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[カチカチと携帯電話のボタンを弄っていると不意に冷気が走り]
っ……! すげー嫌な感じだ。 ……こりゃあまた何か起こったな。
ったく、オーナーさんが死んだらしい時には寝こけてて気づかなかったのに。 今になってガンガン嫌な感覚が研ぎ澄まされてくな、生き残ったらヴェスパにここいい修行になるぜって教えてやるか。
[がしがしと頭を掻いてベッドから身を起こし舌打ちをして窓を見る]
ま、少なくともここには来なかったみたいで何よりだぜ。 下手すりゃ遺言書いてる途中で死んでたな。
(0) 2011/01/19(Wed) 00時半頃
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[ヴェスパタインへのメールを作成し終え、駄目元で送信ボタンを押してみるもやはり電波が通じずに送信できませんでしたのメッセージが表示される]
やっぱ駄目か。 これもやっぱりこの天候のせいなのか。 はたまた幽霊の仕業か。
ウィスパーみたいにかわいい幽霊だったらいいのにな、なんて言ってみても人を殺すような幽霊じゃかわいくはないわな。 っと?
[携帯電話をポケットに仕舞い、ベッドに寝転がりながら呟いていると不意に扉がノックされる音が聞こえて身を起こす]
……まさか、時間差で死霊が迎えに来たとかじゃないよな……。 アイリスちゃんの声が聞こえたような気がするけど、幽霊だったら声色なんていくらでも変えられるだろうし。
[身構えつつも扉の近くまで近づき、少しの逡巡の後扉に向かって口を開く]
アイリスちゃん? 一人できたのか?
(17) 2011/01/19(Wed) 01時頃
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流石にこの状況で一人ってのは危ないからオススメしないね。 俺だって一応容疑者に入るでしょ。
[ドナルドやオスカーの声も聞こえてきて扉を少しだけ開いて様子を伺う]
ほっ。 一応本物っぽいね。
みんなで一緒にねぇ。 それで安全が図れるとも思えないけど。
少なくともイアンのクソッタレがいないなら構わないよ。 あいつがいるならゴメンだね。
[オスカーやドナルドに手にした聖書を尋ねられればそれをポケットに仕舞い]
こう見えて敬虔なクリスチャンでね。 神様への祈りは欠かさないんだ。
(23) 2011/01/19(Wed) 01時半頃
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ちょ、アイリスちゃん? ったく、分かった分かった、行きますよ。
[背中を押されて苦笑しつつ肩をすくめて]
そうかい? 神を信じてなきゃオカルトなんて手出しはできないよ。 少なくともどちらも超常的な存在だしね。
[オスカーに返事をしつつ背を押すアイリスを見て]
あ、聞きたいことってなんだい? みんなが居ても別に聞けること? なら移動中にでも聞かせてもらえるとありがたいけど。
(30) 2011/01/19(Wed) 02時頃
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ふぅん、ベネットってさっきの無愛想なひょろっちいオッサンかな。 作家だったのか。
小説になぞらえて事件が起こってる、ねぇ。 案外その小説の愛読者による猟奇的な犯行とかじゃないのかな。
ほら、よく言うでしょ。 怪談よりも本当に怖いのは人間だってね。 だから変なこと心配する必要ないって。
[言葉とは裏腹に表情は真剣で]
あ、その小説さ、アイリスちゃん持ってない? ちょっと俺も読んでみたいんだ。
(39) 2011/01/19(Wed) 02時半頃
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まあ、常識的に考えたら、やっぱりその線が濃厚なんじゃないかな。
[アイリスの様子に鼻の頭を指先で掻きながら自信がなさそうな声色で答え]
そうなんだ、じゃあ後で読んでみよう。 もしかしたら結末までそれに沿った流れになるかもしれないわけだし、次の犠牲者が把握できれば対処も出来そうだしね。
物語の舞台が似てるっていう事ならやっぱりこのペンションを題材にして書いた作品なのかな。
悪霊の宿、ねぇ……。
[本の題名を呟きながら窓の外を見る、先ほど部屋で見たのと変わらぬ雪の乱舞だけが見えた]
(48) 2011/01/19(Wed) 03時頃
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[何かの破裂音が聞こえ、ドナルドと顔を見合わせる]
大丈夫大丈夫、多分この吹雪で飛んできた枝で窓が割れたとかそういうのだって。 じゃなかったら電線が切れて電圧の変化が生じて照明が割れたか……
そんなところじゃないかな。 アイリスちゃん、こういうのは怖い怖いと思うとちょっとした事でも怖いものに見えちゃうものだから、落ちついて、ね?
ちょっと二階探索メンバーが気になるね、急ごうか。
[密着するアイリスを落ち着かせようとしどろもどろに言葉を紡ぎ、ドナルドに目配せをしてから二階への足取りを早めた**]
(49) 2011/01/19(Wed) 03時頃
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[先へ駆け出すモニカの後姿に小さく舌打ちをして]
ったく、みんなでまとまって動くんじゃなかったのかよ。
[続いてアイリスの歩みが止まったのを感じて振り返る]
あー、まあ、無理に行く事はないと思うよ。 ……はぁ、行きたくないなぁ。
[ドナルドの声援を受けて歩み出す決意を固めたアイリスを尻目にぼそりと呟き騒ぎの起こっているところまで進む]
(67) 2011/01/19(Wed) 15時半頃
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― 2017号室 ―
[生臭い匂いと放心状態やら恐慌状態に陥っているらしい面々を見てため息をつく]
やれやれ、やっぱり嫌な予感は当たってたか。
[一人どこか得心がいった態で呟きつつ、涙を流すアイリスを扉から遠ざけ]
女の子は部屋入らない方がいいと思うよ。 この生臭い匂いは、やっぱあんまり気持ちのいいものじゃないだろうし。
[モニカやリンダ等部屋の前で呆然としているメンバーを扉から遠ざけるように号令を下していれば不意にイアンが歩み寄ってきて]
こんな時になんだよ、オメーのお友達は残念だったみたいだな。 だから言ったろ、一人にしといていいのかってよ。 それを真面目に聞かなかったテメーの落ち度だろケツ穴野郎。 ちったぁ、頭使う事覚えやがれよサカりのついた犬野郎。
(68) 2011/01/19(Wed) 15時半頃
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[ロビーでの出来事を思い出してつい乱暴な言葉が口をつく、不意にイアンが掲げた手に鈍い光を見て]
っ! このバカ野郎! アイリスちゃんが居るんだぞ!
[咄嗟に左手を盾にアイリスを突き飛ばし、ハチェットの一撃をその腕に受ける]
っぐぁ……んの、ボケが!
[鮮血が飛び散り痛みの後に急激な左腕の虚脱感を覚え、腕にめり込んでいるハチェットをそのままに思い切りイアンの腹部に蹴りを放つ]
(69) 2011/01/19(Wed) 15時半頃
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[左腕から血が溢れ、疼くような痛みに顔を顰める、ハチェットが食いこんでいるお陰か血はそこまで大量には出ていない]
ってぇ……なんでこんな目に合わないといけないんだよ、チクショウ。
テメーマジキレてんのか。 冷静に考えて例え俺の部屋がラルフとその作家のオッサンの部屋と繋がってたとして、何時間も経ってねーのにどうやって二人も殺してなおかつ服に血もつけねーで帰れんだドアホ。 だからテメーは脳無しのカスヤローだってんだよ。
血の気ばっかりの犬畜生が。 お前みたいに学のないバカが一番厄介なんだよ。 本当に知能も減ったくれもないアメーバ野郎が。
[脂汗を浮かべ、痛みに眉根を顰めながらも口元に不敵な笑みを浮かべてイアンを睨み]
ちょ、アイリスちゃん、離れろって。 アイツマジ危ないから。 今頭ぶつけてたし、俺よりも君の事考えた方がいいから。
ってかドナルドさんにオスカー君よ、いきなり手斧振り回して襲ってくるマッド野郎と襲われた俺とどっちがイカれてるのかなんて明白だろ。 仮に俺を疑うなら俺の部屋でも見に行けば早いだろうが、どこにもそんな抜け道なんてねーし、俺の部屋角部屋だぞ。
(74) 2011/01/19(Wed) 18時頃
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ふん、くだらねぇな。 人の話聞かない上にテメーの根拠もない感情だけで人殺ししようなんざその方がよっぽど殺人犯らしいじゃんかよ。
お友達が死んだのはオマエが人の話聞かなかったからだろ。 誤魔化してんじゃねーよ。 んで、俺が死んでもなおこの人死にが収まらなかったらオマエどうやって責任取るわけ?
俺は自分が犯人じゃないのは知ってるから俺が死んだところでこれが収まらない事ぐらい分かるぜ。 その時になって今度は誰が怪しいだとか彼が怪しいだとか喚くのは目に見えてんだよ。
イアンちゃんの方がよっぽど"狂人"だぜ?
人の命を狙うんだったら相応の証拠ぐらいはきっちりと準備してからにしろよ、この弱虫野郎。 タバサちゃんがオマエじゃなくて俺を選んでくれたのも大方その根性無しの猪野郎っぷりが見えてたからじゃねーの。
[忌々しげにイアンに吐き捨て、過去彼と奪い合った女性の名前なども出しながら笑う]
別に俺を信じろなんてだーれも言っちゃいねーよ、ただ俺よりも非論理的なのはオマエだってだけだろ。 この状況をきっちり解決しようとしてる人間にゃ見えねーな。
(91) 2011/01/19(Wed) 20時半頃
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あのひょろいオッサンと俺がグル? そんな浅知恵の方がありえねーだろ。 じゃあなんであのひょろいオッサンは死んだんだよ。
そんな事もマトモに考えねーで喚いてるだけのボウヤよりは俺の方がよっぽど頼りに見えるだろうよ。
[ドナルドの叱責には面白くなさそうに舌打ちをして]
アンタに引き抜かれたらおもっくそ痛くされそうだから自分でやるよ。 ったく、左手使えなくなったらどうすんだよ、クソ。
これじゃ唯一のヒントになりそうな本すらまともに読めなさそうだなー……。 あ、オスカー君、俺よりアイリスちゃん見てあげてくんない、さっきちょっと突き飛ばす力が加減出来なかったから下手なとこぶつけてたらアイリスちゃんの方が危ないかもしれないし。
[ハチェットの柄に手をかけて、嫌そうに顔を歪めながら引き抜こうと力を込めると先ほどの疼くような痛みが走り小さく呻く]
うぐ……いてー! ちょ、ちょっとタンマ、ロビー戻ってからこれは取る。
(92) 2011/01/19(Wed) 20時半頃
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動かないのは左腕だけだから歩く分には問題ないさ。 つーか俺もあらぬ疑いは晴らしたいし、俺の部屋も見てきてくんない。 そこに通路もなんもないって判れば俺の疑いだって晴れるだろうし。
仮に俺がどっちか殺してるとしても濡れた服も無きゃ血濡れの服だって落ちてるはずねーから。
[オスカーに肩を組まれて立ち上がるとしっかりと両足で歩ける事をアピールしつつロビーへと向かう]
つーかここって救急箱とかあるよな。 ってかあったとしても傷縫ったりとか出来るような物は多分ないよな。
いや、そもそも麻酔無しで縫合とか無茶すぎる気がするし。
……なんでホントにこんな目に合わなきゃいけないわけ。
(93) 2011/01/19(Wed) 21時頃
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おいおい、オスカー君、なんでそんな事俺に聞くんだよ。
[オスカーの質問に苦笑しつつ左腕を抑えながら少しだけ考える素振りを見せて]
……正直、最初の殺人はわからない。 けど、今回の作家のオッサンとラルフの殺人に関しては人間技じゃ無理じゃないかと思う。
ま、その辺も冷静に考えるために一度事件をまとめてみる必要があると思うぜ。 ついでに悪霊の館だっけか、それの模倣殺人ってんならその小説も読んでみるべきだな。
つーか結局俺、死体の状況見てないんだよな。 死体の破壊状態とかでもその辺が人為的かどうかってのは分かりそうだけど。
……あとはそうだな、なーんか今日起きてからちょくちょく嫌な感じに襲われる事がある。 この辺は理屈じゃなくて俺の直感だけどさ。
(103) 2011/01/19(Wed) 21時半頃
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― ロビー ―
[オスカーとひそひそ話をしながらロビーへと戻り、暖炉の前に座り込み再びハチェットの柄に手をかける]
うう、嫌だなぁ。 すっごい痛いんだけどこれ。 止血もしないといけないし……。
[アイリスに処置をしてもらう間、鎮痛剤を飲んだとは言え痛いだろうと口に布巾を咥えて]
〜〜〜〜!!!!
[一連の処置の間悲鳴を噛み殺してなんとか耐え、薬を飲んでからぐったりと椅子に身体を預ける]
こりゃ骨までいっちゃってるね、左手に全然力が入らない。 って言うか、アイリスちゃんも頭ちゃんと冷やした方がいいよ。 頭って痛くない方が危ないから。 咄嗟の事だったとは言えごめんね、突き飛ばしたりして。
[申し訳なさそうに目を伏せてモニカの言葉を耳にする]
(113) 2011/01/19(Wed) 21時半頃
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そうだなー、どっちにせよあの狂人はまた俺を殺そうとするだろうし。 一緒に行動は出来ないよな、かと言って俺はアイツが犯人だとも思ってないんだけど。
ダチが死んでキレてるアイツの言動が演技とは思えないっていうかさ。
かといって俺を犯人にされんのはマジ勘弁してほしいし、殺されたくねーから隔離ぐらいはして欲しいけど。 イアンを信じてるリンダちゃんとかも居るぐらいだからアイツを隔離ってのも現実的じゃないよなぁ。
しゃーないから俺が閉じ込められてもいいけどさ。 その前にまた抜け道がどうだのこうだの難癖つけられたらたまんないんだよね、そんなもんの存在をなんの確証も無しに主張されたらこっちも身の潔白を証明できないっつーの。
ん、そうだねぇ。 オーナーさんのもその作家先生のもラルフのも見てないね。 みたいとも思わないけど。
[オスカーの言葉を耳にして嘲るように笑いを漏らし]
かっ、そんな殺し方どうやったら俺が出来るってんだよ、あのアホ。 ホントにちったぁ冷静に考えろっての。
(117) 2011/01/19(Wed) 22時頃
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ってか、模倣犯罪の舞台になってるっていう本ってどれ?
[思い出したかのように身を起こし、ブックラックをごそごそと漁り悪霊の宿を見つける]
あ、これか、どれどれ。 うお、ページが捲りづらい……。
ふむふむ。
[左腕でなんとか本を抑えながらページを捲る]
ふぅん、ざっと見た感じ犯人は幽霊、しかも2人いると。 んで幽霊を見分ける事が出来るやつと、倒した相手に幽霊が憑いてるかどうか見分ける事が出来るやつ、みんなを守れるやつ、幽霊の呪いに一度だけ耐えられるが呪いの力で結局死ぬやつなんてのが居るんだ。
へぇ、結構面白そうだなこれ。 確かに冒頭の殺人と今回のケースは似てるね、オーナーと従業員がともに惨殺体で見つかるとかさ。
でもこれ、元々このペンションを舞台にしてるっぽいね。 そりゃオーナーと従業員なんて描写は一致するわけだ。
(120) 2011/01/19(Wed) 22時頃
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ふぅん、でもこれ、第二の事件辺りから全然展開変わってるぜ。 死体が2人分出てるのは初日だけでそれ以降は1づつ世にも恐ろしい恐怖を味わって死んでく、って展開みたいね。 じわじわと生存者に恐怖を味わわせる展開ね、よくある手法ではあるけど、その辺の描写は上手いな。
最初は幽霊が1体だけみたいな描写だけど途中で2体だと分かるところとかはなかなか展開変更の仕方が上手い。
つーか幽霊の正体が元々分かってるのに全員の死を望むやつなんてのも居るんだ。 厄介すぎじゃねコイツ。
[ざっと目を通した本を閉じてため息をつく]
模倣犯罪の線もなさそうだぜ、これ。 それにこの本通りに力を使える人間なんて都合良く集まってるとも思えないし。 似てるけど無関係じゃないか?
(123) 2011/01/19(Wed) 22時頃
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いや、アイリスちゃんのせいってわけじゃないって。 どの道アレは避けられないよ。 俺、いくらアウトドア派でも超人じゃないし。
[頭を下げるアイリスに照れくさそうに笑うと、どこからか生ぬるい風が吹いて閉じた本が開かれ、目次の登場人物欄が開く]
……これも奇妙な一致、ってやつなのかな。
[登場人物欄に描かれた男女は全て名前こそ違えど今回の宿泊者と境遇が似ているのを目にして冷や汗が流れる]
(126) 2011/01/19(Wed) 22時頃
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ま、所詮はフィクションって事さ。 みんなを守るようなやつなんてのはマッチョマンって相場が決まってるし、今回だったらドナルド辺りか?
[モニカの呟きには肩を竦めて見せて]
幽霊を見分ける、ねぇ。 確かにそんな力があれば便利だけど……。
俺の占い程度じゃ、気休めにもなんないな。 イアンのヤローを見たけど、あのザマだし。
[首にかかっているクリスタルをぎゅっと握りしめて歯噛みしつつ]
作中で作家は死んでたっけな、確か。 暇つぶしに読んでみるのも面白いかもよ。
んじゃ、コイツで神頼みでもしてみれば?
[メアリーの言葉に再びページを捲り、オスカーの言葉にはページを捲る手を止めてポケットの聖書を放り投げる]
(132) 2011/01/19(Wed) 22時半頃
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[イアンには目もくれず再び小説を捲り]
一応、幽霊を見分けるってやつが隙を見て一人一人霊が憑いてるかどうかを確認してるみたいだな。 当然一番狙われてるけど、都度誰かに助けられてる。
そんで霊が憑いてる奴を見つけて……そいつを殺してる。 だけど霊は実は2体居て、最終的にはみんな死んでるみたいだぜ。
ホラーだしこういうバッドエンドの方が受けるんだろうな。
[放り投げた聖書を一瞥してからオスカーの顔を見る]
ん? 構わないぜ、神様としても信じてもらえる人に読んでもらうなら本望だろうしな。
(136) 2011/01/19(Wed) 22時半頃
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この物語の悪霊は生きてる人間が憎い、っていうタイプと、寂しいから仲間を増やしたいっていうタイプの2体みたいね。
ま、古今東西悪霊なんてのはそんなもんだよ。 生きてる人間がただ憎いってんならある意味無差別殺人犯と変わんないね。
[トントンと文章を指先で叩き]
ま、これは所詮フィクションだしさ。 現実とは違うって。
って言うか、固まってるのはいいんだけどさ。 寝る時とかどうすりゃいいんだろうね、流石に外暗くなってきたし。
飯の心配はないにしても寝床は結構切実だよな。
(144) 2011/01/19(Wed) 22時半頃
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ドナルドが一番頼りになるぜ。 一番冷静だしな、フェアでいてくれるってのはなにより有りがたいね。
[降りてきたドナルドに肩を竦め]
霊能力ねぇ、俺よりヴェスパタインだったらもっとはっきり悪霊だとかを見れたんだろうけど。 俺のじゃ生半可なもんだしなぁ。
[ため息をついて椅子の背もたれに背を預けて天井を見上げる]
ま、人間が一番怖いけどさ、幽霊ってやつはその人間のなれの果てだからな。 幽霊も怖いって事か、ヴェスの忠告聞いとけば良かったな。 ヤバい気がするから行かない方がいいって言ってたのに。
(154) 2011/01/19(Wed) 23時頃
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なんかドナルドがハチェット持ってると妙に似合うな……。
ってか見張りも出来ない怪我人じゃただのお荷物だよなー。 ったく、ほんと忌々しいぜ、この怪我。
[アイリスとドナルドのやり取りを耳にして、続くオスカーの言葉に舌打ちをする]
んじゃ、ドナルド・アイリスペアと、オスカー君は好きな女の子と見張りってのでいいんじゃないか。 俺も怪我してなきゃ夜に強いから見張りぐらいできたんだけどな。
[パタンと悪霊の宿を閉じ、席を立ち、小さくうずくまってるモニカの頭を撫でる]
元気出せって、本とちょっとくらいシンクロしててもアレはフィクション。 こっちは現実だ、そんな調子じゃ先にぶっ倒れちまうぞ。
(170) 2011/01/19(Wed) 23時半頃
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んじゃ、お言葉に甘えるとしますかね。 鎮痛剤のおかげでちょいと眠いし。
[つまらなさそうに頭を搔いてモニカの隣に座る]
ってかなんだかまるで最後の休息みたいでいやーな感じ。 今度は何も起こらないといいんだけどな。
けどそうなると俺の疑いって益々強くなっちゃったりするわけ? それはそれで困るけど。
[眉根を寄せ、顎に手を当てながら小さく呻く]
ってか、飯食ってから寝たいな、血が足りないし。 メアリーちゃんまだかなー。
(177) 2011/01/20(Thu) 00時頃
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ヤニクは、アイリスに話の続きを促した。
2011/01/20(Thu) 00時頃
ヤニクは、イアンに話の続きを促した。
2011/01/20(Thu) 00時頃
ヤニクは、オスカーに話の続きを促した。
2011/01/20(Thu) 00時頃
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ん? どしたよオスカー君、俺は別にお祈りなんて要らないぜ?
あ、そうだ、オスカー君さ、なんか身につけてる物貸してくんない? ちょっと占いやってみるからさ。
[オスカーの視線を感じてきょとんとしつつ首にかかっているペンデュラムを外しながらオスカーの方へ手を伸ばす]
お、メアリーちゃん、どうしたのどたばたして。
[何か焦っている様子のメアリーに首を傾げて問う]
(182) 2011/01/20(Thu) 00時頃
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はぁ!? 今度はリスカだ? ったくなんなんだよほんとにさ。
[メアリーの言葉に苛立たしげに髪をくしゃくしゃと搔いて]
リンダちゃん殺される心配とかする以前に自殺しようとしてたら意味ねーじゃんか。 何考えてんだほんと。
[オスカーが服を手渡した事には服とオスカーを交互に見る]
……腕時計とか、なんかないの? ま、まあいいけどさ。 しかし、まず先にリンダちゃんの救助が先かね。 つっても俺が言ったらまたイアンは過敏反応するだろうし、メアリーちゃんとオスカー君辺りに任せるっきゃないか?
(186) 2011/01/20(Thu) 00時半頃
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