307 【突発R18】夏の終わり・宵越の一夜
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恵瑠の、初めて。俺が貰うからな。
[ 告げると共に、両肩へ手を添えて。 裸身の彼女を静かに布団へ押し倒した。]
どうするかは、知っちゅうが。
[ 太腿の間に身体を割り入れ、屹立を押し当てる。 硬く熱りたった雄肉が未踏の秘所を押さえつけ、 腰を動かしていくと雁首は敏感な肉芽を磨り上げた。]
心の準備、できたら、頷きぃ。 身体はもう、整うとるようやき。
[ 彼女の反応を測るように、優はゆるく前後の動きを続けていく。返事がもたらされたなら、こくりと頷き返し、腰を推し進めていくことだろう。]**
(*51) 2020/09/13(Sun) 01時頃
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― 社務所・寝室 ―>>*52->>*56
[優の動きひとつひとつに返ってくる反応>>*52>>*54は、恵瑠の心の中の様子を伝えてくるようだった。その仕草がいじらしく可愛らしいと思うと共に、このひと時だけであっても彼女を己のものにしてしまいたいと雄の欲が疼く。]
[此方を見上げた恵瑠から届く、求める声>>*55。 灰色がかった色味の瞳がうっすらと色づいて見えたのは情欲にあてられた優の錯覚なのかもしれないが。]
ああ。 も少し、ほぐしてやってからのが 良かったかも、しれんのやが。
[ 避妊具に包まれた雄肉が、 まだ誰にも荒らされたことのない花弁を擦りあげ、 柔く押しては入口を確かめるようにする。 膣口から零れる蜜をまぶしつけ、 挿入の時の痛みを少しでも軽減できるように、と。]
(*58) 2020/09/13(Sun) 11時頃
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[びく、と震える彼女の身体。ぬるりと粘液を纏わせた雁首で刺激した尖りが生む快感はきっと、これからする行為の助けになってくれるだろうと笑みを覗かせた。]
指で準備、してやるには。 俺の方が欲しぅ、なりすぎとうき、なあ。
[頷きに頷きを返し>>*56、優は己の逸物に手を添える。 濡れた花弁に肉の鋒を宛てがって、 今から女の身体にされようとする少女を見やった。]
――。
[ 未経験の行為を前にして、 きつく閉じられた瞼、ぎゅっとシーツを握った手。 仰向けに寝かされて、 胸の双丘はごくささやかなふくらみに見えていたが。 存在を主張するようにその頂きは尖り、呼吸にあわせて上下していた。]
(*59) 2020/09/13(Sun) 11時頃
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― 社務所・寝室 ― [ ――と、一瞬。 優は何かの気配を感じたように視線を移す。
廊下とこの寝室を隔てる障子。 わずかに隙間が空いているようだった。
確かに閉めたかどうかは記憶がない。 向こうに誰かいるのかも確かめようはない。
――とはいっても、行為を止める気もなければ 恵瑠の他にいま注意を払うべき相手など 居ようはずもないから。
すぐに、優は眼下の少女へ視線を戻した。]
(40) 2020/09/13(Sun) 11時頃
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いくぞ。
[硬く張り詰めた雄肉が濡れた音をさせて、柔らかな肉を割広げていく。挿入の感触はきつく、狭い。 入り口の近くは先までの愛撫で幾分ほぐされていても、雁首までを埋めていけばその奥は生硬なままだ。]
っ、――ふ、……っ、んっ。
[ 指で慣らさせてはいなかった故、未開拓の胎内へ道筋を付けていくのは優の雄そのものだ。 時間を掛けすぎれば痛みが増しつづけるだけで、収まることはないだろう。硬さの残る肉襞は蜜を分泌していたが、それを待ってはいられなかった。 みちりと狭い肉の隧道を穿つようにして、彼女の奥深くまで己自身を沈めていった。]
(*60) 2020/09/13(Sun) 11時頃
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…………しばらく、動かんき。 ゆっくり、呼吸せえ。恵瑠。
[ 痛みと違和感が堪えられないほどなら、抜いてしまうことも考えてはいた。だがそうすることは無かっただろう。彼女の忍耐がどれほどの度合いかは、想像するしかないものだったけれど。
そうして、ぴたりと身動きを止めたまま。 恵瑠の様子を暫く見守った後で 優は上半身を覆い被せていく。
腰から下をなるべく動かさぬよう気を付けて、 彼女の唇を求めていった。 片肘をついて身体を支え、甘く軽いキスを繰り返し。]
(*61) 2020/09/13(Sun) 11時頃
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胸のほうも。 まだちゃんと、触ってやっとらんかったな。
[ なだらかに盛り上がる膨らみを撫でて、 その頂きの尖り具合を楽しむように。 くりくりと弄っては口づけていった。]
可愛らしい胸やの。 恵瑠はぜんぶ、可愛らしいと見えてはいるが。
[ 処女を散らした雄肉に律動を始めさせるのは、 恵瑠の具合を伺いつつのこと。 もう少しだけ、先のこととなるだろう。]*
(*62) 2020/09/13(Sun) 11時頃
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― 社務所・寝室のひとつ ―>>*63->>*66
――ああ、入ったぞ。
[掠れた吐息、尋ねる声>>*65。 宵越しの夜、初体験の相手を務めるのは初めてのことではない。同じ問いを向けられたこともあっただろうが、その折の記憶は今浮かんでくるものではなかった。 時おり脚が震えては>>*64そのたび、彼女の胎内は優のものを強く締めてくる。 うっすらと涙の膜が被さったような瞳。 精一杯に受け入れようとしてくれているのだと感じとり、身体の芯に快感が沸き起こった。]
恵瑠のなか。俺のをきつう締めてきとる。 まだまだ、慣れるには時間も掛かるで。
[恵瑠に口づけていくうち、剛直を締め付けた肉襞がすこしずつ柔らかく、抱き包むような感触に変わっていった。 雄に貫かれたまま小さく悶える様>>*65は、初めてだというのにひどく色気を感じさせて、胎内にある雄をぐぐ、と怒張させていった。]
(*81) 2020/09/14(Mon) 00時半頃
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……ん? はは。可愛くないことなぞ、無いぞ?
[何より、そうして恥ずかしがる様>>*66が可愛らしい。 そこまでは言わずに背中を丸めるようにして、ふくらみの先端にある果実を口に含んだ。舌先でころころ、転がすようにして舐ぶり、弄っては反対側の頂きを責めていく。]
やが、恵瑠も、少しは話せるくらい、 落ち着いてきたか。
[口を離して彼女を見上げると、その瞳には潤んだ様子が宿っていた。とはいえ、それが苦痛や辛さから出たものでないとも確かに伝わった。肌越しにじわりと熱く届く体温、身動きするたび雄肉に伝わる胎内の滑り。]
ちょっとずつ、動いていこうか。 恵瑠のが俺のに馴染んでいけるように。
[そう言って、腰を浮かせようとする。 ふと彼女の肘の先、先まではシーツを掴んでいたその手に視線が届いた。]
(*82) 2020/09/14(Mon) 00時半頃
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[ まず掴んだのは恵瑠の右手だった。 そうしてから彼女の目を見て、空の左手へ視線を移す。 無論そちらへも、優は手を伸ばして。]
……捕まえた。
[ 繋ぎ合わせた手と手、指を一本ずつ交互に絡ませる。 これで良いか?と尋ねるように微笑して、握り締めた。]
両方とも繋ぐと、 抱きしめてやれんが――
[ 優は少女の両手をぎゅっと布団に押しつける。 恵瑠が動かそうとしてもびくともしない程に加えた力は、そこに手と腕を縫い留めるようにさせてしまう。 くすりと笑んだ優の表情に、少し悪いものが混じった。]
(*83) 2020/09/14(Mon) 01時頃
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初めての子が相手、というのに。 押さえつけて、してしまう、というのも。 好みと言えば好みやき。
[もぞり、一度ゆっくりと腰を抜いていき、 またゆっくりと膣肉の奥まで挿入していった。 目を細めて、どのような反応か確かめるようにしつつ。
決して激しい動きではなく、だががっちりと恵瑠の両手を捕らえたまま。抵抗は出来ない、だが、無理に嬲る気持ちもない、と伝えるかのように。]
恵瑠が怖い気ぃ、するなら。 こういうのは止めておくが。
恵瑠の中に入ってる、俺のもの。 さっきより大きくなっとるの、分かるか?
[耳元に唇を寄せて、囁いた。それまでの優しい響きとは異なる、荒っぽい熱情を潜めた男の声で。]
(*84) 2020/09/14(Mon) 01時頃
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恵瑠のことを、犯してやりたい。
そう思って、大きく、感じ易く、なっとるん。
[ 舌を僅かに出して彼女の耳朶をちろりと舐める。 破瓜から間もない胎内では、一番奥の肉壁を 剛直の先端がぐりっ、と押す。返事を求めるように。]*
(*85) 2020/09/14(Mon) 01時頃
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[ じわじわと腰を引いて、進める動き。 まだ他に何も迎え入れたことのない恵瑠の隘路へ、しっかりと己の形を馴染ませるように行き来する。 硬さのあった肉壁が熱さを増して、震えるような反応を示すのを雄肉は敏感に感じとっていく。]
そうそうすぐには、慣れんやろ。 まだまだ、初めてのことばかりや。
[ 声に出してはそう言うが、顔を横に振って答えた 恵瑠の表情>>*89からはもう、痛みの色合いが 見てとれないことにも気づいていた。
きっとまだ、これを快感として認識できていないだけ なのだろう。であればそれをつぶさに伝えていくのが 優の役目である。 けなげに見上げてくる眼差しを>>*90見つめて、 彼女の声に耳をそばだてた。]
(*92) 2020/09/14(Mon) 13時頃
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恵瑠でも、ということはのうて。 恵瑠やき、良えのや。
[身体を拓かれ、己のものを受け入れながらも向けてくる 彼女の瞳には素直な気持ちが籠められていると感じた。 強く絡まる指を握り返して舌先を出せば、上がる声と揺れる脚。高く上がった少女の声>>*91は悲鳴とも嬌声とも聞き取れて、優は徐に腰を動かし始める。]
そうしたら、恵瑠のなか。 じっくり愉しませて貰お、か。
[ まずは雁首を入り口近くまで引き抜いて、 ゆるゆると押し込んでいく。 奥まで至ればまた戻り、沁み出した蜜を 肉茎と内壁に行き渡らせるように。
潤滑が増してなめらかな動きが可能となれば、 今度は浅いところを肉の傘に出入りさせる。]
(*93) 2020/09/14(Mon) 13時頃
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……奥だけとは、違うぞ? 恵瑠の中に入る時の感触も、気持ち良いのや。
[ 開かせては閉じ、閉じたところをまた開かせて。 雄肉が侵入してくる感触を覚え込ませてしまうのだ。 剛直に充たされてない奥には及ばぬ刺激が彼女に物足りなさを感じさせてしまうくらい、念入りに。]
……ふふ。焦れったそうな顔、しとう。 ちゃあんと、分かってるで。
[ 笑って言うと今度は、みちりと満たされる事での快悦を教えていこうと。 一際大きなストロークで雌肉の一番奥まで、硬く熱い怒張を埋め込んでいくのだ。]
たっぷりと教えて、愛してやろう、な。 恵瑠のこと。
[ 恵瑠の両手をがっちりと捕らえたまま、腰を蠢かせる。 胎内をくまなく擦り上げ征服していくその動きは、彼女の中の好いところを探っては責め立てようとするものでもあった。]**
(*94) 2020/09/14(Mon) 13時頃
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―― 夜中・石段 ――>>34>>35
[ 今年の参加者は例年よりもやや少なく、特に昨年と比べれば辺りはずいぶん静かに感じられた。それでも耳を澄ましてみれば、他にも一組、二組と囁き交わす気配があったか。
―そこに居るのが本来の参加者ではなく、初めて結ばれた時と場所を再訪しようという恋人たちである可能性も優は知っていた。 もし見つけたなら、引率役としては眉をひそめずには居れない立場だ。だからこそあえて覗き立てようとはせず、ふらりと屋外へ出ていった。
濃密に交わる時間を恵瑠と過ごした後のことである。汗だくになって火照った身体を流そうか、と提案していた筈で、今の姿は紬の浴衣を着てつっかけを履いたのみ。
参道から続く石段が見えた辺りで、覚えのある背格好>>34に足を止めた。濃紺の浴衣は真黒よりもかえって宵闇に沈み込んでしまうものだ。空を見上げる彼女>>35には、まだこちらに気づいた様子はない。]
(43) 2020/09/14(Mon) 16時頃
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[ しばし見守ったのに何か予感があったかは優自身にも定かではない。ただ、少しして瑠璃の姿勢がわずかに変わったのを遠目から見てとった。
彼女の様子は夕方の時と同じように見えてはいたが――次第にそれが、自らの身体に手を這わせているものだと気づいていく。
小さな笑みを浮かべて眺めながら、辺りを見回した。他にも自分と同じように、屋外だというのに独り慰め始めている瑠璃を観察している者はいないだろうか、と。]
……ふふ。
[観客の存在に気づかぬ内に彼女の自慰は深度を増していくだろうか。それともかすかに洩らした声に気づくだろうか。どうであれ、ただこのまま此処を去るつもりは優にはなかった。]
(44) 2020/09/14(Mon) 16時頃
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[夜の暗がり。上弦の月は沈みつつあったが、やがて暗さに目が慣れて、ほんのりと白い肌の見分けがつくまでになっていた。 徐々に屹立の度合いを増していく雄自身を感じながら、砂利を踏んで姿を現す。瑠璃の手の動きは>>35その時、どこまで進んでいたろうか。確かめるように彼女へ近づき、声を投げた。]
なぁに、しちゅうん。 瑠璃。 物足りんようにでもなってたか?
[ 彼女の行為を見ていたと伝える面白そうな響き。 触れられるくらいの近さに寄ると、 彼女の頬を撫でようと手を向けた。 その手が感じるのは夜気で冷えた体温か、 それともほのかに燻る熱だったか。]
少うし、遊んでいかん? 瑠璃の手はまだ空いとるように見えようが。
[ 浴衣の上から己のものを押さえ、ゆるりとしごくようにする。下着の中で膨らみ始めていた雄の形がそれに連れて浮かび上がる。遊ぶ、の意味をより明白に、性愛の戯れと示して優はじろりと瑠璃を見つめた。]**
(45) 2020/09/14(Mon) 16時頃
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―社務所・とある寝室― >>*95->>*98
[ 呼気と共に恵瑠の口から零れた名前が、優の情欲をずくりと刺激する。ほんの数時間を遡ればまだ陽物の猛りを目にしたこともなかっただろう少女。散らされたばかりの花苑深くまで貫かれ、声にならない悲鳴を漏らしながらも彼の名を呼んでいるのだ。]
奥。こう、な?
[ 嫌、と届いた音>>*97もそれが彼女の本意そのものではないことを違和感なく受け止める。ただ拒むというには女としての艶に彩られた声。それを引き出させたことに愉悦と満足とを覚えつつ、一定のリズムで優は腰を動かせていく。]
そうか? もう少し、感じてみぃ。
[ 繋がりあった箇所へ視線を向ければその先に、すらりとした太腿が抽挿をねだるように揺れる様子があった。律動のペースに伴ってゆらり動く腰つきも、彼女が無意識に合わせようとしているかに感じられる。 誘うようなその動きに一段強く腰を進めると、肉の鋒で抉りこむように貫いていった。]
(*99) 2020/09/14(Mon) 20時頃
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―社務所・とある寝室― >>*95->>*98
[ 呼気と共に恵瑠の口から零れた名前が、優の情欲をずくりと刺激する。ほんの数時間を遡ればまだ陽物の猛りを目にしたこともなかっただろう少女。散らされたばかりの花苑深くまで貫かれ、声にならない悲鳴を漏らしながらも彼の名を呼んでいるのだ。]
奥。こう、な?
[ 嫌、と届いた音>>*97もそれが彼女の本意そのものではないことを違和感なく受け止める。ただ拒むというには女としての艶に彩られた声。それを引き出させたことに愉悦と満足とを覚えつつ、一定のリズムで優は腰を動かせていく。]
そうか? もう少し、感じてみぃ。
[ 繋がりあった箇所へ視線を向ければその先に、すらりとした太腿が抽挿をねだるように揺れる様子があった。律動のペースに伴ってゆらり動く腰つきも、彼女が無意識に合わせようとしているかに感じられる。 誘うようなその動きに一段強く腰を進めると、肉の鋒で抉りこむように貫いていった。]
(*100) 2020/09/14(Mon) 20時頃
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[ 堪えきれないように少女が漏らした声>>*98を聞くと 笑みを深めて、途切れ途切れに問う瞳を見つめ返した。]
ああ。気持ち良いぞ。 恵瑠の中も、 恵瑠が気持ち良さそうにしてるのも。
[ 交わりを始めたばかりで口にすしたなら、 それは世辞に他ならない言葉だったかもしれない。 しかし、花開きつつある彼女の有り様は、 直接的な快感のみならず精神的な愉悦をも 優に味合わさせるものだった。
はっきりと頷いて唇を重ね、舌を口腔深く送り込む。 唾液を交換するかのように絡め合わせる最中にも、 幾分穏やかなものに変えた律動は止めることはなく。]
(*101) 2020/09/14(Mon) 20時頃
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[ 唇を離せば上から下へ、唾液が銀糸となって伝う。 舌を小さく出して舐めとり、答えを継いだ。]
……っ、はは。 初めてというのに、こんな、素直にな。 俺に応えてくれとる、恵瑠やき。
ああ。とても気持ち良いぞ。 こうして交わうて、
[ 少し目を細めた。 悪戯を企むように笑んで。]
こうやって、恵瑠のこと。 俺の好きなように犯して、愛しとるの。
[ 繋ぎ止めた両手をきゅっと固く握り締め、 眼下の裸身を視線で隅々まで愛でやりつつ。 彼女が返事を返そうとするなら、 その瞳にじっと眼差しを向けるだろう。]*
(*102) 2020/09/14(Mon) 20時頃
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― 夜中・石段 ―>>46>>47
おう、見てたぞ。
[ 楽しそうな表情で瑠璃の質問>>47にひとつ答え、彼女の顔から身体へ視線をずらす。腕で隠した胸の部分はもう服が下りていた>>46けれど、その下。ズボンの前部分は開いてしまっているままのよう。三角座りの彼女から視線を外すと、社務所の方を一度見た。]
おう、聞こえてたか。 まぁ、ずぅと一緒でも良いとは思う位やったが。
というて独り占めにする訳にもいかんやろ。 そうでは公私混同やき。
[ そもそも公の行事などでありはしないのだが、そう笑う。 瑠璃の顔を見て、軽い応酬を。]
瑠璃かって。 早希ちゃん、ずいぶん可愛い声を上げてたようやが。
[ 気心知れた引率同士のやり取りはまあ、それくらいで良いだろう。そう言うように、隣でしゃがみこんだ。]
(48) 2020/09/14(Mon) 21時半頃
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此処で、このままが良いか? それとも、そうだな。 折角張ったし、テントでも良えが。
[ 選択は任せるつもりだが、 聞き返されれば此処で始めてしまおうか、と 笑うだろう。]
引率同士、あんまりサボっているのも 多少まずかろうとは、思うが。
[ そう瑠璃を見て、優は浴衣の帯をしゅ、と 緩めていくのであった。]*
(49) 2020/09/14(Mon) 21時半頃
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― 社務所・寝室のひとつ ―>>*107->>*110
[ よかった、と素直に返る声>>*109はそうあろう、と 半ば予想のできていた言葉ではあったから、 優は見つめた瞳に笑みを乗せるだけ、のはずだった。 だというのに。] ____ .
[ あえて悪い言い方>>*102をしてみせたというのに。 今夜いちばん可愛らしい顔で彼女は笑うのだ。 ほ、とため息にも似た呼吸が洩れてしまう。]
……そうも素直やと。 恵瑠が悪い男に誑かされんか、心配になるぞ。
[ 赤く頬を染めて眉を寄せた様子が艶かしい>>*110。 間近に覗き込むようにしてから背を丸めると、 優は彼女の首元に口づける。 ちゅうっ、と吸い上げる陰圧を掛けて 前歯がその皮膚を押さえるくらいに、強く。]
(*111) 2020/09/15(Tue) 00時頃
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[ 恵瑠の身体から唇を離せば鎖骨の下あたりに、 赤い小さな痣が浮かび上がる。 薄い部分の皮膚が吸われて痕を残してしまったのだ。 それを認めればくすりと笑い、 止まっていた抽挿をゆるやかに再開させていく。]
しるし、付けておいてやろ。 誰ぞ今晩、明日からも、と言い寄ってきても。 この晩かぎり、と言えるように。
[ その誰ぞ、に自分の事は含めない。 今宵のことは今宵のこと。 明日からはまた、新しい日となるのだから。 ――この晩のことを踏まえた上で、ではあるのだが。]
(*112) 2020/09/15(Tue) 00時半頃
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恵瑠の初めては、俺が貰うたが。 宵越しの一晩だけでは、まだまだ初め。 何も、先を決めてしまうようなことはない、と。
[ そうして、恵瑠の中を行き来していきながら 赤く尖った乳房の先にも口づけを落とした。
すっかりと実った果実を舌で弄り、唇で柔く食んでは 引張り上げるようにして弄んでいくと 少し横に唇をずらしては、また、ちゅぅっ、と。
強く吸い付き、歯で押さえ、赤い痕を残してしまうのだ。
首元の痕に加えて、左と、右と。 両方の胸に一つずつ。]*
(*113) 2020/09/15(Tue) 00時半頃
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―夜中・石段― >>50>>51
……まぁ、まぁ。 恵瑠が悪い男に引っかからんと良い、とは思うとるが。
[ 恵瑠の話題>>50には、本心を隠すように 視線を瑠璃からそらしてそう言った。 夜の暗がりゆえ、幾らか赤みを増した優の顔色までは見てとられなかっただろう。白昼であれば、からかい混じりに指摘されていたのかもしれなかったが。]
そやのう。 あの大瀧から飛べる女子がおったか、と。 昔、漁師仲間でも話になっとったが。
[ それは何年も昔、>>0:41崖端にある20mの高さの滝から早希が滝壺に飛び込んだ頃の話である。彼女が転校して島を離れるまではそう長くは無かったはずで、半ば伝説のようにもなっていた出来事だ。 思い返しつつ、くすりと笑う。]
その早希ちゃんを、瑠璃が、なぁ。
[ 隣室か、そのまた隣室か。二人が睦み合う声は時おり、優たちの寝室にまで届いていた。それを言い当てた事があったかは、今はおくべき事柄であろう。]
(52) 2020/09/15(Tue) 00時半頃
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[ 瑠璃の隣に腰を下ろし、彼女の言>>51を聞く。 話が早い、と自分のことを棚に上げて頷き返した。]
そうだな。 する時には立って、ちゅう形になろうが。
後ろから突かれるのも、瑠璃は好きな方だったろ。 が、最初からそうでは――なぁ?
[ 風情や愉しみが少ない、と。 服の上から彼女の乳房へ手を伸ばす。 柔らかく触れるようにして、まずはそっと揉むように。 布地の上から膨らみの先端を探しつつ、 彼女の顔を見る。]
(53) 2020/09/15(Tue) 00時半頃
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まずは、脱がせ合うていくとしよう。 俺は、瑠璃のを。瑠璃は、俺のを。
[ 苦笑ぎみに笑って自分の服装を見る。 浴衣と帯と、あとはボクサーパンツしか 身には着けていないのである。]
まあ、そう長くも掛からんが。 瑠璃の身体にも、長ごう触れとらんきぃな。
最初は、上から。 脱がさせて貰おうかな。
[ そうする流れの中で前戯を始めていく形になるだろう。 気心知れた間柄ゆえ、仮に不意打ちの戯れがあったとしても眉を逆立てるようなことはなかった。少なくとも、今までの関係においては。]*
(54) 2020/09/15(Tue) 01時頃
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