194 花籠遊里
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 13時頃
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[紙吹雪が牢に舞うのも、ちょうど聞こえた櫻の花の行動も。 今や見慣れた光景だとゆるりと瞼を持ち上げる。 白を拭うもされるがまま。>>1:*55 本当ならば手を伸ばし、藤の花へと触れたかったのだが。 俺には側に居る権利もましてや手を伸ばすことさえも、許されぬ事のような気がして。
顔の穢れが友のおかげで粗方清められれば、後片付けと己の身を清めに行っただろうか。 藤の花には小さく礼を一つこぼして。]
(*18) 2014/09/17(Wed) 13時半頃
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[真昼の月がぼんやりと見えた頃。 朧は目を覚まし慣れた手つきで身支度を整える。 花の見習いが手伝いに来たかもしれないが、いらないと追い返すのも何時もの風景。
部屋の中央で煙を漂わせ、時間をもて余すのもまた変わらぬ日常。 ただ、一つ違うことといえば。
友が訪ねてきた事を知りながらも>>*5招き入れる事が出来なかった事だろうか。
顔を見たかったのは確か。 しかし、顔を合わせたくなかったのも嘘では無い。
藤の花に告げられた事実など露知らず。 花の思いもまた、知らぬまま。]
(*19) 2014/09/17(Wed) 13時半頃
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―廊下― [とある小さな栞を手に取り眺めながら、煙を漂わせる花が一つ。 その姿は悩みを抱えているようにも、ただ単に物思いに耽っているだけのようにも見えただろう。 数歩歩けば自分へと与えられた部屋があるというのに、何故こんな場所に落ち着いているのか。 朧と多少付き合いがある者なら、考え込むときの癖と気がついただろうか。]
(84) 2014/09/17(Wed) 23時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 23時半頃
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[ふ、と。 意識が思考の海から現に浮かび上がる。 視界の端に見つけたのは一匹の蝶と花の影が合わさる場面だったか。>>89 このまま進めば会う事となろう、しかし此処で蝶の姿に気がつきながらも背を向けるのは無礼にあたる。 そして何よりも、藤之助と顔をあわせ何を喋って良いのか分からなかった。 暫し迷うように視線を泳がせれば目線が合ってしまったかもしれない。 そうなればきっと諦めて一声かけただろう。 そうでなければ、静かに礼を一つしてからつま先を逆方向へと向けただろうか。**]
(94) 2014/09/18(Thu) 00時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 00時半頃
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……ごきげんよう、蝶様。 指導、と言われましても。 藤之助が何か失礼を?
[自分を呼び止めた声に恭しく礼を一つ。 藤之助に限ってそれは無いと頭の隅で考えながらも声かけを。 歩みを進めるよりも早く、蝶が己のもとへと藤の花を運んだか。 蝶に視線を、それから藤之助へと。 遠回しに理由を聞いてみたが、返事は貰えたかどうか。 残された言葉に更に困惑の色を強めると>>153、手にもっていたものを懐へと仕舞い花と向き合うことにしたのだった。]
(156) 2014/09/18(Thu) 22時半頃
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[小さく、名を呼ばれる。 何処か気まずそうに、それでも確りと藤之助を正面に見据え瞳を覗き込むように見る。 黙って我が友の話を聞き進めていけば、段々と表情は暗くどこか苛立ちの色が混ざっていく。
事情は知らぬが、何かがあった事くらいはいくら鈍感な朧でも察することができた。 そのくらいの情報は、朧の手元にあったのだ。
それゆえの、苛立ち。]
藤之助。言いたい事はそれだけか?
[全てを話せとまでは勿論言わない。 だが突然、そんな事を言われてしまえば驚かない筈が無い。 何時もならば確りと言葉を選び発するが、選ぼうともせずに口を開く。 背を向けた藤の花に、問いかける。>>*49 女々しいものだと分かっていながらも僅かに声を荒げる。]
(*51) 2014/09/18(Thu) 23時頃
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――お前を唯一無二の友だと思っていたのは、俺だけだったんだな。
[懐に仕舞った栞の花言葉の意味と真逆の言葉を吐く藤之助を、ただ真っ直ぐに見つめた。 それでもそのまま歩みを止めないようならば、静かにそれを見送るのみ。
一つの花に『月』如きが心を開いた結末がこれならば。]
(*52) 2014/09/18(Thu) 23時頃
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[震え声も知らぬふりをしよう、泣きそうな声も自分の幻聴だと言い聞かせよう。 『最初から藤色の花などありはしなかった』と瞳を閉ざそう。
向けられた極上の笑みは、笑み、は……]
(*53) 2014/09/18(Thu) 23時頃
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[そんな笑い方をするのはやめろ、と。 肩を掴み止められれば、どれ程良かったか。
一度歩みは止まったが>>*54振り返る事も無く、音も無く去っていく背を見送って。 崩れ落ち泣き濡れている事など知る由も無く。
もしも俺が『蝶』ならば。 もしも、俺が友となる事が無かったのなら。
藤之助にあんな顔をさせずに済んだのではと、ズキリと痛む胸を抑えながら逃げるように逆方向へと歩きだした。
宵闇が裂け、朝日が昇り、事の次第を知れば。 ………生涯藤色の花を忘れる事は無いのだろう、忘れられないのだろう*]
(*56) 2014/09/18(Thu) 23時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/18(Thu) 23時半頃
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[昔々のお話。 朧と言う名の花が一つ花籠に加えられました。 手を引かれやって来たのは9つの年の頃、花主へと手渡したのはその子の父親でした。 酒浸りの女浸りの毎日に嫌気がさし、母親は我が子を置き去りにしてゆき、 そしてとうとう、その日に暮らすための金さえも確保できなくなったのだそうです。 暮らしに困らない程度の金を手に、息子の姿を振り返ること無く花籠を去っていったのでした。 残ったのは親に捨てられた子供らしくない幼子と花主。 『朧』という名を幼子に与えたのは花主だったか、様々な知識を分け与えてくれた花だったかは覚えておりません。
外の世界を望まなくなったのは、はてさていつ頃の話でしょうか。 花としての心得、話術、知識を充分に蓄えた頃には、既に花弁が開き始めていたのは確かです。 そして幾つもの季節が通りすぎ、いつの間にやら完全に根を張り花を育てる手伝いをするようになっていたのです 。 めでたし、めでたし?]
(*57) 2014/09/19(Fri) 00時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/19(Fri) 01時頃
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