49 海の見える坂道
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― 海岸>>2:304 ―
[あのけんかの最中に、壊されてしまったゾーイの大切なもののことを思いながら、汐風に短い髪をふわり、と遊ばせていると、ふいにミッシェルお姉さんから声がかかって]
え、っと……
[改めて岩場にのぼるサイラスお兄さん――いや、おじさん?――を眺めなおして、]
ずるいですよー、一番先にのぼっちゃうなんてっ! れでぃーふぁーすとって言葉を知らないんですかっ?
[声を張り上げる。場違いなセリフだったかもしれない、なんてことはまったく頭にはなく、感じたことを感じたままに。 その方が、きっと気分も晴れるから――**]
(4) 2011/04/15(Fri) 01時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/15(Fri) 01時頃
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[それは岩場に引き上げられた後のこと。 サイラスお兄さんからの告白を受けたミッシェルお姉さんを見て、首傾げ]
…………うれしくないんですか? 好きって言われたら、とってもうれしいものだって思ってたんだけど……
[そうしていつか素敵な人に「好き」と言ってもらえる時を夢見る、子供らしいあこがれはゾーイも抱いているわけで。
海岸に人影を見つけると手を振ってみた。 おじゃまむしかもしれないとは思いつつ、一人じゃ岩場を降りられそうにないから、二人が去ろうとするまで、ただ時間を持て余すのみ**]
(34) 2011/04/15(Fri) 18時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/15(Fri) 18時頃
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― 日曜夕方・海岸>>5(>>34より前) ―
ハワードおじさんは「おじさま」ですか? ポーチュお嬢さまからはしょっちゅう呼び捨てで呼ばれてますけどねぇ。
[モニカちゃんと同い年――つまりゾーイよりいっこ上の良家のお嬢さまのことを思い出していた]
…………
[沈黙。 ミッシェルお姉さんの言葉は自然と、壊すことの容易さを浮き彫りにしているようにゾーイは思った。 だって、 壊そうって思いを持たなくとも、何かを壊すことはできるんだから。
自然と表情もけわしくなりかけたその時、ミッシェルお姉さんが突然手を離した]
――? いーえ、ぜんぜん痛くなかったですよ。
(64) 2011/04/16(Sat) 00時頃
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[けわしくなりかけた表情も、沈みかけた気持ちも、岩場にのぼってクジラたちの唄を聴いている頃にはすっかり元通り。
とはいえ3ヶ月も前のことを引きずっているのには変わりないのだった]
あやまることなんてないですよ、サイラスお兄さん。 むしろ――いいな、って思いました。 自分の気持ちに素直になる、素敵なことだと思います。
[頭を下げるサイラスお兄さんには眉を下げた笑みでもってそんなことを。 やっぱり一度自分の中で定着した呼び名は変えられそうになかった]
(68) 2011/04/16(Sat) 00時頃
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ランタン集めの話、けっこう広まってるんですね…… そういえばネルお姉さんとミッシェルお姉さんにはもう話したんですけど―――
[『星の見える風景』の挿絵を再現するようにランタンを置けばいいんじゃ、と軽く説明した。 賛同がもらえるとにっこりスマイル。
その後サイラスお兄さんと別れて、ミッシェルお姉さんに手を引かれて帰途についた]
(76) 2011/04/16(Sat) 00時頃
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― 帰り道 ―
好きと言ってもらえるってことは、自分自身を見てくれてるってことなんですね。
あたしは、まだこの町に来たばっかりだし、ミッシェルお姉さんのことちっとも知らないけど、でもあたしから見たらいい人だし、えっと……
もっと自分に自信を持ってもいいと思うんです。
[友達としての「好き」と、異性としての「好き」の違いにはまだピンとこないまま。 つたない励ましの言葉を贈った時にはすでに宿の前だった]
ここまで送ってくれてありがとうございました。 またねーです!
[手をひらっ、と振り返すとミッシェルお姉さんを見送った]
(79) 2011/04/16(Sat) 00時半頃
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[すぐに宿には入らず、宵の刻の空を見上げている]
――きれいだったなあ、クジラさんの唄も、泳ぎも。 とーさんとかーさんにも見せてあげ―――…あっ。
[何かまずいことを言ったかのように口を閉ざす]
………これが、あたしの素直な気持ち?
[大喧嘩をしたあげく、大切なものを壊されたことを水に流して、素敵な光景を見せてあげたいと思うことが]
でもっ、あたしは向こうがあやまるまで、許さないって決めたんだからー!
[口には出してみたものの、決意が揺らいでいるのは、自分でも分かっていた――]
(80) 2011/04/16(Sat) 00時半頃
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ゾーイは、結局星型のペンダントをどこで手に入れたって言ってたか思い出せなかったけれど、まーいいや、って思っている。**
2011/04/16(Sat) 00時半頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/16(Sat) 01時頃
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― 月曜朝・宿屋「mer calme」/1F ―
[ゾーイは雨の日でも元気だった]
おはようございますっ!
[今は朝食も学校に行くしたくも終えてこれから家を出ようというところ。 オスカーさんとセシルお姉さんにあいさつをしてたら、]
わぁ、オスカーさん風邪? オスカーさんが風邪で寝込んじゃったら、薬屋さんがもうかって宿屋はもうからなくなるよ? それに話し相手が減ってあたしがさみしくなるよ?
[オスカーさんがくしゃみするのを見ておおげさな反応を]
セシルお姉さんも風邪には気をつけてください。 寝込むと誰とも話せなくなる、…それはさみしいことですから。
[ただでさえ両親が家を空けていることが多いのに、そこに寝込んだ状態が加われば、泣きたくもなるものである。 だからそれなりに健康でいることをこころがけてきたのだ]
(125) 2011/04/16(Sat) 11時半頃
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それじゃ、いってきまーす!
[元気よくドアを開けると、黄緑と黄色の傘をくるくる回しながら学校へと向かう。 バスは通っていない。良家のお嬢さまはきっと車でおくりむかえしてもらってるだろうけれど、そんなぜいたく、ゾーイにはまず縁遠い]
(127) 2011/04/16(Sat) 12時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/16(Sat) 12時半頃
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― 宿屋「mer calme」>>133 ―
あたしは読み聞かせは下手ですよ? 授業でやったことあるんですけど、「ふんいきが出てない」って言われちゃいましたから。
[読み聞かせたのは『星の見える風景』よりももっと小さい子向けの絵本だったけれど、『星の見える風景』でも同じようなことになりそうだと思っていた。 本の中身をそらで言えるのと、雰囲気が出るように読むのとには、明らかに違う力が働いているのだろう]
セシルお姉さん、またねー!
[軒先まで見送りに来てくれたセシルお姉さんに手を振って駆けだす。 だから、扉を閉めながらのつぶやきは聞こえなかったけれど。
もし聞こえてたら元気よく、 「でも今はさみしくないですよ」 と言ってただろうか]
(139) 2011/04/16(Sat) 18時頃
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[強がりではなく本気の言葉で、さみしくないと言えただろうか―――
――――――――…いや。
やっぱり、さみしい。
そうしてそれを見せまいとして、強がりの言葉を放つのだ。 ――顔もろくに覚えていない親からもらったペンダントをずっと大事にしていた、お話の最初の頃のジェミニのように]
(140) 2011/04/16(Sat) 18時半頃
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[ゾーイの強がりを、ほんの少しだけでもそうだと分かってくれたのはヴェスお兄さんだけだった。 けれど、こっちが心を開ききる前に―― ――ゾーイの秘密、この坂道に来ることになったいきさつを話す前に、ヴェスお兄さんは死んでしまった。
だから。誰か。]
…?
[急になぜか心細くなって、立ち止まって。 しばし、雨の降る空を見上げていたのだった――**]
― →学校 ―
(144) 2011/04/16(Sat) 19時半頃
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― 放課後・学校/職員室 ―
[担任の先生に呼び出された。
なにかやらかしたのかとおそるおそる職員室に向かうと、先生はいつものようにメガネをきらりと光らせながら、机に置いてある箱を指し示した]
「よく来たね。 さっそくだけど、これを預かっててほしいんだ」
中身は何ですか?
「ヴェスパタインのランタンだよ。 それで……もしもランタン集めの仕掛け人と会う機会があったら、渡してくれるとありがたいかな。 あいにく先生は学校が終わった後もちょっと忙しいし、「mer calme」ならいろんな人も来るから、仕掛け人と会えるかもしれないし」
……あたしも仕掛け人が誰か、知りませんよ? それでもいいんですか?
[昨日ミッシェルお姉さんがサイラスお兄さんに、手紙の差出人はベネお兄さんなのか訊いてたけど、答えは得られていないはず]
(171) 2011/04/16(Sat) 22時頃
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「ふふ。いいのよ」
[そう言うと先生は箱を開けてランタンを見せてくれた。
ガラスの色は水の中を思わせる薄い青。 彫りこまれているのは星のシンボルだけではなく、ひらひらと泳いでるように見える小さい魚]
…この魚は?
「ネオンテトラ。川に棲む熱帯魚の一種よ」
ネオン……テトラ? ―――…あっ。
[頭に浮かんだのは『星を見る風景』に出てくる黒髪の子、名前はテトラ]
これ、って、ヴェスお兄さんがあの本の登場人物をイメージして作ったランタンの一つですか?
(176) 2011/04/16(Sat) 22時半頃
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[無言でうなずく先生を横目に、まじまじとランタンを見つめる]
てゆーか……テトラの名前の由来ってもしかしてそっち? てっきりテトラポッドがそうかと……
「テトラポッド。その発想はなかったわ……ふふ。 まあ、どっちにせよ、水のなかにまつわるものに由来することには変わりないわね。
というわけで、よろしくね。 ゾーイちゃんあの本好きだし、これ以上の適任はないでしょ?」
は……はいっ!
[目を輝かせながら元気よく返事。
こうして、ゾーイは「テトラのランタン」を手に入れた!]
(178) 2011/04/16(Sat) 22時半頃
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― 学校→宿屋 ―
[さて。「テトラのランタン」があるなら、当然「ジェミニのランタン」もあり、ゾーイはその存在を知っているのだけど、本物を見たことはない。 ヴェスお兄さんに写真を一度見せてもらったきりだ。
明かりをつければふたご座が輝く、そんなランタン]
そうとうな数のランタンがいるなら、「ジェミニのランタン」も使われるのかなぁ。 ……ん、そういえば「おっさんのランタン」はあるのかなぁ?
[おっさん。表紙には出てこないものの、主要登場人物の一人である。 最初はレインフォールと呼ばせていたけれど、それが偽名とわかってからはおっさんとしか呼ばれなくなった、四人乗りの宇宙船を乗り回す大人]
(195) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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[帰る途中、一つの傘を二人の人が使ってる光景――相合傘を遠目に見かけると、]
わぁ……らぶらぶ?
[離れた位置にいるので雰囲気なんてわからない。 それ以前に誰が相合傘をしていたのかがわからない。
ただ、傘の青い色がやたらと印象に残っただけ]
(200) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2011/04/16(Sat) 23時半頃
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― 宿屋「mer calme」 ―
ただいまーっ!
[帰ってくるなり何かが焼けるおいしそうなにおいが鼻をついた]
(207) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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えっと、でも…
[ヨーラお姉さんに手招きされるが、あいにくこっちはランドセルを背負ってランタンの入った箱を持った状態。
しかし刺激された空腹感がお行儀のよさを求める気持ちをあっさり上回り、とことこ、とヨーラお姉さんの近くに]
今日のごちそうはサザエさんですか?
[ランドセルと箱を床に置くと、元気よく輪の中に混ざろうと]
(217) 2011/04/17(Sun) 00時頃
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ゾーイは、「おかえり」の言葉が聞こえるとそっちの方にひらっ、と手を振って応える。
2011/04/17(Sun) 00時頃
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[結局荷物はそのままに、雨に濡れた服を着替えてから改めて輪に加わった。 その頃にはゾーイの分のジュースも出てたから、ありがたくいただいて]
オスカーさん10歳の時にお酒飲んだんですね。 こっそり飲むってどうやったんですか?
[興味津々。まさか真似をする気なのかこの子は]
(230) 2011/04/17(Sun) 00時半頃
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サザエさんが長寿性を発揮……さすが。
[サイラスお兄さんの言葉になぜか納得している]
(238) 2011/04/17(Sun) 00時半頃
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