238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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独りになる、位なら。 一緒が、いい。
…………でも。 また、キャラメルタルト、食べたい……。
[一緒に。その大前提は、言う事をはばかられたが。]
(27) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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……そ、いえば。
さっきの炎も。えふ、の?
[ふと思い出したのは。 >>3:295麗亞へと放たれた、炎の一撃。
けれども。 訪れた翼達に、それもすぐに忘れて。]
(28) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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…………そっちも。
[>>23頭数は、多いに越したことはない。 それに。間違いかもしれずとも、一度は聖痕を背負ったかもしれぬ相手。
仲良くは、なれそうにない。 ……が、今進んで喧嘩をするべき相手でも、ない。 安堵の言葉に、同じように。ほっと、息を吐くように。]
(29) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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…………光?
[>>30はて、何の話だ。 視線を見るに、自分とエフの事らしいが。
言われてみれば、仄かに体に優しい暖かさを感じるが。 左腕は、微かに動き始めたくらいで。]
(31) 2015/09/20(Sun) 01時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 02時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 02時頃
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……これが、天使の力…………。
[>>33見る間に癒える左腕に、感嘆の声を漏らし。 その力が更に、太陽《サイモン》やエフにまで効果を及ぼす様に。]
……無駄遣い、しなければ。 バカムイは、強いのに。
[これだもの、殴りたくもなる。 しかも、この膨大な力の片鱗を、破廉恥三昧に費やしていたのだから。]
(46) 2015/09/20(Sun) 02時頃
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……多分、麗亞ねぇ。 エフも、日向も、やられた。
[>>45今度は躊躇う必要もない。 何時もの無表情に戻ると、ぽつりと呟いて。
ただ。 見る者が見れば、その表情は。 少しの困惑と、悲しみと、怒りと。そんな物を含んで見えたかも、しれないが。]
(47) 2015/09/20(Sun) 02時頃
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日向も、行く。 麗亞ねぇ、止めたい。
日向も、エフと一緒に行く。 足手纏い、ならない。
[>>55頷いて、空を見上げる。 空に宿る聖痕と、門を見つめ。改めて、幸々戸へと視線を向けた。
エフ当人には、咎められたかもしれないが。 それでも。今更それだけは、譲れなかった。
又従姉の凶行を止めさせて。 悲しみのない自由な空へ、翼をはためかせる為に**]
(56) 2015/09/20(Sun) 02時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 02時半頃
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…………っ。
開けるな、って、渡されたもの。 開けようとしちゃう人。 一番、ダメな人!!!
[>64喚び出された黒翼を、白い翼に添うよう駆って。 >>73紡がれた言葉に、咄嗟に返す。
>>100けれども。 こだまする声に、確かな手段もなく。 ただ、白と黒の翼を見守って。
>>106ただ一時。 聞こえた言葉に、咄嗟に、黒の翼の主にワイヤーを向けかけたが。 さすがに、思いとどまった。]
(124) 2015/09/20(Sun) 21時頃
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…………そう、いえば。
[>>125聴こえた指摘に、瞳を瞬かせ。]
『今日まで地にて受けた苦しみ、小爪の先一つでは済ませない。』
って、聴こえた。
……地に、って。
…………地に?
[それは、《世界》の比喩かと思っていた。 けれども、もし。]
(127) 2015/09/20(Sun) 21時頃
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――――……地に?
[それが、文字通りの意味だとしたら?]
(129) 2015/09/20(Sun) 21時頃
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……………………。
[>>135少女は、絶句した。
産まれてからこちら。 一族やエフ程の密度はなかったかもしれないが。 親族として接してきた、《姉》のような彼女が。]
(141) 2015/09/20(Sun) 21時半頃
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……じゃあ。
日向の事、【ひなちゃん】って。 呼んでた、のは…………?
[あれも、10年とは経たぬ昔。 麗亞の自我はその頃には、既に、>>140妄執に乗っ取られていたのかもしれないが。 それでも少女は、確かめるよう問いかけた。]
(142) 2015/09/20(Sun) 21時半頃
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……あ、ぁ…………!!!
[>>144いっそ、初めから騙されていたならば。 けれどもそれは、距離を掴みかねこそしていたが、優しかった《又従姉》の死を告げる物。]
…………っ、でも! こいつ、麗亞ねぇ、消した! 日向のおねーちゃん、殺した……!
[>>151抱き寄せられれば、涙声で。 しかし、その手の震えに気付いて。]
(157) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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日向は、エフの傍らで麗亞を睨み。
2015/09/20(Sun) 22時頃
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っ…………させ、ない!
[>>163光の奔流に、咄嗟にワイヤーを打ち出して。 中空に逃れるも、ワイヤーを通し流れ込む電の圧。]
ぁあ、あ…………っ、……よく、も!
[そして、そのまま、振り下ろそうとしたが。 撃たれる痛みと光とで、狙いは定まらず床を抉る。]
(176) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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[>>174光に包まれる聖堂。 それはまさしく、分かち合い生み出すための
――――超新星爆発《ビッグバン》]
(181) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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[眩い光に、視界を灼かれながら。 >>179少女は、確かに。空を見上げる姿を見た。]
……時間、稼げばいい?
[何を成すつもりなのかも知らない。 何が出来るのか、声は届いているのかも分からない。 それでも。【幸々戸】に、問うた。]
(182) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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日向は、リッキィを、まっすぐに見つめた。
2015/09/20(Sun) 23時頃
日向は、エフの背に宿る翼が光を纏っているように見えた。
2015/09/20(Sun) 23時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/20(Sun) 23時頃
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やらせない、絶対に……!
[>>207鳳凰目掛けて飛ぶ槍に、ワイヤーを打ち出して。 その矛先を変えようと、切っ先をくい込ませる。
何を成す気かは知らないが。 あの者へ、槍が向かわぬように。]
(208) 2015/09/21(Mon) 00時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 00時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 02時頃
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[銃声と共に>>231女の体に穴が空くのを確かめて。 荒い息を吐き、ワイヤーを巻き戻した。]
……日向は。 なにも、…………
[>>238借りていた式が、主を迎えに行く様に。 すれ違いざま、声を掛けようとして。]
(246) 2015/09/21(Mon) 02時頃
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[>>244――――轟音。]
………………!?!?!?
……違う幸々戸、まだ終わってない!!!
[>>245見えた物に咄嗟に、降りてゆく相手へと叫ぶ。]
(247) 2015/09/21(Mon) 02時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 02時半頃
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[ がぅ ん ]
!?
――――まさか、結界が…………!?
[伝わる、地響き。
歪んだ祈りは、神殿の《浸食》を加速させて。 >>4:357当初の予測、1時間よりも少し前にして。
地を揺らし、マグマを鳴らし。 結界の外へも、力を及ぼさんとしていた――――]
(258) 2015/09/21(Mon) 07時半頃
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― 追想 ―
[黒の群像が、白を纏い永遠の眠りに付いた母に、別れを惜しむ言葉を掛ける。
子供だから、と気を使う声。 当主なのだ、と見定める声。
その場に居続けるのにも疲れた少女が、 葬列の片隅、天に登る煙の見える場所で、 独り膝を抱えていた時。]
――――……れいあ。
[>>144『ひなちゃん』と自分を呼ぶ、優しい声がした。]
(259) 2015/09/21(Mon) 08時半頃
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――――…………ひむかは。
ひむかは、とうしゅ。 だから……ないてなんか、ない。
[これで何度目だろう。 何度違う顔で同じ言葉を問われ、 表情を消したまま、相手の目を見て宣言したのは。
ただ。 この時ばかりは、少女にも顔を上げる気力はなく。 その後は、優しい声が何を語りかけようと。 膝を抱え座り込み、黙したまま。]
(260) 2015/09/21(Mon) 08時半頃
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…………れいあは。
[しかし不意に、少女は思い出した。 今自分の元に居る彼女もまた、血の連なる者を亡くしたような事を言っていたのを。
そして。 彼女もまた、自分と同じ《聖痕》の護り手なのだと。]
(261) 2015/09/21(Mon) 08時半頃
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れいあおねーちゃん、は。
おそらのとびら、あけて。 だれかにあいたい、って。
おもったこと、ある……?
[か細い声に齎された答えは、何であったか。]
(262) 2015/09/21(Mon) 08時半頃
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― 現実:扉の此方 ―
麗亞ねぇ、犠牲にして。 成り果てた物が、それ?
[少女は、睨む。 自らの鋼糸《ツバサ》の及ばぬ遥か彼方で、 >>245麗亞の体で地を呪う化け物を。
混ざりあい、真の力を放つ双翼。 己に出来ることなど、本当は。 その翼の妨げにならぬよう、隠れる事だろう。
けれども。 届かぬ拳に、少女の頬に涙が伝い――――]
(263) 2015/09/21(Mon) 08時半頃
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……会いたい人が居るなら。 そのまま、勝手に行っちゃえばいいのに。
[黒と白の翼達と、黒鳥の下。 地に足を付け、少女は、左の腕を天に翳し。 せめて意識を此方へ向けさせ、双翼の囮となる算段で。]
もう、そのまま。 麗亞ねぇ、眠らせてあげてよ!!!
[届かぬ天に、それでも鋼糸を放った。
…………つもりだった。]
(264) 2015/09/21(Mon) 08時半頃
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[――――顕現したのは、黒炎の烏。
混ざり絡んだ血と宿命と。 その身に降り掛かった因果と。 そして、怒りと嘆きと、祈りと。
その全てを折り重ねた、か細い奇跡は。
天を舞う翼達の嚆矢の如く。 扉から地を睨む聖女目掛けて、天へと飛んだ**]
(265) 2015/09/21(Mon) 08時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 08時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 08時半頃
日向は、オーレリアであった者を、きつく睨んだまま**
2015/09/21(Mon) 08時半頃
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― 回想 ―
――――…………!!!
[>>268それならば、と、弾かれるよう顔を上げて。 >>269だが、続いた言葉に黙した。
唯一優しく守ってくれる家族は、死んだ。 だが。過ぎった姿に、言葉を飲み込み。]
(328) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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――……………………ない。
[あの時、浮かんだものは。]
(329) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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― 現実 ―
…………そんなのもう、叶わない。
[>>273見た瞬間に思い出したのは。 自分に接してくれる、エフの姿や。ちょくちょくやってくる、菖蒲の姿。
それに。 他ならぬ、麗亞の姿。]
もう、お前のせいで叶わないーーー……!!!
[だから。 彼女は、託す。数多の可能性で一番輝く、>>294力を。]
(330) 2015/09/21(Mon) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/21(Mon) 23時頃
日向は、エフに祈るような眼差しを向けた。
2015/09/21(Mon) 23時頃
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