88 吸血鬼の城 殲滅篇
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
それじゃ、あとは任せた。
[機嫌良く手を振って階段をのぼりかけ、 やはり途中で足をとめて振り返る。]
そうだ、ヒュー・ガルデン そこの眼鏡の奴は通せ。別の約束がある。
あとの二人は好きにして良いぞ。
[申し伝えたあとは、もう振り返らなかった。]
(65) 2012/05/02(Wed) 12時半頃
|
|
オレがいなくなったら?
[どこか慌てたような口調の問いに、片眉を上げる]
そりゃ、困るだろうさ。 まだなンも知らないおまえが、ひとりで取り残されて、 どうにかなるとでも思ってんのか?
[当たり前だとばかりに切って捨てる。]
(*31) 2012/05/02(Wed) 16時頃
|
|
[獲物をくれてやると言ったのに、激しい口調で拒絶された。 そのこと自体に、喉の奥で笑う。
嘲笑うように。 可愛いものをみたとでもいうように。]
そうは言うがな、おまえ。 ――― そのままだと、死ぬぞ?
飢えに狂ってのたうち回って 自分の身体を引き裂けるだけ引き裂いたあげく 野垂れ死ぬぞ?
[実際に吸血を拒み、静かに衰弱して死んだ眷属も知っている。 しかし、そこまで親切に教える気はなかった。]
(*33) 2012/05/02(Wed) 16時半頃
|
|
衝動を殺すな。 身体の欲求に応えてやれ。
――― 喰らえ。奪え。飲み干せ。
…わかったな?
[手放すつもりはない。 死なせるつもりもない。 それは命令であり、宣言でもあった。]
(*34) 2012/05/02(Wed) 16時半頃
|
|
死んでるようなモン、か。
[平坦な声で呟き、思案の間を挟む。]
―――だが、生きているだろうに。
[嘲笑。]
(*38) 2012/05/02(Wed) 18時頃
|
|
玩具なら玩具らしく、 最後まであがいて、オレを楽しませろよ。 オレは死んでも消えねぇ。 見ていてやるから。
[仮定を口にして、 その仮定がナンセンスだとばかりに鼻を鳴らす。]
おまえより先に死ぬなんてことはねぇか。 当分、死ぬ予定もねぇしな。
(*39) 2012/05/02(Wed) 18時頃
|
|
しかしまぁ。 人間っつーのは、面倒な生き物だよな。
[誰に聞かせるでもなく、言葉を零す。
既に人間とは違う生き物になったというのに、 人間を殺すことを拒み、殺してしまったと嘆く。 全く、面倒な生き物だと思う。
その苦悩を眺める楽しみもまた、 眷属を増やす理由のひとつではあったが。]
(*40) 2012/05/02(Wed) 18時頃
|
|
呪われた? 忌まわしき?
ハッ。 だれに呪われたっていうんだ。
[背中に聞こえてきた修道士の言葉を笑い飛ばす。]
兎が狼を恐れるのと変わりゃしねぇ。 妙な理屈こねまわさねぇで、素直に怖いって言えばいい。 そっちのほうがまだ可愛げがあるってもんだ。
―――ま、人間共には理解できないんだから、 しゃーねぇか。
[呟きに滲むのは、超越者の自負。]
(*41) 2012/05/02(Wed) 18時頃
|
|
――――……。
[あいつが生き残って帰ってきたら、 もう一度血をやってもいい。 まともな闇の狩人に仕立てるために。
そんなことを、ふと思った。]
(*42) 2012/05/02(Wed) 18時頃
|
|
― 2F:宴会場 ―
よう、ドナルド。 良い子にしていたか?
[階段を登り切った先に、"子供"の顔を見つけて声を掛ける。 腕に巻かれた布に赤が滲んでいるのを見て、 舌先で、唇を舐めた。
自身はといえば、全身を赤く染めていたが ほとんどがヒューの血だ。
しかしながら、左手は浄化の力で焼け爛れ、 脇腹からは未だ血が点々と滴っている。]
(89) 2012/05/02(Wed) 21時頃
|
|
ちゃんと言いつけ通りできたようだな。 良くやった。
そら、褒美だぞ。 おまえのものだ。好きに喰え。
[言って、後ろから上がってくる錬金術師を示す。]
(90) 2012/05/02(Wed) 21時頃
|
|
おまえにとっては獲物。 そいつにとっては標的。
――― お互い、存分に愉しめよ。
[嗤いながら言って、自分はそのまま宴会場を通り過ぎた。]
(92) 2012/05/02(Wed) 21時頃
|
|
オレは上にいる。 どっちでもいいが、生き残った奴が上がってこい。
オレの血をくれてやる。
[餌を投げ、肩越しに手を振って客室へと向かう。]
(93) 2012/05/02(Wed) 21時半頃
|
|
― 2F:宴会場 ―
[去りゆく背中で、 二人の間に静かな緊張が高まっていくのを感じる。 だがそれよりも、階下からの声が耳についた]
はん。 ……弱い奴ほど群れたがる、という奴か。
[修道士の言葉に、馬鹿にしたように吐き捨て、 それからふいに目を輝かせて口の端を上げた。
そのまま、機嫌の良い足取りで三階へと上がっていく。]
(106) 2012/05/02(Wed) 22時頃
|
|
― 3F:城主の部屋 ―
[本来は己の、 いまは"娘"の部屋となっているその場所に足を踏み入れ、 まずは無造作にいくつかの引き出しを開ける。
しばらく探したのちに、液体の入った小瓶をつまみ出す。]
ああ。やはりあったか。
[蓋を開ければ、薔薇の香りが溢れ出した。 薔薇の花をいくつも煮詰めて取り出した 花の命のエッセンス。
クレアはこれが好きだった、と目を細める。]
(117) 2012/05/02(Wed) 22時半頃
|
|
[城に薔薇が咲き乱れているのは、 なにも城を飾る為だけではない。 取り出したエッセンスは傷を癒し、 ある程度ならば渇きを癒す力があった。
吸血鬼の間に、昔から伝わる命の水。 揺れる透明なそれを、ひといきに飲み干す。]
(118) 2012/05/02(Wed) 22時半頃
|
|
[効果は、目に見える形で現われた。 焼け爛れた左手の肌が再生し、 斬りつけられた脇腹の傷口に、肉が盛り上がる。]
―――ふむ。 完全とはいかないが、こんなものか。
[幾度か身体を捻り、手を握り開く。 動くのに支障はないと確認すれば、 今度はクローゼットを引き開けた。]
(119) 2012/05/02(Wed) 22時半頃
|
|
[年頃の娘らしい華やかな衣装が並ぶクローゼットの一隅に 男物の服が下がっている。]
やっぱりあったか。
[丁寧に手入れされていたそれらの中から、 金の刺繍で縁取られた黒いローブを手に取って 浴室へと向かう。]
(123) 2012/05/02(Wed) 22時半頃
|
|
すっかりぼろぼろだからなぁ。
[今まで身につけていた服は、あちこちが破れ、すり切れ、 血が染みこんで酷い有り様になっていた。
もはや見る影もない服を脱ぎ捨て、 手に取ったローブを入り口に下げて、浴室に入る。 脱ぎ捨てた服は、音も無くやってきた影が片づけていった。]
(128) 2012/05/02(Wed) 22時半頃
|
|
― 3F:浴室 ―
[鍛え上げられた壮年の身体を、湯の中に沈めていく。 溢れる湯が赤く染まり、それも流れて透明さを取り戻した。]
あぁー、生き返る。
[不死のものとしては甚だ不適切な言葉を発し、 頭まで湯に浸かって堪能する。]
(130) 2012/05/02(Wed) 22時半頃
|
|
[そうして、湯の中で手足を広げている間にも、 階下で行われている戦闘には、意識のいくらかを割いていた。 闇をたぐり寄せ、影と感覚を繋ぎ、 戦いのさまを堪能する。
影が運んできたワインの香りを楽しみ、 口を付ける真似事までして、くつろいでいた。]
(131) 2012/05/02(Wed) 22時半頃
|
|
[くつろぎながら、触れてくる眷属たちの気配と声にも耳を傾ける。 "子供ら"同士のやりとりには、微笑さえ誘われた。
思い悩むさまの騎士には声を掛けてやろうかとも思ったが、 いまは止めておく。 それよりも、戦いの行方を追う方が面白い。]
(*49) 2012/05/02(Wed) 23時頃
|
|
[二階での戦いは、おおよそ互角。 か弱いと見えた錬金術師の身体能力と、 多彩な薬品を使った攻撃に、感心した声をだす。]
ハッ。なかなかやる。 問題は、それがどこまで続くか、だが。
[持ち運べる薬品の数など、たかが知れているだろう、と 冷ややかに観察する。 身体能力の上昇も薬の効果のようだし、 切れるまでにどこまでやれるかが、見物だと唇を歪める。]
(*50) 2012/05/02(Wed) 23時頃
|
|
[対して、一階の戦いは、眷属の不利に進んでいるようだった。]
しっかりやれよ、おら。
[発破を掛けるが、騎士の実力では厳しいだろうことは 最初から承知していた。 神聖魔法の使い手と、手練れの剣士の組み合わせは、 自分ですら、時に手を焼く。
どうするか。 思案の顔で、しばし湯船に沈んだ。]
(*51) 2012/05/02(Wed) 23時頃
|
|
[騎士の戦きが伝わってきて、薄く、唇を引いた。]
どうした?
[伝わってくる声に、微かな笑みの気配を乗せて応える。]
(*53) 2012/05/02(Wed) 23時半頃
|
|
そうか?
だらしがねぇなぁ。
[笑う声に、非難の色はない]
(*55) 2012/05/03(Thu) 00時頃
|
|
―――ま、ゆっくりしたからな。
運動したい気分にもなってきた。
(*56) 2012/05/03(Thu) 00時頃
|
|
― 3F:浴室 ―
――― やれやれ。
[湯船ですっかりくつろいでいた闇の領主は、 聞こえてきた『声』に肩を竦め、湯船から立ち上がる。
適当に拭った肌の上にローブを羽織り、 ベルトで留めて、歩き出した。]
(157) 2012/05/03(Thu) 00時頃
|
|
"可愛い子"からの救援要請だからなぁ。
[浴室から出て、娘の部屋に歩み入る。 その身体がどろりと溶けだし、 粘性の闇となって流れ、床に染みこんでいく。]
『行ってやらないわけにはいくまいよ。』
[声だけが、どこかから響いて空気を震わせた。]
(162) 2012/05/03(Thu) 00時頃
|
|
[闇は、城の壁の中を伝い、滴り落ち、這い寄っていく。 それは粘体が獲物を狙うのにも似て、 なお忍びやかに、猛々しい。
三階の床より落ちた闇は、 そのまま二階にある図書室の壁を伝い、 さらに染みこんで消えていく。]
(164) 2012/05/03(Thu) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る