253 『はじまりの むら』
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― 旅立ちの日 ―
[光の剣を担いだ少年が、魚屋『光の鱗』を訪れた。どうやら、話しかける事が可能な村民全員に挨拶して回っているらしい。 律儀さは大人しそうな外見そのものだ。ザックの何でも屋で装備を誂えて来たらしいが、伝説の剣聖だとか語られるものとは到底似ても似つかない。 いよいよ一人で旅立たんとする勇敢な少年の勇敢さが何処に秘められているのか、女には分からなかった]
(11) 2016/09/16(Fri) 22時半頃
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坊や、うちの人知らないかい? 見てない? ああ、ならいいんだけどね。毎日どこほっつき歩いてるんだかね。
…そう、とうとう行くんだね。 そうそう、うちの人に坊やの事話したらさ、『光の剣は光の鱗より光ってんのか?』だってさ。未来ある坊やと比べちゃ申し訳ないくらい、お先真っ暗火の車だってのにねえ。
男の子はみんな、探検とか冒険とか、好きだものね。坊やもそうなんだねえ。 うちの子も昔は…………
[少年が女から解放されたのは、たっぷり10スクロール分家族の話をした後のことだった]
(12) 2016/09/16(Fri) 22時半頃
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まあ、なんだい。偶には顔を見せに来るんだよ。 村のみんなが、坊やのこと心配してるんだからさ。
[どうか無事で、なんて湿っぽさを挟む気にはなれなかった。 今日も活魚に飢える魚屋は、お手製のクッキーを少年の手に握らせる。 彼が無事口にしてくれるかどうか知る術はないが、鞄の中で腐らずに残ったクッキーを見て、偶には村のことを思い出してくれることだろう。
小さく頼もしい背中を見送った後、今日の旅立ちを肴に井戸端会議に盛り上がるべく酒場へと向かう。 既に話題はそのことで持ち切りだろうから。*]
(13) 2016/09/16(Fri) 22時半頃
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