266 呑花臥酒―盤楽遊嬉・春の乱―
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2017/04/22(Sat) 00時頃
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定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
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―隠山―
やぁやぁお前さんたち。 よくぞ来たものだ。
[長く艷やかな髪を一つに束ね、簡素ではあるが上物の着物を羽織った男がにこやかに笑う。]
いい花見日和だ。 酒も進むってもんさ。なぁ?
[言いつつ、漆の器を煽る。 空になったそれは、すぐそばに控えた子鬼が新しく酒を注ぎまた満ちる。]
(1) 2017/04/22(Sat) 01時頃
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さァて、今日は愉しもうじゃないか。
[恐れのお山を己が縄張りとする男。 隠山-なばりやま-の鬼の首魁は大層機嫌よく笑った。]
(2) 2017/04/22(Sat) 01時頃
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あーあ。 突然花見をしたいとか言い出したと思いきや、もう呑んでるワケ?
[白水干に白被衣。 呆れ顔で>>2旧知の鬼へと声を掛け、手にした風呂敷を傍らの小鬼へと差し出した。]
葛木山の白路(はくろ)。 和泉御前の名代として、来させて貰ったよ。
はい、これ。母様から。 身重の母様が早くに起きてこさえたんだから、味わって食べてよね。
[重の中身は、ずっしり詰まった稲荷寿司。 上に乗った――薄紅色の、大層目に煩い――文に付いては、敢えて触れぬまま。どうせ、読んだらもっと頭が痛くなる代物だ。]
(3) 2017/04/22(Sat) 11時半頃
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……何さ、藤之。その目。
ボクだって、もうちょっとで天狐になるんだからね。 母様の名代として遣わされたって、おかしくはないでしょ?
[被害妄想か、はたまた事実そんな視線が向いていたか。それは、少年の意識の外。 水干と被衣の合間に覗く尾は、四尾。]
じゃ、後は好きにさせて貰うよ。
[薄紅にも見まごう薄茶の髪が、踵を返すに合わせて揺れる。 義理は果たした、と言わんばかりに。他の旧知の姿を探し、ひらり手を振り、宴の中へ**]
(4) 2017/04/22(Sat) 11時半頃
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鬼といえば酒だ。 その鬼が先に楽しんでて何が悪い?
[わざわざ全員揃うまで待つ義理もなし。 呆れ顔にはしたり顔で返す。]
呵呵、和泉は相変わらずだねぇ。 いやほんと。
[薄紅色の文に目を止め、肩を竦める。 中身は見ずとも想像はつく。 見目は麗しいのだが、それも加減あってのことだ。 お前いくつだよ……とは心の中だけに留めておく。 そして少年を見]
(5) 2017/04/22(Sat) 15時頃
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いや何、あの白坊が酒宴の席に来れるまでとはなぁ。 いやいや早いもんだ。 さんざやれ二尾になれねェだの、やれ隣山の鼬に笑われただのとことあるごとに泣いていた白坊がなァ。
やれ、変化の術はどれほど覚えた? よもやまだ演技を恥じているわけはあるまいな?
[にやにやと口の端を釣り上げる。 四尾ともなれば、そんじょそこいらの野狐共にとっては天上の存在だが、その母と交流もある鬼にとってはいつまでたっても童でしかないのであった。]
(6) 2017/04/22(Sat) 15時半頃
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呵呵、えらくなったもんだ。 この俺に要件だけ伝えて背を向けるとはな。
[さてさて、母親の影からいつまでも様子を伺っていた子狐はどこへいったやら。 面白おかしくその背を見送り、盃を空にする。]
……ん、やっぱあいつの稲荷は絶品だな。
[稲荷寿司を一つ口に運ぶ。 酒が進む、と言いながらまた一杯飲み干した。]
(7) 2017/04/22(Sat) 15時半頃
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[ボク知ってる。 霊力に勝る空狐が天狐より格下を名乗りたがる理由の大半は、単に若い子ぶりたいからだ、って。 若さに粋がる天狐を煽てて面倒事を押し付けながら、気楽に遊んで楽したいからだ、って。
多分>>5思いは同じだろうが、白路とて命は惜しい。 そんな言霊、実らせぬが懸命。]
(8) 2017/04/22(Sat) 18時半頃
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――――…………っ、そんな事……!
[>>6あるもんか、と続けかけて、きゅっと口を噤む。 覚えたと言えば、酒興とばかりに、女児姿で酌でもさせられかねない。
昔から、この鬼の首魁は、見目の麗しさの割に性質が悪いのだ、と。むくれた様に、捨て台詞>>4。 その実、子狐の時分からの弱みをたんと握られた、ばつの悪さもあるのだけれど。]
(9) 2017/04/22(Sat) 18時半頃
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……くそっ。 こうなったら、良い酒たっぷり呑んでやる……!
[近くの小鬼に杯を要求して、注がれた酒を臓腑へと。 四尾と成った今なお、野狐の頃を知る此処の年経た鬼や妖怪達からは、子供扱いを受けてもいるが。]
煩いな、大丈夫だってば!
[ぷくり。むくれる眼差しこそが、扱いの一因とは知らぬまま。 もう一杯。杯にひらりと入り込む花弁ごと、酒を干した。]
(10) 2017/04/22(Sat) 18時半頃
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「藤様ぁ……」
ん、なんだ?
[狐を見送り、桜を楽しんでいると、おずおずといった様子で子鬼に声をかけられる。]
「葛木山の和泉御前様ってまさか……」
あぁ、その和泉だぜ。 あれはその倅だ。
[にこりと笑って肯定してやると、子鬼はこれ以上ない程目を見開き、そのままひっくり返った。 呵呵とそれを笑い飛ばし、手近な者に介抱を押し付けた。]
(11) 2017/04/22(Sat) 19時頃
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葛木のお山の女怪。 里の人間は仙女だ神の御使いだと持て囃すが……呵呵、あれが仙女たァ笑わせる。 あいつほどおっかねぇ女もいねぇさ。
[ここいら一帯の鬼共をまとめ上げるのが自分なら、狐はあの女狐だ。 普段は文の通り、所謂すいぃつ、というべき性格だが、かつてあれの怒りに触れ滅ぼされた村はいくつあったか。 美貌、妖力、狡猾、すべてにおいて彼の女怪を超える者は藤之は未だ知らない。]
その倅ももう四尾たァな。 いやはや、あの様子だと大分化けるのも覚えたな。 余興に酌でもさせてやってもいいが……まぁそれはあとでもいいか。
[多方それがいやで口を噤んだのだろうし。 遠くで、酒を煽る姿が見える。]
(12) 2017/04/22(Sat) 19時頃
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やれやれ、ありゃあ俺たちが呑む酒っての忘れてねェかね?
[つまりとんでもなく度数が高いのだが。 まぁ酔い潰れたら潰れたで、また母親への土産話にしてやろうと決めこんだ。**]
(13) 2017/04/22(Sat) 19時頃
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―隠山にある池―
[隠山の奥。 少し樹々の途切れたその場所に、大きな濁池がある。 何時もは静かなその水面にも風に運ばれて来た花弁が落ち、白いさざ波が立つと。]
酒じゃあああああっ!
[水柱を立て、頭を出すのは池の主たる白蛇。 周囲で咲き誇る桜の色を写すように、鱗が仄かに桜色に見える時がある。]
(14) 2017/04/22(Sat) 20時頃
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白酒持ってわたしも往くぞ。 花見をしてるなら、わたしにも教えてくれればよいものを……。
え?なに?
『泥酔して鉄砲水起こしたの忘れたのか?』だと? む、昔のことだし! ちょっとだけ!ちょっとだけしか飲まないし!
[白蛇の周囲に集まった鯉やら鮒やらの小妖怪が、口をパクパク制止してくるのに反論を続けること暫く。]
(15) 2017/04/22(Sat) 20時頃
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藤のー!わたしも来たぞー! [いつもの如く、お付きのお魚軍団を振り切って。 若い娘の姿へと変じた白蛇は、土産の白酒の酒樽を担いで花見会場へと訪れた。]
(16) 2017/04/22(Sat) 20時頃
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うわっ
[まぁ来るとは思っていたさ。 しかしまぁ、予想より早かった。]
まぁ酒を持ってくるたぁ上出来じゃないか。 少しは加減を覚えたかい?
[いつぞや―といっても何百年前か―の時はそれはもう酷かった。 基本的に些事には口を出さない主義だが、さすがに諫めざるを得なかった。 そんな昔話を思い出しながら、軽く手を挙げ応えた。]
(17) 2017/04/22(Sat) 20時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/04/22(Sat) 20時頃
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……そら、秘蔵のは隠しとけ。 ありゃうわばみだ。ここ一年分は飲み干されるぞ。
[こっそり。 側仕えの子鬼にはそう命じておく。]
(18) 2017/04/22(Sat) 20時頃
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うわ、とはなんだね、うわ、とは。
[何故か引きつり笑いの子鬼に酒樽を渡しつつ。 その鬼の首魁に。笑いかける。]
これだけ酒の匂いをさせておいて。 このわたしが嗅ぎ付けないとでも?
加減は、まあ、そうさな。 樽ではやらない。魚たちに約束してきた。
[その手には朱塗りの大杯。 何百年か前の子蛇の過ちであるし、文字通り水に流された筈と白蛇は思っているが、諌められた手前、自制する気は一応ある。]
(19) 2017/04/22(Sat) 20時半頃
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呵呵。 その杯を何万杯空ける心算だ?
[声色が雄弁に信用していないのを物語る。 普段からどうせ酒しか呑んでいない鬼の集落だが、さすがに宴の香りは誤魔化せなかったらしい。]
小魚共も大変だねぇ。
[水には流したが、忘れてないとは言っていない。]
(20) 2017/04/22(Sat) 20時半頃
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[杯を干した所で、さて、>>11何が聴こえたのやら。 目を見開き凝視する小鬼の姿を捉えて。]
……宴の席だからさ。 細かい事気にせず、酒でも呑めばイイんだよ。
[罠で、銃で、病で。数多の兄弟が身罷り。 残る兄弟も、狐やら人やら、番と同じ命を全うする道を選び。存命ではあれども、嫁いだ者婿入りした者も多い中で。 長く手元に置かれ、ここいらの狐を纏める母と同じ社で、天狐となるべく育てられる事の意味は。解らないとは言わないが。
気楽に無礼講を唱える程度には、白路は世間知らず。 格好付けて酒を煽るも。けほり、鬼酒の強さに、一つ噎せた。]
(21) 2017/04/22(Sat) 20時半頃
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[とは言え。 隠山の藤之助、と言えば。音に聞く旧く名の知れた鬼達程度には年経た、ここいらの鬼を纏める身。 しかも、一目見た里の娘が贄になりたいと押し入りを目論む程には、人里の中でも名が知れていると聞く(流石にそれは誇張もあるかもしれないが)。
そんな鬼が、和泉の子供とは言え自分の事も構ってくれているのは。 ひとえに、当人のおおらかさと。何よりも、隠山自体の穏やかな空気もあるのだろうか。
ああ、隠山と言えば…………。]
(22) 2017/04/22(Sat) 20時半頃
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さくらこー!! 久しぶりー!!!
[>>16見えた姿に、満面の笑みで手を振った。 それでも、>>17>>18>>19主催と挨拶する間は、それ以上声は掛けぬまま。
歳は確か、……いや、野暮か。 己が化けられぬ時分から、池に居た記憶はあるが。遊びに行っては水面を叩いて遊んだ日々から、様子は変わらぬままで。 ぱたり。尾の一つが隠しきれず、揺れる。]
(23) 2017/04/22(Sat) 20時半頃
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何万!さて? しかし、小魚相手の約束だろうとわたしは破らないさ。 樽ごと飲まなければ約束破りでは無いだろう?
まあ、ともかく。 最初の一杯を頂こうか。
[魚の小妖怪も半ば諦めているので、大杯を持たせたのだろう。 それへと小鬼に酒を次いでもらい、一気に呷る。]
(24) 2017/04/22(Sat) 21時頃
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…………ん〜〜、悪くない。
おう、白路も飲んでいるかー! 少し見ぬ間に尾が増えたのではないか? 鬼の酒がきつければ、白酒もあるぞ、一緒に飲もう。
[過去にやらかしていようと、この白蛇が一杯程度で酔う筈もなく。 手を振っていた狐の方へと変わらぬ様子で顔を向け、一口でぱくりと呑み込めそうな子狐の頃から知っている狐も随分立派になったと、目を細める。]
(25) 2017/04/22(Sat) 21時頃
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ああ、お前さんはそういう奴よな。
[樽から直になのか、そうでないかの違いだけだ。 一つ肩を竦め、酒を注ぐ。 ただそれだけの所作も様になっているのだから、あながち人里での噂も嘘ではないのだった。 そうしながら声のする方へちらりと目を向け]
ほう?ほうほうほう? 呵呵、坊め、なかなかどうして、隅に置けないと見える。
[遠く揺れる尾を見れば、至極愉快とばかりに笑みを零した。]
(26) 2017/04/22(Sat) 21時頃
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あれっ、この前会ったのってそんな前だっけ? ……っと。じゃあ、ありがたく頂くね。
[>>25目を細める蛇妖の元へ、すいと近寄って。笑み満面、杯を差し出した。 相手が呑む素振りを見せれば、酌をしようと手を差し出したろうか。]
…………なんだよ、藤之。
[>>26近寄った先の鬼の眼差しが、何やら生暖かい気がして。そちらには、じろりと一瞥を。]
(27) 2017/04/22(Sat) 21時頃
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いやなに。 俺は何も言っとらんよ。 呵呵。呵呵呵。
[にやにやと人を食う笑みを浮かべたまま、また自身の盃に酒を注ぐ。]
なァに、春とはよいものよなぁ?
(28) 2017/04/22(Sat) 21時半頃
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こうした宴会も久方ぶりだからな。 ここのところ酔い覚ましにそちらのお山を散歩して迷って、君や君の母上に道を聞くのもご無沙汰だし。
[子鬼に柄杓を借りて。 お土産の白酒を差し出された杯>>27へと注ぐ。 あの女怪相手になんてことをと、魚達は顔色が変わりようがないのに蒼くなっていたのはさておき。]
また今度、そちらに飲みに行ってもいいかね。 飲む口実は多い方がいい。
[酌を断らず、注がれる端から飲み干していく。]
(29) 2017/04/22(Sat) 21時半頃
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なんだ藤之、気色悪く笑って。 さてはまたよからぬことを考えているな。
[そして、何やらにやにや笑いの鬼の事は半笑いで一瞥する。]
(30) 2017/04/22(Sat) 21時半頃
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さてなぁ。
[二人分の目を涼しい顔でやり過ごす。 心無しか先より酒が旨い。 いいものだ。]
(31) 2017/04/22(Sat) 22時頃
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勿論だ!
母様も、昨今櫻子の姿が見えぬと寂しがってるんだ。 供物の酒やら馳走やら、気前良く平らげる様をまた見たいって言ってた。
[>>29酔い醒ましの筈が杯を重ね、更には女怪相手に飲み比べ……なんて光景も見た気はするが。あれはさてはて、櫻子か、他の蛇怪か。]
ウチは……まあ、半分神域みたいな物だから、正式な宴だと随分格式張った物になっちゃうけども。 櫻子や此処の皆なら、いつでも歓迎するよ!
[にこにこ、と。白酒の杯を重ね合い。 ちゃっかりと、手土産にと持たされた筈の稲荷寿司もつまみ。]
(32) 2017/04/22(Sat) 22時半頃
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…………何だよ、春って。
[>>28>>31この人の悪い笑み、どうやら桜の話じゃなさそうだ。 じ、と睨みながらも。酒を注ぐ素振りがあれば、一応、酌は居るかと手振りで示し。]
はぁ……藤之までそういう事言うつもり? 最近、母様がお前もそろそろ番を探したらどうだって、唯でさえ煩いのに。
自分が前の春に新しい旦那様迎えたからってさー……?
[深々と吐いた溜息。 臨月の後は、子育て。それに託けてか、天狐になるならぼちぼち嫁取りを考えろと嗾ける母親の美貌を、嫌々と思い返す。
それを言う母の夫がこれで一体何人目なのか、は。言わぬが花、というヤツだろう。 イイんだ。見た目だけは、釣り合いの取れた夫婦なのだから。]
(33) 2017/04/22(Sat) 22時半頃
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おや、違ったか? 呵呵、俺も嫁なぞ娶らん主義だ。 だがなぁ坊、遊びは知っておくといいぞ。 よもや未だ童子ということもあるまい?
[酌を受けつつ、豪快に笑う。 娶らないというだけで、多分知らない子は大勢いると思うが。 鬼子なぞ放っておいても勝手に育つ故、気にしたこともない。]
今度花街でも連れてやろうか? それと、和泉には自重せよと伝えておいてくれ。 婚姻のたび祝いの品を贈るのは些か嵩みすぎる。 そなた程の者となると、粗末な品なぞ贈れぬ故な。
(34) 2017/04/22(Sat) 23時頃
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遊びをせんとや生れけむ
[今様を謡いながらやってきた妖。
羽織っていた外套を脱ぐと、 その両の目は真紅に染まっており。
愉しげな様子で謡い続けて。]
(35) 2017/04/22(Sat) 23時頃
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戯れせんとや生れけん
[まさに妖の生き方をそのまま描いたような歌。 それは彼女だけでなく、その場に居た妖も同様であろうが。
愉しげな表情を浮かべると周囲を見回して。]
(36) 2017/04/22(Sat) 23時頃
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遊ぶ子供の声きけば
[普段は人里に混ざって暮らす自身だから。
子供達の声は目を瞑れば思い出せる。 そして、また目を開いて。 謡いを続けていく。]
(37) 2017/04/22(Sat) 23時頃
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我が身さえこそ動がるれ
[そして、優雅に座ると。 微笑んで、お酒の瓶を手に取ったのだった。
そして、酒器に注ぐこともせず。 無造作に口を付けると一気に飲み干していくのだった。]
(38) 2017/04/22(Sat) 23時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2017/04/22(Sat) 23時頃
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あ、いや……ボクは、その。 お嫁さん自体は、来てくれたらなー……とは、思ってるけど……
…………花街!?!? い、要らないよ余計なお世話だ!!!
[>>34もごもごと顔を赤らめ口篭るも、あけすけな鬼の言葉に、裏返った声で叫び。 酌をしたその手で、そのまま、手酌でもう一杯。 其の前の問い掛けも、その反応で、答えも知れよう物。]
(39) 2017/04/22(Sat) 23時頃
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あぁうん、婚礼の度に……特に藤之には、悪い事してるなぁとは思うんだけどさぁ。 母様程になると、色んな意味で、花街通いは良い目で見られないし……
……ああ見えて母様、寂しがり屋だから。 幾ら己が修養の為とはいえ、毎度死に別れるのも堪えるみたいでさ。
最近はまた、随分と幸せそうに笑えるようになったみたいだから。 大目に見てやって欲しい、な。
[その傷を癒すのに新たな恋を探す辺り、業は深いのだが。 上書き保存ではなく引出し式なのと、それでも天狐の生は棄てぬ辺りが、まあ。【和泉御前】らしくもあるのだろうか。]
(40) 2017/04/22(Sat) 23時頃
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ただ。 気持ちは、痛い程解る、から。
…………ボクが番を探すなら。 永く一緒に居てくれる人が、いいなぁ……。
[そうして、杯を空けるのもそこそこに。 とろり。遠くに思いを馳せた目で、呟いた。]
(41) 2017/04/22(Sat) 23時頃
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って、…………えっ。
[ただ、その眼差しも>>35>>36>>37>>38来客の前にきょとりと色を取り戻し。 赤目の佳人が、杯も使わず酒を干す様に、瞬きを繰り返す。]
……え、えと……? …………良い、呑みっぷり、ですね……?
[さて、見覚えは……あったやら、無かったやら。 正直、瓶ごとの衝撃で、顔どころでは無いのだが。
何と声を掛けた物か、迷いに迷って。 浮かんだ言葉も、当たり障りの無い物で。]
(42) 2017/04/22(Sat) 23時半頃
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―――ク、呵呵、呵呵呵! そうかそうかいらぬか! まぁ斯様な処では言えんなぁ。
[意地の悪い笑みを尚深くし、呵呵大笑。 しかしそれも続く言葉に潜め]
(43) 2017/04/22(Sat) 23時半頃
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―――だから短命の者は止めておけというに。 ほとほと懲りぬ女よな、あれも。
[溜息一つ、盃を揺らす。 それも含め、狐の女怪なのだ。]
然り。 お前はそうしておけ。
[新たな客人に目を向けながら、些か静かになってしまった空気ごと盃を飲み干した。**]
(44) 2017/04/22(Sat) 23時半頃
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いやあ、流石名立たる稲荷の供物。 酒も食事も上物ばかりだった。
なにより、その気前の良さがいい。すごくいい。 こちらも気兼ねなく馳走に与れるというもの。
そのついでに、新しい旦那様とやらも見に行くか。
[白蛇が気兼ねなどすることあるのか等と言うのは野暮だ。 皮肉か戯れか、酔い覚ましにと差し出された酒を遠慮なく呷って、そのまま飲み比べに突入してしまうくらいなのだから。]
(45) 2017/04/22(Sat) 23時半頃
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なるほどなるほど。
[狐と鬼のやり取りを眺めながら得心した様に首を上下させる。 その間に3度は杯を空にしている。]
なるほど、春とはそういう事か。 いつまでも尻尾が一本の子狐ではないという事だな。
婚礼の祝いはお零れに与るから良いとして。 好く思う者が居た時は、遠慮なく絡めとってしまえばいい。 逃した獲物に後悔するより余程いい。
[ちろりと赤い舌が唇を舐める。]
(46) 2017/04/22(Sat) 23時半頃
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……さて、瓶ごとは、樽ごとの約束に反しないかな?
[紅目の妖>>38の飲みっぷりを見ながら、呟いた。**]
(47) 2017/04/22(Sat) 23時半頃
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[ガラガラガラ、 ガラガラガラガラガラ。キィ。 荷台に大荷物を載せた屋台の車輪が止まる。]
毎度どうも信楽酒蔵(しがらきしゅぞう)! ご注文いただいていた商品、お届けにきましたー!!
(48) 2017/04/22(Sat) 23時半頃
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送り状にハンコおねがいしますね! はい、どーもー! どこに降ろせばいいですかね?あ、いいっすいいっす、運び出すまでうちの仕事ですんで!お気持ちだけ感謝しますわー!
[対応した子鬼に断って、引いてきた屋台から樽や徳利やらを掲げて運びだすこどもの足はしっかりしている。ちゃぷん、ちゃぷん、と歩くたびに響くのは、蔵自慢の酒の音色だ。]
(49) 2017/04/22(Sat) 23時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/04/22(Sat) 23時半頃
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…………ん。 母様には、新婚早々旦那を食いやしないかって、藤之が心配してたよ。って、言っとくね。
[>>44妙にしんみりとした空気に気付き、苦笑いで酒を干して。]
(50) 2017/04/23(Sun) 00時頃
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いや、ほら……母様、目が潤ったら満足しちゃう所、あるじゃない? 豪勢な供物も見るだけ見たら、割とお腹いっぱいになっちゃうみたい。
特に、えー、あー…………最近は、旦那様とも仲良ししてるみたいだから。 櫻子みたく、景気良く平らげてくれる子が来ると、本当に助かるって言ってたよ。
うん、また遊びにおいでよ。 まあ、夏頃まではもうじき生まれるチビ達の世話で、おもてなしどころじゃなくなるかもしれないけど。
[>>45気前の良さ、と聴けば、苦笑混じり。 盛大な飲み比べは、何だかんだで、眷属達の羽目外しの口実にもなるのだから。]
(51) 2017/04/23(Sun) 00時頃
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|
……そーなんだけど、ねぇ。
[>>46赤く垣間見えた舌をじっと見つつ。 姉のような蛇妖の言葉に、一つ、尾で地を軽く叩く。]
どうにも、先の事ばかり気にしすぎるのかなぁ。 自分が良いかどうかより先に、母様と上手くやってくれそうかとかお社の事も気にしてくれそうかとか、そっちの方が気になっちゃってさぁ……。
[嫡男候補の性なのか。はたまた、そこまで心根が育ってはいないのか。 大体にして。美人なら、己の母やら藤之やらで、さんざ見慣れているのだから。]
…………んー、まぁ。 そんな事考えてるまま決めたって、多分良い事ないからさ。なる様に、頑張るよ。
[ひらひら、手を振り苦笑い。]
(52) 2017/04/23(Sun) 00時頃
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|
えっ。
あー、…………ええ、と。 …………大丈夫、じゃない、か、……な?
[>>47確かに、樽と比べたら杯とさほど変わりはしないが。 しかし、比較対象としては、どうなのだろう。 考えて、まあいいやとなる辺り。場の雰囲気に飲まれているのか、はたまた。]
……あ、丁度いいや。 おーい! こっちにも、一升瓶6本位持ってきてー!
[>>49見えた姿に声を掛けたが。 来たのは酒屋か、はたまた小鬼か。]
(53) 2017/04/23(Sun) 00時頃
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それだ。 粗末物ではあの女怪の気には召さん。 しかしあやつときたら、こちらが何を寄越そうとすぐ飽きる。 それをわかっていて品を選ぶ身にもなれというやつだ。
[相伴に与る身ならば棚ぼたであろうが、贈り主からすれば如何ともし難い。 勿論こちらに祝い事があれば同じだけのものは来るが、生憎とそこまでのことはないのだった。]
(54) 2017/04/23(Sun) 04時半頃
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応、適当に置いてくれ。 皆々で勝手に呑むだろうさ。
[響く声はいつものことだ。 軽く手を挙げ指示を出す。]
そうだ、小僧。お前さんも呑んでいくといい。 なに、隠の藤直々に勧められたと言えば叱る者などおるまいさ。
[今日は酒宴だから、とも付け足して。 にこりと無駄に綺麗な笑みを向けた。**]
(55) 2017/04/23(Sun) 04時半頃
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|
[小鬼が次の酒瓶を持って来れば。 同じように、一升瓶を抱え。 酒器などいらないと笑って見せた。]
……お久しぶりね。 最後に会ったのは、何時の世だったかしら。
[此方に目を向ける、鬼の首魁に微笑んで。]
(56) 2017/04/23(Sun) 09時頃
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|
[土蜘蛛――
それが彼女の本性。 尤も、普段は人に混じって謡い。 或いは酒を飲んで暮らし。
素性を知る者に請われれば力を貸す。 そんな存在であった。]
(57) 2017/04/23(Sun) 09時頃
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さてなぁ。 んなもんいちいち覚えてる程義理堅くねぇのはお互い様だろ?
[それはいつぞやのことだったか。 山火事だったか、人里の大飢饉だったか、はたまた不死か何かかの根も葉もない噂が広まり、山陰に入ろうとする人間があとを絶たなかったときだったか。 一つ一つの事柄は思い出せはすれど、どれがその最後だったかはとんと見当がつかないのであった。]
(58) 2017/04/23(Sun) 16時頃
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はいはーい! 今行きますよー!
[>>53かけられた声に\よろこんで!/と居酒屋の癖が染みついた返しをして荷台から一升瓶を探す。さすがに六本は腕の長さが足りずに子鬼と手分けして持って行けば]
おんや? はじめてお会いしますかね?狐のお客様はなかなかいらっしゃらないですから。 里で酒蔵を営んでおります、鞠尾いいますどうぞ。
[横に座り、狐の少年の杯へとくり、とくりと注ぐ。]
(59) 2017/04/23(Sun) 20時頃
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里の……ああ、じゃあ、初めて会うかもね。
[>>59隠山の里、と言えば。 なるほど、確かに行った事はなかった。]
おっと……ありがとう。 ボクは、白路。葛木山の狐だよ。どうぞヨロシクね。
藤之もああ言ってるし、キミも一献如何?
[>>55と、先の声を理由にして。 注がれた酒への返杯の仕草を見せれば、気の利いた小鬼が杯をさっと差し出しただろう。]
(60) 2017/04/23(Sun) 20時頃
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いやいやいや、おもてなしなど。 お腹一杯で入らぬ供物を貰えればそれで十分。
ああ、しかし。 前の時もさんざ惚気話を聞かされたものだし。 子も産まれてすぐともなればすごかろうなあ。
[さらに白路>>51の言うように仲良しの様子を見せられたら。 酒の肴にするには少々消化不良を起こすかもしれない。]
(61) 2017/04/23(Sun) 20時半頃
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誰に似たのか堅物よなあ。
[地を叩く尾>>52を見やる。]
なあに、その内、小さな懸念など気にもならなくなるほどの相手もできるさ。 逃げるなら。 いっそぱくりと飲み込んでしまえと思える程の相手がな。
[瞬かない蛇の目がじっと狐を捉えているのは数瞬。 大丈夫との許しの言葉>>53に、輝かんばかりの笑顔を浮かべ。]
(62) 2017/04/23(Sun) 20時半頃
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わたしにも1本、いや、2本丸ごと貰おうか!
信楽酒蔵、飲んだ事があるぞ。 偶に棲家の池のほとりに供えてある。
[『泥酔の果ての鉄砲水事件』は、偶にお酒を備えないと池の主が起こって暴れるという伝説に里の方ではなっているとか居ないとか。]
(63) 2017/04/23(Sun) 20時半頃
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――違いないわ
[お互いにと言う言葉には同意していた>>58 そもそも、彼女が自分の根城から出る事が珍しいのだから。
他の皆にも声をかけていく。]
良かったら、一緒に呑みましょう?
[赤い目の彼女。 陽の光の加減によっては見えるだろうか。
影の中に見える、何本もの腕。 妖としての本来の姿が。]
(64) 2017/04/23(Sun) 20時半頃
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ほほう、わたしに一緒に呑もうとは。 つまりは飲み比べだな!
この櫻子、受けて立とう!
[自重の約束はどこへやら。 赤目の女>>64に声を掛けられれば嬉々として酒瓶を手にした。]
(65) 2017/04/23(Sun) 21時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/04/23(Sun) 21時頃
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葛城山の!ははあ、なるほどさすがに自分も行こうにも行けないところですな…。 千紫万紅の妖の隠れ里とはいえ、狐と狸、遠くなりやすい間柄でありますからな…
[偏見というのは知らぬ間に染みついているものだ。ちらり、ほらりと狐の客が店に来るようになっても、営業に行こうと思ったことがなかったのだから、自分も頭が固くなってしまったものだ]
おっと、こいつぁどうも、白路さん。 藤の旦那も、お気遣いありがとう! それじゃお言葉に甘えまして、ご相伴あずからせていただきますわ!
[従業員も、旦那の誘いというのなら許してくれるだろう。半休、役得である。 馴染みの旦那の笑みに、妖見知りをしない白路の変杯を受けて、ぐい、と杯を干す。]
(66) 2017/04/23(Sun) 21時半頃
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良いわね、飲み比べ
[そう、何だかんだで酒好きだった。 だから、持ってきた一升瓶をまた飲み干すと。 次はどの酒かと物色しつつ。]
そう言えば。 肴は何か無いのかしら。
山海の珍味などあると嬉しいのだけれど。
[この図々しさである。]
(67) 2017/04/23(Sun) 21時半頃
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あぁ……そーゆー意味なら、産まれた直後のがまだマシかな。 ……………………産後の母様、気が立ってるから……多分その間は、蜜月もどっかに吹っ飛ぶし……。
[>>61狐に限らず、産後の母親が子にちょっかい掛けられるのを嫌う生き物は多い物で。 ふる、と首を横に振る。それで滅んだ里、幾つあるんだろう。]
いっそ、ぱくりと……ねぇ……。
[>>62瞬きのない蛇妖の目を、尾を垂らし見つめ返す。 だが、それも束の間。>>64輝かんばかりの笑顔と共に、酒宴の華は咲き乱れる。]
(68) 2017/04/23(Sun) 22時頃
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あーうん、特に今からの時期は……ちょっと危ないかもね。 母様に限らず、母狐が殺気立つ時期だから……気配や臭いで、攻撃されるかも。
[>>66会話の途中、思い返す。 100年程前か。当時もやっぱり結婚3年目だった母親の夫が、狸の臭いをやたらと纏わせて戻り、やっぱり身重だった母親の勘気に触れかけた事があった。 当時の義父は妖に疎い人の子で、『里に新しく出来た酒屋で振る舞い酒に預かっただけだ』と言っていたが。なるほど、ここの酒屋か。]
ま、それでも、折角の縁だしさ。呑もう呑もう! おっと、早速いい飲みっぷりぃ! いいねいいね、ボクも負けてられないなぁ!
[ぐい、と干す杯に、つついともう一献。]
(69) 2017/04/23(Sun) 22時頃
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んー……ここいらの座なら、大概珍しい物並んでるんじゃないかなぁ。
ほら、あれなんか…………………
[>>67ふと聞こえた山海の珍味を探す声に、指し示した先には]
(70) 2017/04/23(Sun) 22時頃
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あっ。
[真っ赤に茹だった、蟹。]
(71) 2017/04/23(Sun) 22時頃
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……………………。
……あっ、ほら! あっちにお造りあるよ、お造り!
[>>64全く違う種族とは言え、脚とかなんとなく似ているのはまずかろうか、と。 慌てて、頭も立派に盛り付けられた造りを指し示した。]
(72) 2017/04/23(Sun) 22時頃
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別に良いわよ、蟹で。
ああ、お造りも勿論頂くけれど。
[蟹を取ると何事が呟いて。 そのまま、中空に静止させる。
実際には手品のように見えないような糸で吊っていると思ってくれれば良いだろう。]
(73) 2017/04/23(Sun) 22時頃
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なかなかの飲みっぷり、気に入った。
[一升瓶を軽々と飲み干すその姿>>67に。 ならば負けぬとばかりに一升瓶を一気に呷り。]
白路が持ってきた稲荷ずしがあったと思うが。
ほらほら、肴が足りないぞ。 鼠の天ぷらでもゆで卵でもたっぷり持ってこないか。
[勝手知ったる鬼の群。 手を叩いて肴を要求する白蛇も大概図々しい。]
(74) 2017/04/23(Sun) 22時頃
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[――突如、火柱がその場に出没した。]
んー、美味しく焼けたかな?
[焼き蟹でも食べようと。 焔を召喚したのは彼女の仕業だった。
どっちかと言うと苦手属性だろうとか思う向きもあるかもしれないが。 長年のあれそれで焔さえ扱えるようになったのだ。]
(75) 2017/04/23(Sun) 22時頃
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白路が頭を痛める事を増やすのも悪いしなあ。 そちらの宴は落ち着いた頃にしよう。
[小さく首を振る狐>>68に、笑う。]
ふむ。 蟹はなあ、飲み込みづらくてよくない。 前に振る舞って貰った時は喉に刺さりかけた。
こちらにしよう。
[焼かれる前の鮎の尻尾を摘まんでぱくりとひと呑み。 お付きに魚の妖はいるけれど、この鮎は特に知り合いでもないので気にしない。]
(76) 2017/04/23(Sun) 22時半頃
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おお、お見事。 なかなかに珍しい余興だなあ。
まあ、わたしは水気の方を好むから。 あまり近づけては欲しくないが……。
[空中に浮いた蟹が火柱>>75によって燃やされた。 それに少し眉を顰め、二本目の酒瓶を手に取る。]
(77) 2017/04/23(Sun) 22時半頃
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あっ! そーゆーのがアリなら、ボクだって……
[>>76焼けてない鮎がするりと口中へ消えるのを見て、つい、と。串に刺さっているだけの鶏肉――炭で焼かれる前の物だ――を、その手に取りかけて。]
(78) 2017/04/23(Sun) 22時半頃
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へ?????
[>>75二度見した。]
…………、……………………!?
……あっ。良かった……。 ちょっと、其処の……えーと、土蜘蛛さん? 幾ら余興とは言っても、やりすぎだよっ!
[>>73何が起こるのかと思いきや、まさかのファイヤー。 思わずぽかん、と火の手を眺めたが。>>77櫻子の声にはっと無事を確かめつつ、ぷくりと膨れて吠える。 酒が進めば、多少の――と言って良いのかはさておき――乱行はあるやもしれぬが。舞台は花見。うっかり花が燃えてしまっては、宴どころではあるまいし。]
(79) 2017/04/23(Sun) 22時半頃
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そうさなぁ。 樹木には移すなよ。
[1人のんびりと酒を呑みつつぽつりと。 つまりは、まずいところに引火さえしなければこの首魁は止めはしない、ということだ。 ちなみにこのスタンスのこの鬼が止めた珍しい事例が鉄砲水事件なので、如何程のものであったかは推して知るべし。**]
(80) 2017/04/24(Mon) 00時頃
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もし桜が燃えだしたらわたしが消さなければな。
……。 鉄砲水まではしないし! あれは事故だし! 覚えてないけど!
[一本立てた指の先から、水芸の如く水が出た。 それを見て周囲の子鬼がわっと逃げ出したのに、珍しくちょっと慌てた声を上げた。**]
(81) 2017/04/24(Mon) 00時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2017/04/24(Mon) 00時半頃
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応さ、頼むぞ。 しかしさしもの俺も火災水害同時に来られてはたまったものではないから、加減はしろよ。 俺とてお前ら相手に紅葫蘆は使いたくないからな。
[蜘蛛の子を散らしたように逃げる小鬼達を眺めながら、袂から煙管を取り出す。 事故で山の地形を大いに変えられては困るのだ。 災害が起きれば実りに関わる。 樹木が流されてしまえば、配下の小鬼共に食わせる果実がなくなる。 人間からの供物だけでは足りなくなれば奪う他なくなる。 となればどうなるかは、数多の書物が物語る。]
加減さえ考えてくれりゃ、俺も口は出さんよ。 白坊もそこまで気を揉まんでいい。
[だからそれだけは勘弁してくれ、と酒気を伴った吐息を零した。 いやまぁ、いざとなれば結界でも張ればいいのだけども。**]
(82) 2017/04/24(Mon) 03時半頃
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(しかしまぁ)
[もうすぐ天狐にもなる大化生の倅、長く池の主を務める大蛇、土蜘蛛、狸も見た目は童子だが齢の頃を考えるとなかなかの歳だ。 いずれも妖怪として十分に力を蓄えたものだろう。]
(こいつぁ、今年の余興は盛り上がりそうだ)
[独りごち、酒を煽る。 余興というか、ある意味毎年恒例ではある。 何せ振る舞われているのは、鬼の酒だ。 最初に潰れるのは誰か。楽しげに目を細めた。]
(83) 2017/04/24(Mon) 04時頃
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……藤之が良いなら、イイんだけど。 水差して、ごめんね。
[>>82場の主の言葉に、土蜘蛛へも簡潔に詫びを述べて。 また一杯、酒を煽る。
隠山の余興の派手さは、毎年聞き及んではいるが。 とは言え、所詮は宴だ。死人を出して向こう50年ほど気まずくなるのも、勘弁したい所だろう。
まあ、ここに居る早々たる面々、火柱一本程度で完全に息の根を止められるかと聞かれれば。懸念は杞憂に終わるのかもしれないが**]
(84) 2017/04/24(Mon) 11時半頃
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ふふ、大丈夫よ? まだコントロールは完全に出来ているわ。
[そう言って焼蟹を食べつつ。 甲羅に身と味噌など入れて、そこに日本酒を注いで煽れば。]
うん、美味しい。 細かい事は気にしないで良いわ、私もいきなりの火柱だったし。
どうぞ?
[そう言って焼蟹など差し出して。]
(85) 2017/04/24(Mon) 19時半頃
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おやおや
[美しい桜に紛れて火花がちらほら。 このような麗らかな日になんとも騒がしい宴会なのだろう。]
もう酒に飲まれているのかい?
(86) 2017/04/24(Mon) 19時半頃
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ちと遅れてしまったが良い酒を持って来た。 これで勘弁しておくれ。
[少女の容姿に似合わず言葉は古くさい。 さらにその手には大きな酒樽が乗っていた。]
犬神として憑いていた家からくすねてきた。 良い酒だが簡単にこちらを飲み込むよ。
[にこりと微笑み手刀で酒の蓋を割る。]
さぁさ、私の酒も呑んでくれ。
(87) 2017/04/24(Mon) 20時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2017/04/24(Mon) 20時頃
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いやあぁ、紅葫蘆だけは勘弁で。
[鬼>>82の言葉に、元々白い肌を心なしか白くして、苦虫を御呑み込んでしまったような渋い顔をする。]
酒断ちは出来ない!
けれど、あれからあそこまでのはしてないだろう? 水を繰る鍛錬だってあれから珍しーくやったとも。 だからほら、消火には問題ないさ。
[足元を隠す永い着物の裾から、真っ白な蛇の尾の先が現れる。 顔近くまで持ち上げたその先端に、水球が現れて浮かぶと、すぐに弾けて水滴を散らす。]
(88) 2017/04/24(Mon) 20時半頃
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ほら!こちらも大丈夫と言っているしな!な!
[火柱起こした当人>>85へとうんうん、激しく頷いて。 ついでに焼蟹も受け取って、中身をぺろりと飲み込んだ。]
うむ、美味い。 丸呑みできないのは面倒だが。
そこの客人も食するといい。 酒は私が有り難ーく頂こう。
[そして、新たな宴の客>>87を手招いた時には。 白い蛇の尾はいつの間にやらまた隠れてしまっている。]
(89) 2017/04/24(Mon) 20時半頃
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あら、ありがたい。 遠慮なく飲むとしましょう。
[柄杓で酒樽から酒を掬うとそのまま飲み干して。 行儀は悪いがまあ、こんな日ぐらいは良いだろうと。]
何か焼いて食べたいものがあったら言ってね? 私が焼いてあげるから。
[物騒な事を口にしつつ。 笑顔でそう告げた。]
(90) 2017/04/24(Mon) 21時半頃
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応、その"まだ"、ができなくなったら毒酒に変えてやるからな。
[ゆらゆらと小さな瓢箪を揺らす。 そして小さな姿を見ると]
おお、朝顔も久しゅう。 お前さんの持ってきた酒なら間違いはないな。
[さりげなく新しく柄杓を用意させつつ、自身も盃を煽る。]
(91) 2017/04/24(Mon) 21時半頃
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焼くものなあ。
ああ、あれはどうかな? 羽を毟る手間が省けるだろう。
[杯の酒を白蛇にしてはゆっくり空けつつ。 指差す先には焼き鳥予定の山鳥を持った子鬼。]
(92) 2017/04/24(Mon) 21時半頃
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呵呵、黒焦げにならんといいがなぁ。
[そう茶化しつつ、少し時期の早い枇杷をかじる。 よく見れば鬼の周囲には枇杷の他にも苺やはっさくなど果物が割と多かった。]
(93) 2017/04/24(Mon) 22時頃
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あら。 そんな事は無いわ、私を誰だと思ってるのかしら。
[また酒を一掬い飲んで。 火柱を3つほど上げさせると。
それぞれが蜘蛛の糸で天に吊るされた鳥を炙っていく。]
ふふ、こうして力を使っていると。 “あの時”を思い出すわ。
(94) 2017/04/24(Mon) 22時頃
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こうしてまじまじと見てみれば。 便利な焚火のようだね。
"あの時"、何か武勇伝でもあるのかな? 良ければ酒の肴にでも話してみないかい。
[焼けた鳥が良い匂いをさせてくるを眺めつつ。 また杯に酒を注いで飲む。]
(95) 2017/04/24(Mon) 22時頃
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これは旨そうだ。 有難く頂くよ。
[宴の和に加わり勧められた焼蟹に手を伸ばす。>>89 こりゃうまい。 焼いたのは柄杓で酒を飲み始めた女性のようで、>>90]
あの炎は君だったか。 あの火力なら人間一匹良い感じに焼けそうだ。
[ならこれを、と帯の後ろに括り付けてあった肌色の塊を出す。]
残念ながら今持ってるのは雉だがね。 お願いするよ。
(96) 2017/04/24(Mon) 22時頃
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武勇伝ってほどのモノでも無いわ。
まあ、そうね。 ちょっとした事があったのよ。
[頼まれて雉を焼く合間に。 彼女は懐かしむような眼をしながら語りだす。]
(97) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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遠い昔。 そう、まだ武士がこの世に居た頃の話ね。
[皆歴史の中へ埋もれてしまった。 それでも、妖の記憶には残っている。]
力が足りなくて。 それでも守りたいヒトが居た場合。
私達《土蜘蛛》に助力を求めてくる人も居たわ。
[そして、彼女はまた謡う。]
(98) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
(99) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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[羽毛のむしられた雉を彼女の隣に置く。 今焼いている鳥を食べ終えたら追加で焼いてもらおう。]
お藤、久しぶり。 遅れてすまんな。
[久しぶり、と声を掛けた鬼に同様に挨拶をする。>>91 たまにこうして宴会に呼んでくれるのは有難い。 騒がしいのは好きだがいかんせん友人と言える者が少なくて。]
(100) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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[遊びや戯れの一部だったとでも言いたげに。
だがそれでも、土蜘蛛の助勢を得る事が出来たならば。]
無論、私が加担した側は勝たせてあげたわ。
それこそ、内裏を焼き払い。 或いは海の果てまで追い詰めてでも……ね。
[今は昔。
今ではすっかり人間に混ざり。 普段はのんびりと過ごしていると付け加え。]
(101) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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おお?まさか櫻子さままでいらっしゃってたとは。
[子鬼から一升瓶を二本受け取る少女をみて目を丸くする。]
あの時はほんとうにてえへんびっくりしましたねぇ。里が海になるかと思いましたよ。
[『鉄砲水事件』はにぎやかに慣れた里が久々に大騒ぎになった大事件だったな…と。
もう一人の女性と飲み比べをする様>>64>>65を見て、売り上げが伸びたあの噂>>64も間違いじゃなさそうだな、とこれからの顧客方針を思案するのは、狸が皮算用、といったところか]
(102) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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呵呵、なぁに気にするな。 お前さんがいないと宴は始まらんからな。
[朝顔に、和泉。 ここいらは昔から何かと馴染みだ。なにかしら祭りがあれば呼ぶ程には。 和泉が身重なのは知ってはいたが、あれは形式にでも呼ばないと、拗ねるので。]
なんだ、別にそれを待たんでもこっちで焼くぞ? 俺の子分の仕事を取ってやるな。
(103) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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って、育てのじいさんが僕に話してくだすったんですよねえ…。
[櫻子の鉄砲水事件のときには生まれておらず、お前も酒の道を行くなら礼をもって尽くしなさい、と教わったのはさらに豆どころか綿のような狸だったころの話だ]
(104) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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[賑やかな宴席は、>>86新たな来客も引き連れて。 頂いた蟹の杯やら酒やら、上気分で干しながら。]
あー……鳥かぁ。
[そういえば。母親も鳥は好きだった、と思い返して。]
………………宴が捌けたら。 母様にも、何かお土産持って帰った方がいいのかなぁ……。
[そろそろ子供も産まれる頃合。 早ければ、それこそ。今、宴の最中にでも。
思いを馳せながら、白路はそっと。 薄紅が彩る天を、見上げた。]
(105) 2017/04/24(Mon) 22時半頃
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ほう、ほう。
[謡うように語られる、土蜘蛛>>98の妖の記憶。 杯に酒を注ぎながらやはり長く生きた白蛇は耳を傾ける。]
……近頃はとんと聞かぬような活躍よなあ。
小さな池の主におさまっているわたしでは想像もつかないな。 それほどまでに力を振るっていれば、今でも何処かで大妖と言い伝えられているのではないか。 いや、迷惑な話かな。
[心から感心した様子で、白蛇は笑い。]
(106) 2017/04/24(Mon) 23時頃
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良い話を聞かせて貰った。
[自分が持ってきた白酒を柄杓ですくい、礼とばかりにその柄を土蜘蛛へと差し出す。]
(107) 2017/04/24(Mon) 23時頃
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……そっちの武勇伝の話は止めよう。
[『鉄砲水事件』への言及>>102は少々真顔で止めた。]
……里には、悪い事をしたと思ってる。 思ってるから、こっそり夜中に水路の整備したじゃあないか。
[小声でぶつぶつ呟きつつも。 誤魔化すかのように新たな酒瓶を手に取って、一気飲み。]
(108) 2017/04/24(Mon) 23時頃
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ん?なんだ白坊。 俺が参列した者に土産も渡さぬ程狭量に見えるか? 心配せんでも、祝いの品もろとも用意してある。
[心外とでも言いたげな顔を浮かべ、ちらりと目をやる。 その先には、いくつかの玉手箱が置かれていた。]
(109) 2017/04/24(Mon) 23時頃
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[伝えられてるのではないかと言う話>>106には微笑んで。]
かも知れないわね。 けれど、私の話は曖昧にしか伝わっていないわ。
[あの時代。
奥州には十万の騎馬武者が居たとも言われた。尤も、決戦の時には何処かへと消えてしまったようだが。 それらの頭目になるはずの人物は死んだとも、大陸に渡ったとも伝えられていた。
だから、土蜘蛛の話もそんな曖昧な話の一つとして消化されていく。]
ありがとう、頂くわ。
[柄杓を受け取ると一杯飲んで。]
(110) 2017/04/24(Mon) 23時頃
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うわっ、藤之太っ腹!!!
[>>109示された玉手箱に、わっと喝采。 そういえば。そうだった。母親が宴に訪う折にも、帰りには酒宴の規模の知れる豪華な土産を手にしていた。]
稲荷寿司しか持って来なくて、なんか、その。……ごめん。
[とは言え。母親が持たせた物故に、これでもいいのだろうな、とは。ぼんやり、思ってはいたが。]
(111) 2017/04/24(Mon) 23時頃
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当たり前だ。 そもそもあやつだぞ?お前さんに何も持たせず帰らせたら、どんな呪詛吐かれる事やら。
[すいぃつ全開のときのものならともかく、今の時期にぞんざいな扱いをすると下手したら山同士の戦争になりかねない。]
酒宴に金銀財宝持ってきても仕方がねぇだろ。 それにあいつの稲荷は絶品だからな。
(112) 2017/04/24(Mon) 23時頃
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はっはっは。 曖昧な言い伝えならば、もしかしたら実物以上の話になっているかもしれないなあ!
人に直接聞いてみたい気もするね。
[騒ぎになるのは目に見えているので実際そうする気はないが。 少し酔いが回ってきたのか、上機嫌で柄杓が土蜘蛛へと渡るのを見る。]
(113) 2017/04/24(Mon) 23時頃
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なるほど違いねえ。 うちの嫁さんもちびがお腹にいたとき大変そうにしてたもんなあ。
[>>70しばらく近寄らない方がいいとの助言を受けて納得。普段は温厚な嫁さんも、身重のときは自分さえも近づけないくらいピリピリとしていたことがあった。最初はどういていいかわからずおろおろしっぱなしで情けないもんだった、懐かしい話だ。 見知らぬ狐狸となればいわんや勘に触るものだろう]
[そしてまさか、100年も前の開店祝いの振る舞い酒が、狐の御前の婿に巻き込み事故を起こすところになっていたとはつゆ知らず。 助言のおかげで今回は葛城山への事故は未然に防がれたようだ]
そうですね! 呑んで繋がる縁もさもありなん! おっとっと。ほらほら白路さんも。
[お返しにと、彼の杯にも返杯。やめどころがわからない返杯は酒の席のお約束の光景だ]
(114) 2017/04/24(Mon) 23時半頃
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あぁ、すまんね。
[近くに寄ってきた子鬼に数羽の雉を渡す。 雉といえば……辺りを見渡した。 そこで視界に入るは四本尾の狐。]
お藤がいるのに和泉がいないと思ったんだが… あれか、この子狐は和泉のか!
[一回だけ見た事があるがあれはほとんど豆粒だった。なんとも子供の成長は早い。]
和泉は来られなかったか!ははは! 悔しむ顔が目に浮かぶ! では私からもこの丸薬をやろう。和泉にのませてやってくれ。
[黒い豆粒大の丸薬を数粒渡した。 趣味で作ってみたが、なかなかに滋養強壮に効く。しかしとてつもなく苦いのが難点だ。]
(115) 2017/04/24(Mon) 23時半頃
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んー……まあ、その。それは。
[>>112思い当たる母の態度に、ごにょごにょと口篭る。 特に、帰ったら産後の夜露死九モードかもしれないのだ。そんな時に、機嫌を損ねよう物ならた……やだこわい。]
ああうん、母様の稲荷寿司だもの。 お山の金銀財宝よりも、正直、価値のある物だろうとは思うよ。
[誇張はない。何せ、手ずから作る供物故、籠るご利益も格が違うのだから。]
(116) 2017/04/25(Tue) 00時頃
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そゆこと。 こっちの里でもそれとなく話題にはなってるし、知らずに迷い込んでも、死にはしないと思うけど……。
…………って、えっ。キミ、子持ちだったの!?
[>>114見た目自分より若そうだったのに、まさかの。 弾かれたように顔を上げ、思わず。まじまじと顔を見つめ。]
……えっ、わぁ、吃驚した……! ね、ねえねえ。結婚生活って正直、どう? ……おっとっと。
[やめどころの解らぬまま、杯に杯を重ねてゆく。 思わず持ち出した下世話な話題も。嫌がられれば引ける程度には、正気は残っているのだが。]
(117) 2017/04/25(Tue) 00時頃
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