52 薔薇恋獄
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
……せんせ、ラジオ駄目?
[聞こえてきた雑音に、文と成人の近くに寄り。 窓を閉めた拍子の空気に、わぷ、と顔を顰めてから]
せんせ、あのさ、……あ、待って!
[大人に尋ねたいことがあった。 ラジオが使い物にならないなら、尚更。
けれど、忠告は出来なくても、哲人と夕輝から、目を離したくなくて。 見失わないよう、慌てて。 いつもの、怖めな笑顔じゃなく、ほころぶ程度の柔らかな表情で、誘いにのってくれた桂馬>>2:722と一緒に。 ふたりの後を追おうとしたから、言いそびれ]
(12) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
|
|
っ!
[轟音。しろく染まる屋敷。 伸ばされた手>>2に、咄嗟にしがみつき]
…… っ、夕輝先輩っ……!!
[ぱち、とまたすぐに照明は回復した。 けれど、それを確認するより先に、また、立ち昇るのは、薔薇の、]
せん、ぱい……、 夕輝せん、……っ!?
[彼が居たはずの場所へ、手を伸ばす。 けれど、消えたのは、彼だけでなく]
哲人せんぱ、い……?
[どうして。 呆然と、薔薇の香りを掴むように手を伸ばし。 けれど、それは、ぎゅっと胸元で握り締められた]
(13) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
|
|
ひな、た……?
[確かに聞こえた。 日向の、声だ。
ほっとするのも束の間、交わされる会話に、心臓が握り潰されるような痛み。 咄嗟に差し伸べられた手を掴んで、蹲るのを耐え]
……ばかやろ……っ!!
[助けられたくて、彼女を探したんじゃない。 彼女を、助けたかった、のに。
会話の全容はわからない。 けれど、ヒナタが自分たちのために、彼女の戦いをしてくれているのだとは分かって。
遣る瀬無い想いと痛みに、胸元を握り締めるしか、出来ず]
(*4) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
|
|
せんせ……?
[いつも穏やかな文の厳しい声>>19。 きょとんとしてしまったのも、無理は無いと思う。 手を握っていてくれた桂馬>>17と、顔を見合わせたかもしれず]
先輩、手。ありがとうございました。
[もう大丈夫です、とぺこり礼をして。 手を外そうとしたのだが]
わ、!?
[桂馬に引き寄せられ>>22、たたらを踏む。 どうしたんですか、と問おうとした口のかたちは、そのまま固まり]
『 ?』
[何事かを呟き、彼女へ手を伸ばすも。 何も無かったかのように、その姿は消えてしまい]
(25) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
|
|
……ひゅうが?
[ヒナタと同じ気配。 けれど、違う姿。
確証はなく、問い掛けた声も、霧散して]
(*5) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
|
|
……桂馬先輩。もし、オレのこと、信じてくれるなら。 誰が消えても、心配しないで。
[幽霊の消えてしまった後のこと。
そう告げる表情は、明るいものではなかったけれど。 きっぱり言い切ると、ふと、すんすん、自分の袖の匂いを嗅いで。 薔薇臭い……と呟き、広間へ向かいかけた足を返した]
オレ、先に風呂入っちゃいます。これは、ちょっと……。
(30) 2011/05/20(Fri) 01時頃
|
|
―― 2階、自室 ――
あれ? 紅子さん……?
[鳥籠は空で、部屋には誰も居ない。 当たり前だが、争った形跡もないし、蘭香が連れていったのだろうと、特に心配はしなかった。
紅子さんは、飼い主より蘭香に懐いているフシがある。 それは今更だし、矯正することでもなかった。 後輩に尋ねられた時、曖昧に濁してしまった『紅子さん』の名の由来を、いつか彼に説明することがあるのかどうか、そのほうが問題と思うくらい、問題の無いこと。
おふろセットを抱え、鍵を掛けるとか掛けないとか気にせず、部屋を後にした]
(31) 2011/05/20(Fri) 01時頃
|
|
―― 2階、浴室 ――
……はぁ……。
[かぽーん。 疲れが溶け出していく、と比喩じゃなく思いながら。 入浴剤いれた風呂に入れるなんて……とちいさな幸せを噛み締めている*]
(32) 2011/05/20(Fri) 01時頃
|
|
―― 2階浴室 ――
桂馬先輩にも、匂い移しちまったかも。
[薔薇の匂いを流す為に入った場所も、また薔薇まみれだった。 すん、と鼻に手を近づけて、申し訳なさそうに眉を下げる]
もしかして、これ駅前にあるっていう土産物屋の?
[あまりの薔薇尽くしに、そんな呟き。 克希の小父さん、ひとが良かったし。
旅行中は当然、バイト代は入らないから。 今月は正直、厳しいけど。 帰る時に、何か買っていこうか。
もし、帰れたら――]
(75) 2011/05/20(Fri) 10時頃
|
|
先輩のメモ、貰い損ねちゃったな。
[あの場でねだる事ではなかったし、あの時の選択を後悔はしていない。 ただ、すこし残念なだけ。
ふ、と飛ばしてみたり、しゃぼん玉を作ってみたり、ひとしきり遊んでから。 名残は惜しいけれど、ふわふわの泡を流そうと、お湯を肩からかけたとこで]
……王子? オレです、楓馬ですよ。
[扉越しに掛けられる声。 なんだかちょっと、元気が無い気がする。 麻雀のときよりも。
居て良いかと尋ねられれば、当然断りはしないけれど]
どうか、したんですか?
[2階まで来ているのだから、腰ではないと思うのだが。 何処か具合でも悪いのかと、心配げに声を掛け]
(76) 2011/05/20(Fri) 10時頃
|
|
―― 紅子さん ――
『ランカ、ランカ。 ベニコサン、イル。 イナクナラナイ。 ナラナイヨ』
[何度抱きしめられても>>65、紅子さんは嫌がる素振りを見せない。 ただ、すりすりと頭を撫でつけ。 まっくろの瞳でまっすぐ、蘭香を見上げてコトバを囀るだけ]
『オフロー。 ベニコサン、ミズアビ、スキ。スキ。 サッパリ!』
[ランカハ、ユックリ。ハイル、オチツク。 そんなことを繰り返しながら、蘭香に連れられ]
(77) 2011/05/20(Fri) 10時頃
|
|
―― 2階浴室 ――
蘭香っ!?
[搾り出すような声>>71。 けして大きくは無かったかもしれないが、彼の声を間違えるはずは無く]
どうし、 ……っ!?
[浴室の扉を、ばんと開き。 薔薇の香りの湯気と共に飛び出せば]
(78) 2011/05/20(Fri) 10時頃
|
|
…… ひなた?
(*8) 2011/05/20(Fri) 10時頃
|
|
[王子へ伸ばされる手。 唖然としつつも、咄嗟にその手を掴もうと、手を伸ばし*]
(79) 2011/05/20(Fri) 10時頃
|
|
日向……。
[一刻も惜しむ様子の日向に、問いを挟むことはしなかった。 ただ、告げられる言葉に、触れられない手を握り締めて、くちびるを噛む]
…………分かっ、た。 ありがと、……でも、お前は!
[なら、おまえはどうなるんだ、と。 この地の魂が、いずれ幸せになるのだとしても、日向自身はどうなるのかと。
口にする前に、日向の姿は消えてしまって。 入れ替わりに現れる、さきほどの亡霊]
(*12) 2011/05/20(Fri) 11時半頃
|
|
―― 2階、洗面所 ――
……っ、 は、い。
[入れ替わりに現れた、さきほどの亡霊。 痛ましげな、悔しげな。 そんな眼差しを向けて伸ばした手も、やはり彼女には触れられず、消えていってしまう。
カラの手を握りしめ、ひとり唇を噛んでいたが、悠里の声に、はっと顔を上げ。 手洗いの脇に下がっていたタオルを引っつかむと、勢い良く蛇口を捻り。 軽く絞ってから、悠里へ渡す]
(91) 2011/05/20(Fri) 11時半頃
|
|
[れんごく。 その響きは、煉獄とも違う。 一番ちかいのは、バスの中で克希の小父が話してくれた、『薔薇恋獄』の、響き。
怪談は怪談、と。 日向の一側面でしか無かったことに、安堵してもいられない]
……恋を、失ったひと……。
[日向のことばかり、考えているわけにもいかないようだ。
じわじわと、彼女の言葉の意味が思考に滲みてくれば。 奇妙で、哀しくて、けれど退っ引きならない状況に、頭を抱えたくなった]
(*13) 2011/05/20(Fri) 12時頃
|
|
つまり、失恋したらダメってことだろ……? ……だからって、そんなん、ダメって言えるもんじゃねえし……。
[そもそも自分が手本になれそうも無い立場である。 かといって、]
恋、すんな、とか。……言われたら、ふざけんなって感じだよな。
[自分も言われたくない。 そも、言われればしないで済むのなら、日向の悲恋話だって起きなかっただろう]
……どう、するか。
[日向の口ぶりから、彼女が片割れの衝動を抑えていられるのにも、限りがあるようで。 いずれ、恋を失ったかどうかは関係なく、皆が危険に晒されそうで]
(*14) 2011/05/20(Fri) 12時頃
|
|
…… でも、うん。夕輝せんぱいと、哲人せんぱいは、やっぱり無事なんだ。
[あの時の会話は、ヒナタが主導を握っていた。 まだ、時間切れじゃない。はず。
それに、ふたりは。 恋を失ったの対義は何だろう。得た、とでも言えば良いのか。 寄り添うさまを思い出せば、会えないのは心配だけれど、すこし幸せな気分になって、ちいさく笑う。 哲人はもちろん、夕輝もやわらかで幸せそうな表情だったのを、覚えているから]
日向が、頑張ってくれてんだから。無駄にしちゃダメ、だ。
[ありがとう、とカラの手にもう一度呟いて、決意。
けれどそもそも、このことを同じく日向を案じているだろう蛍紫に伝えるのか。 それが最初にして最大の難関であることに気づけば、やっぱり頭を抱えたくなった]
(*15) 2011/05/20(Fri) 12時頃
|
|
―― 2階、浴室前 ――
ぇ、うわぁああっ!
[悠里に指摘されて>>95初めて、自分の格好がひどいことに気づいた。 すみませんすみません! と謝りながら、脱衣所へ逆戻り。
慌てて、ざっと身体を拭いて、着替えに掛かった時間67(0..100)x1秒。 風呂場の電気を落として、しんなりした頭にバスタオルを被せたまま、ふたたび廊下へ顔を出し]
すみませんでした。 ……どっか、打ったんでしょうか。王子。
[倒れた瞬間を見ていないから。 何処へ触れることもなく、おずおずと様子を窺う]
(97) 2011/05/20(Fri) 12時頃
|
|
居る筈の無い……?
[最初。 何の事か分からなかった]
(100) 2011/05/20(Fri) 12時半頃
|
|
[当たり前に見えている姿だったから。
思い当たれば、すこし。 当たり前のことなのに、寂しく思って、俯いた]
(*16) 2011/05/20(Fri) 12時半頃
|
|
あ、あー……なるほど。それで、びっくりして。
[思い当たれば、むしろほっとしたような表情で顔を上げ。 それなら部屋に運んで寝かせておいたほうが良いでしょうか、と]
(101) 2011/05/20(Fri) 12時半頃
|
|
はい。オレ案内します。
[尋ねられれば頷いて。 背負おうとする悠里の背へ、大丈夫ですか? と窺いつつも、補助のみで良いなら手を貸すだけ]
…… ?
[そうして落ち着いてくると、今度は悠里の口調が気になって。 そっちに落ち着かなくなってきたけれど]
(103) 2011/05/20(Fri) 13時頃
|
|
転ぶ前に、無理だったら言ってくださいよ!
[笑う悠里に、あわあわ。 がっちり、ふたりを支えようと掴むから、かえって歩き難いかもしれない]
……え、ええと。
[気づいているのか、いないのか。 口調以外はいつも通りに思えて、暫し逡巡するも]
せんぱい、普通だなって。
[口調が。 傾がれた首に促されるように、結局は口にした]
(105) 2011/05/20(Fri) 13時頃
|
|
もー……。
[なんだぁ、と気の抜けた呟きを漏らし、手を離す。 たしかに、実際の足取りに危うげなところは無かったから]
へっ。 忘れるもんなんですか?
[口調って、職場とかはともかく、普段は気にしないものだと思っていたから。 忘れてた、と返されて、きょとんとした]
(107) 2011/05/20(Fri) 13時半頃
|
|
そうだったんすか。アレっとは思いましたけど、慣れるとやっぱり、ふつーですね。
[遊びに行った時にも聞いていたせいだろうか。 訳ありと聞けばもとより、他言する気も無いから、こくりと頷いて指きりの仕草。 悠里の手はふさがっているので、自分と蘭香で]
ふみせんせは、お隣っすよ。 んー、あとで頼られなかったって知ったほうが、せんせ気にしそうな気もするけど……
[ただし、それは普段のこと。 今はどうなのだろう。階下へ血相変えて降りていった姿を思い出し、断言しかねるのだった]
(111) 2011/05/20(Fri) 13時半頃
|
|
[こんな時だから、先生も余裕が無いのかな、と。 厳しい声音に思ったのは、そんなこと。 悠里に答えようとしたところで、言葉が途切れ。 桂馬の姿に気づけば、ひらりと小さく手を振った]
……。
[文の居所に、すこし考える様子。 ならば別れたあと、文が駆け込んだのは、ふたりの部屋だったのか]
分かりました。……せんぱいも、下ろすときとか、腰に気をつけて下さいね。
[悠里がバランスを整えれば、茶化しなのか本当に心配しているのか、あやふやな笑みで頷いた。 王子が何事か呟いたような気がしたけれど、寝言だろうとあまり意識に留めず]
行こ、蘭香。
[幼馴染の手を引いて、蛍紫らの部屋へと。 ふたりがマドレーヌを手にしていれば、羨ましげな声をあげるだろうけれど、その時の部屋はどんな状況だっただろう*]
(117) 2011/05/20(Fri) 14時頃
|
|
―― 移動途中にて ――
ぐ。
[桂馬に襟足つかまれて>>118、軽く首が絞まった。身長差ゆえに。 何するんすか、と首をさすりさすり、恨めしげに見上げたが]
…… うぅ、ん…… っ、!
[何とも頷き難い言葉だった。 ので、曖昧な呻きを漏らして逃げようとしたのだが、耳に吹き込まれるような低音に、寒気のような何かが背筋に走る。
なんだ、これ。 桂馬と内緒話とか、したことが無かったからか。 彼がどういう声をしているか、なんて気にしたことが無くて。
言います、あとで言いますから離れて下さい! と彼が言葉を紡ぎ終わるころには、真っ赤な顔で息も絶え絶えに、降参。 よろける足を、幼馴染に悟られないようにするので精一杯だった]
(155) 2011/05/20(Fri) 21時頃
|
|
―― 蛍紫と士朗の部屋 ――
お前もな。
[無事と声を掛けられれば>>130、にへっと笑い返す。 彼の笑みが、純粋に喜びのいろだけで無いのは気づいたけれど、それが繋がれた手のせいとは分からない。 スキンシップは常のこと。相手が幼馴染なら尚更、遠慮は無かったから]
ずるいじゃんか、2人だけで。小母さんのマドレーヌふたり占めなんて!
[ぎゃーぎゃー騒げば、自分にもマドレーヌが差し出され。 それをもぐもぐしている間は、にへっとご機嫌に笑って、大人しい]
『ベニコサンノ。ベニコサンノー』
[一方愛鳥は、ドライフルーツを渡された蘭香の周りをぱたぱた。 しきりに囀ってせがんでいる]
(156) 2011/05/20(Fri) 21時頃
|
|
ん、遊びに来たわけじゃねえよ。 ふみせんせに、
[と、指についたマドレーヌの欠片を舐め取っていたところで、桂馬>>150が来たのか。 非難がましい目を向けられれば、ついと目を背けて口笛吹いた。ぴゅー]
(157) 2011/05/20(Fri) 21時頃
|
|
うそつき。
[笑みに影が差した理由は分からない。 けれど、良かった、だけじゃないんだって事は十分分かったから。
ちいさな声。けれどきっぱり、そう呟いた]
(*18) 2011/05/20(Fri) 21時頃
|
|
あ、違うの違うの。オレと先輩の用事、きっと同じなんです。
[律儀に了承を取る文に、ぶんぶん手を振り]
おう……じゃない、道也先輩が、倒れちゃって。 たぶん、びっくりしただけだから、大したことじゃないみたいなんだけど、一応せんせに診て欲しいなって。
(162) 2011/05/20(Fri) 21時頃
|
|
違うしー。忘れてたんじゃねーし、ちょっと一息ついてただけだしー。
[事実ではあるが、開き直って言うことでもない。 幼馴染の視線>>161も意に介さず]
悠里せんぱい、王子の部屋に連れてってくれたはずだから、布団の用意は大丈夫。
(163) 2011/05/20(Fri) 21時頃
|
|
気づいてねえんなら、いい。
[聞かれて困る言葉でも無かったから、ただの小声で。
自分と蘭香の無事を、素直には喜べない何かがあるのかと。 そう思えば、悲しさは滲んだ]
(*20) 2011/05/20(Fri) 21時半頃
|
フィリップは、同じく視線を受け流す蘭香に、にっと笑う。
2011/05/20(Fri) 21時半頃
フィリップは、ユリシーズ――悠里が桂馬に、運ぶのを手伝われたことを知らない。
2011/05/20(Fri) 21時半頃
フィリップは、ベネット――寧人は、王子が運ばれた時部屋にいたのだろうか。ふと思った。
2011/05/20(Fri) 21時半頃
|
何でそうなるんすか。
[桂馬の声>>166に、きょとんとする]
オレはあの場に居たから、大したことないって判断したんです。 それに、オレの判断が怪しくても、悠里せんぱいはホントに不味い状態だったら、背負って運ぶなんて危ないことしないヒトでしょ?
[迷惑とか、そんな話にはならないと。 首を傾げた]
(169) 2011/05/20(Fri) 21時半頃
|
フィリップは、スティーブン――文に、おねがいします、とぺこり。
2011/05/20(Fri) 21時半頃
フィリップは、しかし何か、廊下が騒がしいような。あれ、収まった?
2011/05/20(Fri) 21時半頃
|
そこまで、……すみません。
[自分は、そこまで大事(おおごと)だと思わなかったけれど。 桂馬はそうじゃなかったんだろう。 怒りが収まる様子をみせなければ>>175、しゅんと肩を落として謝った。 勢い良く出て行った彼に、届いたかは分からないが]
せんせ、ありがと。
[宥めようとしてくれた文>>177に、手を合わせ。 申し訳なさそうに、ちいさく笑って見送った]
(179) 2011/05/20(Fri) 22時頃
|
|
……王子。日向にびっくりして、気絶しただけ、なんだ。
[幼馴染の困った顔を、いつまでも見ていたいわけはない。 その話題も、楽しいものではないが、経緯を呟く]
だから、たいしたこと無いって、思ったんだ。 ……見えるから、普段見えないひとがどれくらい怖いかとか、オレ、分かってないせい?
(*22) 2011/05/20(Fri) 22時頃
|
|
……オレは、さっき言った通り。 急いで文せんせ呼びに行かなきゃって、思うほどじゃなかった、けど。
[蘭香は、気に病んでいないだろうか。 心配げに、傍らを見遣る]
(183) 2011/05/20(Fri) 22時頃
|
|
[蛍紫は、納得しただけで自分の思考を否定はしなかった。 それに、すこしだけ口元を緩ませる。
伸ばされようとした手が、中途で止まったのを視界の端に映せば、ぱちりと瞬いて首を傾げたけれど]
……うん。
[状況は、良くない。気がする、のでなく、そうだと知っている。 あの声が聞こえたのは、あの場に居た自分だけだと、彼の反応に改めて確信してしまって。
紫の瞳を直視できず、俯きがちに頷いた]
(*24) 2011/05/20(Fri) 22時頃
|
|
……ん。そうする。
[視界の端に映った手を、不思議そうに瞬いたけれど。 言及はせず、俯きがちになる]
『キニスンナ。フーマ、トーヘンボク。イツモノコト』
……そりゃどーも、ありがとーよ。
[その頭に掛けられた声に、溜め息ついて笑うしかない]
(189) 2011/05/20(Fri) 22時半頃
|
フィリップは、蘭香をそっとなでなで。ごめんな。
2011/05/20(Fri) 22時半頃
|
……このやろー。
[喉を鳴らす幼馴染に、恨めしげな声音でぺしっと額を小突く。 少し外れた狙いは、俯いたままだったせい。 だから、妙な顔になったのも、見逃してしまった]
(197) 2011/05/20(Fri) 22時半頃
|
|
蘭香まで真に受けるんじゃねーの、ひでーなぁ。
[俯いていても、口元が笑みのかたちに結ばれたのは見えただろう。 紅子さんの頭を、ちょんと小突き。そのままの表情で、頷く]
……蘭香を置いて、どっか行けるもんか。
(203) 2011/05/20(Fri) 23時頃
|
|
[元々、望みなんて無い想いだ。 伝えるつもりも、なかった。
なかった、筈なのに。
日向が教えてくれたことを蛍紫に言えば、2度と伝える機会は訪れない。 生殺与奪を任せると、言うようなものなんだから。
言わないでいれば。 いずれ日向が蛍紫にも教えるかもしれないが、それまでは]
…… 、 っ ごめん、オレ……っ
[浪費するのが目に見えている可能性のために、皆の、蘭香の、蛍紫の運命に関わる大事なことを、伝えられない。
眼があつい。溶けて崩れて、何もかも零してしまいそうなそれを、必死で堪える。 蘭香にも、蛍紫にも、今の顔は見せられない。 きっと、ばけものの姿になった日向よりずっと、醜いに違いないから。
問う視線に、顔を上げられるはずも無かった]
(*26) 2011/05/20(Fri) 23時頃
|
|
[そんな葛藤も、俯いていれば伝わるわけもない。
いつもの自然さで、彼からすればただのお返しで、何の他意も無く。 自分の髪を乱していった、ぬくもりに。
そして、戻ってきた士朗の、彼を呼ぶ声に。
――もう、限界だった]
(*27) 2011/05/20(Fri) 23時頃
|
|
……っ、
[ばしっと、彼の手>>205を払った音が響いて聞こえたのは、きっと自分だけだろう。 だから、こぼれてしまった雫を見たのも、自分だけだと思いたい。
歪んだ口元をおさえ。 士朗の言葉>>204もろくに聞かず、縁側から中庭へ、靴下のまま走っていった]
(214) 2011/05/20(Fri) 23時頃
|
|
―― 薔薇庭園 ――
……っ、はあ、……は っ、……!
[ の姿を探して。 克希の行方を求めて。 闇雲に歩き回った薔薇の園を、駆け抜ける。
腕を掠った花が、乱暴な通行者に怒りを示すよう、いくつもの傷を、腕に、足に、肩に、頬に、あかく刻んでゆくけれど。 そのいろを、すぐさま流してしまう雨も、相変わらずひどい降りだけれど。
なにも感じない。 満足に出来ていない呼吸で引き攣れる喉も、もつれる足の重さも、なにも。
ただ、熱くて苦しくて悲しくて切なくて、どうにもならない、胸の奥の奥。 ふるくから根付いていた、痛みだけが、感じるすべて]
(237) 2011/05/20(Fri) 23時半頃
|
|
っ!
[下生えの蔓に足をとられ。 無様に、薔薇の茂みに突っ込んだ。
限界まで駆けさせられた足は、動きそうもなく。 棘が幾つも食い込んだ腕は、かるく力を入れただけでは、びくともしない。
あきらめて、ため息を吐く。 ぐたりと見上げた空は、何も見えなかった。
置いてきてしまった部屋の人々は、まだ追いかけているのだろうか。 見失っていなければ、そんな姿を見つけるのは容易い]
(238) 2011/05/20(Fri) 23時半頃
|
|
…―― ひゅうが。
(*29) 2011/05/20(Fri) 23時半頃
|
|
[触れられないと分かっていても、いつだって手を伸ばしてきた。 けれど今は、その腕も動かない。
嘲笑う彼女に、にへ、と力なく笑い返し]
……お前と、一緒にいってもいいかなって、思ってた。 だって、ほっとけねえし。
オレは、……言っても言わなくても、どうにも、なんねえし。
だから、連れてくなら、連れてけよ。
[消えていく姿に、ぽつぽつと呟いた]
(250) 2011/05/20(Fri) 23時半頃
|
|
……救われたいわけじゃねえよ。
[救われたくない。 救いなんて要らない。
救われて欲しいひとは、恋獄のあるじ自身]
(*31) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
|
……ばか。指傷つくから、やめろ。
[薔薇の香りと共に消えた亡霊と、立ち代りに現れた蘭香の姿に、ちいさく笑う。 彼には、罪悪感ばかり感じて、何もしてやれていないのに。
優しい幼馴染の行動に、ゆるく首を振るも、撫でてやることも出来ない]
(260) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
|
……文句? あるわけないだろ。
[むしろ、彼こそ自分に、ありそうなものだと。 くすくす、おかしげに笑い]
うん、言いたいことは、ある。 蘭香頼むとか、日向たち頼むとか、いくらでも……
(*32) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
|
お前も。やめろって。
[ヘンなひとに見られるぞ、と堂々、彼女たちの名前を叫ぶ幼馴染に、わらっていたが]
……調音?
[頭上からかけられた声。かすかな光。 さだかではないが、後輩の姿に、幼馴染がそうするみたいに、目を細めた]
(266) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
|
……蘭香。
[血塗れの手で、それでも自分を抱きしめる幼馴染。 あたたかいな、と思う。
だから、自分は。 オレは、ずっと、3人で いたかったのに]
……ごめんな。蘭香。オレ、選ぶことなんてねえって、思ってた筈なのに。 ずっと、ずっとずっと、3人で、居られると思ってたのに。
ごめんな。
(270) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
|
……蛍紫。
[なに泣いてんだ、とわらう。 もしかしたら、自分が都合の良いように、見てしまっているだけかも、しれないけれど。
拭ってやることの出来ない涙に、眉を下げ。 けれど、やがて。
いつかと同じ、泣き笑い]
(*34) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
|
オレ、お前が好きだ。
[雨の中。 紫の瞳を、まっすぐ見つめ]
(274) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
|
ごめん。
(*35) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
|
ごめんな。
(*36) 2011/05/21(Sat) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る