171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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トレイルは、正座して《神》の御言葉を待った。
simotuki 2014/04/17(Thu) 00時半頃
トレイルは、なんかあかん感じのだこれ
simotuki 2014/04/17(Thu) 22時半頃
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―半月後 聖†ジャキディス学園―
[暦は4月。 入学式も終わり、新入生を迎えた新たな学園生活が始まり、早くも半月が経とうとしていた。
新三年生一ノ門光流にとっては、この日は新学期始まって以来、初めて登校日だ。]
(31) simotuki 2014/04/17(Thu) 23時頃
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[半月前、光流は"事故"で重傷を負い、入院生活を余儀なくされていた。
多少無理を言って退院した今も、左腕は三角巾で吊られ、左足もまだ微かに引きずっている。
"事故"の記憶はない。 『一ノ門』や病院の人間も"事故"があったとしか教えてはくれなかった。
けれど、不思議とそういうものだと受け入れられていた。]
(32) simotuki 2014/04/17(Thu) 23時頃
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―聖†ジャキディス学園 屋上―
[――退院祝いに一緒に昼飯を食おう。
久しぶりの登校に慌ただしかった半日を終え。 親友を誘い、学園を見下ろせる屋上で漆塗りの三段重箱の弁当を広げる。]
結構慣れたけど、片手じゃまた食べ辛くてな。
……まあ、もうお前の耳にも入ってると思うけど。 俺の左腕もうダメだわ。 リハビリ次第だそうだけど現代医学による治療じゃもう弓は持てないらしい。
[『怪我してる一ノ門先輩も素敵』。 そんな不謹慎な声に、いつも通りへらりと笑って手を振っていたのと同じ調子で軽く言う。 その声に、卵焼きを突いていた黒鴉が首を傾げる。]
(33) simotuki 2014/04/17(Thu) 23時頃
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なんか粉々だったらしいからな。 『一ノ門』からは『機関』の方から治療師を手配しようとか、いっそ義手にって話もあったけど、全部断った。
だって俺が異能に頼るのは"違うだろ"。
だから、そんな事はどうでもいいんだ。
[それも不思議と受け入れられた事の一つ。 当然のように笑って言って、それから表情は真剣みを帯び、親友をまっすぐに見据える。]
(34) simotuki 2014/04/17(Thu) 23時頃
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俺は『一ノ門』の家を出ようと思う。
以前から思ってたことなんだ。 『一ノ門』の家の…、十三血流《リネッジ・サーティーン》の在り方には、俺は心から賛同できないって。
[言ってから少しだけ間を開けて。]
でも、お前も同じ十三血流だし。 それに許婚(あいつ)も居たから。 明確な展望《ビジョン》も無いのに裏切れない。
お前達を護る『一ノ門』でいいって、日和ってた。
[苦笑を落とすと箸を置き、金網越しの校庭へと視線を落とした。]
(35) simotuki 2014/04/17(Thu) 23時頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/18(Fri) 00時頃
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……ああ、全ては俺の"意思"だ。
[親友らしい言い方>>43とひとつの問い>>43に、一度ゆっくりと瞬いて。 視線を遠い校庭から目の前の親友へと戻す。]
…………。
なあ。統。 俺が分家から『一ノ門』に来た時。 名前を変えたって、お前知ってたっけ?
[少しの沈黙の後。 発した言葉は問いへの答えではなかった。 けれど、まっすぐに向けた顔は笑ってはいない。]
(57) simotuki 2014/04/18(Fri) 02時頃
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俺の元の名は、一居 黎(いちい れい)――。
『一(はじまり)』に『居』る
『黎(よあけのくろ)』
(58) simotuki 2014/04/18(Fri) 02時頃
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俺は夜明けを目指したい。 力無い者が軽んじられる事のない世界の夜明けを。
たとえ、十三血流《リネッジ・サーティーン》の光ではなく。 汚点《黒》と呼ばれるようになったとしても。
両親(あのひとたち)がくれて、失くした名に。 恥じることなく生きたい。
[幼い目に焼き付いた原風景《キオク》。 誰にも明かすことのなかった疵《ホンネ》。]
(59) simotuki 2014/04/18(Fri) 02時頃
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――その信念と誇り。
それが『一ノ門』ではない、俺に残るものだ。
[それらを自らの"意思"として。 親友の真剣な眼差しへと応えた。]
(60) simotuki 2014/04/18(Fri) 02時頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/18(Fri) 02時頃
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[暫くの沈黙の後。 いつも通りの生真面目顔で呟く声>>66に。]
……律儀だな。
[微かに笑う。 幾度となく聞いたことのある。 けれど、初めて向けられる名乗り>>67に笑みは更に深まり。]
(70) simotuki 2014/04/18(Fri) 22時頃
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ああ、それでこそ俺の親友《ライバル》の皇統だ。
[同じように告げられた"意志">>68>>69に眩しそうに目を細める。]
俺が迷いかけた時。 いつだってお前は欲しい言葉《光》をくれた。
お前が光《希望》で居続けるなら。
これから道は違えても。 俺は道を間違えずに夜明け《未来》を目指せる。
[不器用で、だが真っ直ぐな。 この親友が居たからこそ、自分の血と境遇を憎まずにいられたのだと今なら断言できる。]
(71) simotuki 2014/04/18(Fri) 22時頃
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だから、改めて。
――これからもよろしくな。親友。
[向けられた拳に、自らの拳を軽くぶつけ合わせる。]
(72) simotuki 2014/04/18(Fri) 22時頃
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……そうそう。 俺の名前は"光流"のままでいい。 お前の知っている俺は"光流"なんだから。
あの名は知っていてくれるだけでいいさ。
["黎"の名と意味と、そこに込められた"意志"を。]
(73) simotuki 2014/04/18(Fri) 22時頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/18(Fri) 22時頃
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[―――――――――カ ッ―――――――――]
(98) simotuki 2014/04/19(Sat) 00時頃
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[一瞬、強い光に覆われたような錯覚を覚えた。]
なんだ?
[ゆっくりと瞬いて。 急に立ち上がる親友>>81を見上げる。]
(99) simotuki 2014/04/19(Sat) 00時頃
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[ヒュォッ―――と。 鋭く突き出された拳の風圧に前髪が揺れた。]
…………。
[鼻先で止まる拳にもう一度、瞬いて。 目元にかかる前髪を右手で払いのける。]
………ああ。
[馬鹿な真似。 心当たりのない筈のその言葉>83>に、苦笑ともため息ともつかぬ息が漏れた。]
(100) simotuki 2014/04/19(Sat) 00時頃
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俺は後悔はしていない。
[それは断言できた。]
……でも。 夜明けを見ずに死んだらそれまでだからな。
もう無茶はしない。約束する。
[お前にまたあんな声を出させたくないから。 そう言って、今度は微笑んだ。]
(101) simotuki 2014/04/19(Sat) 00時頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/19(Sat) 00時頃
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お前の拳、本気で容赦ないから。 おちおち死んでられないな。
[仏頂面に浮かぶ笑み>>107に軽口を返していると。 不意に何かの訪れを知らせるよう風が吹いた。]
あれ、知り合いか?
[ふと気づいた屋上の扉を開いて現れた影。 いつも遠巻きに騒ぎながら見ている親衛隊とは違う。
見知らぬ筈の生徒>>94に、ほんの少しだけ眉を顰めた。]
(108) simotuki 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/19(Sat) 00時半頃
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……ん、そうか。
[知らないと、そう答えた親友>>115が、その"知らない生徒"の元へと歩んでいく。 その背を見送りながら、置いた箸を持ち直す。]
……お前の"認めた知り合い"が。
平気で他人を巻き添えに出来る。 そんな奴じゃないといいけどな。
[自己紹介をしあう二人に呟き。
黒鴉にクラーケンウインナーを投げてやってから、昼飯の続きを一人再開した。]
(125) simotuki 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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―半月後 生徒会室《ジャキディスラウンジ》―
……檀、今ちょっといいか。
[久方ぶりに登校した日の放課後。 やはり久しぶりなそこを訪ねた。]
久しぶりだな。 忙しい時期に長いこと休んでて悪かった。 そういや、誡留が生徒会長になったんだって。
それで……。
[取り留めもなく話しながら。 どこか落ち着きなく生徒会室を見回していたが。 やがて、深く息を吐き出し、許婚へと向き直った。]
(126) simotuki 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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今日は大事な話があるんだ。
俺は『一ノ門』の家を出る。 だから許婚も解消する事になる。
[家を出れば必然的にそうなるであろう事。 それを言い切ってから目を伏せ、すぐに上げる。]
なにを言っても裏切りの言い訳にしかならないと思う。 だけど、これだけは信じて欲しい。
[本当は理由を語るべきなのだろうに。 それを伝えなくてはいけない気がしていた。]
(127) simotuki 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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俺はお前が好きだったよ。
恋人とか、そういう好きではなかったかもしれないけど。 俺はお前が好きだった。 お前が嫌いだから裏切るんじゃない。 それだけは信じてくれ。
………本当に、すまない。
[吊った左腕を庇いながら。 別れを告げた檀へと、深々と頭を下げた。]
(128) simotuki 2014/04/19(Sat) 01時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/19(Sat) 02時頃
トレイルは、全部奢ってもいいからケーキ組に混じって癒されたい…**
simotuki 2014/04/19(Sat) 13時頃
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―屋上にて―
[花の形の人参を黒鴉の口へと放り込む。]
はい、ごちそうさま。 ちょっとそっち抑えてろ。
[空になった重箱に蓋をして、黒鴉に風呂敷の片側を抑えさせながら片手で苦心しながら包み直す。]
…………。
楽しそうだな。 お前自ら命題《ミッション》、なんて。
[なんとなく聞こえてくる二人のやり取りに目を細め、独り言ちる。]
(164) simotuki 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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どうにもそいつは好きになれないけど。 お前がそれほどに認めるっているなら。
――――見極めてやるよ。
その上でそいつがお前の信頼する価値のない奴だと判断したら、その時は――。
[――ばさり。 立ち上がると、黒羽を撒き黒鴉が肩へと止まり。 己《武器》存在を主張するかのごとく、カアと大きく鳴いた。]
(165) simotuki 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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[また風がひときわ強く吹く。 熱を冷ますように微かに冷たい風は、今度はよく知る声>>163を運んで来た。]
……なんだ、ロビンか。
[貯水タンクの上に座るよく知る不良生徒。]
俺は病み上がりなんだけどな。
[まるで挑発するかのような笑顔と共にタンクの向う側へと消える姿に、愉快げに呟き。]
(166) simotuki 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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[ため息ひとつ。]
サボってたぶん仕事するか。
[トントンと数度、準備動作として小さく跳んだ後。 片足だけで貯水タンクへと飛び乗った。]
おっ、っとっと、と。 ……ダメだな、鈍ってる。
[着地と同時に身体がよろけ、苦笑する。]
(167) simotuki 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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おい、俺達の前で堂々とサボる気だろ。 お前も懲りないな。
[そして、緊張感なく言いながら。 今度はこちらからロビンを見下ろす。]
(168) simotuki 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/19(Sat) 19時半頃
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なら学生なんて止めたらどうだ。
[当然のサボり宣言>>117にゆるく笑って言う。 サボりを見つける度に注意を促していた以前とは、ほんの少しだけ違う言葉。]
……おいおい。 後を追うのは俺《狙撃手》のやり方じゃないぞ。
[いつの間にか、肩の黒鴉が咥えているのは呪札。 呪を唱えれば、式鬼蟲達が生み出され、光流の『視界』を広げていく。]
(202) simotuki 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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[――ゴゥゥ 背後から吹き付ける風>>195を感じる。]
――懐かしいな。 昔はよくこうしてやりやった。
[親友と喧嘩(あそ)んだ幼い日が目の裏に浮かぶ。]
ロビン、ひとつ教えてやる。 別に弓がなくたって光気《レイ》は撃てるんだぞ。
[親指を立て、人差し指は真っ直ぐに屋上から飛び立った駒鳥《ロビン》を射抜く形で、拳を前に出す。]
(203) simotuki 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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――――発射《BANG》!
[光の弾丸が校庭へと降り立つロビン>>200の足を狙い、撃ち出す。
それは殺傷能力のない光。 だが、人一人を転ばせる程度の衝撃のあるそれを、正確無比な狙いで更に連続で撃ち込んでいく。]
(204) simotuki 2014/04/19(Sat) 22時半頃
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―生徒会室《ジャキディスラウンジ》―
[祝福を送ると。 神宮院>>119のその声に下げた頭を上げる。]
…………ッ。
[同時に振り上げられる右手。 避けることもなくパン、と甲高い音を立て頬を張られた。
ジンジンと訴え出す痛みと共に赤くなる頬に、指を這わせる。]
(213) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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……変わったな、"神宮院"。
[扉に向かう、その小さな背に呟く。]
(214) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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前よりずっといい女になった。
[――きっとこれだけは後悔する。 ジンと痛む頬のような思いは胸の中だけに。]
お前がそうなれたのも、新しい風《誡留》のお蔭なんだろうな。
その風《誡留》が、お前が、皆が――。 世界を変革すると言うんなら、俺は迷わずに行ける。
幾多の枷を負ったって。 豊穣の風《ゼピュロス》である事を誓おう。
[心の底からの笑顔を向けて。]
(215) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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《Good Luck Missing You》 お前の道《デスティニィ》にも 光多からん事を。
[言って扉に背を向けた。 彼女がもし振り返ったとしても、決して見る事などないように――。]
(217) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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―ある日の聖†ジャキディス学園―
[――――にゃおん。
学生達が行き交う放課後。 幻影の猫がその足元を縫って歩いていた。]
(219) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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危ないぞ。
[人混みの中から音も無く――否、今は少しだけ足を引きずる音をさせて現れた光流が膝を折り、猫へと右手を差し出した。]
今日は一緒じゃないのか。 もう帰ったのかな。
[近づいてきた猫の喉を撫で。 艶のある滑らかな毛皮も撫でる。]
(220) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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――約束、忘れていないよな。
食べ放題でも、金魚鉢パフェでも。 何でも奢るって約束だろ。
(*3) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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[にゃおん。 一鳴きして猫はするりと撫でる手の中を滑り抜けて、行ってしまう。
くすと笑むとまた少し足を引きずって。 猫を追って歩き出す。]
(221) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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桜スイーツってまだやってるのか。
[校門の前、見つけた姿にゆるく首を傾けた。]
(222) simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
トレイルは、蒼鬼……蒼(舟)鬼……(がくぶる
simotuki 2014/04/19(Sat) 23時半頃
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―屋上―
そうでもしなきゃ。 お前には勝てなかったからな。
[ロビンから目を離さぬまま。 聞こえた呟き>>205に笑み含み、返す。]
…………お、当たった。
[光の着弾して転ぶのが見えた。]
(225) simotuki 2014/04/20(Sun) 00時頃
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[次弾を撃ち込むよりも早く。 親友もまた屋上を飛び下りて行った。]
…………ん。
[壁を走るその姿を見下ろしながら少し思案する。]
無茶はしない。 そういう約束だったよな。
[したばかりの"約束"を思い出し、苦笑を零す。 給水タンクから飛び降り、片足で着地すると扉へと歩き出す。]
(226) simotuki 2014/04/20(Sun) 00時頃
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―校内―
[ヴゥ――。 統とロビンの二人が鬼ごっこをする廊下。 生徒たちに紛れながら式鬼蟲達が飛び回る。]
お前まで走ってるのかよ。
[呆れ声で呟きながら。 肩に黒鴉を乗せた光流は、二人の進行方向にある階段から降りてくる。]
(227) simotuki 2014/04/20(Sun) 00時頃
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これでもまだ七人委員会《ジャキディス・セブン》だからな。 堂々とサボられるのを見逃せない。
[ロビン>>233へとゆるく笑い。]
どっちも嫌なら、授業を受けないとな。
[親友の言葉>>232に合わせるように、手を銃の形にして構える。 肩の黒鴉も威嚇するように翼を大きく開いた。]
(234) simotuki 2014/04/20(Sun) 01時頃
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