99 あやかしものと夏の空
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……ほれ。 [斧を、ぽいっと。>>306 オスカーに話しかける様子には――敢えて、気付かないフリをした。 向かい合う必要があるのなら、それは、二人の間であるべきだと]
んー、そっかそっか。 そうだな、もう子供じゃないよな。 じゃ、手伝いくらい出来るよな、ちゃんと。 [神様の心(>>307)、人知らず。宥めるようにいって、頭を撫でて]
(311) 2012/08/10(Fri) 01時半頃
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――そいつはオスカーだろ、ラルフ。 [口を出す気はなかったが、ラルフの反応に、ぼそりと]
そのくらい、見れば、判るだろうが。 ……俺の弟分で、お前の弟のオスカーだろ、それ。 [溜息吐いて]
(327) 2012/08/10(Fri) 02時半頃
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……おい、ラルフ。待て、ちょっと……、
[追おうと(>>341)して、オスカーのほうも見て]
……兄弟揃って馬鹿な連中だ。 [どうしたものかと頭を掻いて]
……早速、役に立つかね。 [携帯を取り出して、先ほど登録したばかりのアドレスにメールを送る。
To:景子 Sub:オスカーの件 本人から事情を聞いた。 ラルフが信じない。名案求む。
景子も既に、ある程度は事情を知っているものと]
(342) 2012/08/10(Fri) 03時半頃
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……カメ。とりあえず任せるぞ、ここ。 [人数を切り盛りするのはお手の物だろうと、座敷童に]
……おい、待て。ラルフ。
――……馬鹿野郎、逃げるな。 俺が言えた義理じゃないのは判る。ついさっきまで、オスカーが死んだことも知らなかった。 だけど、だからこそ判ることもある。あいつはオスカーだ。 10年前、俺が都会に出るときに、駅で手を振って送ってくれたオスカーだ。 [じとり、ラルフを眺めて]
……あいつ、さっき、俺に白状したぞ。 昔、俺の机にヒキガエル仕込んだ(>>195)の、あいつだって。 俺は、誰がやったか知らなかった(>>205)……お前は知ってたらしいな、それを。 [オスカー本人とラルフしか知らないことなら、自分が知っているのはおかしいだろうと]
(343) 2012/08/10(Fri) 03時半頃
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いいか、もう一度言うぞ。 ……逃げるな。逃げたって、何も解決しない。
きっちり向き合って、それで駄目なら、飯食って酒飲んで腹割って話せ。 景子やたまこだっている。纏めて折り合え、お前たち。 [冷やしたビールは何本あったかなと思いつつ、これくらいしか案の出ない自分の頭を恨めしく**]
(344) 2012/08/10(Fri) 03時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/08/10(Fri) 04時頃
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……妖怪も幽霊も、いるんだよ。
[逃げるように宿舎のなかに入ったラルフの背を見送って、息を吐く]
……あの馬鹿。 ワインって……買って来いってか。 [ぼりぼり頭を掻いて、薪割り組のところへ戻り]
ちょっと、酒屋に行ってくる。米は任せる。 [告げて。まだまだ暑い田舎道を、まだ開いている酒屋に向かって]
(354) 2012/08/10(Fri) 13時頃
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―酒屋―
[表にあったバイクは、誰のものだろう。 薄暗い店内に入ると、店主と雑談する青年の姿(>>6)]
……ん、お前……、ザックか。久しぶりだな。そう、ジェフだよ。 宿舎のほうには……手伝いで? そうか、じゃあ、祭りのときにな。 [幾らか言葉を交わしたあと、店内を物色する]
(358) 2012/08/10(Fri) 15時頃
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……なっ、 ……森伊蔵が定価で……え、爺さん、これいいの? [都内じゃ三万でもないぞと言ったが、いいよというので、ついつい]
……なんだこれ、20年前のボージョレ? なんでこんなもの置いてるんだ、爺さん。 ……当時のブームに乗って仕入れてみたけど売れなかった? こんな田舎じゃ、そりゃね……あ、シャンパンは貰うよ。
ああ、たまこや景子がいるから、カシスとかも買っていくか……、 [店主と雑談しつつ、酒瓶を何本も――、]
――あ。
[一升瓶を含めて、十本以上。どう運べというのか。 ザックのバイクを徴発しようとしたら、既にいなかった、残念]
(359) 2012/08/10(Fri) 15時頃
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―宿舎への道―
……助かった。 [酒屋で貸りた自転車で、田舎道をゆく。 何日か貸してくれるのは、有り難い。代わりに、20年前のボージョレを定価1980円で買わされたが。
しかし、動力のついてない乗り物に乗るのは、何年ぶりか――道中、知った顔はあるだろうか]
(360) 2012/08/10(Fri) 15時半頃
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……おー、景子。 どうした、急に笑って。面白いことでもあったか。 [自転車を止め、軽く息をつく。 まさか、自転車の買い物姿を笑われてるとは思わず]
夕飯の準備中だったんだが、酒の調達にな。 薪だのなんだの、みんなでやってるよ。お約束に過ぎるが、今日はカレーだそうだ。 [と、メニューを教え]
(363) 2012/08/10(Fri) 16時頃
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……? [咳払いする景子に、首を傾げ]
ま、な。 大人が四・五人もいたら、酒は要るだろ、やっぱり。 どうせ夜は、飲みながら思い出話になるだろうしな。
ラルフも酔えば、少しは信じる気になるかもしれんし。 [溜息吐いて。手伝わないと、と聞けば]
ああ、乗ってくか? [と、自転車の後ろを指して]
(365) 2012/08/10(Fri) 16時半頃
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そうか? 別に、そんなに重そうには見えないが……、 [それならと、自転車を押して歩きつつ]
んー……ま、俺は信じたけどもな。 ラルフの奴、幽霊なんぞいないの一点張りだ。 ……今じゃ、カメのことも信じてない。昔とは大違いだ。 [宿舎でのあれこれを、手短に告げ]
いや……信じないなら信じないでも、余所の子として普通に接するならいいんだが。 あれじゃ、オスカーがな……ラルフが混乱するのも、そりゃ、判るけどな。
……お前はどうするんだ、景子?
(369) 2012/08/10(Fri) 17時頃
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あ、あー……悪い。 そうな、もう子供じゃないものな。 [素直に謝った。これはまあ、怒られても仕方ない]
……ま、座敷童がいるんだ。幽霊がいたって驚かないさ。 盆には、故人の霊があっちとこっちを行き来する……と、云うしな。 [柔らかいのか、迷信的なのかは兎も角として]
(373) 2012/08/10(Fri) 17時半頃
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……信じたいけど、信じたくない。
ま……仕方ないのかな。 悲しんで、どうにか折り合いつけて、受け入れて……そこに、というのじゃな。 何も知らなかった俺とは、皆、事情が違う。 [景子の言葉(>>371)に、息を吐いて]
そういう意味じゃ、俺がどうこう口を出さない方がいいのかもしれないが……、 [けれど、弟分のために何かしてやりたいのも事実なのだ。どうしたものかと、頭を掻く]
(375) 2012/08/10(Fri) 17時半頃
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……そうか。お前、確か――……、 [その先を口にするほど、莫迦ではなかったが。しかし。
景子の紡いだ言葉(>>372)に、嘆息する。 オスカーがこのままいること。消えたときのこと。 どちらもそれは、過去に生きることじゃないかと]
……、……ラルフより、お前のが重症かもな。 [ごく小さく、呟いた。 それは、がちゃがちゃと鳴る瓶の音のなかに、紛れたかどうか]
(378) 2012/08/10(Fri) 17時半頃
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ああ……景子。 厨房、手伝ってやってくれるか? カレー作ってるはずだが、男ばかりだから、心配だ。 [宿舎に着けば(>>382)、景子に声をかける。 庭の米チームには、オスカーがいる。互いに平静じゃいられまいと、せめてもの配慮をし]
……井戸で冷やすかね、酒は。 [よいせと、十数本の瓶を持って、庭の方へと]
(389) 2012/08/10(Fri) 20時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/08/10(Fri) 20時半頃
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…………、あー。 [やはり、刃物を使う作業を子供だけに任せるのは拙かったのか。 冷やしたほうがいい酒を、網に入れて井戸に沈めたあと。 向かった裏庭は、割とアレな状態だった。怪我人が出ていないだけ、マシと思うべきか]
(392) 2012/08/10(Fri) 21時頃
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いや――気にするな、たまこ。俺もいま戻ったところだから。 [あいつは元気でいい、と。くつり笑んで]
……しかし。 調理というか……この分じゃ、薪割りと火熾しから、手伝ってもらわんとダメかもな。 [余りの斧を持ち出して、ぱこーんかこーん、電球が閃いてマキ割りスペシャル]
(397) 2012/08/10(Fri) 22時頃
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……あー、まだ必要なだけの薪はないけど。
先に、米の準備を始めてくれ。この調子じゃ、夕飯が何時になるか判らない。 火の熾し方は、カメとオスカーが判るな? 空気が通るように薪を組んで、下のほうに細かい木屑と新聞紙か何か……、 悪いが君ら、それ手伝ってやってくれ。 [と、レティシアやクラリッサに声を]
(408) 2012/08/10(Fri) 22時半頃
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カメ、オスカー。 この子らと一緒に、米焚き始めろ。 [言ったあと、レティーシャ(>>415)に頷いて]
そう。竈に持ってって、あのお兄さん達に聞いて、火熾してな。 君も一緒に頼むよ、ええと……? [そういえば名前を聞いてなかったと、少女(>>411)を見やり]
(418) 2012/08/10(Fri) 23時頃
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ジェフは、亀吉をぎろっと睨んだ。余計なことすると夕飯がなくなるからヤメろ。
2012/08/10(Fri) 23時頃
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……お前ら。 せめて悪巧みは、大人に聞こえないところでやれ。 [亀吉とよーらさん(>>419,>>422)の頭に、びしばしとチョップ]
というか……よーらさん。 せめて、皿くらい運んでくださいよ、カメと遊んでないで。 [とは、外見おそらく同年代の相手に、ちょっとむすりと]
(426) 2012/08/10(Fri) 23時頃
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……、大人か。 [言ったあとで、ふっと息を吐いた]
まあ、そうか……いつの間にか、たしなめる側になったか、俺も。 [いつの間にか紅に染まる空を見上げ、口の端を少し緩めた。 カナカナカナと、ひぐらしが鳴く声が遠く響いていた]
(427) 2012/08/10(Fri) 23時頃
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ん、そうか。俺はジェフだ。 よろしく、クラリッサ。いい名前だ。良かったら、リサと呼んでも? [とは――村に帰って、再会した猫の愛称が頭にあったからか >>423]
ん、ああ……火傷が怖かったら、分担してもいいよ。 どっちかが薪運んで、どっちかが火の番の手伝いするとか。 でなかったら、厨房から色々と運ぶとかね。 [不安そうな顔>>425に、言葉を続ける]
(434) 2012/08/10(Fri) 23時半頃
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ああ……それは申し訳ない、よーさん。 [少しこめかみがピキッとしたのは秘密だ>>429]
子供でも手伝ってるんですから……、頼みますよ。 皿がダメなら、箸とかスプーンとかコップだけでもいいですから。 [一体、どこのお嬢様orお坊ちゃまなのかと、これみよがしに溜息吐いて]
(439) 2012/08/10(Fri) 23時半頃
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――丁度いいところに、たまこ。 [庭に出てきたたまこ(>>435)に、ほっとして]
状況を説明する。 カメが悪戯心に揺れている。オス……そっちの少年と協力して、米を炊いてくれ。 レティーシャ嬢とクラリッサ嬢は状況に応じて、手伝いを頼むように。 カメとよーらさんはアテにするな。私は足りない薪を割る。いいな、君だけが頼りだ、たまこ。 [仕事のときの口調で、ぴしりと指示を出す。 これはテキパキしないと、食事がいつになるやら判らないと、危機感を]
(446) 2012/08/10(Fri) 23時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/08/10(Fri) 23時半頃
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……ん? な、なんだい……? [少女にじっと見つめられれば、流石に少し、落ち着かず(>>444)]
……あ、ああ。どういたしまして。 [頷いて、背を向けるクラリッサに応じ]
…………米と鮭? [薪割りに戻った後で、改めて、首をかしげた]
(455) 2012/08/10(Fri) 23時半頃
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……っ、たた。 [何度目かの斧を振り下ろし、腰を抑える]
こりゃ、明日は筋肉痛だな……、 [首にかけたタオルで、滝のように溢れる汗を拭う。 流石に背広のジャケットは部屋に置いてきたとはいえ、ワイシャツにネクタイで軍手を嵌めて斧を持つ姿は、我ながら何かがおかしい気もする]
(461) 2012/08/11(Sat) 00時頃
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あー、竈はあっち。 あの坊主どもがいるほうね、頼む。 [と、レティーシャとクラリッサに、指差して]
(467) 2012/08/11(Sat) 00時頃
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……これだけ割れば足りるか……? [昔の経験上、湿気ていて燃えないものもあるので、大目に準備した]
……はー……、 [斧の柄をついて、息を吐く。顎先から、ぽたぽた汗が落ちた]
……さて、どんどん運ばないとな。 [レティーシャとクラリッサが運んでくれてはいるが、少女の腕力。 自分も運ばないと、追いつかないだろうと]
(471) 2012/08/11(Sat) 00時頃
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違う違う違う、そっちは厨房。米炊いてるのはあっちー!! [ふらふらする少女2人に、うわあぁぁと]
(477) 2012/08/11(Sat) 00時頃
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