人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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【人】 逃亡者 メルヤ

[思案する内にも悪魔の気配を感じ、足早に繁華街の路地を抜ける]

 落ち着く事もできない、か。

[悪魔を相手にするにも、いかんせんきりがない。
 水の気配の濃い所へ身を寄せようと、
 渡背山を流れる川が行き着く先――御渡湖の方へ足を向ける。

 道中、最早出会う人もほとんどなかったけれど]

 ……累?

[どの辺りでだろう、ふとそう遠くはない所に気配を感じた。
 そういえば、彼はマガタマを探していたなと思い出す。

 少し躊躇した、が。
 思い切って気配の方へと歩き出した]

(58) 2016/06/22(Wed) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―御渡湖―

[雄大に水を湛えた湖の畔>>61
 風の通りが良いそこは餌となる人間も少なかったからか、
 街中よりもまだ悪魔達の気配が疎らだった]

 久し振り、だね。

[振り返った彼の様相を見て微かに目を瞠る]

 随分、無理をしてそうだけど。
 無事だったなら良かった。

 ……それ、平気なの?

[ゆっくりと、波打ち際へと歩いていく。
 彼を追い越すと素足でぱしゃりと水を蹴った]

(63) 2016/06/22(Wed) 21時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/22(Wed) 21時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 まだもう少し、は平気って言って良いのかな。

[踵まで水に浸かりながら彼へ>>67と向き直る]

 気配?

 ……マガタマ、判るんだ。
 探してるみたいだったもんね。

[左腕へと立てられる異形の爪に思わず手を上げたが、
 少しの思案の末、その手のやり場をさ迷わせたまま]

 持ってる、よ。
 死んだ子が、持っててね……それを。
 どうしたら良いのかなって思ってる。

(68) 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 ねえ、累。
 これ、とても怖いモノ、だよね。
 累はこれ、どうして探してたの?

 私、これを何処かに鎮めたい。
 でも、壊して大丈夫なのかも正直怖いし。
 放っておいたら悪い事がまた起きそう。

 この石の事、何か知ってたら。
 教えてくれないかな。

(69) 2016/06/22(Wed) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 あなたに譲って、悪い事にならないなら。
 それは渡しても良いのかもしれない。
 でも、あなた……。

[慶一と累との接点をまた鳴も知らぬまま。
 視線の揺らぐ様を見詰めていた]

 マガツヒ。
 この穢れはそう呼ばれているの。

[その説明は概ね認識と相違なかったから、
 彼が嘘を吐いているとも思わない]

 奇跡、ですって……?
 あれが?

(76) 2016/06/22(Wed) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[俄かには信じ難い単語が飛び出してきて、眉を顰める]

 どんな奇跡を、起こすつもり。

 これを持ってた子は……きっとこれが原因で酷い事になった。
 沢山、沢山、関係ない人達が巻き込まれて死んだ。
 そういう奇跡なら、私はもう見たくない。

[>>72、マガタマのある右の袂を押さえて。
 一歩下がれば湖の水は踝を塗らした]

(77) 2016/06/22(Wed) 22時半頃

メルヤは、ニコラスが戻った際に軽く身動いだものの目は醒まさなかった◇

2016/06/22(Wed) 23時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

["お仲間">>80の話に既視感を覚える。
 それが慶一を指している事とは知らねども、
 覚えた感情は憐憫だった。

 それならあなたも死ぬかもしれない。
 そう口にしようとしたが>>81]

 ……分からない訳では、ない。
 力があれば厄介ばかりを押し付けられて。
 けれど、呪いだからと忌避する。
 酷い差別だって、きっと受けた。

[何より、憑きモノとはその身を苛む。
 痛ましいものを見るように瞳を細めて]

(86) 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 ごめん。
 でも、これをあげてはいけないって……私は、思う。

[呼気に混じって散った火の粉。
 制止するように左手を翳した]

 来ないで。
 来たら、ただじゃ済まない。

(88) 2016/06/22(Wed) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―未明・BAR『Aqua Vitae』―

[ブランケット>>79に包まれて温かい、と思ったのは
 この日も結局雨に濡れたからだった。
 柔らかい物が肌に触れて安心したのかもしれない。

 >>92、見知らぬ――厳密には遠くで感じた程度――の
 悪魔の気配にほんの少し眉を寄せたけれど]

 ぅ、ん、……。

[寝言程度にしかならなかった。

 マガタマの気配が手繰れるなら、
 それは羽織ったままの羽織の右の袂の中。
 周囲が見咎めるでもなく、
 疲れているところを起こす程の扱いでなければ
 それを盗み取る事も可能だっただろう*]

(95) 2016/06/22(Wed) 23時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/22(Wed) 23時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 身内。

[感情の窺えない声音>>99に押し黙った。
 何もしてあげられる事がない以上、所詮は綺麗事だ。

 朝の静かな湖畔に響いた声>>100]

 ……分かっ、た。
 怨みたければ、好きにすれば良い。

[至近から襲い掛かる炎を湖面から巻き上がった水柱が阻む。
 炎から鳴を庇ったそれらは即座に水蛇へと変わり、
 異形の右手を捕らえようと身を躍らせた]

(101) 2016/06/23(Thu) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[細身の水蛇が一斬の元に胴から切り裂かれて湖面に還る。
 湖と距離を取った累とは逆に、
 湖を守りとするように水の中に留まった。

 拾い上げられた物体>>103が何かを認識する間はないし、
 見えたとしてそれは鳴に馴染みのあるものではなかった。
 投擲された空き缶を避けようとは思ったものの、
 その勢いに反射しきる事はできなくて]

 ……、ッ。

[金属の塊が額を掠め、湖面にぱっと鮮血が散った。
 頭蓋を揺らした衝撃に足許が揺れて、水の中へ倒れ込む。

 平衡感覚を失いながらも砂地に方肘を付いた。
 累がいると思われる方向へ右手を指し示す。

 湖の波が途端に荒立ち、局地的な津波が巻き起こる。
 それは鳴の頭上を越えて、累へと押し寄せた]

(105) 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[津波は攻撃手段でもあり、身を隠す手段でもある。

 息を止め、掌中へと力を込めた。
 生成したのは短刀というには大振りで、
 しかし脇差と呼ぶにも控えめな片刃の短剣。

 しっかとそれを両手で握り締める]

(106) 2016/06/23(Thu) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[津波の余波は大きく周囲を水浸しにして引いていく。
 水が開けてこちらの姿が露になる瞬間が狙いだが、
 それよりも早く水達の悲鳴が伝わってきた>>116]

 (さっきよりも、大きな)

[炎が来る。

 迎撃すべく水面から一際大きな水龍が姿を現した。
 牙を剥き出しに、火炎へと大口を開けて喰らい掛かる。
 焔の中心へと突撃した水龍は盛大な水蒸気となって散り、
 焔もまた幾つかの塊へと四散して水面を焦がした。

 火炎の触れた水温が急激に上昇するのを感じ、
 平衡感覚を取り戻した脚を叱咤すると、
 短刀を右手に携えて湖から飛び出した]

(120) 2016/06/23(Thu) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 ……何処へ、っ。

[水で視界が遮られていたのはこちらも同じだった。
 累が木の上>>115へと逃れている事に気付くのに数秒。

 無防備になる事を見越して水面の上、
 水龍が水蒸気となって散った後には
 鋭い嘴を持った小さな水鳥が5羽待機していた*けれど*]

(121) 2016/06/23(Thu) 01時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/23(Thu) 01時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[水と炎が鎬を削る中、風が僅かな旋律を運んだ。
 それがいつ始まっていつ止んだかを認識する暇はない。

 水鳥は1羽、また1羽と新手の火>>135にぶつかっては
 威力を相殺する代わりに融けて消える。
 熱い水蒸気が辺りを包んでいた。

 木の上に累の姿を認めるもそれはすぐ炎と蒸気が邪魔をする。
 構えたまま一歩踏み出して、次の瞬間]

 いない。

[ひゅ、と喉が動揺に嫌な音を発てた。
 寄せる気配>>136に水を操る余裕なく。

 焔と蒸気を裂いて現れた鋭い爪先の軌道の先へ、
 渾身の力で切っ先を突き上げる。
 それは累の右手を真下から貫く動作で]

(144) 2016/06/23(Thu) 18時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[しかし、勢いは殺し切れない]

 い、っ……、……く……。

[爪が左肩を抉る痛みに呻いた。
 額を濡らす血が頬を伝って首の包帯を染める。

 間合いを取ろうと身を捩ると、
 累の鳩尾目掛けて渾身の力で踵を蹴り出した*]

(145) 2016/06/23(Thu) 18時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/23(Thu) 18時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[蹴りが直撃した勢いで水刃が累の腕から抜けた。
 くるりと柄を翻らせ、刀身に滴った血を散らす。
 ぴっと幾筋もの紅い飛沫が湖面に華を咲かせた]

 本当に、獣のようだね……。

[左肩を上げようとすると激痛が走った。
 ぎり、と奥歯が擦れる音が顎に響く。
 だらっと左腕を下ろし、水刃を真っ直ぐ累へと向けた]

 近寄らせたら、きっと。

[容易く喰い殺される。
 ごうと唸りを上げて水面が逆巻き、収縮した]

(159) 2016/06/23(Thu) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 まだ、ッ――!!

[累との間に分厚い水の壁が立ち塞がる。
 氷のような硬度を持ったそれがぎぃん、と歪な音を立てて
 彼の爪を受け止める――けれど。

 びし、と入った皹]

 そんな、……っ。

[咄嗟に右腕で身を庇う。
 打ち割られて砕けた壁もろとも、
 左腕の一撃をまともに受けて軽く身体が吹き飛んだ。
 浅瀬に強かに打ちつけられて背を丸くして激しく咳き込む]

 う、げほ、っ……うぐ、…………はッ……――。

[衝撃で弾け飛んだ水刃は右手にはない。
 滲む視界で累を探る。
 ゆら、と弱々しく霧が揺らめいた]

(160) 2016/06/23(Thu) 20時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/23(Thu) 20時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 ……ぅ、……――。

[口を開こうとして血の味に嗚咽を零す。
 水壁もろとも弾かれて痺れたままの右腕が水の上でもがいた。
 >>165、明々と炎が巻き熾る様子にひたり、
 か細く波がさざめく。

 そこへ、割って入った者>>163があった]

 ……――?

[ぎこちなく上体だけを起こすと、声の主へと首を巡らせた。
 見知らぬ顔であったが、何処かで、嗚呼、そう。
 数日前、護夜峠で感じた気配だなと妙に静かに思った]

(168) 2016/06/23(Thu) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>166、累が名を呼んだ事から知り合いなのだろうと推測する。
 あの揺籃と呼ばれた子の第一声>>163からは
 少なくとも累のしようとしている事を知らぬようだ。

 無関係ならば、あの子は逃がしてあげるべきだと即断したが。
 どうやらそうでもないらしい。

 浮いたままの炎塊をちらと見やる。
 じりじりと熱波がここまで届いて頬がひりひりする。
 対して湖面に埋もれた手は、
 ひんやりとした水の慰撫を受けていた]

 あな、た。
 累の、おともだち……?

[何を願うのか、と問う彼女>>169に小さく声を送った]

(170) 2016/06/23(Thu) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[生き物のように脈打った炎塊>>171]

 ……神が、堕ちるなら。

 あなたが奇跡に辿り着く、前に。
 あなた、……犬神に、喰われるかもしれないよ。

[慶一の事を思い出して神社の方角へ少しだけ視線を馳せた]

(172) 2016/06/23(Thu) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 そう……でも、お話は、するんだね。

[彼女は明確な答えを返さなかった>>174が、
 続いた言葉に小さく微笑んだ]

 そう言えるなら、きっと。
 おともだちでも、そうでなくても。
 あなたは累の事、嫌いじゃないんだね。

[彼女が結界のようなものを展開する。
 身を護る術があるらしい様子に安心した]

(178) 2016/06/23(Thu) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[身内に迫害された彼にとっての、知り合いならば。
 彼女が彼を、少なくとも嫌いではないならば]

 ……あなたの気持ちは、否定しない。

[炎塊が向いた先がこちらではなかった事>>179に目を細めた。
 水の中に蹲ったまま、犬神憑きを見据える。
 炎を裂いてこちらへと向けられる爪>>180へ]

 犬神。
 どうやらあなたを、殺さなくちゃ、いけないみたい。

[ぎゅる、と激しい音を立てて水が収縮した。
 多分、これがそろそろ最後の一撃に近いだろう。

 最大の念を込めて、高圧の――いわばレーザーのような――
 水の閃きが累へと向かって放たれた]

(185) 2016/06/23(Thu) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>183、揺籃の声を聞きながら口許だけで苦笑した。
 左腕は動かないし、肋もぎしぎしと痛い。
 だから、逸らせなければきっとただでは済まない。

 累の背後へと追い縋る様子を見て、
 彼女を巻き添えないようほんの少し軌道を逸らした。

 それが吉となるも凶となるも、知らない]

(187) 2016/06/23(Thu) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[渾身の一撃は犬神憑きの動きを止めるには足らなかった。
 ここまでかと瞑目する]

 揺籃、逃げるのは……あなた。

 私はこの子を。
 ううん、この"犬神"を"わたらせ"なくちゃ。

[二度と人に憑かぬように。
 根の国へと送ってやらねばならない。
 彼を救う事はもうできないけれど。

 業火が湖を覆い、襲い掛かってくる。
 真っ向から、その炎を身に被った]

 これは、……そうね……地獄みたい。

[水の守りがまだ効いているのか、それとも、
 何か別のモノが働いているのかは分からない。
 熱いけれど、苦しいけれど、まだ意識ははっきりしていた]

(194) 2016/06/23(Thu) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[左の袂に手を差し入れ、己から落ちた角を取り出す。
 夜のような藍黒色のそれに力を込める。

 ぱきり、と音がした。

 炎の下、深い藍色の波が累の足許へと這い寄っていく]

 おいで。

 あなたは、……人の世に、いてはいけなかった、モノ。

(198) 2016/06/23(Thu) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>199、呼び掛ける声に首を振った]

 ……、っ、……――。

[口を開こうとして喉が焼ける。
 咳き込むための空気も全て燃えていた]

(204) 2016/06/23(Thu) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ゆるく瞳を閉じる]

 (……獅子、私も、あなたと一緒になった、か)

[もう大分前の事になってしまった。
 渡背山の、靖水神社を襲った小火。
 焼けて壊れた、大事な大事な片割れの獅子像]

 (私は、土には……還れ、なさそう……)

[>>3:165、数日前のニコラスとの遣り取りが頭を過ぎった]

 (お礼、できな、か、った、な……)

[涙は外へ滲んだ瞬間に弾けて消えた]

(206) 2016/06/23(Thu) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>202、崩れ落ちる彼の膝へと深藍は手を伸ばす。
 そこからゆっくりと這い上がり、
 その身に憑く犬神の気配ごと絡め取るように抱き締めた。

 捕らえた、と。
 付喪神は微笑んだ。

 真綿で首を絞めるように、それは息の根を塞ごうとするだろう。
 痛みはない、ただ。
 少しずつ、意識が掠れていくだけだ。
 夜の午睡みのように、ただゆるやかに]

(210) 2016/06/24(Fri) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[最早、己の形も認識できない]

     、……――。

[焔の中で、ほんの幽かに空気が揺れて。
 ふつりと糸が途切れたように、
 その身は燃え盛る湖の中へと崩れ落ちた*]

(212) 2016/06/24(Fri) 00時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/06/24(Fri) 00時頃


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