164 天つ星舞え緋を纏い
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─ 現世と常世の狭間 ─
……色惚け坊主め。
[法泉と雪客のやり取りに呆れ顔で呟く。 彼は覚えているのだろうか。 雪客が、奇しくも鬼火を目にしたあの少女であることを。 顔見知りだった華月斎が雪客に声をかけ、家まで送り届けて。 法泉はその日を境に姿を消した。 その日だけの出逢いだったはずだ。 これもまた奇なる再会と言えようか]
…ま、馬に蹴られたないし、あんまし関わらんとこか。
[夢を目指し里を出た青年は良くも悪くも真っ直ぐだったから、己に密かに向けられていたものには気付くこと無く。 ひたすら己を磨き続け、今も浮いた噂の一つもない。 これまた気付いていないだけの可能性は否めないが]
(49) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃
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[現世の様子を眺めながら漂い、一平太の下へと戻って来ると、弟はいつしかまどろみの淵へと落ちていた]
……なぁににやけとんねん。
[口角が持ち上がるのを見て、額を指先で弾く仕草。 当然擦り抜けるために起きることはなく、狸の上に立つように浮かぶ]
───お、明、起きたかぁ。
[死んでいないと言うのは一平太の言葉で分かっていたから、目覚めたことに僅かばかり安堵。 一平太を起こすために頭を叩くのを見て、くつくつと可笑しげに笑った]
明が居りゃ、大丈夫やろ。
[二人の仲の良さは知っていたから、今回のことがあろうがきっと問題無いだろうと。 そう確信を得て一平太の膝から宙へと浮かぶ。 狸から繋がる糸を伸ばし、天井を擦り抜け上昇した]
(50) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃
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沼爺も、日向も無事やんな。
[明之進と同じ場所で目覚めた沼太郎、日向の姿も家屋を通り過ぎることで確認出来た。 これで、倒れているのは、自分だけ。 傷は法泉の真言である程度の治癒が施されていたが、全身の火傷の痕は残り、左腕は医者による治療が必要な程。 生命活動に重要な喉や気管の治癒は十分だったが、戻れたとしてもしばらくの間動くのは難しいだろう。 尤も、自分の躯の下へと向かわなかったため、華月斎の知るところではないのだが]
………あいつら以外、だぁれも居らんようなってもうたなぁ。
[上空から里を眺め、ぽつりと零す。 里の者達の骸は道や広場に残ったまま。 一部は火葬されたようだが、まだ多くの者が弔われずにいた]
(51) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃
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どないなってしまうんやろな──…
[自身然り、里然り。 見通しの利かない靄の中に居るようだった**]
(52) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃
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─ 現世と常世の狭間 ─
[そらから里を眺めていると、くん、と足元が引かれる感覚が伝わる。 少し前に体験したものと同じ──狸が移動したことを伝えるもの。 それに釣られるように意識を向けると、糸の長さは瞬時に短くなった。 引き寄せられた場所は、華月斎の躯が横たわる川辺]
……おっまえ、……
[起こすでもなく狸を胸の上に置く弟の様子>>74に、呆れと微苦笑の混じる表情。 弟はこんなにも控えめだったろうか、と思うのも、長らく距離が離れていたせいか。 硬い口調を耳にして、華月斎は大きく息を吐く]
おちおち死んでられんわ。
[顔を見詰める一平太を見下ろす視界がぐらりと歪んだ]
(79) rokoa 2014/02/25(Tue) 01時頃
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─ 川辺 ─
[先程まで見下ろしていた視界は闇の中。 トクン、と跳ねる鼓動に呼応して、浅い呼吸を一つ]
───……ね こみ で も、 おそ う きぃ か
[長らく使われなかったために、低く掠れた声を絞り出して。 引き付けを起こしたように息を吸い込むと全身が悲鳴を上げた。 走る痛みに一旦呼吸を止め、やや緩和した後にゆっくりと時間をかけて吐き出す。 そうしてから瞼を小刻みに震わし、薄らと瞳を開けた]
一……?
[長らく機能していなかった目は霞んでいて、視力を取り戻すまで弟を探すように瞳が揺れた*]
(80) rokoa 2014/02/25(Tue) 01時頃
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─ 川辺 ─
[手を伸ばそうと思ったが、しばらくそのままだった身体が直ぐに動くわけもなく。 自ら起き上がることも出来ずに瞳だけが動いた]
──…なん や… はん ぱつ は、 しま い か?
[安堵の声>>83が空気を震わせ、耳へと届く。 声は低く掠れたままだったが、緩く唇を動かしながら薄らと口端に笑みが乗った]
……なに ないとん ねん…
[揺れる瞳は動くにつれて視界を回復させていき。 瞳が一点へと向かった時、ようやく弟の顔を確認することが出来た。 泣きそうに見える顔を指摘し、呟いて笑うように、は、と短く息を吐いた**]
(85) rokoa 2014/02/25(Tue) 01時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2014/02/25(Tue) 01時半頃
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─ 川辺 ─
[当て付けのように他人行儀にするのは終わったのかと思ったが、そうではないらしい。 付け加えられた語尾>>87を耳にすると、口端にあった笑みは消え、不機嫌そうな表情へと変わった]
…………… っ、ふ……ぅ
一、ちょお、手ぇ 貸せ
[繰り返した深呼吸により幾分声が出しやすくなる。 先程よりもはっきりした声で弟を呼ぶと、起き上がるための手助けを頼んだ。 どうにか上半身を起こし、座るような形になることが出来たなら、今度は一平太に対し、面貸せ、と言わんばかりに人差し指を動かし近付かせようと*]
(92) rokoa 2014/02/25(Tue) 17時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2014/02/25(Tue) 17時半頃
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─ 川辺 ─
[不機嫌そうな表情のまま右手で一平太を呼びつけて、その手を近付いて来た弟の頭に乗せる。 ぽん、とただ乗せたかと思いきや、指に力を入れて相手の頭を固定して]
…………ふー………
[大きく息を吐き、少しだけ吸い込んでから息を止める。 そうして自分の頭を後方へと引き───]
《 ゴッ! 》
[動きはやや緩やかではあったが、一平太の額目掛けて頭突きをした。 骨同士がぶつかる鈍い音が響く]
(96) rokoa 2014/02/25(Tue) 20時頃
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………えーかげんにせぇよ。
[ぶつけた額はくっつけたままに低く、呟く]
わいが居らん時ぁ兄ちゃん呼べて、面と向かっては出来んのかい。 もう、お互いしか家族居らんねやぞ。
そんでもまだ、他人の振りしよるんか。
[低い声が怒りを含むことは明らか。 今まで奥底に沈めていた不満が口を突いて出ていた*]
(97) rokoa 2014/02/25(Tue) 20時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2014/02/25(Tue) 20時半頃
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─ 川辺 ─
[体勢はそのままに、彷徨う一平太の視線>>99を自分の瞳で追う。 視線が下へ落ちると共に零された声にきつく眉根を寄せた]
……本気でそないに思うとるんか。
[一度眼を閉じ、溜息の如く大きく息を吐く。 それからようやく額を離し、一平太の頭から手も離して]
わいは……おまえも、親父も、お袋かて、
一度も他人や思うたこと無いわ!
[離した右手を平手にして、手首の捻りを効かせて弟の頭をスパンと叩いた]
(103) rokoa 2014/02/25(Tue) 22時半頃
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他人や思うとったら何で毎年戻って来んねん? 顔合わせたないんやったら、来んかったらええ話やろ。 お袋ん会うだけやったんなら、居らんなった時から来んでええはずやろ。
───……墓地でわいがなんであないに怒った思うとんねん。
[声は徐々に語気が弱まり、表情も眉尻が下がっていく。 それでも言い切って、ぎり、と強く唇を噛んだ*]
(104) rokoa 2014/02/25(Tue) 22時半頃
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─ 川辺 ─
なんでってぇ……───
[問い>>108に返そうと口を開いて。 けれど泣いている気配に続きは途切れてしまう]
………親父ん言われたんか。
[続けられた言葉>>109が誰から齎されたのか、それは容易に想像がついた]
やったら、何で言わんかったんや…。 親父ん言うなりになっとる必要、無いやろに。
……ちゃうか。 わいも、引かんかったら良かったんやな。
[一線引かれたから、壁が出来たから近付かないようにした。 その方が離れた家族のためになると思ったから。 けれどそれは逆効果だったらしい]
(113) rokoa 2014/02/25(Tue) 23時半頃
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……堪忍。 おまえん性格考えおうたら、引くべきやなかったな。
[右手を再び顔を俯ける弟の頭へ。 今度は叩くなんてことはせず、ぽんぽんと撫でるように乗せて。 相手が抵抗しないならば、引き寄せて右の肩口に額を当てさせようと]
あんなぁ。 家族は資格で縛られぇもんやないやろ。
……わいにも非ぃがある。 おまえが背負ってもうたもん、わいも背負うで。
[一平太にそうさせたのは、自分なのだから*]
(114) rokoa 2014/02/25(Tue) 23時半頃
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─ 川辺 ─
…わいは、おまえにも見限られたか思うとった。
[すれ違っていた想い>>120を答え合わせするように言葉を紡いで自嘲気味にわらう。 あの時言っていればこんな風にはならなかっただろうか。 そう考えても過去を変えられるわけもなく、仮定の未来は夢想することでしか得られない。 それも、自分の都合の良い未来がほとんどで、正しい未来とは言えやしない]
っはは。 ようやっと呼びおうたな。
[子供のような口調>>121に少しだけ笑って、一平太の頭に添えたままの手で軽く彼の頭を叩く]
可愛い弟助けられんで、胸張れぇ兄がおるかい。 …おまえに辛ぁ想いさせたんは、わいや。 わいは、自分が思うた道ぃ真っ直ぐ行くことしか出来んかったよって。 おまえを置いてってしもうたし、要らん線引いてもうた。 それは、おまえに謝らんとならん。
(133) rokoa 2014/02/26(Wed) 01時頃
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[悪くないと言われても、自分の中ではそれを容認出来ない。 一平太に行動を起こさせた根底には、華月斎自身の行動があるためだ]
真っ直ぐぶつかることしか出来ん阿呆で堪忍なぁ。
[幼少からそうやって過ごしてきたし、抱えてしまうとまたすれ違いが置きかねないから。 変に偽ることなく、真っ直ぐ弟を見て、想いをぶつける。 相手がどう思うかまでは測ることが出来ないが、悪い結果にはなるまいと信じていた。 しばらくは肩口に引き寄せたままで、ぽつりぽつりと零される言葉>>122を聞く]
………ほぅかぁ…。
[言葉が紡がれる間、返すのは相槌くらいで、弟が抱えていたものを聞くに徹して。 共感出来ずとも理解出来るよう余さず耳へと入れた]
(134) rokoa 2014/02/26(Wed) 01時頃
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[そうして零れ落ちる、弟からの謝罪>>123。 泣きじゃくるのを見て、頭に乗せていた右手を相手の背へと落として緩く撫でた]
……ええねん、 てぇは、言い難ぅけども…。
あぁ、ほんま。 こないにしてもうたんは、わいの行動やんなぁ…。
[あの時里を出なければ起きなかったであろうこと。 けれどそれは止められなかったし、父との拗れを作ったのは馬鹿正直に真っ直ぐ道を進んで行った自分。 そこに一平太の想いが絡んだとは言え、弟一人の責任とは思えやしなかった]
──わいも、『兄貴』奪ってもうて、堪忍な。 ずっと、おまえん兄で居る選択肢取らんで、堪忍な…!
[『家族』を奪ってしまったのは自分とて同じ。 泣きじゃくる一平太を見詰める華月斎もまた、涙ぐんでいた*]
(135) rokoa 2014/02/26(Wed) 01時頃
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─ 川辺 ─
は、はは……ほぅか…。
[里を出たこと自体が間違いだったかと後悔しそうになったが、一平太の言葉>>137でそこまでは思い詰めずに済んで。 笑って、緩く長く息を吐いた]
……おおきにな。 わいも、おまえ責める気ぃは、無いで。
[赦しの言葉>>138は謝罪合戦への更なる発展を食い止め、こちらからも赦す言葉を紡がせるに至る。 自分にも責任があるが故の言葉。 言葉の裡は伝わらずとも、弟の負担を軽減出来れば良いと願う]
(141) rokoa 2014/02/26(Wed) 02時頃
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ん。 …ほぅ、やな。
……肩貸してくれんか? まだ、動くに辛ぅてな。
[一平太の涙が止まった頃に向けられた提案>>139。 それに対し是を返し、立ち上がろうとするが、残る火傷の痛みで上手く身体を動かせない。 立ち上がるのですら一平太の手を借り、移動も支えてもらう必要があるだろう]
[頼みを口にしながら左腕に視線を走らせる。 一番損傷の激しいその腕は、ただ手当てするだけでは足りないだろう。 手妻が出来なくなる可能性が頭に過ぎるが、今は、すれ違いを解消出来た喜びを胸に抱き。 立ち上がる前に、膝へと落ちた狸と子供の羽織りを右手で掴んだ**]
(142) rokoa 2014/02/26(Wed) 02時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2014/02/26(Wed) 02時半頃
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─ 数日後 ─
[惨劇が終わり数日。 皆が里の者達の弔いを少しずつ進めている中、華月斎は火傷の治癒のため安静にしていなければならなかった。 ここ数日で一人で歩くくらいはどうにかなり始めたが、如何せん左腕の火傷の深度が酷い。 傷を冷やしてもらったり、清潔な布を巻いてもらったりもしたが、作業をすることは出来なかった。 治癒が進まないのは得ていた能力が限られたものになってしまったかららしい。 人形や蝶を動かすことは出来たが、治癒の促進や吸命は出来なくなっていた]
[そんな日々を過ごしていたある日、日向が改まった様子>>149で華月斎の下へとやってきた]
(153) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時頃
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お願い? なんや?
[頼みがあると口にする日向の言葉を布団の上で座り込んだ状態で聞く。 少しばかり口ごもりつつではあったが、内容はきちんと耳へと届いた]
明と一緒ん外に、なぁ。 確かに、外んこと知らんと仕事探すんも大変か。
うちん一座で受け入れられぇかは師匠ん聞かなあかんが、一緒ん来るんは構へんで。 仮にうちん一座に入れた言うても、自分で出来ぃ仕事きちんと伝えて、気張らんとあかんで? 入れんかっても、仕事ん宛出来ぃまではうちんおればええ。 どっかこっか紹介も出来ぃやろし。
[拠点としている家を空けることも多いが、この状態ではしばらく興行にも出れない。 復帰出来るまでは拠点で過ごすことになるだろう。 共に居るならば、里の外で過ごすための知識や手助けをすることも出来る]
(154) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時頃
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それになぁ……
日向と明がおるんやったら、一も寂しないやろしな。
[弟を置いていくつもりは無かったから、そう言う意味でも日向の申し出を断る理由が無かった*]
(155) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時頃
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─ 数日後 ─
飯炊きと裁縫が出来ぃなら十分や。 一座ん中でも、裁縫は重宝すんで?
[>>167 衣装を作る、とまでは出来ずとも、小道具を作る必要があるためそう言った技術を持つ者はありがたがられる。 興行へついて行くことになれば飯炊きも重要な仕事となろう。 何も一座に必要なのは芸事ばかりではない。 一平太の話>>168になれば、一度瞳を閉じ口端を持ち上げて]
もう置いてくつもりは無いよってな。
[いつかは自立する日が来るだろうけれど、それまでは共に在るつもりで。 ようやく掴み直すことが出来た手を離すつもりは無かった]
(170) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時半頃
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ん? 明にゃまだ言うとらんのか? まぁ、直ぐ出発するわけでもないよって、出るまでに伝わっとればええが…。 早めに言うとけよ?
[顔を俯けた日向を不思議に思いながら首を傾げる。 耳まで赤かったように見えたが、どうしてそうなっているかが察せ無い辺りは、今も昔も変わらないようだ**]
(171) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rokoa 2014/02/27(Thu) 00時頃
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