84 戀文村
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[ポケっとに手を入れる。手にした小型通信機で話しかける]
聞こえますか…――
[答えが返るかどうかわからないが、呼びかける]
(*0) 2012/03/24(Sat) 00時頃
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―自宅― [結局自宅に戻ってきた。何もする気になれず、 ベットに倒れこむ]
はぁ…――
[出てくるのは…溜息ばかりだった]
(3) 2012/03/24(Sat) 00時頃
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―回想― [日々舞い込む赤紙、そして、死亡届。戦場から遺体が戻ることはまずない。遺族に届くのは遺髪、もしくはドッグタグのみ]
いい加減にしてよ。なんで…なんでっ!
[自宅に戻ってやるせなさを募らせるだけの日々。 せめて、この村で安らかに眠らせることができれば… まだ、いいのにと思っていた]
(*2) 2012/03/24(Sat) 00時半頃
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―自宅―
[誰もいない家にただ一人、もちろん家事はひと通りこなせるし、不自由をしているわけではない。時折来る父親からの手紙が唯一の慰めである。 しかし、父は、生きてここに戻れると思ってはいないようで。]
『せめて、この村で死ねたらと思う』
[手紙に、事あるごとに書いてあるのを見て、切なくなる。]
そうだよね…ここで、ここに骨を埋めたいよね…
[手紙の文字をなぞりつつ、溜息をつく]
(*7) 2012/03/24(Sat) 01時頃
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[それを知らされたのは、上司のハワードが徴兵された時、村長のアルフレッドから直々に聞かされた]
『君を信頼して、君に託そうと思う』
[酒場の女主人が、徴兵されるくらいなら、この手でと言って人を殺めていること、そして、ハワードはそれを事故、病死として書類を改竄しているのだということを。]
『これからは、君はその役割を担ってくれないか』
[父からの手紙のこともあり、快諾したのである。さらに、自らも、もともと病弱だった母に手をかけたのだ、もちろん、病死として処理をした。]
(*8) 2012/03/24(Sat) 01時頃
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あ、…母さんに挨拶しそびれちゃった…
[病死した母の墓、また明日行こう、そう思いつつ 起きだした。 徴兵された父のコートとハンチング帽をかぶり外に出る。 辺りはすっかり暗くなっている。 そんな格好で向かうのは…――]
(20) 2012/03/24(Sat) 01時頃
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―酒場― [中に入り、帽子を脱ぐ]
こんばんは、ダーラさん
[コートは羽織ったまま、カウンターの隅に座り、皆の話に耳を傾ける。]
(21) 2012/03/24(Sat) 01時頃
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[かなり無理をしているのは承知の上でこの酒場に足を運ぶ。 そのほうがいろいろと都合がいいからである。]
“仕事”は順調ですか?
[一人暮らしで咎められることもないのが幸いしているのかもしれない。それと、駐留している軍の人の顔を覚えるにも好都合である。]
(*9) 2012/03/24(Sat) 01時頃
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えぇ、ダーラさんのお勧めで、お願いします。
[似た境遇のダーラを姉のように慕っている。 そして、ここにいると寂しい思いをすることもない。]
(30) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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こちらは、大丈夫ですよ。
[頬に触れたぬくもりを感じ、笑顔で応えた。 ダーラの視線を追って、ホレーショーを見、笑顔のまま会釈する]
(*12) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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[ホレーショーの言葉に首を傾げる>>33]
ダーラさんのほかに美人なんていませんよ?
[クスッと笑ってダーラとホレーショーの顔を見比べた]
(35) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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[ホット・バタード・ラム・カウを出される。]
ありがとう…おいしい。
[一口飲めば、体の芯から温まる。心も温まるような気がした。]
(42) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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歩けなくなったら、お言葉に甘えちゃうかも
[ちょっと舌を出して、照れ笑い。 お酒は実は弱くないのだが、寂しさのあまり宿に泊めてもらうこともある。]
(*14) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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あ、でも、お邪魔ならちゃんと帰りますよ〜?
[チラリとホレーショーの方を見て、ニッコリ微笑んだ]
(*15) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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残したい…残りたい…
[ホレーショーの言葉が耳に入り、思わず呟く。父からの手紙に常々『この村に骨を埋めたい』と生きて帰りたいと書いているのを思い出し、複雑な表情になる。]
(48) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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わふっ
[頭を撫でられて咽そうになる]
もう、せっかくのカクテルこぼしちゃう…
[不満気な声を出しつつ、顔は満面の笑みである。嬉しくてたまらないのに、照れ隠しで文句を言っているのだ]
(*18) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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え…?あ…はい。 大丈夫ですよ。こうして優しくしてくれる人に囲まれているんですから。
[ウインクされると、一瞬キョトンとするが]
じゃ、歩けなくなったらお言葉に甘えます。
[ニッコリ微笑んで答えた。]
(55) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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あーなんだか…やっぱりお言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな。
もちろん宿代は払いますよ?
[役所勤めゆえに一応給料は入る身である。]
(*21) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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[ホレーショーの言葉には笑って>>51]
私は子猫じゃありませんよ〜。 それに、重いですから。
[膝の上で云々を間に受けた振りをして軽く流した。]
(58) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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[住んでもいいというダーラに>>57]
ダメですよぉ、そんなことしたら、 私、もっと甘えてダメ人間になっちゃいますぅ
[酔いが回っているのか、少し舌足らずの口調に。 これは、本当に泊めてもらうことになりそうである。]
(59) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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そうなんだ〜ホレーショーさんに甘えていいのかな?
[首をかしげる。それでも、少しは払う心算である。]
(*27) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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ホレーショーさん、泣かないで。 私もちゃんとお金だすから。ね?
[泣きまねするホレーショーの頭を撫でてみたりして。 ホレーショーがダーラに話す言葉を耳にすれば>>*22]
ダーラさんがやってることはバレませんよ。 まぁ、私たちのやってることを見ぬく人はいるかもしれないけど。 証拠は、残しませんから。
[上手く処理をするのが役場側にいるセレストの仕事だから]
(*28) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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[ホレーショーが上に行くのを見て]
私もお泊りさせてもらいますぅ。
[まだ歩けるが、家に帰るにはおぼつかない状態になりつつあったので、やはり泊まることにした**]
(62) 2012/03/24(Sat) 03時頃
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―朝:酒場― [目を覚ますと、一瞬どこにいるか分からなくて戸惑い、 そういえば泊まっていたのだと寝ぼけてた頭で考える。 下に降りるとダーラが朝食を準備していた>>72]
おはようございます。わ、豪華ですね。
[ダーラの用意した朝食をみて目を輝かせる。]
おいしい!幸せだなぁ
[ダーラの料理はさすが酒場の主人だけあって美味しいく、思わずうっとりとした表情になる。 そして、ダーラが話す『墓参り』の言葉には]
ちょうど私も行こうと思っていたんですよ。
[お互い病気で亡くした母の墓参りを考えていた事に驚きつつ、ダーラの嬉しそうな顔にこちらも笑顔で応対した。 その後、宿代を払い一旦うちに戻って支度し、役場に向かった]
(78) 2012/03/24(Sat) 14時頃
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セレストは、ダーラにお礼を言い、店を後にした
2012/03/24(Sat) 14時半頃
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―役場へ向かう途中― [集会場の前を通ると、ブローリンが立っている>>69]
おはようございます。ブローリンさん。
[昨日酒場で会ったが、話は出来ずじまいで、少しだけ心残りだった]
お仕事、お疲れ様です。
[いつもと変わらない笑顔で。話すことがあれば話をして、役場に向かう]
(79) 2012/03/24(Sat) 15時頃
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―役場― [役場に行くと、村長のアルフレッドがいた]
おはようございます。遅くなってもうしわけありません。
[同僚のサイモンと二人、沈痛な面持ちでこちらを見、]
『セレスト…これを頼むよ』
[渡されたのは、戦場からの死亡通知。これはよくある光景なのだが、渡された通知を見て青ざめた]
――…これは…ハワードさん…。
[上司で徴兵されていたハワードの名前が記されていた。絶句していると、サイモンが]
『こんな紙切れ一枚で存在が消えるなんて…!!』
[頭を抱えて泣き出した。アルフレッドがサイモンを慰める。セレストはそれを見ていることしか出来なかった。
悲しみをしまい込み、書類作成をこなす。]
(81) 2012/03/24(Sat) 15時頃
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[サイモンが泣きわめきつつ]
『この村に、骨も埋められないなんて、嫌だ!!!』
[と言ったのを、聞き逃すことは…できなかった。]
(*31) 2012/03/24(Sat) 15時頃
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―回想― [母に手をかけたのは、母からの願いだった。すでに父は徴兵され、母一人娘一人で何とか暮らしていた時に、国が女子供も徴兵をすると決定した。 その決定を受けて、自分を殺してくれと、頼んできたのだ。
もちろん、はじめは泣いて拒否したが、 病気のために、起きることもできなくなっていた母は、
『もしあなたが徴兵された時、私が気がかりで動きが鈍くなってはいけない。 それになにより、これは親孝行なのだ』と強調してきた。 次第に、母の強い願いなのだということを理解して]
これが…母さんの、願いなんだね?
[何度も念を押した、そして、そのたびに母は頷いた。
母の顔は安らかだった。苦しみから解放された、そんな顔だった。 この顛末を知るのは、相談した村長と上司のハワードだけだった。]
(*32) 2012/03/24(Sat) 15時頃
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―回想― [その顛末を知った村長の計らいで、いまの職を得ているのである。 ダーラの事を教えられても、不思議はなく、ハワードの後任としても、もってこいの人材…だった]
(*33) 2012/03/24(Sat) 15時頃
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セレストは、ブローリンとクラリッサが話す様子を遠くから見ていたかもしれない
2012/03/24(Sat) 15時半頃
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― 集会所前 ― [ブローリンに挨拶して空を見る>>91]
まだ、降ってますね…。早く、春が来るといいですね。
[これも挨拶の言葉のようであるが、そんな事しか言えず、ホレーショーがブローリンに話していたことをブローリンはどう思っているか聞いてみたかったが、それは聞けぬまま。 どこか労るような目に、こちらも微笑みかえしつつ、 ブローリンの真意は探れないままだった。]
(92) 2012/03/24(Sat) 16時半頃
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―役場― [しばらくすると、軍の人がやってきた。 サイモンへと言って封筒が渡される。
封を開けたサイモンが悲鳴ともつかない声をあげた。 机に放り出されたのは、赤い紙…――]
(93) 2012/03/24(Sat) 16時半頃
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[またやってきてしまった赤紙。 自分にはどうしようもない。やるせなさに唇を噛む]
ここで…ここでサイモンさんを殺すことはできないの?
[それは許されないのだろう。赤紙が来てしまってからでは。]
(*34) 2012/03/24(Sat) 18時半頃
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―回想― [母に強く請われたとはいえ、手をかけた事実に変わりはない。
そして…]
自分が…楽になりたかった…のは…否定出来ない…のよね。
[自分が徴兵された時に思い残すことがないように、 未練を残さないために。 母がそう願ったと思いたかった。 でも、やはり、自分が願ってしまった――…弱さから。]
(*35) 2012/03/24(Sat) 18時半頃
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[だから、時折依頼される“改竄”に、なんの躊躇いもなく加担できたし、ダーラに共感してもいたのだ。]
(*36) 2012/03/24(Sat) 18時半頃
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[そして、目の前でうろたえる同僚を見て、いっそこの手で… そう思ってしまうのである。
今は書類の改竄だけだろう。しかし、もし自分が実行役をすることになっても、躊躇いは…ない。]
(*37) 2012/03/24(Sat) 18時半頃
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―役場― [クラリッサの姿が見えて、何があったのか尋ねられて>>118]
うん…それがね…
[ハワードの死亡通知とサイモンの召集令状が一度にやってきたことを手短に話す]
…また、来るようになったみたい…赤紙…
[サイモンは頭を抱えたまま机に伏せっている。 溜息をついて、クラリッサを見た]
(122) 2012/03/24(Sat) 22時半頃
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―昨夜―
[通信機について聞かれる>>*39]
父が技師でね。これは、父が残してくれたもの。 今日は、ダーラさんに渡したくて、もうひとつ持ってきたの。
[もう一つの通信機を取り出す。]
でも、いつ壊れるか分からないし、手紙のやりとりもありだと思う。
[渡すタイミングが見つからなかったので、酔ったフリして二人になるタイミングをはかった。 ダーラが断らなければそれを渡し、周波数を合わせた。 それは軍隊も使わない周波数]
(*40) 2012/03/24(Sat) 23時半頃
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―昨夜― 手紙… 私も、何かあったら、…間違えてはいけないことは、手紙にしていいからしら?
[通信機は聞き間違いも多いためである]
(*41) 2012/03/24(Sat) 23時半頃
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[通信機の声は聞こえてきた。>>*42が、今まさに赤紙をもらって頭を抱えている人物を目の前にしている状態では]
サイモンさん…辛いわよね…赤紙がきて…
[呟くように状況を知らることしかできなかった]
(*43) 2012/03/25(Sun) 00時半頃
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[窓の外を見るクラリッサにつられるようにして外を見ると、ミッシェルがこちらを見ていた。 窓を開けていいか尋ねられて頷く]
サイモンさん…辛いわよね…赤紙がきて…
[クラリッサが窓を開けるためにセレストのもとを離れると、俯いて、ポツリと呟いた]
(153) 2012/03/25(Sun) 00時半頃
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セレストは、クラリッサに窓を開けていいか尋ねられて頷いた
2012/03/25(Sun) 00時半頃
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[窓を閉め、こちらを見て出てゆくクラリッサに]
来てくれて…ありがとう…
[何と言っていいか分からずに、聞こえるかどうか分らない声で言い、見送った]
(164) 2012/03/25(Sun) 01時半頃
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[書類作成に入る。ヨーランダに渡す書類である]
村長、今日も私が届けます。 母の墓参りもしたいので。
[書類ができあがり、その他の雑務を終えると、村長にそう告げ、役場を後にする。 実は、ヨーランダと話がしたいというのもあった。辛い思いを、フッと軽くしてもらえる。彼女の存在はセレストにとってとても貴重だった。]
(177) 2012/03/25(Sun) 02時頃
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[しかし、ダーラのほうがより大切な存在であることは、 紛れも無い真実なのだが それは、…その真意は、村人には悟られてはいけないと思っていた。]
(*47) 2012/03/25(Sun) 02時頃
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セレストは、ホレーショーが来れば、応対をして、それから墓地に向かうだろう
2012/03/25(Sun) 02時頃
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―役場前― [書類を持って外に出ると、ホレーショーがいた>>192 赤紙が来た人間は誰か知りたいようだった]
あの…サイモンさんが…
[役場の中を見て、伏し目がちに]
あと、上司のハワードさんの死亡届を今からヨーランダさんのとろこに…
[招集されるのが赤紙なら死亡届は薄い青色の封筒に入れられている。 そのまま挨拶してホレーショーと別れ、墓地に向かった]
(225) 2012/03/25(Sun) 18時半頃
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[軍にいるホレーショーとつながっているおかげで情報は早く得ることができる]
…特攻…戦地ではもっと前からあったみたいね。 父からの手紙にあったわ。
[そうした情報は通信士として招集された父から、いち早く伝えてくれていた。暗号を使って。 しかし、それを口外することはとてもできない。 父からの手紙は即焼却して証拠を隠していた。 表向き軍需工場への出向ということで招集された女性も特攻で散っていることも…。]
(*52) 2012/03/25(Sun) 18時半頃
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― 墓地 ― [ヨーランダが出かける前に会うことができれば書類を渡す。そこでいくつか会話があれば会話をしただろうか。もし会うことができなければまた明日持ってくるか、ウェーズリーに頼むことにして、母の眠る墓に向かう]
母さん…父さんの言ってた通りだったよ…
[母に語りかける]
(226) 2012/03/25(Sun) 19時半頃
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……見守っていて…ね。
[不思議とその目に涙はない。しばらくそうして佇んでいた。]
(227) 2012/03/25(Sun) 19時半頃
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[ヨーランダの言葉に>>228]
…今日、サイモンさんに赤紙が来ました。 これから…もっと厳しい現実が待ち受けているかもしれない…。 それに、招集されたら何も残りません。 …何も…。
[うつむく顔は憔悴しきっていた。]
(231) 2012/03/25(Sun) 20時頃
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[ヨーランダの言葉に何か返そうとした時、肩を掴まれ、 抱き寄せられた>>235 ヨーランダの言葉に堰を切ったように涙が溢れる]
…うっ…うん……
[嗚咽なのか、返事なのか曖昧なままの声をだし、しばらく泣き続けた。]
(248) 2012/03/25(Sun) 21時頃
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[母に手をかけた自分に泣く資格なんてないはずなのに、 それすら許してもらっているような…不思議な気持ちで]
(*53) 2012/03/25(Sun) 21時頃
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[子供のように泣きじゃくるセレストを何も言わず背中を撫でてくれる。そんなヨーランダのやさしさに甘える。 が、ヨーランダが声をかけることで>>237顔を上げるとミッシェルの姿が目に入る>>240]
…ありがとう…ヨーランダさん。
[ヨーランダから離れ、涙を拭う。 人前で泣くことのないセレストはミッシェルに]
…大人気ないですよね。
[と、照れ笑いをした。 あとは二人の会話に耳を傾け、母の墓に行くと告げ、その場を離れた]
(250) 2012/03/25(Sun) 21時頃
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[自分は、とても幸せ者だ。心配してくれる姉が二人もいる。 …でも、だからこそ、……二人に不幸になってもらいたくない。
特に、赤紙での出征は……認めたく…ない。]
(*54) 2012/03/25(Sun) 21時半頃
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[ヨーランダを欺いていることに、良心の呵責がないといえば嘘になる。 生きている限り、自分はあちらこちらで欺き続けて生きてゆくのだろう。
それも、自業自得なのかもしれない]
(*55) 2012/03/25(Sun) 21時半頃
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[母親の墓前で、ヨーランダとミッシェルを見遣る]
……もし、………
[口にだすのは躊躇われた。
『この村で、愛する人の隣で眠ることができるならば… その道を選びますか』
という問い]
(*56) 2012/03/25(Sun) 21時半頃
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―自宅― [ヨーランダのおかげで少しだけ楽になった心と共に 帰宅した。]
さてっと。
[まだ日が高いうちに帰ることができたので、昨日出来なかった洗濯をすることにした。]
(292) 2012/03/25(Sun) 23時頃
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[洗濯は好きである。無心になって汚れを落とす。 自分のこの汚れきった心も…洗えたらいいのに… と思いつつ無心で洗ってゆく。]
…これでよしっと。
[ウチの中に干された洗濯物をみて少しだけ満足気に頷く。 しかし、すぐその顔は…歪む]
今日も…行っちゃおう…かな…
[こんな日は、一人で居たくなかった。 日が暮れてはいたが…そろそろ酒場も開く頃か? 今日は変装もなしで、酒場へ向かった]
(302) 2012/03/25(Sun) 23時頃
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どうせ汚れるなら、…いや、私が汚れることで皆が少しでも、幸せになれば、安堵できれば…
…この手で……
[母を殺めえたこの手は、決して清められることはない。 ならばいっそ、皆を…と、思ってしまうのだ。
そんなつぶやきは、誰の耳にも届かないだろうが]
(*58) 2012/03/25(Sun) 23時半頃
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[通信機を開く、ホレーショーの言葉は聞こえていたが>>*49、 簡単に答えられる状況でなかった]
…本人が望むなら、叶えてあげて欲しい。
[>>*52自分の言葉の後に付け加えたのは短い言葉。 それに、全く嘘偽りは…ない。]
(*59) 2012/03/25(Sun) 23時半頃
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