104 路地裏の因果律
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2012/10/12(Fri) 20時頃
|
「おっとお客さん?
っ、……逃げる気か?
パーティは始まったばかりだぜ?
いっちょ腕っ節が鳴るってモンだ」
[黒服のバーテンダーが客を追う。
そんな物騒な言葉が行き交う、裏路地。]
(#0) 2012/10/12(Fri) 20時頃
「ちきしょう、やるな―――
ん、なんだ?
これは……警察か、やべえ逃げろ!」
[黒服と客の喧嘩は蜘蛛の子を散らすように立ち消えた。
路地裏では野良犬の遠吠えが響き
今日も仄暗い―――**]
(#1) 2012/10/12(Fri) 20時半頃
|
[かつこつとヒールの音が、路地裏に響く。
女は瞑った目を薄く開け、ぼんやりとした視界を眺めた]
(1) 2012/10/12(Fri) 20時半頃
|
コリーンは、62(0..100)x1
2012/10/12(Fri) 20時半頃
|
[深夜。ポケットから取り出したロケットの中には、仲睦まじく二人の女がピースサインをした写真。]
……。
[きゅっと握りしめて、少しだけ眉を顰めた。 幸せの残滓が逃げないように掌から、それを離さない。]
(2) 2012/10/12(Fri) 21時頃
|
|
おはな、
(3) 2012/10/12(Fri) 22時頃
|
タバサは、草臥れた花籠から63(0..100)x1本目になる、色褪せた造花を取り出し掲げた。
2012/10/12(Fri) 22時頃
|
―路地裏― [喧騒の中ボンヤリと道を歩いてゆくと、どこかで犬が遠吠えをしているらしい声が聴こえた]
コホッ……
[仄暗い路地裏に舞う塵を吸い込んだらしく小さく咳き込んでどうしたものかと思案に暮れる]
(4) 2012/10/12(Fri) 22時頃
|
ヨーランダは、路地裏で残飯を漁るネズミを見るのは今月で57(0..100)x1匹目だなとふと考えた
2012/10/12(Fri) 22時頃
|
おはな、 だれか、
[籠から取り出した造花を空へ掲げる。 仄暗い裏通りの壁に背を預け 舌っ足らずで]
おはな、かって
[ぎこちない笑みを誰も居ない空間に向けている。 時折、人は通りがかるものの 誰もが女の身なりの汚さと表情の危うさを見て 避けるように去っていった。]
(5) 2012/10/12(Fri) 22時頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/12(Fri) 22時頃
|
おはな、あります
[その様は天へ祈りを捧ぐ迷い子の様だった 仄暗く陽の光すらまともに差さぬ狭い場所で 造花を一本両手で掴み空へ掲げている]
おかあさんが作ったおはな あと10本…? 20本…?
いっぱいあります
[側には襤褸の花籠が在り幾本もの造花が連なっている 数はおよそ30程度だろうか その詳細すら、本人は把握出来ていない様子だった]
(6) 2012/10/12(Fri) 22時頃
|
|
[歩みを進める途中、おはな、の声の方へ視線を呉れる]
――…、
[ちゃりん、とポケットの中でロケットと小銭がぶつかる音がしたけれど、 女の外見の危うさを感じて一瞥をくれただけでそのまま立ち去ろうと歩を進める]
(7) 2012/10/12(Fri) 22時頃
|
|
ああああああああああああ!!!
[唐突な叫び声が木霊する。 視線は一点。 過ぎ去ろうとする女>>7へと向けられている。]
(8) 2012/10/12(Fri) 22時半頃
|
|
ひ、……
[突然の叫び声に小さく怯えた声を上げる。 射抜かれる様な視線に思わず逃げ去ろうとするけれど 途端脚が縺れて、高いヒールの所為かその場に転んでしまう。 ポケットから零れたのは少しの小銭とロケットと。 慌てたようにロケットだけ強く握ると、 転んだまま後ろの女をちらり見遣った]
(9) 2012/10/12(Fri) 22時半頃
|
|
…!
[その場で四つん這いになり 片手に造花を握り締めたままどたどたと近付いた 転んだまま此方を伺う女の目前で]
おはな
[造花を強引に渡し、その手で零れた小銭を強く掴む もう一方の手でロケットを掴むが]
?
[暫しの間を置いて、首を傾ぐと ロケットをそーっと相手に差し出し、微笑んだ]
(10) 2012/10/12(Fri) 22時半頃
|
|
あ……
[別に小銭を奪われることに強い抵抗があるわけではない。 ただ、何処か危うい姿の女と関わりを持ちたくなかっただけ。]
……
[けれど先程の叫び声とは裏腹な微笑みに気が抜けて、 はぁ、と苦笑交じりのため息を零した後 彼女が渡してくれるロケットを大切そうに握ってポケットに仕舞い、立ち上がる。]
有り難う。大切なものなの。
……
[ちらりと、強引に手渡された造花を見ると]
……綺麗ね
(11) 2012/10/12(Fri) 22時半頃
|
|
ん
[その場で内股座りに座り直して 半開きの口で 綺麗だと呟く女をぼんやりと見上げた]
おかあさんが作ったの まだいっぱいあるよ
ほしい?
[じっと見つめ、小銭を握る手の力を強めた]
(12) 2012/10/12(Fri) 22時半頃
|
|
……。 造花は枯れないものね。 思い出も造花のように色褪せなかったら良いのに。
[零れ落ちなかった札を一枚、取り出して女に手渡し]
どうせ近々墓地に行くわ。 枯れない花の方が死んだ人も喜ぶ。 そう思わない?
(13) 2012/10/12(Fri) 22時半頃
|
|
[ザワザワと聞こえる喧騒、薄汚れた猫、痩せっぽちの犬]
変わらない……
[ぽつり呟けば、どこかから逃げてきたらしい誰かと肩がぶつかって、したたかに壁に体を打ち付けてしまい 顔をしかめながらうずくまるとどこからか叫び声が聴こえた]
(14) 2012/10/12(Fri) 23時頃
|
|
わかんない
[思いを問われ首を振った 建前というものを知らない 感情がそのまま表に出てしまうのだ お札を受け取るとすくっと立ち上がり]
これ作ってるときのおかあさんは あんまり楽しそうじゃなかった おかあさんのお墓にあげても多分喜ばない
[喋りながらよたよたと籠まで歩き 中から十本程とりだすと 再び女のもとへと戻っていく よたよた、と右足を引きずりながら]
はい、ありがとござます
[舌っ足らずに造花を差し出した]
(15) 2012/10/12(Fri) 23時頃
|
|
お母さん、亡くなったの?
[少し心配そうな表情になる。 造花の在庫がなくなれば 彼女はどうやって生きていくのだろうかと。]
……気持ちが篭っていなくてもいいの。 あなたのお母さんは楽しくなくても 咲かせたお花は綺麗だわ。
[十本程の造花を受け取るとそっと大事そうに抱え込んで]
雨が降って造花が朽ちたらまた会いましょう。 また買いに来るわ。
(16) 2012/10/12(Fri) 23時頃
|
|
お母さん死んだ。
[さらりと端的に。 特に悲しげな素振りも無く告げた。 すんと鼻を啜りお金をしまいながら]
またきて おはな残ってるから
[来る、という言葉に小さく頷いて 籠を指差し、微笑んだ ばいばい、と小さく手を振ってその背を見送るだろうか]
(17) 2012/10/12(Fri) 23時頃
|
|
そう。 ……お花、沢山買わせてね。
[小さく手を振って女に背を向け歩き出すと 少し先に墓守の少女の姿を見止めるか。]
ヨーランダ?
[墓参りに行く自分は彼女を覚えているけれど、 彼女が自分を覚えているかは分からない。 蹲る彼女に近づいて顔を覗き込むようにして]
大丈夫? どうしたの?
(18) 2012/10/12(Fri) 23時頃
|
|
……?
[不意に声をかけられて痛みに顔をしかめながらも声の主を見る]
平気……ちょっと人とぶつかっただけだから……
[壁にぶつかった腕をさすりながらゆっくりと立ち上がり、たまに墓参りに訪れる女性の手にある花を目に留める]
それ……お花?
(19) 2012/10/12(Fri) 23時半頃
|
|
そう、気をつけて、ね?
[気遣うような視線を向けて 腕をさする彼女を見ていたが 花のことを問われれば、小さく頷いて]
造花だけどね。 本当は生きた花を供えたいんだけど ……これ、綺麗だったから。
近々墓地に行くわね。 あの子のお墓、綺麗にしてくれている?
[あの子、というのはヨーランダも知っているだろう、自分がいつも墓参りをする、若くして命落とした己の親友のこと。]
(20) 2012/10/13(Sat) 00時頃
|
|
大丈夫……ボーっと歩いてた私が悪いだけだから…… 造花……? 生花は枯れるから、掃除とか、大変だし…… 墓地を管理している側からするとその方が助かる……
[あの子、と言われてようやく親友の墓参りによく来ているコリーンという女性だったかと考えが至る]
……ええ、少しでも欠けていたら石工さんに修繕をお願いしているし…… 苔も生えない程毎日磨いているわ
[そう口にする事は全て嘘偽りのない事、全てそう教え込まれてただそれに従って生きてきたのだから]
そういえば、もうすぐ命日、だったかしら? 最近は死人が増えているからほとんど毎日が誰かの命日に感じる……
[裏路地の殺人鬼、と呼ばれる犯罪者を思い出してそう呟く]
(21) 2012/10/13(Sat) 00時頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/13(Sat) 00時頃
|
うん。本当はちょくちょく行って 私がお花替えられればいいんだけれどね。 この街で働いているとそうも行かなくて。 面倒掛けてごめんなさいね。
でもありがとう。 貴女のお陰であの子も安らかに眠っていると思うの。
[ふわり微笑んでいつもの礼を告げ、 命日、という言葉には少し寂しそうに]
そうね。もうすぐ命日。 ……死人、か。
[その言葉には僅か表情を顰めた]
ヨーランダも気をつけてね。 最近何かと物騒だから、明日は我が身じゃ笑えないわ。
(22) 2012/10/13(Sat) 00時頃
|
|
それじゃ、私そろそろ帰るわね。 ヨーランダも道中気を付けて。
[枯れない花を抱えて、ヨーランダに微笑みかけ]
またね。
[歩き出すと瞼が落ちてくる。 最低限歩ける視界は維持しているけれど 眠たそうな双眸だけはなかなか癖が治らない。
アパートに帰ったら化粧を落としてすぐに眠りに就いてしまうだろう**]
(23) 2012/10/13(Sat) 00時頃
|
|
むしろコリーンの方が、珍しいくらいに思う…… 皆、忙しいって、お墓に来ない人、多いから……
死んだ人の心は分からないけれど、私なら貴女みたいに忘れないでいてくれる人が居た方が安らかに眠れると、思う 早く忘れてあげる方が死者のためなんて、嘘っぱち……
[日々を生きる裏路地の人々達を想えば死者を悼む暇もないであろう事は簡単に想像がついた 死者を忘れているわけではないだろうけれど、それでも自分が誰にも思い出してもらえない存在だったらと思うと少し怖くなる気もして]
殺人鬼が出るからね…… その前に早く捕まえてもらわないと私が過労死するかも……
[物騒という言葉に小さく頷き、殺人鬼のせいで次々に墓が増えて管理や埋葬の手間を思いため息をつく]
とりあえず、今日は帰る…… お墓参り、来てあげてね
(24) 2012/10/13(Sat) 00時半頃
|
ヨーランダは、コリーンとは別の方向へと家路に向かった**
2012/10/13(Sat) 00時半頃
|
[銀髪の女を見送って暫くはぼんやりと立ち尽くしていた しまっていた金銭を取り出して 一つ一つ大事そうに数え出す]
今日はもう大丈夫
[呟くとにんまり笑う だいたいこれくらいあれば今日、一日は。 消費量によっては明日も持つだろう。]
帰ろ
[言うが早いか地へ置き放していた籠を拾い上げ よたよたと自分の家へ向けて歩き出した]
(25) 2012/10/13(Sat) 19時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/13(Sat) 19時半頃
|
―― 裏通り・自宅 ――
ただいま
[仄暗い通りを外れまで歩いた所に女の自宅は在る 木製の扉に鍵は掛かっていない 先月まではついていたのだがある日帰宅してみると 金属で叩き落されたような跡と共に無くなっていた]
ただいま
[繰り返す言葉に当然返事は無い 鍵が無くなっていたのは丁度母親の 葬儀とも呼べぬ簡素な葬儀が終わり 三日後の事だったけれど女にとっては 遠く離れた過去のような出来事にも感じられた]
(26) 2012/10/13(Sat) 20時半頃
|
|
…
[母親が居なくなろうとも厳しく躾られた事は 従順にこなしてから扉に手をかける 開けば其処には勿論誰も居ない 狭く汚い部屋が寂しそうに主を出迎えるだけだ]
今日はお花がたくさん売れた 良かったでしょ
[室内に入り扉を閉める 部屋に誰かが入ったような形跡があるが 今のところ直接的な被害にあった事が無い どうせ盗るものなんて何もない あると言えば母親の遺品や作り置きの造花、 そして幾許かの衣服だった]
(27) 2012/10/13(Sat) 20時半頃
|
|
んーんーんー♪ んんーんんーんー♪
[鼻歌を歌いながら定位置に花籠を置く 小さなテーブルの前にぺたんと座り込んだ 纏められた母の遺品の中から 掌に収まる大きさの襤褸の本と 母が残した日記を開き見る]
んんーんー♪
[文字はほとんど理解出来ていない わかるものと言えば自分の名前と簡単な単語だ 母が亡くなってから毎日のように開いているが 未だ内容はほとんど理解出来ていない 教える者はもう居ないし、 これからも居るかどうかは、わからない]
(28) 2012/10/13(Sat) 20時半頃
|
|
タバサ
[それでも楽しそうに微笑んだ 日記の中に自分の名前が出て来れば まるで母親が今も其処で優しく 自分を呼んでいるような気がしたからだ]
タバサ
[この瞬間が一日の疲れを癒すと言っても 過言ではないくらいに充実した時間だった 名前を人差し指でなぞりまた次の名前に触れる]
(29) 2012/10/13(Sat) 21時頃
|
|
タバサ ……元気に 頑張って
[理解出来る単語を時々口にしては強く頷いた 母親が亡くなってから三日程はわんわんと泣いたが 母親は自分が泣くと酷く悲しそうな顔をした だから泣かない 辛くても泣かないのだ、と簡単な図式が成り立った 悲しくないなんて事はないが、 あの顔を思い出すほうが辛いから、 だから微笑んで、一日を過ごしている]
(30) 2012/10/13(Sat) 21時頃
|
|
[8月8日 13:21 晴れ]
今日はここ数日の中で一番暑い 部屋の隅でタバサがぐったりしちゃうくらいに 何か冷たいものを買ってあげたいけれど 今はあまりお金に余裕がないの もうすこし我慢してね、タバサ
向かいの家のエネルさんに子供が生まれるみたい 男の子かな、女の子かな 元気に、丈夫な子が生まれますように
最近、何だか胸に締め付けられるような 鈍い痛みがある 病院に行きたいけれど
その前にタバサの洋服を買ってあげたい 綺麗な格好をさせてあげたい 頑張って、稼がなきゃ
(31) 2012/10/13(Sat) 21時頃
|
タバサは、かさりと一枚ページを捲った。
2012/10/13(Sat) 21時頃
|
[8月10日 17:42 曇り]
今日は此処の家賃の支払いだった 前払いだから来月まで大丈夫だけど 明日まではちょっと厳しいな
ご飯が少なくて、タバサが辛そう 食べさせてあげたい
でも、明日は多分多めにお金が入るはず ジェニーの頑張り次第だけどあの子なら大丈夫 お金が入ったらどうしようかな とりあえず買う物をメモしておかなきゃ
食材 造花用の材料 タバサの靴、髪留め、洋服
……お金、足りないかも
(32) 2012/10/13(Sat) 21時頃
|
タバサは、自分の名前をなぞり、また一枚ページを捲る。
2012/10/13(Sat) 21時半頃
|
[8月12日 12:05 雨]
お金は思っていたより入らなかった ジェニーは頑張ってくれた けれどあの状況じゃ仕方がない
何も同じ売り物をわざわざ目の前で 安く捌かなくたっていいのに
どうして何時もこうなんだろう 大事な所で何時も何時も ごめんね、タバサ 靴も、髪留めも、洋服も買ってあげられない 駄目なおかあさんで、ごめんね
辛い 恨み言ばかりになりそう 良くないね
(33) 2012/10/13(Sat) 21時半頃
|
タバサは、眉をへの字にして首を左右に振った。
2012/10/13(Sat) 21時半頃
|
[書かれている内容が全て理解出来る訳じゃない けれど、]
おかあさん、悪く無い 悪くないよ
[ごめんね、という言葉に首を振る 母親がどういう人であったか知っているから 何も母親は悪い事を自分にする人ではなかったから。]
おかあさん
[違うのだ、と首を振り文字をなぞる。 それを繰り返すうちに程よい眠気が身を包み うつらうつら、と船を*漕ぎ始めた*]
(34) 2012/10/13(Sat) 21時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/13(Sat) 21時半頃
|
[喧噪が遠く聞こえる路地裏の片隅。
低い石段に腰を下し、ぼんやりと開いた目を仄暗い闇に向ける。]
(35) 2012/10/14(Sun) 02時頃
|
ヤニクは、そのまま3(0..100)x1秒ほど何もない宙を眺めていた。
2012/10/14(Sun) 02時頃
|
[頭に被るフードの下、砂色の髪と浅黒い肌は闇に紛れて見える事は無い。 虚ろに開いていた目を、ふと伏せる。 足元に置いた、革の背負い袋。 荷物は、それだけだ。 行く所もなく。 だが帰る為の金も、もう無い。
いや──、帰る事など出来るはずがなかった。]
(36) 2012/10/14(Sun) 02時半頃
|
|
[自宅のアパートから黎明の空をぼんやりと眺める。 瞑っているか開いているか分からぬような 細い目で窓の外を凝視している。]
メリッサ、貴女もあんな空が好きだったわね。
[一緒に孤児院で育った今は亡き親友。 埋葬の金を出せるような身寄りはなく、結局自分がバーで働いて貯金していた金で墓を借りた。 遺影と言えるものはなく、ロケットに入れた少し褪せ始めた写真だけが彼女の面影。]
(37) 2012/10/14(Sun) 10時半頃
|
|
もう六年、か。
[寂しげに呟いて、ウイスキーをちびちびと唇に運ぶ。 酒は強いわけじゃない。 仕事柄飲まされるから、少し耐性が出来ただけ。 客が言っていた、「酒を飲むと現実を忘れられる」という言葉を真に受けてこうして少しずつ手を出しているが、現実を忘れられるような泥酔など出来ないのだろう。]
メリッサと杯を交わせたら良かった。
[規律の厳しい孤児院で育った所為か、お互い酒も煙草も飲まなかった。今考えればもっと遊んでおけばよかったと思う。 メリッサもその方が、短い生涯で楽しめたのではないかと]
(38) 2012/10/14(Sun) 11時頃
|
|
だめね、感傷に浸っちゃう。
[苦笑して目を閉じるが、ふとヨーランダの言葉を思い出した。
『早く忘れてあげる方が死者のためなんて、嘘っぱち……』 そうだ。忘れてはならないんだ。 互い孤独だった、だけど一緒だったから孤独じゃなかった。 メリッサを自分が忘れてしまえば もう彼女を思い出す人なんていないんだ。]
いつだって私の心の中でメリッサは生きているわ。
[胸元に手を当ててそう呟く。 黎明は次第に日差しを増し、薄暗い裏路地にも仄かな朝を告げる**]
(39) 2012/10/14(Sun) 11時頃
|
|
[石段から照り返す僅かな光に、閉じていた目を開く。 壁にもたれたまま、いつの間にか寝ていたらしい。 遠くにあった夜の喧騒は、日の光の下、日々の営みが始められた気配へと変わっていた。
胸に抱くようにしていた革袋を横に下ろし、小さく息を吐く。 空腹だった。]
(40) 2012/10/14(Sun) 13時半頃
|
|
[皮袋の口を縛り留めている麻縄を解き、開く。 財布代わりの布製の小物入れを取り出し、中を確かめた。 一枚の紙幣と、小銭が僅か。
数日前からそれを確かめては、溜息を吐くことを繰り返している。 売って金に替えられるような物もない――、しいて言えば、この。
死んだ父から譲り受けた笛。
だが、売り払えるような物ではない。]
(41) 2012/10/14(Sun) 13時半頃
|
|
ちぇっ。 あのオヤジ、足元みやがって。
[両手を上着につっこむと足早に路地裏の寝床を目指す。 背を丸めたうつむき加減の顔は唇をかみしめていた。]
(42) 2012/10/14(Sun) 13時半頃
|
ヴェラは、寝床にたどり着くまであと94(0..100)x1分ほど。
2012/10/14(Sun) 13時半頃
|
[その笛を手に取り、袋から出してみる。 太く、長い木製の表面は滑らかに輝いているが、所々に古いくすみを浮かばせていた。 深い赤茶色の木目に、装飾は無い。
幼い頃から父に笛を習っていた。 あの頃は、父のこの笛が自分には憧れだった。
手の中にある縦笛を暫く見つめた後。 そっと吹口に唇を当てる。]
(43) 2012/10/14(Sun) 14時頃
|
|
[指は、意識せずとも滑らかに動く。 笛から零れるように響いたのは素朴で穏やかな旋律。
だが、すぐに笛から口を離すと手に持ったまま暫く宙を見つめ。 それから笛を袋へ仕舞った。]
…仕事、探さなきゃな。
[呟き、革袋の口を締めて立ち上がった。**]
(44) 2012/10/14(Sun) 14時頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/10/14(Sun) 14時頃
|
[眠さに自然顔も険しくなる。]
なんか食うもんあったかね。
[ため息を地面に落とすと、あくびをかみ殺す。 まぶたの重さにまずは寝ることが先か、とさらに足を速めた。**]
(45) 2012/10/14(Sun) 14時頃
|
|
[どこかから素朴な旋律が聞こえてくる。 だが。 首をかしげた時には、既に場には曖昧な静寂が戻っていて。 苦笑しながら、箒の柄を再び動かし始めた]
(46) 2012/10/14(Sun) 16時半頃
|
クラリッサは、気まぐれに心の中で、fortuneまで数えた。
2012/10/14(Sun) 16時半頃
クラリッサは、気まぐれに心の中で67(0..100)x1まで数えた。
2012/10/14(Sun) 16時半頃
手伝い クラリッサがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(手伝い クラリッサは村を出ました)
|
―墓所―
[治安の悪い裏路地の外れにある静かな場所 安らかに眠れと彫られた簡素な石作りの墓は古いものからごく最近作られたらしきものまで様々あった]
あの人のお墓はどれだったかな…… ああ、あった
[コリーンが近々墓参りをすると言っていた墓を探し、お目当ての墓を見つけると周りを綺麗に掃除する]
(47) 2012/10/14(Sun) 22時頃
|
|
殺人鬼か……
[ふと、掃除の手を止めてコリーンと交わした言葉を思い出す]
なんで人を殺すんだろう? 分からないな……
[呟く言葉を聞いている死者が語る事はなく、小さくため息をついて再び手を動かし始める]
(48) 2012/10/14(Sun) 22時頃
|
|
―― 自宅 ――
ん
[は、と意識が覚醒する どれくらいうたた寝していたのだろうか 小さな窓の外を見遣っても空を見る事は叶わず 仄暗い通りに面した薄汚れた壁が見えただけ]
ぅぅんっ
[大きく伸びをしてきょろきょろと辺りを見回し 両手をお腹に添えた へらりと笑って]
お腹すいた
[呟くと、そっと日記を閉じ襤褸の本と共にしまう 幾許かの金銭を手にいそいそと家の外へ]
(49) 2012/10/15(Mon) 00時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/15(Mon) 00時半頃
|
疲れた
[雑草を取り除き、墓標の目立つ汚れを拭ったところで額を拭って立ち上がる]
ん……少し早いけど、ご飯でも食べに行こう
[若干の空腹感を覚えて、一旦掃除用具を小屋へしまいに戻る**]
(50) 2012/10/15(Mon) 00時半頃
|
|
―― 路地裏→繁華街 ――
何にしようかな 何にしようねー
[よたよたと右足を引き摺りながら路地裏を進む 行先は繁華街にある行きつけのお店だ 然程大きな店ではなく繁華街の中では 地味で小さい部類に入るが其処には見知りがいる]
…
[やがて繁華街の灯が路地裏の薄闇から現れた女を 少しずつ照らし出していく 毎日のようにお店へと向かいはするが未だ慣れない 通りを行き交う人の群れは何時も違うのだから]
(51) 2012/10/15(Mon) 00時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/15(Mon) 00時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/15(Mon) 01時半頃
|
─路地裏→繁華街─
[ここ数日で通うようになっていた食料品を扱う店に向かう。 日持ちのする堅い黒パンを買い、包みごと袋に仕舞う。]
…2日持つかな。
[空腹ではあったが、金が尽きてから食べ物が無くなる事を考えるのが怖かった。 まだ暫くは食べない事にして、店を出て歩き出す。]
(52) 2012/10/15(Mon) 02時半頃
|
|
[店の建ち並ぶ通り。 その片隅にある共同井戸に足を向ける。
少々毛色の変わった風貌をフードに隠すようにして俯き加減に歩く。 やがて辿り着いた井戸の周りには、洗濯女達が洗い桶を並べていた。 時折響く甲高い笑い声。
ポンプ式の井戸から水を汲み上げると、手を濡らし顔を拭う。 それから掌に水をすくうと数回、口にした。 乾いた喉とすきっぱらに、冷たい水が染み込むのが、少し痛いようにも感じた。**]
(53) 2012/10/15(Mon) 02時半頃
|
|
― 繁華街 ―
[幾つもの店が立ち並ぶ通りにその店はあった。 小汚い料理屋だが料理は美味い。 ただし店主は横暴で、客層は悪い。 それでも働いて給金を得ているだけ、自分はマシなのはよく分かっていた。]
(54) 2012/10/15(Mon) 19時半頃
|
グレッグは、5(0..100)x1
2012/10/15(Mon) 19時半頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2012/10/15(Mon) 19時半頃
|
―繁華街―
[掃除用具を片付け、フラリと歩き出す 元々食は細い方だったしあまり食べなくても平気だったが、なんとなく食べる気になったのはなぜだろうか]
……あんな話した後なんだけど
[コリーンと交わした会話を思った上で食事をとる気になった自分自身を不思議に思いつつも、向かう先は料理だけは美味しい小料理屋]
(55) 2012/10/15(Mon) 21時頃
|
|
[ガチャリと扉を開いて小料理屋に入る、横暴な店主にはうんざりしてはいるが料理は美味しいので仕方のないところだ]
……こんばんは
[店内の客の声にかき消されそうな小さな声で形式的に挨拶だけは口にしてみた]
(56) 2012/10/15(Mon) 21時頃
|
|
いってぇ!!
[理不尽な理由で店主に殴られる。 日常茶飯事であるとはいえ、苛立って睨みつけるもこちらの立場は弱い。 涙目で殴られた頬を擦りつつ、やってきたヨーランダへと近寄り。]
いらっしゃい。 適当にそのへん座っちゃって。
[小さな声でも、女性の少ない店内では比較的通りやすい。 空いてる席へと座るように促した。]
(57) 2012/10/15(Mon) 21時半頃
|
|
[よく見る顔の従業員に席を案内してもらう>>57と素直に従って席に座る]
……今日のオススメメニューって何?
[あれこれと注文するのは柄ではないし、いつも店主任せにしている その方が店主の機嫌も損ねないだろうという考えもあってのことだが]
(58) 2012/10/15(Mon) 21時半頃
|
|
―― 墓地 ――
[昨日造花売りの女から買った作り物の花を手に 墓地へと訪れる。 すぐに目的の墓へ足は向いた。 その墓が綺麗に手入れしてある事に微笑み 花を手向けて両手を組む。]
いい天気ね。 今日はブラウンさんの所のバーで歌ってくるわ。
[何気ない日常の一欠片。 それを報告して、まるで話し相手が目の前にいるかのように目を細めた。]
(59) 2012/10/15(Mon) 21時半頃
|
|
メリッサはあちらで元気にしている? たまには手紙でもくれたらいいのに。
[遠く、遠くへ旅立った親友に、 そんな言葉を投げかけて寂しげに笑った。 声が聞けたらいいのに。 この場にあるのは静謐な空気だけ。]
(60) 2012/10/15(Mon) 21時半頃
|
|
[案内した女性は常連で、見覚えはある。 でもただそれだけで、彼女が何をしているのか知らないし名前すら聞いた事はない。]
今日のオススメはレンズ豆とチキンのトマト煮込みかな。
[彼女は何時もオススメを聞いて、それを頼む。 だから今日もそうなのだろうと判断して、店主へと注文を告げた。 煮込み料理なので皿に盛るだけですぐに出て来る。 それを手に戻って、ヨーランダの前へと置けば。]
なあ、あんた名前はなんていうの?
[ほんの少しの好奇心で聞いてみた。]
(61) 2012/10/15(Mon) 22時頃
|
|
ふぅん、じゃあそれ
[オススメを尋ねるのも特に深い理由はなく、ただの社交辞令のようなものだったけれど 自分の意図を汲んでくれたらしい店員には少しだけ内心で感謝をしつつ]
……名前? ヨーランダ……あなたは?
[運ばれてきた料理がテーブルに置かれるのとほぼ同時に名前を尋ねられて>>61少しだけ戸惑いの色を目に浮かべてから名前を名乗り、相手のも聞いたほうがいいのだろうかと最後に付け足した]
(62) 2012/10/15(Mon) 22時頃
|
|
ヨーランダ、ね。 俺はグレッグ。
[律儀に答えてくれるあたり真面目なのだろうか。 戸惑いを目に滲ませている様子から、あまり人と馴れ合うのは慣れていなさそうなのだが。]
…と、俺がいたら食べにくいよな。 ごめんね。
[料理からは湯気が立ち昇り、食欲をそそるいい匂いが漂っている。 目の前に従業員がいたら食べにくいだろう。 軽く頭を下げると厨房へと戻ろうと。]
(63) 2012/10/15(Mon) 22時頃
|
|
グレッグ…… 覚えられるかどうかはわからないけど覚えられたら覚えておく
[掃除や作業は体に覚えさせたようなものだったが、記憶はどうにも苦手でストレートにその旨を口にして]
別に居てくれても構わない…… けど、仕事さぼってるとマスターが怖いんじゃない?
[給金を支払っている以上仕事はきっちりこなして欲しいという思いは墓石の修繕を頼む時などに自分も思う事だったので、こちら、というよりもグレッグを睨んでいるらしい店主に気を遣った]
(64) 2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
|
くふぁぁ。
[半身をおこすと眠たげな目でがしがしと髪をかき、しばらくはぼーっと目をしばたかせる。]
…ぁあ、腹へった。
[もそもそと起き出して物色するもめぼしいものはなく。]
ちっ。
[舌打ちとともに窓を開ける。]
(65) 2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
|
元気で、ね。
[それは死者に向けた言葉としては見当はずれだっただろう。 或いは自分自身に向けた言葉だったのかもしれない。]
……また来るわ。
[墓をそっと撫でて、ヨーランダがいるかどうかわからないけれど小屋の方に感謝を込めて一礼すると、ふらり裏路地の方へと消えて行く**]
(66) 2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
|
…うん、忘れたらまた名前教えるよ。
[冗談なのか本気なのか。 なんとなく本気な気がして、若干呆れた視線を向けてしまった。]
ん、そろそろ俺も飯食うし平気。 親っさん、飯食っていいだろー?
[店主へと叫べば、怒りの視線を向けられるが素知らぬ振り。 しれっと料理を取ってきて、向かい側の席へと座り。]
なんか面白い話しとかない? 最近の噂話とかさ。
(67) 2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
|
―共同井戸―
[顎先から滴る水を袖の先で拭いながら顔を上げる。 行き交う人の顔と立ち並ぶ店の軒先を眺めてから、再び顔を伏せた。
働き口。
目的は一つだが表通りの店巡りはあらかた済んでしまっている。 溜息を吐いた。]
(68) 2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
|
[薄暗い路地を見下ろす。]
殺人鬼、ねぇ。
[ぽつりつぶやくと、首をふってちいさくあくびひとつ。]
(69) 2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
|
そうしてくれると助かる
[料理にスプーンを付けて一口運ぶ、チキンの味が程よくトマトに染み出して温まる味が口に広がり 平然と自分の前に座って食事を始めようとするグレッグに小さく笑って]
……変な人 面白い話……? 面白くはないけど、最近殺人鬼の話ならよく聞く
[思えば、いつ頃から無残な死体が墓地に送られてくるようになったのだったかは覚えていなかったなと思いつつレンズ豆を掬って口に運んだ]
(70) 2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
|
[くぅ。腹の虫を舌打ちでごまかすと、のそのそと寝床を後にした。]
いるか、ね。
[飯をたかりにいこうと馴染みの女の顔を思い浮かべて。**]
(71) 2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/10/15(Mon) 22時半頃
|
[変な人という評はあながち間違えてもないので苦笑を浮かべ。 続く言葉>>70に動かしていたスプーンが止まり。]
…殺人鬼なぁ。 元からこのへん物騒だけどさ、殺しっても大抵喧嘩とかそんなだろ。 なんか噂の殺人鬼はそんなんとは違う気する。
[目の前のトマト煮込みの赤がまるで血のような気がして。 スプーンからぽたぽたと垂れる赤い雫を視線で追った。]
(72) 2012/10/15(Mon) 23時頃
|
|
うん、喧嘩の行き過ぎの死体も酷いものも多かったけど 最近はちょっと違う、具体的な事は上手く説明できないけど 殺してる人が、別人なんじゃないかって思うこともある
[死体を見続けてきたからこそ分かる微妙な違い、無残な殺され方の時もあれば綺麗に殺している場合もあって何がそうさせるのかがよくわからないまま]
……食べたいの?
[じっとトマトスープを見つめているグレッグにレンズ豆と鶏肉を掬ったスプーンを差し出しながら、ふとグレッグは自分の仕事が何かを知っているのだろうかと思った]
(73) 2012/10/15(Mon) 23時頃
|
|
別人って事は複数いるって事? てか、ヨーランダ詳しいね。 医者かなんか?
[殺人鬼については噂で聞いただけで、死体を見た事はない。 裏路地に住居を構えているとはいえ、グレッグ自身は一応真っ当に生活しているつもりなのだ。]
え、え…別にそういうつもりじゃ。 あーでも折角だから貰おうかな。
[スプーンを差し出されればぱくっと喰いつく。 賄い飯より美味い。]
(74) 2012/10/15(Mon) 23時頃
|
|
わからない、なんとなくそんな気がするだけ ううん、私は墓守 死体を埋葬したり、墓地の管理してるから
……怖い?
[ふるふると小さく頭を振って答えてから、墓守はあまり好かれる職業ではなさそうな事を思い出して尋ねてみる]
ほんと、マスターの料理は美味しいのに 性格で損してると思う
[昔店主が気に入らない客をつまみ出したりしているのを見ていた、だから店は小さいままのだろうかとふと考えたりもする]
(75) 2012/10/15(Mon) 23時半頃
|
|
ああ、なるほどそれで死体見たのか。 別に怖くないけど。 俺だってそのうちお世話になるかもしれないし。
[人間何れ死んで墓に入るのだ。 そのへんで野垂れ死んで放置されるよりは、ちゃんと墓守に管理される方がずっとマシだろう。]
親っさんは頑固なんだよなぁ。 まあ、女を無理やり追い出したりは流石にしないと思うし安心しなよ。
[酔っ払って暴れたりすれば別だろうが。 目の前にいる彼女が暴れる姿はあまり想像出来ない。]
(76) 2012/10/15(Mon) 23時半頃
|
|
ふぅん、本当に変わってる
[死を扱う仕事柄か、稀に畏怖の視線や嫌悪の視線を感じる事があったが、グレッグのような反応をしてくれる人は珍しいと思った]
そう、ならいいんだけど…… 料金はおいくら?
[皿に残っていた料理をスプーンで綺麗に掬い取って食事を済ませ、食事を終えたのでそろそろ帰ろうかとグレッグに尋ねた]
(77) 2012/10/15(Mon) 23時半頃
|
|
…ヨーランダも相当変わってると思うけどな。
[自分が変わっているとは思わないが。 むしろ彼女の方が妙に淡々としているというか、他人事のような雰囲気を感じて変わっているように思う。
料金を告げれば彼女は支払うだろうか。 こちらもそろそろ仕事に戻らねば、本格的に店主の雷が落ちそうだ。]
付き合ってくれてありがとな。 また来いよ。
[自分のと彼女の皿を重ね、厨房へと戻って行った**]
(78) 2012/10/15(Mon) 23時半頃
|
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2012/10/16(Tue) 00時頃
|
……変わってる? じゃあ、変り者同士
[そういえば自分が誰かに評価されたのはいつが最後だったか、そんな事を思いながらグレッグと自分を交互に指差して]
1……2……はい、ちょうど ごちそうさま
[告げられた料金をお釣りの出ないように支払って、また来いよと言われれば一応はグレッグも店員らしい事を言うのだなと思ってまた小さく笑って店を出た**]
(79) 2012/10/16(Tue) 00時頃
|
|
…ここより他の街に行ってみようか。
[呟く。フードを引いて直すと、歩き出した。]
(80) 2012/10/16(Tue) 12時半頃
|
さすらい人 ヤニクがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(さすらい人 ヤニクは村を出ました)
|
―― 繁華街 ――
ジェニーおばさん
[よたよたと右足を引き摺りながらたどり着いたのは 見知った女性の店だった 此方の声に気付いた女性がにっこりと笑う]
うん、タバサ 来たよー
[微笑まれれば自然と嬉しくなってしまい声も踊る 何度もこくりこくりと頷いて 店に並んだ食品をじーっと見つめた]
(81) 2012/10/16(Tue) 15時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/16(Tue) 16時頃
|
今日はね、お花が一杯売れたの お金一杯あるよ?
[商品から女性へと視線を移し、 ほら、と金銭を取り出し報告し始めた 頑張ったんだねと頭を撫ぜ、褒められると]
えへへ 優しそうなお姉さんだったの また来てくれるって
[気持ちよさそうに双眸を細めた けれど、耳元で あまり外でお金を出しちゃいけないよと窘められ うん、と小さく頷き金銭をしまう]
(82) 2012/10/16(Tue) 16時頃
|
|
今日はどれが買える? 一杯買える?
[この質問も何時もの事だ 手持ちでどれくらいまで買えるものか 詳しくは把握できていないから 信頼できる相手に率直に聞いてしまう]
おー
[ここからここまで、と聞けば いつもよりも広い選択肢に目移りしてしまう]
これ、と ……これは?
[その中から指差したのは結局。 何時も買っている日持ちのする堅い黒パンだった それと、おずおずと最後にチョコレートを指差して。]
(83) 2012/10/16(Tue) 16時頃
|
|
?
[女性がけたけたと笑う 本当にそれでいいのかい、 他にも幾つか買えるものはあるのに、と。 そう聞けばきょろきょろと視線が巡るも]
二つ買えるの? 買えるならいいの、これで
[矢張りこれで十分、と小さく頷いた。 すべての金銭を取り出し女性へと手渡した。 こんなにいらないよとそのうちの3分の2程度が戻る。]
(84) 2012/10/16(Tue) 16時頃
|
|
いいの?
[何時も買い物をすればほとんど手元に残らない。 これほど残る事なんて無かったから 何故だか生まれてしまった小さな罪悪感。 ほんとうに?と首を傾げば女性は大きく頷き]
これも?
[黒パンとチョコレート、 それに干肉を少しおまけしてくれた。]
ありがと またくるね
[それらの入った包袋を受け取って嬉しそうに抱く。 礼と共にその場を去ろうとすれば ちょっと待って、と呼び止められて振り向いた。]
(85) 2012/10/16(Tue) 16時頃
|
|
なあに?
[手招きで呼ばれ歩み寄ると 差し出されたのは未だ真新しい深紅の靴だった ぱちぱちと瞬いて女性と靴を交互に見遣る プレゼント、と言われると]
えっ
[吃驚して固まってしまう。 女性はその場に蹲り深紅の靴を 素足で汚れた足へ履かせようとし始めた]
どうして? 私、お金持ってない プレゼント?
[理由を問えば、これは母との約束だったのだと言う。 随分と遅れてごめんね、なんて苦笑いしているが それを見ると首を何度も左右に振った]
(86) 2012/10/16(Tue) 17時頃
|
|
ジェニーおばさん ありがと すごく嬉しい
[女性と母から贈られた靴を 汚れた素足で履いてしまうのは悪い気がしたけれど その靴の暖かさに心まで暖かくなっていく気がした]
大事にする ほんとに、ありがと ありがと
[何度も礼をいい、履き心地を確かめるように よたよたと何度か足踏みした 未だ感覚に慣れないが、似合う、と褒められると 恥ずかしそうに俯いて、もじもじと髪を弄る]
(87) 2012/10/16(Tue) 17時頃
|
|
またね、ばいばい
[踊りだしたくなるような気持ちで 繁華街から路地裏へと進んでいく 煌びやかな灯を背に仄暗い道を進んでいくが 景色は随分と明るく楽しく映った。]
…
[暫く進んだだろうか。 行く手を阻むように目付きの悪い男が立っている。 本能的にそれを避けるように進もうとするが、 すれ違いざまに髪を引っ張られその場に尻餅をついた。]
(88) 2012/10/16(Tue) 17時頃
|
|
い"ッ…!
[痛みに顔を顰め振り返ると 目付きの悪い男はにやけながら此方を見下ろしていた 手に持っている荷物を寄越せ、と。]
ダメ これはあげな、
[嫌だと拒否をしようとするも 大きな手で頬をぐっと掴まれ、遮られた]
や…
[寄越せ、と低い声で言われれば 小刻みに震えながらも必死で拒否をするが それも虚しく強引に荷物を奪われてしまう]
(89) 2012/10/16(Tue) 17時頃
|
|
ぅぅぅうー!
[頬を掴まれているせいで言葉が上手く形にならない。 いやだいやだ、と必死で首を振り 手足をばたつかせ、取り返そうともがく。 そこへ男が舌打ちと共に思い切り力を籠め もう一方の手を強く握り鼻頭めがけて打ち下ろした]
〜〜〜〜〜っ!
[避けられる筈も無く、鈍く強い痛みが 鼻に直撃し、ぽたぽたと血液が溢れ出した。 あまりの痛みに自然と涙がこぼれ体の力が抜ける。]
(90) 2012/10/16(Tue) 17時頃
|
|
やめ、て、 痛いのいや
[両手をよろよろと鼻に添える 取り返そうという気持ちよりも この痛みと恐怖から逃れる事のほうが勝る 俯き、震えながら身を守るように丸まると]
……え
[履いている靴も脱げと言われ、そっと顔をあげた 下唇を噛み、涙をぽたぽた零しながら]
だめ これはだめ おばさんと、おかあさんがくれたの これは、絶対だめ
[痛みよりも恐怖よりも、何より譲れないもの。 宝物を守るように、両手で靴を庇い 必死で後退りしようとした]
(91) 2012/10/16(Tue) 17時半頃
|
|
や、
[男の下卑た笑いが響く]
や、ぁ
[代わりになるなら何でも構わない]
これ、あげるから だから
[金銭を取り出し、差し出そうとするも 男の手はきっと、その全てを*奪うのだろう*]
(92) 2012/10/16(Tue) 17時半頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/16(Tue) 17時半頃
|
[出てきたばかりのドア越しに追ってくる罵声。]
「わかってんのか!期限は今月中だぞ!」
[顔を顰め、鍵ばかりは大層な錠前がついた金貸しの家のドアを一睨みしてから男は路地裏を歩き出した。]
(93) 2012/10/16(Tue) 21時半頃
|
ヘクターは、10(0..100)x1
2012/10/16(Tue) 21時半頃
|
…ったく、早いとこくたばればいいのによ。 くそジジィが。
[ぼやきながら暫く歩く。 貧民街の闇金の取り立ては、楽な仕事ではない。 殴ろうが絞ろうが、1文も出ない連中がほとんどだ。
まぁ、それを言い訳にした所であの金の亡者が聞く耳など持ってくれるはずもないが。]
(94) 2012/10/16(Tue) 21時半頃
|
|
[頭をぼりぼりと掻きながら、今日訪ねなければならない予定の顔を頭に並べる。 記憶に浮かぶのは、どれも怯えた目で見上げてくるだけの辛気臭い姿だけ。 舌打ちする。
だらだらと壁だの足元だのを眺めながら歩いていると、向こうから走ってきた男の肩とすれ違い様に肩がぶつかった。 その拍子に、相手が手に持っていたらしい赤い靴が地面に落ちる。]
…ってぇな。
[大して痛くもないが呟いて相手を見る。 途端、罵声が返ってきた。]
(95) 2012/10/16(Tue) 22時頃
|
|
[食事を終えて墓地へと真っ直ぐ帰ろうかと歩いていると様々な喧騒が耳に入る]
……覚えては、居ないけど
[先代は赤子の自分を路地裏で拾ったと言っていた ゴミの様に捨てられていたのだろうかと、ふと思う]
良くある事、か
[育てる事が出来ない親が子を捨てるという事は、その場面をあまり目にする事は少ない が、街で浮浪児を見かける事もあるのはそういう事なのだろうと思った事を口にした]
(96) 2012/10/16(Tue) 22時頃
|
|
「どこに目ぇつけて歩いてやがる!」
[そのまま行き過ぎようとしていた脚を止めて相手の顔を見る。 ぎらぎらとした目つきばかり悪い。 あまり見る顔ではなかった。 だが、その汚い身なりからすると貧民街の人間だろう。]
…あ?
[こちらの低い声と睨みつける目に相手が怯んだ一瞬。 脚を振り、その腹を蹴り上げた。 男の身体が地面に転がると、持っていた包みの中身が地面に散らばる。 黒パン、チョコレートの包み。
腹を抑えたまま横に身体を丸め、動かくなった男を暫く見下ろしていたが、その上に唾を吐きかけた。]
(97) 2012/10/16(Tue) 22時頃
|
|
糞が。 喧嘩買うほど暇じゃねぇんだよ。
[足元に落ちていたパンを踏み潰し、倒れている相手に向けて蹴りやった。 それから歩き出そうとして、行く先の地面に転がっている赤い靴に気付く。 構わず脚を運び、その靴を踏み潰すと男はその場を後にした。]
(98) 2012/10/16(Tue) 22時頃
|
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2012/10/16(Tue) 22時頃
|
[ヨーランダが出て行って、仕事へと戻るとさっそく店主の怒りの鉄拳が炸裂する。 女の子と仲良く喋っていたら怒られもするだろう。 痛みを堪えながら、睨みつけてはみるが自分が悪い事を自覚しているので睨みつけるだけで終わった。]
…ちくしょう。
[小さく呟けば仕事に戻る。 頬は腫れ、口の中には血の味が滲んでいるがもう慣れた。 何時か、この街を出てもっと大きな世界へ出てやると思ってはみれど。 まだこの街を出られない理由がある。]
(99) 2012/10/16(Tue) 22時半頃
|
|
[グレッグには大きな借金があった。 病弱な母を生かす為には莫大な金が必要で。 無理に無理を重ねてここまでやってきたが、そろそろ限界も近い。 利息すら払えなくなる日は近いうちに訪れるだろう。 そうなればどうなるのか分からない。 バラされるのか、それとも。]
え、買い出しっすか。
[面倒だとも思うが、このまま腐りながら仕事をするよりはマシだろうか。 どちらにせよ命令されれば行くしかなく。 メモと幾ばくかの金を受け取り店をあとにした。]
(100) 2012/10/16(Tue) 22時半頃
|
|
― 繁華街 ―
[薄暗い路地裏から出て通りを進んで行く。 行きかう人の顔に見覚えのある物はないかと探しつつ。 歩きながら上着のポケットを探るが、煙草は今朝で切らしていた。 取り出したのは、潰れかけのマッチ箱。 掌に弄びながら脚を運ぶ。]
(101) 2012/10/16(Tue) 23時頃
|
|
[ふと、ひとつの店の軒先に覚えのある顔を見つけた。]
…なんだ。今日は幸先いいな。
[大体、男の“客”は捕まえて話をする事から苦労するのだが。 見つけた顔を目指し、脚を速めて人の間を縫い近づいて行く。 その背後まで辿り着いた所で、後頭部近く低い声を落とした。]
…よう。グレッグ。精が出るな。 仕事中か?
(102) 2012/10/16(Tue) 23時半頃
|
|
― 繁華街 ―
[買い出しの為に店を訪れ、目的の物を買おうとした所で背後から黒い影が射し。 嫌な予感にぎくりと肩を震わせ。]
…あ、とヘクターさん。 そうそう、仕事中なんだよ今忙しいんだよ分かります?
[嫌な予感的中だった。 聞き覚えのある低い声は取り立て屋のヘクターのもので。 二度と会いたくないと願って止まない男のものであった。 正直言って今すぐ逃げ出したい。 それでも無視して逃げ出すと後々面倒になる事は知っている。 背中に冷や汗をかきつつ、じっと地面を見つめていた。]
(103) 2012/10/16(Tue) 23時半頃
|
|
―― 繁華街 ――
パンと、お豆と、調味料と……
[食事の買い出しに繁華街へ訪れる。 売り子の呼び込みの姿を横目に のんびりと街を歩いていると 顔だけは知っている青年の姿>>100。 ただ、柄の悪そうな男と一緒だったので>>102 会釈するに留めて]
(104) 2012/10/16(Tue) 23時半頃
|
|
[振り向きもせず応える後姿を暫く無言で見る。]
へぇ。俺も忙しいんだがな。
[口元に薄い作り笑いを浮かべてから、ゆっくりとその前に回り込むようにして脚を出す。]
今月、俺、何回お前んとこに行ったっけな。
[“客”を簡単に殴ることはしない。 稼ぎがままならなくなると返って都合が悪くなるのはこっちだ。 まぁ、適当に小突くくらいは日常茶飯事ではあるが。]
借りた金はいつ返しに来るんだ? お前から来てくれりゃ、俺もわざわざ訪ねて来たりしねぇよ。
(105) 2012/10/16(Tue) 23時半頃
|
|
[通りがかりに人の怒声が聴こえてふとそちらを見ると一方的に倒される男の姿が見えた>>97]
男の人は喧嘩が好きみたいね
[しょっちゅう店員を殴っているらしい小料理屋の店主を思い浮かべて、立ち去った男が踏み付けた靴を拾い上げると汚れを落とそうと服で靴を磨き]
……大丈夫?
[倒された男に声をかけてみるものの、返事はない 完全に気を失っているらしかった]
……困った
(106) 2012/10/16(Tue) 23時半頃
|
|
[名前は知らないが、歌声はよく知っている女が目に入った。 彼女の歌はとても綺麗で気に入っている。 しかし今はそんな事はどうでもよく。 助けろ、と口をぱくぱくと動かして見るがあっさり会釈のみして通り過ぎていき。]
…忙しいんならさっさと仕事に戻ればいいじゃないですか。 俺んとこは期限まだですよね。
[頼みの綱だったコリーンは助けてくれそうにない。 何回来たのかと指折り数えてみた、覚えている限りでは3回ほどか。]
利息は返してますよね、元金はもうちょい待って…くれないかなーって……。
[その利息ですら危うい。 ずっと背後にいてくれれば見なくて済んだのに。 嫌味ったらしくゆっくりとした足取りで前へと回り込まれれば嫌でも目に入る。 溜息をつきたいのをぐっと堪え、誤魔化すようにへらりと笑みを浮かべた。]
(107) 2012/10/16(Tue) 23時半頃
|
|
[二人の雰囲気から、和やかなそれではないことだけは察した。 介入出来る空気ではない。 青年がこちらの会釈に気づいたかどうかはわからないが、面倒事には関わらないのが一番だ。]
……
[人の喧騒に紛れて二人から離れようとして、ふと、背の高い男の方にちらり視線を遣る。 以前にも何処かで会ったような気がした。 彼が取り立て屋ということまでは理解していないが自身は借金は幸い持たない生活をしている。 何だろう、随分昔に会ったような――だけれど、自身に彼の過去を知る由もないので、結局静かにその場を後にした。]
(108) 2012/10/16(Tue) 23時半頃
|
|
ヨーランダ?
[少し先に進んだ所で、気絶している男を見下ろすように佇んでいるヨーランダの姿を見とめる。]
この人、知り合い?
[どうせまた喧嘩でもあったのだろう。 気絶した男の人相からして悪い。]
(109) 2012/10/17(Wed) 00時頃
|
|
[若い女が、目の前のグレッグに会釈して通り過ぎて行く。>>104 どこかで見た顔かと思ったが、記憶が曖昧なのは日の光の下だったせいだろうか。 いつだか、バーで見かけた事もその時は記憶に上らないまま。 ちらと、その身体のラインだけ目で追った後、グレッグに目を戻す。]
…おめぇは、口だけいっちょまえなのは相変わらずだな。
[薄笑いには少し呆れたものさえ混じる。 グレッグが先程の若い女に目配せしている様子は無視しつつ。]
元金がいつまでたっても返って来ないんじゃな。 俺の仕事が減らねぇんだよ。 わかるか?
[へらりと浮かべた笑いには、声を一層低く落として問う。]
(110) 2012/10/17(Wed) 00時頃
|
|
[低い声で問われれば、冷や汗が背中を伝い。]
分かってますって。 来月、来月にはなんとかしますからそれで勘弁してくださいよ。
[無い袖は振れない、当たり前の事だ。 どうしよう、と視線をうろうろと彷徨わせ。]
えーと、ヘクターさん。 俺だってあんたの顔なんてもう見たくないの、だからなんとかするから今日は見逃して!!
[拝むように手を合わせ、ちらりとヘクターを見た。]
(111) 2012/10/17(Wed) 00時頃
|
|
知り合いじゃないなら放っておけばいいわ。 このあたりでは日常茶飯事だもの。 そのうち起き上がって、痛むようなら病院に行くでしょう。
[踏み散らかされたパンと、ヨーランダが手にする靴の関連性がいまいち見つからなかったが、拾いものだと聞けるならばほのかに笑んで]
持ち主見つかるといいわね。
[見たところ新品。それを男が踏み荒らしでもしたのだろうか。]
さて、調味料は路地裏の……
[こんなところで商売やっていけるのかと心配になるような食材店に向かう。ヨーランダには軽く手を振って、別れを告げた**]
(112) 2012/10/17(Wed) 00時頃
|
|
[グレッグの言い分は、彼が皆言い終わるまで黙って聞く。 そして、拝むように手を合わせるグレッグの姿を、その言葉が終わった後も暫く無言で見ていた。]
…おめぇ。 正直なのは結構だが俺に喧嘩売ってんのか。
[ぼそりと問う声は、怒りと言うよりも呆れで平たくなる。 それから、横を向いて大げさに溜息を吐いた。 手にしていたマッチ箱を上着のポケットに仕舞う。]
来月じゃねぇ。期限は今月いっぱいだ。 また来るからな。 …ま、頑張れや。
[そして、グレッグの腫れて見える頬を手の甲で2、3度叩くと踵を返して歩き出す。]
(113) 2012/10/17(Wed) 00時頃
|
|
コリーン……
[声をかけられればそちらに振り返り、知り合いかと尋ねられれば首を左右に振る]
それは、そうだけど
[なんとなく赤い靴は大事な物の様に思えて、なんとなくその場に佇んでしまっていた]
(114) 2012/10/17(Wed) 00時半頃
|
|
[呆れたような声に大げさな溜息。 取り敢えずこの場はなんとかなったようで、ほっと息を洩らし。]
……今月いっぱい、ね。
[どうにかなるのか。 不安に表情に影が射し、視線は足元へと落ちる。
店主に殴られて腫れている頬を2、3度叩かれると小さな痛みが走った。 今はこんな戯れで済んだが、期限までに払えないとなれば。]
…いってぇな、くそ。
[去っていくヘクターの背中を見送り。 地面を一度蹴り付けると、その場をあとにした**]
(115) 2012/10/17(Wed) 00時半頃
|
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2012/10/17(Wed) 00時半頃
|
持ち主……
[自分が見たのは柄の悪そうな男に眼前の男が止めとばかりに蹴られたところからだったので本当にこの男の物かどうかは分かってはいなかった]
……どうしよう
[悩んでいる内にコリーンは行くところがあるらしく行ってしまい、どうしたものかと途方に暮れる**]
(116) 2012/10/17(Wed) 00時半頃
|
|
[背後のグレッグの様子は想像がつく。 これまで、何度も見てきた風景。 まぁ、こんな街の人間達に好かれたいとは思わないが、嫌われて楽しい気もしない。 ただ淡々とこなすだけの毎日。
癖で上着のポケットを探りかけて気づく。]
煙草買わなきゃか。
[呟き繁華街の人混みへと消えていった。**]
(117) 2012/10/17(Wed) 00時半頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/10/17(Wed) 17時半頃
|
Lu ... La la ... La la ...
[歌をうたうのが好きだ。 嬉しい時に歌をうたうともっと楽しくなる。 悲しい時に歌をうたうと元気になれる。
道端でこんな風に口ずさんでいれば 井戸端の洗濯女達がこちらを見遣るが気にすることはない]
La la ... La la la ...
[歌声は風に乗って、喧騒に掻き消されそうにもなるけれど 天国に届けばいいと思う。 言葉のないメロディを路地裏の隅で唇が刻む]
(118) 2012/10/17(Wed) 21時頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/10/17(Wed) 22時頃
|
[甘えたようにすがる女の腕。 香水のにおいが今もまとわりついているようだった。]
・・・。
[そろそろおわりか、と冷めた頭で考える。
女の家はただ飯にありつけるかわりに煩わしさが付きまとう。 夕飯も、という女を振り切って細い路地をすいすいと歩む。]
(119) 2012/10/17(Wed) 22時頃
|
|
[喧騒の合間、とぎれとぎれに耳をうつ旋律。 うつむいた視線をあげ、くるりと一周させれば、馴染みの歌姫の姿。]
・・・よぅ。 こんなところで歌ったって、金にゃならんぜ。
[ふらりふらりとした足取りで近づくと、皮肉げに口の端をあげた。]
(120) 2012/10/17(Wed) 22時頃
|
|
― 繁華街 ―
[買ったばかりの煙草の封を空けながら通りを見渡す。 日の明るいうちの繁華街には、男の探す顔が出歩く事は少ない。 買い物なんぞままならない連中、まともな職につかない輩がほとんどであれば当然の話だが。
煙草を口に一本銜え、仕舞う箱の代わりにポケットからマッチを取り出す。 潰れかけた箱の表にマッチを擦り付け、煙草に火を点けると煙を吐き出す。]
(121) 2012/10/17(Wed) 22時頃
|
|
ヴェラ。
[見知った人物の名を呼べば、ふわりと微笑み]
歌うのが好きなの。 仕事以外で歌ってもいいでしょう? 別に喉を潰すわけじゃないわ。
[でも聞かれて気恥ずかしいように、両手を前で組んだ]
でもそうね。 どこでも歌っていたら酒場に歌を聞きに来る人が減っちゃうわね。
(122) 2012/10/17(Wed) 22時半頃
|
|
[マッチ箱を仕舞いかけた手を止め、ふと掌のそれを見下ろす。 立ち昇る紫煙に顔を顰めながら煙草を右手に取り、片手でマッチ箱を暫く弄んだ後、親指に滑らせて中を開く。
数本、残すばかりのマッチ棒の下、輝きを無くした茶色のコイン。 この街で流通している銅貨とは異なる。
浅い隆起に浮かぶ、女神の横顔のような彫刻がされた貨幣。 それを暫く見つめていたが、握りしめるようにしてマッチ箱を閉じるとポケットに仕舞い歩き出す。]
(123) 2012/10/17(Wed) 22時半頃
|
|
[腫れた頬を冷やそうと井戸のある方へと来れば、コリーンの歌声が耳に届き。 誘われるようにそちらへと視線を向ければ、見知らぬ男と話していた。 先程、助けてくれなかった事もあり近づき難く。 頬を冷やす事は諦めて井戸へと行く事は諦めた。]
…今月いっぱいか。
[小料理屋での給金だけでは到底賄いきれないだろう。 どうするべきか悩みつつ、繁華街を歩いている。]
(124) 2012/10/17(Wed) 22時半頃
|
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2012/10/17(Wed) 22時半頃
|
歌うのが好き、か。 俺の周りにゃ、そんな連中はいなかった、な。
[いや、いたのかもしれない。 けれど、ヴェラの目にはそれらはみな同じにしか映らなかった。
かつては弾いたピアノも、好き、と結び付く要素はどこにもなく。]
(125) 2012/10/17(Wed) 22時半頃
|
|
今ならいるわ。 あなたの周りに、歌が好きな私がね。
[淡い笑みを浮かべては、軽く目を瞑って]
歌はいいものよ。 ヴェラもいつか歌ってみるといいわ。 下手でも何でもいいの。 気持ちさえ篭っていればね。
(126) 2012/10/17(Wed) 22時半頃
|
|
[暫く進めば、見知った一人の男の姿があった。 いつ頃からかこの街に住みつき、鍵開けだの何だので暮らしを立てている男。>>120
その傍らに居る女に気付く。 先程、グレッグと目を合わせていた女だ。 グレッグと知り合いなのであれば引っかけてみる価値はありそうだったが。]
よう、ヴェラ。 調子良さそうだな。
[通りすがり、見知りの相手だけに軽く声を投げるに留め。 返事を期待せぬ声掛けは、相手と目を合わせる事もない。 女とは目が合ったのであれば、意味深に笑っただけでそのまま二人の傍を行き過ぎて行く。]
(127) 2012/10/17(Wed) 22時半頃
|
|
[ヴェラに掛ける声に目を向けて。 あの男だ。 見知りの店員の青年と話をしていた それだけじゃない、何故か不思議な既視感を抱く男。 目が合えば小さく会釈だけしておいた。]
……。
[小首を傾いで。 彼はいつからこの路地裏をうろつくようになっただろう。 この近くの孤児院で育った自分に、見覚えがあるとすればこの街の住人なのだが、彼の存在は今ひとつ記憶として曖昧だった。]
(128) 2012/10/17(Wed) 23時頃
|
|
そうか、そうだな。
[意外なことを聞いたかのように目をしばたかせる。]
んな、見たこともないもの、どうやって込めればいいかわかんねぇよ。
[自分にあったのは、キレイなだけの、音の連なり。]
・・・よぅ。 おかげさまでな。
[>>127男の軽口に昨日のできことを思い出して顔をしかめる。 通り過ぎる背中をちらと見送って。]
(129) 2012/10/17(Wed) 23時頃
|
|
[コリーンが首をかしげるのを見れば、なにかあるのかと遠ざかる男の背中を視線で追って。]
・・・こんなとこに突っ立って立って景気のいい話はわいてきやしねぇ。 コリーンは?
[くぃっとバーの方角を顎で示せば、片眉をあげた。 暗に自分は顔をだすと告げて。]
(130) 2012/10/17(Wed) 23時頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る