1 とある結社の手記:6
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[胸に押し寄せたのは、安堵か悲しみかそれとも怒りか。 目に、右手を押し当てる。
左手が思い出したように、じくりと痛んだ。]
────……。
[口が何かの形を紡ぐ。
夜明けの前の深い闇の中。 表情を手の中に隠した青年は、背を壁に預けながら、 ずる。とその場に崩れこんだ**]
(68) dia 2010/03/01(Mon) 04時半頃
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本屋 ベネットは、人殺し=人狼=狂った異端の自首とか諦めなんか信じるものかwww **
dia 2010/03/01(Mon) 17時頃
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─その後・春─
あー…?
うわあ。はいはい、うわっ!!! 起きた、起きた。起きましたって……こらメアリー!!
[ちち、と小鳥が窓の外で囀る。
雪に埋もれた村の春は遅い。 遅い分、ということだろうか。
戸外には、溢れんばかりの一面の──花。 清涼な山間の村の空気が、花の香りを乗せて部屋を抜ける。]
(87) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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ったく……ふぁあぁ。 容赦ないな。
[布団を剥がされた挙句に窓まで開け放たれては、起きるしかあるまい。 欠伸をして、ベッドからもそもそと起きだす。
ひとつ伸びをする。 寝不足の目に、朝日がまぶしかった。]
(88) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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ごちそうさん。
[かちゃ、と食器を片付ける。
何気ない朝。 以前と同じ朝。
パンに添えられていたのは、メアリー手製のオムレツだ。 黄色い卵が、皿の上にぱっと明るく彩りを添えていた。]
(89) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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……………。
[妹に気付かれないよう、そっと息を落とす。 かたん。と椅子を鳴らして元に仕舞った。]
[あれから。
村人を幾人も死に追いやり、村人達の間を引き裂いた騒動は、 人狼の処刑完了をもって幕を閉じた。 取り戻されたのは、村の平和な姿。
──…けれど、支払った代償はあまりに大きい。]
(90) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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メアリー。
花、ありがとうな。 ちょっと行ってくる。
[手にしたのは、妹が摘んできた可憐な花々。 薄いピンクに黄色い小花、新緑が柔らかに影を添える。
2つの花束を手に、ぐるりと家の横に設えた鳥の巣箱へまずは立ち寄る。]
(91) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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アーチ、行くか?
『オハヨウ!オハヨウ!!!キャサリンオハヨウ!!』
……、いい挨拶だ。 俺、キャサリンじゃないけどな。
[極彩色の鸚鵡へと手を差し伸べれば、鳥はひょいと肩に乗る。 友人の忘れ形見を引取った>>49キャサリンが入院して暫く。
村で、再び居場所をなくしかけていた鸚鵡に、餌台を提供したのは本屋の青年だった。 最近はここをねぐらに、キャサリンの元へと気がつけば通っているらしい。
もう一人の友は、もう村にいない。 ピッパと、遠く旅に出たのだという。>>43]
(92) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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結局、お前も一人ぼっちだもんなあ…。
『ウソ、ウソダーネ!!ウソウソ!!!』
友達は、って意味だよ。
[鳥を相手に、軽く肩を揺らして通い慣れた道を辿る。
集会場の南。>>4:274 一本の林檎の樹が、すっくと天を指して立っている。]
(93) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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……あっ、アーチ!!
[ばさ、と極彩色の羽根を広げて鸚鵡が飛び立つ。 冬にすっかり葉を落としていた林檎の樹は、今はもう、 すっかり白い花を枝じゅうにつけて、爽やかな風に揺れていた。]
(94) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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…よう、フィリップ。
[少し笑って、友人の墓の前に立つ。
僅かに伸びかけ、蕾を揺らしているのは ──これは、ピッパが旅立つ前に植えていった花だ。 郵便屋が届けてくれた、遠い地の種から芽吹いた花だ。
その傍らに、小さな花束をひとつ添える。]
(95) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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春になったよなあ。 お前、いなくなってから…もう、こんなに経っちまった。 ドナルドもいないし、なあんか……。
[言葉を切る。
さやさやと花をつけた林檎の樹が、枝を鳴らす。 花の香りが鼻腔を擽る。]
(96) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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なあんか…
────…つまんなく、なったよなあ。
[ピチチ、と小鳥が頭上に囀る。 サッと頭上に影が差し──]
(97) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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ま、静かになっ──…うわっ!?
『イラッシャイマセ!コチラナンカイカガデショウカ!』
おま……アーチ!!! 焼くぞ、茹でるぞ。こら!!!
『ヤクゾー!!ユデルゾー!コラコラ!!』
お前だ、馬鹿。 まったく………。
(98) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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[一時、賑やかに鳥と戯れる。 やれやれと息をついて立ち上がった。
ちらと北へ目を向ける。 かつての集会場があった方向だ。
血の流されたその場所は、不吉だと取り壊され ──焼き払われたかの地には、未だ黒々と新緑を拒んで焼けた木が横たわる。]
(99) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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──…、キャサリンのとこ。 いってくる。
おいアーチ!!置いてくぞ。
[ばささ、と羽ばたく鸚鵡を肩に乗せる。
そうしてもうひとつの花束を手に踵を返し、病院へと歩く。 林檎の樹は雪のように、白い花を風に散らせていた**]
(100) dia 2010/03/02(Tue) 00時頃
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─春・病院にて 回想─
よーし、アーチ。 お前大人しくしてろよ?分かるな? 大人しくしてろよ??
[鳥を相手に大真面目に言い聞かせる。 思えば、友もかつて苦労をしていた。
そんなことを思い出すと、聞き分けのない鸚鵡の相手にも、ちらと笑みが過ぎった。]
(115) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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…よ、キャサリン。 具合はどうだ?
[静かな病室を見舞う。 しんとして、清潔な室内。
見舞った先の娘の表情は、日々透けるようで ───酷く、儚い。]
(116) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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『オハヨウ!オハヨウ!!!キャサリンオハヨウ!!』
[くく、と鸚鵡が首を傾ぐ。 この鳥が、真っ先にこの挨拶をするのはいつものこと。 これが挨拶だ、と果たして理解して覚えてるのかどうか。]
さっき、フィリップのとこにも寄ってきた。 これはメアリーから、見舞いな。
[ぱさ、と手渡したのはフィリップに備えたものと同じ花束。 春の匂い、そして──]
(117) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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………あ。
[はら、と雪のように。
花の合間から、白い、白い林檎の花びらが舞い落ちる。]
(118) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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───……。
あのな。アーチがさ、こないだ勢い良く飛び上がってさ。 屋根に頭をぶつけたんだ。 でかい音がしたから、メアリーとマーゴがびっくりして…。
そうそう、マーゴがメアリーに料理を習いたいとか言い出したんだ。 メアリーの奴も張り切ってていいんだけど、あれがさあ。 同じものばっか大量に作るんだぜ、あいつら。
どうしろっての。 キャサリン、お前も退院したら食いに来いよ。 助けると思って、頼む。
あー…、あとな。 通りの角の樹にさ、また鳥が来てて…。
(119) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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……… …… …。
[いくつも、いくつも。
他愛もない会話。 窓からは見えない、村の様子。 花の様子。人々の様子。
今までは、友が語っていただろう風景を伝えていく。 少しでもキャサリンが微笑むなら、それが幸いだというように。]
(120) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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──…今日は、こんなところかな。 あ…っ、疲れてないか?
食べたかったら、林檎剥いて……
『リンゴ!!リンゴ!!リンゴ!!』
おっまえ、朝も食ってただろ。 食い意地アーチ!
[また、鸚鵡と漫才を交わす。 くすくすと漏れる笑い声に、居心地悪そうに頭を掻いた。]
(121) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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…少し元気そうで安心した。 最近、……。
[と、言いかけた言葉が不意に途切れる。 視線の先には、小さく揺れる銀の光。>>102]
それは、マーゴの…?
[黒檀は微笑むだろうか。 納得したように、ひとつ頷いて席を立つ。]
(122) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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そうか。 なら、きっと大丈夫だな?
そいつと、マーゴと……フィリップが、きっと守ってくれる。 また来るよ、キャサリン。
お大事に。 おい、アーチ。行くぞ!!
[鸚鵡を肩に乗せ、病院をあとにする。 村を、優しく爽やかな風が吹きぬけている。
──それは彼女が林檎の樹の丘に立つ、少し前の出来事だった**>>111]
(123) dia 2010/03/02(Tue) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
dia 2010/03/02(Tue) 01時半頃
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─春・林檎の丘─
[その日は、晴れていた。 少し遅れて極彩色の鸚鵡と共に向かった先── キャサリンの病室は、も抜けのからだった。]
……ッ
[目を見開く。
この数日、面会謝絶の札を目にしていた。 アーチを病室に入れるわけにもいかず、こつんと窓から鸚鵡が顔を覗かせるだけの日々。 それを彼女が目に出来たのかも、定かではない。]
(133) dia 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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あんな、体調で──…!
[咄嗟に振り返る。
彼女が病院を抜け出してまで、行こうとする場所。 そんなものは、ただひとつだろう。]
──…は。
[足が、速くなる。 次第に速くなり、ついには駆け出す。 駆けてく先には、白い花を揺らす一本の樹。]
(134) dia 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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キャサリン…ッ
[ばさ、と鸚鵡が極彩色の翼を広げる。
過たずに目指したのは、丘の上の林檎の樹。 白い花を翼に纏い、ふわりと舞う。]
キャサリン…マーゴ……!?
[目にしたのは、墓に倒れるように寄り添うキャサリンの姿。>>112
駆け寄って見れば、最早黒檀の双眸は朦朧として、 半ば現世と彼岸の間を彷徨うと知る。]
(135) dia 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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───……。
[途切れ途切れの言葉。>>113 その必死の囁きを、邪魔せぬように静かに口を噤む。
ただ、一度。 友の死を前に、震えるマーゴの肩へとそっと手を添えただけ。]
(136) dia 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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本屋 ベネットは、病人 キャサリンの香染の髪にはらりと白い花の降り注ぐを見──
dia 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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…キャサリン。
キャサリン………?
[黒檀が閉じられる前に浮かんだのは、穏やかな笑み。 白い花の丘の上に、極彩色が鮮やかに舞う。
泣き崩れるマーゴの肩に両の手を添え、天を見上げた。]
(137) dia 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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[あの日、神など信じないと叫んだ青年が天に祈る。 程なく、再会が果たされることを知る由もなく。
穏やかに暖かい春の日差しが、白い林檎の丘に降り注いでいた**]
(138) dia 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
dia 2010/03/02(Tue) 02時半頃
本屋 ベネットは、小悪党 ドナルドにニヤリと笑って肩を叩いた。
dia 2010/03/02(Tue) 03時半頃
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