114 bloody's evil Kingdom
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[何処か遠くから聞こえる音楽。]
[ ジゼル、ジゼル。 ]
[呼ばれている気がする。 忌々しい名前を。 これまでもこれからもそう呼ぶのを許したのは一人だけ。]
[ 愛しているよ。 ]
[流れる輪舞曲。 遠い日の泡沫の夢。 奇妙な浮遊感。 傅いて差し出された手を取った。 あれは幸せといえたのか? わからない。 とても寒い気がして無意識に腕を擦った。 ねちゃ、と脂質が指に絡まる音がする。]
(18) 2013/02/21(Thu) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/21(Thu) 00時半頃
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[シーツに絡めた指先。 カーテン越しの陽光。 絹糸のような髪が散らばっている。 緩やかな腰の丘陵に添わされた手。 耳朶を擽る吐息と囁く声。 首を伝った汗が鎖骨の窪みに溜まる。 探られて捩れる体。 赤いペディキュアをひいた爪先が刻む線。 昼の光が作り出す白い影。
―――白昼夢。]
……ぁ ぁぁ
[湿った指先が肉に喰い込む。 形容し難い音と噴出す汗。 がちがちと歯の根が合わない。]
(31) 2013/02/21(Thu) 01時頃
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[曖昧になる夢と現実の境界線。]
[ あぁぁぁ… ]
[泣き声がする。 子供の。 惹き付けられるように歩き出す。]
[ ぁぁああぁぁ… ]
[扉を開く。 泣き声は一層大きくなる。 耳にこびりついて離れない。]
……なにを、ないているの。
[床を這う、子供。 触手のある。 右手を差し伸べる。]
(53) 2013/02/21(Thu) 02時頃
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[あやすように、抱き上げる。 いとしいわたしの――――]
いいこね。
[微笑んで―――――――
子供を噛み千切った。]
(54) 2013/02/21(Thu) 02時頃
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[ぶぢぶぢぶぢ、と肉質を千切る感触。 嚥下する。 食らいつく。 飲み込む。 引き千切る。
汚れた手を見下ろす。 右手も左手も赤い。 指と指の間に感じる粘質。
――…ほら、これでもう、悪夢は見ない。**]
(55) 2013/02/21(Thu) 02時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/21(Thu) 02時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/21(Thu) 23時頃
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― 騎士団宿舎 → ―
[―――痛覚が戻りつつある。 鼓動と一緒に脈打つような痛みが腕を駆け上がる。]
ふ、 ふふふ…
[脳の髄まで痛みに侵されたような気分だ。 何故か無意味に楽しいとさえ思える。 度を越すと脳の処理が追いつかなくなるのかもしれない。
痛みは兎も角腕が使えなくなるのは困る。 処置するものを探そうと廊下に出る。 まだまともな思考を保っているらしい使用人たちが 血相を変えている。
――――王子の自刃。]
(201) 2013/02/21(Thu) 23時頃
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跡目がいなくなれば後は思いのまま、か。 それでも王女の首を狙うのかね。
[首を取りたいと言っていた女騎士は まだ生きているのだろうか。]
……ちょっと抜けてそうだしな。 また薬盛られてなきゃいいが。
[危惧する通りの状況であるとは露知らず。 溜息一つ零すと重いからだを引き摺って歩く。]
(206) 2013/02/21(Thu) 23時頃
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……。
[向こう側で手を振る青年。>>210 どうやら自分に振っているらしいが。 さて。]
―――…。 医者の助手だかか。
[この空気であの笑顔。 いっそ感心もする。]
こんなところでサボってるとどやされるぞ。
[手は振り返さない。]
(211) 2013/02/21(Thu) 23時半頃
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休暇期間は医者も休みなのかね? ガーゼと包帯借り受けようかと思ったんだが。
[まぁ助手だけ休みなのかもしれないが。 小首を傾げてこちらを見るのは さながら純真な子犬のような仕草と言えなくもない。 だが―――酷く、薄っぺらく見える。]
……大丈夫そうに見えるなら視力検査を受けてこい。
[骨が覗く程の傷口を見て、大丈夫か、とは。 ボタンを掛け違えたような違和感に眉を顰めた。]
(229) 2013/02/21(Thu) 23時半頃
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端からそのつもりだがな。
[居なくても道具だけ失敬するつもりだった。 薬は自分で調合できても医療器具までは自室にない。 手招きする青年にゆるゆると首を振った。]
―――…一人で行ける。 放っておけ。
[眉間に皺が寄っているのはお前のせいだ、と。 余計皺を深くするばかり。]
(242) 2013/02/22(Fri) 00時頃
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[手招きに従うわけではないが。 イアンの横を通り抜けようと足を動かす。 肩が並んだところでちらりとイアンを見上げた。]
……お前は一体何者なんだ?
[じ、と頭一つ高い青年を見つめる。]
医者はでかい子供だと言っていたが…… 子供ですらない。 上っ面ばかりで、中身すら見えない。
[作り物のような。 そう形容したくなる表情から視線を逸らした。]
(254) 2013/02/22(Fri) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/22(Fri) 01時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/22(Fri) 01時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/22(Fri) 01時半頃
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― 図書館前 ―
[突然の物音。>>209 重い物が倒れる振動が凭れた壁越しに伝わる。 はっきりとは聞こえないが、怒声と揉め合うような気配。 この腕を噛み千切ろうとした犬を嫌でも思い出した。]
……今度は何なんだ。
[今襲い掛かられたらひとたまりもない。 辛うじて動けるが走る体力はなかった。 誰が襲われていようと構うものか。 図書館から離れようと縺れる足を動かす。]
―――ミッシェル?
[扉の隙間から覗く光景に思わず足を止めた。]
(287) 2013/02/22(Fri) 02時半頃
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[見覚えのある後姿。 揺れるテール。 見覚えのない肌の色。 ――――のたうち、くねる触手。]
な、んだ……
[彼女の向こう側に見える男。 先程逃がしてやった男が、女の肉を喰らっている。 激しく身悶えしていたミッシェルの身体から 触手がぼとぼとと血を吸いすぎた蛭のように落ち始める。 地獄絵図が戯画のように思える。]
――――…、
[呆然と立ち尽くす間に、男は見知らぬ女ごと自分を貫き、 そしてミッシェルは―――]
(288) 2013/02/22(Fri) 02時半頃
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……。
[床に積もる白砂。 じゃり、と靴底がそれを踏み躙る。]
――…ミッシェル。
[頬についた白い砂を払ってやる。 聞こえているのかどうか判らない。 自ら望んでこうなったのか。或いは最初からこうだったのだろうか。 知りたいとは思わなかったが。 一ついえるのは―――恐らくもう元には戻れないこと。]
お前、なぁ……
[言いかけて、口を噤んだ。 過日酷い姿で彷徨っていた彼女に手すら差し伸べなかった自分に 何を言うことができるのか。 代わりにきゅぽ、と薬瓶の栓を引き抜く。 無言でそれを呷ると、ミッシェルに口移した。]
(290) 2013/02/22(Fri) 02時半頃
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[つ、と柔らかな口唇を伝う雫。 僅か開いた口元を細い指先で抑え、嚥下するのを見る。
幻覚や幻聴、筋弛緩。 様々な成分を含んだ毒が彼女の身体を侵していく。 どれがどう作用しても何れは死に至るだろう。]
手間を、かけさせるな。 馬鹿弟子が。
[吐いた息が重い。 金輪際教え子は取らないと心に誓うに十分な重さだった。]
(291) 2013/02/22(Fri) 02時半頃
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[立ち上がる。 図書館内は嵐が過ぎた後のように凄惨な有様だ。 一層重くなった足を引き摺って、外へ出ようとする。]
…………。
少し、
[ふわりとした感覚。 世界が90度傾斜する。]
つ、かれた……
[最後に視界に入ったのは、図書館の天井。**]
(292) 2013/02/22(Fri) 02時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/22(Fri) 02時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/02/22(Fri) 10時頃
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