6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 12時半頃
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……ひめ、さま。
[鏡を現視(み)ても、白い邪気《イーヴィル・エナジー》に阻まれ、楽園《エリュシオン》の様子はわからなかった。
――しかし、《セフィロトの祭壇》の《イェソド》が崩壊したことで。 全てを悟る]
――――! ……っく。
[銀と蒼から再び流れる涙。 しゃがみ込み、嗚咽を漏らす]
(10) 2010/03/25(Thu) 14時頃
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たし、かに……っ、ひめさまは、世界を壊した…… ……償っても、償いきれないこと。
でも……ほんとう、に。
――ほんとうに、こうなるしか……なかったの?
(11) 2010/03/25(Thu) 14時頃
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[ふわり。
滲んだ視界に見えるは紫のひかり。 鏡から溢れ出たようだった。
――ああ、それは]
……あなたも、共にゆきましょう。
私は未熟だからっ…あなたの犯してきたことに、赦しは与えられない。
――それでも、あなたを煉獄山に導くことは…できるかもしれません。
[そうしてひかりを、受け入れた]
(12) 2010/03/25(Thu) 14時頃
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[――《黄昏》が終焉(お)われば、《宵闇》に]
(13) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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―魂の奥底―
[宵闇《ウィ・ナ》が熾天使《セラフ》に覚醒したことで、月の鼓動(こえ)はだいぶ小さくなっただろうか。
くすくす。 くすくす。
ああ――私の可愛い黄昏《いもうと》が。
くすくす。 くすくす。
おっかしい!
くすくす。 くすくす。
……本当に、おっかしい。 なんで涙なんか溢れるのかしら。 くす、くすくす…………。]
(16) 2010/03/25(Thu) 14時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 14時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 14時半頃
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[心の整理をつけ、涙を拭う。 落ち着いて辺りを見回せば、心強き影たち《シャウーフィガー》の姿は、いつの間にか消え失せていて]
駒《シャウーフィガー》…?
[鏡に向かって彼らを喚んでも、鏡面が揺らぐことはなかった]
オスカルが…ひめさまが創り方を編み出した駒だから、よく考えてみれば当たり前か――。 ……あなたたちも、ありがとうございました。
[姿が見えなくとも、感謝の言葉を花束に。 そして再び、セフィロトの祭壇と鏡面を繋ぐ]
(38) 2010/03/25(Thu) 23時頃
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かあさま……。
[《ビナー》は崩壊こそ免れている。
――だが、黒き闇が幻燈鏡《セフィラ》を取り囲み、現視(み)ることが不可能になっていた。
闇に囚われている《ビナー》に、嫌でも聖母(はは)の姿が重なって見えてしまう]
…………。
[更に心を痛めるのは、愛しい片翼(あに)のこと。 先刻から、《魂の片翼》が闇に染まっていくのを、感じていた。
兄を繋ぎとめているのはおそらく、《漆黒の王》と《黄昏の皇女》への憎悪(あいじょう)。
片方の《黄昏》がいない今。 元から危うかった《光》と《闇》の均衡が――]
(39) 2010/03/25(Thu) 23時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/25(Thu) 23時頃
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べね、っと…?
[肩にそっと手を回され、彼を見上げる。 そこには――誇り高き鷹の意思宿せし、陽光の主《ラー・ホルアクティ》の姿]
…どうして、私に謝るのですか? ――元々お世辞にも、ちち…漆黒の王《モーリオン》に向けていた感情は、通常の娘が父に向ける感情と同じとは言えませんでした。
私は戦いなど慣れています。 倒すべき敵がただ父だった。それだけです…。
[童女に時を戻されてから、煉獄《カサルティリオ》に迷い込むまで。 みじかかった、《葬り去った名前》の間。
既に、血も魂も繋がっていなくとも慕っていたもうひとりの兄を、手にかけているのだから]
(46) 2010/03/25(Thu) 23時半頃
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[回された腕からは、癒しの波紋が広がる。 先刻、闇狼《フェンリル》との戦いで負った傷が癒えるのを感じた]
……かあさまの、ちから。 ありがとう。
……とにかく、私はあなたに謝られる理由もありませんし、大丈夫です。
[そして、独り言のように紡ぐ]
――でも。 とうさまは、この世界を創り直す、と。
にいさまも、私も。 最初から必要(いら)なかったのでしょうか。 あの人からは、《失敗作》としか、見てもらえなかったのでしょうか……。
[涙は流れていなかったが。 こころの中の、雨は止まない]
(48) 2010/03/25(Thu) 23時半頃
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――強い?優しい? ……私が?
[彼は勘違いしている。
《月》を奪う手助けを間接的に果たし。 冥府へと駆ける《暁》を止められず。 《黄昏》を鏡に閉じ込め、助けられなかった。
手にかけたもうひとりの兄も、先程闇に囚われた《聖母》も。 時を戻され、煉獄《カサルティリオ》で贖罪を続けても同じ。 自分の護りたいものは、いつだってこうなってしまう。
強くなどない。優しくなどない。 熾天使《セラフ》になっても、この罪が赦されることなどありえない]
(52) 2010/03/26(Fri) 00時頃
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[――しかし、涙を拭うその手はあまりにもやさしすぎて]
…………っ。
[少しの間。 自らもまた言葉なく、彼の背中におずおずと手を回した]
(53) 2010/03/26(Fri) 00時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 00時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 00時半頃
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[鏡を現視(み)ずともわかる。 全てを知らずとも、彼の自分へのやさしさは、こころは――
偽り《イミテーション》などでは、ない]
…闇狼《フェンリル》に襲われる前、あなたに伝えきれなかったことがありました。 確かに憎悪(あいじょう)は、人を最も強く衝き動かす力の一つ。
でも、それ以上にちからをもつのは……。
――誰かを護りたい、そのこころだと思います。
(65) 2010/03/26(Fri) 10時頃
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……私は行かなければ。
[王(ちち)が坐し、聖母(はは)が囚われている場所。
虚無に佇む城《ノインシュルッツ大聖堂》を見上げる。
――哀しき純白(しろ)き闇(あに)の鼓動が、伝わってくる]
(66) 2010/03/26(Fri) 10時頃
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翔太が…?
[亮の声を聞いて、目を丸くする。
自分にも彼のはっきりとした鼓動(こえ)は聞こえないが。 ――異形を倒し、純粋に闇と戦うことを願った彼は。
確かに、そこに存在(い)る]
…翔太! ――あなたには、漆黒の王《モーリオン》の娘として、謝っても謝りきれません。
そして、あなたがこれから問う選択肢のうちの一つを選べば…更に過酷な運命を背負わせることになると思います。
それでも、今一度問いましょう。 ――あなた《翔太》には、まだこの世界を護りたいと願うこころ《ロンズデーライト》が……ありますか?
(67) 2010/03/26(Fri) 10時頃
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――にいさま?
[たすけて。
片翼の叫喚(こえ)が、きこえた]
――ベネット。 一足先に、いってきますね。 …亮と翔太をお願いすることをお許しください。
[多くは語らずに、それだけを告げ。 《光》そのものである純白の翼で飛翔した。
羽ばたく度に、《宵闇》の周りを光が舞っていく。
光が描くは、――虚無に佇む城《ノインシュルッツ大聖堂》への路]
(73) 2010/03/26(Fri) 11時頃
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[最短の経路(ルート)で父と兄の元を目指す。
辿り着いたのは聖堂の屋根の上空――が、既に見張りの黒き眷属たちが待ち構えていた]
……どうやら、王の娘の到着は、歓迎されていないみたいね。 おまえたち。
(75) 2010/03/26(Fri) 11時半頃
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――邪魔ですッ!!
…宵闇のウィ・ナの名において。 失われし《メル=ヒェーン》魔術体系、再び具現せんッ!
万象を照らし、万象を焼き尽くす、燃え盛る太陽よ。 一切を凍らし、一切を氷像と化す、嘆く使徒北風よ。
相克する二つの力、今一度手を取り合い我が元に集え。 地を這う赦されざる旅人に、天の罰を示せ!
北風と太陽《アポロン・ボレアス》!!
[凍てつくこころを纏った風が、竜巻のごとく眷属たちを包む。 そしてその内側から滾るは――太陽のこころを宿す火炎。
相克する二つの力は、黒き眷属たちを存分に喰らい尽くしていく]
(76) 2010/03/26(Fri) 11時半頃
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[見張りの眷属たちが全て絶えた瞬間、旋風も火炎も掻き消えた。 北風も太陽も、飽くなき力競べ、智慧競べへと戻ったのだろう]
――たあああああああああッ!!
[なんとか通れそうな小窓を、蹴り飛ばして破壊した。 力が強いわけではない。脚に痛みが走る。
――それでも、片翼の痛みに比べたら。
こんなものは、痛みのうちにならなかった]
にいさまっ…!
[聖母(はは)のぬくもりと、ベネットの護り。 天眼輝石《ボツアナアゲート》を握りしめ、ただ疾(はし)る。
――――疾る]
(84) 2010/03/26(Fri) 12時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 12時頃
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―虚無に佇む城《ノインシュルッツ大聖堂―
[薔薇の窓《ステンドグラス》越しに、王(ちち)と片翼(あに)の気配を感じる。
かつては聖母が描かれていたそれには――かつての、外見が翔太でなかった時の漆黒の王《モーリオン》の姿が]
……っ、おも、い……。
[近くにあった手頃な大きさの、悪魔をモチーフにした彫像。
両手で持ち上げるも、腕が震え、足元がふらつく]
(87) 2010/03/26(Fri) 12時半頃
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[同じ想いを持つ人が一人だけじゃないなら、きっと大丈夫。
そう信じて、がんばろ?]
[――あの時の彼の、あたたかき太陽の微笑みを思い出せば。
自分のちからだけでは届かなかった、あと一歩に――届いた]
(88) 2010/03/26(Fri) 12時半頃
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――はああああああああああッ!!
[――バリイイイイィィィィン!
彫像を大きく振り上げ、投げつけて薔薇の窓《ステンドグラス》を破る。 ――ちょうど王の顔にあたる一部の部分に穴が開く。
そして振り上げた時の勢いで、転がり込むように聖堂内へ――]
(89) 2010/03/26(Fri) 12時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 12時半頃
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――にいさまあああっ…!
[武器を失い、旋律(おと)を紡ぐ片翼(あに)を護るように。 両手を広げて、彼と王の間に割って入る。
光が、宵闇《ウィ・ナ》を取り囲んで舞いを踊る]
(94) 2010/03/26(Fri) 13時頃
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[父が怯むのを確認すると、愛しい片翼に向き直る。
白銀が纏うのは漆黒の翼。闇]
…………にいさま。 あなたの痛みを。 あなたの狂死(くるし)みを。
――私にも、背負わせてください。
[その闇すらも受け入れる。
熾天使は。 ――愛しい堕天使の身体を、優しく抱きしめた]
(96) 2010/03/26(Fri) 13時頃
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――ええ。 にいさまがその痛みを、狂死(くるし)みを、ひとりで抱えるのが重いなら。
[片翼を光(しろ)で包みながら、穏やかに言った]
(99) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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…私も背負って歩きましょう。 あなたは私の翼、私はあなたの翼なのですから。
にいさまはとうさまと、ひめさまを、あいした。 …じゃあ、そんなあなたを愛するのは?
あなたが堕ちることで、愛してくれる神がいなくとも。
――私が、あなたを愛する役目を受けましょう。
(100) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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にいさま――――……っ!?
[片翼に耳を傾けていると、身体が解放された。 そして、外に身体が投げ出される。
落ちるさなか。 ――まず湧いたのは、私はまた彼を止められなかったという後悔。自責。
――しかし、悟った。 これこそが片翼の…後悔のない選択なのだと。
彼に、こころのなかで語りかける。]
(104) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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[ねえ、にいさま。
ひとつだけ、誓ってくださいますか?
もしにいさまが私の目に見えなくなってしまっても。]
(105) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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[私と共にあってくださると。
私の翼でいてくださると。
最後の監獄《ジュデッカ》ではなく、私の元に還ってきてくださると。]
(106) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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[――ありがとう。にいさま。 私の愛しい翼(ひかり)。
誓いは私とて同じです。 ――たとえ、にいさまの目に見えなくなるようなことがあっても。
あなたの傍らにありましょう。 あなたの翼でいましょう。 あなたの還る場所になりましょう。
――運命の鎖《リーニュ・ディスタン》は、永遠(とわ)にあり続けるのですから]
(114) 2010/03/26(Fri) 15時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/26(Fri) 15時半頃
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