219 FESを強いられし非戦場
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――図書室――
だい、じょうぶです――
[ゆっくり頭を左右に振って、どうにか覗き込んでくる教師にそう応えるも、明らかに"だいじょうぶ"ではなかった。 痛み自体は、すぐ去った。体調その他個人的観点では"だいじょうぶ"だったのだが、違う。 この世界は今、大丈夫なんかじゃあない。 大変なことが起きている、起こされている。 ただ、それに気づけているのは――自分くらいだろうとも、思って。 言葉上は、だいじょうぶと言う他なかった。]
(1) 2015/03/19(Thu) 00時半頃
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花火……?
[頭の芯を揺すぶるような衝撃に、音の方へは気を配れなかった。 何か音がした、とは思ったものの、それが自分の内でしたものなのか、外で起きたことなのかの判断はとっさにつかず。]
花火、なんて学校の中じゃ――
[ふと、それがさっきの空間破壊が引き起こした爆音であるのなら、と過ぎる。 それなら、何も知らない教師を近づけるわけにはいかない。]
違うんです、せんせ、だめ……
[何が違うのか、何がだめなのか、問われても何も言えないが、止めなければと口が我先に動く。]
(8) 2015/03/19(Thu) 01時頃
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……だいとうりょう?
[が、続いた言葉に、制止もそこそこきょとんと瞬いた。]
みなみ? みなみは、ええと、
[学校の向いている方角なんて、すぐにわからない。 太陽を探せば、と窓に目をやっても、空における南は真上だった。]
(12) 2015/03/19(Thu) 01時頃
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なんでも……ないの?
[取り繕う教師の姿は、少し意外だった。 悪態をつくような様子も、焦りを見せるようなのも、みんな。]
でも、せんせ、困った顔、してる。してます。
[気にしないのは、少し難しい。 戻ってきたエリアスも、不安そうな顔をしていた。]
(16) 2015/03/19(Thu) 01時頃
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せんせ? でも、本……
[探しだされた本は、まだ貸出手続きを行っていない。 代わりに、そのうちの一冊も持たずに教師は図書室を出ていった>>19。]
お、いかけ、なくちゃ。
[何かを叫んで、教師は出ていった。 あの力を感じてのことだとしたら、危険だ。 自分の力があれば、守ることもできるやもしれない。 結論は、追いかける。図書委員の仕事も忘れて、エリアスのまだ戻らない図書室から、遅れて飛び出した。]
(22) 2015/03/19(Thu) 02時頃
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――ソビエスキの大いなる盾《アリュージュ・スキュータム・ソビエスキ》。
[廊下に出て、追うさなか手を掲げる。 薄く青い光が自分の周囲を取り囲んだ。 守らなければ。その一心で、動く**]
(23) 2015/03/19(Thu) 02時半頃
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――裏庭――
せ、せんせ、い。
[元より歩幅の違う教師の、更に早歩きを追いかけたせいで、息が上がった。 校内で爆音を鳴らす生徒を叱る怒りではなく、現状に取り乱すような彼女の様子に違和感を覚えながらも、それを指摘するなり冷静に考えるなりする余裕はなく。]
危な、いから、だめ、
[切れ切れに静止を繰り返すばかりで、要点も得ないまま。 うす青い保護の燐光を、ゆっくりと拡げていく。 力ないものには見えない青だ。目の前の教師には感知できないはずと考えて――]
(34) 2015/03/19(Thu) 22時頃
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[気が立った様子で振り返る>>35のに、反射的にびくりと肩を竦める。 が、萎縮しても話は進まない。]
くわしくは言えな、ですけど、このままじゃ危ない、と思って。 なんでもなくは、ないんです。 ええと……
[未だこの教師が一般人《ノーマル》でない確証がないから、言葉に出来ない。 能力者《パワーズ》だったとしても、知りうることは少ないから、変わらなかったかもしれないが。 その状態で、けれど単独で外に出た彼女を守るのに、どうすべきかと頭を回した結果。]
ひとりはよくない、ので。 いっしょにいてくれませんか。
[乞い願うはあまり得意とすることではなかったが、この際仕方ない。 ]
(38) 2015/03/19(Thu) 22時半頃
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ええと、全然、何もわかんないけど……その。
[隠し事ははっきり言って全く得意じゃない。 自分の口からどんどん零れていく違和感が、話をややこしくする。]
例えば、魔法使いって、ほんとうにいると思いますか。 本当に……この学校の中に、とか。
それで、この学校をどうにかしようとしてる……とか。 ……信じ、ない、ですね。
[自分でもおかしなことを言っていると思う。 この説明で、一般人《ノーマル》に危機感を覚えろなんて無理な話だ。 それに、教師>>41の視点からすれば、そんな状況で危険だからと、教師のもとにひとりやってきた自分のほうがよほど危険だった。 口にしてから、狼狽える。]
(50) 2015/03/19(Thu) 23時半頃
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も、くてき……とかは、なくって。 その、さっきの音、せんせも聞いた、んですよね。 だから、あんまりそういうとこ、行ってほしくないって思って、
[口から出る言葉を、出しながらまとめていく。 嘘も方便で丸め込めたらいいが、そんな器用でもないから、思うままをそのまま出すだけだ。 出来る限り、いま自分が置かれている場の状況と、自分自身には触れないように話の軸をずらしながら、現場を避けようとする。]
(53) 2015/03/19(Thu) 23時半頃
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……、えっ?
[魔法使いを、知っているって>>57。 ええとつまり、ええと。想定外の返事が返ってきて、元から動きの悪い思考が止まる。 能力者《パワーズ》の存在を受け入れられる一般人《ノーマル》なんて、基本的にはいない。 ということは、の向こう側にたどり着く前に、先に会話を続ける。]
魔法使いさんは、お知り合いなんですか。 この学校にいる、のは、さっき気づいた、って答えじゃ、だめかな。
わたしは、朏です。みかづき、まあこ。 学年は、わかんないです。
[それは、例え能力者《パワーズ》から、能力者《パワーズ》として名を問われたとしても、そう答えたろう。 自分はそれ以外に名を持たないし、世界の中で特殊な役割を持つような人間でも、ない。]
(65) 2015/03/20(Fri) 00時頃
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記憶が、なくて、さっきの衝撃で、思い出した……?
[おおよそ自分と同じようなタイミング。 偶然本当の記憶喪失が戻ったというよりは、先程の言葉からしても、同じ境遇の能力者《パワーズ》と考えたほうが、まだ自然。 でも、彼女のような能力者《パワーズ》を、《機関》で見たことはない、と思う。 他勢力なのか、知られていないだけだったのか、それはわからない。]
あの、せんせ。 わたしからも、聞いていいですか。
フィリッパせんせが、"誰"なのか。
(67) 2015/03/20(Fri) 00時頃
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それが、答えです、きっと。 わたし、この学園の生徒じゃ、ないから。
[それでも高校一年生の春は、自分にとっては節目か、チェックポイントか。 何事もなく終わるときではないらしかった。 予感はあった。意味もなくそわそわするのは、後輩が上がってきて、二年生になることへの期待だと思っていたけれど。 今思えば、この現状に気づき始めていたのかもしれない。]
……わたしも、魔法使いの友達、います。 ここじゃないところに、どこかに。
おそろいですね。
[待ってくれているのか、自分が待っているのかは、わからないけれど。 笑みのいろがほんのりと変わる。]
(76) 2015/03/20(Fri) 00時半頃
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騎士(ロード)……なんですか。 ちょっと、わかります。 詳しいことは、話したくなったらで、だいじょうぶですけど。
[物理教師より似合うな、なんて思って、笑う。]
せんせの、行くところに、行きます。 騎士さまを護るのは、変ですけど。 わたしの近くにいれば、少しは安全、なので。
[絶対の力ではないが、行くところがあるというならそこに向かう。 先導してくれるのは、とてもありがたい。]
(77) 2015/03/20(Fri) 00時半頃
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学校の先生なのは、おんなじ。 ふしぎ。
もっと昔は、騎士さまだったんですか?
[フィリッパの行く方に同じく足を向け、道中問いかける。 きっと向こうの学校でも、人気者だったに違いない。]
何か……より誰か、かな。 わたしたちの力をなくして、記憶を書き換えて、空間を割る――のが、偶然の影響なのは、ちょっと変な感じ。
せんせは、今、騎士さまとしての力は使えない、ってこと、ですよね。 そうしたら……どうしよ。
[敵意を持って、力を奮うことは自分には出来ない。 原因の先にいるのが、こちらに敵意を持っていなければいいと望むくらい。 けれど、それはおそらく薄すぎる望みだ**]
(87) 2015/03/20(Fri) 03時頃
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――フィリッパを追いながら――
そう、すごく、強いんですね。 ……星系ごと、領地なんですか。
[自分は"先生"や《機関》のものだけれど、特定の誰かの所有物になった覚えはない。 概念が違う、とも考えられるし、自分の関与し得ない宇宙の一端かもしれない。 無限の世界を有していても、自分の触れられるところは有限だ。]
記憶、と、能力が、あるとだめ。 なのに、わたしたちは、ここにいる……
[何のために、だとかを考えるのは苦手だが、得意そうな相手が隣にいるので、思うままを口にする。 おかしいところ、と言われても、特別思い至らず首を振った。 盾座の結界範囲から先生が抜けないようにと追った先、蝙蝠を指差すまでは。]
(153) 2015/03/21(Sat) 00時頃
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[轟音、視線が向くのに、頷いた。 コンパスと動くペースの違う足を持つ彼女を追うのに、盾の範囲を少し拡げる。 その先、相対した人の様子と隣の教師との間に走る緊張の質に、じりと一歩下がった。 青い光が用務員の彼を包まないように。]
(154) 2015/03/21(Sat) 00時頃
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……!
[盾座の結界は、基本的な物理攻撃であれば刃など物ともしないが、振るわれたこの力は違った。 衝撃や威力は充分軽度に落としたろうが、完全に侵入を留めるには至らなかった。 フィリッパにも幾らかダメージがいったか、既で留められたか、見る余裕はない。]
だめです。 それじゃあ、せんせ、護れないから。 まだ、思い出せる人を、そのままにできない、です。
[ただ、逃げろとの忠告は頑なに聞き入れない。]
(170) 2015/03/21(Sat) 00時半頃
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先生ごと逃げろというなら、考えます。
[ここは何階だ。窓の外を一瞬、見やる。]
(172) 2015/03/21(Sat) 00時半頃
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