214 サンタ養成学校卒業試験
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― 校舎・廊下 → 校庭 ―
[テテテテ、テ、テ。
深夜の廊下を疾走する四足は、ハンカチーフを靡かせる。 白い流れ星のように低空飛行、直してもらった結び目は固い。
いつもなら廊下を走ったりなどしないのだけれど、 妙に熱が篭ってしまった頭を冷やすには丁度良い。 雑念よりは確かで、煩悩よりは小さすぎる兆し。
校舎の出入り口から、びゅんっと風を切って弾丸マウス。 そのまま五体を広げて、雪の小山にダイブ。
決して自殺志願鼠ではない。 身体中を巡る体温を追い払う為の苦肉の策だ。
ぼすん。 柔らかい雪ではなく、ある程度固まった雪を狙った為に、 埋もれることなく、保護色で同化する。]
(52) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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―――へっぷしっ!
[くしゃみが雪の中に飲まれてゆく。 白い体を身震いし、微かな雪の欠片を払う。
前足で鼻先を拭いながら持ち上げ、 ぢゅぅ…と濁った唸り声を漏らす。] ……また、発熱だろうか。 鼻風邪で済ませられると思ったけれど、 誰かに移したら大変だ。
[十割自業自得だけれど、冬季ともなれば、 大なり小なり患っていないほうが珍しい。]
これは早めに寮に戻らないと。
[雪に前脚を乗せて、尻尾を腹に巻いて雪山を滑り降りる。 小柄な身体は学園中のショートカットを覚えている。 直線的に寮に抜けるなら、校舎裏を抜けるのが一番早い。]
(54) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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― 校舎裏 ―
[昼間は脚を取られていた雪も、夜気に凍えてしまえば何のその。獣の四足は優秀なスパイクになり、 減速を掛けながら天然のスケートリンクを滑ってゆく。 生い茂る木々も、隙間を縫う身には障害物となり得ない。]
―――…、…? トナカイの匂いがする。
………迷子…、じゃないか。 アリスやギネス達がそんな杜撰なわけが無い。
[ふるるっ。 北風を払い、嗅覚を震わせた根源を探り、赤い眼を瞬かせる。 少し考えてから、おーい。と、夜の林に声を響かせた。
迷子なのはトナカイではなく、ソリの操り手。 花形候補のピートだと、知らないまま。>>1:261]
(59) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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[夜の森には危険がいっぱいだが、 学園に程近い場所なら野生動物も近付かない。 モミの木にぶつかって反響する己の声に、耳を澄ませながら。]
ピートの声だ…! また妖精に悪戯されたのか、相変わらず好かれ易い。
[くるん、と長い尾っぽを翻し、返ってきた声を辿って雪を掻く。雪を四足で踏み鳴らし、橙色の柔らかな発光を目の当たり。 少し眩しそうに双眸を細めてから、彼と合流果たす。>>63]
こんな見通しの悪い場所へ着地するなんて、 枝にぶつかったら大変なことになるぞ。 [方向音痴さえ差っ引けば、決して彼の腕は悪くない。 着地する場所を選ばず迷子になれるのは、ある種の才能だ。]
(69) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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[ぴく。丸い耳が上空から降る声を拾う。 雪のようにひらひら落ちる音色は、学友のものだ。>>66]
もしかして、練習中に迷ったのかい? 大丈夫、死にそうな場所に彼らが君を降ろす筈が無いだろう。
[ちゅぅ、と笑みを噛み殺し、彼の相棒たるトナカイを示唆。 ソリに引っ掻き傷などつけぬよう、慎重に攀じ登ると、 そのまま彼の肩へと毛玉が着地。>>73
視界を舞う祈り紐の色合いに眼を丸く変え。]
ああ、さっきの光はそれか。 随分と綺麗だね、温かい色をしている。
(80) 2015/01/25(Sun) 23時半頃
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ぢゅっ。
[彼の一言に、思わず驚愕の泣き声が零れた。>>77
迷子だと思っていた。不時着したのだとも。 だが、まさか、所在を知らぬままだとは思わなかった。
北極星の導きも、彼の羅針盤には適わない。 星の動きで大凡の緯度と経緯を知る身は、 恐る恐ると前脚で、冬の大三角形を指し示し]
………校舎裏…、だ、よ。
[彼の肩から漏らした声は、知らず知らずの内に震えていた。]
(83) 2015/01/25(Sun) 23時半頃
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……あれはイアンとテッドかな…? 二人と訓練していたのか。
[片手で庇を作って空を仰ぐ。 夜色に浮かび上がるソリ二台なんて豪勢だ。>>78>>79 その上、妖精の加護を受けたかのように淡い光が散っている。]
―――……格好良いなぁ。
[思わず、短絡な感想と溜息が零れた。 鼠は空の機嫌を知っていても、泳ぐことなど出来はしない。
特に満天を背景にした二人は、輝くよう。 胸の奥に収めた憧れが、心臓を強く握りこんだ。]
(90) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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ピートには毛皮がないのだから、 無茶をすると凍傷になるよ。 耳だってこんなに冷たいじゃないか。
[もふ、と腹の柔らかい毛を押し当て、イヤーマウス。 さわさわと外耳を擽る毛並みはきっとこそばゆい。]
サンタの――…?
! それって、つまり。 サンタにもサンタクロースが来るってことかい?
[ハッと察する驚愕に事実。>>87 もそもそ動けば更に擽ったいだろうが、聞き逃せない。]
(102) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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ピート、もしかして……さ。 君、地上の地図だけで飛んでいるんじゃあ…。
[空を往く為に必要な図は二つ。 地上を見下ろす為の地図と、空を仰ぐ為の星図。 まさか、まさかと声を絞るが、彼の横顔を覗けば、 嫌な予感は尻尾の先から背中まで這い上がった。>>88]
(103) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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[空ばかりを仰いでいた鼠は、地上の音色に遅れを取る。 ザクリ、と己の足跡を踏みしめ現れたのは、 尻尾がお揃いの大人びた学友。>>92 彼とは同年である筈だが、暢気な自分より余程しっかりしている。
鼻先を持ち上げ、尻尾を振って、ちゅぅ。と会釈。]
空に戻れば、二人が居るから大丈夫だと思うけれど…、 ピート、此処からって飛べるのかい?
[加速機も広いスペースも無い。 その上、上空には木々が魔手のように伸びている。]
(108) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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[ギネスとピートの顔を見比べ、ピートの耳裏をもふもふ。 毛皮で擦って、凍傷を起こさぬように少し血行を促進。 最中に響いた大声には、ぢゅっ!と驚愕の声も挟み。>>101
そうして過剰積載は、ピートからギネスの肩へと跳躍。>>97 宙に尻尾とマントを靡かせ、ソリの重量を僅かながら軽減。]
これで飛べそうかな? ピートは着地が上手いから、 どんな場所にでも往けるサンタになれるのかもしれないよ。
(111) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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[ギネスの双肩に一羽と一匹。>>109 頼れる縁の下の力持ち然と彼を証明。
ピートが空に戻るならそのまま見送る心算。 ギネスの行き先が寮であるのなら、同伴を申し出る心算。
空への憧れ振り切って、前脚で抱える発熱灯。 見ること。聞くこと。最低限の精霊の導きは感知出来るが、 彼らのように関与したり、願いを叶えて貰うだけの力は無い。
出来ることは数限られていて。 己の髭と、頭に詰め込んだ天地の地図で、 空に見えない道を描くだけだ。
ギネスの肩を借りたのも、その道を少しでも近くで見る為。 直ぐに降りるから。と、彼に頭を下げ、 白い息を細く吐き出し、やはり鼠は夜空に焦がれていた。]
(115) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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!
俺もそう思う。 俺の欲しいものは、沢山此処で貰った。
俺はサンタに憧れて入学したけれど、 ずっと、返したい―――いや、届けたいって思っていた。
そうかぁ、サンタにも届けて良いのか…!
[パッと赤い瞳に喜色が差す。>>112 届ける喜びは、きっと届けられる喜びと表裏一体だ。 何度もしきりに頷いて、彼に全面的な同意を示す。]
(119) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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―――…大丈夫、きっと飛べるよ。ピート。 [彼の威勢と意欲を肌で感じ取り、息を飲むより早く声を吐く。 飛べると断言したが、飛んで欲しいと募る感情の方が強い。
彼に己の憧れを押し付けるなど、恥じる行為だったが、 己の描いた道を渡るのは、何時でも希望をソリに乗せた彼らだ。 発熱灯を握り締める前足に力が篭り、幾度か言葉を失墜させ。]
風は北から南、真っ白な星―――、シリウスを目指せ。 君に乗れない風なんて無いさ、何処だって行ける。
(120) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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世界の図を、もっと広げて。
[世界中の何処かで待っている誰か。
親ではなく、兄弟ではなく。 煙突が無くて、ソリが入れなくても。
きっと、必ず、プレゼントを届けてくれる仲間が居る。 そう信じるのは、小さな胸を焦がし、熱くさせるほど―――、
とても、
とても、
わくわくすることだった。**]
(125) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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― 校舎裏 ―
[世界中を渡る流星群。 聖夜に降る星は、ソリの軌跡だと知っている。]
わぁ……、
[煌きが集まって、光の渦が巻く。 重力を振り切り、粉雪が舞い遊ぶ。 夜に投じるソリは、昼の実習とも違う。 うっかり冬眠から目覚めてしまった夜に見た奇跡と同じ光景。
空を往く、サンタクロースのソリ。 飛び出したピートを追いかけ、開いた口を塞ぐのも忘れた。]
サンタクロースだ…。
[綺羅綺羅と輝かせる赤い瞳。 真っ白の星を目指して飛ぶ背中が、逞しい。 息が苦しくなるほどの高揚に、小さな身が打ち震えた。]
(187) 2015/01/26(Mon) 22時頃
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見たかい、ギネス。 あんな場所からも飛べるんだ。
[若干興奮気味に、静かなる隣人に語りかけ。 そこで、空から降ってくる声に忙しない鼻先が動く。>>146]
ミナカタ…! 今し方、ピートが此処から飛んだんだ。 今なら俺も飛べそうな気がするくらい凄かったよ。
[それは余りにも無謀と言う感覚だ。 軽い身体が万一吹き飛べば、洒落にならない。 けれど、ミナカタに掛ける声に一片の偽りも無い。
空には三台のソリ、星に混じって輝いている。 仰ぐ鼠の目には、高い位置の彼とて同じく見えた。 サンタクロースの卵は皆、星の光に近い。 孵化の時とて、刻一刻と迫っている。]
(189) 2015/01/26(Mon) 22時頃
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― 校舎裏 ―
[口を開くたびに口腔へ寒気が滑り込むが、 暖かい発熱灯を抱えた身は肺腑を冷やさない。
いつの間にか豪華な装備を携えていた鼠は、 またも接近する人の気配に気付くのが遅れた。>>169]
朧、君こそこんな所で逢うなんて珍しい。 丁度今、ピートがね、
[学友を自慢するように胸を張り、彼を出迎えた。 自身の目的である寮へのショートカットなど忘却済み。 人の成功を見れば、俄然気炎も上がる単純鼠。]
(192) 2015/01/26(Mon) 22時半頃
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[されど、彼がギネスに向かって差し出す拳を認め、 小さな頭でもピンときた。>>170]
……もしかして、朧。 皆を探していたのかい…?
[ピートから聞いたサンタの元へやってくるサンタクロース。 時期はやや過ぎてしまったが、 皆が欲しがる共通のプレゼントは、卒業の二文字だ。]
(193) 2015/01/26(Mon) 22時半頃
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[口元にむずむずとした笑気が込み上げる。>>172 気恥ずかしいような、満ち足りたような。 自分に足りない自信を空と大地から分けて貰うような。]
―――…俺もだ、ギネス。 なんだか、上手く行く気がするんだ。 単純すぎるかな、でも、俺はあの光を追いかけたい。
何時か躓いて、転んで、前のめりに倒れてしまっても。 俺は―――…、皆と届けたい。
[今、胸の内に満ちる輝くものを。 感覚論の言葉は野生的で、理知に欠ける。 けれど、彼に語る鼠の目には、強い志が湛えられていた。*]
(195) 2015/01/26(Mon) 22時半頃
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!
[わくわくとギネスに渡される彼の誠意を見ていたが、 水が此方に向くと、肩の上にも関わらず跳ね上がった。>>174]
俺のもあるのかい? 貰ってしまうよ、返さないよ?
[しっか、と前脚で受け取る軽い――軽いマフラー。 首を通して胸の前で器用に結べば、なんて小洒落た都会派だ。 朧流コーディネート術に、鼠の髭が膨らんで揺れた。]
あ、待、ちょっと待って…! [わたわた。 撫でてくれる掌に慌てて、前脚で自身の耳を拭う。 ぽろりと落ちた何かには、視線で追いかけたが、 カシャ、と耳に下げたプレートが外れ、意識を彼に向け直す。]
(197) 2015/01/26(Mon) 23時頃
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お返しにならないけれど、朧。 これを持っていて居てくれ。
君も―――、君も、俺達の仲間だ。 来年のクリスマスは、もっとちゃんと用意するから。 君の元にも、サンタクロース(俺達)が往くから。
[小さなプレートは、入学以来、ずっと下げてきたものだ。 他の野鼠とは違う符牒、目一杯の夢を詰め込んだ学び舎の証。]
君は俺の頼れる親友だが、 俺だって、君の頼れる親友になりたいんだ。朧。
[昼に告げそびれて、風に浚わせた本音を今更。 ずい、と彼に差出し、大見得切って、鼠はちゅぅ。と微笑んだ。]
(200) 2015/01/26(Mon) 23時頃
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[ギネスがスマートに花を差し出す仕草を目の当たりにし、 ぢゅ、と鼠が小さく鳴いた。>>179 気は優しくて力持ち、彼は大地に根付く大樹に似ている。]
決まっているなぁ…。 俺と大して年齢も違わないのに、ギネスはダンディだね。 [動植物と近しい彼は、何処か達観も見える。>>180 少し首を捻りながら、彼の横顔を至近距離で不躾ながら、 まじまじと赤い瞳で眺め。]
君も格好良いね、ギネス。
[言葉を知らない御蔭で、空を仰いだと同じ感想になったが、 鼠は鼻先をきゅぅと鳴らして、笑気で咽喉を転がした。 短い顎毛が綿毛のように揺れ、自慢の学友だ。と囁いた。]
(216) 2015/01/26(Mon) 23時半頃
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[夜の森から抜ける風も、今宵は寒く感じない。 ハンカチーフの外套に、軽い襟巻き、 それに柔い温もりを抱えていれば当然だ。
小さな身体に余りあるほど受けた温もり。 己が欲しかったものは、この学び舎に詰まっていた。
唯の鼠で居られなくて、夢を追いかけて。 先程ミナカタに告げた決意が高まっていく。 この仲間達と、一緒に同じものを目指したいと強く思う。]
ミナカタ、君も飛ぶんだろう。 心配してない、けれど、気をつけて。
―――…君は、君の飛び方があるのだから。
[ぱたぱたと尻尾を振って見送った。>>199 空を飛ぶように滑るのとも違う。 彼はドライブのように、路地を縫える。]
(228) 2015/01/27(Tue) 00時頃
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[誰しも、自分にしか出来ない仕事があるのだ。 世界中の何処にだって、サンタを待っている煙突がある。
そう痛感できることが、 小さな胸に、掛け替えない喜びを灯していた。*]
(229) 2015/01/27(Tue) 00時頃
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皆に? 君は相変わらずだな。 態見立てて作ったのに、真正面から渡した相手は少なそうだ。
[何食わぬ顔で言葉を連ねる彼に、つい指摘が伸びた。>>217 自分も余り器用では無いが、彼はとある面で酷く不器用だ。 言葉は余程上手く操るのに、こんな所は少し子供っぽい。
彼が優しいのは知っていた。 思いやり溢れる男だとも知っている。 涼しい顔に反して、とても暖かいことも。]
ありがとう、朧。 こんなことを今告げてしまうなんて、気が早いが、 俺が此処までこれたのも、君の御蔭だ。
俺はまだ君に何も返せて居ないけれど、 やっぱり君に沢山を返したいって思うよ。
―――…ありがとう、朧。
(241) 2015/01/27(Tue) 00時頃
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[サンタクロースを目指すのだから、皆聖夜に特別な想いがある。 例えば、この静かな学友の特別な想いとは何だろうか。>>235
森を育て、動物に囲まれる姿は誰より良く似合うけれど、 それでも、たった一夜の奇跡に従事するのは特異な例だ。]
―――…ギネス、 君は、どんなサンタクロースになりたいんだい?
[ぽろりと口から出た疑問。 彼なら、立派な12月25日の聖人になれるだろう。 けれど、聞いてみたくて。問うてみたくて、声に出た。
沢山の夢を知りたくて、それが力になるような気がして。 サンタクロースは一人では無い、そんな当たり前のことを、 卒業試験前夜に、小さな鼠は大きな理解で包んでいた。*]
(253) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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大切じゃないと意味が無いだろう。 俺は君みたいに、気紛れなんて誤魔化してやらないからな。
[もう生徒でなくなるから。と、告げた言葉に隠す決意。 気象学部の出席番号一番ではなく、サンタクロースの端くれに。
彼は沢山のものを己にくれた。 同情ではなく、哀れみではなく、一人として数えてくれた。 それは彼にとっては息をするように当然のことでも、 己がクリスマスでもないのに受け取った大きな奇跡である。]
撤回しないぞ、朧。 君が存外流され易いのは知っているんだ。
―――…だから、君は。 俺の永遠の親友だ。
[ちゅぅちゅぅ、と笑気を含めた鳴声が夜を渡る。 嬉しそうに撓めた紅色は一層濃く輝き。>>239]
(254) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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[しかし、満足顔で笑んでいたところに降って来たのは赤い糸。 手首に巻かれて、ハッと気がつく鼠脳。>>240]
……俺が更なる都会派に…!
[若干ずれた鼠の呟き。 されど、続けられた言葉には、脳裏を過ぎる少女の顔。 カッと染まる鼻先は、若さ所以。]
待、ち、違う。 俺はそんな、―――そんな不埒じゃないぞ。
[慌てて弁明するが、鼻先突かれて頭がぐらり。]
(255) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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大体、アリスは、いつも、可愛いじゃないかっ!
[自分で掘った穴にすっぽり嵌り、 友垣の笑い声に講義する鼠の声は、いつまでも長く響いていた。
他愛無いことで笑い合える仲間こそ、 靴下を満たす山盛りの胡桃より欲しかったもの。
この場所で、彼らがくれた、大事な大事な、宝物。**]
(257) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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