212 Dark Six
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ー教会付近 市街地ー
...何なんだ?お前たちは。 [群がってくる、下級吸血鬼や魔物たち。 進行方向に直対し 目の前に立ち塞がる有象無象の衆にいかにも 不機嫌ですよ、と露骨に声色を変えて刺すような視線を向けている。 ただ、どいつもこいつも吸血衝動に駆られているようで こちらの視線に対しては、畏怖や恐怖を含んでいるような反応は返ってこなかった。 まあ、言語機能もロクに持たない輩では無理もない話ではあるだろうか。 つまらない、と溜め息を漏らす。 怖がってくれた方が、まだ遊びようはあるというのに。
そんなことを考えていた一瞬の後 飢えた軍勢が一斉に押し寄せてきた。
対面する始祖は嘲笑を浮かべている。 その意味を理解できる者はいなかってであろうが。]
(101) 2015/01/22(Thu) 19時半頃
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[数十くらいいたはずの軍勢はいつの間にか消えていた。 その場に残っていたのは、醜悪な死の香と 始祖に首根っこを思い切り、指が食い込むほどに 掴まれている下級吸血鬼の一体のみ。 吸血鬼は宙に浮かんだ身体をばたつかせて、脱出を試みようとするものの、始祖の紅い瞳が怪しい輝きを見せると、その身体がでこぼこに膨らんでいく。 やがて、限界を超えたのか、吸血鬼の身体は弾けてしまった。]
くくっ....愚かな。 ハハハハハハハハ!! アハハハハハハハハハハ!! [気が触れたのか、狂気じみた表情と声。 血塗れの身体で、瞳孔を大きく見開いて。 その光景は異様だったといえよう。]
(102) 2015/01/22(Thu) 19時半頃
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......ーーーアハハ、ハハ、ハ...? [それは唐突にやってくる。 今まで、絶えることはなかった笑いは ふと、頭に過った疑問によって掻き消された。]
私は、一体、何のために。 こんなことをしているんだ? [けれども、始祖がその答えに、今はまだ辿り着くことはなかった。代わりに、脳内に響く“声”があった。]
(103) 2015/01/22(Thu) 19時半頃
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“狂いたまえ。狂いたまえ。 そなたは、その狂気に身を任せてこそ 美しく在ることができる。”
[その声によって 一瞬だけ正気を取り戻したような瞳は失せ 自分の身に感じた違和感もまるで最初から無かったかのように霧散していった。]
(104) 2015/01/22(Thu) 19時半頃
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ーDark Six 本部跡地 [半ば、吸い寄せられるようにして この場所にはやってきた。 そして、ひらり、ひらりと舞い散る花弁は思わず目を奪われるようなそんな、紅色であった。]
“血桜”。 此度もまた、綺麗な舞を見せてくれるのかい? [問いかけた始祖の顔には、数時間前と同じような笑み。 口元が歪に、ぐにゃりと曲がっている。
そして、激しい頭痛が始祖を襲う。]
...いかん。あれを...完全に咲ききってしまう前に。 止めなければ...。 [蹲った彼は、頭を抱えながらそう言った。]
(112) 2015/01/22(Thu) 20時頃
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[>>116 ガンガンと岩で頭を殴りつけられているような 頭痛がする中で、声をかけてくる女の声。 視線を上げれば見える、女の姿。 そして、背中に生える黒い翼。]
お...お前はっ 吸血鬼の王の...? [彼女の微笑みを見て、頭痛が酷くなった。 精神までやられてしまいそうな痛み。 そこで、再び男の“声”]
“狂いたまえ。狂いたまえ。” [繰り返し、反響する。 男の最期に見た深紅の目と共に。
男の声...吸血鬼の王の声。]
(119) 2015/01/22(Thu) 20時半頃
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“狂いたまえ。狂いたまえ。”
....っ!! 煩い、煩いっ!! [その声を振り払うことができずに、もがき苦しんで 力が暴走する。
始祖の異能 五感で知覚したものを支配《コントロール》する力。
迫りくる花弁は吹き荒れる風に巻き込まれ 降り注ぐ枝は大地が割れ、隆起し、弾き飛ばす。
しかし、その支配は王の声によりお粗末なもので 駆けよってくる彼らにまで危害を加えようと迫る。]
(128) 2015/01/22(Thu) 21時頃
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ああ、煩いなあ。煩いなあ。 [外へと追い出そうとしても 頭の中がぐちゃぐちゃにかき混ぜられるような男の言葉は消えず。
やがて、始祖はブツブツと呪詛のように呟きながら ゆらり、と立ち上がった。]
お前...か? 女...。
[瞳に宿るのは殺意。 吹き荒れる風の前に一度身を引いた男には見向きもせず 始祖の視線が宙に浮かぶ吸血姫を捉える。]
それとも、お前たちか...? [そして、視線はチャールズに。 続いて、イワンとケイイチの方へ。]
(137) 2015/01/22(Thu) 21時半頃
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カリュクス...? 誰だ、それは...。
[>>134の彼の言葉には錯乱状態からかそんな反応を。]
うぐっ...何をするっ!!
[しかし、気を取られて迫るイワンには気付くのが一瞬遅れた。 そのまま押し倒されてしまう。 引き離そうと、力を行使した。 無数の瓦礫の砲弾がイワンに向かって飛び交っていく。]
(139) 2015/01/22(Thu) 21時半頃
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離せっ!!このっ!! [食い込む爪の痛みは感じない。 それよりも、目の前の獣を引き剥がすことだけに集中する。 イワンに抑え込まれたまま、攻撃を叩きこむものの
中々引き剥がすことができない。]
ぐっ、おおおおおおお!? [胸に何かを押し当てられた。 それが、護符だったということまではわからず。 苦痛に顔を歪め、叫ぶ。]
(142) 2015/01/22(Thu) 22時頃
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“狂いたまえ。狂いたまえ。” “狂いたまえ。...たまえ。” “狂い......たまえ。” “..................。”
[徐々に声は薄れていき、やがて完全に聞こえなくなった。]
護符...か。
...済まない、イワン君。 助かった。
[彼の囁きと、加護を受けた始祖は、冷静さを取り戻すことができ
瞳には、もう狂気や殺意などといったものが消え失せていたのが傍目にもわかるはずだ。]
(149) 2015/01/22(Thu) 22時頃
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ああ、状況は何となくわかる。 操られていた時の記憶もうっすらとだが...。
さっきは...悪かったね。 [申し訳なさそうに嬉しそうに尻尾を振る彼の頭を撫でる。
幸い、彼の身体にはさほどダメージは残っていないようだった。 それには、さすがに頑丈だな、と笑いかけて。]
おっと、それよりもっ.......。 まずは吸血姫を何とかするのが先、か。
[そして、イワンが見ている方へ、目線を移動させると 激闘を繰り広げている者たちの姿が映り 援護すべく、そちらへと駆け出していく。]
(158) 2015/01/22(Thu) 23時頃
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“済まない、遅くなった。 これより援護に入る。”
[通信機器を接続、回線を繋げて チャールズとケイイチに短くそう告げると
近接タイプの二人がいる以上、自分は一旦後衛にと判断を下し 少し彼らと距離を取った。
花弁の数も増えてきたところで 自分の周囲には風の結界を展開し、前線の二人に降り注ぐ 花弁を彼らが戦いやすくなるように 数には数で。再度、瓦礫をかき集めては、勢いよく放ち 撃ち落していく。]
(170) 2015/01/22(Thu) 23時半頃
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[護符が魔眼に対して有効なのは知っている。 後は、どうやって隙を見て護符をぶつけていくかだが...。
そこへ聞こえてきたアンバーからの通信。 積もる話もあるが、それは後回しだ。]
...了解。 ちょいと、驚かせてやろうか。 チャールズ君に夢中になっているんじゃないかなあ?
[ここが勝負所と判断。 今はチャールズが引きつけてくれている。
さすれば、意識も偏りが生まれるのではないかと。 先ほどのイワンに体当たりされたのも、それが原因だった。
両の手の平を地面に叩きつけ、狙う。 吸血姫の足元の大地を操り、瓦礫、砂礫、岩石をその身体に纏わせて動きを封じようとする。]
(185) 2015/01/23(Fri) 00時頃
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...まずいな。
[>>183 吸血姫が木刀を高く掲げたのと同時 真紅が視界を制圧していく。 このままでは、千砂倉の街は...。]
ここまできたら、もう覚悟を決めるしかないんだ。 自分が今、できることをやり通せ。
[全員に伝わるように回線を繋いで、言葉を紡いでいく。]
(190) 2015/01/23(Fri) 00時半頃
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自分の力を、信じろ。
[最期にその言葉を勇敢に戦う、戦士たちへ。 ヴァイスが現役で吸血鬼達と闘っていた時 ここぞというところで仲間たちに掛けた言葉が、それだった。]
(191) 2015/01/23(Fri) 00時半頃
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繰り返す訳にはいかないのだよ。 “あの時”の惨劇はね。
[不意打ちは防がれてしまったか。 ならば、と花弁の渦の中心へと向かっている 彼らの力になればと風を送り込む。 通常よりも早く、動けるはずだ。]
ぐうっ!?
[花弁が視界を覆っていくとともに 身体を裂くような痛みが頭のてっぺんから足先まで 駆け抜けた。
しかし、ダメージを受けながらもヴァイスが援護を止めることはなかった。
彼らの一撃が届くことこそが、重要なのだ。]
(196) 2015/01/23(Fri) 01時頃
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