静かにお茶を飲む老鶯>>240と目が合えば]
あぁ、騒がしくしちまったねぇ。
[済まなさそうな顔をして、お茶を啜るだろう]
(254) 2010/03/22(Mon) 16時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 16時半頃
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そっか、そんなら良いさぁ。
[穏やかな老鶯の笑みに、烏の男の顔にも笑みが浮かぶ。 鏡の話については感心したように]
へぇ、世の中にはそんなお宝もあるのかぁ。 さすが爺さん、いろんな事を知ってるんだぁね。
[まさか自分の持つ鏡が "真実の姿を映す鏡" であることなど気付く筈もない。しげしげと眺めながら]
これがその鏡なら、ヨアヒムの野郎の言う裏切り者なんかも分かるのかねぇ……。
……いや、裏切り者なんざぁ、いるわけないよなぁ。 皆、俺っちと違って自分の意思で音楽を取り戻そうとしてんだしなぁ。
[そう言って首を振った]
(257) 2010/03/22(Mon) 17時頃
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全くねぇ、念の入ったやり口だぁね。 ただでさえ、纏まりのないお仲間なのになぁ……。
[旅の仲間の面々を思い浮かべた。 だが、彼らは自分と違って純粋に音楽を必要としているように思えて]
でもなぁ、皆、音楽を取り戻したいわけだろ。 野郎に協力する理由なんてぇ、あるのかねぇ。
(260) 2010/03/22(Mon) 17時半頃
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疑うほうが簡単……ねぇ。
[宝と子烏を守るため、烏の一族の絆は強い。 どんな理由があろうと仲間を裏切るなんて想像も出来ない。
……だが、旅の仲間は一族の者ではない。 もしかしたら――と老鶯の言葉に薄ら寒いものを感じて]
……まぁ、こんなことを考えちまうってぇ事自体、ヨアヒムの策とやらに嵌ってる証拠かもなぁ。
[冷めてしまったお茶に口をつければ、軍馬の騎士の声がして]
ああ、軍馬の旦那。お疲れさまでさぁ。 先程はどうも。
[鏡の礼も込めて、ぺこりと頭を下げた]
(265) 2010/03/22(Mon) 18時頃
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はぁて、はて。 一番大切にしたいものかぁ。……難しいねぇ。
[そう言って黙り込み、老鶯と軍馬の騎士の会話>>268>>271に耳を傾ける]
……何だか、縁起でもない話だぁね。 まぁ、思い出したら話してほしいさぁ。 俺っちたちが、そうならないための参考くらいにゃあ、なるかもだしなぁ。
[ぽつりと御伽噺の感想を零す]
(275) 2010/03/22(Mon) 18時半頃
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……俺っちは市場でも見て来るよ。
[老鶯と道化の猫の会話には何だか居た堪れなくて。 立ち上がり、食堂を出ようとして翡翠の若者がいることに気付けば]
……いろいろ偉そうに言っちまったけどさぁ、やっぱり怖いものは怖いよなぁ。
[そう言って、彼の肩を軽く叩いて宿の外へと出た]
(280) 2010/03/22(Mon) 19時頃
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>>282
ああ、熊の兄さんおかえり。
[軽く手を挙げ、挨拶をする]
複雑な話っていうかねぇ……。 ヨアヒムの野郎は嫌なやつだってぇ話だぁね。
[熊の大男に裏切り者について話していたとは、何となく言い辛く思った]
……ん? 手押し車か。 兄さん、荷物を一杯持たされてるからなぁ。いい工夫だぁね。 でもなぁ、いざとなったら無理しないで俺っちにも荷物を預けなよ。
[そう言って、市場へと向かった]
(287) 2010/03/22(Mon) 19時半頃
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理髪師 ザックは、掃除夫 ラルフの言葉>>285に、あぁ、いい覚悟だぁねと応え、手を振った。
2010/03/22(Mon) 19時半頃
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[去り際、道化の猫の言葉>>286が聞こえたから振り返って]
……兄さんは悪くないさぁ。 みぃんな、ヨアヒムの野郎が悪いのさぁ。
[気まずそうに声を掛けるが、道化の猫には届いたか]
(292) 2010/03/22(Mon) 19時半頃
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――市場――
[烏の男は市の中、子烏のホリーとオスカーに送る指輪を吟味する。指輪の宝石は護り石で、これを持つのは一人前の烏の証。
二人が一人前になるまでもう少し。 護り石を持つにはまだ早いけれど、もしかしたら自分が帰れなくなるかもしれないから。可愛い子分の為に出来ることをしておきたい。
思案を重ねてようやく二つの指輪を選び、宝石売りに値段を問えば]
……ちょいと高いんじゃあないかい。 モノが良いのは認めるさぁ、でもなあ手持ちはこれだけしかないのさぁ……。 [それなら――と、宝石売りは烏の男のブルームーンストーンの指輪を指して、にっこりと笑う]
(319) 2010/03/22(Mon) 21時半頃
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この指輪と交換だぁ? ……おぉい、おい。 無理言うない。 ……しょうがねぇなぁ、これでいいだろ。
[逡巡してからしぶしぶとネックレスを外し、手持ちの金貨と共に引き渡す。
そうして、朝焼け色のガーネットが嵌った指輪を二つ買った]
紙とペンを貸してくんない。
[自分が帰れなくなったら、子烏のホリーとオスカーに、この指輪を渡してほしい。 ――そう書いたメモを添え、宝石箱をポケットに捻じ込んだ]
(320) 2010/03/22(Mon) 21時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/22(Mon) 21時半頃
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――市場――
[屋台で串焼きを買って、行儀悪くも齧りつつ市場を歩く。 聞き覚えのある声に振り返れば、漫才じみた遣り取りを交わす、猫の王子と金糸の若君の姿を見つけて]
何と言うかまぁ……。仲のおよろしいようで。
[もし気付かれなければ、そうっとその場を離れようとするだろう]
(342) 2010/03/22(Mon) 22時頃
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――市場――
あ、こりゃどうも。
[二人に見つかってしまい、串焼きの処分に困りながらも罷り出る]
そうですねぇ……。 自慢じゃあないですが、俺っちたち烏は目敏く、耳聡いってぇよく言われますなぁ。
[>>349 猫の王子の言葉の意図に気付いてはいないよう]
えぇ、俺っちの方は済みましたが……。 殿下と若君は何かお探しで?
[>>350 と金糸の若君に答える]
(354) 2010/03/22(Mon) 22時半頃
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[>>357 思い出すように考えて]
そうですなぁ。 櫛でしたらぁ、三つ先の露天で細工の良さそうなのがありましたねぇ。 武具は……俺っちではちょっと分からんですねぇ。 ピッパの姐さんか軍馬の旦那なら目利き出来るんでしょうけど……。
(366) 2010/03/22(Mon) 22時半頃
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[猫の王子の言葉>>359に、不思議そうな顔をするが「何も食していない」と聞き あぁ、腹が減ったら訳分からんくなるよなぁ――と頷いて]
下々の食いもんで、あれですがねぇ。 よろしければ、お召し上がり下さい
[未だ口をつけていない串焼きを出して、猫の王子と金糸の若君に勧めてみた]
(367) 2010/03/22(Mon) 22時半頃
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いぇいぇ。美味しく食べてもらえりゃあ、串焼きだって本望ってもんでさぁ。
[>>371 続く言葉には] 俺っちの取り柄はお宝の目利きくらいですからねぇ。 おかげさまで宝番のお仕事を頂いてるわけでさぁ。 そうだ、よろしければ、ひとっ走りして櫛を買いに行ってきましょうかい?
[二人に尋ねた]
(377) 2010/03/22(Mon) 23時頃
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[>>374 串焼きの値段を聞く金糸の若君には、慌てて首を振って]
いいもんを見させてもらいましたからねぇ。 お代なんざぁいいですよ。
[そう言って猫の王子に視線を向ける。 串焼きに齧りつく王子の顔は何となくあどけなくて、子烏たちを見ているよう。 だから烏の男は嬉しそうに笑った]
旦那は宿でお見かけしましたがぁ、姐さんはお会いしてないですなぁ。
(378) 2010/03/22(Mon) 23時頃
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理髪師 ザックは、聖歌隊員 レティーシャの姿を見かけたならば、おおぃと手を振るだろう。
2010/03/22(Mon) 23時半頃
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よぉ、お前さんも買い物かい?
……って、あぁ、立ち食いなんかしてまぁ。
[女の子なのになぁ――と思い、あれ? 男かねと考え どうでもいいかとハンカチを取り出し、拒まれなければレティーシャの口元を拭いてやるだろう]
(385) 2010/03/22(Mon) 23時半頃
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……どうでしょうかねぇ。 宝石や細工物の目利きは出来ても、俺っちは音楽なんか全く分からんですよ。
[自分自身、旅の一員になった理由が分からないから、首を捻りながら猫の王子に答える]
(387) 2010/03/22(Mon) 23時半頃
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どういたしまして、と。 ん……。何かほしいもんがあるのかい?
[虎の子の視線>>380にあわせてきょろきょろと。 >>390 そして猫の王子の疑問を耳にして]
あぁ、それですかい。 女の子? が立ち食いするのは行儀的にちょっと……てね。
(395) 2010/03/23(Tue) 00時頃
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……そういうことなんでしょうかねぇ。
[疑問は残るが、猫の王子の見解>>394には納得できるものがあり頷く] 確かに……。何で音楽なんでしょうねぇ。
[続く金糸の若君の言葉>>399にも頷いて。 だが、音楽が分からない烏の男に答えなど見当もつかないが]
(409) 2010/03/23(Tue) 00時頃
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……俺っちの目利きも当てにならねぇってことかねぇ。
[猫の王子の問いに答える虎の子の言葉>>410に、思わず天を仰いだ]
(413) 2010/03/23(Tue) 00時頃
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理髪師 ザックは、奏者 セシルはどう反応するだろうか。
2010/03/23(Tue) 00時半頃
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まぁ、そうだなあ。どっちでもいいさぁ。 男だろうが女だろうが、レティーシャはレティーシャだしなぁ。
[ぼりぼりと頭を掻いた]
(423) 2010/03/23(Tue) 00時半頃
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>>425 [猫の王子と金糸の若君の二人の顔を見比べるが レティーシャの見送る声>>426が聞こえたので]
……了解でさぁ。 殿下とレティーシャの買い物が終わったら、先に宿に戻りますんで。
[金糸の若君に声を掛けた。 二人に行きたいところがあるならついて行くし、宿に戻るならば共に戻るつもりだ]
(430) 2010/03/23(Tue) 00時半頃
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分かりました。では、菓子を買ったら戻りましょう。 ……レティーシャもそれでいいかい?
[二人に確認する。 そして歩き出そうとすれば軍馬の騎士の姿をみるだろうか]
(438) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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>>443 [軍馬の騎士の耳打ちに]
(お役目大変ですなぁ)
[と小声で頷いた]
ですねぇ、殿下のお心づくしをお仲間にも味わってもらいましょうかねぇ。 [宣言する猫の王子>>440を微笑ましく眺め、 最初の印象とは全然違うねぇ――などと思い、後についていった]
(445) 2010/03/23(Tue) 01時頃
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[>>449 軍馬の騎士に]
(俺っちみたいな下っ端が、殿下にお目に掛かることは、まずありえないですからねぇ……。
でも、見ると聞くのは大違いってぇのは本当ですなぁ)
[道具屋の一件のときと今とでは、猫の王子はまるで別人のように見える]
(452) 2010/03/23(Tue) 01時半頃
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何だろなぁ……。 薬草でも入ってるかも知んないねぇ。
[黒い飴を摘み上げ、匂いを嗅ぐ。 面白そうだねぇ――と、好奇心に駆られれば猫の王子が購入する様子に少し驚く]
(454) 2010/03/23(Tue) 01時半頃
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>>455
……うへぇ。そりゃあ良くないですなぁ。 まぁ、精魂尽きたときのお守りですかねぇ。
[軍馬の騎士に答えるうちに、虎の子に黒い飴が差し出されて慌てる]
あぁ、その黒いのは美味そうだぁね、それは俺っちが頂くよ。 レティーシャにゃあ、こっちをやるさぁ。
[と黒い飴を取り上げ、急いでオレンジ色の飴を購入して渡した]
(459) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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やぁれ、やれ。 まぁ、役に立つ機会がなけりゃあ、良いんですがねぇ……。
[瀕死の時に――という軍馬の騎士の言葉>>463に肩を竦め、黒い飴をポケットに仕舞えば猫の王子の問い>>464に]
まぁ、俺っちたちの翼の色ですからねぇ。 無碍に扱うのはちょいと……。
[と、その場しのぎだが、割と本音な感想を述べる。 そしてポケットをさぐりながら、これがオニキスならなぁ、と嘆息した]
(467) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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……なぁ、レティーシャ。身体、何ともないかい?
[軍馬の騎士の忠告>>455通りなら、えらいことになりそうで、黒い飴を舐め続ける虎の子に尋ねてみた]
(470) 2010/03/23(Tue) 02時頃
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……なら、いいさぁ。
[虎の子の答えに一応安心するが]
でも、もし何かおかしいと思ったら、すぐに言ってくれなぁ。
[宿へと戻る道すがら、虎の子の様子から目を離せないだろう**]
(474) 2010/03/23(Tue) 02時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/23(Tue) 02時半頃
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