272 月食観光ツアー in JAPAN
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[ダンスの誘いに乗るように彼は手を取り さらにキヨchanが彼を手繰り寄せ。さんにんの体温は仄かに互いに分け合うようで、どちらがどちらのものかわたしにはわからない]
んふふ、ゆっくり…… ゆっくり……
[乾いた音を立てて崩れてしまったタワー。 爆ぜるように笑いこけながら2人を道連れにせんと後ろに倒れこむ]
あははは、 あーあ、終わっちゃった
(23) 2018/02/03(Sat) 16時半頃
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[蕩けた身体のまま、片側の背中をキヨちゃんへ、 片側の肩を置壱へあずけながら、ころころ笑い転げている]
ふふふ あはは
……ァあ、もお おかしくって、たのしくって。どうしましょう?
ねぇ、ねぇ。キヨちゃん。 貴女を吸ってみてもいい? 今なら美味しくいただける気がするんです
[酔っ払いの戯言のようであったが、その瞳にはちからをこめて。 つづいて、置壱の手をきゅっと握る]
お兄様、私に教えてくださる? ひとから血をいただいたことがないのですよ。
(*15) 2018/02/03(Sat) 16時半頃
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あら、教えてくださらないの。
[崩れ落ちた木っ端をつまみ、それを持って置壱の頬にふにふにする]
試そうとしてできなかったのなら、 教えて頂く必要もあるものかと。
喩えば、ほら
[起き上がってにじり寄り、着物の胸元を軽くはだけた。 どうか?と相手の顔を覗き込む。 かるくキヨちゃんに流し目をおくって。 吸血が如何様なものか、教えるべき相手はもう1人いるはず。 なぜなら、彼女はきっと今この屋敷で一番の馳走なのだろうから。]
私を吸った人は多くありませんよ 味は薄いでしょうね
(*22) 2018/02/03(Sat) 20時半頃
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(よくみてて、キヨちゃん)
[酔いと月の魔力にて、朧な思考もそれだけ告げて]
(29) 2018/02/03(Sat) 21時半頃
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[うつろなまなこ。 欲求に抗えぬ男の葛藤が見て取れれば、刹那握っていた手は緩む それは喪った何かへ向けられたもの? 私がそれを知るよしはないが、ただ、]
安心してください 月も隠れてしまったのです、誰も見てなどいませんよ
[先ほどまでと異なる声音で薄く笑いささやけば、 幼子を、或いは自分の男をあやすように額に触れて、髪の流れとともに撫でた 撫で終わりに、ぴょんと結わえた前髪が跳ねたのはご愛嬌
もし。もしかしたら。 お見かけしたことがあって?なんて。 それはそれこそ他愛のない妄想だろうと、捨て置いたのだったかしら]
(*26) 2018/02/03(Sat) 21時半頃
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[ぷつり。 桃にナイフを入れるような音とともに私は小さく嬌声をあげて。 もう片手でキヨちゃんの掌を握りながら、ひしと味われる*]
(*27) 2018/02/03(Sat) 21時半頃
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[吸い上げられて、無い記憶が引き出されてしまったのか。 それともその牙から彼の記憶が注ぎ込まれてしまったのか。 どちらにしても不思議な気のする共鳴は、身体の甘い痺れとなって、吐く息に熱を加えていく。
ただ、はっきりとしていたのは。 私のたましいは彼の国なはなく、此方の国にあったのだということ だってほら、奪われるのさえ心地いい
繋いだ手から、ひとである彼女へも、 吸われた私が快楽を憶えるリズムが悟られてしまうかもしれない 素面ならひどく恥ずかしかったことだろう]
ぁふ…… ……くらくらしますね
[ 火照った頬を擦り寄せて、さざ波のように笑った。 そのままそこにある彼の首筋を軽く舐めた。味はしない。
置壱がちょうど目線の先にあるキヨちゃんに目を向けているのに気づいたのはその後で]
(*34) 2018/02/03(Sat) 22時半頃
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……我々と同じになる? ……なりましょう?
[控えめな牙を、ちらと見せた]
(*35) 2018/02/03(Sat) 22時半頃
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初めて同士、ね?
[キヨちゃんの無垢な肌がさらされて。 はにかむように肩をすくめ、ゆるりと唇を近づける。 今度は先ほどと逆に片手は置壱の側に残されたまま。
滑らかにすべらせ、とくとくという心音を聴きながら、柔く突き立てた。 遠慮がちなのはそれがはじめての感覚なせい。
つと漏れ出た生暖かい果汁に舌が触れれば、]
……ふふ、おいしい まるで、糖蜜みたいよ
[最初は子が吸うようにちうちうと。 やがて喉を鳴らして、彼女の海を吸い上げていった]
(*42) 2018/02/03(Sat) 23時頃
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[好みを問われてそこを選んだのは、 やはり直接的に味わえるからにほかならない
せっかくはじめてどうしなのに、 手首や指先からなんてそれは吸血鬼世界ではニッチすぎるというもの
ぺろぺろと一度舐めとってから]
どう? 私のも吸ってみる?
……もう、きっと仲間だから
[意識を響かせてキヨちゃんの頬に触れる。 もう英語など使わなくても意思の疎通はできるにちがいないと踏んで]
(*43) 2018/02/03(Sat) 23時頃
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ひとはみな先に逝ってしまうもの 時を超えでもしないかぎり
だから……永久の友になれて、嬉しいわ
[その声には、どこか安堵の色が滲んでいた**]
(37) 2018/02/03(Sat) 23時頃
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………貴方もお優しい
[終えて、ごちそうさまを聞けば薄く笑って。 複数との交歓をするときは、たまに手酷い人種も混じっているから、吸血された側の感想を言うのも、マナーと言えばマナーかもしれない]
(*70) 2018/02/04(Sun) 20時半頃
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ミドリガメとウミガメの寿命は違いますね そういうものだと、私は。
[それは非道くさっぱりした考え方であろうか 実際にそうであるのだから、致し方ない]
…交われるのだから、それだけではない …そう思いたい気持ちも確かにあるのです
だから、同胞を増やしたいと思うこともあるのでしょうか?
[答えのない謎掛けのようであった]
(*71) 2018/02/04(Sun) 20時半頃
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[愛欲を強請るようなキヨちゃんの声は扇情的で。 かなうならばすい尽くしてしまいそうという気もしたけれど、 はじめてのそれは思いの外体力を消費したらしい ぎゅうと抱きしめて。終えて。 主様のいった「ぎゅーとちゅー」は完遂したみたいだと、少し笑った
永久の友となった彼女へ>>*60、身を預け] 気にしなくて、大丈夫 たぶんキヨちゃんは優しいはずですよ [さきほどそうしたように、頭を抱えるように抱きとめ、 糧を捧げた*]
(*72) 2018/02/04(Sun) 20時半頃
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……そうですね。
おいていかれて、それで飽きてしまう方も多いと だから享楽的になるんじゃないかって、言うこともあります
[>>42 私はそれ以外の未来を見たい、とは、理想論]
まあ、時間がたっぷりあるから、 人であった方々は我々より愉しんでいる気もしますが
[んー、と考え込む…ふり。]
(46) 2018/02/04(Sun) 20時半頃
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ふふ、そうですね
[実際、置壱の表情が優れないままなことは気がついていて。けれど、キヨちゃんに祝福の言葉を投げかけている様子に、それ以上若輩が言えることなどなく
ややあってから、その塩味であるはずの源泉へと、白いハンカチを優しく押し当てただろう
あれも甘露だろうか、等思いながら]
(*73) 2018/02/04(Sun) 20時半頃
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