137 海の家 『nave Di mare』
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― 海 ―
へぇ……、案外硬派なのねぇ。
[大変失礼なことだが、 そして人のことは言えないのだけど、 人懐こさ故に軽いのではと思い込みを少々。
「一緒に潜りませんか」という誘いには>>4:26]
潜れるよう努力するわ。 でも他に一緒に潜りたい子、いるんじゃない?
そっちも是非、誘ってあげるといいわ。
[んふふと意味深な笑みを添えて。]
(70) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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浅瀬なら、か。 ……どうせなら少し深さのあるところに潜ってみたいの。
難しいかしら……。
[確かに、トレイルの言う通り>>4:27 浅瀬ならシュノーケルで呼吸をしながら海の中を覗けるだろう。 けれど、「潜った人にしか分からない光景」というのに、 ひどく心惹かれて。
初心者には難しいかと、 半ば諦めかけた時にトレイルの助言>>4:28を聴けば、]
ありがとう。少し休んだら、もうちょっと粘ってみるわ。 んふふ、 ……きっと明日にはあたしもマーメイドになっているんだから!!
[ばちん、というウィンクに萎みそうだった希望が 少し膨らみを戻して、同じくウィンクを返した。]
(71) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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[砂浜に戻ったトレイルが何か言っているようだが>>4:28、 少し距離があって聞き取れないまま、また潜る練習を再開した。
幾度か潜水を試みているうち、 少しずつだが、 海面から離れた場所まで潜れるようになっていたか。
大分浜辺から離れてしまっているのに、 波が穏やかなせいか危機感は薄い、
……というか持っていなかった。
ぷかぷかと仰向けに休憩していると、 これまでに無かった音が、こぽこぽの合間に鼓膜を揺らした。
テレビ番組で観た、 ジャングルの中のサルがこんなような鳴き声をしていたような。
けれど、海中にサルがいる訳もない。]
(75) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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な、に……?
[寝かせていた身体を起こし、自分の足の下を覗き込む。 すると……]
―――っ!? ……ぁ、
[黒く大きな影が、ゆっくりとたゆたっていた。]
(――怖い。)
[そう思った。
けれど、同時に直感した。
「これだ」と。]
(76) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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[興奮して速くなる鼓動。
上がる息。
落ち着け、落ち着けと胸に手をあて、深呼吸を繰り返す。 そうして、今一度大きく息を肺に取り込んだなら、]
―――トプ、……ン。
[その影を目指して、 今までで一番強く、海水を蹴った。]
(77) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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――はぁ、………っあ、………はぁ……!!!
[浜辺へ戻った頃に、 トレイルとタバサの姿はあっただろうか。
どちらにせよ、視界には入らなくて。
荒い呼吸のまま、一目散にカゴバッグの元へと駆け寄り、 中からスケッチブックと鉛筆を取り出した。
しばらく手を動かしていたけれど、]
………だめ、全然。こんなじゃ……。
[そう零すと一度海の家に戻り、 花火の時に使ったバケツを手にして再び砂浜へと戻った。]
(78) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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[ざっざっと砂の山を作り、海水をかけては固めて。 誰かに声を掛けられようと、一心不乱に身体を動かす。
あの感動が、……薄れてしまわないうちに。
大きな砂の山が出来たなら、 今度は少しずつ削ってゆく。
爪の間や、新調したばかりの黒の水着の中にも、 砂が入り込んでしまうが、そんなことはどうでもいい。
日が暮れて辺りが暗くなり、 手元が見えなくなって初めて、手を止めた。]
(79) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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全っ然ダメね……。でも――。
[暗闇の中の大きな砂鯨を、 言葉とは裏腹に、すっきりとした表情で見下ろしていた。
「もう大丈夫だ」と従姉妹にメールをしたのは、 和室の布団の上でのこと。
送信完了画面のままのスマフォを片手に、 心地よい眠りに落ちた。
窓から入り込んでくる潮風。 耳に染み込んでくる風鈴の音。
そして豚の置物から香ってくる、 蚊取り線香の香りに包まれながら。**]
(80) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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