256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[一応、客商売なんだけどなあ。 そんなに俺の笑みは酷いのか。彼女が先生だからこそだと、思いたい。 笑顔を引っ込め目を泳がせながら、そう考えていた。 ……美しい人というのはどうしてか怒るとそうでない者より怖く映る、そんな気がする。>>1:131]
……参った、なあ。 あはは。本当、……もう。
(3) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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/* んー、と。今日表で描写する気はとりあえず無いです。 襲撃に関しては特に希望が無ければ自分がしますよ。
(*3) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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うぐっ! だって、いい年した男がそんなのさ……
[実際それは>>4声をあげる程痛くも無かったのだろう。 むしろ、刺さるのは言葉のほう。もうすっかり叱られた子供の顔になり、眉も下がるというものだ。]
入る?…あっ、いや、それは不味いか。
[あまり聞かれたい内容じゃなくて、一度は部屋に招こうと提案するけれど。 もう互いに成人した身だとすぐに思い出した。 誤魔化しを受け入れず問い詰められているとあまりにも、昔に戻ったようだったから。]
まあ、そんな深刻なことじゃないのさ。 おれはキャサリン以外からも“噂”を聞いてて、……本当は嘘だって言い切れなくて。
不安だったんだ。 …ただ、それだけ。
[両手を後ろに回して、苦笑した。 ね、情けないでしょ。なんて同意を求めたりして。*]
(7) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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[オーレリアがそれ以上聞こうとしてきたとしても、己は噂を聞いただけだから、と深くその内容を語ることは無かっただろう。 話を終えれば独りかそれとも二人でか食堂へと降りて、遅れて朝食を口に運ぶ。]
お嬢様がお作りになられたんですか? 手伝いもせず、申し訳ないな……。
[その日は以降、何もないかのように振る舞って過ごした。 それは見方を変えたのなら、逃避だったのかもしれない。*]
(9) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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[現実を見ようとせず、人として振る舞っても。 吹雪はヒトも獣も、閉じ込めたまま逃がしてはくれなくて。]
……っ、…く
[かちり、かちり、物欲しげに牙が鳴る。抱き締めた己の身体が妙に熱い。 若い狼が衝動に耐えられた時間は、短いものだっただろう。]
(*6) 2016/11/15(Tue) 00時半頃
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[不気味な静けさが覆う夜の修道院に、四つ足のケダモノが闇に紛れ現れる。 爛々と輝く紅い目に、茶色の毛皮を持った狼は酷く飢えている。まるで、ずっと我慢をしていたみたいに。]
……
[その鼻が辿るのは誰の足取りか、 居る、居る。部屋に籠っていない人間が。]
(*7) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[それもまた、旅人の時と同じ。 互いにとって不幸なことだった。
誰よりも真実を知っていたから、危機感を抱いていたから 落ち着かず、眠ることなど出来なかったのかもしれない。 金色の髪を持つ修道女は、その目を持って自分の正しさを知ることとなった。]
(*8) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[彼女は獣の正体を知らず、獣は今本能に呑まれて訳も分からなくなっていて。 身寄りの無い寂しさを寄せ合い、きょうだいと呼びあっていた。 その相手を互いに認識出来ていないのは、幸運だったのかもしれない。]
[哀れな修道女は懸命に逃げた、必死に必死に、玄関へと。 けれどドアノブを握る間も無く、あっさりと追い付かれて。
……林檎よりも昏い紅が、散った。]
(*9) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[しかし、例え外に出れたとして、吹雪の中では運命は同じ。 彼女の咄嗟の行動は悪手だったと言えるだろう。恐怖で声もあげられず、哀れなことだ。]
[若い狼は今は仲間に呼び掛けることも忘れ、無我夢中で肉を貪るばかりだけど。 もし、気付くことが出来たのなら、その気があるのなら。 食事に加わる同胞を退けたりは、しない。*]
(*10) 2016/11/15(Tue) 01時頃
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[増えた気配に一度牙を突き立てるのをやめた狼は、顔を上げ男を視界に捉える。]
ーー……
[そして彼を少しの間唸り声を上げて睨みつけていた、同胞だと知っている筈なのに。 この狼は覚醒に至れども沢山の食料と閉じ込められてしまったくらいで理性を失う、とても未熟な獣だった。
やがて、その“匂い”に気付けば再開される残虐な食事。やって来ないのなら分けるつもりはないらしい。 忠告は果たして聞こえていたかどうか。満足がいくまで貪り続け、玄関は飛び散る紅で酷い有り様に変わってしまった。*]
(*13) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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[俺は男で、林檎が好き。メルヤは女で、林檎が嫌い。 相棒と呼んだ友人とのどうしても同じになれなかった部分が、その二つ。
初めて出会った時、彼女は泣いていたのだったか。 “新しい家族が増えたのよ”そう聞かされてわくわくしていた俺は随分と困惑してしまった。 だって、林檎の何が嫌なのかどうしても分からなくて。彼女がどうして家族になったのか、まだそれも察することが出来ない年で。
必死に語り掛け辛抱強く聞き出そうとするキャサリンと彼女を交互に見るばかりで、ついには自分も泣きそうになったことを覚えている。 目の前の真っ白な皿に乗せられた林檎は、手をつける前に変色してしまった。]
(24) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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[未来の相棒に何もしてやれなかった、少し苦い記憶 林檎の思い出>>0:23はそれともう一つ、妹分が増えてから数年後、あの樹の前で。]
おれ、大きくなったらここを出るの。 そしたらさ、立派になって姉さんのこと迎えにくるよ!
楽しみにして待っててね?
[収穫を手伝う合間、キャサリンと二人きりになった少しの時間。 ぱっと笑いかけ見上げた彼女は、少し困ったように微笑んで『ありがとう。』とだけ言った。 受け入れられない想いに、優しい一言をくれた。
淡い初恋は過ぎ去ったからこそのおふざけ、少なくとも己にとってはそうだった。
けれど彼女はそれをあしらいながら、どう思っていたのだろう?*]
(26) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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[結局切実に望んだ修道院からの解放は叶わなずにまた夜を越して。 けれど、どうしてだろう。今朝は妙にすっきりとした目覚めで。*]
(27) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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あれ……っ、 俺、昨日……。
[声になったのは無意識のこと。
昨夜必死に堪えていた後の記憶は、何処へ? それでも確かに腹はしっかりと、満たされていた。**]
(*14) 2016/11/15(Tue) 01時半頃
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[少し不可解な気持ちで、 けれど昨日とは打って変わってはっきりとした意識は、絞り出す叫び>>46を耳に捉えてしまう。]
……え。
[それは、日常の終わりを告げるようでもあった]
(47) 2016/11/15(Tue) 08時頃
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[シーツが紅く染まっていた。 それを見ておぼろ気に思い出す。昨晩は、必死過ぎたのだと。
己は誰を喰らったのだろう? おいしくないかもと、そう言って意図の分からないお願いをしてきた少女が浮かぶ。
『食べないよ』
私を食べないで、と言われたわけじゃないのだけど。その時は否定を返していた。 生きる為に求めるだけ喰らうだけ、出来ることなら、誰のことも。]
アイリス、 ……おはよう?
[翌朝そう彼女に向けて呼び掛けたのは、呑気な挨拶でも何でもなく確認のつもりだった。]
(*16) 2016/11/15(Tue) 08時頃
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[宿泊を始めてから取り替えないままのシーツを、引き剥がしベッド下に押し込んで。 確かな足取りで階段を降りていく、心臓が妙に煩く跳ねた。]
……!!
[己の鼻は鉄の臭いを嗅ぎ取って、自ずと向かう玄関先
……ソレは、林檎よりも昏い紅で 惨たらしい程に飛び散っていて ああ他にも、白が、桃色が、>>44]
(49) 2016/11/15(Tue) 08時頃
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[
それと、金色の髪の束
]
……ダメだ、見るな
[目の前がちか、ちか、と瞬くような。 一気に身体が冷えたのは、季節のせいじゃない。 次いで現れた手伝いに来ていた少女>>48の目を手で覆うだけの力はなんとか残っていて。 そうしながら蒼白な顔は無惨に床に散らばる金色から、目を離せずにいた。**]
(50) 2016/11/15(Tue) 08時頃
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俺か。 ……俺が、彼女を喰ったのか。
[ああ、そう言えば見たような気がする。 闇に融ける鮮やかな金色。]
(*17) 2016/11/15(Tue) 08時頃
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[十人の中に金色の髪は、修道女と自警団の男のみ。 その長さ、見覚えのある服の切れ端。共に育った己にすぐに分からない筈が無い。 それに、]
(112) 2016/11/15(Tue) 16時半頃
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いいや、…… とても、美味しかったんだろうね。
(*20) 2016/11/15(Tue) 16時半頃
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[
俺は覚えがあるのさ あの日も昨夜も、怯える金髪を追い掛けたってね!
]
(113) 2016/11/15(Tue) 16時半頃
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[ “『あれじゃまるで、家畜と変わらねえよ 目一杯腹空かせたケダモノに喰い荒らされたみたいだった』”
不幸な発見者は語る、語る……>>0:164*]
(114) 2016/11/15(Tue) 16時半頃
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…………。
[小さな手が己の裾を引く>>111 何を返せば、いいのだろう。分からない。俺に言えるものか、何も。 どうせ他の大人の声を聞けば知れること、分かってはいても。 重苦しい沈黙、その目を覆い続ける手は、少し震えていた。幼い少女の不安を拭うことなど、出来ずに。
お姫様は今日も自ら動く、決して傲慢でも弱くもないお方>>51、最初に発見したらしい彼女が辛くない筈もないのに。 ああ、ごめんなさい。今日もお手伝い出来そうに無いです。]
ありがとう、ございます……。
[言えたのは、たったそれだけ。]
(117) 2016/11/15(Tue) 17時頃
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[それから何人も訪れて、色んな言葉が飛び交っただろう。 実のところあまりこの耳には入らなかった。昨日のこととこれからのことが、ぐるぐる頭を回っていて。 だけどオーレリアの細い声、駆け出す足音>>55 それは何故か、心に残って。]
……オーレリア
[一瞥の意味は、未だ知らないまま。 いつか夢を語った時のように与えてくれた、昨夜の体温をぼんやり思い出していた。]
(119) 2016/11/15(Tue) 17時頃
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[黒羽の髪の彼女が現れた時、 ついに来てしまった、そう心の中で呟いた。 相棒>>74の様子は無理もない、狂乱して叫び出したって、おかしくない。 ああでも、ごめん。 君を介抱する権利を俺は持たないんだ。]
……はい、 すみません、ジェフさん。
[やがて少し遅れてやって来たのは、自警団員>>99。彼に指示され漸く身体が動いた。 謝罪は動くべき大の男が彼が現れるまで何も出来ずただただ震えていたことに。
そう、やるべきことがあるのだ。 “トレイル”は幼い少女を、落ち着ける環境に連れて行かなければならない。]
(120) 2016/11/15(Tue) 17時半頃
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ごめんね。
[呟くように一言。 後ろから抱き上げるようにして、彼女を、ハナを連れて行こう。 直ぐに惨状から背を向けるけれど、…見えてしまった、かもしれない。
この少女が産まれた年、彼女の母親に赤子のハナを抱かせてもらったことがある。 ふたりには大分年の差があって、一緒に遊ぶなんてことは無かったのだが。 あの頃より重くなった、この娘は立派に成長していく人の子だ。]
[そして、ハナが嫌がっても、そうでなくとも。 連れて行ってしまおう。そして、食堂のソファーに優しく下ろす。]
(121) 2016/11/15(Tue) 17時半頃
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[ハナは何か、言うだろうか? 再び何かを、聞くだろうか? 答える言葉を、俺は持たない。ただただその頭を撫でるだけだ。]
ごめんね、……こんなことになっちゃって。
[いつか先生がそうしてくれたみたいに、屈み目線を合わせて、困ったように笑いかけた。]
大丈夫だよ。 吹雪が止めば、皆出れるんだ。
そしたら怖いのは終わり、お母さんのところに帰れるよ。 全部、終わるんだよ。
[これから何が起きるか想像がついていて、何とも無責任な言葉だと思う。 本当は己に、言い聞かせていたのかもしれない。 堪え無ければ、落ち着かなければ、今にも込み上げてきそうで。]
(122) 2016/11/15(Tue) 17時半頃
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俺、行かなきゃ。
[最後に柔らかな髪で覆われる小さな頭をぽんぽんと、軽く叩くようにして一撫で、立ち上がる。 何も無ければそのまま、ハナを置いて戻って行っただろう。*]
(123) 2016/11/15(Tue) 17時半頃
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いや、多分……もう大丈夫さ。
[意識が無かったのは昨夜が初めて、数年間喰らうまいと避けていた人間達と閉じ込められた、せいだろうか。
けれどなんとなく、やはり本能としか言えないのだけれど。あれはもう、起きないと分かる。 旅人を喰らって覚醒したのと同じように、キャサリンを犠牲にして、]
凄いね。 動物を食べるのと人間を食べるのって、全然違う。
[力を得たような、そんな気がした。 聖書で林檎をかじった二人は、知恵を手に入れたんだっけ。]
だから人狼は人間を食べなきゃいけないのかな?
(*21) 2016/11/15(Tue) 17時半頃
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もう、戻れないなあ……
[少女に背を向け、 泣きそうになるのを堪えながら思いは囁きになる。]
……死にたくない、なぁ。
(*22) 2016/11/15(Tue) 17時半頃
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[ああ、おれが殺したんだよ。 そんなこと言えるわけがない。 『ありがとう』>>134 その言葉を向けた男が何者かも、知らずに。 幼い声が酷く胸に突き刺さる。 立ち去る足取りが、早くなった。]
……やだなあ。
[食堂を後にし 独り、誰もいない廊下で立ち竦む。]
(139) 2016/11/15(Tue) 19時頃
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[すぐに戻るように>>99そう言われていたのに 戻った時には彼は居らず、人も散っていただろうか。時間を掛けてしまった。 もし、そこに 未だ残された修道女がいたのなら、>>116]
メルヤ。
[壁に身を預け、へたり込む君の顔を心配そうに覗き込むだろう。*]
(140) 2016/11/15(Tue) 19時頃
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トレイルは、ジェフは何処にいるのだろう。ふと、頭によぎる。
2016/11/15(Tue) 19時半頃
トレイルは、ローズマリーは、大丈夫だろうか。
2016/11/15(Tue) 19時半頃
トレイルは、ケヴィンとはあまり話せていないな、と気付く。
2016/11/15(Tue) 19時半頃
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[その時、栄養だと彼は言った。 納得がいく言葉だ。]
今夜は貴男が、行くといい。
昨日は、俺しか食べてないんだろ?
[殺される可能性を理解したって、覚悟なんかまだ出来はしないけれど。 あの子だけは食べないで、などと誰かの名前を上げるようなことはない。 もう戻れないのは、自分のせいだ。]
それに、自分以外の狩りも見てみたいな。
(*25) 2016/11/15(Tue) 21時頃
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ああ。 ……そうしたら、貴男も気を付けなければならないな。
[彼が腹を満たすというのは、居合わせてしまった同胞から、人間を喰らったひとりに変わるということ。 死の危険は、己だけの問題ではないと今更ながらに自覚した。]
……そういえば
(*28) 2016/11/15(Tue) 21時頃
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ねえ、アイリス。 君、もしかして何かしたのかい。
[何か、が指すのは玄関先の状態。 理性の無い獣が喰い散らかした場所が、しかし、証拠になりそうなものは朝の時点で残ってなかった。 昨日の己に果たしてそんな知恵が回っただろうか。]
……助けてくれたり、した?
[人狼をふたりも知っていながら相変わらず告発する様子が見えない彼女、それか同胞が、というのが自然に見えて。 キャサリンが言っていた人狼に協力する人間の話が、ふと浮かんだ。]
(*29) 2016/11/15(Tue) 21時半頃
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……うん。
[開かれた瞼>>165、相棒の目には変わらない姿で己が映ってるだろうか。 決して何も拒むことはせず、したいようにさせて。頷く。]
……悪いケダモノが、入り込んでるからさ。
[切実に響いた言葉>>167、に悲しげに目を伏せて見せた。 返した内容に嘘は無い、確かな事実を相棒として彼女へ。 ハナにしたように、その頭に手を置いて、撫でる。 思えば年下ながら近い齢のメルヤには、そうしたことはあまり無かった気がする。]
(169) 2016/11/15(Tue) 21時半頃
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なあ、相棒。
おれ達、姉さんに随分良くしてもらったな。 ……おれ達は、確かに家族だったよな。
[その声はじゃれあった日々から低く変わり、 常とは違う真剣さを乗せて。]
なら、 ……見付け出さなきゃ。姉さんを喰らった奴を。
(170) 2016/11/15(Tue) 21時半頃
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分かるよな、姉さんが言ってたことは全部本当だったんだ。
……ちゃんと味方して、聞いてあげられなかったな。
[悲しげに己を責めるように、唇を噛む。 しかし、暗にお前もそうだろ?と、言っていることに気付くだろうか。]
おれ、 お前だけは絶対に信じるよ、相棒。
なあ。 一緒に敵討ち、しようぜ……?
(171) 2016/11/15(Tue) 21時半頃
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[顔を上げ、メルヤを見る瞳には真っ直ぐな意思が乗る。 答えを待つように、見つめたまま。 ……両手は拳を作り、握り締めて。*]
(172) 2016/11/15(Tue) 21時半頃
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やっぱり。
[予想通りの答えだった。 この時折よく分からないことを言うふわふわとした彼女が、獣に協力する人間だ。]
ありがとう。本当に味方してくれるんだな、……何でなのかよく分かんないけどさ。
んー、ああ。……いいけど。
[そして、昨日と同じ要求をされる。 己では多分聞いても分かんないんだろうなあって、持ち去られた肉片にまでは気付かずに。 深く聞くことはなく、受け入れた。]
(*32) 2016/11/15(Tue) 21時半頃
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っ!
ええと、……ジェフさん。
[咳が聞こえ、大きく肩が跳ねる>>173 慌てて視線をメルヤから外し、辺りを見渡し、やがて見つけられただろうか。その男を。 メルヤに用があったようで会話には口を挟まない、が。]
…………。
[その内容に落ち着きなく瞳が揺れた。*]
(175) 2016/11/15(Tue) 21時半頃
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え、 食べるなら残り物じゃなくて、もっとちゃんとあげるよ。 言ってくれれば良かったのに。
[何だか普通じゃない子だな、その認識は日々色濃く変わり拭われることはなくて。 だから、食べてもおかしくないのかもって、否定はしなかったけれど。 大した量が残ってたとはとても思えなくて。]
(*34) 2016/11/15(Tue) 21時半頃
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[食べないんだ、って 同胞とは違い、むしろ嬉しくすら感じた。 それはつまり、彼女は人間を食べる必要なんか無い身体なのだろうから。
けれどその感情を声に乗せるよりも先に、聞こえた内容に絶句してしまう。
何を言ってるのか、と。 呪術などとは縁の無いごく普通の人間の生活に染まっていた身には、衝撃が強すぎた。 暫しの間、口を閉じて聞くだけとなる。]
(*37) 2016/11/15(Tue) 22時頃
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[籠る手の力>>183それが何より雄弁に語るメルヤの想い いつだって二人は喜びを、楽しさを、悲しみも、ひもじさも。共有して育ってきたのだ。 そう、確かに俺達は家族だった。
はっきりとした意思が声に乗る>>184許さない、そう伝わる気がした。 メルも俺を信じてるんだって、……嬉しいな。]
それでこそだぜ。相棒。
いいや、それは……
[返事を聞き、笑って見せる。 それから何も知らないと示そうとした時だったか、咳払いが聞こえたのは。
慌てて視線を巡らせ咳の主を探しながら握っていた拳を落ち着かなく、開き、閉じた。*]
(190) 2016/11/15(Tue) 22時半頃
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……。
[その一瞥の視線>>186が己の行為を咎めているような気がして、眉が下がる。握る掌に爪が刺さる。
俺は、俺は、ただ。 死にたくないだけ、です。*]
(194) 2016/11/15(Tue) 22時半頃
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[ジェフが去り、もう一人の人物にはついに気付かないまま。 もう一度メルヤ>>203に向き直って。]
これ以上二人でいるのは良くない。 ……おれ達二人が狼で相談してるって、そう思われるかも。
メルが疑われるのは、嫌だ。
どうする。食堂にでも、行ってみる?
[近かった距離を空けて、問い掛ける。 あそこは人が集まる場所だから、“人狼探し”には丁度良いだろう。]
(211) 2016/11/15(Tue) 23時頃
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[誰が言い出してそうなったか、なんてどうでもいいことだ。 あの日泣いていた女の子はトレイルの大切な相棒になった、相棒だった。それだけが分かればそれでいい。 ふたりは昔から、絶対的な信頼で結ばれていた。 そう、その筈。]
あ、……うん。
[手招き>>216に応じて再び近付く前、ほんの少し躊躇いを見せたのは。 年頃となった恥じらいでも理由が分からない故の驚きでもなく、
どこかに確かに抱いている、人々への怯えだ。 ……俺は、死にたくない。]
(218) 2016/11/15(Tue) 23時半頃
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……あったかい。
[惑う手がさ迷った後、その背に回され、抱き締め返す。
泣きそうになっているみたいに、声が震えた。]
(219) 2016/11/15(Tue) 23時半頃
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[やがて身体を離したのは、こちらからだっただろう。 メルヤを連れて、廊下を歩く、食堂へと向けて。 その途中、再び顔を合わせることとなっただろうか。ジェフと>>213*]
(220) 2016/11/15(Tue) 23時半頃
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ごめん……。
[沈黙から再び声を赤い囁きに乗せる、申し訳なさそうに。 調べに向かったのが彼で本当に良かった。 あのシーツの隠し場所はやはり軽率だったと、反省する。]
(*42) 2016/11/15(Tue) 23時半頃
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……
小さな女の子は、やっぱり柔らかそうだね。
[問い掛けに真っ先に浮かんだのは、幼い少女 その重みを、思い出しながら。]
アイリスは、どう思う?
(*43) 2016/11/15(Tue) 23時半頃
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は……?
[二度目の絶句だ。 何故?アイリスが後始末をして、部屋を見たのは仲間で。 誰が一体己をキャサリンの死から一日も経たず人狼と見破れるというのか。]
……占い師
[人狼の人数まで言い当てた姉が言っていた、得体の知れない存在。 思わずその名を、呟いた。]
……忠告ありがとう、同胞。 しっかり覚えておくよ。
(*46) 2016/11/15(Tue) 23時半頃
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……どうも。
[苦手意識を持っていた彼>>222を前、表情は固くなり。 しかし、調べた各自の部屋に何も無かったと聞いて、肩の力は抜かれる。
本当に、良かった。]
おれですか。 そうですね……それで、お役に立てるなら。
[少し考える素振りをし、了承した。 どちらにしろ今夜は、己が狩りに出る予定じゃ無かったのだ。]
(227) 2016/11/16(Wed) 00時頃
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/* 了解致しました。
(*50) 2016/11/16(Wed) 00時頃
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[そして振り返り、メルヤ>>225を見る。 その表情は、ジェフの提案を不満に思っているのだろうか。]
大丈夫だよ、心配しないで。
[肩を竦め、苦笑いした。 二人でいたことを咎められたばかりの相手の前でそれ以上深く話す気にならず、メルヤがどうしたとしても己はジェフについていく>>228*]
(229) 2016/11/16(Wed) 00時頃
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/* 一応こちらもセットしたほうがいいですかね?
(*52) 2016/11/16(Wed) 00時頃
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|
/* 分かりました。パスのままでいきます。
(*55) 2016/11/16(Wed) 00時頃
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